JPS61133934A - 一眼レフカメラ - Google Patents
一眼レフカメラInfo
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- JPS61133934A JPS61133934A JP25564684A JP25564684A JPS61133934A JP S61133934 A JPS61133934 A JP S61133934A JP 25564684 A JP25564684 A JP 25564684A JP 25564684 A JP25564684 A JP 25564684A JP S61133934 A JPS61133934 A JP S61133934A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- mirror
- photographing
- holder
- reflex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Cameras In General (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、可動式のレフレックスミラーを備えた一眼レ
フカメラに関するものである。
フカメラに関するものである。
可動式のレフレックスミラー(以下、単にレフミラーと
いう)を備えた一眼レフカメ゛うは、すでに種々のもの
が公知である。このような−眼レフカメラでは、撮影光
路内に傾けて置かれたレフミラーからの光束をピントグ
ラス面上で結像し、これをファインダアイピースで見る
ことによりファインダ観察を行い、゛前記レフミラーを
撮影光路内から退避移動させて、撮影レンズからの光束
をフィルム面上に結像させて撮影を行うようにしている
。したがって、一般的な一眼レフカメラでは、ピントグ
ラス面とフィルム面とは撮影レンズから光学的に等距離
になるように設定されている。
いう)を備えた一眼レフカメ゛うは、すでに種々のもの
が公知である。このような−眼レフカメラでは、撮影光
路内に傾けて置かれたレフミラーからの光束をピントグ
ラス面上で結像し、これをファインダアイピースで見る
ことによりファインダ観察を行い、゛前記レフミラーを
撮影光路内から退避移動させて、撮影レンズからの光束
をフィルム面上に結像させて撮影を行うようにしている
。したがって、一般的な一眼レフカメラでは、ピントグ
ラス面とフィルム面とは撮影レンズから光学的に等距離
になるように設定されている。
ところで、インスタントカメラなどのように撮影画面サ
イズの大きいカメラにおいては、前記レフミラーをフィ
ルム面に近づけると、レフミラーとして大型のものが必
要になり、不利な点が多いことから、これを撮影レンズ
側に近づけるのが好ましい。しかしながら、上述したよ
うに、ピントグラス面を撮影レンズからフィルム面まで
の光学距離と等価な位置に設けることを前提にすると、
ピントグラスの位置が撮影光軸から離れることになり、
ピントグラス自体が大型になるばかりか、カメラ全体を
コンパクト化する際の大きな妨げになってしまう。
イズの大きいカメラにおいては、前記レフミラーをフィ
ルム面に近づけると、レフミラーとして大型のものが必
要になり、不利な点が多いことから、これを撮影レンズ
側に近づけるのが好ましい。しかしながら、上述したよ
うに、ピントグラス面を撮影レンズからフィルム面まで
の光学距離と等価な位置に設けることを前提にすると、
ピントグラスの位置が撮影光軸から離れることになり、
ピントグラス自体が大型になるばかりか、カメラ全体を
コンパクト化する際の大きな妨げになってしまう。
本発明は、上述した技術的背景に鑑みてなされたもので
、可動式のレフミラーの小型化を図るとともに、トータ
ル的にもコンパクト化された一眼レフカメラを提供する
ことを目的とする。
、可動式のレフミラーの小型化を図るとともに、トータ
ル的にもコンパクト化された一眼レフカメラを提供する
ことを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明においては、レフ
レックスミラーの小型化を図るために、レフレックスミ
ラーを撮影レンズ側に接近させる寥 とともに、撮影レンズからピントグラスまでの光路長を
、撮影レンズからフィルム面までの光路長よりも短く設
定し、撮影レンズの後端に、ファインダ観察時には撮影
