JPS6113086Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6113086Y2
JPS6113086Y2 JP5366282U JP5366282U JPS6113086Y2 JP S6113086 Y2 JPS6113086 Y2 JP S6113086Y2 JP 5366282 U JP5366282 U JP 5366282U JP 5366282 U JP5366282 U JP 5366282U JP S6113086 Y2 JPS6113086 Y2 JP S6113086Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
tip
casing
rotating shaft
twigs
Prior art date
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Expired
Application number
JP5366282U
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English (en)
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JPS58156533U (ja
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Publication date
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Priority to JP5366282U priority Critical patent/JPS58156533U/ja
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Publication of JPS6113086Y2 publication Critical patent/JPS6113086Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は剪定枝その他、芝等の粉砕機に関し、
更に詳細には、例えば径1cm〜5cm程度までの小
枝等を粉砕し、これにより移送の利便を図りなが
ら有機肥料として緑化樹の植裁等に利用し得るよ
うにした小枝等の粉砕機に関するものである。
従来、小枝等の粉砕機は第1図の如く構成され
ていた。同図においてaは挿入用ホツパーa1と吐
出用筒a2を有する本体ケーシング、bは本体ケー
シングa内に横装された通口b1,b2を有する円筒
状ハウジング、cは円筒状ハウジングbの中心に
横装された回転軸、dは回転軸cに所望の一定間
隔を存して並列に固着された複数のローター、e
はローターdの周縁部に設けられた軸f及び間隔
保持環gを介して遊挿された複数のフリーハンマ
ー、hは前記の通口b2部に設けられたメツシユス
クリーンを示し、挿入用ホツパーa1より挿入され
た小枝等がフリーハンマーeで粉砕され、吐出用
筒a2より吐出されるものであるが、この場合フリ
ーハンマーeの一度の接触によりメツシユスクリ
ーンhを通過する程度には粉砕されず、即ち当初
大きく破砕されたものが(注、一部はメツシユス
クリーンhを通過する程度に粉砕されるが、大部
分は大きく破砕される。)円筒状ハウジングb内
を上昇したり、落下したり等する間に粉砕される
ものであるが故に、連続的作業に適せず、従つて
能率が悪るく、又粉砕されたものの一部及び破砕
されたものが、メツシユスクリーンhに当り、矢
印yの如く挿入用ホツパーa1より跳出することが
あり、ために従来は挿入用ホツパーa1の口部に空
気袋状のゴムマツトを有する蓋体が設けられてい
たが、これにおいては小枝等の挿入がやりにく
く、この点よりしても能率的に好ましくないもの
であつた。
本考案は叙上の不都合を排除すべく開発された
もので、即ちその目的は連続作業が可能で能率良
く処理し得る小枝等の粉砕機を提供するにある。
本考案の他の目的は、従来機の如く小枝等の断
片がホツパーより跳出することなく、従つて安全
に作業し得ると共に蓋体を必要としないことによ
り小枝等を能率良く挿入し得る小枝等の粉砕機を
提供するにある。
更に本考案の他の目的は、従来機に比し格段と
微細になし得る小枝等の粉砕機を提供するにあ
る。
次に、上記の目的を達成し得る本考案の実施例
を、添付図面に詳細に説明する。
第2〜4図において、1は縦断面形が円形で、
基板部1aにより先端板部1bに向つて漸次と拡
開するテーパー状をなすケーシング、2は基板部
1aが存する側の上部に形成されたホツパー、3
は先端板部1bが存する側の上部に立設された吐
出管を示し、この実施例のものにおける吐出管3
は、その先端部3aが下向きに曲折されている。
4は基板部1aと先端板部1bに装架された回
転軸を示し、図示されていないが、原動機より適
宜の連動機構を介して回転するように構成されて
いる。5はホツパー2の下部において回転軸4に
装着されたフイーダー(例えばスクリユー状の)
6はフイーダー5の先部において(注、先端板部
1bが存する方向において。)回転軸4に固着さ
れた基部ローターを示し、該基部ローター6の後
面(フイーダー5が対向する面)には、第3図に
示す如く複数のチツパー7が固着されている。8
及び9は所望の間隔を介して回転軸4に並列に固
着された複数の中間部ローター及び単一の先部ロ
ーターを示し、これ等ロータは前記ケーシング1
のテーパー面に沿い基部ローター6より先部ロー
ター9に至るに従い大形になるように構成され、
又正方形のものが用いられている。基部ローター
6と中間部ローター8間及び中間部ローター8同
志間並びに中間部ローター8と先部ローター9間
の周辺部(正方形のものでは、その各隅部)には
それぞれ複数の軸10が設けられ、該軸10に複
数のフリーハンマー11が遊挿されている。なお
12は吐出管3が位置する個所において回転軸4
に固着された複数のフアン12aを有するフアン
デイスクが示されている。
叙上の構成において、ホツパー2より挿入され
た小枝等はその先端部から順次とフイーダー5に
より基部ローター6の方向に送られ、該基部ロー
ター6に設けられたチツパー7により切削破砕さ
れ、次いで基部ローター6と中間部ローター8
間、中間部ローター8同志間、中間部ローター8
と先部ローター9間に、軸10を介して遊挿され
たフリーハンマー11により順次と細かく粉砕さ
れるものであるか、数多のフリーハンマー11の
うちの最初のフリーハンマー11、即ち基部ロー
ター6と中間部ローター8間にあるフリーハンマ
ー11で粉砕された粉砕片はケーシング1の内壁
に突当つて跳返るが、ケーシング1が基板部1a
より先端板部1bに向い拡開するテーパー状に形
成されているので、先端板部1b方向への跳返り
分力の作用により粉砕物は最初の中間部ローター
8と次の中間部ローター間のフリーハンマー11
或は一つ飛び越した中間部ローター8と次の中間
部ローター8間のフリーハンマー11に向い跳返
