JPS61138071A

JPS61138071A - 冷蔵庫

Info

Publication number: JPS61138071A
Application number: JP25754384A
Authority: JP
Inventors: 益二須藤; 中田　義隆; 実小野; 大橋　勝; 池田　幹雄; 進山崎
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-12-07
Filing date: 1984-12-07
Publication date: 1986-06-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、冷却された冷気を庫内循環用送風機ｔもって
冷蔵室の冷気吐出ダンパーに送風するようにした冷蔵庫
に関するもので、特に上記冷蔵室に作られる多数の部屋
を異なる温度域をもった部屋に制御するようにした冷蔵
庫を提供するものである。

〔発明の背景〕

この種冷蔵庫として従来考えられているものには冷蔵室
内を、冷蔵室、低温室、野菜室の順に簡単な区画板で仕
切り且つそれら区割された部屋に扉を設けた冷蔵庫があ
る。この冷蔵庫は内箱背面（断熱材側）に上記部屋と冷
蔵室への冷気吐出口とを結ぶダクトを設け、更にそのダ
クト中に冷気量を調整するダンパーを設け、それぞれの
部屋を異なる温度帯にしたものである。かかる構成を有
する冷蔵庫に於いてはそれぞれ比較的狭い温度帯に温度
コントロール出来るというメリットがあるものの、各室
を区割する仕切板がいる他、内箱背面に設けるダクト、
更には温度調節用ダンパーが必要となり原価高になる欠
陥があった。

尚、この種冷蔵庫に関連するものとして、例えば実公昭
５９−１１９０号公報がある。

〔発明の目的Ｊ本発明は、上記コストアップの要因となっていた仕切板
、ダクト、温度調節用冷気ダンパー等を用いることなく
、冷蔵案内に異なる温度帯をもつ、室を形成するように
したものである。

〔発明の概要〕

即ち、本発明は、冷却された冷気を庫内循環用送風機を
もって冷蔵室の冷気吐出ダンパーに送風するようにした
冷蔵庫に於いて、上記冷蔵室に数個の室を作るべく容器
を備えた引出式扉を該容器底部が下段の容器開口の比較
的近くに位置するように配設すると共に、内箱背面を凹
ませ且つその凹部前面を容器背面で略おおうようにし形
成される冷気案内ダクトを上記冷蔵室の冷気吐出ダンパ
ーに対向して設けたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の詳細を第１図、第２図に示す−・実施例
で説明すると、１は冷蔵庫本体、この本体１は、内部に
一１８℃近辺に冷却される冷凍室２と冷蔵室６とを有し
ている。４．５．６は上記冷蔵室３内に順に形成された
低温室１、低温室２、野菜室を示す。セして７は冷凍室
扉を８は冷蔵室扉を示す。又９は低温室２の１１は野菜
室６の扉を示す。しかして扉７．８は通常界の片隅に取
付けられたヒンジを中心に回転する。そして扉９゜１０
．１１は引出し式となされてハる。換言すると、この扉
９，１０．１１は上記低温室１、低温室２、野菜室６ｔ
−形成する為の容器１２，１５゜１４を備えており、扉
？、１０．１１を引出すということは室４，５．６を引
出すということになる。１５は冷却器、１６はこの冷却
器１５で冷却された冷気を先の冷凍室２、冷蔵室３に強
制循環する送風機である。１７は冷蔵室冷気吐出口に設
けた温度調節用冷気ダンパーである。１８．１９は冷蔵
室５を初め低温室１等を形成する内箱１ａを断熱材２０
側に凹ませて形成した冷気ダクトである。この冷気ダク
）１８．１９は内箱１ａの真空成形時に一体に形成され
る。又、この冷気ダクト１８．１９は先の冷気ダンパー
１７と低温室４゜５間を結ぶ。１８は第１冷気ダクトで
あり、１９は第２冷気ダクトである。このダク）１８．
１９は先に揚げた容器１２．１３の背１１１２ａ、１３
ａで前面を形成されている。２１は冷蔵室３と４の低温
室１を区割する仕切板である。尚４の低温室１と５の低
温室２、野菜室６間にはこの区画板は設けられておらず
、上記低温室１．２を形成する容器１２．１３が下段の
開口を区割板２１同様塞ぐ役目をなしている。即ち低温
室５の上部は容器１２により、又野菜室６の上部は容器
１３によに塞がれているものである。２２は冷蔵室扉８
と低温室１の扉９のパツキン（図示せず）の当接面とな
る仕切部材である。２３は低温室１と低温室２の扉９．
１０のパツキン（図示せず）の当接面となる仕切部材で
ある。尚低温室２の扉１０と野菜室の扉１１のパツキン
（図示せず）が当接する仕切部材は特に設けてないもの
である。その他、野菜室容器１４の開口とその上の室を
形成する容器１３底部は他の容器底部と開口との関係寸
法より小さく形成されているものである。以上の如く形
成した本発明の冷蔵庫であった場合、冷凍室２は一般の
冷蔵庫同様、ファノガード２４の吐出口２５より吹出さ
れた冷気が吸込口２６に吸込まれる過程で冷凍室２を所
定の温度に冷却する。一方、冷蔵室及びこの室内に形成
された多数の室は、次のようにして冷却されるものであ
る。即ち、冷蔵室６は冷気ダンパ一部より冷気ダクト１
８．１９に向けて吹出される冷気の一部が冷蔵室に回る
ことにより、又低温室４は冷気ダクト１８に案内された
冷気により、低温室５及び野菜室６は冷気ダクｌ−１９
により案内された冷気によりそれぞれ冷却されるもので
ある。勿論低温室５を冷却すべく設けた冷気ダクト１９
からは、野菜室６側に多少冷気が回るようにしておくも
のである。このように、それぞれの室に導びかれた冷気
は矢印で示すタロき冷気循環系路を構成し、中仕切壁２
７に設けた冷気吸込口２８を経て先の冷却器１５に戻る
。

