JPS61137824A - 新規な第8因子凝固ポリペプチド類 - Google Patents

新規な第8因子凝固ポリペプチド類

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JPS61137824A
JPS61137824A JP60263635A JP26363585A JPS61137824A JP S61137824 A JPS61137824 A JP S61137824A JP 60263635 A JP60263635 A JP 60263635A JP 26363585 A JP26363585 A JP 26363585A JP S61137824 A JPS61137824 A JP S61137824A
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JP
Japan
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polypeptide
coagulation
factor
polypeptides
thrombin
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JP60263635A
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English (en)
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セオドア・エス・ズイマーマン
キヤロル・エイ・フルチヤー
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Scripps Research Institute
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Scripps Clinic and Research Foundation
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Publication date
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    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • C07K16/36Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against blood coagulation factors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/745Blood coagulation or fibrinolysis factors
    • C07K14/755Factors VIII, e.g. factor VIII C (AHF), factor VIII Ag (VWF)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、新規な第■■因子(ファクターVM)ポリ
ペプチド類、即ち、凝固活性を有するタンパク質に関す
るものである。さらに詳しくは、本発明は、古典的な血
友病の治療、並びにヒトおよび哨乳類の血液に対して望
ましい凝固挙動を示す様なポリペプチドまたはポリペプ
チド複合体のさらに進んだ研究、および確認を行なう上
で有用なものである。
従来技術 古くから、血漿中の第vm因子が血液の凝固に。
重要な役割を果していること、並びにトロンビンがこの
第■因子の凝固作用を活性化すること。
は知られていた。最近の第Vat因子確認作業において
、第7m因子は少なくとも2個のポリペプチド、即ち■
■■:CおよびVIII:Rとして知られているもの、
の複合体であるとの仮定がなされ、しかもこのvtn:
c部分に凝固活性が存在することが見出された。第VI
II:C因子に対するトロンビンの作用が研究され、ト
ロンビンは、該因子を数個の小ペプチドに分解すること
により活性化する、という結論が導き出された。しかし
ながら、これまでどの研究においても、ヒトにおけるト
ロンビン−誘発性第VIII因子活性化作用を、ヒト第
側二C因子から形成された、定義されたポリペプチドの
いずれと関連づけることはできなかった。
例えば、ホイヤー(Hoyer)およびトラボルド(T
rabold)は、「ヒトノ第vm因子に対するトロン
ビン添加前(The effect of throm
bin onhuman factor VIu)J 
ジエイ・ラン書クリ7−メド(J、Lan、Cl1n、
Med、) 97 : 50−64 (19,81)、
において、ウサギ由来の第VIII : R因子に対す
る多クローン性抗体を用いた免疫吸着クロマトグラフィ
ーにより、ヒトの第VIII:C因子を精製している。
次いで、彼らは第vm : c因子をfilヒトα−ト
ロンビンと共にインキュベートし、トロンビンは、少量
では第VIII:C因子を活性化するが、大量の場合に
は該因子を殆んど。
または全く活性化しないと結論している。彼らはまた、
トロンビンの活性化作用はタンパク質のサイズの減少に
よる、と結論づけると共に、活性化された第■■:C因
子の分子量は約116,000 であると提示した。し
かし最も重要なことは、彼らは第VIII:C因子活性
および第via : c因子抗原決定基を保持している
特定のポリペプチドを同定することができなかった、と
いう点である。
フルチャ(F u l Che r ) * C、A 
、およびツイマーマ7 (Zirrmerman)、T
、5.  は、「ヘテaa−ガスな沈降抗体によるヒト
の第vm因子凝固促進性タンパクの確認(charac
terization of the humnfac
tor VIII procoagulant pro
tein witha heterologous p
recipitating antibody)」゛プ
ロシーディンゲス・オブ・ザ・ナショナル・アカデミイ
ー、1ブ・サイエフ ス(Proc、Natl 、Ac
ad。
of ScすUSA、  79:1648−1652(
1982)において、血!!濃縮物を第Vlll : 
R因子に対するモノクローナル抗体を倉荷するカラムに
通し、吸着されたVTI[: C/VI[I : R複
合体(コンプレックス〕からVIII : Cを溶離し
、次いで第vm : c因子を第2のカラムで濃縮する
ことにより、ヒト血漿濃縮物から精製度の高いヒト第V
III:C因子を得た、と述べていp0次いで、この純
化第VIII:C因子を、この純化物質にトロンビンを
加える前、および後に、ドデシル硫酸ナトリウム/ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動(以下1’−505−PA
GE Jと呼称〕により分析した。純化第vm : c
因子は、トロンビン添加前には、分子量(Mr )s 
o、o o oおよび79,000の位置に比較的強い
二重線(ダブレット)で示されるもの、並びにこれに加
えて稗約92,000の1個を含む、ざらに6個の、よ
り大きい隅 を有するポリペプチドなどを含めて、様々
な分子量のポリペプチドに対応する、広範なバンド配列
を505−PAGE上に示した。
純化第VTII : C因子にトロンビンを加えると、
トロンビン添加前に認められたポリペプチド全てに、そ
の減少または消失が起きた。
血漿濃縮物の凝固活性はトロンビン添加に伴って上昇し
、トロンビン添加前の該物質に対し最高3倍に達した後
、減少した。純化第v■: c因子の凝固活性もまた、
活性化前の物質の最高3倍に上昇した。このことは、ト
ロンビンがこれらの各場合において、本質的に同じ第V
III:C因子活性を持っていたと報告されていること
から当該技術分野の人ならば、比活性のこの様な増加は
高度に達成された精製度に起因するもあと断定するであ
ろう。この論文には、賦活化された凝固活性を、トロン
ビンによる活性化前の純化第V■因子について観察され
たバンド中の特定の1、またはそれ以上のポリペプチド
に帰属する根拠となるものは一切含まれていない。
発明の構成および目的 本発明は以下の特徴を宵する第VIII:C因子凝固ポ
リペプチドコンプレックスに関するものである: リ 該コンプレックスは、後述の実施例に記載した方法
Aに従ってドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動にかけたとき、陽値約92,000;あ
るいはMr値約92,000 、約s o、o o o
および約79,000 :あるいは、Mr値約92.0
00.約72,000および約71,000:あるいは
