JPS61136596A - 亀裂防止用液および方法 - Google Patents

亀裂防止用液および方法

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JPS61136596A
JPS61136596A JP25966984A JP25966984A JPS61136596A JP S61136596 A JPS61136596 A JP S61136596A JP 25966984 A JP25966984 A JP 25966984A JP 25966984 A JP25966984 A JP 25966984A JP S61136596 A JPS61136596 A JP S61136596A
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JP
Japan
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liquid
aqueous solution
oil
pressure agent
grinding
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JP25966984A
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Hiroshi Eda
弘 江田
Takakazu Imai
今井 尭一
Motohiko Meshii
飯井 基彦
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は亀裂防止用液および方法に関する。さらに詳し
くは研削表面に発生する研削熱亀裂およびサーメットや
超硬工具に発生する切削工具の亀裂を防止する水性亀裂
防止用液およびこの防止液を用いる方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、研削や゛切削加工において用いられる油剤として
(よ、加工熱が発生するや否や瞬時に冷却し除熱するこ
とを主眼とした冷却速度の大きいものほど、亀裂密度は
小さくなる順回にあるが亀裂が大型化するという開−が
めった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは研削表面に発生ずる切削〒具の亀裂を効果
的に防止する亀裂の音間および大きさを低減させる水性
亀裂防止用液およびこの液を用いる方法を見出すべく検
討した結果本発明に到達しtこ。
〔問題を解決する為の手段〕
本発明は研削または切削加工で1073に以上に熱をも
−)た被削材または工具の冷却において液の冷却能が6
73Kから423にの範囲で90K/秒以下となるよう
な冷却能を有する水性液からなることを特徴とする研削
表面または切削工具表面の亀裂防止用液(第一発明)お
よび難削材を研削または切削するにあたり1078に以
上に熱をもった難削材または工具の冷却において6 T
 ab)ら423に0)範囲での冷却速度が90K/秒
以下となるような冷却能を有する水性液からなる亀裂防
止用液を用いることを特徴とする方法(第2発明)であ
る。
本発明において冷却能は研削の場合、研削表面に生じる
熱を冷却する速度であり、切削の場合、切削工具表面に
発生する熱を冷却する速度のことをいう。
冷却能は90K/秒以下、好ましくは70に/秒〜40
氏/秒である。冷却能が90K/秒より大きくなると亀
裂密度は小となるが亀裂は大型化していく。
冷却能は実dの研削または切削加工を行う条件下で液の
冷却能を測定すればよい。しかしながらおよヒの目安を
つける方法として1078に以上に加熱した直径1G、
高さ3αの銀棒を303K に保持した液につけてその
ときの銀棒の冷却速度を求める方法がある。
上記冷却能を有する水性液としては下記があげられる。
(a)鉱物油、カルボン酸エステル、乳化剤および必要
により極圧剤からなる油剤の水希釈液;(′b)鉱物油
、カルボン酸エステルおよび乳化剤からなる油剤および
水溶性高分子化合物および必要により極圧剤を含有する
水溶液;および(c)高分子量ポリアルキレングリコー
ル、高級脂肪酸アルカノールアミン塩および必要により
極圧剤を含有する水溶液。
水希釈液(a)において鉱物油としてはスピンドル油(
粘度318に:5〜IQOcst)、マシン油(粘度8
