JPS6112944A - 縫製情報付与機能を持つ縫糸 - Google Patents
縫製情報付与機能を持つ縫糸Info
- Publication number
- JPS6112944A JPS6112944A JP13292384A JP13292384A JPS6112944A JP S6112944 A JPS6112944 A JP S6112944A JP 13292384 A JP13292384 A JP 13292384A JP 13292384 A JP13292384 A JP 13292384A JP S6112944 A JPS6112944 A JP S6112944A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing
- information
- thread
- magnetic
- yarn
- Prior art date
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- Pending
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、縫製情報付与機能を持った縫糸に関するもの
であり、更に詳しくは縫製用縫糸に情報付与性能を付与
し、裁断パーツもしくは組み立てられた(縫い合わされ
た)パーツの縫い目に次工程の作業で必要な情報を具備
せしめるようにした縫糸に関する。
であり、更に詳しくは縫製用縫糸に情報付与性能を付与
し、裁断パーツもしくは組み立てられた(縫い合わされ
た)パーツの縫い目に次工程の作業で必要な情報を具備
せしめるようにした縫糸に関する。
繊維2次製品の生産(縫製)において、縫製するための
情報とその付与手段を整理すると第1表のようになる。
情報とその付与手段を整理すると第1表のようになる。
従来、縫製作業は第1表に例示したような縫製仕様(縫
製指図書)、パターンおよび裁断パーツ等に付与された
合印を人間(作業者)が記憶したり、見て作業を行なう
。
製指図書)、パターンおよび裁断パーツ等に付与された
合印を人間(作業者)が記憶したり、見て作業を行なう
。
最近図形認識可能なコンピュータが開発されて人間の目
と頭脳に相当する機械ができている。したがってこれら
の情報を全てコンピュータに記憶させておき、裁断パー
ツが搬送されてきたとき、そのパーツが何であるかを図
形認識装置で画像認識させれば、そのWl識情報をもと
にソーイングM/Cを稼動させて縫製ができるはずであ
る。
と頭脳に相当する機械ができている。したがってこれら
の情報を全てコンピュータに記憶させておき、裁断パー
ツが搬送されてきたとき、そのパーツが何であるかを図
形認識装置で画像認識させれば、そのWl識情報をもと
にソーイングM/Cを稼動させて縫製ができるはずであ
る。
しかしながら、全ての情報をコンピュータに記憶させて
縫製プロセスを自動化させることは次のような問題があ
る。
縫製プロセスを自動化させることは次のような問題があ
る。
■ コンピュータが大型化゛し、コスト的にも多大の負
担となるため中小企業の多い縫製業界には導入が難しい
。
担となるため中小企業の多い縫製業界には導入が難しい
。
■ 縫製に使用される素材(生地)は厚さ、風合、組織
、色、柄等さまざまであり、コンピュータに最初インプ
ットされたパターン(もしくは素材)形状と必ずしも一
致した形になりにくい。
、色、柄等さまざまであり、コンピュータに最初インプ
ットされたパターン(もしくは素材)形状と必ずしも一
致した形になりにくい。
■ 最初2次元的な平面裁断パーツは、順次変形(モー
ルディング)されたり、他のパーツと組み合わされて立
体的(3次元的)形状になる。したがって餉記■項と同
じような理由で当初の形状と一致させることは難しく、
一方これらの変化を全て認識させるためには極めて高度
な認識技術が要求されるという問題がある。
ルディング)されたり、他のパーツと組み合わされて立
体的(3次元的)形状になる。したがって餉記■項と同
じような理由で当初の形状と一致させることは難しく、
一方これらの変化を全て認識させるためには極めて高度
な認識技術が要求されるという問題がある。
■ さらに、生地固有の情報、たとえば、表裏および方
向性などは人間の目でみても判別しにくい。
向性などは人間の目でみても判別しにくい。
これを機械で行なわせることは極めて難かしい。
以上のような問題点の解決、すなわちコンピュータへの
負担軽減、認識技術(センサー)開発の軽減のために第
1表にリストアツブした情報の内、品番(パーツ名)、
パーツの表裏および作業する位置(どこを縫うのか、ど
こを折るのか、どこを切るのか、どこに貼るのか等の位
置およびその作業の始め終り部分〉の情報については少
なくとも生地および裁断されたパーツに何らかの手段で
予め付与しようという方向で検討されている。
負担軽減、認識技術(センサー)開発の軽減のために第
1表にリストアツブした情報の内、品番(パーツ名)、
パーツの表裏および作業する位置(どこを縫うのか、ど
こを折るのか、どこを切るのか、どこに貼るのか等の位
置およびその作業の始め終り部分〉の情報については少
なくとも生地および裁断されたパーツに何らかの手段で
予め付与しようという方向で検討されている。
しかしながら、これらの゛情報付与手段(媒体)そのも
のも次のような制約が加わり極めて難かしい。
のも次のような制約が加わり極めて難かしい。
■ 情報付与部分がかたくならないこと、■ 透けて見
えないこと、 ■ 生地を損傷しないこと、 ■ 出来れば人間の目でも見えること、■ 非接触もし
