JPS611381A - 宿主‐ベクタ‐系における宿主として有用なバチルス・ズブチリスのアミラーゼ非産生、無芽胞性突然変異株 - Google Patents

宿主‐ベクタ‐系における宿主として有用なバチルス・ズブチリスのアミラーゼ非産生、無芽胞性突然変異株

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JPS611381A
JPS611381A JP60121627A JP12162785A JPS611381A JP S611381 A JPS611381 A JP S611381A JP 60121627 A JP60121627 A JP 60121627A JP 12162785 A JP12162785 A JP 12162785A JP S611381 A JPS611381 A JP S611381A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はDNAの組み換え技術を用いてアミラーゼのコ
ードはれた遺伝子を有するベクターが導入される宿主と
して有用なバチルス・ズブチリス(Bacillus 
5ubtil工S)の新規なアミラーゼ非産生突然変異
株に関する。
細菌の遺伝物質の大部分は、細胞中の染色体に巨大なり
NA分子として存在している。ある量の遺伝物質は、プ
ラスミドとし、て知られる、よセ小さな環の閉じたDN
A分子の形で存在する場合もある。特異な遺伝的性質に
関連したDNA分子の部分を遺伝子と呼称する。
遺伝子工学に関連する技術によって、特別な蛋白質をそ
の産生物質としてコードしている遺伝子を、一つの微生
物から他の微生物へと移すことが可能である。新しい遺
伝物質を受容する微生物を宿主と呼称する。多くの研究
渚は、これらの技術を用いて、ある特別な蛋白η例えば
酵素などを産生ずることにすぐれた微生物を供給してき
た。
連続した遺伝子が環状の形に連鎖しているプラスミドは
、ある微生物の細胞からの移動と他の微生物の細胞への
導入が比較的容易になさtうろことが発見されている。
また、プラスミドi+1、prシい遺伝物質全宿主体に
導入するベクターと12でも使用可能である。このこと
は制限酵素とjで知C・ノする、環状DNAを開裂させ
る酵素によるプラスミドの最初の切断によシ遂行される
。楯望の遺伝子を含イ1するJ’+’FJDNh鎖はD
NA環の切断きハた部分に挿入される。環状構迄はD 
N、 Aリガーゼによる処理で再構成される。新しい環
状DNA分子である再構成されたフシスミトリ、元のプ
ラスミドの遺伝子に加えて、押入されたDNAの小銃で
ある新しい遺伝子を含有(7ている。このプラスミドは
宿主微生物体中に導入されうる。ついで新しい遺伝子を
含むプラスミドは、宿主微生物体中で複製され、その遺
伝物質の一部となる。
遺伝子工学で適切な宿主微生物体として用いられるため
には、新しいDNAの導入が可能でなければならない。
さらに、新らたに挿入された遺伝子にコードされた遺伝
的性質を発現することが実行可Rヒな微生物が得られ力
ければならない。有用な量の蛋白質を産生ずる微生物で
あるには、その微生物はまた工業規模で生育できるもの
でなければならない。
新しいDNA組み換え技術を用いた実験から、新しい遺
伝物質を導入された微生物は、ヒト、動物および植物に
有害な物りj′lK:産生する可能性があるとみなされ
ている。この判断から、1978年にナショナル・イン
ステイテユート・メブ・ヘルス(NIH)は「DNA分
子組み換えに伴う実験の手引き」を発行した。この手引
招には、遺伝子工学実験が行なわれる実験室における物
理的封じ込めのための種々の基準が規定されている。ま
た、紹み換えDNAを含有する微生物の生物学的封じ込
めの基準もそこに確立されている。
宿主細胞とベクターの使用に関する生物学的封じ込めは
、それらが実験室から自然環境の中へ逃げ出した時の生
存可能性の限定として規定されている。そのような限定
された生育可能性を有する微生物細胞は、芽胞を形成し
ないものである(例えば、無゛芽胞性の微生物)。
本発明は室生−ベクター系の宿主として有用な新しい無
芽胞性突然変異株バチルス・ズブチリス(R,5ubt
il土s) B 1−109である。この宿主は、アミ
ラーゼ非産生突然変異株であるというざらにつけ加える
べき有効性も有する。この突然変異株は、熱安定性のα
−アミラーゼなどの特異なアミラーゼ産生能をコードさ