13に:2〜1650cst)、タービン油(粘度at
aK:2s〜90C3t)およびナフテン系オイルなど
である。
これらのうち好ましいものはスピンドル油(粘度:5〜
20cst)、およびナフテン系オイルである。
カルボン酸エステルとしては炭素数通常6〜30の飽和
または不飽和脂肪酸(ヘキサン酸、カプリル酸、う/リ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などの飽和脂肪酸;
オレイン酸、クンデシンン酸、エルカ酸、リノール酸、
リルン酸、エレオステアリン酸、ワシルイン酸などの不
飽和脂肪w)と炭素数が通常1〜30の飽和または不飽
和脂肪族価アルコール(メチルアルコール、エチルアル
コール、フチルアルコール、2−エチルヘキシルアルコ
ール、オクチルアルコール、ラウリルアルコール、パル
ミチルアルコール、ステアリルアルコールなどの飽和ア
ルコール;オレイルアルコールなどの不飽和アルコール
など)および/または多雨アルコール(2価〜8価の多
価アルコールたとえばエチレングリコール、グリセリン
、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリット、ソル
ビット、ソルビタン、ソルバイト、ショ糖など)との部
分または完全エステルおよびジカルボン酸(コハク酸、
アジピン枦、セパチン酸、アゼライン故。
炭素:ds〜22のアルケニルコハク酸およびオレイン
酸、リノール酸などのダイマー酸など)と上記−価アル
コールとの部分または完全エステルがあげられる。
これらのうち好ましいものは炭素数12〜20の飽和ま
たは不飽和脂肪酸と多価アルコール、の完全または部分
エステルであり、とくに好ましいものはソルビタンモノ
オレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタエリス
リトールジオレエートおよびペンタエリスリトールテト
ラオレエートである。
乳化剤としてはアルキルフェノール(アルキルの炭素数
は頭常2〜15)、縁アルコール(炭素数は通常6〜2
2)脂肪酸(炭素数は通常6〜22)、スチレン化フェ
ノール(フェノールとスチレン1〜20モルとの反応生
成物)、アルキルアミノ(炭素数は通常6〜22)、多
価アルコール脂肪酸エステル、アルキルメルカプタン、
ポリプロピレングリコールなどのエチレンオキシド付加
物(エチレンオキシド付加モル数は通常4〜20)など
の非イオン活性剤脂肪酸石けん(炭素式6〜22の脂肪
酸のN’a、に、アルカノールアミン塩);石油スルホ
ネート、アルキルベンゼンスルフォネート(炭素数は通
常2〜22 のアルキル基を有するアルキルベンゼンス
ルホン酸のlNa、に、アルカノールアミン塩)、スル
ホコハク酸エステルなどのスルホン酸塩;硫酸エステル
塩またはポリオキアルルキレンアルキル硫酸エステル塩
(アルキル基の炭素数は通常6〜22)。
ポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテル硫酸エ
ステル塩(アルキル基の炭素数はm 常ト22)などの
硫酸エステル塩;アルキルまたはポリオキシアルキレン
アルキルエーテルリン酸エステル塩(アルキル基の炭素
式は通常6〜22.エステルはモノまたは/およびジエ
ステル、塩はNa 、に、アルカノールアミンの塩)お
よびポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテルリ
ン酸エステル塩などのアニオン活性剤がめげられる。
これらのうち好ましいものは脂肪酸石ケン、エチレンオ
キシド付加の非イオン活性剤、および石油スルフォネー
トであり、特に好ましいのは非イオン活性剤である。
本発明において必要により用いられる極圧剤としては有
機モリブデンおよび/またはリン酸エステルおよび/ま
たは硫黄系極圧剤があげられる。
有機モリブデンとしては硫化オキシモリブデンオルガノ
ホスホロジチオエートがあげられる。
リン酸エステルとしてはリン酸または亜リン酸のモノ、
ジエステル塩またはトリエステル、ポリリン酸(縮合度
2〜7)のエステルおよびこれらの2種以上の混合物が
あげられる。リン酸または亜リン酸のモノ、ジエステル
塩またはトリエステルとしては炭素数が通常3〜3oの
脂肪族−価アルコール(プロピル、ブチル、オクチル、
ラウリル。
