JPS61130418A - 高周波焼入における被処理部材の加熱温度の測定方法 - Google Patents
高周波焼入における被処理部材の加熱温度の測定方法Info
- Publication number
- JPS61130418A JPS61130418A JP59252532A JP25253284A JPS61130418A JP S61130418 A JPS61130418 A JP S61130418A JP 59252532 A JP59252532 A JP 59252532A JP 25253284 A JP25253284 A JP 25253284A JP S61130418 A JPS61130418 A JP S61130418A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temp
- hardening
- workpiece
- heating
- treated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高周波焼入における被処理部材の加熱温度の
測定方法に関し、詳しくは、段付き部を有する被処理部
材の高周波焼入において、高周波加熱時における被処理
部材の段付き部における隅肉部の加熱温度を直接測定す
ることのできる、高周波焼入における被処理部材の加熱
温度の測定方法にかかる。
測定方法に関し、詳しくは、段付き部を有する被処理部
材の高周波焼入において、高周波加熱時における被処理
部材の段付き部における隅肉部の加熱温度を直接測定す
ることのできる、高周波焼入における被処理部材の加熱
温度の測定方法にかかる。
高周波焼入は、加熱源として被処理部材内に誘導された
高周波電流のジュール熱を利用して、加熱・焼入する表
面焼入方法である。
高周波電流のジュール熱を利用して、加熱・焼入する表
面焼入方法である。
そして、この高周波焼入においては被処理部材の焼入部
位に適合させた銅製の高周波焼入コイルを作成し、これ
を高周波発生装置に接続して高周波大電流を通電すると
、高周波焼入コイルに近接した被処理部材の焼入部位に
はその表皮作用により誘導電流が生成されて表面層から
急速に加熱されるのである。
位に適合させた銅製の高周波焼入コイルを作成し、これ
を高周波発生装置に接続して高周波大電流を通電すると
、高周波焼入コイルに近接した被処理部材の焼入部位に
はその表皮作用により誘導電流が生成されて表面層から
急速に加熱されるのである。
そして、焼入温度に到達したら電流を切って水等の冷却
媒を噴射して焼入を行うものである。
媒を噴射して焼入を行うものである。
このように、高周波焼入は他の表面硬化処理と異なり、
被処理部材自身に硬化能を有する被処理部材を用いて表
面部のみを加熱焼入することから、被処理部材の内部は
殆ど熱影響を受けることがない。
被処理部材自身に硬化能を有する被処理部材を用いて表
面部のみを加熱焼入することから、被処理部材の内部は
殆ど熱影響を受けることがない。
従って、高周波焼入された部材は強靭で耐摩耗性、疲労
強度においても優れているという特徴があり、自動車用
部品においてもリヤシャフト、カムシャフト、クランク
シャフト等の表面硬化処理として通用されている。
強度においても優れているという特徴があり、自動車用
部品においてもリヤシャフト、カムシャフト、クランク
シャフト等の表面硬化処理として通用されている。
上述のように、高周波焼入するための高周波加熱時にお
いては、被処理部材を高周波焼入コイルにより包囲した
状態で高周波加熱することから被処理部材の加熱温度は
直接測定することができず、高周波焼入コイルの外側か
ら放射温度針により測定するのが通常であった。
いては、被処理部材を高周波焼入コイルにより包囲した
状態で高周波加熱することから被処理部材の加熱温度は
直接測定することができず、高周波焼入コイルの外側か
ら放射温度針により測定するのが通常であった。
ところで、段付き部を有する被処理部材を高周波焼入す
る場合においては、段付き部を有する被処理部材の隅肉
部は加熱されにくく、また、焼入温度に到達したかどう
かの確認が難しい。
る場合においては、段付き部を有する被処理部材の隅肉
部は加熱されにくく、また、焼入温度に到達したかどう
かの確認が難しい。
このため、従来においては、このような段付き部を有す
る被処理部材の隅肉部に対して温度測定することなく、
高周波電流を定められた時間通電して定められた時間が
経過した後、水等の冷却媒を噴射して焼入を実施してい
るのが現状であった。
る被処理部材の隅肉部に対して温度測定することなく、
高周波電流を定められた時間通電して定められた時間が
経過した後、水等の冷却媒を噴射して焼入を実施してい
るのが現状であった。
上述のような従来の技術の現状に鑑み、本発明が解決し
ようとする問題点は、高周波焼入するための高周波加熱