れた遺伝子を含む組み換えプラスミドの宿主として用い
る揚台には特に適している。これらのアミラーゼは、デ
ンプン加水分解物、グルコース、および高フルクトース
シロップを製造する方法に使用するのに対し商業的に1
砂である。
本発明の突然変異株には熱安定性α−アミラーゼ遺伝子
を含むプラスミドがたやすく導入される。得らf+だ微
生物は、熱安定性α−アミラーゼ酵素の産生能において
、1983年10月26日に発行きれた公開ヨーロッパ
特許出願扁092235に発表されたATOC39,0
96のようなバチルス・ズブチリスのアミラーゼ非産生
株よシ、宿主−ベクター系用として優れている。
本発明によれば、アミラーゼをコードした遺伝子を含ま
ず、好気的条件下の生育で約10−7未満の芽胞形成株
への復帰頻度をもち、以下の321を有することを特徴
とする、宿主−ベクター系における宿主としての使用に
適する無芽胞性バチルス・ズブチリスB1−109の培
養株が提供される。これらの特性をもつバチルス・ズブ
チリスの菌株は、ATCC39,701としてアメリカ
ン・タイプ・カルチャー・コレクションに寄託されてい
る。
はらに、以下の遺伝様R:mθtB5、amy E、お
よびsac A 321を有することを特徴とする、宿
主−ベクター系における宿主としての使用に適し、そし
て宿主−ベクター系の他のアミラーゼ非産生宿主作製の
中間体として有用であるアミラーゼ非産生バチルス・ズ
ブチリスB1−20の培養株が提供される。これらの特
性をもつバチルス・丈う゛チリスの菌株はATCC; 
39,706としてアメリカン・タイプ・カルチャー・
コレクションに寄7if;されている。
また、本発明によれば、バチルス・ズブチリス1A22
1株からのDNA1バチルス・ズブチリス1A289株
のコンビテント細胞に導入し、α−アミラーゼ酵素を産
住し々い細胞を分離することよシなる。遺伝標識: m
at B 5、any E 、およびSac A 52
 iを有するノくチルス・ズブチリスの菌株の作製方法
が提供される。
さらに、本発明によれば、バチルス・ズブチリスl83
0株からのDNAをバチルス°ズブチリスB1−20株
のコンビテント細胞に導入し、添加したメチオニンの々
い状態で生育し、α−アミラーゼ酵素を産生せず、そし
て90Cで10分間の熱シヨツク処理したとき芽胞を形
成しない細胞を分離することよりなる、遺伝様を有する
バチルス・ズブチリスの菌株の作製方法が提供される。
最後に、バチltス・ズブチリスの菌株の1つのコンビ
テント細胞に、所望の遺伝物質を含有するプラスミドを
導入し、プラスミドが細胞内に維持されるような条件下
で該細胞を培養するととよシなる、宿主−ベクター系に
おける宿主としてバチルス・ズブチリスB1−109お
よびB1−20株を使用する方法が提供される。
本明細書に明らかにされ、特許請求の範囲に記載された
バチルス・ズブチリスの菌株は、バチルス・ズブチリス
の他の菌株から遺伝物ell導入することによシ作製さ
れた。標識: aro l906、met B 5、s
ac A 321、およびamyEを有する、アミラー
ゼ非産生株バチルス・ズブチリスI A 289 (A
TCC39,711)は、バチルス・ズブチリス1A2
2’1株(ATCC39,086)よJD NAの一部
を導入されることによってもはや芳香族アミノ酸を要求
しない菌株へ変換された。
1A289株は、Mo1.Gen、Genet、、 1
48巻。
281−285頁(1976年) KSteinmot
zらにより報督1〜1ryt=ている。これは、ATC
C59,711とし、でメリーランド州、ロックビルの
アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション、より
入手可能である。1A221株は、Proc、Natl
、Aca、d、Sci、、U、S、A、、 65巻、9
6−105頁(1q70年)にDubnauとSm1t
h によシ報告されている。これは、ATOC3?、0
86としてメリーランド州、ロックビルのアメリカン・
タイプ・コレクションよシ入手可能である。
B1−20と表示される、得られた導入産物は以下の標
識を含む: met B 5、amyE、および5ac
A321oこれは、ATCC39,706としてアメリ
カン・タイプ・カルチャー・コレクションより入手′r
jJ能でを・る。このアミラーゼ非産生株は、宿主−ベ
クター系でのアミラーゼ非産生宿主の作製に際しての中
