JPS61137595A - 通気性を有するクッション体 - Google Patents
通気性を有するクッション体Info
- Publication number
- JPS61137595A JPS61137595A JP26108484A JP26108484A JPS61137595A JP S61137595 A JPS61137595 A JP S61137595A JP 26108484 A JP26108484 A JP 26108484A JP 26108484 A JP26108484 A JP 26108484A JP S61137595 A JPS61137595 A JP S61137595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- cushion body
- fiber
- mold
- inorganic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はシート用クッション等に好適なりッション体に
関する。
関する。
従来、シートのクッションに種々の素材が用いられてい
る。例えばパームロックなどの天然材やウレタンフオー
ムなどの合成樹脂発泡体が用いられたり、合成ｍ維ある
いは天然繊維の綿が使用されてきた。
る。例えばパームロックなどの天然材やウレタンフオー
ムなどの合成樹脂発泡体が用いられたり、合成ｍ維ある
いは天然繊維の綿が使用されてきた。
しかしこれらにはいずれも欠点がある。例えばパームロ
ックは比重が大きく、また原料の入手が定常的に困難な
ことがある。またパームロックや綿は、へたり易く耐久
性に劣る。一方、ウレタンフオームは通気性が悪いため
蒸れ易く、座り心地に難点があり、またアミン化合物な
どトルエン・ジ・イソシアナートの有毒物質を使用して
いるため、製造時の作業環境が悪くなる。しかも燃焼時
に有毒ガスを発生するものもある。現在、座り心地が良
いと言われているのは高弾性ウレタンフオーム（ＨＲフ
オーム）であるが、これは一般のウレタンフオームに比
較して比重がかなり大きいという欠点がある。
ックは比重が大きく、また原料の入手が定常的に困難な
ことがある。またパームロックや綿は、へたり易く耐久
性に劣る。一方、ウレタンフオームは通気性が悪いため
蒸れ易く、座り心地に難点があり、またアミン化合物な
どトルエン・ジ・イソシアナートの有毒物質を使用して
いるため、製造時の作業環境が悪くなる。しかも燃焼時
に有毒ガスを発生するものもある。現在、座り心地が良
いと言われているのは高弾性ウレタンフオーム（ＨＲフ
オーム）であるが、これは一般のウレタンフオームに比
較して比重がかなり大きいという欠点がある。
本発明のクッション体は、無機ｍ維のみ、または無ａｍ
維と有機合成繊維との混合物を立体的に交絡させて綿状
の繊維集合体とし、かつ繊維相互をウレタン系バインダ
ーを用いて結合させたことを特徴とする。上記無機繊維
は例えばガラス繊維や金属繊維、炭素繊維などであり、
また有機合成繊維にポリエステル繊維、ナイロンＩＩＩ
Ｉ、アフリルミｔ維などを用いる。
維と有機合成繊維との混合物を立体的に交絡させて綿状
の繊維集合体とし、かつ繊維相互をウレタン系バインダ
ーを用いて結合させたことを特徴とする。上記無機繊維
は例えばガラス繊維や金属繊維、炭素繊維などであり、
また有機合成繊維にポリエステル繊維、ナイロンＩＩＩ
Ｉ、アフリルミｔ維などを用いる。
上記クッション体は、綿状に交絡した繊維集合体の繊維
相互がウレタン系バインダーによって結合されるため、
通気性に優れる。また無機繊維はへたりにくく、しかも
ウレタンが優れた弾力性を発揮するから、耐久性の高い
クッション体となる。
相互がウレタン系バインダーによって結合されるため、
通気性に優れる。また無機繊維はへたりにくく、しかも
ウレタンが優れた弾力性を発揮するから、耐久性の高い
クッション体となる。
また、パームロックやウレタンフオームなどに比べて比
重が小さく、軽量なりッション体が得られる。しかも無
ｍａｔ維を含んでいるために難燃性となる。
重が小さく、軽量なりッション体が得られる。しかも無
ｍａｔ維を含んでいるために難燃性となる。
〔実施例１〕
立体的に交絡された所定量のガラス繊維集合体（パラマ
ウント硝子工業、フェザ−グラス、ＦＧ・２１６． Ｆ
Ｇ−２２４）に、ウレタンプレポリマー（三井日蕾ウレ
タン、ＭＮ３０５０とＴ−８０より合成されたＮ００％
−５±０，２％のもの）／トリクレン溶液（１〜７０％
）をスプレーにて塗布し、所定重量にする。これをモー
ルド内に込めて上型を締め、１００〜１３０℃のＮＣＯ
当量以上の水蒸気により、４分で硬化させたのち、脱型
する。
ウント硝子工業、フェザ−グラス、ＦＧ・２１６． Ｆ
Ｇ−２２４）に、ウレタンプレポリマー（三井日蕾ウレ
タン、ＭＮ３０５０とＴ−８０より合成されたＮ００％
−５±０，２％のもの）／トリクレン溶液（１〜７０％
）をスプレーにて塗布し、所定重量にする。これをモー
ルド内に込めて上型を締め、１００〜１３０℃のＮＣＯ
当量以上の水蒸気により、４分で硬化させたのち、脱型
する。
モールドの下型および上型は、いずれも金網やパンチン
グメタルのような通気性を有する型を用いる。上記方法
によればモールドに圧力がかからないので、モールドの
補強はほとんど必要ない。
グメタルのような通気性を有する型を用いる。上記方法
によればモールドに圧力がかからないので、モールドの
補強はほとんど必要ない。
このため型が簡単でかつ軽量である。図面に製造工程の
フローチャートを示す。
フローチャートを示す。
以上の工程によって得られたクッション体は、無機繊維
（ガラス繊維）のみからなる繊維集合体の繊維相互が互
いに絡み合い、ポリウレタン系のバインダーで連結され
たものとなる。ウレタン系バインダーは接着力が強く、
かつ耐熱性に優れているとともに、硬化剤（架橋剤）に
水を使用するため、作業性が良く安全である。
（ガラス繊維）のみからなる繊維集合体の繊維相互が互
いに絡み合い、ポリウレタン系のバインダーで連結され
たものとなる。ウレタン系バインダーは接着力が強く、
かつ耐熱性に優れているとともに、硬化剤（架橋剤）に
水を使用するため、作業性が良く安全である。
Ｃ実施例２〕
所定量のガラス繊維とポリエステル綿（東洋紡。
ニスアップ５ｄ、中空コンシュケートタイプ）との混合
物（ガラス繊維：ポリエステル綿−２：１重量比）に、
