JPS61127953A - トルク検出装置 - Google Patents
トルク検出装置Info
- Publication number
- JPS61127953A JPS61127953A JP24608284A JP24608284A JPS61127953A JP S61127953 A JPS61127953 A JP S61127953A JP 24608284 A JP24608284 A JP 24608284A JP 24608284 A JP24608284 A JP 24608284A JP S61127953 A JPS61127953 A JP S61127953A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque
- output shaft
- detector
- transmission case
- torque detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は自動車に用いられるトルク検出装置に関する。
従来の技術
トルク検出器として従来からストレンゲージ式、磁歪式
、位相差式等が知られており（特開昭５９−５６１３０
号公報参照）或いは駆動体と被駆動体との間に弾性体を
介在させたトルク検出装置も公知となっている（特開昭
５９−１８４２６号公報、特開昭５９−２３６４０号公
報、特開昭５９−２６０２６号公報参照）。さらに、エ
ンジン爆発時の反作用によりエンジン本体とエンジン支
持部との間に生じる圧力を圧力検出装置で検出し、その
平均値を求めることによってトルクを検出するものもあ
る（特開昭５５−８７９３１号公報参照）。さらに、本
願出願人により、非磁性体からなる軸受内にトルク検出
器本体を組込み、該トルク検出器本体に設けられた励磁
コイル及び検出コイルを前記軸受の軸受面近傍に配置し
てなるトルク検出装置が提案されている。（特開昭５９
−５５５９９号公報参照）。
、位相差式等が知られており（特開昭５９−５６１３０
号公報参照）或いは駆動体と被駆動体との間に弾性体を
介在させたトルク検出装置も公知となっている（特開昭
５９−１８４２６号公報、特開昭５９−２３６４０号公
報、特開昭５９−２６０２６号公報参照）。さらに、エ
ンジン爆発時の反作用によりエンジン本体とエンジン支
持部との間に生じる圧力を圧力検出装置で検出し、その
平均値を求めることによってトルクを検出するものもあ
る（特開昭５５−８７９３１号公報参照）。さらに、本
願出願人により、非磁性体からなる軸受内にトルク検出
器本体を組込み、該トルク検出器本体に設けられた励磁
コイル及び検出コイルを前記軸受の軸受面近傍に配置し
てなるトルク検出装置が提案されている。（特開昭５９
−５５５９９号公報参照）。
発明が解決しようとする問題点
自動車にトルク検出装置を取付ける場合に、トル゛り検
出のためにはトルク検出器に対応する分だけ軸を長くす
る必要があるが、最近の自動車では軸方向の取付はスペ
ースが制限される傾向がある。
出のためにはトルク検出器に対応する分だけ軸を長くす
る必要があるが、最近の自動車では軸方向の取付はスペ
ースが制限される傾向がある。
上記特開昭５９−５５５９９号公報は現存する軸受を利
用することによってこの問題点を解決したものである。
用することによってこの問題点を解決したものである。
従来は、トルク検出装置を単なるエンジン試験のためだ
けに用いていたが、最近ではエンジン制御、変速機構の
制御その他の制御のためにトルりを検出することが求め
られるようになってきており、そのためには、トルク検
出器取付は後のメンテナンスの面で検出器の取付は取外
しゃ調整の容易さが求められる。さらに、トルク検出装
置はできるだけ精密なトルク検出を行うことができるこ
とが望ましく、振動等により影響されないように構成さ
れるのが望ましいことである。又、トルク検出のために
検出器ヘッドを回転軸に近接して配置すると、検出器は
回転軸の偏心による偏心ノイズをも拾ってしまうという
問題点がある。
けに用いていたが、最近ではエンジン制御、変速機構の
制御その他の制御のためにトルりを検出することが求め
られるようになってきており、そのためには、トルク検
出器取付は後のメンテナンスの面で検出器の取付は取外
しゃ調整の容易さが求められる。さらに、トルク検出装
置はできるだけ精密なトルク検出を行うことができるこ
とが望ましく、振動等により影響されないように構成さ
れるのが望ましいことである。又、トルク検出のために
検出器ヘッドを回転軸に近接して配置すると、検出器は
回転軸の偏心による偏心ノイズをも拾ってしまうという
問題点がある。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本発明によるトルク検出