光路内に配置され、撮影時には撮影光路から退避移動さ
れる倍率変換レンズを設けたものである。
レックスミラーの小型化を図るために、レフレックスミ
ラーを撮影レンズ側に接近させる寥 とともに、撮影レンズからピントグラスまでの光路長を
、撮影レンズからフィルム面までの光路長よりも短く設
定し、撮影レンズの後端に、ファインダ観察時には撮影
光路内に配置され、撮影時には撮影光路から退避移動さ
れる倍率変換レンズを設けたものである。
本発明を適用したインスタントカメラの一例を示す第1
図において、公知のモノシートタイプのインスタントフ
ィルムユニット4を収納したフィルムパックlは、カメ
ラボディ2内に遮光状態で収納されている。カメラボデ
ィ2の上部には、ファインダアイピース3が取り付けら
れている。カメラボディ2に固定の軸5を介して、フロ
ントカバー6が回動自在に軸着され、その前側に設けら
れた軸7には、レンズボード8.ミラーカバー9が軸着
されている。
図において、公知のモノシートタイプのインスタントフ
ィルムユニット4を収納したフィルムパックlは、カメ
ラボディ2内に遮光状態で収納されている。カメラボデ
ィ2の上部には、ファインダアイピース3が取り付けら
れている。カメラボディ2に固定の軸5を介して、フロ
ントカバー6が回動自在に軸着され、その前側に設けら
れた軸7には、レンズボード8.ミラーカバー9が軸着
されている。
前記レンズボード8には、撮影レンズ10.シャッタ1
1、そして倍率変換レンズ12が取り付けられている。
1、そして倍率変換レンズ12が取り付けられている。
前記撮影レンズ10は、周知のへリコイド機構などによ
り撮影光軸15上で移動自在とされ、また倍率変換レン
ズ12は、移動機構13によって、図示した撮影光路2
0内の位置と、撮影光路20から退避した位置との間で
移動自在とされている。この移動機構13は、例えば第
2図に示したように構成されており、倍率変換レンズ1
2が固定されているレンズホルダ16を、レンズボード
8に植設された軸17に軸着しておき、ソレノイド40
を駆動させて倍率変換レンズ12を撮影光路20から退
避させるようになっている。
り撮影光軸15上で移動自在とされ、また倍率変換レン
ズ12は、移動機構13によって、図示した撮影光路2
0内の位置と、撮影光路20から退避した位置との間で
移動自在とされている。この移動機構13は、例えば第
2図に示したように構成されており、倍率変換レンズ1
2が固定されているレンズホルダ16を、レンズボード
8に植設された軸17に軸着しておき、ソレノイド40
を駆動させて倍率変換レンズ12を撮影光路20から退
避させるようになっている。
なお、ソレノイド40の駆動は、後述するミラー駆動レ
バー18の作動を検出するマイクロスイッチ45、そし
てマイクロスイッチ45からの信号を受けて作動される
駆動回路46により制御される。
バー18の作動を検出するマイクロスイッチ45、そし
てマイクロスイッチ45からの信号を受けて作動される
駆動回路46により制御される。
レンズボード8の後方には、ミラーホルダ22によって
支持されたレフミラー24が設けられている。このミラ
ーホルダ22は、フロントカバー6の底面に設けられて
いる軸25に揺動自在に支持されており、ファインダ観
察時には、ばね23(第2図参照)の付勢力により下降
した位置におかれ、撮影時には図中2点鎖線で示した撮
影位置に移動される。前記レフミラー24は、ミラー枠
26を介してミラーホルダ22に取り付けられている。
支持されたレフミラー24が設けられている。このミラ
ーホルダ22は、フロントカバー6の底面に設けられて
いる軸25に揺動自在に支持されており、ファインダ観
察時には、ばね23(第2図参照)の付勢力により下降
した位置におかれ、撮影時には図中2点鎖線で示した撮
影位置に移動される。前記レフミラー24は、ミラー枠
26を介してミラーホルダ22に取り付けられている。
そして、ミラーホルダ22に形成された溝27とミラー
枠26の両側に形成された突起28とのアリ溝嵌合によ
り、レフミラー24はミラー枠26とともに、ミラーホ
ルダ22に対して、その面内方向にスライド自在になっ
ている。なお、ミラーホルダ22には、第2図に示した
ように、その側面にビン21が植設されており、このビ
ン21をミラー駆動レバー18で押し上げることにより
、ミラーホルダ22はばね23に抗して揺動される。ま
た、ミラー駆動レバー18は、従来公知のミラー駆動機
