JPS61133154A - 液体の静電浄化装置 - Google Patents

液体の静電浄化装置

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JPS61133154A
JPS61133154A JP25435084A JP25435084A JPS61133154A JP S61133154 A JPS61133154 A JP S61133154A JP 25435084 A JP25435084 A JP 25435084A JP 25435084 A JP25435084 A JP 25435084A JP S61133154 A JPS61133154 A JP S61133154A
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JP
Japan
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liquid
electric field
electrodes
oil
experimental example
Prior art date
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Pending
Application number
JP25435084A
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English (en)
Inventor
Yukiyasu Saito
斉藤 幸保
Shinichiro Masuda
増田 真一郎
Eiji Futami
二見 栄二
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TOUPURE KK
Original Assignee
TOUPURE KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はエンジンオイル等の液体中に含まれる不純物を
静電気により除去する液体の静電浄化装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
例えば自動車におけるエンJ1イルの浄化装置として、
従来より濾過式フィルターIを用いているが、濾過式フ
ィルターは早期に目詰まりを生じやすいばかりでなく、
捕獲可能な粒子の大きさに限界があり、高11度な浄化
が期待できない。
このような浄化装置に対し、特公昭45−35519号
公報に開示されているように、処理液中に互いに離間し
て対向電極を平行に設置し、これら両電極間に電圧を印
加して電場を生じさせ、この電場により処理液中の微粒
物質を静電力により電極に吸引して除去する装置が知ら
れている。
(背景技術の問題点〕 上記静電浄化装置は、容器内に設けた対向電極間に約1
6kvの直流電圧を印加させてオイル中に電場を形成し
て、微粒物質を除去するもので電極間距離は約50m+
である。
しかしながら上記のような静電浄化装置にあっては、電
場の強さが約3200 V / cmと大きいため、高
電圧発生装置を必要とし、消費電力も大きくかつ危険性
が大である。したがって、種々の規制を受ける自動車等
に適用するのは困難であった。
〔発明の目的〕
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、高電圧を用いる必要がなく、消黄電力を小さく
し、かつ危険性を少なくすることができる液体の静電浄
化装置の提供を目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は上記目的を達成するため、電場の強さを150
〜2000 V/(:IIの範囲にすることを特徴とす
る。
〔発明の実施例〕
以下本発明について、第1図ないし第9図に示す一実施
例にもとづき説明する。
第1図は、本発明を自動車のエンジンオイルの浄化装置
に適用した場合のオイルの流れ系統図であり、オイルパ
ン20.オイルポンプ21.静電浄化装置22.エンジ
ン潤滑部23はメインのオイルの流れの通路24により
接続されているとともに、エンジン潤滑部23とオイル
パン20とはエンジン内部の戻り通路25により接続さ
れている。また静電浄化装置22は給電線26a、26
bにより直流電源27に接続されている。
静電浄化装置!22は第2図に断面して示されている。
オイルを収容しかつ均一に流すための容器は、電極組立
体1を収容する上部容器2と、有底形状の下部容器3と
で構成されており、上部容器2の7ランジ2aと下部容
器3のフランジ3aがシール材4を介して、ボルト5.
ナツト6により油密に接合されている。下部容器3の底
部には、側面にオイルの流入ロアが設けられ、また上部
容!12には天井部に、上記オイル流入ロアと反対側の
側面に位置してオイルの流出口8を設けである。
下部容器3には電極組立体1を載置した場合に絶縁を保
つための絶縁体9が固着されており、かつ上部容器2の
内側面にも電極組立体1の絶縁を保つため絶縁体1oが
張着されている。上部容器2の天井面には電極組立体1
と上記直流電源24を接続する上記給電線26a、26
bが挿通されており、これら給電線26a、26bは、
絶縁性及び弾性のある絶縁体11.11を介して上部容
器2に油密を保って貫通されている。