賭値約92,000.約so、ooo、約79,000
 J’172゜000および約71,000  に相当
する位置にバンドを示す1またはそれ以上のポリペプチ
ドを含有し;i)該コンプレックスは、1800単位/
■以上、好ましくは5400単位/lll9I2L上の
凝固比活性を有し; 可読コンプレックスはりに示した活性を少くとも約10
分間持続して現わし:そして、iv)  該コンプレッ
クスはヒト第■ :C因子の抗体と結合する。
本発明はまた、該コンプレックスを含有する生物学的製
剤、並びに該コンプレックスまたはその製剤を投与する
ことにより、血友病における凝血異常を治療する方法に
関するものでもある。さら(こまだ本発明は、ヒトの第
vni : C因子をα−トロンビンで消化し、該消化
作用を前述のコンプレックスの存在中に中断し、次いで
このコンプレックスを濃縮することにより、コンプレッ
クス、あるいはその濃縮製剤を製造することに関する。
ざらに本発明は、第vni:c因子に対するモノクロー
ナル抗体を含有している免疫吸着剤から、凝固活性を喪
失することな(VIII : Cポリペプチド類を回収
する方法に関するものである。
既述した如く、本発明は第VIII:C因子の凝固活性
および第vm : C因子の免疫学的挙動、を示すと共
に、ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル
電気泳動(以下「5Ds−PAGEJp法で分析した際
に特徴的なMr値を示すポリペプチドコンプレックスを
包含するものである。
本明細書において、以後[ポリペプチドコンプレックス
」という語句は、物理的にはっきりと区別できる2また
はそれ以上のポリペプチドの組合わせのみならず、 M
r  92,000にバンドを示T1個の識別可能なポ
リペプチドだけを含有する製品をも意味するものとする
以下の記述はヒト第vm 二c因子を用いた本発明の特
許請求に係るコンプレックスの製造方法を示すものであ
って、該第VIII:C因子は新規な生成物の同定並び
に確認が、余分なポリペプチドの影響を受番)゛ない様
、高度に精製されている。
しかしながら、特に指示しない限り、本発明そのものは
、それ以前に出発物質がどの様に処理されたか。
を問題にしないということを強調しておく必要がある。
本発明に係る活性な第vm : C因子ポリペプチド群
は、後に非常に詳しく述べる如く、トロンビンによる消
化、あるいは、同様の作用を有するプロテアーゼ類、例
えばiXa因子、第JXa因子、またはラッセルのマム
シ毒−Vなどによる消化によって調製されるばかりか、
DNA組換え技術、即ち、当該技術分野で通常の知識を
有する人々にとっては自明の方法により、所望のポリペ
プチドを製造するための1または1以上の遺伝子を導入
された細菌、酵母またはその他の細胞によって所望のポ
リペプチドを製造する方法によっても調製することがで
きる。所望のコンプレックスを得るためのいずれの工程
においても、1または1以上の他のポリペプチド類を含
んだコンプレックスが生成されることが予測される。
ヒト第vIL[:C因子を含有するあらゆる血漿または
血漿濃縮物を利用することができる。新規な凝固ポリペ
プチドコンプレックスは、本明細書中に引用したアメリ
カ特許第4,361,509号、1982年11月30
日発行、に記載されている方法に従って極めて高度に精
製された(超純化〕ヒト第Vtu:C因子から調製する
ことができる。この方法においては、血漿または血漿濃
縮物の如き第VL[I:C因子源を、第VII[: R
因子に対するモノクローナル抗体類を結合させた免疫吸
着剤カラムに通す。第ViLI:R因子/第v■: C
因子コンプレックスがカラムに吸着された後、第v■:
 C因子を溶離し、これをアミンへキシルアガロースの
如き第2のカラムに通す。第2のカラムもまた、第vu
i : C因子に対する抗体を含有する免疫吸着剤であ
ってもよい、ということは注目丁べきである。第VI[
I:C因子は、α−トロンビンおよび他のプロテアーゼ
類から分けておく必要がある。この第vm : c因子
は、例えば0.3M塩化カルシウムを含有するpH約6
.8〜約7,4の緩衝化食塩水中で都合良く保存するこ
とができる。
次いで、ヒト第VnI:C因子を、後述するようなポリ
ペプチドコンプレックスの生成に有効な条件下でα−ト
ロンビンにより消化する。純化α−トロンビンは、フェ
ントン(Fencon) 、 J 、W、■;ファスコ
(Fax co) 、M、 J 、 ;スタックロー(
Stackro%v)。
A、B、ニア077ン(Aronson ) 、D、L
、 ;ヤング(Young)、AlM、:およびフイレ
イソ7 (Finlayson)、J、S。
Δ 著、「ヒトトロンビン、α−トロンビンの製造、評価、
並びに性質(Human Thrombin、Prod
uc−tion+Evaluation、and Pr
operties ofα−Th r omb i n
月ジャーナル・バイオロジカルケミストリイ(J、Bi
ol、Chem、)252 :3587−3598(1
977)、に記載、されている方法によって得ることが
できる。
σ−トロンビンおよび第VIII:C因子を水性の系、
好ましくはpH約6.8〜約7.4に緩衝化された系に
おいて一緒にする。トロンビンは、第VIII:C因子
と反応させるに充分な様、第VIII:C因子に相当す
るだけの量であって、しかも所望の活性なポリペプチド
コンプレックスを回収し得るよりも以前に、該第vtn
 : c因子が不活性なポリペプチドに分解されてしま
う程には多くない量、存在させる必要がある。例示の如
く、1#Ig中に第■二〇因子200−400単位を含
む製品(0,2”9/ #!e )は、α−トロンビン
約0.1〜約0.5単位/#Elにより消化する必要が
ある。消化は室温で行うことができる:温度が高すぎる
とタンパクが変性し、低丁ぎると消化の進行が抑制され
る、所望のポリペプチドコンプレックスの生成に充分な
時間、消化する。適当な時間は、0.1〜約60分、好
ましくは0.1〜30分である。1〜10分間が特に適
当であるCとが見出された。しかしながら、至適時間は
、処理されている第vm :c因子出発物質の一部を用
いて最小の実験を行うことにより確認することができる
、ということは理解されるであろう。至適時間は、隨 
約92,000ヲ示すポリペプチドコンプレックスであ
って、該Mr92,000ポリペプチドを著しく分解す
ることなく、約79,000  および約so、ooo
のMr ダブレットを示すタンパクコンプレックスを伴
なっているコンプレックスを最大量生成させる時間であ
る。このMr 79,000 80,000ダブL/’
7トコンプレツクスは、Mr値71,000−72,0
00にダブレットを示すコンプレックスに分解された後
、作用を現わ丁のかもしれない。しかし71,000−
72.000  ダブレットは、単独では第v■: c
因子活性を示さない。
次いで、反応混合物に有効量の(p−アミジノフェニル
)メタンスルホニルフルオライド(I2L下「p−AP
MSF Jと略す〕または他のトロンビン阻害剤を加え
ることにより消化を中断する。P−APMSFはα−ト
ロンビンがさらに第■■:C因子タンパク類と反応する
ことを阻止するが、これらのタンパク質を分解するもの
ではない。p −APMS F添加量は、反応混合中に
当り存在していたα−トロンビン活性1単位につき、約
1.5〜約2゜5ミリモルであることか必要である。
p −APMS Fはカリフォルニアメデイシナルーケ
ミストリイ・カンパニー (Cal 1fornia 
Medi −cinal Chemistry Com
pany)、サンフランシスコ、カリフォルニアを通じ
て入手し得るが、その製造方法は、ラウラ(Laurり
艮、:ロビンソン(Robinson) 、D、J 、
 ;およびピング(Bing) 、D、H1著rCp−
アミノフェニル)メタンスルホニルフルオライド、セリ
ンプロテアーゼの不可逆性阻害剤(an Irreve
rsible Inhibitor of 5erin
eProteaseす」バイオケミストリイ(Bi o
chemi s t ry)(1980)19.485
9−4864.4861頁に記載されている。
次にこの反応混合物を、本発明に係るポリペプチド複合
物を濃縮するための処理に何丁。ポリペプチドコンプレ
ックスは、純化型コンプレックスの有する非常に高い活
性を与えるコンプレックスを得るために、他の第■■因
子および第VIII因子以外のタンパク様物質に関して
濃縮することが好ましい。精製法としては、例えば限界
濾過法、超遠心分離法、イオン交換法、ゲル透過クロマ
トグラフィー法、プレパラテイブ電気泳動法1等電点分
画電気泳動法、並びにゲルおよびアフィニティクロマト
グラフィー法などを挙げることができる。
所望のコンプレックスはまた、反応混合物(これは他の