構19により、撮影が行われる直前に作動されるように
なっている。
枠26の両側に形成された突起28とのアリ溝嵌合によ
り、レフミラー24はミラー枠26とともに、ミラーホ
ルダ22に対して、その面内方向にスライド自在になっ
ている。なお、ミラーホルダ22には、第2図に示した
ように、その側面にビン21が植設されており、このビ
ン21をミラー駆動レバー18で押し上げることにより
、ミラーホルダ22はばね23に抗して揺動される。ま
た、ミラー駆動レバー18は、従来公知のミラー駆動機
構19により、撮影が行われる直前に作動されるように
なっている。
前記フロントカバー6の下面には、例えばフレネル板な
どによるピントグラス30が固定されており、ファイン
ダ観察時には、撮影レンズ10、倍率変換レンズ12、
そしてレフミラー24を介して撮影画面が結像される。
どによるピントグラス30が固定されており、ファイン
ダ観察時には、撮影レンズ10、倍率変換レンズ12、
そしてレフミラー24を介して撮影画面が結像される。
このピントグラス30は、レフミラー24に近づけて設
置され、レフミラー24からの光路長は、レフミラー2
4とフィルムユニット4との間の光路長よりも短くなっ
ている。
置され、レフミラー24からの光路長は、レフミラー2
4とフィルムユニット4との間の光路長よりも短くなっ
ている。
フロントカバー6の下面には、さらに軸31を介して2
本の規制レバー32が軸着され、その先端は前記ミラー
枠26の両側に軸支されている。
本の規制レバー32が軸着され、その先端は前記ミラー
枠26の両側に軸支されている。
したがって、前記ミラーホルダ22が第1図中時計方向
に揺動すると、規制レバー32のリンク作用によって、
レフミラー24はミラーホルダ22の上方に向かってス
ライド移動されることになる。
に揺動すると、規制レバー32のリンク作用によって、
レフミラー24はミラーホルダ22の上方に向かってス
ライド移動されることになる。
なお、この規制レバー32の時計方向への回動は、スト
ッパ33により規制されるようになっている。
ッパ33により規制されるようになっている。
前記ピントグラス30に結像された撮影画面は、ミラー
カバー9に固定されたファインダミラー35と、補助レ
ンズ36を介してアイピース3で観察される。この補助
レンズ36は、前記フロントカバー6に倒伏自在に支持
されており、カメラを折り畳んだ状態にすると、フロン
トカバー6内に畳み込まれるようになっている。なお、
フロントカバー6は、軸5を介してカメラボディ2の前
面に沿って折り畳みできるとともに、レンズボード8、
ミラーカバー9のそれぞれも、軸7を介してフロントカ
バー6に沿って折り畳みできるようになっている。なお
符号42は、暗箱内を遮光状態に保つために所要部に設
けられている蛇腹を示している。
カバー9に固定されたファインダミラー35と、補助レ
ンズ36を介してアイピース3で観察される。この補助
レンズ36は、前記フロントカバー6に倒伏自在に支持
されており、カメラを折り畳んだ状態にすると、フロン
トカバー6内に畳み込まれるようになっている。なお、
フロントカバー6は、軸5を介してカメラボディ2の前
面に沿って折り畳みできるとともに、レンズボード8、
ミラーカバー9のそれぞれも、軸7を介してフロントカ
バー6に沿って折り畳みできるようになっている。なお
符号42は、暗箱内を遮光状態に保つために所要部に設
けられている蛇腹を示している。
また、すでに述べたように、フィルムユニット4への露
光量を制御するためのシャッタ11は、レンズボード8
内に設けられている。したがって、ファインダ観察を可
能とするためにはこのシャッタ11を開放しておき、レ
フミラー24に撮影光を入射させておく必要がある。こ
の時、レフミラー24.ミラー枠26、あるいはミラー
ホルダ22の周縁からフィルムユニット側へと光が漏れ
ると、フィルムユニット4にカプリが生ずるので、ミラ
ーホルダ22.ミラー枠26の背面側には遮光辺43が
密着するようになっている。
光量を制御するためのシャッタ11は、レンズボード8
内に設けられている。したがって、ファインダ観察を可
能とするためにはこのシャッタ11を開放しておき、レ
フミラー24に撮影光を入射させておく必要がある。こ
の時、レフミラー24.ミラー枠26、あるいはミラー
ホルダ22の周縁からフィルムユニット側へと光が漏れ
ると、フィルムユニット4にカプリが生ずるので、ミラ
ーホルダ22.ミラー枠26の背面側には遮光辺43が