この過程で本発明に於いては、冷気ダクト１８゜１９部
に特別なダクトを設けることなく温度コントロールする
のは、上記冷気ダクトの通路の大きさ、形状をあらかじ
め選定しておくことにより、各室を所要の温度に設定す
るものである。そして、この通風路の抵抗を変える手段
として、先に記述した容器１２．１３を使うのが効果的
である。即ち、低温室１２．１３の背壁１２ａ、１３ａ
とダり）１８．１９間の寸法り、Ｌを可変させるもので
ある。これらの諸策を構することにより、冷蔵室３内の
冷気ダンパー１７より吐出される冷気は冷蔵室６は勿論
、低温室４、低温室５、野菜室６に所定量だけ吹出され
、上記室を設定された温度、例えば低温室４．５は０℃
近辺、野菜室６は５〜７℃を維持するものである。

〔発明の効果」本発明は以上説明した如く冷却された冷気を庫内循環用
送風機をもって冷蔵室の冷気吐出ダンパーに送風するよ
うにした冷蔵庫に於いて、上記冷蔵室に数個の案を作る
べく容器を備え九引出式扉と該容器底部が下段の容器開
口の比較的近くに位置するように配設すると共に、内箱
背面を凹ませ且つその凹部前面を容器背面で略おおうよ
うにし形成される冷気案内ダクトヲ、上記冷蔵室の冷気
吐出ダンパーに対向して設けたものであるから、冷蔵室
内を多数の温度帯にするのに従来の如く、特別な冷気ダ
クト、冷気量調節夕°ンパー、区画板を必要としないの
で、原価的に有効な冷蔵庫が得られるものである。又、
冷気吐出ダンパーに対向して設けられる冷気案内ダクト
を各部屋略専用とすべく２以上のダクトとし、そのダク
トの通風抵抗を変えることＫより、各室の温度管理を行
なうようにしたものであるから、低温室４，５に温度差
を容易につけることが出来る他、特別な部品を利用しな
くて済むものである。更に、野菜室容器開口とその上の
部屋を形成する容器底部を、他の容器底部と開口との関
係寸法より小さくしたものであるから、低温室５と野菜
室６の如く比較的温度差をつける必要がある所でも、特
別な区画板等を設けることなく、その異なる温度帯を得
ることが串来るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を備えた冷蔵庫の要部縦断面図第２図は
第１図から扉等を取り除いた冷ＲＷＩＫの正面図である
。１・・・冷蔵庫本体、２・・・冷凍室、６・・・冷蔵室
、４・・・低温室１．５・・・低温室２．６・・・野菜
室、７・・・冷凍室扉、８・・・冷蔵室扉、９・・・低
温室１の扉、１０・・・低温室２の扉、１１・・・野菜
室扉、１２・・・低温室１容器、１５・・・低温室２容
器、１４・・・野菜室容器、１５・・・冷却器、１６・
・・送風機、１７・・・温度調節用冷気ダンパー、１８
．１９・・・冷気ダクト、２０・・・断熱材、２１・・
・仕切板、２２．２３・・・仕切部材、２４・・・ファ
ンガード、２５・・・吐出口、２６・・・吸込口、２７
・・・中仕切壁、２８・・・冷気量ふ口。

Claims

【特許請求の範囲】

１、冷却された冷気を、庫内循環用送風機をもつて、冷
蔵室の冷気吐出ダンパーに送風するようにした冷蔵庫に
於いて、上記冷蔵室に数個の室を作るべく容器を備えた
引出式扉を該容器底部が下段の容器の開口の近くに位置
するように配設すると共に、内箱背面を凹ませ、且つそ
の凹部前面を容器背面で覆つて形成した冷気案内ダクト
を上記冷蔵室の冷気吐出ダンパーに対向して設けたこと
を特徴とする冷蔵庫。