JPS61134766A - 原画装填用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は例えば製版用のカラースキャナ等のドラム型
画像走査装置の入力走査部の原画シリンダーに原画を貼
り付ける作業に関し、とくに原画を原画シリンダーの軸
線と平行に、あるいは角度をもたせて貼り付けるについ
て、作業者が正確、かつ容易に原画を原画シリンダーに
位置決めすることを可能にする装置に関する。

（ロ）従来技術 ドラム型画像走査装置は、入力走査部の透明な原画シリ
ンダーに原画を巻きつけてテープ貼りした状態で原画シ
リンダーを定速回転して、それに対向して横送りされる
光電走査ヘッドにより入力走査を行なう。この入力走査
に先だって、原画シリンダーをドラム型画像走査記録装
置に取り付けたまま、又は取りはずして、この原画シリ
ンダーに原画を貼り付けるのであるが、かかる作業にお
いて原画シリンダーには基準となる線が設けられていな
い。それは、原画シリンダー自体に基準線を引くと、原
稿の色分解に対し陰影となって影Ｆ％が無視できないか
らである。そのため、原画を原画シリンダーに貼り付け
る作業は、作業者の勘をたよりに原画を原画シリンダー
の軸線と平行に、または所定の角度になるよう、位置決
めして行なわれる。

なお、原画シリンダーに対して所要の角度に貼着するた
めの装置として、本出願人による特願昭５８−７２６７
９号公報に、合焦画像をその投影倍率を連続的に可変し
ながら投影し得る装置により原画の投影画像を版下台紙
−ヒに投影し、投影画像と版下台紙」二の画像の輪郭線
を一致させることにより、原画の複製倍率の検出と、原
画と版下画像との間の相対角度の検出を同時に行ない、
この相対角度を維持して原画を透明シートに集合貼込み
、そして、この透明シートごと原画を原画シリンダーに
貼着する原画貼着装置が記載されている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる原画貼着装置のような装置は、高精度引
伸機的な装置であるためコストが高く、そして透明シー
トを用いて原画を原画シリンダーに貼着ける必要がある
。したがって高価な装置を使用せずに、あるいは透明シ
ートを用いずに原画を原画シリンダーに貼着けようとす
ると、やはり視認操作でもって作業者の勘をたよりに貼
着けねばならず、熟練を要し、精度的にも問題があった
。ところで、原画シリンダーへの原画貼着装置の位置貼
着角度の位置決めは、従来からの、個々の原画を一つ一
つ走査記録するいわゆる個別分解型７ヤヤｔ−’Ｃ＋よ
、お糖よと精度が要らない　　　　　］ため、」二記の
原画貼着装置のような装置を使用する必要がなく、目視
と勘とで十分であっだが、原画を縮少拡大して所要の配
置に走査記録するいわゆるコンポージングスキャナや、
さらにマスキングその他いろいろな画像処理までする、
いオ〕ゆるレイアウトスキャナでは、原画の角度を正確
に合わせて原画シリンダーに貼着することが、是非とも
必要または、画像処理操作の短縮等のため極めて望しい
ことである。

この発明は、このように作業者が原画を視認操作によっ
て原画シリンダーに貼着する場合に、原画シリンダー軸
線と平行に貼り付けるのはもちろんのこと、特に角度を
もたせて傾けた状態で貼り付ける場合にでも容易かつ正
確にレイアウト指定に基づいて貼着作業を行うことを可
能にするための原画貼着角度位置決め装置を提供するこ
とを目的とする。

（ハ）問題点を解決するための手段 この発明に係る原画貼着角度位置決め装置は、原画を原
画シリンダーに貼着ける際に原画シリンダーの軸線に平
行な線や、それより所要角度傾けた線等のパターンをそ
の而」二に設けた円筒を原画シリンダー内へ挿入して、
作業者が原画シリンダーを透して前記パターンを見るこ
とにより、このパターン内のいずれかの線を基準線とし
て原画を原画シリンダーへ貼着できるようにした装置で
ある。すなわち、この装置は、少なくともその一部が原
画シリンダーの内径よりも小径の円筒部を有し、端部に
原画シリンダー内にて前記円筒部が同軸位置になるよう
挿入支持する支持部を有するとともに、円筒面に所要の
パターンを形成した方向指示パターン保持部材からなる
ことを特徴としている。

