JPS61138059A - 高温用ヒ−トポンプ - Google Patents
高温用ヒ−トポンプInfo
- Publication number
- JPS61138059A JPS61138059A JP25936084A JP25936084A JPS61138059A JP S61138059 A JPS61138059 A JP S61138059A JP 25936084 A JP25936084 A JP 25936084A JP 25936084 A JP25936084 A JP 25936084A JP S61138059 A JPS61138059 A JP S61138059A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heat medium
- temperature
- evaporator
- condenser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は高温用に通したヒートポンプに関するものであ
る。
る。
従来、ヒートポンプの、利用温度範囲ばI(10℃未満
が普通であるが、この温度領域内ではクローズドサイク
ルタイプのヒートポンプとしては蒸気より比容積の点に
おいて有利なフロンエ14などの低沸点熱媒体が使用さ
れている。
が普通であるが、この温度領域内ではクローズドサイク
ルタイプのヒートポンプとしては蒸気より比容積の点に
おいて有利なフロンエ14などの低沸点熱媒体が使用さ
れている。
しかしながら、フロン114は熱的に不安定で実用でき
ない。そのため、100 ’c以上の領域において実用
可能な熱媒体が必要となる。
ない。そのため、100 ’c以上の領域において実用
可能な熱媒体が必要となる。
そのために、本発明は80’t’〜200 ”cの範囲
においてフロリノール85を熱媒体とし、150℃〜3
70℃の範囲において水を熱媒体とすることを提案する
ものである。
においてフロリノール85を熱媒体とし、150℃〜3
70℃の範囲において水を熱媒体とすることを提案する
ものである。
ところで、ヒートポンプに適用される熱媒体としては、
装置の経済性の観点から伝熱量当りの比容積を指標とし
て評価するのが好都合である。
装置の経済性の観点から伝熱量当りの比容積を指標とし
て評価するのが好都合である。
比容積は装置のサイズに決定的に影響するので、経済性
評価に重要なファクターである。また、ヒートポンプの
場合、一般に、伝熱は凝縮(放熱)および蒸発(吸熱)
のサイクルにより行われ・るので単位重量当りの伝熱量
はほぼ潜熱に比例するとして差し支えない。
評価に重要なファクターである。また、ヒートポンプの
場合、一般に、伝熱は凝縮(放熱)および蒸発(吸熱)
のサイクルにより行われ・るので単位重量当りの伝熱量
はほぼ潜熱に比例するとして差し支えない。
そこで、熱媒体の経済性指標δをδ=v/rと定義し、
代表的な熱媒体であるフロン(F114)、フロリノー
ル85および水の各蒸気について、その温度変化を第1
図に図示した。
代表的な熱媒体であるフロン(F114)、フロリノー
ル85および水の各蒸気について、その温度変化を第1
図に図示した。
ここで、■は飽和蒸気の比容積、rは潜熱を表している
。
。
上記第1図より明らかように、ヒートポンプの熱媒体は
それぞれ適切な温度範囲があり、熱媒体の経済性指標δ
を1以下とするとフロン114は50℃〜110℃の範
囲(低温用)、フロリノール85は80℃〜200℃の
範囲、水は150℃〜370℃の範囲(゛高温用)とい
うことになる。
それぞれ適切な温度範囲があり、熱媒体の経済性指標δ
を1以下とするとフロン114は50℃〜110℃の範
囲(低温用)、フロリノール85は80℃〜200℃の
範囲、水は150℃〜370℃の範囲(゛高温用)とい
うことになる。
尚、フロリノール85はハローカーボン社の開発したト
リフロロエタノール(CF3CH30H)の85%モル
濃度の水溶液でフロン系より沸点が高い。
リフロロエタノール(CF3CH30H)の85%モル
濃度の水溶液でフロン系より沸点が高い。
そこで、本発明者は利用温度範囲が100℃1上になる
とフロリノール85および水の蒸気は経済性指標δの点
でも100℃未満の低沸点熱媒体と何等の遜色もないこ
とに着目して本発明を完成したのである。
とフロリノール85および水の蒸気は経済性指標δの点
でも100℃未満の低沸点熱媒体と何等の遜色もないこ
とに着目して本発明を完成したのである。
尚、蒸気はMVC(メカニカル・ペーパー・コンプレッ
ション)として直接的に利用できるため、10ata以
下の低圧蒸気としてヒートポンプとしてはオープンサイ
クル(広義のヒートポンプ)が適用されていた。
ション)として直接的に利用できるため、10ata以
下の低圧蒸気としてヒートポンプとしてはオープンサイ
クル(広義のヒートポンプ)が適用されていた。
すなわち、本発明は100℃以上の高温領域におけるヒ
ートポンプを実用化することを目的とするものである。
ートポンプを実用化することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明の高温用ヒートポンプは、1