装置は、トランスミッションケースの後端部に検出器取
付は用フランジを取付け、この取付は用フランジに複数
個のトルク検出器ヘッドをトランスミッションケースか
ら延びる出力軸の回りに取付けたことを特徴とする。
装置は、トランスミッションケースの後端部に検出器取
付は用フランジを取付け、この取付は用フランジに複数
個のトルク検出器ヘッドをトランスミッションケースか
ら延びる出力軸の回りに取付けたことを特徴とする。
実施例
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第１図から第３図において、１は自動車のトランスミッ
ションケースの後端部分を示し、トランスミッションケ
ースＩの後端部分には、出力軸２を貫通せしめる中央の
筒状部３と周辺の環状部４とが備えられる。周辺の環状
部４にはさらにエキステンションハウジング５が連結さ
れる。中央の筒状部３は端部壁６よりさらに後方に延長
され、その延長部から外方にほぼ放射状にリブ７が形成
されている。
ションケースの後端部分を示し、トランスミッションケ
ースＩの後端部分には、出力軸２を貫通せしめる中央の
筒状部３と周辺の環状部４とが備えられる。周辺の環状
部４にはさらにエキステンションハウジング５が連結さ
れる。中央の筒状部３は端部壁６よりさらに後方に延長
され、その延長部から外方にほぼ放射状にリブ７が形成
されている。
トランスミッションケース１の中央の筒状部３の後端面
はその外周部が切欠かれた段付きになっており、その段
付き内周部に外側からトルク検出器取付は用フランジ８
が嵌合される。トルク検出器ヘッド９はこの取付は用フ
ランジ８に取付けられる。即ち、取付は用フランジ８は
第２図に示されるように出力軸２を貫通せしめ且つ前述
した嵌合を行うための中央の円環部とほぼ矩形状の外周
部とによって形成された一様な厚さの板状部材である。
はその外周部が切欠かれた段付きになっており、その段
付き内周部に外側からトルク検出器取付は用フランジ８
が嵌合される。トルク検出器ヘッド９はこの取付は用フ
ランジ８に取付けられる。即ち、取付は用フランジ８は
第２図に示されるように出力軸２を貫通せしめ且つ前述
した嵌合を行うための中央の円環部とほぼ矩形状の外周
部とによって形成された一様な厚さの板状部材である。
第２図に示されるように、２個の検出器ヘッド９がねじ
１０によって出力軸２の直径方向対向位置に取付けられ
る。トルク検出器へラド９の本体の先端は出力軸２の円
周面形状に対応した凹面形状を有し、その先端面が適切
なギャップで出力軸２に近接して配置される。
１０によって出力軸２の直径方向対向位置に取付けられ
る。トルク検出器へラド９の本体の先端は出力軸２の円
周面形状に対応した凹面形状を有し、その先端面が適切
なギャップで出力軸２に近接して配置される。
トルク検出器取付は用フランジ８はさらにねし又はボル
ト等によりトランスミッションケース１の端面に固着さ
れる。このために、前述のリブ７に取付は用穴１３が設
けられ、この穴１３にねじが螺合されるようになってい
る。
ト等によりトランスミッションケース１の端面に固着さ
れる。このために、前述のリブ７に取付は用穴１３が設
けられ、この穴１３にねじが螺合されるようになってい
る。
トルク検出器ヘッド９に内蔵されるトルク検出素子は出
力軸２のねじれを検出することによってトルクを検出す
る公知のものが使用できるが、第３図に示されるように
、けい素鋼等からなる磁心１５に励磁コイル１６と検出
コイル１７とを重ねて巻回したものとすれば検出器ヘッ
ド９の厚さ即ち出力軸２の軸方向の厚さを非常に小さく
することができ且つ高精度のトルク検出を行うことがで
きる。励磁コイル１６は交流電源１８に接続され、数に
乃至数十ＫＨｚの正弦波等の交流電流数＋乃至数百ｍＡ
が流されてコイル−シャフト間に定常磁束分布が与えら
れる。検出コイル１７は検出計１９に接続され、出力軸
２のねじれにより生じた透磁率の変化を起電力の変化と
して検出する。検出感度を向上させるために、出力軸２
の検出部にはアモルファス等の高透磁率材でできた厚さ
２０〜３０μｍのリボン２０が巻かれ、耐熱接着剤で固
着されている。このようにして検出感度を上げることに
よって出力軸２の外周面と検出器９の対向表面間のギャ
ップを０．５〜１ｍ位に広げることができ、このギャッ
プを広げることにより出力軸２の偏心に基づく偏心ノイ
ズを減少させることができる。本発明では、複数の検出
器ヘッド９を共通のフランジ８に取付けることによって
、偏心ノイズをさらに低減させてトルク検出精度を高め
るようにしている。
力軸２のねじれを検出することによってトルクを検出す
る公知のものが使用できるが、第３図に示されるように