り、ケーシング1のテーパー面に沿に順次大形に
形成されている各ローター8,9に設けられて、
跳返り近傍に位置するフリーハンマー11により
順次粉砕され、恰かも第4図矢印の如き軌跡を描
きながらホツパー2側への跳返りもなく微細に粉
砕され、最後にフアンデイスク12のフアン12
aにより吐出管3より吐出されるものである。従
つて吐出管3の先端部3aの下部に所望の受容器
を置くことにより粉砕片を受け得るものである。
第5図はケーシング1の他の実施例で、この実
施例のものではケーシング1の内周壁に数多の突
起13が設けられており(突起13が存すること
により自然と凹部が形成されている。)これによ
りなお一層大なる粉砕能力を得られるなつてい
る。
第6図はフアンデイスク12を用いない他の実
施例で、ブロアよりのエア噴射管14の先端部が
ケーシング1の先端部における下部に開口され、
このエア噴射により粉砕片が吐出管3より吐出さ
れるように構成されている。そしてこの実施例の
ものではケーシング1内の構成の単純化が図られ
ている。
第7図は同じくフアンデイスク12を用いない
別の実施例で、吸込管15aと吐出管15bを有
するブロア15が付設され、その吸込管15aの
先端部がケーシング1の先端部における下部に接
続されると共に吐出管15bが数多の排気孔16
aとスクリーン17を有する受容器16に接続さ
れている。又受容器16の下部には蓋板16bが
設けられている。(蓋板16bは必ずしも下部に
限定されない。)そしてこの実施例にものでは上
方へ突出する吐出管3をなくし、粉砕機を車載装
置とした場合における装置のコンパクト化が図ら
れている。又第6図のものと同様にケーシング内
の構成の単純化が図られている。
本考案は上記したように成るから、連続作業が
可能で能率良く処理出来、又従来機の如く小枝等
の断片がホツパーより跳出することがなく、従つ
て安全に作業し得ると共に蓋体を必要としないこ
とにより小枝等を能率良く挿入し得られ、且つ従
来機に比し格段と微細になし得る等の効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の小枝等の粉砕機の縦断側面図、
第2図は本考案に係る小枝等の粉砕機の縦断側面
図、第3図は同上における基部ローターの正面
図、第4図は第2図のものにおける粉砕片の軌跡
を現わした説明図、第5図はケーシングの内壁に
設けた突起の一例を現わした一部の縦断側面図、
第6図は内部機構を取除いた他の実施例の縦断側
面図、第7図は同じく内部機構を取除いた別の実
施例の縦断側面図である。 1……ケーシング、1a……基板部、1b……
先端板部、2……ホツパー、3……吐出管、4…
…回転軸、5……フイーダー、6……基部ロータ
ー、7……チツパー、8……中間部ローター、9
……先部ローター、10……軸、11……フリー
ハンマー、12……フアンデイスク、12a……
フアン、13……突起、14……エア噴射管、1
5……ブロア、15a……吸込管、15b……吐
出管、16……受容器、16a……排気孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケーシングを、縦断面形円形で基板部より先
    端板部に至るにしたがい拡開するテーパー状に
    形成し、基板部が存する側にホツパーを、先端
    板部が存する側に粉砕物排出装置を設け、かつ
    基板部と先端板部間に回転軸を装架し、ホツパ
    ーの下部の回転軸にフイーダーを、該フイーダ
    ーの先部の回転軸にチツパーを有する基部ロー
    ターを夫々固着し、該基部ローターの先部の回
    転軸に所望の間隔を介して固着した複数の中間
    部ローターと単一の先部ローターとを、前記ケ
    ーシングのテーパー面に沿い順次大形に形成
    し、基部ローターと中間部ローター間及び各中
    間部ローター間並びに中間部ローターと先部ロ
    ーター間に固着した複数の軸に夫々多数のフリ
    ーハンマーの一端部を遊挿したことを特徴とす
    る小枝等の粉砕機。 (2) 前記粉砕物の排出装置は、ケーシングの先端
    板部側の上部に吐出管を設け、該吐出管の下部
    に存する前記回転軸に複数のフアンを有するフ
    アンデイスクを固着して成る実用新案登録請求
    の範囲(1)に記載の小枝等の粉砕機。 (3) 前記粉砕物の排出装置は、ケーシングの先端
    板部側の上部に吐出管を設け、下部にエア噴射
    管を接続開口させて成る実用新案登録請求の範
    囲(1)に記載の小枝等の粉砕機。 (4) 前記粉砕物の排出装置は、ケーシングの先端
    板部側の下部に吹込管を接続し、該吸込管に接
    続したブロアの吐出管を排気孔を有する受容器
    に接続して成る実用新案登録請求の範囲(1)に記
    載の小枝等の粉砕機。
JP5366282U 1982-04-15 1982-04-15 小枝等の粉砕機 Granted JPS58156533U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5366282U JPS58156533U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 小枝等の粉砕機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5366282U JPS58156533U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 小枝等の粉砕機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58156533U JPS58156533U (ja) 1983-10-19
JPS6113086Y2 true JPS6113086Y2 (ja) 1986-04-23

Family

ID=30064316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5366282U Granted JPS58156533U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 小枝等の粉砕機

Country Status (1)

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JP (1) JPS58156533U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60217105A (ja) * 1984-04-13 1985-10-30 株式会社 大日製作所 大型木材粉砕装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58156533U (ja) 1983-10-19

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