時においては、被処理部材が高周波焼入コイルにより包
囲された状態で高周波加熱されるために、被処理部材の
加熱温度を直接測定することができないことから、高周
波焼入コイルの外側から放射温度計により測定せざるを
えず、とりわけ、段付き部を有する被処理部材を高周波
焼入する場合においては、段付き部を有する被処理部材
の隅肉部においては加熱されにくく、また、焼入温度に
到達したかどうかの確認が難しいことから、従来におい
ては、その温度を測定することな（、高周波電流を定め
られた時間通電して定められた時間が経過した後、水等
の冷却媒を噴射して焼入を実施していたため、段付き部
を有する被処理部材の高周波焼入においては高周波焼入
品質を安定したものとすることができないことである。
ようとする問題点は、高周波焼入するための高周波加熱
時においては、被処理部材が高周波焼入コイルにより包
囲された状態で高周波加熱されるために、被処理部材の
加熱温度を直接測定することができないことから、高周
波焼入コイルの外側から放射温度計により測定せざるを
えず、とりわけ、段付き部を有する被処理部材を高周波
焼入する場合においては、段付き部を有する被処理部材
の隅肉部においては加熱されにくく、また、焼入温度に
到達したかどうかの確認が難しいことから、従来におい
ては、その温度を測定することな（、高周波電流を定め
られた時間通電して定められた時間が経過した後、水等
の冷却媒を噴射して焼入を実施していたため、段付き部
を有する被処理部材の高周波焼入においては高周波焼入
品質を安定したものとすることができないことである。
従って、本発明の技術的課題とするところは、段付き部
を有する被処理部材の高周波焼入において、高周波加熱
時における被処理部材の段付き部における隅肉部の加熱
温度を直接測定することによって、段付き部を有する被
処理部材の高周波焼入において焼入温度を適正な範囲と
して、もって、段付き部を有する被処理部材の高周波焼
入品質を安定したものとすることにある。
を有する被処理部材の高周波焼入において、高周波加熱
時における被処理部材の段付き部における隅肉部の加熱
温度を直接測定することによって、段付き部を有する被
処理部材の高周波焼入において焼入温度を適正な範囲と
して、もって、段付き部を有する被処理部材の高周波焼
入品質を安定したものとすることにある。
このような従来の技術における問題点に鑑み、本発明に
おける従来の技術の問題点を解決するための手段は、段
付き部を有する被処理部材に対する、高周波焼入におけ
る被処理部材の加熱温度の測定方法であって、 非磁性体からなる光ファイバ渕温体を、段付き部を有す
る被処理部材を包囲して配置された高周波焼入コイル内
を貫通し、被処理部材の段付き部における隅肉部に対向
させる部位に配設するとともに、高周波焼入すべき被処
理部材の段付き部における隅肉部から放射される光を検
出することによって、被処理部材の段付き部における隅
肉部の温度を直接測定することを特徴とする高周波焼入
における被処理部材の加熱温度の測定方法からなってい
る。
おける従来の技術の問題点を解決するための手段は、段
付き部を有する被処理部材に対する、高周波焼入におけ
る被処理部材の加熱温度の測定方法であって、 非磁性体からなる光ファイバ渕温体を、段付き部を有す
る被処理部材を包囲して配置された高周波焼入コイル内
を貫通し、被処理部材の段付き部における隅肉部に対向
させる部位に配設するとともに、高周波焼入すべき被処
理部材の段付き部における隅肉部から放射される光を検
出することによって、被処理部材の段付き部における隅
肉部の温度を直接測定することを特徴とする高周波焼入
における被処理部材の加熱温度の測定方法からなってい
る。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明において、非磁性体からなる光ファイバ側温体を
、段付き部を有する被処理部材を包囲して配置された高
周波焼入コイル内を貫通し、被処理部材の段付き部にお
ける隅肉部に対向させる部位に配設することとしている
のは、被処理部材の段付き部における隅肉部から放射さ
れる光を検出することによって、被処理部材の段付き部
における隅肉部の温度を直接測定可能とするためである
。
、段付き部を有する被処理部材を包囲して配置された高
周波焼入コイル内を貫通し、被処理部材の段付き部にお
ける隅肉部に対向させる部位に配設することとしている
のは、被処理部材の段付き部における隅肉部から放射さ
れる光を検出することによって、被処理部材の段付き部
における隅肉部の温度を直接測定可能とするためである
。
以下、添付図面に基づいて、本発明の１実施例を説明す
る。
る。
図は、本発明法により段付き部を有する被処理部材１の
段付き部における隅肉部１ａの温度を測定している状態
を示す説明図である。
段付き部における隅肉部１ａの温度を測定している状態
を示す説明図である。