密着するようになっている。
なお、撮影を行うにあたって、シャッタボタン(図示省
略)を操作すると、まずシャッタ11が閉鎖され、その
後レフミラー24および倍率変換レンズ12が撮影光路
から退避する。そして、フィルムユニットへの露光を行
うためにシャッタ11が再度開放して所定の露光秒時の
後閉鎖する。その後、倍率変換レンズ12およびレフミ
ラー24が図示位置に復帰して、シャッタ11が開放す
るように構成されているものである。
略)を操作すると、まずシャッタ11が閉鎖され、その
後レフミラー24および倍率変換レンズ12が撮影光路
から退避する。そして、フィルムユニットへの露光を行
うためにシャッタ11が再度開放して所定の露光秒時の
後閉鎖する。その後、倍率変換レンズ12およびレフミ
ラー24が図示位置に復帰して、シャッタ11が開放す
るように構成されているものである。
上述の構成を備えた一眼レフカメラの作用は、次のとお
りである。まず、フロントカバー6、レンズボード8、
そしてミラーカバー9を第1図に示した使用状態に引き
起こしてロックする。この状態においては、ミラーホル
ダ22はばね23によって、第1図に示した下降位置に
向かつて付勢されている。これにより、規制レバー32
は軸31を中心として時計方向に付勢され、ミラー枠2
6はミラーホルダ22の下方向にスライドされる。
りである。まず、フロントカバー6、レンズボード8、
そしてミラーカバー9を第1図に示した使用状態に引き
起こしてロックする。この状態においては、ミラーホル
ダ22はばね23によって、第1図に示した下降位置に
向かつて付勢されている。これにより、規制レバー32
は軸31を中心として時計方向に付勢され、ミラー枠2
6はミラーホルダ22の下方向にスライドされる。
そして、規制レバー32がストッパ33に当接すること
によって、ミラーホルダ22.ミラー枠26およびレフ
ミラー24の初期位置、すなわちファインダ観察位置が
設定されている。このように、レフミラー24の中間部
に軸支された規制レバー32を利用してレフミラー24
の位置決めを行う ′ことによって、レフミラー24
を観察位置に位置決めする時に、振動が生じにくくなり
、位置決め精度を高めることができる。
によって、ミラーホルダ22.ミラー枠26およびレフ
ミラー24の初期位置、すなわちファインダ観察位置が
設定されている。このように、レフミラー24の中間部
に軸支された規制レバー32を利用してレフミラー24
の位置決めを行う ′ことによって、レフミラー24
を観察位置に位置決めする時に、振動が生じにくくなり
、位置決め精度を高めることができる。
このファインダ観察状態においては、シャッタ11は開
放状態にあり、また倍率変換レンズ12も撮影光路内に
挿入されている。したがって、撮影レンズ10を通った
撮影光は、倍率変換レンズ12で収斂されて、フィルム
ユニット4までの光路長よりも短い光路長で配置された
ピントグラス30上で結像される。そして、この像はフ
ァインダミラー35.補助レンズ36を介してアイピー
ス3により観察されることになる。
放状態にあり、また倍率変換レンズ12も撮影光路内に
挿入されている。したがって、撮影レンズ10を通った
撮影光は、倍率変換レンズ12で収斂されて、フィルム
ユニット4までの光路長よりも短い光路長で配置された
ピントグラス30上で結像される。そして、この像はフ
ァインダミラー35.補助レンズ36を介してアイピー
ス3により観察されることになる。
こうしてフレーミングを行った後、シャッタボタンが操
作されると、まずシャッタ11が閉じられる。そして、
ミラー駆動機構19の作動によりミラー駆動レバー18
(第2図)が時計方向に揺動される。ミラー駆動レバー
18の揺動に伴い、ミラーホルダ22はばね23に抗し
て軸25を中心として上昇する。これとともに、規制レ
バー32によるリンク結合を介して、ミラー枠26はア
リ溝嵌合部でガイドされ、ミラーホルダ22の上方へと
スライドされる。したがって、ミラー枠26の下端と軸
25との間の長さは、ミラーホルダ22の揺動とともに
短くなるので、レフミラー24をレンズボード8側に接
近させておいても、その下端が例えば倍率変換レンズ1
2や、レンズボード8の背面に衝突することがない。な
お、ミラーホルダ22はその先端がストッパ37に密着
して当接し、ミラー駆動レバー18に時計方向への付勢
力が与えられたままになることによって、2点鎖線で示
した撮影位置に保持される。また、ミラーホルダ22の
