JPS6113136Y2 - - Google Patents
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- JPS6113136Y2 JPS6113136Y2 JP7864082U JP7864082U JPS6113136Y2 JP S6113136 Y2 JPS6113136 Y2 JP S6113136Y2 JP 7864082 U JP7864082 U JP 7864082U JP 7864082 U JP7864082 U JP 7864082U JP S6113136 Y2 JPS6113136 Y2 JP S6113136Y2
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- Japan
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- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 21
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000897 Babbitt (metal) Inorganic materials 0.000 description 1
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
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- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
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- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は金型合せ機におけるボルスタ反転装置
に関するものである。
に関するものである。
樹脂用金型、ダイカスト用金型あるいはプレス
金型など各種金型の型合せ、仕上げあるいは製品
の試作を行うための手段としてたて型金型合せ機
(ダイスポツタ)が広く利用されているが、一般
に下型をムービングボルスタに固定してプレス内
外に水平移動させる方式であつたため、上型を基
準として下型の修正加工を行う場合に作業がやり
難いという不具合があつた。すなわち、下型が大
型で深く複雑な3次元形状の型面を有しているよ
うな場合、垂直ないしこれを含む型面成分を研削
したり磨いたりする場合に非常に作業がやりにく
く、しかも長時間にわたり下向き姿勢をとらなけ
ればならず、頭部、腕部、腹部等の疲労が著し
く、また、研磨した切粉の排出も容易でない。
金型など各種金型の型合せ、仕上げあるいは製品
の試作を行うための手段としてたて型金型合せ機
(ダイスポツタ)が広く利用されているが、一般
に下型をムービングボルスタに固定してプレス内
外に水平移動させる方式であつたため、上型を基
準として下型の修正加工を行う場合に作業がやり
難いという不具合があつた。すなわち、下型が大
型で深く複雑な3次元形状の型面を有しているよ
うな場合、垂直ないしこれを含む型面成分を研削
したり磨いたりする場合に非常に作業がやりにく
く、しかも長時間にわたり下向き姿勢をとらなけ
ればならず、頭部、腕部、腹部等の疲労が著し
く、また、研磨した切粉の排出も容易でない。
そこで従来では型合せ機内に反転装置を設け、
これで下型を90度あるいは180度傾転させる方式
が採られていたが、この方式では型合せ機内に下
型の反転するスペースと作業用スペースを設ける
必要があるため型合せ機のデーライトが大きくな
り、型合せ機総高さが高くなるという欠点があつ
た。また、金型は成形すべき製品形状等により修
正加工する部位がまちまちであり、従つて修正加
工を行うための傾転は左右どちらでも可能である
ことが望ましいが、従来では型合せ機内で反転を
行うため、反転方向を左右自在とするには構造が
複雑となり採用が困難であつた。そのため一般に
一方向のみの傾転しか行えず、型の修正加工が容
易でないという不利があつた。
これで下型を90度あるいは180度傾転させる方式
が採られていたが、この方式では型合せ機内に下
型の反転するスペースと作業用スペースを設ける
必要があるため型合せ機のデーライトが大きくな
り、型合せ機総高さが高くなるという欠点があつ
た。また、金型は成形すべき製品形状等により修
正加工する部位がまちまちであり、従つて修正加
工を行うための傾転は左右どちらでも可能である
ことが望ましいが、従来では型合せ機内で反転を
行うため、反転方向を左右自在とするには構造が