次熱源から熱エネルギーを吸収する蒸発器と、該蒸発器
からの熱媒蒸気を昇圧する圧縮機と、該圧縮機で昇圧さ
れた熱媒体から2次熱源に対して熱エネルギーを付与す
る凝縮器と、該凝縮器内で液化した熱媒体を膨脹させる
膨脹弁とから成るクローズドサイクルヒートポンプであ
って、利用温度が100℃〜200℃の範囲では熱媒体
としてフロリノール85を使用し、150℃〜370℃
の範囲では熱媒体として水を使用することを特徴とする
ものである。
次熱源から熱エネルギーを吸収する蒸発器と、該蒸発器
からの熱媒蒸気を昇圧する圧縮機と、該圧縮機で昇圧さ
れた熱媒体から2次熱源に対して熱エネルギーを付与す
る凝縮器と、該凝縮器内で液化した熱媒体を膨脹させる
膨脹弁とから成るクローズドサイクルヒートポンプであ
って、利用温度が100℃〜200℃の範囲では熱媒体
としてフロリノール85を使用し、150℃〜370℃
の範囲では熱媒体として水を使用することを特徴とする
ものである。
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第2図は高温用ヒートポンプの系統図であり、熱媒体と
して水を使用し、利用温度範囲としては150℃〜37
0℃とする。
して水を使用し、利用温度範囲としては150℃〜37
0℃とする。
配管12より蒸発器1に供給される水は蒸発器1の螺旋
状の管2の中を通過する間に熱源から蒸発器1の容器3
内に供給される1火熱源Aより熱エネルギ一本吸収して
蒸発して蒸気Slとなり、管4を通って圧縮機5に供給
される。
状の管2の中を通過する間に熱源から蒸発器1の容器3
内に供給される1火熱源Aより熱エネルギ一本吸収して
蒸発して蒸気Slとなり、管4を通って圧縮機5に供給
される。
上記の説明から分るように蒸発器1は1火熱lRAの供
給される容器3と、この容器3内に収容され、熱媒体の
通る管2とから構成されている。
給される容器3と、この容器3内に収容され、熱媒体の
通る管2とから構成されている。
この圧縮機5に供給された蒸気S1は圧縮機5により圧
縮されて高圧蒸気S2となり、配管6を通って凝縮器7
に供給される。そして、この凝縮器7の螺旋状の管8の
中を通過する間に凝縮器7の容器9の中を通る2火熱源
Bに高温の熱エネルギーを供給すると同時に高圧蒸気S
2は凝縮する。
縮されて高圧蒸気S2となり、配管6を通って凝縮器7
に供給される。そして、この凝縮器7の螺旋状の管8の
中を通過する間に凝縮器7の容器9の中を通る2火熱源
Bに高温の熱エネルギーを供給すると同時に高圧蒸気S
2は凝縮する。
上記の説明から分るように凝縮器7は2火熱源Bの供給
される容器9と、この容器9内に収容され、熱媒体の通
る管2とから構成されている。
される容器9と、この容器9内に収容され、熱媒体の通
る管2とから構成されている。
前記凝縮器7において凝縮された水りは管10を通って
膨脹弁11において膨脹し、蒸気と水の混合体Mとして
蒸発器1に戻される。
膨脹弁11において膨脹し、蒸気と水の混合体Mとして
蒸発器1に戻される。
上記蒸発器1および凝縮器7においては熱媒体の圧力が
非常に大きくなるから熱媒体の通過する部分には管を適
用するのが好ましい。
非常に大きくなるから熱媒体の通過する部分には管を適
用するのが好ましい。
上記実施例にかかるヒートポンプの性能の一例を数値に
より具体的に示すと、次の通りである。
より具体的に示すと、次の通りである。
(81蒸発器1の出口における蒸気S、の状態:150
°C,5atae fbl 圧縮機5の出口における高圧蒸気S2の状態
:300℃、90ata0 fc) 凝縮器7より排出される水りの状態:300
℃、9Qata。
°C,5atae fbl 圧縮機5の出口における高圧蒸気S2の状態
:300℃、90ata0 fc) 凝縮器7より排出される水りの状態:300
℃、9Qata。
(d) 膨脹弁11より排出される混合体Mの状態:
150℃、 5ata e 上記の如く、蒸発器1の出口における蒸気S1の温度、
つまり圧縮機5の入口における蒸気温度は150℃であ
り、そのときの熱媒体経済指標δは約0.78<第2図
参照)であるから充分実用に供し得ることが分る。
150℃、 5ata e 上記の如く、蒸発器1の出口における蒸気S1の温度、
つまり圧縮機5の入口における蒸気温度は150℃であ
り、そのときの熱媒体経済指標δは約0.78<第2図
参照)であるから充分実用に供し得ることが分る。
以上の説明では、熱媒体として水を使用する場合につい
て説明したが、利用温度範囲が100℃〜200℃の場
合、熱媒体としてフロリノール85を使用しても良い。
て説明したが、利用温度範囲が100℃〜200℃の場
合、熱媒体としてフロリノール85を使用しても良い。
上記のように、本発明は、1次熱源から熱エネルギーを
吸収する蒸発器と、該蒸発器からの熱媒蒸気を昇圧する
圧縮機と、該圧縮機で昇圧された熱媒体から2次熱源に
対して熱エネルギーを付与する凝縮器と、該凝縮器内で
液化した熱媒体を膨脹させる膨脹弁とから成るクローズ
ドサイクルヒートポンプにおいて、温度領域により熱媒