上昇過程において、ファインダアンピース3側からの入
射光でフィルムユニット4にカブリが生じないように、
アイピースシャッタを設け、これを所定のタイミングで
閉鎖するようにしておくことが好ましい。
作されると、まずシャッタ11が閉じられる。そして、
ミラー駆動機構19の作動によりミラー駆動レバー18
(第2図)が時計方向に揺動される。ミラー駆動レバー
18の揺動に伴い、ミラーホルダ22はばね23に抗し
て軸25を中心として上昇する。これとともに、規制レ
バー32によるリンク結合を介して、ミラー枠26はア
リ溝嵌合部でガイドされ、ミラーホルダ22の上方へと
スライドされる。したがって、ミラー枠26の下端と軸
25との間の長さは、ミラーホルダ22の揺動とともに
短くなるので、レフミラー24をレンズボード8側に接
近させておいても、その下端が例えば倍率変換レンズ1
2や、レンズボード8の背面に衝突することがない。な
お、ミラーホルダ22はその先端がストッパ37に密着
して当接し、ミラー駆動レバー18に時計方向への付勢
力が与えられたままになることによって、2点鎖線で示
した撮影位置に保持される。また、ミラーホルダ22の
上昇過程において、ファインダアンピース3側からの入
射光でフィルムユニット4にカブリが生じないように、
アイピースシャッタを設け、これを所定のタイミングで
閉鎖するようにしておくことが好ましい。
ミラー駆動レバー18が揺動を開始した時点でマイクロ
スイッチ45から得られる電気信号は、駆動回路46に
入力される。駆動回路46は、前記ミラーホルダ22が
撮影位置まで揺動されるまでの時間が経過した後、ソレ
ノイド40を駆動する。これにより、倍率変換レンズ1
2は第1図で2点鎖線で示した位置、すなわち撮影光路
20内から退避した位置に移動される。
スイッチ45から得られる電気信号は、駆動回路46に
入力される。駆動回路46は、前記ミラーホルダ22が
撮影位置まで揺動されるまでの時間が経過した後、ソレ
ノイド40を駆動する。これにより、倍率変換レンズ1
2は第1図で2点鎖線で示した位置、すなわち撮影光路
20内から退避した位置に移動される。
しかる後に、シャッタ11が公知の自動露出制御装置(
図示省略)により所定時間開放され、フィルムユニット
に露光を与える。この時には、前述のように、倍率変換
レンズ12は使用されないので、撮影レンズ10のみに
よってフィルムユニ・7ト上に被写体像が結像される。
図示省略)により所定時間開放され、フィルムユニット
に露光を与える。この時には、前述のように、倍率変換
レンズ12は使用されないので、撮影レンズ10のみに
よってフィルムユニ・7ト上に被写体像が結像される。
この間、ミラー駆動レバー18は、上昇位置に保持され
ている。
ている。
そして、シャッタ11が閉鎖して露出が終了すると、そ
の終了信号により、露光済みのフィルムユニットが公知
のかき出し装置によってフィルムパック1外に送り出さ
れ、展開ローラ50 (第1図参照)で加圧されながら
、カメラボディ2から排出される。
の終了信号により、露光済みのフィルムユニットが公知
のかき出し装置によってフィルムパック1外に送り出さ
れ、展開ローラ50 (第1図参照)で加圧されながら
、カメラボディ2から排出される。
また、前記終了信号により駆動回路46の作動が停止さ
れる。したがって、ソレノイド40に内蔵されている復
帰ばねの付勢力によって、レンズホルダ16は軸エフの
回りに時計方向に回動し、ストッパ48に当接して停止
する。これにより倍率変換レンズ12は、撮影光路20
内へと復帰されることになる。その後、ミラー駆動機構
19の作動が終了すると、ミラー駆動レバー18を上昇
位置に付勢している付勢力が解除されるので、ミラーホ
ルダ22はミラー駆動レバー18とともに、ばね23の
付勢力によって観察位置に向かって下降してくる。した
がって、規制レバー32は軸31を中心にして時計方向
に揺動し、ミラー枠26はアリ溝嵌合によってガイドさ
れつつ、ミラーホルダ22に沿って下方にスライドされ
る。そして、規制レバー32の時計方向の揺動が、スト
ッパ33で規制されることによって、ミラーホルダ22
゜ミラー枠26そしてレフミラー24の全てが初期位置
に復帰する。こうして、ミラーホルダ22゜ミラー枠2
6の背面側周縁に遮光辺43が密着し、フィルムバック
1側が遮光状態にされた後シャッタ11が開放され、次
の撮影の待機状態に復帰されるものである。