複雑となり採用が困難であつた。そのため一般に
一方向のみの傾転しか行えず、型の修正加工が容
易でないという不利があつた。
本考案は前記したような従来の金型合せ機の不
具合を解消し、型合せ機の総高さの減少を図ると
共に金型の修正加工作業を容易に行えるようにし
たもので、その特徴とするところは、たて型型合
せ機において、ベツド外に延出する移送レール間
に上端に抱持体を固定した首振り式の傾転用シリ
ンダを縦設するとともに、下型を取付けるボルス
タの中間下面側には前記抱持体と係合する軸片を
横架し、ボルスタの移動方向前後端両側部には軸
孔を設け、移送レールには前記軸孔に挿脱するピ
ストンピンを備えた傾転支点形成用シリンダを設
けたことにある。
具合を解消し、型合せ機の総高さの減少を図ると
共に金型の修正加工作業を容易に行えるようにし
たもので、その特徴とするところは、たて型型合
せ機において、ベツド外に延出する移送レール間
に上端に抱持体を固定した首振り式の傾転用シリ
ンダを縦設するとともに、下型を取付けるボルス
タの中間下面側には前記抱持体と係合する軸片を
横架し、ボルスタの移動方向前後端両側部には軸
孔を設け、移送レールには前記軸孔に挿脱するピ
ストンピンを備えた傾転支点形成用シリンダを設
けたことにある。
以下本考案の実施例を添付図面に基づいて説明
する。
する。
第1図は本考案金型合せ機におけるボルスタ反
転装置の一実施例を示すもので、1は上型取付け
用のスライドBを備えた型合せ機本体、2は型合
せ機本体1の下部に設けられたベツド、3はベツ
ド2から型合せ機本体1の外方へ延設された移送
レール、4は下型Aを据付けるボルスタで、下部
に車輪19,19を備え、減速機付きのモータや
走行用シリンダなどの駆動装置20により前記ベ
ツド2から移送レール3に沿つて移動できるよう
になつている。ベツド2にはボルスタ4が定位置
に到つたところでこれを固定するためのリフトシ
リンダ21,21が設けられている。
転装置の一実施例を示すもので、1は上型取付け
用のスライドBを備えた型合せ機本体、2は型合
せ機本体1の下部に設けられたベツド、3はベツ
ド2から型合せ機本体1の外方へ延設された移送
レール、4は下型Aを据付けるボルスタで、下部
に車輪19,19を備え、減速機付きのモータや
走行用シリンダなどの駆動装置20により前記ベ
ツド2から移送レール3に沿つて移動できるよう
になつている。ベツド2にはボルスタ4が定位置
に到つたところでこれを固定するためのリフトシ
リンダ21,21が設けられている。
上記のような構成は従来の金型合せ機の構造と
同様であるが、本考案は、前記ボルスタ4の引出
される移送レール3の所要域に、ボルスタ4の中
間部を持ち上げる傾転用シリンダ5と、ボルスタ
4の端部を枢支する傾転支点形成用シリンダ6を
設けるものである。
同様であるが、本考案は、前記ボルスタ4の引出
される移送レール3の所要域に、ボルスタ4の中
間部を持ち上げる傾転用シリンダ5と、ボルスタ
4の端部を枢支する傾転支点形成用シリンダ6を
設けるものである。
第2図は傾転用シリンダ6の一例を示すもの
で、移送レール3の中間ゾーンに支持フレーム7
を介してシリンダ8を縦架し、該シリンダ8から
突出するピストンロツド9の先端に中央が凹入状
となつて抱持体10を固定し、この抱持体10に
対応するボルスタの中間部下面に、両側を軸受1
1,11で支承された軸片12を設けたものであ
る。本実施例では傾転用シリンダ5を首振り式に
構成し、抱持体10の下側に枢軸に挿通されるガ
イドロツド13,13を設けている。14,14
はピボツト軸受メタルである。
で、移送レール3の中間ゾーンに支持フレーム7
を介してシリンダ8を縦架し、該シリンダ8から
突出するピストンロツド9の先端に中央が凹入状
となつて抱持体10を固定し、この抱持体10に
対応するボルスタの中間部下面に、両側を軸受1
1,11で支承された軸片12を設けたものであ
る。本実施例では傾転用シリンダ5を首振り式に
構成し、抱持体10の下側に枢軸に挿通されるガ
イドロツド13,13を設けている。14,14
はピボツト軸受メタルである。
第3図は前記傾転支点形成用シリンダ7の一実
施例を示すもので、移送レール3の支え構造物3
0にシリンダ15を挿着固定し、このシリンダ1
5に外部から導入された流体圧により突出するピ
ストンピン16を配する一方、ボルスタ4の幅方
向両側下面にはブラケツト17を設け、このブラ
ケツト17に前記ピストンピン16を挿脱する軸
孔18を設けたものである。
施例を示すもので、移送レール3の支え構造物3
0にシリンダ15を挿着固定し、このシリンダ1
5に外部から導入された流体圧により突出するピ