くは生地を通してセンサーが感知できること、 ■ 0〜0項の問題があっても除去できること、■ 情
報の形、齢などの精度が高いこと、■ 付与する装置が
簡単に出来ること、■ その他経済性、安定性など。
えないこと、 ■ 生地を損傷しないこと、 ■ 出来れば人間の目でも見えること、■ 非接触もし
くは生地を通してセンサーが感知できること、 ■ 0〜0項の問題があっても除去できること、■ 情
報の形、齢などの精度が高いこと、■ 付与する装置が
簡単に出来ること、■ その他経済性、安定性など。
一方、このような制約を排除しようとすると、情報付与
の位置は衣服表面にならない箇所、例えば縫い代、折り
代、パーツの重ね部(ポケットの下側)および裏面など
になる。
の位置は衣服表面にならない箇所、例えば縫い代、折り
代、パーツの重ね部(ポケットの下側)および裏面など
になる。
また同一箇所に種々の内容の情報(例えば縁カガリをす
る、地縫いをする、折る、割る、ステッチをかけるなど
)が混在する。
る、地縫いをする、折る、割る、ステッチをかけるなど
)が混在する。
これらの情報を生地に付与した場合、衣服が完成されて
いくにともなって情報付与箇所が内部にかくれていく。
いくにともなって情報付与箇所が内部にかくれていく。
また複数の情報を判別するのに高度な技術が要求される
。
。
本発明は、前記したような問題を少なくするために生地
もしくは裁断パーツに予め情報を付与するのではなく、
縫製工程の途中(中間)で次工程に必要な情報を縫糸に
付与することを目的とするものである。
もしくは裁断パーツに予め情報を付与するのではなく、
縫製工程の途中(中間)で次工程に必要な情報を縫糸に
付与することを目的とするものである。
本発明は前記目的を達成するために次のような構成を有
する。すなわち、N極とS極とが反転する機能を有する
独立した磁性体を備えてなる縫糸である。
する。すなわち、N極とS極とが反転する機能を有する
独立した磁性体を備えてなる縫糸である。
本発明についてさらに詳細に説明すると次のようになる
。
。
第1図は、本発明に係る縫糸の1例を示すもので、これ
は下撚り糸1、下撚り糸2及び磁性体を備えた糸状物3
とからなり、下撚り糸1と2を合撚する際、磁性体を付
与した糸状物3を合撚したものである。
は下撚り糸1、下撚り糸2及び磁性体を備えた糸状物3
とからなり、下撚り糸1と2を合撚する際、磁性体を付
与した糸状物3を合撚したものである。
本発明で使用される磁性体を付与した糸状物としては、
例えば第2図に示すようなものが挙げられる。すなわち
、第2図(イ)は繊維形成性ポリマー4中に磁性体5を
練り込んで磁性層6を形成したもの、第2図(ロ)は糸
7の表面に磁性層6をコーティングしたもの、第2図(
ハ)は磁性体フィルムを細くスリットして糸状物8とし
たものである。勿論これらの磁性体は糸状物の長手方向
や横断面方向において例えばサイドバイサイド型のよう
に独立した形で存在するよう に形成されていてもよい。
例えば第2図に示すようなものが挙げられる。すなわち
、第2図(イ)は繊維形成性ポリマー4中に磁性体5を
練り込んで磁性層6を形成したもの、第2図(ロ)は糸
7の表面に磁性層6をコーティングしたもの、第2図(
ハ)は磁性体フィルムを細くスリットして糸状物8とし
たものである。勿論これらの磁性体は糸状物の長手方向
や横断面方向において例えばサイドバイサイド型のよう
に独立した形で存在するよう に形成されていてもよい。
磁性体を備えた縫糸に対する次工程で必要とされる情報
、つまり磁気信号の記録、再生は周知の方法で行なわれ
る。
、つまり磁気信号の記録、再生は周知の方法で行なわれ
る。
即ち、縫糸の磁性層に対する磁気信号の記録は、例えば
縫糸の長手方向に所定間隔ごとにN−8゜N−8の繰返
し信号を与えれば0レベル(無信号)の信号となり、ま
た所定間隔ごとにN−8を反転させてN−8,S−Nの
信号を与えればそのS18が対向した個所でルベル(有
信号)の取出すことができる。
縫糸の長手方向に所定間隔ごとにN−8゜N−8の繰返
し信号を与えれば0レベル(無信号)の信号となり、ま
た所定間隔ごとにN−8を反転させてN−8,S−Nの
信号を与えればそのS18が対向した個所でルベル(有
信号)の取出すことができる。
以上磁性体を付与した縫糸の例について説明したが、縫
糸の表面に磁性層の被膜を形成させるようにしてもよい
。しかしながら針および縫われるファブリツタとの貫通
摩擦によって磁性体が剥離することが考えられるので、
第1図に示したように磁性体を付与した糸状物3を芯に
し、これを他の繊維1および2で被覆した形のものが望
ましい。
糸の表面に磁性層の被膜を形成させるようにしてもよい
。しかしながら針および縫われるファブリツタとの貫通
摩擦によって磁性体が剥離することが考えられるので、
第1図に示したように磁性体を付与した糸状物3を芯に
し、これを他の繊維1および2で被覆した形のものが望
ましい。
本発明の縫糸は所定の縁カガリ(オーバーロック)や地
縫い(本縫い〉が施された後、磁気ヘッドで次工程の作
業に必要な情報が付与される。この情報付与のステージ
はミシンの縫い目形成部の直後につけてもよいが、縫製
後に別に設けた情報付与装置を通して情報を付与しても
よい。
縫い(本縫い〉が施された後、磁気ヘッドで次工程の作
業に必要な情報が付与される。この情報付与のステージ
はミシンの縫い目形成部の直後につけてもよいが、縫製
後に別に設けた情報付与装置を通して情報を付与しても
よい。
第3図および第4図はこの一例を示すもので、第3図は
前見頃9と後見頃10の各パーツの縁カガリのオーバー