方法で予め濃縮されていてもよい〕をコンプレックスの
ポリペプチド(類)と反応しうる抗−ヒトvni : 
c抗体あるいはヒト以外の■■:Cに対する同等の抗体
を含有する免疫吸着剤カラムに通ずことにより、濃縮お
よび/または回収することができる。抗体類はアガa−
スに結合している(実施例1の下欄参照)。コンプレッ
クスの濃縮および/またはその中のあるポリペプチドの
分離、に用いることのできる抗体類については後述する
。活性VIII:Cコンプレックスは優先的にカラムに
吸着し、次にカルシウムイオンを含む溶液(例、CaC
12) (所望により非イオン性界面活性剤をも含有し
てよい〕によって溶離される。適当な非イオン性界面活
性剤には、アルキルフェニルポリオキソエチレン類、例
えばトリトン/Tri−ton) −X −100、N
  101 、または−X−405〔イーストマン・ケ
ミカルGo、(Eastman Chem−ical 
co、))トイーン(Tween)−20、−60また
は−80〔シグマ・ケミカル、Go、 (Sigma 
Che −mical CoJ:1;およびノニデット
(NonideすP−40(シグマ・ケミカルGo )
などが含まれるが2これらは全て化学式のわかった周知
の商品である。
用いられるカルシウムイオンおよび界面活性剤の濃度は
ポリペプチドコンプレックスを脱着するに充分な濃度で
あるべきだが、溶離剤がポリペプチドを不活性化してし
まう程、高くないことを要する。カルシウムイオンの濃
度は約0.5Mまたは約1.0Mまで高めることができ
るか、0.25Mが好ましい。界面活性剤濃度は、約1
重量%まで高めることができるが約0.1重量%が好ま
しい。溶離剤を免疫吸着剤カラムに約1〜約8床容蛍/
時、好ましくは約3〜約4床容量/時の速度で適用する
。流速が半丁ぎるとカラムが破壊され、ポリペプチドコ
ンプレックスの吸着が起こらない危険性がある。熟練し
た実施者ならば、これらの指示を固定床カラム以外の免
疫吸着法に容易に適応させることができるであろう。
VIII : Cポリペプチドコンプレックスは、pH
約6.8〜7.4において適当な緩衝液中に回豚され、
この中には溶離溶液からのカルシウムイオン並びに界面
活性剤も含まれている。実施例1において用いる様に、
より低濃度のカルシウムイオンを含有するVIII:C
緩衝液1等の緩衝液に対して上記の溶液を透析すること
により、カルシウム並びに界面活性剤の濃度を下げ、好
ましくは界面活性剤を除去することができる。本発明の
コンプレックスはこの溶液中に、あるいは凍結−乾燥し
て保存することができる。このコンプレックスは血友病
性凝血異常の患者に対し、カルシウム濃度を生理学的に
許容し得る様に調節して投与することかでき、その滅菌
食塩水溶液を注射投与することができる。
次に示す如(5DS−PAGEで分析すると、本発明の
コンプレックスは、Mr約92,000を示し、正常な
状態で約79,000および約so、oooのMrダブ
レットを示す物質(その内の幾分かは分解して約71,
000および約72,000のMrダブレットを示す)
を含む。その純化型においては、このバンドあるいはこ
れら一群のバンドが、本来、現われる唯一のバンドであ
る。しかしながら、本発明はまた、本発明に係るコンプ
レックスを含有することを示Tタンパク性物質を100
%以下、即ち、95チ、90%、または80%、70チ
、60チ、さらに少量の30%、20%、10%、ある
いは1%、含有する生物学的製剤をも包含するものであ
ることを認識しておくことが必要である。本発明は従っ
て、その第vni:c因子活性が本発明のコンプレック
スの存在に起因している様な製剤をも包含するものであ
る。
本発明に係るタンパク質コンプレックスは、精製したヒ
ト第VIII : C因子、(例えば前述のアメリカ特
許第4,361,509号で開示され請求されている方
法で精製されたヒト第■■二C因子など〕よりも高いv
m : c凝固比活性(活性/総タンパク量 my )
を有する。実際、純化コンプレックスの活性は数倍であ
り、例えば、精製したヒト躯I:C因子の3〜5倍、さ
らに好都合には少なくとも10倍、あるいは50倍もの
活性を示す。同様に、本発明のコンプレックスと、1ま
たはそれ以上の他のタンパク類とを一含有し、従来知ら
れている凝血側製剤が与えるよりも高い比活性を示す生
物学的製剤を得ることができる。コンプレックス、並び
にそれを含有する生物学的製剤の比活性+11800単
位/1n11以上、好都合には5,400単位/キ、よ
り好都合な態様では7,500.さらには10,000
単位/キ以上にも達する。本発明製剤の比活性が本発明
で用いた精製ヒト第vnt : c因子の3〜5倍、好
都合には少なくとも10倍、50倍、あるいは100倍
にも達することが好ましい。
本発明に係るタンパク質コンプレックス、およびその生
物学的製剤は、上記の優れた活性が少なくとも約10分
間、好ましくは少なくとも約30分間、持続的に存在す
ることを特徴とする。勿論、活性は一般にもつと長期間
安定である。コンプレックスはまた、第VIII:C因
子タンパク質の免疫学的特性、即ち、ヒト第vm二c因
子に対する抗体と結合する性質、を有している。このこ
とは、例えば、以下に述べる様に第vnt : c因子
に対するモノクローナル抗体を増幅させ、この抗体をア
ガロースカラムに結合させ、このカラムにコンプレック
スの水溶液を通し、得られた溶液の第v■■:C因子活
性を分析することにより確認することができる。
本発明は、 Mr=92,000およびMr = 79
,000−so、oooのポリペプチドが2タンパク分
解および破壊され易く、結果的に凝血剤活性を、喪失し
易いことで有名な、天然のヒト第vtn : c因子に
比べて安定である、という点においても望ましい寄与を
果すものである。
上記のポリペプチド、即ち、Mr92,000にバンド
を示し、高められたVIII:C活性を有するポリペプ
チドは、式 %式% (式中、XおよびYはアミノ酸を表わ丁〕で示される活
性は、部分的タンパク質配列を有することが同定された
上記のアミノ酸配列において、XはALA(アラニア)
であり、Yは5ER(セリン)であルコとが好ましい。
本明細書においては、許容されている略語を用いてアミ
ノ酸を表わした。その完全YA ’Jストを下記に示す
グリノン   GLY   リシン     LYSア
ラニン   ALA  アルギニン  ARGバリン 
   VAL   アスパラギン  ASNイソロイシ
ン ILE  グルタミン   GLNロイノン   
LEU   システィン   CYSセダン    S
ERメチオニン   METトレオニン  THR)リ
プトファンTRPプ、a)ン   I’ROフェニルア
ラニン PHEアスパラギン酸ASP   チロシン 
   TYRグルタミン酸 GLU   ヒスチジン 
  HIS分子量92,000のセグメントの内、部分
的なアミノ酸配列しか同定されていないが、凝固活性に
関する限り、この情報は、該分子の活性な部分を示すの
に光分なものである。実際、上記のアミノ酸配列を有す
るフラグメント化したポリペプチドタンパク質は、それ
自体が活性である。′活性“という語句は、それがプロ
凝固活性を有することを意味する。典型的には、その様
な活性は292゜000 セグメントに79,000セ
グメントまたは71.000セグメントが随伴している
とき、あるいは、それらが組合わされている場合にみら
れる。
先に示した約79,000〜so、oooの範易り分子
Jiを有するポリペプチドも凝固活性を有し、そのアミ
ノ酸配列は、式: Z−A−GLN−LYS −LYs−:丁HR−ARG
−HIS−TYR−GLY−ILE−ALA−ALA−
VAL−GLY−ARG−B−TRP −ASP−TY
R−GLY−MET−C−D−GLU−E (式中、Z、A、B、C,DおよびEはアミノ酸を表わ
す) で示される、 このアミノ酸配列において、Zがセリン(SER)、C
がセリン(SER)、Dがセリン(S ER)、そして
Eがフェニルア°ラニン(PHE)であることが好まし
い。
その様なアミノ酸配列を宵するフラグメント化したポリ
ペプチドも同じく、それ自体で活性である。
分子量92,000および79,000〜so、ooo
の凝固活性ポリペプチド中に見出されたアミノ酸配列は
、当該技術分野で採用されている方法によって決定され
た。一般に、以下の方法で同定を行った: 標品を実施例1に記載した如くにしてトロンビンによる
タンパク分解に付し、Mr=−92,000をMr =
54,000とMr=44,000のフラグメントに開
裂し、79,000〜80,000  フラグメントを
Mr = 71.000−72,000フラグメントに
切断した。これらのフラグメントを含有する混合物を実
施例1に示す如くポリアクリルアミドゲル電気泳動にか
