JPS61129072A - 木材の表面処理法 - Google Patents

木材の表面処理法

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Publication number
JPS61129072A
JPS61129072A JP25142184A JP25142184A JPS61129072A JP S61129072 A JPS61129072 A JP S61129072A JP 25142184 A JP25142184 A JP 25142184A JP 25142184 A JP25142184 A JP 25142184A JP S61129072 A JPS61129072 A JP S61129072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
paint
compound
perfluoroalkyl group
resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP25142184A
Other languages
English (en)
Inventor
Ayumi Yasuda
歩 安田
Yoshihiro Oota
義弘 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP25142184A priority Critical patent/JPS61129072A/ja
Publication of JPS61129072A publication Critical patent/JPS61129072A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、木材の表面処理技術の分野に属する。
[背景技術] 従来、木材表面に処理を施す際の目的としては、木材表
面の保護と美観の創出と言う観点が主であり、塗装法が
一般的な方法であった。
この場合の塗料としては、ポリエステル、ポリウレタン
、アミノアルキッド、アクリルラッカ、ニトロセルロー
スラッカなどの各種の塗料が使用されていた。これらの
塗料はそれぞれ独特の特徴を備えていて、その特徴に従
って使い分けがなされていた。たとえば、塗膜の硬度、
付着性、耐光性、耐熱性、耐薬品性、耐水性などの特性
、塗装作業性などの特性の何れを必要とするかにより、
つまり塗装目的に応じて塗料を選択し、使用していた。
ところが、これらの特性を備えた塗料の何れをとってみ
ても、共通して耐汚染性と言う特性に関しては改良の余
地があるものと認められた。
[発明の目的] この発明は、耐汚染性の優れた木材の表面処理法を提供
することを目的とする。
[発明の開示] この発明は、パーフルオロアルキル基含有化合物を配合
した塗料を木材表面に塗布する工程を含むことを特徴と
する木材の表面処理法を提供するものである。
これまで、ファン樹脂の持つ耐水性、耐薬品性、耐溶剤
性、耐熱性、耐候性などの特性に関しては夙に知られて
いる。そこで本発明者らは、このフッソ樹脂の優れ特性
は、フッソを含有するところに起因するものと考え、パ
ーフルオロアルキル基含有化合物を活用することにより
、木材表面の耐汚染性が改良できるのではないかとの着
想を得、これを確認することによりこの発明を完成した
。以下詳しく説明する。
この発明で使用するパーフルオロアルキルI含有化合物
とは、以下のような特徴を有する化合物である。
■ 少なくとも一組のパーフルオロアルキル基を含有す
る。
■ このパーフルオロアルキル基は、直鎖状、分岐状ま
たは環状(たとえばシクロヘキシル)でもよく、さらに
炭素原子の間に酸素原子が介在していてもよい。
■ パーフルオロアルキル基の炭素数は3〜18、好ま
しくは6〜12個が適当である。
■ 該化合物のフッソ含有量は2〜70重量%、好まし
くは15〜50重量%である。
■ 該化合物の分子量は、特段の限定はないが、好まし
くは300〜200000、さらに好ましくは600〜
20000である。
■ 該化合物はベースとなる塗料中に溶解するか、もし
くは分散させることが可能な程度の親和性を有すること
が必要である。しかし、反応により均一組成物となると
、後に説明するパーフルオロアルキル基含有化合物の表
面移行が生ぜず、好ましくない。
以上のような特性を有するパーフルオロアルキル基含有
化合物の例としては、以下のような構造式[1]〜[I
V]の化合物ないしこれらのポリマ、オリゴマなどが適
宜使用され、またこれらと他の化合物(たとえば、ポリ
プロピレングリコールメタクリレートなどのモノマある
いはポリプロピレングリコールと2. 4−)ルエンジ
イソシアネートとの反応物、いわゆるポリウレタンオリ
ゴマ)との反応物も使用される。
[N  : Cs F++CHz 0CH−CH2[I