ステアリル、オレイル、ウールアルコールなど)アルキ
ル基の炭素数が通常2〜15のアルキルフェノールのエ
チレンオキシド付刀口物(エチレンオキシド付σロモル
畝は通51〜1o)、炭素数6〜22の寓級アルコール
のエチレンオキシド付加物、炭Mm6〜22エチレンオ
キシド付卯などのリン酸または亜リン酸のモノおよびジ
エステルのアルカリ金属(ハ)a、になど)塩およびア
ミン(アルカノールアミンたとえばトリ、ジまたはモノ
エタノールアミン塩など)塩、またはトリエステルがあ
げられる。
0で14らのうち好ましく゛ものはリン酸エステル塩で
ある。。
硫黄系極圧剤としては硫化エステルおよびその他があげ
られる。′硫化エステルとしては硫化油脂し硫黄ノヒマ
ン油、ナタネ油、大豆油などの油脂に加熱溶融(温度た
とえば120℃以下)させたも(7) j ; オよび
硫化脂肪酸エステルたとえば炭素数が通常1〜30の飽
和または不飽和脂肪族−価アルコール(メチル、エチル
、フチルア2−エチルヘキシル、オクチル、ラウリル、
パルミチル、ステアリル、オレイルアルコールなど)お
よび/また(コ多価アルコール(通常2価〜8価の多価
アルコールたとえばエチレングリコール、グリセリン。
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリット。
ソルビット、ソルビタン、ソルバイト、ショ糖など)と
Bσ記不飽和脂肪酸との部分または完全エステルと硫黄
を前記と同様に加熱反応(413〜473K)させたん
τC1化物;および前記不飽和脂肪族−価アルコールと
炭素数4〜30の飽和脂肪酸(カプロン酸。
パルミチン酸など)とのエステルと硫黄を前記(1)と
同様に加熱反応(413〜473K)させた硫化物があ
げられる。その池の硫黄系極圧剤としては硫化鉱物油(
粘度が303にで5〜40cstの鉱物油など);硫化
脂肪酸たとえば炭素数3〜30の不飽和脂肪族(オレイ
ン酸、クンデンレン酸、エルカ酸、リノール酸、リルン
酸、エレオステアリン酸、ワシルイン酸など)と硫黄を
加熱反応させ(温度たとえば413〜473K)不飽和
脂肪族中に硫黄が1〜2分子結合した硫化物などがあげ
られる。
水希釈液(a)は通常・鉱物油75〜9 Q重量%(以
下%は重量%をいう)およびカルボン酸エステル5〜2
0%からなる基油85〜95%と乳化剤5〜15%、必
要により極圧剤l〜10%、好ましくは臨物油80〜9
0%。
カルボン酸エステル10〜20%からなる基油80〜9
5%と乳化剤5〜10%必要によす極圧剤1〜10%か
らなる油剤の水希釈液(5〜50倍の水希釈液)である
基油の量が85%より少ないと冷却能が90K/秒より
大きくなり研削表面の亀裂は大きくなり、切削工具は亀
裂が生じる。基油の量が95%より多ければ希釈液は乳
化が不安定となりオイル分離などが生じる。
また油剤の重量に基いて極圧剤として通常有機モリブデ
ン1〜4%、リン酸エステル1〜4%、硫化エステル1
〜7%、好ましくは有機モリブデンは2〜4%、リン酸
エステルは2〜4%、硫化エステルは4〜7%である。
同様である。水溶液(b)における水溶性高分子化合物
としては分子量が通常1万以上のポリアルキレングリコ
ール(エチレングリコールおよびプロピレングリコール
のランダムまたはブロック重合体)、ポリメタアクリル
酸、ポリマレイン酸およびそのアルカリ金属およびアミ
ン塩(モノ−、ジー。
トリエタノ−ルア芝ンなどのアルカノールアミン。
モルホリンなどの複素環アミン、エチルアミン。
ラウリルアミン、ステアリルアミンなどの炭素数2〜1
8のアルキルアミン、シクロヘキシルアミン。
アニリノなどの炭素数5〜12の環状アミンなど)。
ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルアルコールおよびこれらのポリマーを構成するモノマ
ーの共重合物などがあげられる。水溶性高分子化合物の
うちで好ましいものはポリアルキレングリコール、ポリ
メタアクリル酸およびポリアクリルアミドであり、とく
に好ましいものはポリアルキレングリコールおよびポリ
アクリルアミドである。
水溶液(′b)としては鉱物油、カルボン酸エステル、
および乳化剤よりなる油剤が通常2〜20%、好ましく
は2〜10%である水溶液に添加前の水溶液の重¥に基
づいて水溶性高分子化合物が通常0.01〜10%、好
ましくは0.01〜6%、必要により極圧剤が通常0.