れる。したがって、ソレノイド40に内蔵されている復
帰ばねの付勢力によって、レンズホルダ16は軸エフの
回りに時計方向に回動し、ストッパ48に当接して停止
する。これにより倍率変換レンズ12は、撮影光路20
内へと復帰されることになる。その後、ミラー駆動機構
19の作動が終了すると、ミラー駆動レバー18を上昇
位置に付勢している付勢力が解除されるので、ミラーホ
ルダ22はミラー駆動レバー18とともに、ばね23の
付勢力によって観察位置に向かって下降してくる。した
がって、規制レバー32は軸31を中心にして時計方向
に揺動し、ミラー枠26はアリ溝嵌合によってガイドさ
れつつ、ミラーホルダ22に沿って下方にスライドされ
る。そして、規制レバー32の時計方向の揺動が、スト
ッパ33で規制されることによって、ミラーホルダ22
゜ミラー枠26そしてレフミラー24の全てが初期位置
に復帰する。こうして、ミラーホルダ22゜ミラー枠2
6の背面側周縁に遮光辺43が密着し、フィルムバック
1側が遮光状態にされた後シャッタ11が開放され、次
の撮影の待機状態に復帰されるものである。
第3図は、倍率変換レンズ12を撮影光路から退避移動
させるための第二実施例を図示したもので、前述の実施
例と共通する部材については同符号を付しである。倍率
変換レンズ12を支持しているレンズホルダ16は、レ
ンズボード8の後部に形成された凹部55内に、軸56
を中心に回動自在である。そして、ファインダ観察時に
は、ばね57の付勢によって、図示したようにストッパ
5dに当接した位置、すなわち撮影レンズ10の後方に
位置している。撮影動作がなされ、前述したように駆動
回路46 (第2図参照)が作動すると、ソレノイド4
0が駆動されレバー60を軸62の回りに時計方向に回
動させる。これとともにレンズホルダ16に突出形成さ
れたアーズ62がビン63を介してレバー60で押し上
げられ、結果的にレンズホルダ16は軸56の回りに半
時針方向に回動する。これにより、倍率変換レンズ12
は撮影レンズ10の後方、すなわち撮影光路から退避移
動することになる。
させるための第二実施例を図示したもので、前述の実施
例と共通する部材については同符号を付しである。倍率
変換レンズ12を支持しているレンズホルダ16は、レ
ンズボード8の後部に形成された凹部55内に、軸56
を中心に回動自在である。そして、ファインダ観察時に
は、ばね57の付勢によって、図示したようにストッパ
5dに当接した位置、すなわち撮影レンズ10の後方に
位置している。撮影動作がなされ、前述したように駆動
回路46 (第2図参照)が作動すると、ソレノイド4
0が駆動されレバー60を軸62の回りに時計方向に回
動させる。これとともにレンズホルダ16に突出形成さ
れたアーズ62がビン63を介してレバー60で押し上
げられ、結果的にレンズホルダ16は軸56の回りに半
時針方向に回動する。これにより、倍率変換レンズ12
は撮影レンズ10の後方、すなわち撮影光路から退避移
動することになる。
このように、倍率変換レンズ12の退避移動の方向をレ
ンズボード8に沿うようにすると、倍率変換レンズ12
の退避移動を、レフミラー24の退避移動のタイミング
に関係なく行うこともできるようになる。したがって、
前記駆動回路46を例えばシャッタボタンの半押しで作
動させてもよく、設計の自由度を増すことができるよう
になる。
ンズボード8に沿うようにすると、倍率変換レンズ12
の退避移動を、レフミラー24の退避移動のタイミング
に関係なく行うこともできるようになる。したがって、
前記駆動回路46を例えばシャッタボタンの半押しで作
動させてもよく、設計の自由度を増すことができるよう
になる。
以上、図示した実施例にしたがって説明してきたが、本
発明を実施する上では、レフミラーを単に回動させるこ
とにより撮影光路から退避させる形態にしてもよい。ま
た、本発明は上述のようなインスタントカメラに限らず
、画面サイズが大きい他の形式のカメラについても実施
できることはもちろんである。
発明を実施する上では、レフミラーを単に回動させるこ
とにより撮影光路から退避させる形態にしてもよい。ま
た、本発明は上述のようなインスタントカメラに限らず
、画面サイズが大きい他の形式のカメラについても実施
できることはもちろんである。
上述したように、本発明の一眼レフカメラにおいては、
特に画面サイズが大型になっても、レフミラーを撮影レ
ンズ側に接近させ、さらに撮影時には退避される倍率変