け、各フラグメントを他のフラグメントから分けた。次
いで、「アミノ酸配列分析のための、ポリアクリルアミ
ドゲルによる、μyタンパク質の単離(Isolati
on of Microgram Quantitie
soE Proteins From Polyacr
ylamide Ge1sfor Am1no Ac1
ds 5equence Analysis月(:M、
W、 バンカピラー(Hunkapil 1er)、E
、/L/ジャ7 (Lujan) 、 F、オXトラン
プ(Os t rande )およびり、E、フッド(
Hood)、メソツズ・イン・エンザイモaシイ(Me
thods  in Enzymology) +Vo
l 、91゜17章、19831に記載の方法に従い、
Mr=54.000  フラグメントおよびMr = 
71,000−72.000フラグメントを溶離した。
次いぞ、この様にして得られたペプチドのアミノ酸配列
ヲ、「気相−配列決定装置を用いた高感度配列決定(H
igh −5ensitivity Sequenci
ng with aGas −Phase 5eque
nator)J l: M、W+ハフf2ピラー、10
M、ヘライック(Hewick)、H,J、ドレイヤ−
(Dreyer)およびり、E、7 ラド(Hood)
 、メソッズ・イン・エンザイモロジイ Vol、91
 、36章、1983〕に記載の方法に従って決定した
実施例I 乙の実施例は、第VIII:C因子の市販濃縮物からの
精製並びに精製α−トロンビンによる消化の方法に関す
るものである。第via : c因子に対するモノクロ
ーナル抗体を製造し、VIII : Cポリペプチドの
同定に用いた。消化過程において数回、消化混合物の一
部分に関してVlll : C(凝血)活性、並びに5
DS−PAGEに基くタンパクのバンドを分析した。
VIII:Cの精製 全工程は室温で行なった。化学薬品は全て試薬用であっ
た。市販の第vni因子濃縮物〔アーモアファーマシュ
ーテイカ/L/ (Armour Pharmace−
u−ticaり提供〕をVIII:C緩衝液(0,02
Mイミダゾール70.15M塩化ナトリウム/ Q、l
 M L −リジンHCl10.02%ナトリウムアジ
ド、pH6,8)中に入れて復元した。合計17,00
0単位のVIII:C活性を有するこの試料を床容量2
.5−3゜OI!の免疫吸着剤カラムに入れた。カラム
は臭化シアン−活性化アガロース(セファロース4B、
ファルマシア(Pharmaciす、ビスカッタウェイ
(Piscataway八ニューシャーシーへであり、
これにVI[I : Rに対するモノクローナル抗体が
共有結合で結合している。前述のアメリカ特許第4,3
61.509号に記載されている方法に従って抗体を調
製し、カラムに吸着させた。抗体は、50%硫酸アンモ
ニウムで腹水から沈澱させ、さらに2回再沈澱させた後
、セファロースに対して密度2〜4η/ mlでカラム
に吸着させた。免疫吸着剤を。
3Mチオシアン酸ナトリウムによって予め溶離処理し、
VIII:C緩衝液(0,02MイミダゾールHC’ 
 PH7,0,0,15M NaC1、Q、l ML−
リジン−HCl 、 0.02%ナトリウムアジド〕で
洗浄し、2mMジ−イソプロピルフルオロホスフェート
で2回処理した後、濃縮物を加えた。
カラトをO,15M塩化ナトリウム含有VIII:C緩
衝液201で洗浄し、0.35M塩化カルシウムを含有
するVIII : C緩衝液でVIII : RからV
III :Cを溶離した。活性な両分を集め、YM−I
Q膜を備えたアミコン(Amicon)撹拌室内で、窒
素圧下100倍に濃縮した。次いで、この濃縮物をXに
C緩衝液で1=10に希釈し、0.025M塩化カルシ
ウム含有VIII:C緩衝液で平衡させたアミンヘキシ
ル−セファロースの4m/カラムに適用し、0.3M塩
化カルシウム含有vm : c緩衝液で流速10#!g
/時で溶離すると、VIII : Cが高濃度で得られ
る。濃縮された免疫吸着剤プールを0.25M塩化カル
シウムに調節し、モノクローナル抗−フイブリノーゲン
、抗−フィブロネクチンおよび抗−VWF 抗体(これ
らは臭化シアン活性化セファロースに結合されている)
の混合物に対し1/10(V/V)の割合で、1時間づ
つ、2回吸着させた。
モノクローナル抗体類は、アメリカ特許第4,361.
509号に記載されている如くにして、精製V[:Cを
抗原として製造した。抗体類をリンブロータイターチク
(Linbro−Ti terteJフローラボラトリ
イズ、イング/し+7 ’7ド(Flow Labor
ato−r ies 、Ingl ewood 、 C
A)プレート類、および、エングバール(Engval
 l ) 、E、およびパールマン(Perlmann
) 、P、著「酵素結合免疫吸着剤分析(ELISA)
、免疫グロブリンGの定量分析」イムノケミストリイ(
Immunochemistry+) 8: 871−
874(1971)、に記載の検出系内において、共役
ペルオキソダーゼ抗体[ツイメド・ラボラトリイズ、バ
ーリンガム(2γmed Laborac −orie
s 、 Burl ingame 、 CA))を使用
し、固相分析法によって選別した。プレート類を、くぼ
みごとに精製VIII:CC100nで被覆した。この
研究に用いるために選別したクローンのELISA−陽
性培養上澄み液もまた血漿vni : c活性を阻害し
た。
flfIuヒトα−トロンビン(比活性2534φ〜、
最終濃度0.5 U/Ll) ヲ、0−04 M Ca
 C12含有イミダゾ一ル生理食塩水緩衝液中に入れた
精製■I:C(最終濃度167μf/At)に加えた。
対照部分には緩衝液のみを加えた。溶液を室温でインキ
ュベートシ、種々の時間間隔をあけて、VILI : 
C−トロンビン混合物試料を、トロンビンを迅速かつ非
可逆的に不活性化するためにρ−APMSF(カリフォ
ルニア・メディカル・ケミストリイC09)の入った試
験管に採取した。p−APMSFの加水分解を最少限度
に止めるため、ストック溶液(100mM/メタノール
溶液〕を、イミダゾール生理食塩水緩衝液によりVII
I:C−トロンビン試料との反応の60秒前に、1/1
0の比率で希釈した。最終的flpAPMSF濃度は1
mMであった。対照部分も、実験の初めにp −APM
S Fで同様に処理した。60分間の時間的経過を終え
た時点で全てのVnI : C試料を文献記載の如く、
活性化部分的トロンボプラスチン時間分析法でv■:c
活性に関して分析し、その後5DS−PAGEの調製に
備えた。
505−PAGA 「方法A」 不連続rl s o sポリアクリルアミドスラブゲル
電気泳動法は、レムリイ(Laemnn目) 、U、に
、ネイチャー(Nature) 22ユ、680−68
5.1970の方法に基いて行なった。「方法A」を次
に示す:■、試料の調製 (1)タンパク試料(理想的にはタンパク5−60μf
を含有するもの50−100μで)を試料緩衝液に対し
て一夜、室温で透析する、試料がカルシウムイオンを含
有する場合には、エチレンジアミン西酢酸(E DTA
 ) I Q mMを試料緩衝液中に含有させる。
(2)透析した試料を試験管に入れ、1/10容量のl
Q%sDsを加える。試験管をアルミニウム箔で被う。
試料を沸騰中の水浴中で10分間加熱する。
(3)試料を水浴から出し、soomFi’lジチオト
レイットを1/10容量、加える。これを56℃で4時
間、インキュベートする。
(4)試料を室温まで放冷し、グリセリンストック溶液
およびブロムフェノールブルーストック染料溶液を最終
濃度がそれぞれ10%および0.05%になる櫟に加え
、ゲル上に重層するため調製する。
−馬ゲJり鼠薦ヱ方風1−(脱イオン化した蒸留水使用
〕(1)グリセリンストック溶 : 50%グリセリン
(2)フロムフェノールブルーストック染料r゛ :0
.5%ブロムフェノールブルー (31下層ゲルストック溶液ニドリス塩基18.2f、
10%5054R1、最終容量を100I111!にす
る。濃塩酸でp)ls、sに調節し、濾過する。
(4)上層ゲルストック溶液ニドリス塩基6.1y、1
0チ5054 at、最終容量をLOOrtttにする
濃塩酸でpHを6.8に調節し、濾過する。
(5)区五111(二 O,OIMりん酸ナトリウム、
1.9%SO5、lQmMニナトリウAEDTA。
最終容量を11にする。水酸化ナトリウムまたはりん酸
を加えてpHを7.0に調節する。
(6)アクリルアミドストック i:  アクリルアミ
ド30fを水50tttlに溶かし、ビスアクリルアミ
ドo、51rIIiを加えて溶)Wさせる。最終容量を
100m1に調製する。この溶液を濾過し、4℃で暗所
に貯蔵する。
(7)ストック用電極緩衝液: トリス塩基3o、3f
、り+) シフ144.1 f、最終容量を1eにする
(8)電極緩衝液: ストック用電極緩衝液100#!