間体として有用である。この株に1、芽胞形成宿主の使
用が容認されるφ件)では、それ自身また宿主として用
いられる。
バチルス・ズブチリスの無芽胞性株のDNAの一部は、
新しいB1−109株を作製するためB1−20株に導
入された。そのDNA供与体として用いた無芽胞株は、
オハイオ州、コロンブスのバチルス・ジェネテック・ス
トック・センターの微生物部門よシ得たl530′T:
あった。標識spo II A 12 f持つこの菌株
は、1uascbおよび5chaefferによt) 
Ann、In5t、Pa5tour。
Paris 、 114巻、1−9(1968年)に発
表されている。これは、ATGC39,712として、
メリーランド州、ロックビルのアメリカン・タイプ−カ
ルチャー・コレクションよシ入手できる。
本発明の無芽胞性アミラーゼ非産生株B1−109は、
約10−7未満の芽胞題生菌への復帰頻度を示す。工業
的条件での午前はrxJ能で、また高価な生育に心太な
添加物ケ要求しない。自然または逃亡した場合の像境下
での生き残る率は低く、また自然発生的遺伝子移動によ
る他の菌体へのプラスミドの導出傾向は大変低い。標準
的遺伝子導入法に用いた場合、この菌株は晶いプラスミ
ド取り込み頻度を示す。このコンビテント細胞を遺伝う
一導入操作に用いた場合、卓越した遺伝子導入効果が得
られる。この菌株は種々のプラスミドベクターの宿主と
して良好に機能シ、バチルス・ズブチリス宿主−ベクタ
ー糸の宿主とし5て有用性が高い。アミラーゼ非産生で
あるので、この菌株はアミラーゼ産生能をコードされた
遺伝子を含む組み換え型プラスミドの宿主として用いる
際、特に適する。
バチルス・ズブチリスの染色体の詳細な遺伝子地図は、
l旧nnarおよびHochによシ、Microbio
logical、 Reviews 、 44巻、 5
7−82頁(1980年)に発表されている。
本発明の記載中に述べられる遺伝標識の簡潔な記述は以
下の通シである: (IJ spa M A 12 :これは、芽胞形成の
最も初期の段階におりる障害を起こす欠損突然変異であ
る。この突然変異はバチルスの芽胞形成能を消滅略せる
。この芽胞は熱、紫外線、化学物質および乾燥に曝尽れ
た時の自然状態における菌の正常な生き残少の形である
(21aroI906:フェニルアラニン、チロシン、
およびトリプトファン袈求性全起こす突然変異である。
これらのアミノ酸が欠損した時、この突然変異株の生育
は止まる。
(31amyE:この標識は、α−アミラーゼ全産生す
る構造遺伝子の欠損に関連している。この突然変異は、
非常に低い復帰頻度によシ特徴づけられる。
(4)lin2:この遺伝様Rを持つ菌株は、適当なア
ミノ酸および100μ17rntの濃度のリンコミシン
(lincomyoin) f添加した最小培地を含有
する平板で生育する。この標識を持たない菌株は、その
ような平板上では生育できない。
(51metB5 :この突然変異は、メチオニン要求
性を引き起こす。このアミノ酸が欠1−jA t、た場
合、この突然変異をもつ菌株は生育を止める。
(6) 5acA321 :これは、微生物によるショ
糖の代謝に必須な酵素の産生を失わせる突然変異である
。炭素源としてショ糖を含む培地での宿主の生育は妨げ
られる。
以下に例″を′示して本発明を具体的に説明する。
特記される以外は、すべての比率およびパーセントはT
((さを基礎に算出されたものである。
ATCCナンバーを冠せられたすべての菌株は。
メリーランド州、ロックビルのアメリカン・タイプ・カ
ルチャー・コレクションから入手できる。これらの菌株
は、%許目的のための微生物の寄託についでのブタペス
ト条約の規定のもとに寄託されたものである。ディフコ
社商品名を冠されたすべての試薬は、ミシガン州、デト
ロイトのディフコ研究所より人手できる。
例 バチルス會ズブチリス1A2B9株(ATCC59,7
/! /・)の、生育に芳香族アミノ酸を要求しない菌
株への形質転換は、バチルス・ズブチリス1A221株
(ATCC59,086)から得たDNAを導入するこ
とで実現された。その方法は以下の通りである。
バチルス曇ズブチリスI A 2 B 9株(ATCC
59,711)の細胞は、トリプトース・血液・寒天・
培養基(−ディフコ)を含む平板培地上で一晩生育され
た。この平板培地上の細胞は、ペナセイ・プロス(ディ
フコ)に接種され%57℃で20 Orpmの振盪下で
一晩生育された。この細胞は遠心操作で分離され、5倍