換レンズを使用したので、レフミラーを撮影レンズ側に
近づけて、レフミラーの小型化が可能となるとともに、
ピントグラスを撮影光軸に近づけることも可能となり、
カメラ全体をコンパクト化する上でも非常に有効である
。
特に画面サイズが大型になっても、レフミラーを撮影レ
ンズ側に接近させ、さらに撮影時には退避される倍率変
換レンズを使用したので、レフミラーを撮影レンズ側に
近づけて、レフミラーの小型化が可能となるとともに、
ピントグラスを撮影光軸に近づけることも可能となり、
カメラ全体をコンパクト化する上でも非常に有効である
。
第1図は、本発明の第一実施例を示す要部断面図である
。 ″第2図は、本発明に用いられるレフミラー移動機構の
一例を示す要部斜視図である。 第3図は、本発明の第二実施例を示す要部平面図である
。゛ 2・・・カメラボディ 6・・・フロントカバー8・・
・レンズボード 10・・I最影レンズ12・・倍率変
換レンズ 16・・レンズホルダ 22・・ミラーホルダ24・・
レフミラー 26・・ミラー枠30・・ピントグラス
32・・ff1lllレバー35・・ファインダミラ
ー 40・・ソレノイド。
。 ″第2図は、本発明に用いられるレフミラー移動機構の
一例を示す要部斜視図である。 第3図は、本発明の第二実施例を示す要部平面図である
。゛ 2・・・カメラボディ 6・・・フロントカバー8・・
・レンズボード 10・・I最影レンズ12・・倍率変
換レンズ 16・・レンズホルダ 22・・ミラーホルダ24・・
レフミラー 26・・ミラー枠30・・ピントグラス
32・・ff1lllレバー35・・ファインダミラ
ー 40・・ソレノイド。
Claims (2)
- (1)撮影レンズとフィルム面との間に配置され、撮影
光路をピントグラスへと偏向させる観察位置と撮影光路
から退避した撮影位置との間で可動のレフレックスミラ
ーを有する一眼レフカメラにおいて、 前記撮影レンズからピントグラスまでの光路長を、撮影
レンズからフィルム面までの光路長よりも短く設定する
とともに、前記撮影レンズの後端に移動自在に配置され
、撮影時には撮影光軸から退避される倍率変換レンズを
設けたことを特徴とする一眼レフカメラ。 - (2)前記倍率変換レンズは、撮影光軸に対して直交す
る面に沿って退避移動されることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の一眼レフカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25564684A JPS61133934A (ja) | 1984-12-05 | 1984-12-05 | 一眼レフカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25564684A JPS61133934A (ja) | 1984-12-05 | 1984-12-05 | 一眼レフカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61133934A true JPS61133934A (ja) | 1986-06-21 |
Family
ID=17281638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25564684A Pending JPS61133934A (ja) | 1984-12-05 | 1984-12-05 | 一眼レフカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61133934A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04281439A (ja) * | 1990-09-04 | 1992-10-07 | Polaroid Corp | 旋回鏡を有するレフレックスカメラ |
-
1984
- 1984-12-05 JP JP25564684A patent/JPS61133934A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04281439A (ja) * | 1990-09-04 | 1992-10-07 | Polaroid Corp | 旋回鏡を有するレフレックスカメラ |
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