絶縁体11.11は平板12により押さえられて抜は止
めされており、この平板12はボルト13により平板量
は台座14に取りつけられている。
電極組立体1は第3図に示すように構成されている。す
なわち、15・・・、16・・・は互いに極性の異なる
電極板であり、これら電極板15・・・、16・・・は
間隔(1)を一定にし、かつ交互に1枚ずつ互い違いに
配置されている。一方の極性の電極板15・・・は通電
棒17にハンダ付けされており、他方の極性の′R慟根
板16・・は他の通電棒18にハンダ付けされており、
これら通電棒17.18の端末はそれぞれ前記給電線2
6a、26bに接続されている。
このように構成された静電浄化装置22は、直流電源2
7より、給電線26a、26b、通電棒17.18を介
して電極板15・・・、16・・・に通電すると、これ
ら電極板15・・・、16・・・間・に電場が形成され
る。この状態で、オイルの流入ロアより下部容器3内に
エンジンオイルを導入すると、このエンジンオイルは上
部容器2内の電極板15・・・。
16・・・間を均一に上方へ流れ、オイル流出口8から
流出する。゛ エンジンオイルが電極板15・・・、16・・・間を上
方に流れる過程で、電極板15・・・、16・・・間に
は電場が形成されているため、エンジンオイル中の微粒
物質は電極板15・・・、16・・・間を通過する際に
正又は負に帯電し、よって対向電位の各電極板15・・
・、16・・・に吸引される。このことからエンジンオ
イル中の微粒物質は各電極板15・・・、16・・・に
捕獲され、よってエンジンオイルが浄化される。
次に、上記構成の装置を用いた実験について説明する。
この実験は上記構成の静電浄化装置を1400CCガソ
リン車のエンジンに装備して以下の条件で実験を行なっ
た。
実験例1 (イ)使用オイル:市販のガソリンエンジン用オイル (ロ)エンジンの運転条件 (1)  アイドリンク5分間 回転数600r、p。
(′2J  運転55分間 回転数350Or、p、m
(31休止1時間 上記の運転を1サイクルとし、これを5サイクル運転す
る。
(ハ)電極間距離:I−l−1 a二)印加電圧:電極板15・・・、16・・・間に1
0■を印加 電場強さは100■/cIm (ホ〉静電浄化装置22へのオイルの流入量はエンジン
側ポンプによる全農を流した。
(へ)エンジンに対する初期のオイルの充@量は42と
した。
上記の実験を5サイクルで終り、静電浄化装置22を通
過させたエンジンオイルを初期状態および各サイクル終
了時の合計6点のサンプリングをしてその汚れ具合を調
べた。
各試料(エンジンオイル)とも汚染度測定器により0.
8μ乳のミリポアフィルタ−で吸引濾過し、フィルター
上の色の濃淡の度合により汚染度を比較した。
なお、静電浄化装置22に対する通電はエンジンの運転
中のみ行なった。
実験例2 印加電圧を15v(電場強さは150v/α)にし、他
は実験例1と同じとした。
実験例3 印加電圧を30■(電場強さは300v/α)にし、他
は実験例1と同じとした。
実験例4 印加電圧を50v (電場強さは500 V / tx
 )にし、他は実験例1と同じとした。
実験例5 印加電圧を100v(電場強さは1000v/α)にし
、他は実験例1と同じとした。
実験例6 印加電圧を200v (電場強さは2000v/1)に
し、他は実験例1と同じとした。
実験例7 印加電圧を300v (I壜強さは3000V/α)に
し、池は実験例1と同じとした。
参考例1 第1図のシステムにおいて、静電浄化装置22を外し、
中を空洞にした容器を装着して実験をする。
その他の条件は実験例1と同じとする。
参考例2 第1図のシステムにおいて、静電浄化装置22を外し、
市販の濾過式のオイルフィルターを装着して実験する。
その他の条件は実験例1と同じとする。
上記各実験例および参考例におけるメンブレン標本、消
費電力についてまとめ、メンブレン標本については第4
図ないし第8図の写真として示す。
消費電力については、印加電圧と平均電流値より計算に
より求め、下表及び第9図のグラフで示す。
第4図ないし第8図に示す写真から明らかなように、電
場強さが大きくなるに応じて油の汚染度は少なくなり、
不純物微粒子が静電オイル浄化装置に多く捕集される。
そして、第5図の写真に見られるように、参考例2と実
験例2では汚染レベルは同等であり、また、第6図の写
真に見られるように、参考例2と実験例3では実験例3
の方が汚染レベルは低く(汚れが少ない)、シたがって
従来の濾過式フィルターと同等以上の性能を発揮するに
は、電場強さを150V/C11以上に設定すればよい
ことが認められる。
また、第7図の写真により実験例6と実験例7を比較す
ると両者は汚染レベルにほとんど差がない。しかし、第
9図から判るように実験例6の方が消費電力が少なく、
かつNIIN電圧は低い。電源電圧が低いと安全性が高
くなる。このため、電場強さは2000 V / ax
以下に設定することがよい。
なお、第8図の写真からも分るように、実験例6、つま
り電場強さは2000 V/a++に近い程よい。
したがって上記の結果から、電場強さを150V/CJ
R以上、2000 V 、/ cm以下に設定すれば、
従来の濾過式フィルターに比べて浄化能力が向上し、し
かも印加電圧を引き下げることができ、消費電力も少な
くてすみ安全性が高くなる。
上記のように電場強さを150V/aR〜2000v/