ストンピン16を配する一方、ボルスタ4の幅方
向両側下面にはブラケツト17を設け、このブラ
ケツト17に前記ピストンピン16を挿脱する軸
孔18を設けたものである。
前記反転支点形成用シリンダ7は第1図のよう
にボルスタ4の移動方向前側と後側つまり傾転用
シリンダ5をはさんで両側に設けることが好まし
いが、場合によつては図示のように移送レールを
型合せ機本体1の両側に設け、各移送レール3,
3′に傾転用シリンダ5と傾転支点形成用シリン
ダ6を配し、片側の移送レール3で時計方向の傾
転を行い、他側の移送レール3′で反時計方向の
傾転を行うようにしてもよい。もちろん両側の移
送レール3,3′でそれぞれ時計方向および反時
計方向の傾転を行えるようにしてもよい。
にボルスタ4の移動方向前側と後側つまり傾転用
シリンダ5をはさんで両側に設けることが好まし
いが、場合によつては図示のように移送レールを
型合せ機本体1の両側に設け、各移送レール3,
3′に傾転用シリンダ5と傾転支点形成用シリン
ダ6を配し、片側の移送レール3で時計方向の傾
転を行い、他側の移送レール3′で反時計方向の
傾転を行うようにしてもよい。もちろん両側の移
送レール3,3′でそれぞれ時計方向および反時
計方向の傾転を行えるようにしてもよい。
その他図面において、22は移送テーブルに配
したボルスタ位置決め用リミツトスイツチで、好
ましくは図示しない制御回路により傾転支点形成
用シリンダ6,6および傾転用シリンダ5と連絡
し、支点形成と反転動作とを自動的に行わせるよ
うにしている。23はフロアラインである。
したボルスタ位置決め用リミツトスイツチで、好
ましくは図示しない制御回路により傾転支点形成
用シリンダ6,6および傾転用シリンダ5と連絡
し、支点形成と反転動作とを自動的に行わせるよ
うにしている。23はフロアラインである。
本考案は上記のような構成からなるので、下型
Aはボルスタ4に据付けられ、ボルスタ4はリフ
トシリンダ21,21の下降によりベツド2に固
定され、ボルスタ下面とベツド上面が接する。こ
の状態で型合せ機本体1のスライドBが下降し、
スライドBに据付られている上型Cとボルスタ上
の下型Aにより型合せが行われ上型Cが上昇す
る。次いで上型Cを基準として下型Aを修正加工
するにあたつては、リフトシリンダ21,21に
よりボルスタ4をベツド上に浮き上らせると共
に、駆動装置20によりボルスタ4を移送レール
3にそつて移動させる。こうすれば下型Aはボル
スタ4に据付けられた状態で型合せ機本体1の外
部に引き出され、たとえばリミツトスイツチ22
にボルスタ4が接触することにより移送レールの
定位置に静止する。このときまではピストンロツ
ド16および抱持体10は夫々待機位置にあり、
ボルスタ4とは独立している。次いで傾転支点形
成用シリンダ6に流体圧を供給すればピストンピ
ン16がシリンダ15から突出して前記ボルスタ
4の両側下面に設けられている軸孔18に挿入さ
れ、これにより傾転用の連結部が構成される。
Aはボルスタ4に据付けられ、ボルスタ4はリフ
トシリンダ21,21の下降によりベツド2に固
定され、ボルスタ下面とベツド上面が接する。こ
の状態で型合せ機本体1のスライドBが下降し、
スライドBに据付られている上型Cとボルスタ上
の下型Aにより型合せが行われ上型Cが上昇す
る。次いで上型Cを基準として下型Aを修正加工
するにあたつては、リフトシリンダ21,21に
よりボルスタ4をベツド上に浮き上らせると共
に、駆動装置20によりボルスタ4を移送レール
3にそつて移動させる。こうすれば下型Aはボル
スタ4に据付けられた状態で型合せ機本体1の外
部に引き出され、たとえばリミツトスイツチ22
にボルスタ4が接触することにより移送レールの
定位置に静止する。このときまではピストンロツ
ド16および抱持体10は夫々待機位置にあり、
ボルスタ4とは独立している。次いで傾転支点形
成用シリンダ6に流体圧を供給すればピストンピ
ン16がシリンダ15から突出して前記ボルスタ
4の両側下面に設けられている軸孔18に挿入さ
れ、これにより傾転用の連結部が構成される。
続いて傾転用シリンダ5をたとえば電磁押ボタ
ンなどにより作動すれば、ピストンロツド9が伸
長することにより抱持体10が上昇してボルスタ
4の中間部下側に横架されている軸片12と係合
し、なおも傾転用シリンダ5の作動を持続するこ
とにより、ボルスタ4は下面がフロアライン23
とほぼ一致した水平状態から傾転支点形成用シリ
ンダ6で形成された連結部を支点として第1図仮
想線のように傾けられ、所望の傾転角度αが形成
される。これにより下型Aも同角度傾斜し従つて
下型Aに近接することにより大型で深い垂直成分
を含む型面を、屈みによる疲労の少ない横向き姿