e、水890d、10%50510mJ*(9)ストッ
ク用りマシーブルー染料溶液: 1%クマシーブルーR
250を水中に入れたものを少なくとも約30分間室温
で撹拌して溶解させ、濾過する。
チアンモニウムパーサルフエート、暗所に保管する。毎
週新らた(こ調製する。
■、ゲルの調製並びに操作ニアクリルアミドの最終濃度
=7.5% (1)下層ゲル溶液 下層ゲル、20tne 下層ゲルストック溶液        5. Oalア
クリルアミドストック溶液5. Orttl水    
                 10.Oa/N、
N、N:N’−テトラメチレンジアミン(TEMED)
  0.005IL110%アンモニウムパーサルフェ
ート0.1utl上層ゲ・し溶液 上層ゲル10rttl 上層ゲルストック溶液         2.5dアク
リルアミドストツク溶液      1. Oytl水
                      6.5
 IId!N、N、s’、N’−テトラエチレンジアミ
ン(TEMED)0.01x110%アンモニウムパー
サルフェート0.0:W(3)方 法: a)14.5 CIIX 9.OcIIX 0.8II
E#lスラブゲルのためのスラブゲル装置を調製する。
この装置は標準的な電気泳動装置であって、例えば、ヘ
ラファー・サイエンティフィック・インストルメンツ(
H6e−ffer 5cienuific Instr
uments)す77 ラフ シスコ、カリフォルニア
から入手可能である。
b)TEMEDおよびアンモニウムパーサルフェート以
外の下層ゲル成分を50rnlの耐圧フラスコに入れ、
脱気する。次いでTEMEDおよびアンモニウムパーサ
ルフェートを加えて静かに混合し、即座に下層ゲルを加
える。下層ゲルに水−飽和ブタノールを重層し少なくと
も1時間、好ましくは2〜6時間、そのままにして重合
させる。
リプタノール層を流し去り、下層ゲルの上面を完全な上
層ゲル混合物で洗浄する。(上層ゲル混合物は、上記の
下履ゲルと同様に、脱気し、TEMEDおよびアンモニ
ウムパーサルフェートを加えて調製する。〕 d〕上層ゲルを注ぎ入れ、くしを上層ゲル内に、そのく
しの歯の底部と上層ゲル−下層ゲル界面との間隔が少く
とも1.0Gとなる深さまで入れる。
上層ゲル溶液で可能な限り一杯に満了。このゲルに通す
前、少なくとも1時間上層ゲルを重合させる。
e)くシを取除くには、電極緩衝液を上層ゲルの上面に
ピペット注入した後、くシを静かに取去る。
、L層ゲル上面のくぼみを電型緩衝液を用いて数回洗浄
する。
r〕作業のために装置を組立て、電極緩衝液を加える。
試料(類)を緩WI液層の下方の上層ゲルのくぼみに重
層して適用する。
、g)乙のゲルを定電流で作動させる:試料が上層ゲル
にある間は8ミリアンペア、試料が下層ゲルにある間は
15ミリアンペアである。
ブロムフェノールブルー染料の先端が下層ゲルの底面か
ら1.0CI+1になった時点で電気泳動を止める。
■、ゲルの固定および染色 参考文献;フエアーバンクス(Fairbankす、G
ステック(Steck) 、T、L、、およびウオール
アッハ(WallacJ、D、F、N、、バイオヶミス
トリイ10゜2606〜2617.1971゜ (1)ゲルを少なくとも1夜、密閉容器内で、25チイ
ツプロバノール、10%酢酸、1%クームシ−ブルース
トック溶液10m1を含有する最終容量を400 al
に調節した溶液中で固定化する。
(2)次いで、ゲルを少なくとも1時間、10%インプ
ロパツール、10%酢酸および1%クームシ−ブルース
トック溶’45.1.0 agを含有する最終容量を4
00vteに調節した液中に浸す。
(3)このゲルを変化が現われるか、あるいは完全に脱
染色されるまで約4時間、10%酢酸中に浸漬する。
t41 コ(y)脱染色ゲルを、対照を明確にするため
にゲル乾燥機を用いて戸紙上で乾燥させることができる
このゲルに5−209のタンパクを適用した。
VnI : Cの陪値は還元フィブリノーゲン(Mr2
0o、o o o )、ホスホリラーゼb(Mr95,
000)、ウシ血、fflフルーj ミ7 (Mr68
,000 )、IgGノHfi (Mr  50,00
0 )およびオバルミン(Mr43,000)を標準と
し、移動距離に対して隆値を片対数表にプロットするこ
とによす、還元試料に関して算出した。
最終的なゲルの写真プリントによる走査並びに積分は、
ツアイネ(Zeineh)軟レーザースキャニング濃度
計を用いて行なった。
結果 純化ファクターVII[:Cの比活性4認000
単位/mgであった。トロンビンによる純化■■:C活
性に対する賦活作用を60分間のタイム・コースで分析
した。トロンビンを作用させる前の非処理vni : 
c試料ハ、Mr = 79,000−80,000にお
けるダブレット、ないしMr = 188,000 に
おけるバンドに至る特徴的なりm : c型配列を示し
ていた。Mr = 188,000 PI上の1個のバ
ンド、並びにMr=79,000以下の2個のバンドは
モノクローナル抗−vin : c抗体免疫吸着剤と結
合しなかった。また、Mr=79,000およびMr=
=188.000の間のバンドは抗−vm : c抗体
と結合しなかった。
トロンビンによる賦活化タイム・コースの最初の5分間
で、這か92,000以上であるモノクローナル抗−V
III:C抗体反応性バンドは、1個を除き全てが徐々
に消失し、5分後にvm : c活性が最高に達した時
点で検出されなくなった。
Mr = 122.000 におけるバンドはいくつか
の実験においてのみトロンビン抵抗性を示したが、過剰
なトロンビン処理の後には、このバンドも、他のいかな
るバンドも固定化モノクローナル抗・VIII:C抗体
とは反応しなかった。
Mr=92,000におけるハントは、VIII:C活
性が憎子につれて強くなった。Mr=79,000およ
びso、oooにおけるダブレットは Mr =71.
000−72,000ダブレツトに変換されると思われ
、vtn:c活性の減少する5〜60分の間では、後者
の形態が優勢であった。Mr=54,000およびMr
=44,000の2個のバンドは5〜60分の間に明確
に認め得る様になった。いくつかの実験では、Mr=4
4,000 バンドもまたダブレットのように見えた。
Mr=71,000−72,000ダブレツト、Mr=
54,000バンド並びにMr = 44.000バン
ドは固定化モノクローナル抗−VIII:C抗体によっ
ては有意な程度に除去されなかった。
上で議論したゲルの走査および積分の結果から、ポリペ
プチド濃度とVlll : C活性における変化との関
連性が考慮される。結果は表に示されている。
表かられかる様に、Mr=92,000バンドはその濃
度が増加した後、VI[f : C活性と並行して減少
した。このことは、Mr=92,000バンドが、トロ
ンビンの賦活化作用でその濃度が増大された活外型VI
II : Cに相当することを示唆している。陽=54
,000およびMr=44,000バンドの濃度は、い
ずれも、1〜40分の間、混合物の活性が減少した後で
さえも定常的に増加した。
Mr=79.000 80,000ダブレツトの大部分
は、VIIにGC活性ピークに達する最初の0.1〜1
0分間の間に失なわれ、他方、Mr==71,000−
72,000  ダブレットの大部分はこの期間に現わ
れ、VIII:C活性か減少した際にも優勢であった。
これらのデーターは、〜Ir = 71.000−72
゜000ダブレツトがMr=79,000−80,00
0ダブレツトから導かれたものであること、並びにMr
= 71,000−72,000  ダブレット自身は
不活性であることを示唆するものである。また、この様
なデーターは、Mr=71,000−72,000ダブ
レツトのMr=92,000ポリペプチドと複合体を形
成する能力が保持されている1、ということと矛盾しな
いものである:この複合体もまた活性を有するであろう
Mr=92,000ポリペプチドがMr=79,000
−so、oooダブレットと複合体を形成していること
の直接的な証拠は、抗−VI[I : C:モノクロー
ナル免疫吸着剤を用いた実験から導かれる。モノクロー
ナル抗体はMr=92,000ポリペプチドでなく、M
r=79,000−80,000ダブレツトと優先的に
反応するということが初めて示された。即ち、このこと
は電気泳動転移実験において明らかにされた。次いで、
モノクローナル抗−免疫吸着剤は。
Mr = 79,000−80,000ダブレツトおよ
びMy=92,000ポリペプチドを共に溶液中から除
去することが示された。Mr=92,000ポリペプチ
ドは、Mr=79,000−80,000ダブレットヲ
結合させたままで、l Q m M  EDTAにより
抗−vttt二C免疫吸着剤カラムから溶離することが
できた。
このダブレットは1.続いて3Mチオシアン酸ナトリウ
ムにより溶離された。以上の実験の結果は、Mr =9
2,000ポリペプチドはMr = 79.000−g
o、oooダブレットと複合体を形成していたため実施