容量の増殖培養液に懸濁された。増殖培養液の組成は。
0.5%グルコース、ロ、6%リン酸−カリウム。
1.4%リン酸二カリウム、0.1%クエン酸ナトリウ
ム、0.2%硫安および0.07%硫酸マグネシウムを
含み、50μ97−の濃度になるようにロイシン、イン
ロイシン、メチオニンを刃口え。
25μll/mlの濃度となるようにヒスチジン、トリ
プトファン、アルギニン、バリン、リジン。
スレオニン、グリシン、アスパラギン酸をカロえたもの
である。分光光度計を用い、培養液の波長620 nm
 における吸光度の増加が計測された。培養細胞が対数
増殖期から定常増殖期に転換する時点で(15分で吸光
度変化が5%よシ小となる)、この培養細胞はDNA導
入に用いられた。
供給されるD N Aは、バチルス・ズブチリス1A2
21株(ATCC39,086)から以下の操作で得ら
れた。
1A221株は、100−のペナセイ・プロス(ディフ
コ)中で生育された。培養細胞は。
37℃で、波長660ナノメーターの吸光度が0.6に
なるまで培養された。この細胞は、遠心操作で集め、0
゜005Mエチレンシアばン四酢酸(EDTA)および
0.05 M塩化ナトリウムを含み、2〜のリゾチーム
を含む溶液1Mに再懸濁された。細胞がこわれ始めた時
、ドライアイス−アセトン槽中に容器を沈め凍結させた
。次いで、0.03Mトリス(ヒドロキシメチル)アミ
ノメタン−1S,0、0,005MEDTA  を含む
緩衝m液が凍結+1fll胞に加えられ、この混合液は
2回凍結融解をく夛返えされた。これに同量のフェノー
ルを加え、この混合液は4℃で70分間振盪された。沈
殿した蛋白質は遠心操作で除去された。DNAを沈殿さ
せるために、透明な上清に0.12mの3M酢酸ナトリ
ウム(pH8゜0)およびo、/i”Kmjのイングロ
バノールが、溶液1−当りに加えられた。沈殿したDN
Aはガラス棒でかき回して集められ、さらにイングロパ
ノールで洗浄された。DNAは、0.015M塩化ナト
リウムおよび0.0015酢酸ナトリウムを含むpH7
の溶液に再溶解され、導入操作に用いるまで4℃で保存
された。
上記の方法で調製されたバチルス・ズブチリス1A2B
9株(1,Od)のコンビテント細胞は最終混合物の濃
度10μl/atでDNAと混合され、培養液は37℃
で30分温和な振盪(1o o rpm )下に置かれ
た。この培養液は。
2mjのペナセー・プロス(ディフコ)で希釈され、更
に67℃で90分間培養が行なわれた。
この細胞は遠゛心操作によシ集められ、蒸留水で1度洗
浄され、当初の容量の培地に再I@濁され。
スビジジエン(Spizizen)  の最小培地にメ
チオニン(5μ97a)を加えた平板培地の上に広けら
れた。スビジジエン最小培地の組成は、(a)硫安0.
2%:(b)リン酸カリウム(2*基) −1,4%;
 fcl lへ↓酸カリウム(1塩基) −0,6%;
(d)クエン酸ツートリウム−0,1%;および(θ)
慌酸マグ洋シウノ、−[1,02%を含み−7,4に調
整した溶液である。0.5m)の細胞懸濁液を加えた時
に、2つのコロニーが生育し、その内の1つはアミラー
ゼ非産生である。このものは、芳香族アミノ酸欠損条件
下での生育可能性によシ選択され。
B1−20と表示される。このものは以下の標識:μす
〜県5、amy E 、およびシ四J321をもつ。
この生物学的に純粋な培養株は、アメリカン・タイプ・
カルチャー・コレクションにATCC39,706とし
て寄託されている。
B1−20株(肌す5.とび、μピA321)は、供給
法I S 50 (ATCO59,712)からI’)
NAを導入され、無芽胞性株B1−109に転換させら
れた。導入はB1−20細胞を用いて行′なわれた。
供給されるDNAは、バチルス・ズブチリス1S30株
(AT(C:  5 ?、712 )より以下のノミ法
で得らitた。細胞の培養は、57℃で100m1のグ
ルコース操加トリプティク・ンイ(TSG)培地(ディ
フコ)中で、−晩方なわhた。次いで、40rn9のり
ゾチームを加え、との涜合液は60℃で30分保温され
た。スフェロプラスト(spheroplast)は4
500 rpmで10分の遠心操作で分離され、0.1
5MtJi化ナトリウムおよび0.1 M ED’FA
を含むPFilo、2+7)M液4oNに懸濁された。
5 mlの25%ドデシル硫酸ナトリウム溶液を加えた
後、この混合液は70℃に保温し1時間置かれ友。0.