1〜1.0%好ましくは0.1−5−0.05%のもの
があげられる。
上記油剤の組成は通常50〜90%の鉱物油、2〜20
%のカルボン酸エステル、5〜30%の乳化剤、好まし
くは鉱物油75〜90%、カルボン酸エステル5〜20
%、乳化剤5〜20%である。
また水溶液の重量に基いて極圧剤として通常有樵モリブ
デンは0.1〜0.5  %、 リ ン酸エステルは 
0.1〜0.5%硫化エステルは0.1〜1.0%舒ま
しくは有機モリブデンは0.3〜05%、リン酸エステ
ルは0.3〜05%、硫化エステルは0.5〜1.0%
である。
水溶液(b)において水溶性高分子化合物が0.01%
より少ないと冷却能において加えただけの効果が認めら
れず、10%より多いと研削における砥石の目づまりや
切削工具刃先におけるベト−〕き等で研削切削効率が悪
くなる。
水溶液(c)において画分子量ポリアルキレングリコー
ルとしては分子量1万以上好ましくは1.5万〜3万の
エチレングリコール、およびプロピレノグリコールのラ
ンダムまたはブロック重合体があげられる。このグリコ
ール中のオキシエチレン基の含量は通常50〜100%
、好ましくは50〜75%である。
高級脂肪酸アルカノールアミン塩としては炭素数8〜3
0の飽和または不飽和脂肪酸(カプリル酸、ラウリル酸
、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、リノール
酸、リルン酸など)のアルカノールアミン(モノ−、ジ
ー、又はトリエタノールアミン モノ−、ジー、又はト
リプロパツールアミンなど)塩があげられる。これらの
うち好ましいものはカプリル酸、ラウリル酸、およびオ
レイン酸のジェタノールアミン塩であり、とく)こ好ま
しいものはカプリル酸のジェタノールアミン塩である。
また水溶液の重量に基いて極圧剤として通常有機モリブ
デンは0.1〜0.5%、リン酸エステルは0.1〜0
.5%、硫化エステルはo、s−!−1,0%である。
水溶液(c)において高分子量ポリアルキレングリコー
ルの量は水溶液中で通常10〜50%好ましくは20〜
40%、脂肪酸アルカノールアミン塩の量は通常0.5
〜10%、好ましくは1〜5%である。超分子量ポリア
ルキレングリコールの量が10%より少ないと冷却能が
90K/秒より大きくなり、研削表向の亀裂は大きくな
り、切削工具は亀裂が生じる。1に分子量ポリアルキレ
ングリコールの通が50%より多くなると粘度が高くな
りすぎて液の取扱いや循環ができなくなる。また脂肪酸
アルカノールアミン塩の量が0.5%より少ないと防錆
性および潤滑性が悪くなる。、10%より多いと添加し
ただけの効果(はみられず経済的に不利である。
本発明の液が用いられる被削材としては難削材たとえば
インコネル718,545C,550C,Sk7.Sk
5,5klA ト(7)炭J14 ; 5klJ1,5
kL)10,5klJ11ナト(7)工具鋼; SC;
1v121Zどの合金i ; SkM9,5ki−15
5,5ki(57などの高速度@ : 181Ni  
250マルエージング鋼;SLJ J 2,3,4.な
どの軸受鋼があげられる。
またこのような被削材は一般にBZN: (GE社製)
、Tk3へ: (ダイジェット工業!&り  、 BN
loo: (住友電工製)  、 1:SN’200:
 (住友゛或工製)、WBN:(日立超硬袈)などの工
具でけずられる。またサーメット工具も使用できる。
本発明の液は平面研削、内面研削、8無研削。
円筒研削、ねじ研削、歯車研削などの通常の研削作業に
適用できる。また、旋削、フライス刀ロエ。
穴あけ、中ぐり、歯切り、ねじ切り、ねじ転造。
ガンドリルなどの通常の切削作業に適用できる。
本発明の液の適用法は従来の研削、切削油剤の適用法と
同様でよく、たとえば研削加工または切削加工で砥石と
被削材、切削工具と被削材の境界面に給油する方法があ
げられる。
〔実施例〕
以下実施例により本発明をさらに説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。実施例1〜5および比
較例1〜3 表−1に示される油剤および場合によりポリアクリルア
ミドを水に5〜50倍に希釈し本発明の液(実施例1〜
5)および比較液(比較例1〜3)を得た。本発明の液
および比較液の冷却速覧(以下Rcという)も併記する
。表−1の原料から水で希釈する場合は鉱物油、カルボ
ン酸エステルおよびポリエーテル1を室温〜323にの
範囲でまぜ、必要により極圧剤を加える場合は基油に加
えて一ノくり、それを水に加えて希釈し、3%の液を得
