JPS6113525A - ヒユ−ジブルリンク用可溶導体 - Google Patents

ヒユ−ジブルリンク用可溶導体

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JPS6113525A
JPS6113525A JP13191784A JP13191784A JPS6113525A JP S6113525 A JPS6113525 A JP S6113525A JP 13191784 A JP13191784 A JP 13191784A JP 13191784 A JP13191784 A JP 13191784A JP S6113525 A JPS6113525 A JP S6113525A
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JP
Japan
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fusible
fusing
conductor
fusible conductor
width
Prior art date
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Pending
Application number
JP13191784A
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English (en)
Inventor
光雄 遠藤
畑岸 祐至
橋沢 茂美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6113525A publication Critical patent/JPS6113525A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の料理」 本発明はワイヤハーネスの保護に用いるヒュージブルリ
ンク用可溶導体の構造に関するものである。
従来の技術 ヒュージブルリンク(以下、FLという。〉とは自動車
の低圧配線の一部に、その回路の電線より細い断面積の
電線を直列に挿入しておき、衝突事故等により配線が途
中で接地、短絡した場合に短絡電流によって溶断し、ワ
イヤハーネスからの火災発生を防止するものである。
これまで、FLは一般に軟銅燃線より成る可溶導体を耐
熱性絶縁体で被覆した構造のもの(電線式)が用いられ
、回路等の配線に使用する電線に対し2〜3ランク低い
ものを使用する規則となっている。
しかし、近年になって従来の電線式FLに変わり、その
生産性、コスト、取扱上の便宜等から、第4図のように
、中央に切欠部aを有するヒユーズエレメントbの両端
に雌端子Cを連成したものを、合成樹脂製のケースdに
容れたカー1リツジタイプのF Lが使用されるように
なって来た。
即ち、従来の電線式FLでは、その溶断部がエンジンル
ーム内で露出している為、溶1折後に2次ショートや発
火を起す危険があり、溶断前にその耐熱性シースから多
量の発煙が有るという問題があった。これに対し、第4
図のカートリッジタイプでは、一定の場所で溶断する切
欠部aを設け、これをケースdに収容するので、発煙等
の問題は生じないが、その溶断特性に問題がある。
即ち、第5図はFLの溶断特性等を示す電流と時間との
関係を示すグラフで、曲線(イ)ばモータ等の瞬間電流
特性、(ロ)及び(ハ)はそれぞれカートリッジタイプ
と電線式FLの溶断特性、(ニ)はワイヤハーネス(電
線)の発煙特性を示すものである。そして、F Lは本
来接続電線の保護を目的とするから、その溶断特性とし
ては曲線(ニ)の下側に沿うもの(電線が発煙する迄は
できるだげ溶断しない)が望ましく、電線式F Lの特
性曲線(ハ)はこの目的に適している。これに対して、
カーl・リッジタイプの曲線(ロ)は、立」−りがシャ
ープで定格以上の電流値に対して速断性を有するような
溶断特性を有し、特に斜線Sで示される交差部分がある
ためにモータ等の瞬間電流により溶断して了うおそれが
あり、本来のワイヤハーネスの保護目的から逸脱すると
いう問題点があった。
解決しようとする問題占 本発明は上記問題点に鑑み、カートリッジタイプFr、
の有する生産性、取扱い等の便利さを保持しつつ、従来
の電線式F Lに似た溶断特性を有するFI、用可溶導
体を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
問題点を解決するための手段 本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた
結果、可溶導体を構成する細巾帯状の溶断部にり大部等
を設けず、その溶断部の長さをその溶断部両端の巾と一
定の関係を有するように形成することにより、所望の溶
断特性が得られることを見出し、本発明に至った。
以下、本発明を図面と共に説明すると、第1図において
、1は可溶導体であって、金属薄板の打抜き等によって
形成された細+1”tf!状の溶断部2とその両端に連
成された端子接続部3より成り、溶断部2をコ字状に折
曲して、その端子接続部3を雌端子4の基板5と一対の
弾性挟持腕6,6間に嵌挿して接続し、これを図示しな
いケースに収容するようにしであるが、雌端子4 (或
は雄端子)は端子接続部3と連成することもできる。
第2図は可溶導体1の展開図を示し、溶断部2の長さl
は、その細YIJ帯状の両端の中fの10倍以」二、即
ちl≧10fとなるようにとる。また、溶断部2の中央
の中をeとすると、[II eば中f以下でr−0,5