1の範囲に設定すれば、技術的課題とされている(1)
高電圧を用いずにオイルの静電浄化ができる事、(2)
消費電力を小さくすること、の2点を解決することが可
能となる。
第10図には本発明の他の実施例を示す。この実施例は
電極組立体1の各電極板15・・・、16・・・間に、
オイル中の微粒物質を捕集し、かつ電極板15・・・、
16・・・間の絶縁を保つフィルター29を備えたもの
である。このようなフィルター29を備えることにより
微粒物質の捕集能力が向上し、しかも電極劣化を防ぎ捕
集能力を大きくし、かつ電1f!間の絶縁度も向上する
また、第11図は本発明のざらに他の実施例を示す。こ
の実l1iff4は、下部容M3のフランジ部3aの上
に、電極組立体1のオイル流れ前方に位置してストレー
ナ−30を設けたもので、電極組立体1への粗大粒子の
侵入を防ぎ、粗大粒子による電極間の短絡を防止する。
なお、このようなストレーナ−30は流入ロアに取付け
るようにしてもよい。
また、本発明はオイルの浄化に制約されるものではなく
、種々の液体を対象として実施可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によると、電場強さを150
v/CII〜2000v/C11の範囲に設定したので
、高電圧を用いなくても従来の濾過式フィルターと同等
以上の捕獲能力を発揮するから、消費電力を小さくする
ことができ、かつ危険性を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はdいし第9図は本発明の一実施例を示し、第1
図は自動車用エンジンのエンジンオイルの流れを示す系
統図、第2図はf#N#$##浄化装置の断面図、第3
図は電極組立体の斜視図、第4図は参考例および全実験
例のメンブレン標本の比較を示す写真、第5図は参考例
2と実験例2のメンブレン標本の比較を示す写真、第6
図は参考例2と実験例3のメンブレン標本の比較を示す
写真、第7図は実験例6と実験例7のメンブレン標本の
比較を示す写真、第8図は参考例2と実験例6のメンブ
レン標本の比較を示す写真、第9図は電場強さと消費電
力の関係を示す特性図、第10図および第11図は本発
明のそれぞれ他の実施例を示す静電オイル浄化装置の断
面図である。 1・・・′R電極組立体2.3・・・容器、7・・・流
入口、8・・・流出口、15.16・・・電極板、22
・・・静電浄化装置、29・・・絶縁フィルター、30
・・・ストレーナ−0 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 ?PJi  図 第2 図 第3図 第9図 !4弾ご(V/Cm) 第10図 手続補正書 昭和150.21、−TB 特許庁長官   志 賀   学 殿 1、事件の表示 特願昭59−254350号 2、発明の名称 液体の静電浄化装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京グレス工業株式会社 4、代理人 5、自発補正 6、補正の7・1象 明細書、図面 7、補正の内容 (1)  明細書中、第4頁#E17行目に「直流電源
24」とめるを、「直流電源27」と訂正する。 (2)  図面中、I!2図の符号「10」に係る引出
線を、別紙図面に未配するように延長する。 (8)  同じく図面中、第3図の符号「13a」「1
3b」をそれぞれ別紙図面に未配するよ(・ 線を、別紙図面に未配するように延長する。 (5)同じく図面中、第10図に符号「3」を引出線と
ともに別紙図面に未配するように加入する・ 6) 同じく図面中、第11図の符号「x 1j K係
る引出線を別紙図面に未配するように延長する。 (7)  同じく図面中、第11図の符号r、?bJt
−別砥図面に未配するように「3a」と訂正する。 記2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体を流す容器内に互いに極性の異なる電極を設
    け、これら電極間に直流電圧を印加して上記液体中に電
    場を発生させ、この液体中に含まれる微粒物質を電極に
    集めて除去する浄化装置において、前記電場の強さを1
    50〜2000V/cmの範囲に設定したことを特徴と
    する液体の静電浄化装置。
  2. (2)上記液体はエンジンオイルであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の液体の静電浄化装置。
JP25435084A 1984-12-01 1984-12-01 液体の静電浄化装置 Pending JPS61133154A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115583A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Shinko Giken Kk 電解槽

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010115583A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Shinko Giken Kk 電解槽

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