た。
水溶性高分子を水溶性高分子を水浴液に加える場合は先
の基油および極圧剤を加えた油剤の水希釈液(3%の液
)に水溶性高分子を001%加えて作成した。
表中の各成分の量は重量%を示す。
実施例5.6および比較例5.6 表−2に本発明の液と比較液の組成およびRCを示す。
実施例8 実施例2.3.4.5.6および比較例1.2.8.4
の液を使用して研削加工をおこなった。研削加工したと
きの研削表面に発生した研削亀裂密度の結果を第1図に
示す。第1図は研削表面に発生した亀裂密度と缶液のR
ccD関係を示す。
亀裂8度はkcb; 90 k / sec  より大
となるにつれてW!減するが、この変化は亀裂密度が小
なるにつれて大型化していくことを逆に示している。七
がgok/sec  より小なるにつれて微視的な亀裂
の密度と共にその量も減少していく。これらの油剤に有
機モリブデン、リン酸エステルの極圧剤を加えた希釈液
で研削すると研削亀裂に対する効果は向上する。極圧剤
の効果は、特にKc 90に/sec以下においていず
れも研削亀裂発生の軽減に効果をもたらし、極圧剤を添
加した本発明の液(実施例5゜6)においてはほとんど
亀裂は認められなくなる。
;芙討した研削条件を下記に示す。
m石JISvvAsoLmV 砥石周速度  1 s o om/min工作物速度 
 v=5m/min 切込み    d=40 um 工作物 JIS SK3 ()iRc60)平面プラン
ジ研削 実施例9 R(2; 90 k/秒 より小さい本発明の液(実施
例2)とこれに有機モリブデン3%およびリン酸エステ
ル3%を加えた液(実施例4)および比較液(比較例2
.3)を使用して切削加工を行な−】た。サーメット工
具および超硬工具等の切削工具の表面に熱亀裂が発生す
るが、本発明の液はこれら工具の亀裂防止に効果がある
ことを第2図に示す。第2図は、種々のkcを有する希
釈液を用いたときの切削速度を変えた場合の熱亀裂発生
X印までの断続切削回数INを示す。
液のRcが大きくなるにつれてX印で示すように  。
熱亀裂が早期に発生する亀裂は心が小さくなるにつれて
断続切削回数が多くなるところであられれる。亀裂はR
cが極く小さい空気冷却になっても発生するがRC51
に/秒の液に有機モリブデンおよびリン酸エステルの極
圧剤を加えた実施例4の希釈液ではほとんど亀裂は認め
られなくなり、工具寿命の大幅な改善に有効であった。
検討した条件を下記に示す。
工作物    S4 sC(HV2 t o)切削速度
  V: 1oo〜aoom/min送り速度  f:
0.4m+/rec 切込み   d:t、o履 切削液Rk  1.1: 0.5〜8.0//min工
具    サーメット 〔発明の効果〕 第1図に示されるように従来の研削油剤(ト)C:90
K/秒より大)では、Kcが小さくなるにつれてNA裂
密度が増大する傾向にあり (図中の点一点C)とくに
に@≦150K/秒以下になると亀裂析度の増器が大き
くなる(点C一点B)。しかるに、本発明に係る臣が9
0K/秒以下の液を用いると、上記傾向とは全く逆に、
亀裂装置が顕著に低減するという全く予期しない効果が
得られた。従来のたの大きい油剤では亀裂が大型化する
という欠点がある。
これに対して、本発明の液では立が90K/秒より小さ
くなると亀裂密度が低減し、しかも亀裂が微小化される
という効果を胃する。
また、@2図に示すように従来の切削油剤[有]C:9
8K/秒より大)では皮が大きくなるにつれて工具の熱
亀裂が早期に発生するが本発明に係るたが90K/秒以
下の液を用いると熱亀裂は早期に発生することなく、ま
た極圧剤を加えると熱亀裂はほとんど認められなくなり
工具の大巾な改善に有効である。
本発明の亀裂防止用液は上記のように研削表面に発生す
る研削熱亀裂およびサーメット工具や超硬工具などの切
削工具に発生する亀裂を防止することができる冷却液で
あり、研削表面が保護されるとともに切削工具寿命が大
巾に向上する。
上記以”外に研削または切削能率および加工精度がすぐ
れる、液の乳化安定性、防錆性および耐腐食性が満足さ
れる、水性めため火災の危険性がなくまた洗浄性もよい
などの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は亀裂密度と冷却速度陰の関係、第2図は切削速
度と断続切削回数との関係を示すタック向λ11図 Rc (ド/S) 12図 vr横四餉間数cy) 手続補正書 昭和60  年2月12日 昭和59年特許願第259669号 2、発明の名称 亀裂防止用液および方法 自発 別紙のとおり 1、明細書、第22頁、第1行と第2行の間に「なお、