例■ 活性化蛋白質C(以下、[APcJというつで処理した
結果について記述する。ヒトの第Vl :C因子を既述
した様にして純化した。APCは、トロンビンからAP
Cを分離するのにファルマシアのFPLC系のモノSカ
ラムを使用した以外はマー7−(Ma r l a r
) + R−A 、らの方法〔ブラッド(即匣)59巻
、L067(1982)]、「トロンビン依年性抗凝固
酵素、ヒトの活性化蛋白質Cの作用機構」)に従って純
化した。
アッセイ 血友病A血漿基質を用いた活性化部分的トロンボプラス
チン・タイムアッセイを使用して、前記の方法で試料の
VLII:C活性を分析した。
電気泳動のための試料の調製 AI’C活性にはカルシウムイオ゛ンが必要であるノテ
、10 ttM (7) DAPA%含有シティる10
0mMF、DTA ノ17t o 容量 ヲ、VI[I
 :C十APC部分、対照■■二CおよびAPC部分に
加えることにより、種々の時間にAPCを停止させた。
これらの部分標本に1/10容」の10%ドデシル硫酸
ナトリウムを添加した。次いで沸騰水浴中でそれらを5
分間加熱し、次いで前記した様に5DS−PAGEで透
析した。
還元したVLLI:Cの非連続ドデシル硫酸すl−Uウ
ム7.5%ポリアクリルアミドゲル電気泳動(PAG 
E ) −Coomassie  ブルーR250によ
る染色、ゲルの走査および積分は既述した様に行なった
試料調製 0.3M塩化カルシウムを含有しているVIII:C緩
衝液0.3 at中のVIII:Cの試料339 tt
9を緩衝液(50mMトリス−クロリド、0.15M塩
化ナトリウム、5mM塩化カルシウム、0.02%ナト
リウムアジド、pH7,4)に対して一夜透析した。こ
の透析したVIII : C試料に、緩衝液1.095
d、ウサギ脳ケファリン90μl(シグマ・ケミカルC
o、、セントルイス、MD、製造業者の指示通り復元し
、貯蔵し、融解した)、および1mMダンツルアルギニ
ンN−(3−エチル−1,5−ペンタンジイル〕アミド
(DAPA )15μlを加え、最終1)A P A濃
度を10μMとした。10μMのDAPA(IAPcを
有意に阻害しないので、このDAPAI;!APCに存
在する痕跡量のトロンビンを阻害するため番こ含ませた
。試料の最終容量は1.5に/?、最終Vlll:C濃
度は226 a fj/WLzであった。
コノ1.5 atlO’)Vlil : C試料カラ4
00 tie ヲN’)、対照とした(vm: cと呼
ぶ〕。残りの1.1 dにAPC20μe(10μy)
を加え、最終APc 濃度を9μに窮とした( Vul
 : C+APC:と呼ぶ)。
vat : cを除いて全ての成分を同じ濃度で含有し
ている第2の対照試料を調製した(APCと呼ぶ)。
VIII:C単独、vtn:cgよびAPC(7)8合
物、APC単独を37℃の水浴に入れ、一定のタイム・
ポイントで試料の一部を取り、505−PAGEおよび
/またはvm:C活性を分析した。また、長時間37℃
でインキュベートした後1合成基質s −2238の加
水分解で活性を保持したArcを、対照において測定し
た。
結果 純化vni : cをAPCで消化すると、対照のVI
II:C活性のほぼ85%が失なわれた。、vut :
 C活性のAPC非活性化により1μlが92,000
−188゜000の全てのVIII:Cポリペプチドが
減退し、陽=45,000のポリペプチドが生成し、−
万Mr==79−80,000のダブレットはそのまま
残った。
APCによる、純化vtu : cの一定時間経過の非
活性化により、360分間に渡ってvm: C活性が減
少するに従って、特異r、(VIII:C:ポリペプチ
ドが次第に減少することかわかった。ゲルを走査および
積分することにより、Mr = 188.000のポリ
ペプチドおよびMr=92,000のポリペプチドがV
L[I:C活性と平行して減少していくことがわかった
中間的な隣のもう1つのポリペプチドはAPCにより開
裂されたか、ゲル走査により容易に定量されなかった。
この実験では、APCによる消化らしクナク、Mr =
92,000−188,000のある種のvni : 
cポリペプチドはAPC消化に抵抗した。
しかし、Ml−= 79−80.000のダブレットポ
リペプチドは、AI’Cよる消化の場合の様に、APC
により蛋白質分解を受けなかった。
Mr=45,000のポリペプチドは、 Mr = 1
88゜000および92,000のポリペプチドの減少
につれてその濃度が増加する様であり、これは前者のポ
リペプチドが後者のポリペプチドの分解フラグメントで
あることを暗示している。クーマシーブルーの染色では
、その他の消化生成物は観察されなかった。
実施例■に示した禄に、VIII : Cのトロンビン
活性化の間、Mr=92,000のポリペプチドは、v
ni : C活性と平行して増減した。Mr = 92
,000のポリペプチドの蛋白分解とVlll:C活性
の消失との間に直線関係が存在するかどうかを調べるた
めに、この時間経過による非活性化実験のデータr−,
,310’yトし、VtLにG活性チ対Mr = 92
,000のポリペブチトチを調べた。Vlll:C活性
の量は、Mr=92,000のポリペプチドの量に比例
している様であった。
本発明のもう1つの目的は、ファクター■■:Cと、α
−トロンビンの様なプロテアーゼとの反応によって形成
される各種のポリペプチドに対して、予想し得ないこと
であるが、特異なモノクローナル抗体を提供することに
ある。それぞれの抗体は、トロンビンまたは等価なプロ
テアーゼで活性化も消化もされていないヒトの第vtn
 二c因子と反応する。これらの抗体は、以下に述べる
様な個々の性質によって特徴づけられる。
^)1つは、ここに記載したMr=92,000のポリ
ペプチド、Mr=108,000 およびそれ以上のポ
リペプチド、および終末−トロンビン消化物中に存在す
るMr=44,000のポリペプチドと反応する二それ
は、ここに記載したMr =79,000−so、oo
oのダブレットを示すポリペプチドとも、ここに記載し
たMr=71,000−72,000のダブレットを示
すポリペプチドとも反応しない。
(Bl 1−)は、ここに記載したMr=92,000
のポリペプチド、Mr = 108,000 およびそ
れ以上のポリペプチド、および゛終末トロンビン消化物
中に存在するMr=54,000のポリペプチドと反応
する。それは、ここに記載したMr=79,000 −
so、oooのダブレットを示すポリペプチドとも、こ
こに記載したMr =71,000−−72,000(
7)ダブレットを示すポリペプチドとも反応しない。
(C)1ツは、Mr=79,000−80,000(7
)ダブレットおよびMr = 108.000およびそ
れ以上のポリペプチドと反応するが、Mr=92,00
0のポリペプチド、Mr−=71,000−72,00
0.Mr=54.000 、Mr=44,000のポリ
ペプチドとは反応しない。
1D)l)は、Mr=108,000 およびそれ以上
のポリペプチドとのみ反応下る。
これらの抗体はそれぞれ、他のポリペプチドをも含んで
いる混合物から、前記のコンプレックスを濃縮するため
に使用することができる。この様な混合物の1つは、ヒ
ト第vnt:c因子をα−トロンビンまたは等価なプロ
テアーゼで部分的に消化することにより製造される。も
う1つのこの様な混合物は、組み換えDNA技術(この
場合、所望のポリペプチドまたは複合体(コンプレック
ス)は微生物によって発現され、混合物から他の蛋白質
様化合物と共に回収されなければならない〕によって製
造されるというわけではない。抗体四、IBI、tcl
またはtD+、あるいはこれらの2つ、3つまたは全て
を組み合せたものを実施例1に記載した様にして免疫吸
着剤に付着させることができ、コンプレックスを含んで
いるポリペプチドを含有している混合物の充填液をカラ
ムに通す。充填溶液中に存在するMrが92,000お
よび79,000−80゜000 であるポリペプチド
がカラムに吸着され。
このカラムから、もとの溶液をカラムから洗い流した後
、前記の様にしてこれらのポリペプチドを溶出させるこ
とができる。得られた溶出液は、所望の活性化Vnl 
: Cコンプレックスについて、充填液とくらべてa縮
されている。
この新規な抗体は、ヒトVIII:Cとトロンビンまた
は他のプロテアーゼとの反応があったかどうかを検出す
るための、分析の目的にも有用である。
というのは、これらの抗体は、その反応の生成物と反応
する能力かあるからである。挙動tBlを持った抗体お
よび挙動IC)を持った抗体は、いづれかが第■I:C
因子と結合すると、VIII : C凝固活性を中和す
ることかわかった。この性質は、血友病関連障害の診断
に有用である。
これらの抗体の発見により、ここに記載したポリペプチ
ド複合物の成分を更に特性化することかできる。即ち、
Mr=92,000のバンドを示すポリペプチドは、ト
ロンビン消化によって破壊されず+ Mr = 79.
