JPS61128435A - 真空遮断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は真空バルブの一部を構成する電極に係り、特に
、アークと平行に磁界を発生させる電極構造に関する。

〔発明の背景〕

従来の真空バルブは、特公昭５８−２６１３２号公報に
記載のように、アークを直接付着させるアーク電極とア
ークと平行に磁界を発生させるコイル電極を備えた平行
磁界形電極となっていた。しかし、コイル電極外周部通
電回路の断面積は全周にわたって一定で、大電流通電の
ための配慮がなされておらず、しかも、コイル電極外周
部は機械的強度が他の部分と比較して弱いため、投入、
引外し動作の衝撃による軸方向変位量が大きく、コイル
電極の変位をおさえる専用のサポートが必要であった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、電流遮断時にアークと平行な磁界を発
生させるコイル電極の形状で決定する平行磁界発生領域
を必要以上に縮小することなく、通電容量が大きくて、
しかも真空バルブ内部部品の機械的強度も大きい真空遮
断器を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明の要点は、コイル電極外周部へ電流を導き、コイ
ル電極外周部と交わる部分から数箇所の電流通路のため
の接続部に向うに従って、アーク電極とコイル電極の間
隙を徐々に狭めて、コイル電極の電流通路断面積を大き
くすることにある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第４図だより説
明する。固定側アーク電極５、固定側コイル電極４、そ
れに可動側アーク電極６、可動側コイル電極７を接離自
在に収納した真空容器１１Ａは固定側端子板２、可動側
端子板８、絶縁筒３、ベローズ１０によシ形成されてお
り、固定側導電棒１、可動側導電棒９を介して真空を保
持している。真空容器１１Ａの内部の構造のみを示した
ものが第２図である。この図より、固定側の電極４゜５
と可動側の電極６．７は９０’　　の角度をもって構成
されていることがわかる。第２図の構造の固定側導電棒
１と可動側導電棒間に通電すると、第２図破線で示すよ
うに電流が流れるため、電極表面にアークと平行な磁界
が印加される。第３図は第２図の可動側コイル電極７単
品を描いた図であり、従来のコイル電極形状を示したも
のでおる。

第３図中の７ａ、７ｂはコイル電極外周部に設けられた
凸部で、この７ａ、７ｂ部で可動側アーク電極６と接し
ておシ、他の部分では接していない。

従って、７ａ、７ｂ部以外のコイル電極外周部は凸部７
ａ、７ｂの高さ分だけアーク電極と離れている。本発明
はこの間隙も有効に利用したもので、一実施例を第４図
に示す。すなわち、アーク電極と接する部分７ａ、７ｂ
は従来通υの接触面積を確保するが、コイル電極の中心
から外周部に伸びた部分と外周部との交点７ｃ、７ｄか
ら、外周部に沿って７ａ、７ｂに向う部分の断面積が連
続的に増加し、７ａ、７ｂとなめらかにつながる構造と
する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、通電容量を上げることができ真空遮断
器投入、引外し動作時にコイル電極外周部に加わる慣性
エネルギによシ発生するコイル電極外周部の軸方向変位
量を減少させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の真空バルブの全体図、第２
図は真空バルブ電極の構造図、第３図は従来のコイル電
極構造図、第４図は本発明によるコイル電極構造の一実
施例を示す図である。 １・・・固定側導電棒、２・・・固定側端子板、３・・
・絶縁筒、４・・・固定側コイル電極、５・・・固定側
アーク電極、６・・・可動側アーク電極、７・・・可動
側コイル電桔３０ 絶し口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、導電棒を介して対向配置される少なくとも一対の接
   離自在な電極を高真空内で動作させる真空容器とベロー
   ズおよび電流遮断時にアークと平行な磁界を加える構造
   とからなる真空バルブにおいて、 前記アークと平行な磁界を発生させる前記電極の一部で
   あるコイル電極外周部の通電回路の断面積が、主電極と
   接する部分を除いて連続的もしくは不連続的に増減して
   いる構造としたことを特徴とする真空遮断器。