研削条件は上記に限定されるものではなく、通常用いら
れている条件の範囲で種々変えることができ、たとえば
工作物速度■を1〜30 m/mi眠切込みdを5〜8
0μmの範囲で変えることができ、この場合も同様の亀
裂発生軽減効果が得られる。」を挿入する。 手続補正書 昭和60年2月19日 昭和59年特許願第259669号 2、発明の名称 亀裂防止用液および方法 自発 5、補正により増加する発明の数 1、明細書、第4°頁、第14層の「研削表面に発生す
る切削工具の亀裂」を「研削表面や切削工具に発生する
亀裂」と訂正する。 2、同書、第17頁、第10行のrTBNJをr’ J
 B N Jと訂正する。 3、同書、同頁、下から第5行のrJIsWA60Lm
VJをrJIs  WA60LmVJと訂正する。 4、同書、第21頁、下から第1行の「(HRc60)
」をr(HぺC60)Jと訂正する。 5、同書、第19頁の表−1を次頁のとおり訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、研削または切削加工にて1073K以上の熱をもつ
    た被削材または工具の冷却において673Kから423
    Kの範囲での冷却速度が90K/秒以下となるような冷
    却能力を有する水性液からなることを特徴とする研削表
    面または切削工具表面の亀裂防止用液。 2、水性液が下記(a)〜(c)からなる群より選ばれ
    る少なくとも1種である特許請求の範囲第1項記載の液
    。 (a)鉱物油、カルボン酸エステル、乳化剤および必要
    により極圧剤からなる油剤水希釈液。 (b)鉱物油、カルボン酸エステルおよび乳化剤からな
    る油剤および水溶性高分子化合物および必要により極圧
    剤を含有する水溶液。 (c)高分子量ポリアルキレングリコール、高級脂肪酸
    アルカノールアミン塩および必要により極圧剤を含有す
    る水溶液。 3、極圧剤が有機モリブデンおよび/またはリン酸エス
    テルおよび/または硫黄系極圧剤である特許請求の範囲
    第2項記載の液。 4、水希釈液(a)が油剤の重量に基づいて75〜90
    %の鉱物油、2〜20%のカルボン酸エステル、5〜1
    5%の乳化剤を含有する油剤を水に5〜50倍に希釈し
    てなる液である特許請求の範囲第2項または第3項記載
    の液。 5、油剤の重量に基いて1〜4%の有機モリブデンおよ
    び/または1〜4%のリン酸エステルおよび/または1
    〜7%の硫化エステルを極圧剤として含有する特許請求
    の範囲第4項記載の液。 6、水溶液(b)が水溶液の電量に基いて2〜20%の
    鉱物油、カルボン酸エステルおよび乳化剤 からなる油剤、ならびに0.01〜10%の分子量1万
    以上の水溶性高分子化合物を含有する水溶液である特許
    請求の範囲第2または第3項記載の液。 7、水溶液(c)が水溶液の重量に基いて10〜50%
    の分子量1万以上のポリアルキレングリコールおよび0
    .5〜10%の炭素数8〜20の脂肪酸のアルカノール
    アミン塩を含有する水溶液である特許請求の範囲第2項
    または第3項記載の液。 8、水溶液の重量に基いて0.1〜0.5%の有機モリ
    ブデンおよび/または0.1〜0.5%のリン酸エステ
    ルおよび/または0.1〜1.0%の硫化エステルを極
    圧剤として含有する特許請求の範囲第6または第7項記
    載の液。 9、難削材を研削または切削するにあたり、1073K
    以上に熱をもつた被削材または工具の冷却において67
    3Kから423Kの範囲での冷却速度が90K/秒以下
    となるような冷却能を有する水性液からなる亀裂防止用
    液を用いることを特徴とする方法。 10、難削材が炭素鋼、工具鋼、合金鋼、高速度鋼、マ
    ルエージング鋼および軸受鋼からなる群より選ばれる材
    料である特許請求の範囲第9項記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015189954A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 出光興産株式会社 水溶性金属加工油および金属加工用クーラント

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