JPS61137721A - ベロ−ズピペット等の製造方法 - Google Patents

ベロ−ズピペット等の製造方法

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JPS61137721A
JPS61137721A JP25937184A JP25937184A JPS61137721A JP S61137721 A JPS61137721 A JP S61137721A JP 25937184 A JP25937184 A JP 25937184A JP 25937184 A JP25937184 A JP 25937184A JP S61137721 A JPS61137721 A JP S61137721A
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JP
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pipette
tube
bellows
mold
air
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Kisaku Sano
佐野 喜作
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KANDA RUBBER KAGAKU KK
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KANDA RUBBER KAGAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ベローズピペット等の滴下計量具の製造方
法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、液体の化学薬品などを混合したり、試料を添加
するために、滴下計量具として例えば、第4図に示すよ
うな、所要の液をベローズbの作用を利用して吸入し、
滴下注入する合成樹脂製のベローズビベツ)Pが使用さ
れている。これは、ベローズbK続く安全法Cの先に紡
錘状に引き伸ばされた管状計量部mで計測した液体を、
順次先細となる先端嘴部Sの滴下口tから少量ずつ滴下
するようにatされたものである。
従来、このベローズピペットPを製造するには、例えば
、第5図に示すように、一対の割金型Wを有する金型装
置(図示省略)を用いている。
これらの割金型W、Wは、対向面f、fにベローズビベ
ツ)Pの真半分の外形に合わせた成形型部にと、該型部
にの上端に連なる適当な大きさの半球型り及び注入溝C
とを刻設した立方体で、前記対向面f、fを平行状態を
維持しつつ移動して近接し、互いに重合密着してベロー
ズビベッ)Pの外形をした空間を形成すると同時に、予
め重合位置に位置している供給管Kを前記注入溝C,C
で挟持するように構成されている。なお、該供給管には
、フンプレッサ(図外)からの空気管Aを貫設した二重
構造で、その先端が割金型Wの注入溝Cに位置するよう
になっている。
叙上の構IHCよるベローズビペッ)Pの製造方法は、
次のとおりである。
まず、金型装置の動作により両割金型W、Wを移動させ
て近付け、適当な間隔に達したところで、シリンダの加
熱部(図外)経由にて120℃前後に加熱溶融され流動
体となった合成樹脂の押出し成形チューブTを前記供給
管Kから押し出すと、該チューブTは水飴のように垂れ
下がりつつ前記型部に、にの来る位置に下降するが、そ
のうち近接移動中の両割金型W、Wけ、前記チューブT
を挟んで当接重合し密着するので、供給を中止する。
そこで、空気管Aから空気を一定量圧入すると前記チュ
ーブTは、ゴム風船のように自由膨張して適当な厚さの
膜となり、成形型部3や半球型りの内面に密着し、上端
、すなわち先端肩部Sに続キ中空の球Bを付着したベロ
ーズビペッhPO1l形が出来上る。この際、球Bを形
成するように半球型りを設けたのは、ベローズビベッ)
Pの滴下口tを吹込み空気により開通するときの樹脂の
逃げ場所を与え、該滴下口tを有する先端肩部Sの肉厚
の均一化を図るためである。
次に、ベローズピペットPの粗形は、温度低下により硬
化するので、両割金型W、Wの密着を解いて開き、元の