、けい素鋼等からなる磁心１５に励磁コイル１６と検出
コイル１７とを重ねて巻回したものとすれば検出器ヘッ
ド９の厚さ即ち出力軸２の軸方向の厚さを非常に小さく
することができ且つ高精度のトルク検出を行うことがで
きる。励磁コイル１６は交流電源１８に接続され、数に
乃至数十ＫＨｚの正弦波等の交流電流数＋乃至数百ｍＡ
が流されてコイル−シャフト間に定常磁束分布が与えら
れる。検出コイル１７は検出計１９に接続され、出力軸
２のねじれにより生じた透磁率の変化を起電力の変化と
して検出する。検出感度を向上させるために、出力軸２
の検出部にはアモルファス等の高透磁率材でできた厚さ
２０〜３０μｍのリボン２０が巻かれ、耐熱接着剤で固
着されている。このようにして検出感度を上げることに
よって出力軸２の外周面と検出器９の対向表面間のギャ
ップを０．５〜１ｍ位に広げることができ、このギャッ
プを広げることにより出力軸２の偏心に基づく偏心ノイ
ズを減少させることができる。本発明では、複数の検出
器ヘッド９を共通のフランジ８に取付けることによって
、偏心ノイズをさらに低減させてトルク検出精度を高め
るようにしている。
第４図は出力軸２の回転位置に対する１個だけの検出器
出力■、を示し、その出力レヘルはＮだけの偏心ノイズ
を含む。２個の検出器ヘッド９を第２図に示すように出
力軸２の直径方向に対向して配置すると、第５図に示さ
れるようにそれぞれＶ、、Ｖ２を出力する。これらの出
力信号を平均する（Ｍ・（Ｖｌ ＋ｖｚ）／ ２ ）こ
とによって、偏心ノイズのほぼ消去された出力Ｍを得る
ことができ、単一の検出器出力を細分してサンプリング
してその平均を求める処理が不用になる。このような利
点は、第６図のように３個の検出器ヘッド９を取付けた
場合にも得られる。尚、２つの検出器へノド９を共通の
フランジ８に取付けであるために、２つの検出器ヘッド
９相互の位置を正しく取付けることができ、さらに、取
付は用フランジ８は嵌合によりトランスミッションケー
ス１の中央の筒状部３に取付けられているのでトランス
ミッションケース１から延びている出力軸２に対して正
しい位置を容易に占めることができるようになっている
。又、取付はフランジ８は補強構造部としてのリブ７に
ねじによって固着されているので振動等に対して強い取
付は構造となっている。トランスミッションケース１の
後端部は一般に出力軸２に対する振動等による位置変化
が小さいところである。
出力■、を示し、その出力レヘルはＮだけの偏心ノイズ
を含む。２個の検出器ヘッド９を第２図に示すように出
力軸２の直径方向に対向して配置すると、第５図に示さ
れるようにそれぞれＶ、、Ｖ２を出力する。これらの出
力信号を平均する（Ｍ・（Ｖｌ ＋ｖｚ）／ ２ ）こ
とによって、偏心ノイズのほぼ消去された出力Ｍを得る
ことができ、単一の検出器出力を細分してサンプリング
してその平均を求める処理が不用になる。このような利
点は、第６図のように３個の検出器ヘッド９を取付けた
場合にも得られる。尚、２つの検出器へノド９を共通の
フランジ８に取付けであるために、２つの検出器ヘッド
９相互の位置を正しく取付けることができ、さらに、取
付は用フランジ８は嵌合によりトランスミッションケー
ス１の中央の筒状部３に取付けられているのでトランス
ミッションケース１から延びている出力軸２に対して正
しい位置を容易に占めることができるようになっている
。又、取付はフランジ８は補強構造部としてのリブ７に
ねじによって固着されているので振動等に対して強い取
付は構造となっている。トランスミッションケース１の
後端部は一般に出力軸２に対する振動等による位置変化
が小さいところである。
発明の詳細
な説明したように、本発明によればトルク検出器ヘッド
が容易に且つ脱着可能に取付けられることができるとと
もに、高精度且つ応答性よくトルク検出を行うことがで
き、エンジンやトランスミッションその他のフィードバ
ック制御を適切に行うことができるようになる。
が容易に且つ脱着可能に取付けられることができるとと
もに、高精度且つ応答性よくトルク検出を行うことがで
き、エンジンやトランスミッションその他のフィードバ
ック制御を適切に行うことができるようになる。
第１図は本発明によるトルク検出装置の断面図、第２図
は第１図の矢印■から見た図、第３図はトルク検出検出
器ヘッドの詳細図、第４図及び第５図は偏心ノイズを説
明するグラフ、第６図は第２の変形例を示す図である。 １・・・トランスミッションケース、 ２・・・出力軸、７・・・リブ、８・・・取付は用フラ
ンジ、９・・・トルク検出器へ・ノド、１６・・・励磁
コイル、１７・・・検出コイル。 第３図 第４図 第５図 第６図
は第１図の矢印■から見た図、第３図はトルク検出検出