000 80,000のダブレットを示すあるいはMr
=71,000−72,000のグブL/’7トを示す
ポリペプチドには存在しない(少なくとも)2つのエピ
トープ(即ち抗体結合部位)を含んでいる。これらのエ
ピトープの内の1つはMr= 44,000 のポリペ
プチドの上にも存在し、他方はMr=54,000のポ
リペプチドに存在するっ即ち、Mr = 54.000
およびMr = 44.00.0のポリペプチドはMr
=92,000のポリペプチドから誘導される。また、
Mr=92,000およびur =79,000−80
,000 のポリペプチドは、共通の前駆体(群)から
誘導される。第vni : c因子凝固活性を中和する
挙動(司およびIc+を示す抗体の発見は、Mr=92
,000およびMr = 79.000−go、ooo
のポリペプチドが凝固機能に重要であることを支持シテ
ィる。Mr = 79.000 80.000のダブレ
ットを示すポリペプチドは、トロンビン消化によって破
壊される。そしてMr=92,000のポリペプチドに
は存在しないエピトープを含んでいる。
これらのモノクローナル抗体は、ヒト第■:C因子の一
般的な精製工程によって製造することができる:即ち、
純化VnI : Cに対するモノクローナル抗体を生成
させ、純化vm : cを部分的に消化、活性化して前
記のポリペプチド複合物を生成せしめ、特異なポリペプ
チドを同定し、抗−VIII:C抗体を活性化生成物と
反応させ、それが反応したポリペプチド(群)を同定す
ることによりその抗体を特性化する。この一連の操作は
実施例■で詳細に述べる。あるいはまた1部分的トロン
ビン消化生成物から、所望の特定のポリペプチドを分離
することにより抗体を製造することもできる。
例えば、所望のポリペプチドと反応することが知られて
いるモノクローナル抗体をカップリングさせたアガロー
スを入れたカラムに免疫吸着させ、次いで溶出し、実施
例Iに記載の方法でそのペプチドに対するモノクローナ
ル抗体を高める。
実施例■ ヒト第V■【二〇因子に対するモノクローナル抗体は、
米国特許第4,361,509号に記載の方法によって
製造された高純化Vln:Cを用いて、以下の手法によ
って生成させた。
以下の方法に従って、高純化第VIII:C因子をマウ
スに注射した。初日に、0.05M1−リス、0.15
M塩化ナトリウム、0.02%アジ化ナトリウム、1m
Mフェニルメチルスルホニルフルオライド、トラクロー
ル10単位/allを含んでいる−7.3の緩衝液0.
1 rttlにこの蛋白質10μfを溶解(または懸濁
)し、同容量のフロイントの完全アジュバントを加えて
振数することにより調製した組成物をマウスに腹腔内注
射した。14日目に、フロイントの完全アジュバントの
代すにフロイントの不完全アジュバントを用いるほかは
上に記載したものと同じものを再びマウスに注射した。
21日目には、14日目の注射をもう1度行なった。
38日目に、純化VLII : Cだけを注射した。4
2日目に、マウスの胛臓を摘出し、J、P、ブラウン(
Brown)らの標準的手法(ジャーナル・オブ・バイ
オロジカル・ケミストリイ、225巻、PP  498
0−4983(1980)、「モノクローナル抗体によ
る免疫沈殿によって同定される正常および悪性のヒト細
胞の蛋白質抗原」)に従って融合した。この標準的手法
に於いて、50%ポリエチレングリコールの代りに35
チポリエチレングリコール1000を用いたことが唯一
の変更点であった。
実施例Iの「VI[I:Cに対するモノクローナル抗体
の製造」の項に記載した分析法を使って抗体を選択した
。ただし、vIII:C活性を中和しなかつた抗体もサ
ブクローンし、以下の如く処理した。
陽性であったクローンを2回サブクローンし、VIn 
: Cに対する抗体を産生する安定なりローンを、細胞
の注射を行なう少なくとも4日前)こプリスタン0.5
コを腹腔内に入れて予め処置したBa1b/Cマウスの
腹膜腔に注射した。バイブリド−7細胞を、牛胎児血清
を含まないデルベツコ(Delbecco)の改良イー
グル培地0.5 rrtlf中、マウス当たり約5×1
06細胞の濃度で注射した。むくんできたらマウスを穿
刺し、腹水を約10単位/ aeでヘパリン中に集めた
。複数のマウスからの腹水を合わせ、モノクローナルI
gGの単離に都合の良い量とした。
50%硫酸アンモニウムを使って腹水から抗体を沈殿さ
せ、更に2回再沈殿させた。この様にして生成せしめた
前記のtBl、telおよび101に相当する抗−VI
■:C抗体はアガロースビーズに結合され、溶液からの
純化Vlll:(:と結合することか示された。
■I■:Cの別のバッチ、1つは非処理、1つはトロン
ビン蛋白分解にかけたものを実施例Iに記載した5DS
−PAGE工程で分析した。次いで各バンドを電気泳動
法的に(ウェスタン転移〕、ゲルからニトロセルロース
片に転移させた。使用した装置はバイオラッド(Bio
 −Rad) r )ランス−プロット(Trans 
−BloすJ−4rル(cell)およびl<イネ−ラ
ッドモデル160.1.6動力供給(バイオーラツドラ
ポラトリイズ、リッチモンド、カリフォルニア)であっ
た。転移緩衝液は、 pH8,3,20多メタノ一ル番
こ加えたグリシンを含む25mMトリスであった。転移
は90ボルト、10ミリアンペアで16−24時間行な
った。
抗体のそれぞれと反応させた特定のポリペプチドは、W
、M、バーネット(Burnette)の採用した方法
、[ウェスタン・プロッティング」〔アナリテイカル・
バイオケミストリイ(Anal yt icalBio
chemistry)、112巻、195−203頁(
1981)、「ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルア
ミドゲルから非改良ニトロセルロースへの電気泳動法に
よる蛋白質の転移および抗体並びに放射性沃素化蛋白質
Aを用いたX線撮影」〕を用いて決定した。
「緩衝液1)」は10mMトリス・クロライド20、1
5 M NaCl 、 o、02%アジ化ナトリウム、
pH7,4であった。
1、緩衝液0100ml!と0.25%ゼラチンを含ん
でいる皿に、転移した蛋白質を持ったニトロセルロース
シート(キ)を入れる。この皿を回転振盪器の」二に置
き、ゆっくりと30分間振盪させる。
2、この皿にモノクローナル抗体を添加する(061〜
1チの腹水または純化1gG1”P)。120分間振盪
する。
3、ニトロセルロース片を次の様にして洗浄するtal
緩衝液D100IILlで10分間。
tbl緩衝液D100IILl詔よび0.05%のNo
n1det−P−40で30分間、10および20分で
かえる。
tC1緩衝液D100HLlで10分、4o緩衝液り十
0.25%ゼラチンおよび1121i標識純化ウサギ抗
−マウスIgG中にニトロセルロース片を30分間浸す
5、ニトロセルロース片を次の様にして洗浄するtal
緩衝液D100R1で10分間。
tbl緩衝緩衝液中0.1 C4Non1det p−
40および0.5M NaC1100Reで16−24
時間。
tc)緩衝液D100mlで10分間。
6、ニトロセルロース片を2枚の2紙にはさんで吸い取
り、このニトロセルロース片を密封プラスチック袋に入
れて保存する。
7、どの抗体とポリペプチド類が反応したかを調べるた
めに、 ta)文献に記載されている既知の標準的手法により、
ニトロセルロース片のオートラジオグラフを調製する。
lblこのオートラジオグラフを、VIII : Cを
転移させたがモノクローナル抗体と反応させる代りに、
Coomassie ブルーR250で染色したニトロ
セルロース片と比較する。
これらの手順により、以下の個々の抗体か生成したこと
がわかった。
Mr=92,000のポリペプチド、Mr=108,0
00およびそれより大きいポリペプチド類、終末トロン
ビン消化物中に存在するMr=54,000または44
.000のポリペプチド類の一万または他方、と反応し
た4つの抗体、その他のポリペプチドはなし。このこと
は、後者の2つのポリペプチド類の起源は、Mr=92
,000のポリペプチドのトロンビン開裂から来ている
ことを示している。これはまた、Mr=92,000の
ポリペプチド上の2つのエピトープはその開裂に生き残
ったこと、およびこれらのエピトープはMr =79,
000−80,000ダブレツト上に存在しないことを
示している。
5番目の抗体はMr=79.000 80,000のダ
ブレットおよびMr=108,000 およびそれ以上