勢で容易に型修正加工を行うことができる。
ンなどにより作動すれば、ピストンロツド9が伸
長することにより抱持体10が上昇してボルスタ
4の中間部下側に横架されている軸片12と係合
し、なおも傾転用シリンダ5の作動を持続するこ
とにより、ボルスタ4は下面がフロアライン23
とほぼ一致した水平状態から傾転支点形成用シリ
ンダ6で形成された連結部を支点として第1図仮
想線のように傾けられ、所望の傾転角度αが形成
される。これにより下型Aも同角度傾斜し従つて
下型Aに近接することにより大型で深い垂直成分
を含む型面を、屈みによる疲労の少ない横向き姿
勢で容易に型修正加工を行うことができる。
なお、本実施例のように傾転支点形成用シリン
ダ6,6をボルスタ4の移動方向で前側と後側の
両方に設けておけば、それら前側と後側の反転支
点形成用シリンダ6,6を選択的に作動させるこ
とにより図示のものと反対側にも傾転することが
できるため、下型Aを構成する各部の修正加工作
業を好ましい横向き姿勢で実施することが可能で
ある。
ダ6,6をボルスタ4の移動方向で前側と後側の
両方に設けておけば、それら前側と後側の反転支
点形成用シリンダ6,6を選択的に作動させるこ
とにより図示のものと反対側にも傾転することが
できるため、下型Aを構成する各部の修正加工作
業を好ましい横向き姿勢で実施することが可能で
ある。
上記のようにして修正加工が終わつたのち傾転
用シリンダ5を再び作動すれば、抱持体10およ
び軸片12を介してボルスタに加えられていた押
圧が解かれるための、ボルスタ4は傾転支点形成
用シリンダ6のピストンピン16を支点として自
重により帰動する。このときボルスタ4が水平状
になるまで抱持体10が軸片12を支承している
ため安全であると共に、正確に原位置までガイド
することができる。そして、ボルスタ4の車輪1
9,19が移送フレーム3を再置されたところで
傾転支点用シリンダ6を作動すればピストンピン
16が後退してボルスタ4の軸孔18から脱出す
るためボルスタ4はフリー状態となる。
用シリンダ5を再び作動すれば、抱持体10およ
び軸片12を介してボルスタに加えられていた押
圧が解かれるための、ボルスタ4は傾転支点形成
用シリンダ6のピストンピン16を支点として自
重により帰動する。このときボルスタ4が水平状
になるまで抱持体10が軸片12を支承している
ため安全であると共に、正確に原位置までガイド
することができる。そして、ボルスタ4の車輪1
9,19が移送フレーム3を再置されたところで
傾転支点用シリンダ6を作動すればピストンピン
16が後退してボルスタ4の軸孔18から脱出す
るためボルスタ4はフリー状態となる。
そこであとは再び駆動装置20によりボルスタ
4をベツド2に向け移送し、リフトシリンダ2
1,21を下降したのちスライドBを下降すれば
よく、以下前記操作を繰返すことにより的確に型
合せ、仕上げ作業が行われる。
4をベツド2に向け移送し、リフトシリンダ2
1,21を下降したのちスライドBを下降すれば
よく、以下前記操作を繰返すことにより的確に型
合せ、仕上げ作業が行われる。
以上説明した本考案によるときには、たて型型
合せ機において、ベツド外に延出する移送レール
3,3間に上端に抱持体10を固定した首振り式
の傾転用シリンダ6を縦設するとともに、下型を
取付けるボルスタ4の中間下面側には前記抱持体
10と係合する軸片12を横架し、ボルスタの移
動方向前後端両側部には軸孔18,18を設け、
移送レール3,3には前記軸孔18,18に挿脱
するピストンピン14,14を備えた傾転支点形
成用シリンダ6,6を設けたので、上下型を所定
の型締め力で型合せした後、修正作業を行う場合
に、下ボルスタをプレスルーム外で水平状態から
垂直方向へと傾動させることができ、これにより
型合せのためのデーライトを低くすることができ
るだけでなく、下型の垂直成分型面を水平に近く
移動してその型面の修正作業や切屑の排出を楽な
姿勢と加力しやすい水平方向から行うことがで
き、しかも、下ボルスタの傾転支点が移送方向の
前後両方にあり、時計方向と反時計方向のいずれ
にも傾転が行えるので、大型で深く複雑な3次元
形状の型面を有していても修正作業を非常に楽に
行うことができる。そして、ボルスタは前後の幅
が左右の幅より短く、その短い側の端を支点とし
て傾動するので、傾動の安定性がよいとともに、
反転ストロークを短くすることができ、また、機
構上も、移送レール3,3を利用し下部ボルスタ
にわずかな加工を加えることで実施できるので、
安価な装置とすることができるなどのすぐれた効
果が得られる。
合せ機において、ベツド外に延出する移送レール
3,3間に上端に抱持体10を固定した首振り式
