JPS61137712A - ヘルメツトの製造方法 - Google Patents
ヘルメツトの製造方法Info
- Publication number
- JPS61137712A JPS61137712A JP59259273A JP25927384A JPS61137712A JP S61137712 A JPS61137712 A JP S61137712A JP 59259273 A JP59259273 A JP 59259273A JP 25927384 A JP25927384 A JP 25927384A JP S61137712 A JPS61137712 A JP S61137712A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- helmet
- mold
- fiber material
- resin
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は強化材としてポリアミド繊維、アラミツド繊維
等の高弾性繊維(以下、高弾性基材という)を使用した
強化プラスチック製耐衝撃性ヘルメット(以下、ヘルメ
ットという)の製造方法において、高弾性基材の経年的
強度劣化等の変化、変質を防止するか、或いは変化、変
質の速度をゆるやかにし、長期間その特性を持続出来る
様にしたものである。
等の高弾性繊維(以下、高弾性基材という)を使用した
強化プラスチック製耐衝撃性ヘルメット(以下、ヘルメ
ットという)の製造方法において、高弾性基材の経年的
強度劣化等の変化、変質を防止するか、或いは変化、変
質の速度をゆるやかにし、長期間その特性を持続出来る
様にしたものである。
前起高弾性基材を用いて製造されるヘルメットにおいて
本発明者等は、強化プラスチック中の樹脂含有量の割合
(以下、樹脂含有率という)は得られたヘルメットの耐
衝撃性に大きく影響し、この割合が小いと耐衝撃性が高
く、従って、このへ。
本発明者等は、強化プラスチック中の樹脂含有量の割合
(以下、樹脂含有率という)は得られたヘルメットの耐
衝撃性に大きく影響し、この割合が小いと耐衝撃性が高
く、従って、このへ。
のが特徴で、通常15〜40% (重量qb>が妥当で
あるという知見を得ている。この様に樹脂含有率が低い
ため、ヘルメットは使用中に被る衝撃等によシ帽体の内
外面及び周縁端面部に受けるキズ、カケ、ヒビ、樹脂の
ハガレ等が原因となシ吸湿現象が起る。
あるという知見を得ている。この様に樹脂含有率が低い
ため、ヘルメットは使用中に被る衝撃等によシ帽体の内
外面及び周縁端面部に受けるキズ、カケ、ヒビ、樹脂の
ハガレ等が原因となシ吸湿現象が起る。
樹脂含有率の低いヘルメットの高弾性基材の部分くおい
ては、基材を構成している個々の極細の繊維に樹脂が含
浸していない事を意味しておシ、前記キズ等から毛細管
現象により浸入する水分のため吸湿量が異常に高くなる
。特に高温多湿の環境では吸湿速度も早くなる。この吸
湿現象は高弾性基材の特性劣化を促進する結果となシ、
ヘルメットの寿命を短くする。又・寒冷地の屋外等に於
ては吸湿水分は結氷し、樹脂含有率が異常に高くなった
状態と同一結果となるので、耐衝撃性の劣化を招く。
ては、基材を構成している個々の極細の繊維に樹脂が含
浸していない事を意味しておシ、前記キズ等から毛細管
現象により浸入する水分のため吸湿量が異常に高くなる
。特に高温多湿の環境では吸湿速度も早くなる。この吸
湿現象は高弾性基材の特性劣化を促進する結果となシ、
ヘルメットの寿命を短くする。又・寒冷地の屋外等に於
ては吸湿水分は結氷し、樹脂含有率が異常に高くなった
状態と同一結果となるので、耐衝撃性の劣化を招く。
本発明者らはこの様な欠点を解決するため種々検討し、
本発明の製造方法を完成したものである。
本発明の製造方法を完成したものである。
本発明の要旨はヘルメットの内・外表面層及び周縁端面
部を樹脂の含浸性の高い繊維強化材又は樹脂の含浸性を
高めるべく処理された繊維強化材を用い、ヘルメット中
央部を構成する高弾性基材の全体を包む如くに配し、熱
硬化性樹脂をバインダーとして金型内で加熱加圧硬化さ
せて成形するヘルメットの製造方法である。
部を樹脂の含浸性の高い繊維強化材又は樹脂の含浸性を
高めるべく処理された繊維強化材を用い、ヘルメット中
央部を構成する高弾性基材の全体を包む如くに配し、熱
硬化性樹脂をバインダーとして金型内で加熱加圧硬化さ
せて成形するヘルメットの製造方法である。
本発明において、高弾性基材としては、ポリアミド繊維
、アラミツド繊維、ポリエステル繊維(特に芳香族ポリ
エステル繊維)等が使用される。
、アラミツド繊維、ポリエステル繊維(特に芳香族ポリ
エステル繊維)等が使用される。
一方、樹脂含浸性の高い繊維強化材又は樹脂含浸性の向
上を図るべく処理された繊維強化材とじては、ガラス繊
維又はガラス繊維などの繊維Klt脂とのなじみをよく
するための表面処理を施されたものが主として使用され
る。
上を図るべく処理された繊維強化材とじては、ガラス繊
維又はガラス繊維などの繊維Klt脂とのなじみをよく
するための表面処理を施されたものが主として使用され
る。
熱硬化性樹脂は不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂
、フェノール樹脂等特に限定されない。
、フェノール樹脂等特に限定されない。
次に、本発明によるヘルメットの製造方法の一例をアラ
ミツド繊維織布、ガラス繊維不織布及び不飽和ポリエス
テル樹脂を使用した場合について説明する。
ミツド繊維織布、ガラス繊維不織布及び不飽和ポリエス
テル樹脂を使用した場合について説明する。
アラミ’)ド繊緋織布を所望のヘルメットの大きさよシ
も若干小さい大略同じ形状に、又ガラス繊維不織布を所
望のヘルメットの大きさよシも若干大きく大略同じ形状
に切断した後、第1図に示す様にアラミツド繊維織布■
を所定枚数積層し、その内・外の表面層にガラス繊維不
織布■を各1枚″″′1° ウ この積層組合品を第2図の様に成形用メス型■の内面に
沿う様に配した後、成形用メス型■の内面周縁部におい
て、前記積層組合せ品の周縁端部■に沿って第3図に示
す様に予めタンザク形に切断されたガラス繊維不織布■
を所定量(枚数)巻き付ける様に配し、次いで第4図の
如く不飽和ポリエステル樹脂■を所定量注ぎ込み、成形
用オス型■を徐々に成形用メス型■に装着し型閉めする