図において、■は段付き部を有する被処理部材。
ｌａは被処理部材１の段付き部における隅肉部。
２は被処理部材１を加熱するための高周波焼入コイル、
３は光ファイバ渕温体、４は変換器、５は電磁パルプで
ある。
３は光ファイバ渕温体、４は変換器、５は電磁パルプで
ある。
図に基づいて、本発明法による段付き部を有する被処理
部材１の隅肉部１ａの温度測定方法について説明する。
部材１の隅肉部１ａの温度測定方法について説明する。
まず、図示されない被処理部材１の装着部材に段付き部
を有する被処理部材１を装着する。
を有する被処理部材１を装着する。
ついで、被処理部材１を包囲するように高周波焼入コイ
ル２を配置する。
ル２を配置する。
なお、この高周波焼入コイル２には、この高周波焼入コ
イル２を貫通し、被処理部材１の段付き部における隅肉
部１ａに対向させる部位に光ファイバ測温体３が配設さ
れている。
イル２を貫通し、被処理部材１の段付き部における隅肉
部１ａに対向させる部位に光ファイバ測温体３が配設さ
れている。
そして、上記の図示されない装着部材により被処理部材
１を回転させる。
１を回転させる。
次に、高周波焼入コイル２に高周波電源に接続して高周
波電流を通電して、被処理部材１における表面焼入部を
高周波加熱する。
波電流を通電して、被処理部材１における表面焼入部を
高周波加熱する。
このようにして被処理部材１の段付き部における隅肉部
１ａの温度を上昇させる。
１ａの温度を上昇させる。
この時、光ファイバ測温体３により被処理部材１の段付
き部における隅肉部１ａから放射された光を高周波焼入
コイル２の外に取り出すのである。
き部における隅肉部１ａから放射された光を高周波焼入
コイル２の外に取り出すのである。
このようにして取り出した光を変換器４により温度とし
て変換して、被処理部材１の段付き部における隅肉部１
ａが焼入適正温度となるまで高周波焼入コイル２に高周
波電流を通電する。
て変換して、被処理部材１の段付き部における隅肉部１
ａが焼入適正温度となるまで高周波焼入コイル２に高周
波電流を通電する。
そして、被処理部材１の段付き部における隅肉部１ａが
廃人適正温度に到達したら、高周波電流を切って電磁バ
ルブ５を「開」状態として、冷却媒としての冷却水を噴
射して高周波加熱された部位を焼入硬化させるのである
。
廃人適正温度に到達したら、高周波電流を切って電磁バ
ルブ５を「開」状態として、冷却媒としての冷却水を噴
射して高周波加熱された部位を焼入硬化させるのである
。
上述のような構成とすることによって、段付き部を有す
る被処理部材１の段付き部における隅肉部１ａの温度を
直接測定するとともに、高周波焼入品質を安定なものと
することができるのである。
る被処理部材１の段付き部における隅肉部１ａの温度を
直接測定するとともに、高周波焼入品質を安定なものと
することができるのである。
以上により明らかなように、本発明にかかる高周波焼入
における被処理部材の加熱温度の測定方法によれば、段
付き部を有する被処理部材の高周波焼入において、高周
波加熱時における被処理部材の段付き部における隅肉部
の加熱温度を直接測定することによって、段付き部を有
する被処理部材の高周波焼入において焼入温度を適正な
範囲として、もって、段付き部を有する被処理部材の高
周波焼入品質を安定したものとすることができる利点が
ある。
における被処理部材の加熱温度の測定方法によれば、段
付き部を有する被処理部材の高周波焼入において、高周
波加熱時における被処理部材の段付き部における隅肉部
の加熱温度を直接測定することによって、段付き部を有
する被処理部材の高周波焼入において焼入温度を適正な
範囲として、もって、段付き部を有する被処理部材の高
周波焼入品質を安定したものとすることができる利点が
ある。
図は、本発明法により段付き部を有する被処理部材１の
段付き部における隅肉部の温度を測定している状態を示
す説明図である。 １−・−被処理部材。 ｌａ・・−・−隅肉部。 ２・−−−ｍ−高周波焼入コイル。 ２ａ−・−冷却水噴射孔。 ２ｂ・−−−ｍ−冷却水供給孔。 ３−・−光ファイバ測温体。 ４−−−−−一変換器。 ５・−一−−−電磁バルプ。
段付き部における隅肉部の温度を測定している状態を示
す説明図である。 １−・−被処理部材。 ｌａ・・−・−隅肉部。 ２・−−−ｍ−高周波焼入コイル。 ２ａ−・−冷却水噴射孔。 ２ｂ・−−−ｍ−冷却水供給孔。 ３−・−光ファイバ測温体。 ４−−−−−一変換器。 ５・−一−−−電磁バルプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、段付き部を有する被処理部材に対する、高周波焼入
における被処理部材の加熱温度の測定方法であって、 非磁性体からなる光ファイバ測温体を、段付き部を有す
る被処理部材を包囲して配置された高周波焼入コイル内
を貫通し、被処理部材の段付き部における隅肉部に対向