（ホ）作　用 ドラム型画像走査装置の走査部の原画シリンダーは透明
材料からできているが、本発明に係る原画貼着位置決め
装置は、原画シリンダーと同心に二重構造にして内装さ
れ、原画シリンダーの外部から透視することができる方
向指示パターン保持部材を主要部材とする。

そして、その円筒ｍｌに形成されたパターンも原画シリ
ンダー越しに透視することができる。

パターンはドラム軸と平行な基準線や各種角度線であり
、原画ドラムに対して原画を貼着する部位において、原
画を貼着する角度に対応するパターンシート中の角度線
を背後に位置せしめることができる。

（へ）実施例 第１図はこの発明の実施例を示す斜視図であるが、透明
プラスチック製の原画シリンダー（］）は、ドラム型画
像走査装置の入方走査部から取り外ずされ、原画装填用
装置　（１ｏ）に保持されており、本発明に係る原画貼
着角度位置決め装置も原画装填用装置（１ｏ）に保持さ
れている。なお、この原画装填用装置（１ｏ）は、カラ
ースキャナの稼動率向上のためにスキャナ本体とは別個
に設けられたもので、原画シリンダー（１）に原画（６
）を貼着けるために通常用いられている。この装置にお
いては、原画（６）が原画シリンダー（１−）との間に
たるみや浮き」二がった部分ができないよう、しっかり
貼着けるために、原画（６）の一端を原画シリンダーに
テープ化めすると、しごきローラ（１１）にて原画（６
）を原画シリンダー　（１）に押し着けながら、回転駆
動モータ（２）をゆつくり回転させ、作業者が原画（６
）の他端を手で引張って原画シリンダーにテープ化めす
る。そして、原画シリンダー（］−）は、着脱リング（
７）によりロックされ、回転駆動モータ（２）によって
回転駆動される。原画シリンダー（１）内には、着脱リ
ング（７）によりロックされるのとは反対の側に、原画
貼着角度位置決め装置（３）の主要部をなす方向パター
ン保持部材が支持され、これはアクリル乳白色管にて構
成され、原画シリンダー（１，）の内径よりも小径寸法
の円筒形である。この原画装填用装置（１０）の端部の
支持部（１２）は回転リング（５）に連動するよう原画
装填用装置可動部　　　　　　　　　１（１４）に支持
され、回転リング（５）を回すことにより、所望のパタ
ーン（１３）　（１３’　）　（］　３”）（１３”′
）を選択できるようになっている。なお、原画シリンダ
ー（１）を原画装填用装置（１０）から外すときには原
画装填用装置の可動部（１４）を横へ移動できる。方向
パターン保持部材（３）の周囲には第２図に展開して示
すような各種の角度線（Ａ１）〜（Ａ４）を描いたパタ
ーンシート（４）が巻装されている。パターンシート（
４）の各角度線（Ａ□）〜（Ａ４）はドラム軸と平行な
線を基準線（Ｓ）として描かれており、方向パターン保
持部材（３）に巻装する際に基準線（Ｓ）がドラム軸線
と平行になるように貼り付けられる。また、望ましくは
方向パターン保持部材（３）の内部には照明用蛍光灯（
図示せず）が装備されており、これが発光することによ
り、アクリル乳白色管からなる方向パターン保持部材（
３）の全体が淡く光り、パターンシート（４）に描いた
各線が浮かび上がって見える。

原画（６）を貼着する場合、原画シリンダー（１）越し
に方向パターン保持部材（３）に巻装されたパターンシ
ート（４）を透視することができる。したがって、方向
パターン保持部材（３）を回転させ、原画シリンダー（
１）に対して原画を貼着する部位において、原画を原画
シリンダーの軸線と平向に貼着するときは基準線（Ｓ）
を、あるいは、角度をもたせて貼着するときは角度線（
八〇）〜（Ａ４）のうち対応する角度線を、原画の背後
に位置させることができる。そこで原画シリンダー（１
）の原画を貼着する部位に背向位置された方向パターン
保持部材（３）のパターンシート（４）の基準線（Ｓ）
若しくは角度線を原画シリンダー（１）越しに視認すれ
ば、これら基準線若しくは角度線に対しわずかばかり空
間的に隔った原画シリンダー上でこれら各線に原画の基
準となる部分を沿わせながら原画の一端片をテープにて
貼着し、しごきローラ（７）で押えながら、回転駆動モ
ータ（２）にて巻付けながら、他端片をテープ化めする
。