[]  : Da F+7SOz N (C2Hs+−
CH2CI(20COC(CH3’)−CH2−CHz
 O(CF3 )z [IV]  : Ca  FI?S02 N  (C2
H7−+−−CH2CH20H この発明で使用される塗料に関しては、特に限定はしな
いが、木材用として使用可能であり、かつ前記パーフル
オロアルキル基含有化合物との親和性が実用上充分であ
れば使用可能である。
パーフルオロアルキル基含有化合物の塗料への配合量は
特には限定しない。配合量が少なくても、塗料の硬化の
際に、表面張力の小さいパーフルオロアルキル基含有化
合物が塗膜表面に、移行し、集中して塗膜表層にパーフ
ルオロアルキル基含有化合物リッチの層が形成されるの
で、効果を発現することが出来る。したがって、塗料膜
の木材への接着性に悪い影響を与えることな(、また木
材の有する独特の感触を保持させたまま、表面の耐汚染
性を改良することが出来る。
パーフルオロアルキル基含有化合物は、塗料の中に分散
させるか、溶解させて使用する。この配合物を木材の表
面に塗布する。塗布の方法については特に限定しない。
一般的に使用される方法が通用可能である。塗布の後に
は、塗料を硬化させる。
以上のようにして、木材の表面に耐汚染性を付与するこ
とができ、かつ塗料の塗布量を少なくすることにより、
木質感を失うことなく、木材の表面処理をすることが出
来る。
以下実施例により説明する。
実施例1 塗料としてアミノアルキッド樹脂塗料を使用した。これ
に前記構造式[I]で示したパーフルオロアルキル基含
有化合物のポリマ(分子量約500)を、ベース塗料固
形分換算で15重量%配合して、これを木材単板に塗布
した。塗布量は100g/n?であった。
以上の塗装物を加熱により硬化させたところ、耐汚染性
の優れた表面処理木材が得られた。なお、撥水性、重油
性も改良されていた。
実施例2 ベース塗料としてニトロセルロースラッカを使用し、こ
れに前記構造式[I[]の化合物を、ベース塗料固形物
換算で、10重量%配合し、これを木材単板の表面に、
150g/ rr!塗布した。つぎに加熱硬化させたと
ころ、耐汚染性の優れた表面処理木材が得られた。なお
、撥水性、撥油性も改良されていた。
実施例3 ベース塗料としてポリウレタン樹脂塗料を使用し、これ
に前記構造式[1[I]の化合物を、ポリオキシプロピ
レングリコールメタクリレートと反応させて分子量が約
4000の化合物を得た。これをベース塗料固形物換算
で、10重量%配合し、木材単板の表面に、150g/
nf塗布した。つぎに加熱硬化させたところ、耐汚染性
の優れた表面処理木材が得られた。なお、撥水性、重油
性も改良されていた。
実施例4 ベース塗料としてアクリルラッカを使用し、これに前記
構造式[IV]の化合物を、ポリオキシプロピレングリ
コールと2.4−)ルエンジイソシアネートとの反応物
に更に反応させた化合物を得た。これをベース塗料固形
物換算で、20重量%配合し、木材単板の表面に、20
0g/ ryl塗布した。つぎに加熱硬化させたところ
、耐汚染性の優れた表面処理木材が得られた。なお、撥
水性、撥油性も改良されていた。
[発明の効果] この発明は、パーフルオロアルキル基含有化合物を配合
した塗料を木材表面に塗布する工程を含むことを特徴と
するので、木材の表面に耐汚染性を付与することが出来
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パーフルオロアルキル基含有化合物を配合した塗
    料を木材表面に塗布する工程を含むことを特徴とする木
    材の表面処理法。
JP25142184A 1984-11-26 1984-11-26 木材の表面処理法 Pending JPS61129072A (ja)

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JP25142184A JPS61129072A (ja) 1984-11-26 1984-11-26 木材の表面処理法

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JP25142184A JPS61129072A (ja) 1984-11-26 1984-11-26 木材の表面処理法

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JPS61129072A true JPS61129072A (ja) 1986-06-17

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JP25142184A Pending JPS61129072A (ja) 1984-11-26 1984-11-26 木材の表面処理法

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