位置に復帰させて前記粗形を取り出し、バリ除去や球B
の切断など所要の加工を施シテペローズピペットPの製
品とする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の製造方法においては、
ベローズピペットの滴下口に対応する部分の孔、すなわ
ち、注入溝の末端で割金型の重合により形成される孔が
、閉鎖しないように成る程度直径を大きくし、かつ、半
球型の重合により生ずる球型を設けて圧縮される軟化樹
脂の逃げ場所としなければならないため、肩部の先端外
径が太くならざるを得ないばかりか、滴下口の内径形状
や断面積も不規則なものとなり、そのため、ベローズピ
ペットの使用に際して、所望の定電の一滴を作ることが
できないという問題点がある。
また、両割金型の分離復帰時には、前記粗形がいずれか
一方の割金型に密着したままとなって取り出しKくく、
作業効率上からみて好ましくないという難点もある。
〔間用点を解決するための手段〕
この発明は、叙上の問題点に着目してなされたもので、
割金型に半球型を設けず、ベローズピペットの成形型部
に軟化した合成樹脂の押出し成形チューブを垂下させる
供給管に貫設される空気管を、前記型部内へ突出挿入で
きるように長くし、かつ、前記ピペットの滴下口に該当
する部分から先端までを所定寸法の外径を有する管とす
るとともに、成形型部から下方、すなわち型部外の両射
・内面に僅かな深さの凹所を刻設し、該凹所底から所要
寸法突出するようコイルばねをもって内方へ付勢した突
出棒を設けることにより、これらの間噴点を解決したも
のである。
〔作 用〕
叙上の構成としたため、ベローズピペットの製造にあた
り、滴下口に対応する割金型の部分を該ピペットの肩部
先端が尖鋭な外部形状となるように型作りしても、軟化
樹脂は成形型部へ容易に流入するばかりか、滴下口部か
ら該型部内へ突出する部分の空気管直径を所望の寸法に
選択することにより、所望の正確な寸法の内径を有する
滴下口を形成することができる。
また、密着した両割金型を分離するに際しては、ベロー
ズの外端面に生ずるバリを突出棒で保持されるため、ベ
ローズピペットの粗形は両割金型から簡単に分離するの
で、容易に取り出し得る。
〔実施例〕
以下、この発明を実施するための一実施例を、第1図な
いし第3図に基づいて説明する。
まず、構成を述べる。
第1図において、金型装置(図外)により互いに平行姿
勢を維持しつつ移動接近して重合密着した一対の割金型
1,1は、その対向面2にベローズビペツ)Pの真半分
の成形型部3と、該型部3に連なる上方に供給管挟持溝
4と、また、下方に僅かな深さの凹所5とがそれぞれ刻
設されている。
そして第3図に示すように該凹所5の中央には、外方に
段部6dを形成して内径が大きくなった押圧棒用孔6が
穿設されていて、該孔6の外端部には、中央に押圧棒7
の摺動を可能とする保持孔8aを穿設した蓋ナツト8が
螺嵌されている。
押圧?J7は、先端が丸みをもって形成され、中央部に
は、前記段部6dに当接して先端が所定寸法以上対向面
2から突出しないように制止するつば7tが突設され、
該つば7tと前記蓋ナツト8との間に挿入された圧縮コ
イルばね9により、常に内方へ付勢されている状態で押
圧棒用孔6と保持孔8aとに嵌挿されている。
一方、第3図に示すように割金型1,1の重合により挟
持される合成樹脂の押出し成形チューブTを供給する供
給管10は、その先端が前記挟持溝4の下端部に位置す
るように構成されており、二重構造となって、該供給管
10に貫設される空気管11は、外径が例えば1.5m
、1.7Fjあるいは2、Ouなど所望の寸法を選択さ
れたもので、先端は長く伸びて成形型部3の中まで達す
るようになっている。
なお、先端肩部Sの滴下口tの外縁を形成する成形型部
3の部分は、該外縁をナイフェツジ状とするように形成
されているが、その内径は、選択される空気管11の外
径に対応してベローズビペツ)Pが所要の肉厚を得られ
る大きさとしである。
次に、叙上の構成によりベローズピペットP’i製造す
る方法を述べる。
金型装置を動作して両方の割金型1,1を互いに移動近
接させるとともに、供給管10から加熱軟化した流体状
の合成樹脂の押出し成形チューブTを押し出すと空気管
11に沿って垂下し、所要の位置まで達したところで供
給を停止する。そのうち近接移動を続けている前記割金