のポリペプチド類と反応したか、Mr=92,000の
ポリペプチドおよび終末トロンビン消化物中に存在する
ポリペプチドのいずれとも反応しなかった。このことは
、Mr=79,000−80,000のダブレットはM
r=92,000のポリペプチド上に存在しないエピト
ープを持っていること、およびそのエピトープはMr 
= 79,000−80,000のダブレットのトロン
ビン消化により破壊されることを示している。
これら5つの抗体の反応挙動は、Mr=92,000お
よびMr = 79.000 80.000のポリペプ
チドが、共通の前駆体(群)から導かれることを示して
いる。
第6番目の抗体は、Mr = 108.000およびそ
れ以上のポリペプチド類とだけ反応した。
これらの抗体の1つまたはそれ以上の生物学的製剤を調
製または貯蔵するには、相当するモノクローナルIgG
を、ヘパリン化した収集腹水から、収集後直ちに分離し
てもよいし、あるいは、その貯蔵溶液の冷凍部分を融解
してもよい。新しい試料であるか冷凍した試料であるか
に関係なく、この溶液は4℃にして、同容量の燐酸緩衝
食塩溶液(pBs)(pus :1.6 f燐酸ナトリ
ウム、−塩基一水和物:8.4g燐酸すl−IJウム、
二塩基無水物;61.4y塩化ナトリウム:水を加えて
7 l!; PH7,2)で処理する。この希釈した腹
水は、4℃で撹拌下に滴加することにより沈殿する。遠
心分離は、好ましくは14.00Orpmで60分間(
30゜ooOx4)で行なう。腹水の上澄液を更にSA
Sて2回沈殿させ、沈殿と上澄液の混合物を撹拌し。
第1回目のサイクルと同様にして遠心分離する、3回目
の沈殿から得たペレットを希釈した腹水と同じ口のPB
Sに再懸濁し、PBSに対して徹底的に透析する。透析
袋中に現れた凝固物は20℃で遠、心分離して除去する
。透析したIgGを、室温で、5チ水酸化アルミニウム
水溶液と共に撹拌して吸着させ、吸着後20℃で遠心分
離する。この吸着処理を、第1回目以降は2.5%水酸
化アルミニウム溶液を用いて少なくとも更に3回くり逗
子。この吸着させたIgGを4℃にし、上記した様にS
ASで1回再沈殿させる。この沈殿させたペレットは、
使用するまで一20℃で貯蔵することができろうモノク
ローナル抗体類を精製し、それらを含有している生物学
的製剤を保持するための2つの好ましい方法がP、、L
、EY ら(イムノケミストリイ、15巻、429−4
36頁、「蛋白質A−セファロースを用いたマウス血清
からの純化1 gGl、IgG2aおよびIgG2b免
疫グロブリン類の分離」およびC。
ブラック(Bruck)ら〔ジャーナル・オブ・イムノ
ロシカ/L/−メソツズ(J、Immunologic
al Meth −odす、53巻、313−319頁
(1982)、[DEAEアフイーゲル−ブ/l/ −
(At f 1−Gel Bl ue)クロマトグラフ
ィーによる腹水からのマウスモノクローナル抗体の一工
程精製法」〕によって記載されている。
本明細書に記載し、特許請求の範囲で定義した発明の思
想並びに範囲から離脱することなく、本発明に様々な修
飾を施丁ことができるということは、当業者ならば理解
し得ることであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子量が約92,000であつて、式:【アミノ酸
    配列があります】 (式中、XおよびYはアミノ酸を表わす) で示される部分的なタンパク質アミノ酸配列を有する、
    活性な第VIII:C因子凝固ポリペプチド。 2、アミノ酸XおよびYが、それぞれALAおよびSE
    Rである特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 3、式: ALA−THR−ARG−ARG−TYR−TYR−L
    EU−GLY−ALAVAL−GLU−LEU−SER
    −TRP−ASP−TYR−MET−GLNで示される
    活性な凝固ポリペプチド。 4、分子量が約79,000〜80,000であつて、
    式: Z−A−GIN−LYS−LYS−THR−ARG−H
    IS−TYR−GLY−ILE−ALA−ALA−VA
    L−GLU−ARG−B−TRP−ASP−TYR−G
    LY−MET−C−D−GLU−E (式中、Z、A、B、C、DおよびEはアミノ酸を表わ
    す) で示される活性な、部分的タンパク質アミノ酸配列を有
    する、活性な第VIII:C因子凝固ポリペプチド。 5、Z、C、DおよびEがそれぞれSER、SER、S
    ERおよびPHEである特許請求の範囲第4項に記載の
    ポリペプチド。 6、式: SER−A−GLN−LYS−LYS−THR−ARG
    −HIS−TYR−GLY−ILE−ALA−ALA−
    VAL−GLV−ARG−B−TRP−ASP−TYR
    −GLY−MET−SER−SER−GLU−PHE (式中、AおよびBはアミノ酸を表わす) で示される活性な凝固ポリペプチド。 7、特許請求の範囲第4項に記載のポリペプチドからト
    ロンビン−誘導され、分子量が約71,000〜72,
    000の範囲内であり、実質的に上記第4項記載の部分
    的タンパク質アミノ酸配列を有する第VIII:C因子凝固
    ポリペプチド。 8、特許請求の範囲第1項に記載のポリペプチドからト
    ロンビン−誘導され、分子量が約44,000である第
    VIII:C因子凝固ポリペプチド。 9、特許請求の範囲第1項に記載のポリペプチドからト
    ロンビン−誘導され、分子量が約54,000である第
    VIII:C因子凝固ポリペプチド。 10、実質的に特許請求の範囲第1項および第4項に記
    載のポリペプチドからなる、活性な第VIII:C因子凝固
    ポリペプチド組成物。 11、実質的に特許請求の範囲第1項および第7項に記
    載のポリペプチドからなる、活性な第VIII:C因子凝固
    ポリペプチド組成物 12、実質的に特許請求の範囲第1、第4および第7項
    に記載のポリペプチドからなる、活性な第VIII:C因子
    凝固ポリペプチド組成物。 13、実質的に特許請求の範囲第2および第5項に記載
    のポリペプチドからなる、活性な第VIII:C因子凝固ポ
    リペプチド組成物。 14、実質的に特許請求の範囲第3および第6項に記載
    のポリペプチドからなる、活性な凝固ポリペプチド組成
    物。 15、特許請求の範囲第1項に記載のポリペプチドと不
    活性な担体とを含む生物学的製剤。 16、特許請求の範囲第4項に記載のポリペプチドと不
    活性な担体とを含む生物学的製剤。 17、特許請求の範囲第1および第4項に記載のポリペ
    プチドと不活性な担体とを含む生物学的製剤。 18、特許請求の範囲第1および第7項に記載のポリペ
    プチドと不活性な担体とを含む生物学的製剤。 19、特許請求の範囲第1、第4および第7項に記載の
    ポリペプチドと不活性な担体とを含む生物学的製剤。 20、1800単位/mg以上の凝固比活性を示す特許
    請求の範囲第15項に記載の生物学的製剤。 21、特許請求の範囲第8項に記載のポリペプチドと不
    活性な担体とを含有する生物学的製剤。 22、特許請求の範囲第9項に記載のポリペプチドと不
    活性な担体とを含有する生物学的製剤。 23、1800単位/mg以上の凝固比活性を示す特許
    請求の範囲第16項に記載の生物学的製剤。 24、1800単位/mg以上の凝固比活性を示す特許
    請求の範囲第17項記載の生物学的製剤。 25、血友病に関連した凝固異常の治療に用いるための
    、特許請求の範囲第13、14、15、16または17
    項に記載の生物学的製剤。 26、第VIII:C因子から特許請求の範囲第1、第4、
    第7、第8および第9項に記載の各凝固ポリペプチドを
    調製する方法であつて、 a)有効量のプロテアーゼを含有する消化混液中におい
    て、消化条件下、ヒト第VIII:C因子を消化することに
    より、各凝固ポリペプチドを形成させ; b)各凝固ポリペプチドが消化混液中に存在している間
    にa)工程の消化を中断し、そしてc)この様にして生
    産されたポリペプチドを分子量に従つて単離することか
    らなる方法。
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