させる部位に配設するとともに、高周波焼入すべき被処
理部材の段付き部における隅肉部から放射される光を検
出することによって、被処理部材の段付き部における隅
肉部の温度を直接測定することを特徴とする高周波焼入
における被処理部材の加熱温度の測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59252532A JPS61130418A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 高周波焼入における被処理部材の加熱温度の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59252532A JPS61130418A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 高周波焼入における被処理部材の加熱温度の測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61130418A true JPS61130418A (ja) | 1986-06-18 |
Family
ID=17238676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59252532A Pending JPS61130418A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 高周波焼入における被処理部材の加熱温度の測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61130418A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006030686A1 (ja) | 2004-09-14 | 2006-03-23 | Ntn Corporation | 高周波熱処理装置、高周波熱処理方法および高周波熱処理製品 |
| JP2006083412A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Ntn Corp | 高周波熱処理装置、高周波熱処理方法およびその方法により製造した加工製品 |
-
1984
- 1984-11-29 JP JP59252532A patent/JPS61130418A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006030686A1 (ja) | 2004-09-14 | 2006-03-23 | Ntn Corporation | 高周波熱処理装置、高周波熱処理方法および高周波熱処理製品 |
| JP2006083412A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Ntn Corp | 高周波熱処理装置、高周波熱処理方法およびその方法により製造した加工製品 |
| EP1808499A1 (en) * | 2004-09-14 | 2007-07-18 | Ntn Corporation | High-frequency heat treatment apparatus, high-frequency heat treatment process, and high-frequency heat treated article |
| EP1808499A4 (en) * | 2004-09-14 | 2009-10-21 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | HIGH FREQUENCY HEAT TREATMENT DEVICE, HIGH FREQUENCY HEAT TREATMENT PROCESS AND HIGH FREQUENCY HEAT TREATED ITEM |
| US8052919B2 (en) | 2004-09-14 | 2011-11-08 | Ntn Corporation | High frequency induction heating treatment equipment and method and induction heated and thus treated product |
| US8394212B2 (en) | 2004-09-14 | 2013-03-12 | Ntn Corporation | High frequency induction heating treatment equipment and method and induction heated and thus treated product |
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