の傾転用シリンダ6を縦設するとともに、下型を
取付けるボルスタ4の中間下面側には前記抱持体
10と係合する軸片12を横架し、ボルスタの移
動方向前後端両側部には軸孔18,18を設け、
移送レール3,3には前記軸孔18,18に挿脱
するピストンピン14,14を備えた傾転支点形
成用シリンダ6,6を設けたので、上下型を所定
の型締め力で型合せした後、修正作業を行う場合
に、下ボルスタをプレスルーム外で水平状態から
垂直方向へと傾動させることができ、これにより
型合せのためのデーライトを低くすることができ
るだけでなく、下型の垂直成分型面を水平に近く
移動してその型面の修正作業や切屑の排出を楽な
姿勢と加力しやすい水平方向から行うことがで
き、しかも、下ボルスタの傾転支点が移送方向の
前後両方にあり、時計方向と反時計方向のいずれ
にも傾転が行えるので、大型で深く複雑な3次元
形状の型面を有していても修正作業を非常に楽に
行うことができる。そして、ボルスタは前後の幅
が左右の幅より短く、その短い側の端を支点とし
て傾動するので、傾動の安定性がよいとともに、
反転ストロークを短くすることができ、また、機
構上も、移送レール3,3を利用し下部ボルスタ
にわずかな加工を加えることで実施できるので、
安価な装置とすることができるなどのすぐれた効
果が得られる。
第1図は本考案に係る金型合せ機におけるボル
スタ反転装置の一実施例を示す部分切欠側面図、
第2図は第1図における傾転用シリンダの一実施
例を示す縦断正面図、第3図は第1図における傾
転支点形成用シリンダの一実施例を示す縦断正面
図である。 2……ベツド、4……ボルスタ、5……傾転用
シリンダ、6……傾転支点形成用シリンダ、10
……抱持体、12……軸片、16……ピストンピ
ン、18……軸孔。
スタ反転装置の一実施例を示す部分切欠側面図、
第2図は第1図における傾転用シリンダの一実施
例を示す縦断正面図、第3図は第1図における傾
転支点形成用シリンダの一実施例を示す縦断正面
図である。 2……ベツド、4……ボルスタ、5……傾転用
シリンダ、6……傾転支点形成用シリンダ、10
……抱持体、12……軸片、16……ピストンピ
ン、18……軸孔。
Claims (1)
- たて型型合せ機において、ベツド外に延出する
移送レール3,3間に上端に抱持体10を固定し
た首振り式の傾転用シリンダ6を縦設するとも
に、下型を取付けるボルスタ4の中間下面側には
前記抱持体10と係合する軸片12を横架し、ボ
ルスタの移動方向前後端両側部には軸孔18,1
8を設け、移送レール3,3には前記軸孔18,
18に挿脱するピストンピン14,14を備えた
傾転支点形成用シリンダ6,6を設けたことを特
徴とする金型合せ機におけるボルスタ反転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7864082U JPS58179937U (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 金型合せ機におけるボルスタ反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7864082U JPS58179937U (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 金型合せ機におけるボルスタ反転装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58179937U JPS58179937U (ja) | 1983-12-01 |
| JPS6113136Y2 true JPS6113136Y2 (ja) | 1986-04-23 |
Family
ID=30087845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7864082U Granted JPS58179937U (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 金型合せ機におけるボルスタ反転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58179937U (ja) |
-
1982
- 1982-05-28 JP JP7864082U patent/JPS58179937U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58179937U (ja) | 1983-12-01 |
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