JPS6113149B2 - - Google Patents

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JPS6113149B2
JPS6113149B2 JP3328877A JP3328877A JPS6113149B2 JP S6113149 B2 JPS6113149 B2 JP S6113149B2 JP 3328877 A JP3328877 A JP 3328877A JP 3328877 A JP3328877 A JP 3328877A JP S6113149 B2 JPS6113149 B2 JP S6113149B2
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JP
Japan
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refrigerator
air
ice
pipe
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JP3328877A
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JPS53119461A (en
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Masahiko Izumi
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、氷水を利用して空気を冷却し、そ
れにより微生物製剤、ワクチン、血清等の生化学
的制剤を最適状態に調温調湿し好ましくは飽和湿
度で且つ長期不凍一定低温に貯蔵する実質的に温
度変化のない冷蔵方法に関する。
一般に微生物製剤、ワクチン、血清等の生化学
的製剤は凍結しない最低温度で、しかも温度変化
をなくし、水分の蒸散を防ぎながら貯蔵するよう
管理する必要がある。然し従来の低温蔵庫は所定
の低温に保持することのみを目的とし、その構造
は、殆んど密閉構造でフレオンガスを使つた空気
冷却装置で冷却するものである。このため、庫内
空気は冷却管に接して水分を凝固させ、次いで貯
蔵物質の持込む熱量及び外気の影響を受けて温度
が上昇し、そのために冷蔵庫内は温度変化がはげ
しく、しかも、これによつて常に乾燥し、ときに
は凍結して全製品が変性し、すべて排棄しなけれ
ばならないようなことになることもしばしばであ
る。
このような冷蔵庫の温度変化を防止するために
各種温度制御機構をとり入れて温度制御すること
も考えられているが、フレオンガスによる低温冷
蔵庫では、ガスの性質上どうしても冷え過ぎ現象
が起り、庫内温度が0℃以下となり製品の凍結破
損はまぬがれなかつた。
本発明は、このような従来の低温冷蔵方法の欠
点を解消しようとするもので、冷蔵庫内部壁面を
0.5℃〜+1℃に保持しつつ、該冷蔵庫内部に±
0℃〜+1℃で飽和湿度の空気を循環通過させる
冷蔵方法に関するものである。
本発明の第1の特色は、冷蔵庫内部壁面を冷却
水で冷却することである。このためには冷蔵庫外
に大型氷水タンクを必要とし、このタンクでは氷
を間欠的に投入することで実質的に0℃〜0.5℃
の温度の大量の水を用意し、この一定温度の水を
冷蔵庫内部壁面に循環通水する。これによつて冷
蔵庫壁面はたえず一定温度、即ち、0.5℃〜+1
℃、好ましくは+1℃に保持されることとなる。
一定温度の水はたえず冷蔵庫内部壁面内を循環し
ているので庫内はこの温度にほぼ近づき、庫内温
度がたえず上下するようなことはなく、しかも壁
面温度が0℃以下になることはないので決して霜
がつくようなこともない。
本発明の第2の特色は、冷蔵庫内部壁面を冷却
水で冷却しつつ、該冷蔵庫内部に±0℃〜+1℃
で飽和湿度の空気を循環することである。この際
の調温調湿空気の温度は冷蔵庫内部壁面温度の±
0.5℃の範囲で一定であることが好ましい。この
方法によれば調温調湿空気はほとんど温度変化な
く、冷蔵庫内を一定時間帯留し、循環されること
になる。
更に本発明では、通常はバイパスにも±0℃〜
+1℃の調温調湿空気を循環しているものを、人
の出入等によつて冷蔵庫内部の温度が激変すると
きは、バイパスの通路をしぼり、一挙に大量の±
0℃〜+1℃の調温調湿空気を一時的に冷蔵庫内
へ循環通過させて冷蔵庫内の温度を一定に保持す
る点も特色としている。
次に、本発明方法を実施するための冷却装置の
一実施例を図面により説明する。冷蔵庫の筐体1
1を構成する壁面12内には、冷却水を流通する
管13がその内面パネル14に溶着して設けられ
ており、該壁面12の内部空間及び内面パネル1
4の外周には、断熱材が封入されている。
筐体11の内部には、壁面12の下方には、ド