05 M塩化ナトリウムおよび0.005 Mクエン酸
ナトリウムを含み。
フェノールで飽和したpH7の溶液を加えることによシ
2回蛋白質を沈殿させた。この上清に54の3M酢酸ナ
トリウム溶液が加えられた。この溶液にインプロパツー
ル層が加えられた。二層間に存在するDNAはガラス棒
で巻き取られた。ガラス棒上のDNAは、冷イングロパ
ノールで2度洗浄され、  0.05 M塩化ナトリウ
ムおよびo、ooxMクエン酸ナトリウムを含むpF1
7の溶液に溶解された。0.015 M塩化ナトリウム
および0.915 Mクエン酸ナトリウムを含むpH7
の入谷賞溶液に対し、上記の得られた溶液をT′j5析
し、透析外液は3度交換し、24時間透析した。この結
果借られた透析内液を遺伝子導入に用いた。
バチルス・ズブチリスB1−20株の細胞ハ。
トリプトース・血液・寒天・培黄基(ディフコ)を含む
一甲板1′?i地上で、−晩57℃で培養された。
平板培地上からの細胞は、小量の増殖培養液に’M濁さ
り、5o omtのエルシンマイヤーフラスコ中の60
m6の増殖培養液に接種され友。この混合液は33−3
7℃で振盪培養された。増殖培養液は以下の成分を含有
した=0.5%グルコース、0.6%リン酸−カリウム
、1.4%リン酸二カリウム、0.1%クエン酸ナトリ
ウム、0.2%硫安、0.01%硫酸マグネシウム、0
.02%カサミノ酸(ディフコ)、0.1%イーストエ
クストラクト(ディフコ)、および0.02%L−トリ
グトファン。生育は620 nm  の吸光度により監
視された。培養細胞が対数増殖期から定常増殖期に転換
する時(15分で吸光度変化が5%より小となる)、こ
の培養細胞はD N A 4人に用いられた。細胞懸濁
液は2倍容量の導入用培地によυ希釈された。この導入
用培地は。
2%の0.1M塩化マグネシウムおよび1%の0.05
 M塩化カルシウムが追加的に加えられている以外は、
増殖培養液と同じ組成である。希釈は55−57℃にあ
らかじめ保温しである導入用培地に加えることにより行
なわれ念。この混合液は、同温度で90分間、30Dr
pmで振盪された。振盪終了5分前に、最終濃度1 m
lJとなるように20 mMエチレングリコール−ビス
(β−アミンエチルエーテル) −N、N、N’、N’
−四酢酸が加えられ友。
1S30株から上記の方法で分離された20μlのDN
Aと上記の81−20株のコンビテント細胞0.5属を
混合することにより導入を行なった。この混合液は、5
0−57℃で90分間25 Orpmで振盪された。得
られた細胞は、滅菌水で希釈後、寒天平板培地上にまか
れた。メチオン産生、アεラーゼ非産生の特性をもつ細
胞は、この寒天平板培地上で生育する培養株としてto
l(択された。この寒天平板培地の組成は。
スビジジエンf]λ小培地にトリプトファン(5μg/
m6)および1%リンドナー(Lir、tner)デン
粉を力nえたものである。90℃で10分の熱ショクに
よる無芽胞特性選別のため、600のコロニーがスクリ
ーニングされた。その結果、1つのコロニー、81−1
09が無芽胞性でbつた。
このものは遺伝柳識: spo I A 12 、  
amyE 、および5acA321を有する。この生物
学的に純粋な培養株は、ATCO59,701としてア
メリカン・タイプ・カルチャー・コレクションに寄託さ
れている。
B1−10?株は、生育のためにアンモニウム、カリウ
ム、リン酸、およびナトリウムイオンを含む無機塩を要
求する。この株は、グルコースを含むJjii々の炭素
源を利用する。以下の試、17’(jlで1はめられる
ように、芽用形成株への逆行はなイo #tl1Mll
L、 57℃でDSM(ディフコ)培地を含む寒天斤板
上で生育された。24時間後。
この細胞は0.1%グルコースを含むトリグテイク・ン
イ培地中に懸濁され、90℃で10分間加熱された。次
いでこの細@は、トリプトース・血液・寒天・培養基(
ディフコ)を含む平板培地上に滴下された。これら平板
培地上でのコロニー形成単位として、生存可能な総細胞
数が決定された。非加熱検体を滴下して、平板培地上に
展開する1ミリリツトル当シのコロニー形成単位数が比
較された。非加熱検体は、1m7当り1.27 X・0
 コロニー形成単位を含有するに対し、加熱された!胞