器ヘッドの詳細図、第４図及び第５図は偏心ノイズを説
明するグラフ、第６図は第２の変形例を示す図である。 １・・・トランスミッションケース、 ２・・・出力軸、７・・・リブ、８・・・取付は用フラ
ンジ、９・・・トルク検出器へ・ノド、１６・・・励磁
コイル、１７・・・検出コイル。 第３図 第４図 第５図 第６図
Claims (1)
- トランスミッションケースの後端部に検出器取付け用フ
ランジを取付け、該取付け用フランジに複数個のトルク
検出器ヘッドをトランスミッションケースから延びる出
力軸の回りに取付けたことを特徴とするトルク検出装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24608284A JPS61127953A (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | トルク検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24608284A JPS61127953A (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | トルク検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61127953A true JPS61127953A (ja) | 1986-06-16 |
Family
ID=17143212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24608284A Pending JPS61127953A (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | トルク検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61127953A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS643530A (en) * | 1987-06-26 | 1989-01-09 | Nissan Motor | Torque detector for vehicle |
| US4887461A (en) * | 1987-06-26 | 1989-12-19 | Nissan Motor Co., Ltd | Magnetostriction type torque sensor |
| US4942771A (en) * | 1987-06-15 | 1990-07-24 | Nissan Motor Co., Ltd. | Magnetostriction type torque sensor |
| JP2002156296A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-05-31 | Abb Ab | トルク変換器 |
| JP2003028739A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-29 | Kubota Corp | 駆動系 |
-
1984
- 1984-11-22 JP JP24608284A patent/JPS61127953A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4942771A (en) * | 1987-06-15 | 1990-07-24 | Nissan Motor Co., Ltd. | Magnetostriction type torque sensor |
| JPS643530A (en) * | 1987-06-26 | 1989-01-09 | Nissan Motor | Torque detector for vehicle |
| US4887461A (en) * | 1987-06-26 | 1989-12-19 | Nissan Motor Co., Ltd | Magnetostriction type torque sensor |
| JP2002156296A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-05-31 | Abb Ab | トルク変換器 |
| JP2003028739A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-29 | Kubota Corp | 駆動系 |
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