mmより大きい範囲、叩ちf≧e>f−0,5lvとな
る寸法にとり、溶断部2には、ζ、U、ハンダ、Zn等
のメッキ厚さ15μ以上に施すのが好ましい。なお、可
溶導体1の金属薄板としては、一般に用いられる黄銅、
リン青銅、銅合金(Fe等添加)等の厚さ0.2〜0.
6 tn程度のものを用いる。
作−JW 本発明は上述の如く溶断部2に従来のカートリッジタイ
プのような切欠部をなくし、溶断部2をほぼ一様な巾を
有する帯状として形成したので、第5図曲線(ロ)のよ
うな鋭い速断性がなくなり、応答性が鈍くなって全体と
して、電線式の溶断特性に近くなるが溶断部2の中央の
巾eを両端より僅かに中挟とし、或は異種金属である錫
等のメッキによる拡散、合金化によりその融点降下を図
ることにより、溶断特性を改善することができる。
」1匹 厚さ0.2 **の黄銅金属板を打抜いて、第2図に示
す溶断部の長さl、両端の巾f及び中央部の11eの異
なる種々の可溶導体を試作し、接続線の発煙特性に沿っ
ているものから、順に良否を判定し、表−1のような結
果を得た。
表−1 表−1から、溶断部の長さlは、両端のrllfの10
倍又はそれ以上のもの(試作番号1,8.4.5の順)
のものが良く、また長さpが一定のものでは、溶断部中
央のIjleがf≧elf −0,5tlの関係にある
ものがよく、試作番号5,6のe−f−1*vaのもの
ではl≧10fでも、溶断特性は劣ることが判る。
次に、表−1で判定順位3,4及び5の結果が得られた
試作番号4,5及び9の仕様の可溶導体について、各々
厚さ10 、15#よす20μのSnメッキを施し、表
−1と同様の判定を行ったところ、表−2のような結果
が得られた。
表−2 表−2から、メッキ厚さを15μ以上にすることにより
溶断特性が改善されることが明らかである(試作番号4
−3 、5−3 、4.−2 、5−2の順)。しかし
、溶断部中火の中eが、その両端の巾fと、f≧e>f
 −0,5tlに入らない試作番号9−1.9−2.9
−3については、溶断特性の改善は余りなされない。
以上の結果から、可溶導体の溶断部の長さl、両端の巾
f、中央部中eについて、 ρ≧10f、f≧e > f −Q、 5 mmの関係
を満足し、かつ15μ以上のメッキを施すことにより最
良の結果が得られることが判る。
第3図は本発明可溶導体、従来品の溶断特性等の電流と
時間との関係を示すグラフで、曲線(イ)はモータ等の
瞬間電流特性、(ロ)は従来のカートリッジ式FL(3
0A用)、(ハ)は同じく電線式FL、(ニ)は本発明
FLの溶断特性をそれぞれ示し、また、数字を符した曲
線はそれぞれの電線サイズを有するものの発煙特性を示
す。
図から明からなように、本発明品は従来の電線式FL、
!:頬似の溶断特性を有し、モータ起動時の瞬間電流に
よって溶断するおそれがなく、各種サイズの電線にも使
用できることが判る。
〔発明の効果〕
カートリンシタイブFLの有する生産性、コスト、取扱
」−の便宜等の利点を保持しつつ、使用目的に適ったヒ
ュージブルリンク用可溶導体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明可溶導体の一実施例を示す斜視図、第2
図はその展開図、第3図は本発明可溶導体と従来品等の
電流と時間との関係を示すグラフ、第4図は従来のカー
トリッジタイプヒュージブルリンクを示す斜視図、第5
図は従来品の電流と時間との関係を示すグラフである。 1・・・・・・可溶導体、2・・・・・・溶断部、3・
・・・・・端子接続部、4・・・・・・−tit端子。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属薄板の打抜き等により形成された細巾帯状の
    溶断部(2)と、その両端に連成された巾広の端子接続
    部(3)とより成り、溶断部(2)の長さlが溶断部両
    端の巾fとl≧10fの関係を有して形成されているこ
    とを特徴とするヒュージブルリンク用可溶導体。
  2. (2)前記溶断部(2)の中央の巾eが、その両端の巾
    fと、f≧e>f−0.5mmの関係を有して形成され
    ている特許請求の範囲第1項記載のヒュージブルリンク
    用可溶導体。
  3. (3)前記溶断部(2)が錫、亜鉛、ハンダ等でメッキ
    されている特許請求の範囲第1項又は第2項記載のヒュ
    ージブルリンク用可溶導体。
  4. (4)前記溶断部(2)のメッキ厚が少なくとも15μ
    である特許請求の範囲第3項記載のヒュージブルリンク
    用可溶導体。
JP13191784A 1984-06-28 1984-06-28 ヒユ−ジブルリンク用可溶導体 Pending JPS6113525A (ja)

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JP (1) JPS6113525A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62246219A (ja) * 1986-04-18 1987-10-27 矢崎総業株式会社 ヒユ−ズ付端子
JPH04114718U (ja) * 1991-03-19 1992-10-09 古河電気工業株式会社 電気接続箱
JP2010242220A (ja) * 2010-05-07 2010-10-28 Kobe Steel Ltd ヒューズ用めっき付き銅合金材の製造方法

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