レン受け溝15,16が設けられている。なお、
筐体11には、貯蔵物を納入或は取出すための扉
装置や、貯蔵物を載置しておく棚等が従来の冷蔵
庫と同様に、図面には示していないが、設けられ
ている。また、入口上部にはシロツコフアンを設
け、人の出入に際し、エアーカーテンを作るよう
にするのがよい。そして、天井板19の中央部に
は、冷風導入開口17がまた底面20の中央部に
は、排出開口18がそれぞれ穿設されている。そ
して、該冷風導入開口17から、後述の冷風装置
で発生した低温(±0℃〜+1℃)の空気を筐体
11の内部に導入する。これと同時に、壁面12
に埋設した管13にも同様に低温の冷水が流通し
ている。冷水は冷却水タンク即ち氷水タンク27
に多量用意され、たえず製氷器9から氷が間欠的
に投入されており、低温を維持しており、この冷
却水は常時ポンプ28によつて壁面12を低温に
保持するために送られている。
冷風導入開口17から筐体11内に導入された
冷風は、筐体11の中央部及び壁面12をつたつ
て庫内の温度・湿度を調整しつつ、ごみをとりな
がら排出開口18へ送られ後述の冷風装置にむか
つて排気される。
なお、壁面12上に露結することもあるが凝結
水は、溝15,16に落下し、筐体外に排出され
る。
冷風は、上記の実施例では、筐体11の上方か
ら導入し、下方から排出するようになつている
が、下方から導入して上方から排出するようにし
てもよい。
次に、上述した冷蔵庫に調温・調湿した冷風を
供給する冷風装置を説明する。
30は空気フアンで、その吐出空気は第1サイ
クロン34に吹入される。該サイクロン34には
蒸気パイプ35が付設されていて、冷蔵庫1より
同伴したごみ等の固形物を分離すると共に、必要
に応じてパイプ35から蒸気を噴出させて空気の
殺菌をも行うものである。しかし、簡便には、こ
の第1サイクロン34は省略し、直接パイプ3
3′に通過させることもできる。この際、蒸気パ
イプは直接このパイプ33′又は噴霧冷却器36
に開口させておけばよい。ごみ等の除去は噴霧冷
却器36で行なわれる。
サイクロン34により、ごみ等を除去された空
気は、導管33を経て噴霧冷却器36に送られ
る。該噴霧冷却器36は、側方にサイクロン34
と連通する空気導管33を開口させ、上方に還流
管37を開口固定し、噴霧冷却器36内の該還流
管37周辺に冷水管38を取付け、これを分岐し
て多数の噴霧口39a,39b……………を噴霧
冷却器36内に開口させると共に、冷水管38は
氷水タンク27と連通させる。氷水タンク27内
には常時所定温度(0℃〜+1℃)に冷却した冷
水が大量貯蔵してあり、内部はスクリユーSで撹
拌され、該冷水はパイプ29、ポンプ28及びパ
イプ38を介して噴霧口39a,39b…………
…より小滴となつて噴霧冷却器36内に噴出す
る。従つて、噴霧冷却器36に入つた空気は、噴
霧管39a,39b……………よりの水滴と接
し、迅速且つ効率よく熱交換を行い、冷却による
過剰の水分は、凝縮奪水され、不足の水分は加湿
され、冷水温度と略等しい温度で飽和し、還流管
37より出る。一方熱量を奪つた水は冷蔵庫内の
臭気、ごみ微粒子等も溶解又は懸濁させており、
再三繰返し使用には不適であるから導管41を経
て過機42に過して導管3を介し冷水タンク
4に戻す。このため過機42は通常の過機
に、活性炭、硅藻土、酸性白土、イオン交換樹脂
等の吸着物質を成層させ過面としたものが好ま
しい。噴霧冷却器36を出た冷却空気は、尚多少
の飛沫を同伴し、湿つているので第2サイクロン
43により完全に脱水する。従つて脱水滴し、飽
和湿度の空気のみが還流管47を経て冷蔵庫1に
戻ることになる。この際、飽和湿度でなく、一定
湿度(例えば60%湿度)のものが得たい場合は、
1℃の乾燥空気を送気管44から一定量送り混合
してやればよい。
フアン30の吸込管25と還流管47との間に
は、バイパス管48が設けられており、該バイパ
ス管48上には、ダンパ等の通風量制御装置49
が設けられている。
一方、冷蔵庫内には、庫内温度の検出装置
A1,A2と庫内湿度の検出装置B1,B2を設け、こ
れらの検出信号を受け通風量制御装置49を作動
する作動部50が設けられていて、人の出入等に
よつて庫内温度が変化したとき通風量制御装置4
9の作動により、還流管47の空気の吸込管25
へのバイパス量を制御することにより、1時的に
大量の±0℃〜+1℃の調温調湿空気を循環さ
せ。庫内の温度・湿度の制御を行うものである。
図中44は送気管であり、その端部をサイクロン
43に開口させ、必要に応じて調湿のため乾燥空
気を送り、また蒸気を吹入し、循環空気を加熱し
たり、また、還流管47を介し冷蔵庫1及び配管
類の殺菌を行うこともできるようになつている。
還流管47と吸込管25とは、四方切替弁22
を介して、冷蔵庫の開口17と18とに連絡する
冷風導管23,24に連通する。図面には還流管