原画シリンダー（１）と方向パターン保持部材（３）と
の間隔はできるだけ小さい方が視認誤差を生じなくてす
む。ただし、ある程度余裕を設けておくと、大寸の原画
シリンダーと交換できてグＦ適である。また第２図に例
示したパターンシーｈ（４）のようなものを数種類用意
しておき、各パターンシートに左下がり、右下がりの必
要と思われる角度線等を描いて才９けば、レイアラ１〜
指定に基づいて適宜パターンシー１〜を取り替えること
により、所望の角度に原画を傾けて貼着することができ
る。

なお、原画貼着角度位置決め装置（３）は原画走査入力
時に使用しないから、円筒面にレジスターマークや位置
決めピン等の見当合せ手段を付設しても何ら支障ないた
め、これらの見当合せ手段を基準としてパターンシート
を取り替えるようにするとよい。

また、本発明に係る原画位置決め装置の方向パターン保
持部材の形状は、その全体が円筒形であるにかぎらず１
例えば断面半月型の半円筒体等でもよく、少くともパタ
ーンが形成される面が円筒面となっていればよい。また
、その材質は、透光性のものが内部から照明できて好都
合ではあるが、必らずしも透光性でなくてもよい。」１
記実施例では、パターンシート（４）を巻装することで
円筒面にパターンを形成したが、円筒面にパターンを直
接描いてもよい。

さらに、−に記実施例は、原画シリンダーを、ドラム型
画像走査装置の走査部から取り外し、原画装填用装置に
取り付けて、かかる原画装填用装置にて原画を貼着ける
場合であるが、走査部に原画シリンダーを取り付けたま
ま原画を貼着けるようにしてもよい。この場合、原画を
走査入力する際に、原画シリンダーから退出できるよう
にする必要がある。

なお、パターンは線状にかぎらず、方眼やレジスターマ
ーク等でもよい。また、」二記パターンシー１−（’１
．）にかえ、デザイナ−が原画　　　　　］の向きや位
置、所定の向き及び位置での原画の軸郭などを書き込ん
だラフスケッチを方向パターン保持部材に巻装してもよ
い。

（１−）効　果 この発明に係る原画貼着角度位置決め装置は上記のよう
に構成され、原画シリンダー越しに周囲に形成したパタ
ーンを透視でき、これを？Ｊ２認しながらこれに沿わせ
て原画を原画シリンダーに貼着できる。また、パターン
の形成を、パターンシーｊ・を貼着するようにした場合
には、パターンシートを取り替えることにより必要な角
度線を選択できるので、レイアウト指定に基づいて原画
を所要の角度をもたせて傾けた状態で原画シリンダーに
容易かつ正確に貼着作業を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はＪＭｐｌｊｉ巻き付は装置に、この発明の実施
例である原画貼着角度位置決め装置を取り付けた場合の
構成を示す斜視図である。第２図は上記実施例において
、原画位置決め装置を構成するパターンシートの１例を
示す図である。 （１）・・・原画シリンダー （３）・・・方向パターン保持部材 （４）・・・パターンシート　　（５）・・回転リング
（６）・・・原画 ＝１２−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ドラム型画像走査装置における走査用原画シリンダ
   ーの内径よりも小径の円筒をなし、または少なくとも一
   部が前記条件の円筒をなし、その円筒面に所要のパター
   ンを形成した方向指示パターン保持部材を支持部材によ
   り原画シリンダーと同軸に回転可能に支持したことを特
   徴とする原画シリンダーへの原画貼着角度位置決め装置
   。 ２、方向パターン保持部材が内部に蛍光灯を装備すると
   ともに円筒形のアクリル乳白色管であり、かつその周囲
   に、所要のパターンが描かれたパターンシートを巻装し
   た特許請求の範囲第１項に記載の原画シリンダーへの原
   画貼着角度位置決め装置。