は単に1 rnl当シ5コロニー形成単位しか含有しな
かった。このことは。
この株は好気的条件下の生育で約10 未満の芽胞形成
株への復帰頻度をもつことを示す。
B1−20および81−109の雨林は、標準的導入方
法において高頻度でのプラスミド導入を示す。このベク
ターを含有するこれら宿主が45℃という高温で生育さ
れる場合でも、グラスミド・ベクターはこれら宿主中に
保持され本明細′ル(にBj、5載された研究は、すべ
てNIHの手引きに4K >eされた物理的および生物
学的危険封じ込めに関する要求項目に合致して行われた
ものである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アミラーゼをコードした遺伝子を含まず、好気的
    条件下の生育で約10^−^7未満の芽胞形成株への復
    帰頻度をもち、以下の遺伝標識:¥spo II A¥ 
    12、¥amy E¥、および¥sac A¥ 321
    を有することを特徴とする、宿主−ベクター系における
    宿主としての使用に適する無芽胞性バチルス・ズブチリ
    ス(Bacillus subtilis)B1−10
    9の培養株。
  2. (2)ATCCNo.39,701を有する特許請求の
    範囲第1項記載のバチルス・ズブチリスの培養株。
  3. (3)以下の遺伝標識:¥met B¥ 5、¥amy
     E¥、および¥sac A¥ 321を有することを
    特徴とする、宿主−ベクター系における宿主としての使
    用に適し、そして宿主−ベクター系の他のアミラーゼ非
    産生宿主作製の中間体として有用であるアミラーゼ非産
    生バチルス・ズブチリスB1−20の培養株。
  4. (4)ATCCNo.39,706を有する特許請求の
    範囲第3項記載のバチルス・ズブチリスの培養株。
  5. (5)バチルス・ズブチリス1A221株からのDNA
    をバチルス、ズブチリス1A289株のコンビテント細
    胞に導入し、α−アミラーゼ酵素を産生しない細胞を分
    離することよりなる、遺伝標識:¥met B¥ 5、
    ¥amy E¥、および¥sac A¥ 321を有す
    るバチルス・ズブチリスの菌株の作製方法。
  6. (6)バチルス・ズブチリス1S30株からのDNAを
    バチルス・ズブチリスB1−20株のコンビテント細胞
    に導入し、添加したメチオニンのない状態で生育し、α
    −アミラーゼ酵素を産生せず、そして90℃で10分間
    の熱ショク処理したとき芽胞を形成しない細胞を分離す
    ることよりなる、遺伝標識:¥spo IIA¥12、¥
    amy E¥、および¥sac A ¥321を有する
    バチルス・ズブチリスの菌株の作製方法。
  7. (7)バチルス・ズブチリスB1−109のコンビテン
    ト細胞に所望の遺伝物質を含有するプラスミドを導入し
    、プラスミドを含有する細胞をプラスミドが細胞内に維
    持されるような条件下で培養することよりなる、宿主−
    ベクター系における宿主としてバチルス・ズブチリスB
    1−109を使用する方法。
  8. (8)バチルス・ズブチリスB1−20のコンビテント
    細胞に所望の遺伝物質を含有するプラスミドを導入し、
    プラスミドを含有する細胞をプラスミドが細胞内に維持
    されるような条件下で培養することよりなる、宿主−ベ
    クター系における宿主としてバチルス・ズブチリスB1
    −20を使用する方法。
JP60121627A 1984-06-06 1985-06-06 宿主‐ベクタ‐系における宿主として有用なバチルス・ズブチリスのアミラーゼ非産生、無芽胞性突然変異株 Granted JPS611381A (ja)

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EP0164117A3 (en) 1987-08-19
DK251385A (da) 1985-12-07
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