ことKより前記不飽和ポリエステル樹脂■を前記両繊維
強化材に含浸させ、型閉めした状態(第5図)で所定時
間加熱加圧して所望のヘルメット■を得る。
も若干小さい大略同じ形状に、又ガラス繊維不織布を所
望のヘルメットの大きさよシも若干大きく大略同じ形状
に切断した後、第1図に示す様にアラミツド繊維織布■
を所定枚数積層し、その内・外の表面層にガラス繊維不
織布■を各1枚″″′1° ウ この積層組合品を第2図の様に成形用メス型■の内面に
沿う様に配した後、成形用メス型■の内面周縁部におい
て、前記積層組合せ品の周縁端部■に沿って第3図に示
す様に予めタンザク形に切断されたガラス繊維不織布■
を所定量(枚数)巻き付ける様に配し、次いで第4図の
如く不飽和ポリエステル樹脂■を所定量注ぎ込み、成形
用オス型■を徐々に成形用メス型■に装着し型閉めする
ことKより前記不飽和ポリエステル樹脂■を前記両繊維
強化材に含浸させ、型閉めした状態(第5図)で所定時
間加熱加圧して所望のヘルメット■を得る。
成形を終えて成形用金型から取シ出されたヘルメットは
第6図に示す不用のパリ(フラッシュ)部分■を除去す
ることによシ完成する。
第6図に示す不用のパリ(フラッシュ)部分■を除去す
ることによシ完成する。
本発明によシ得られたヘルメットは第7図に示す様にア
ラミツド繊維織布層[株]を中心部としこの中心部とこ
れを包括する様に配したガラス繊維不織布■とが不飽和
ポリエステル樹脂の含浸、硬化により1体になっている
ので、すぐれた耐衝撃性を維持しながら、吸湿による劣
化、変質がないため、耐久性が極めてすぐれている。
ラミツド繊維織布層[株]を中心部としこの中心部とこ
れを包括する様に配したガラス繊維不織布■とが不飽和
ポリエステル樹脂の含浸、硬化により1体になっている
ので、すぐれた耐衝撃性を維持しながら、吸湿による劣
化、変質がないため、耐久性が極めてすぐれている。
なお、本発明において、前述の実施例以外の方法、例え
ば繊維強化材に予め熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレ
グを成形用金型内に載置してヘルメットを成形する場合
も前記実施例と同様にすぐれた特性を有している。
ば繊維強化材に予め熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレ
グを成形用金型内に載置してヘルメットを成形する場合
も前記実施例と同様にすぐれた特性を有している。
第1.2.4〜6図は本発明のヘルメットの成形工程の
一例を示す断面図である。第3図はタンザク形に切断さ
れたガラス不織布の平面図、第7図は成形されたヘルメ
ットの部分断面図である。 ■:アラミソド繊維織布 ■ニガラス繊維不織布 ■:メタンザク形切断されたガラス繊維不織布■:雌型
■:雄型
一例を示す断面図である。第3図はタンザク形に切断さ
れたガラス不織布の平面図、第7図は成形されたヘルメ
ットの部分断面図である。 ■:アラミソド繊維織布 ■ニガラス繊維不織布 ■:メタンザク形切断されたガラス繊維不織布■:雌型
■:雄型
Claims (1)
- 強化プラスチック製ヘルメットの製造方法において、ヘ
ルメット中央部を構成する高弾性繊維強化材を包む如く
にヘルメットの内外表面層及び周縁端面部を樹脂含浸性
の高い繊維強化材又は樹脂含浸性の向上を図るべく処理
された繊維強化材で構成し共に熱硬化性樹脂を含浸させ
成形型内にて前記樹脂含浸強化材を加熱加圧、硬化させ
ることを特徴とするヘルメットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59259273A JPS61137712A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | ヘルメツトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59259273A JPS61137712A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | ヘルメツトの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61137712A true JPS61137712A (ja) | 1986-06-25 |
Family
ID=17331800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59259273A Pending JPS61137712A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | ヘルメツトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61137712A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7228571B2 (en) * | 2002-03-06 | 2007-06-12 | Np Aerospace Limited | Method of making a helmet |
JP2010524719A (ja) * | 2007-04-18 | 2010-07-22 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | フィラメント巻き曲面製品の製造方法およびそれによって得られる製品 |
-
1984
- 1984-12-10 JP JP59259273A patent/JPS61137712A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7228571B2 (en) * | 2002-03-06 | 2007-06-12 | Np Aerospace Limited | Method of making a helmet |
JP2010524719A (ja) * | 2007-04-18 | 2010-07-22 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | フィラメント巻き曲面製品の製造方法およびそれによって得られる製品 |
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