体としてフロリノール85、および水を使い分けること
により圧縮機に供給される蒸気の温度が100℃〜37
0℃の範囲では熱媒体経済指標δが1以下となり、充分
実用に供することができるものである。
吸収する蒸発器と、該蒸発器からの熱媒蒸気を昇圧する
圧縮機と、該圧縮機で昇圧された熱媒体から2次熱源に
対して熱エネルギーを付与する凝縮器と、該凝縮器内で
液化した熱媒体を膨脹させる膨脹弁とから成るクローズ
ドサイクルヒートポンプにおいて、温度領域により熱媒
体としてフロリノール85、および水を使い分けること
により圧縮機に供給される蒸気の温度が100℃〜37
0℃の範囲では熱媒体経済指標δが1以下となり、充分
実用に供することができるものである。
第1図は熱媒体経済指標δと温度との関係を示す図、第
2図は高温用ヒートポンプの系統図である。 1・・・蒸発器、5・・・圧縮機、7・・・凝縮器、1
1・・・膨脹弁。
2図は高温用ヒートポンプの系統図である。 1・・・蒸発器、5・・・圧縮機、7・・・凝縮器、1
1・・・膨脹弁。
Claims (1)
- 1次熱源から熱エネルギーを吸収する蒸発器と、該蒸発
器からの熱媒蒸気を昇圧する圧縮機と、該圧縮機で昇圧
された熱媒体から2次熱源に対して熱エネルギーを付与
する凝縮器と、該凝縮器内で液化した熱媒体を膨脹させ
る膨脹弁とから成るクローズドサイクルヒートポンプで
あつて、利用温度が100℃〜200℃の範囲では熱媒
体としてフロリノール85を使用し、150℃〜370
℃の範囲では熱媒体として水を使用することを特徴とす
る高温用ヒートポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25936084A JPS61138059A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 高温用ヒ−トポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25936084A JPS61138059A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 高温用ヒ−トポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61138059A true JPS61138059A (ja) | 1986-06-25 |
Family
ID=17333030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25936084A Pending JPS61138059A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 高温用ヒ−トポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61138059A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007218530A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Kobe Steel Ltd | 過熱蒸気生成方法及び過熱蒸気生成システム、並びに蒸気発電方法及び蒸気発電システム |
JP2013124844A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-24 | Kansai Electric Power Co Inc:The | ヒートポンプ式加熱システム |
JP2016526650A (ja) * | 2013-06-14 | 2016-09-05 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft | ヒートポンプ装置を動作させる方法、及びヒートポンプ装置 |
-
1984
- 1984-12-10 JP JP25936084A patent/JPS61138059A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007218530A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Kobe Steel Ltd | 過熱蒸気生成方法及び過熱蒸気生成システム、並びに蒸気発電方法及び蒸気発電システム |
JP2013124844A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-24 | Kansai Electric Power Co Inc:The | ヒートポンプ式加熱システム |
JP2016526650A (ja) * | 2013-06-14 | 2016-09-05 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft | ヒートポンプ装置を動作させる方法、及びヒートポンプ装置 |
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