47が冷蔵庫の天井板19上の開口17に連る導
管23に連通し、吸込管25が、冷蔵庫の底板2
0の開口18に連る導管24に連通した状態が示
されており、このとき、冷風は冷蔵庫の上方から
冷蔵庫内に流入して、下方から排出される。四方
切替え弁22を90゜回動すると、上記の連通関係
は逆となり、冷風が冷蔵庫の下方から流入し、上
方から排出されるように切替えられることは明ら
かであろう。
噴霧冷却器36で空気と熱交換された冷水はパ
イプ41、過器42及び導管3を通つて冷水タ
ンク4に回収される。更に、冷蔵庫1の周囲に配
置された冷水流通管13を循環した冷水はパイプ
13を経て冷水タンク4に回収される。冷水は冷
水タンク4からパイプ8及び7を通つてポンプ5
により製氷器9及び氷水混合室10に送込まれ
る。この場合、バルブ6によつて製氷器9か又は
氷水混合室10のいずれかに流れ方向は制御され
る。氷水混合室10の氷水はポンプ5で送り込ま
れた冷水と共にパイプ26を通つて氷水タンク2
7に送込まれる。
氷水タンク27では氷は通常水に浮いた状態に
なつているが、氷と水の境の所にパイプ29が取
付けられており、ポンプ28によりパイプ29か
らパイプ38及びパイプ39へ送込まれる。パイ
プ38は噴霧冷却器36に連絡されており、パイ
プ39は冷水流通管13に連絡している。噴霧冷
却器36及び冷蔵庫1へ冷水を送るポンプは別々
のポンプ(図示省略)を設けてもよい。
第2図に於いて、氷水タンク26の別の実施例
を示している。氷水タンク26には網52が配置
されており、その下に氷水タンク51が配置され
ている。氷は網52で止められ解けた水のみが下
の冷水タンク51にはいり、パイプ29を通つて
ポンプ28で送り出される。
フアン30及びポンプ28を作動させると冷蔵
庫1内の空気は、第1サイクロン34、噴霧冷却
器36、第2サイクロン43を経て浄化、冷却さ
れて冷蔵庫1内に還流する。冷蔵庫1内の温度が
所定温度に下ると、温度検出機A1,A2がこれを
検知し、作動部50に伝え通風量制御装置49を
回動させるので還流管47の空気はバイパス管4
8、吸込管25、フアン30、第1サイクロン3
4、噴霧冷却器36、第2サイクロン43を通つ
て循環し、冷蔵庫1内へは全く、又は制約された
量しか流入しない。又冷蔵庫1内の温度が急上昇
すると、通風量制御装置49は停止し、旧に復し
て冷蔵庫1内にのみ還流する。このようにするこ
とにより冷蔵庫内が一定の温度が保たれるが、冷
却管13の温度を調節することにより庫内の湿度
調節も行うものである。このため湿度検出機
B1,B2を所定の湿度目盛に調節しておき冷却管
13の温度を調節すると、庫内の関係湿度は変動
し、この変動を湿度検出機B1,B2がとらえ、操
作部50を作動さすので前記と同一理由により庫
内の湿度を制御するこができる。
上記方法を構ずることにより第1サイクロン3
4、噴霧冷却器36、第2サイクロン43を常時
運転しながら通風量制御装置49を作動又は停止
させて、冷蔵庫1内の温度と湿度を調節すること
ができるので、庫内はたえず±0℃〜+1℃の一
定温度を維持することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法を実施する不凍最低温
調湿冷蔵装置を示す概略図、及び第2図は氷水タ
ンクの別の実施例を示す概略図である。 1……冷蔵庫、9……製氷器、27……氷水タ
ンク、36……噴霧冷却器、51……氷水タン
ク、52……網。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 製氷器からの氷を氷水タンクに投入し、前記
    氷水タンクを氷が常に浮いた状態に維持し、前記
    氷水タンクからの不凍低温の水を噴霧冷却器に於
    いて噴霧し、一方冷蔵庫からは庫内空気を冷風導
    管に引出し、該空気を前記噴霧冷却器に吹入れ
    し、該空気と前記噴霧した不凍低温の水を接触せ
    しめ、該空気を調温調湿して前記冷蔵庫に循環さ
    せ、噴霧後の水は濾過して再び製氷器に戻して循
    環させることを特徴とする不凍最低温調湿冷蔵方
    法。
JP3328877A 1977-03-28 1977-03-28 Moisture controlled refrigerating method at antifreezing lowest temperature Granted JPS53119461A (en)

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JPS53119461A JPS53119461A (en) 1978-10-18
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