ロック糸11.12に第1図の縫糸を使用してオーバー
ロックしたものである。
前見頃9と後見頃10の各パーツの縁カガリのオーバー
ロック糸11.12に第1図の縫糸を使用してオーバー
ロックしたものである。
次に肩合わせに必要な情報(どこの部位か、縫い始め終
り、縫い代など)を第3図(イ)のF。
り、縫い代など)を第3図(イ)のF。
1部およびB、I部に付与する。この情報を付与された
各パーツは肩縫いミシンの位置まで搬送され、該ミシン
に設置された情報感知装置が肩部の情報F、IおよびB
、Iを感知し、この情報をミシンにフィードバックして
肩縫い13を行なう。
各パーツは肩縫いミシンの位置まで搬送され、該ミシン
に設置された情報感知装置が肩部の情報F、IおよびB
、Iを感知し、この情報をミシンにフィードバックして
肩縫い13を行なう。
一方、第4図は本縫いミシンの地縫い14に第1図の縫
い糸を使用し、折り曲げおよびステッチの情報を付与し
たものである。すなわち、第4図(イ)のように地縫い
14した後、X−Y部に折り曲げの位置情報を付与し、
S.I部にステッチ15の情報を付与する。これにより
同図(1)のごとく折り曲げが行なわれ、次にステ ッチ15が形成される。
い糸を使用し、折り曲げおよびステッチの情報を付与し
たものである。すなわち、第4図(イ)のように地縫い
14した後、X−Y部に折り曲げの位置情報を付与し、
S.I部にステッチ15の情報を付与する。これにより
同図(1)のごとく折り曲げが行なわれ、次にステ ッチ15が形成される。
本発明は上記したように、縫糸に縫製情報付与性能を持
たせるようにしたので、各裁断パーツに予め情報を付与
しなくても、工程の途中で次の工程に必要な情報が付与
されるので、最初パーツに付与する情報が少なくて済む
。またコンピュータに全ての情報を記憶させることが少
なくなるのでそれだけコンピュータの小型化ができ、中
小企業の多い縫製業界においても導入が容易である。
たせるようにしたので、各裁断パーツに予め情報を付与
しなくても、工程の途中で次の工程に必要な情報が付与
されるので、最初パーツに付与する情報が少なくて済む
。またコンピュータに全ての情報を記憶させることが少
なくなるのでそれだけコンピュータの小型化ができ、中
小企業の多い縫製業界においても導入が容易である。
第1図は本発明に係る縫糸の一例を示す拡大図、第2図
はそれぞれ磁性体を備えた糸状物を説明する概略図、第
3図および第4図はその実例図である。 1.2:下撚糸 3 :磁性体を備えた糸状物。 特許出願人 工 業 技 術 院 長川田裕部 茅1月 第2 Jul (イ) (ロ)
茅3同 (イ) (ロ) P4図 (ハン
はそれぞれ磁性体を備えた糸状物を説明する概略図、第
3図および第4図はその実例図である。 1.2:下撚糸 3 :磁性体を備えた糸状物。 特許出願人 工 業 技 術 院 長川田裕部 茅1月 第2 Jul (イ) (ロ)
茅3同 (イ) (ロ) P4図 (ハン
Claims (1)
- N極とS極とが反転する機能を有する独立した磁性体を
備えてなる縫糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13292384A JPS6112944A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 縫製情報付与機能を持つ縫糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13292384A JPS6112944A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 縫製情報付与機能を持つ縫糸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6112944A true JPS6112944A (ja) | 1986-01-21 |
Family
ID=15092667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13292384A Pending JPS6112944A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 縫製情報付与機能を持つ縫糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6112944A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS532654A (en) * | 1976-06-28 | 1978-01-11 | Yoshimichi Kawahara | Filamentous magnet and fiber product knitted or woven with same |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP13292384A patent/JPS6112944A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS532654A (en) * | 1976-06-28 | 1978-01-11 | Yoshimichi Kawahara | Filamentous magnet and fiber product knitted or woven with same |
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