型1,1は、垂下している前記チューブTを成形型部3
に収容するとともに供給管10を供給管挟持44.4で
挟持し、対向面2,2を重合密着する。この際、対向面
2.2の重合に先立って内方へ突出している押圧棒7,
7は、互いに当接し、圧縮コイルばね9,9を圧縮して
つば7t、7tが段部5d。
6dから離れてそれぞれ外方へ移動し圧接状態となる。
そこで空気管11から空気を圧入すると前記チューブT
は、自由膨張して成形型部3の表面に密着しベローズピ
ペットPの粗形となるので、空気の圧入を停止する。
該粗形の冷却硬化を待ってから割金型1,1を両方へ開
くと、当初、凹所5に侵入しバリとなった合成樹脂は、
互いに圧接している押圧117,7の先端の丸み部分に
流れ込んでいるため、段部6dが圧縮コイルばね9によ
り内方へ付勢されているつば7tに当接するまで両押圧
搾7により中央に挟持された状態を維持されるので、ベ
ローズピベツ)Pの粗形は、いずれの成形型部3にも固
着することなく簡単に剥離し、両割金型1,1が互いに
広く開いたとき、空気管11から垂下した形となってい
るため、滴下口tの部位を切断して容易に取り出すこと
ができる。次いで、各部のバリを除去し、滴下口tの仕
上げ加工を行なってベローズピベツ)Pの製品を得る。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明は、金型装置におい
て割金型の対向面に、ベローズピペット等の成形型部と
、該型部の上方に連なる供給管挟持溝と、下方に連なる
凹所とを刻設し、該凹所に前記対抗面から所要寸法突出
するように付勢された押圧棒を設けるとともに、前記挟
持溝に挟持される供給管に貫設した所定寸法の外径の空
気管を長く延伸して構成し、供給管から押し出し垂下さ
せた軟化合成樹脂を注入空気圧によって前記成形型部に
密着させ、所定寸法の内径の滴下口を有するベローズピ
ペット等を形成させ、かつ、割金型を開いて取り出す際
に成形型部に固着させないようにすることを特徴とする
製造方法を提供したため、製品に仕上げられた前記ピペ
ット等の滴下口は、所望寸法の正確な内径を有するもの
となるので、種々な要求に対しても的確精密な滴下量を
与えることができ、また、成形型部からの取り出しが容
易なので、作業効率も著しく向上するという効果がある
3、 なお、この発明は、ベローズピペットを一実施例にとっ
て説明したが、先端構部及び滴下口の製造は、同種の他
の滴下具に対しても同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を実施するための割金型が密着重合
した状態を示す正面図、第2図は、押圧棒周辺の構造を
示す拡大縦断面図、@3図は、軟化合成樹脂と空気とを
成形型部へ送る状況を示す要部の縦断面図、第4図は、
一般のベローズピペットの正面図、第5図は、従来の製
造方法に使用する割金型を密着重合してベローズピペッ
トの粗形を作成した状態を示す縦断面図である。 P・・・・・・ベローズピペット t・・・・・・滴下口 1・・・・・・割金型 2・・・・・・対向面 3・・・・・・成形型部 4・・・・−・供給管挟持溝 5・・・・−・凹 所 7・・・・・・押圧棒 10・・・・・・供給管 11・・・・・・空気管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一対の割金型の対向面に、ベローズピペット等の成形型
    部と、該型部の上方に連なる供給管挟持溝と、下方に連
    なるバリ用の凹所とを刻設し、該凹所に前記対向面から
    所要寸法突出するように付勢され、かつ、先端を丸みを
    もつて形成された押圧棒を設け、また、前記挟持溝に挟
    持される軟化合成樹脂の供給管に貫設する所定寸法の外
    径を有する空気管を長く延伸して取り付けた構成により
    、ベローズピペット等の滴下口の内径を選択した所定の
    寸法に形成するようにしたことを特徴とするベローズピ
    ペット等の製造方法。
JP25937184A 1984-12-10 1984-12-10 ベロ−ズピペット等の製造方法 Granted JPS61137721A (ja)

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