実施例１と同様の方法でウレタン処理を行ない、モール
ド内に詰め、１２０’ＣＸ ３０分硬化させたのち、脱
型する。この実施例では有機繊維と無機繊維との混合物
を用いているから、無機ＩＩＭのみを用いた場合に比較
して重量を軽くすることができる。
物（ガラス繊維：ポリエステル綿−２：１重量比）に、
実施例１と同様の方法でウレタン処理を行ない、モール
ド内に詰め、１２０’ＣＸ ３０分硬化させたのち、脱
型する。この実施例では有機繊維と無機繊維との混合物
を用いているから、無機ＩＩＭのみを用いた場合に比較
して重量を軽くすることができる。
次表１に、実施例１．２および比較例１〜３の諸物性を
示す。なお、比較例１はウレタンフオーム、比較例２は
パームロック、比較例３はポリエステル綿にバインダー
繊維を混合したものであるユ各比較例は周知であるので
詳細な説明は省略する。
示す。なお、比較例１はウレタンフオーム、比較例２は
パームロック、比較例３はポリエステル綿にバインダー
繊維を混合したものであるユ各比較例は周知であるので
詳細な説明は省略する。
なお、無償繊維としてアルミナやマグネシウム、炭素繊
維などを用いることもできる。また上記実施例以外のバ
インダーの例として、ウレタンプレポリマー（日本ポリ
ウレタン、コロネート４０９０゜ＮＣＯ％＝ ４．２）
十硬化剤（イハラケミカル、キュアミンＭＴ）／トリク
レン溶液（１〜７０％）を用い、浸漬後、所定重量にな
るまで脱溶液し、モールド内に詰めて上型を締め、１２
０℃の熱風で１０分間硬化させたのち脱型するようにし
てもよい。
維などを用いることもできる。また上記実施例以外のバ
インダーの例として、ウレタンプレポリマー（日本ポリ
ウレタン、コロネート４０９０゜ＮＣＯ％＝ ４．２）
十硬化剤（イハラケミカル、キュアミンＭＴ）／トリク
レン溶液（１〜７０％）を用い、浸漬後、所定重量にな
るまで脱溶液し、モールド内に詰めて上型を締め、１２
０℃の熱風で１０分間硬化させたのち脱型するようにし
てもよい。
本発明によれば、通気性がよく、しかも軽くて耐久性が
高く、かつ難燃性のクッション体が得られる。
高く、かつ難燃性のクッション体が得られる。
図面は本発明のクッション体を得る工程の一例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
Claims (2)
- （１）無機繊維のみ、または無機繊維と有機合成繊維と
の混合物を立体的に交絡させてなる繊維集合体の繊維相
互をウレタン系バインダーを用いて結合させたことを特
徴とするクッション体。 - （２）上記無機繊維にガラス繊維を用い、また有機合成
繊維にポリエステル繊維を用いることを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載のクッション体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26108484A JPS61137595A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | 通気性を有するクッション体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26108484A JPS61137595A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | 通気性を有するクッション体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61137595A true JPS61137595A (ja) | 1986-06-25 |
| JPH0353958B2 JPH0353958B2 (ja) | 1991-08-16 |
Family
ID=17356857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26108484A Granted JPS61137595A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | 通気性を有するクッション体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61137595A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01299581A (ja) * | 1988-05-30 | 1989-12-04 | Nhk Spring Co Ltd | クッション体 |
| JPH01305985A (ja) * | 1988-06-06 | 1989-12-11 | Nhk Spring Co Ltd | クッション体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS533685A (en) * | 1976-06-30 | 1978-01-13 | Fujikura Ltd | Laminated sheath type electrical cables |
-
1984
- 1984-12-11 JP JP26108484A patent/JPS61137595A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS533685A (en) * | 1976-06-30 | 1978-01-13 | Fujikura Ltd | Laminated sheath type electrical cables |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01299581A (ja) * | 1988-05-30 | 1989-12-04 | Nhk Spring Co Ltd | クッション体 |
| JPH01305985A (ja) * | 1988-06-06 | 1989-12-11 | Nhk Spring Co Ltd | クッション体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0353958B2 (ja) | 1991-08-16 |
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