JPH04120374U - 加速度計 - Google Patents

加速度計

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JPH04120374U
JPH04120374U JP1991025018U JP2501891U JPH04120374U JP H04120374 U JPH04120374 U JP H04120374U JP 1991025018 U JP1991025018 U JP 1991025018U JP 2501891 U JP2501891 U JP 2501891U JP H04120374 U JPH04120374 U JP H04120374U
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JP
Japan
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mounting base
flange
cylindrical
accelerometer
cylindrical part
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JP1991025018U
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英俊 川内
暁 新野
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日本航空電子工業株式会社
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P1/00Details of instruments
    • G01P1/02Housings
    • G01P1/023Housings for acceleration measuring devices

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度変化による熱応力や衝撃の影響をセンサ
部が受けず、加速度を正確に測定でき、また再現性よく
取付け台に取り付けることができる。 【構成】 外枠支持体22を円筒部23とフランジ24
とで構成し、円筒部23の外周にフランジ24と接して
軸方向の長さが短かい位置決め部27を形成する。フラ
ンジ24の位置に対し、軸心方向Aにおいて離隔して設
けた固定用リング26により円筒部23の内周面と円筒
状のセンサ部21の外周面を固定する。この加速度計2
0は、取付け台16の円形孔17に円筒部23を挿入
し、フランジ24を取付け台16に対接して取付け台1
6に取付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はセンサ部が外枠支持体に支持される構造の加速度計に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
加速度を検出または測定しようとする物体に取付けられる加速度計は、一般に 円筒状の外枠支持体内にセンサ部が収容、支持されて構成されている。図3はこ の種の加速度計10の構成を示したものである。円筒状の外形をなすセンサ部1 1は一対の磁石構造体とそれらの間に配置されるフラッパ等により構成されてお り、その軸心方向Aに印加される加速度が測定される。外枠支持体12は円筒部 13とその外周に一体に取付けられたフランジ14とよりなり、円筒部13内に センサ部11が同軸心的に収容されている。円筒部13の内周面とセンサ部11 の外周面との間には所定の間隙が設けられ、固定用リング15を介して両者が固 定されている。
【0003】 このように構成された加速度計10は、それを取付けるべき物体、即ち取付け 台16に形成された円形孔17に円筒部13が挿入され、フランジ14が取付け 台16に当接され、ねじ止めされて取付け台16に取付けられる。 ところで、取付け台16が激しい温度変化を受ける環境にさらされると、取付 け台16を構成する素材と加速度計10の外枠支持体12との間に、熱膨張係数 の差異に起因する熱応力が発生する。従来の加速度計10はこの熱応力がセンサ 部11に伝達され、センサ部11の作動が悪影響を受けることがないように配慮 されている。
【0004】 つまり、図3に示されているようにセンサ部11を外枠支持体12に固定する 固定用リング15が、外枠支持体12のフランジ14の位置に対し、軸心方向A に離隔して設けられているため、取付け台16とフランジ14との間に発生する 熱応力は直接センサ部11に伝達されず、図4に示すように、外枠支持体12の 円筒部13で吸収されていた。
【0005】 また、加速度計10を精度よく取付け台16へ取付けるために、取付け台16 の円形孔17の内面と加速度計10の円筒部13の外周との間隔G1 は円筒部1 3が円形孔17に挿入可能な範囲で極力小さく設定されていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、この種の加速度計10は加速度の測定において環境温度の影 響を受けないように構成されている。 一方、例えばオイルドリリング等においてドリルに印加される重力加速度(傾 斜)を測定するために加速度計が使用されているが、取付け台16が大きな衝撃 を受けるこのような環境では、従来の加速度計10はその衝撃により破壊されや すいという欠点がある。即ち、加速度計10はフランジ14により、取付け台1 6に懸吊されるように取付けられているため、今、センサ部11の軸心方向Aと 垂直な方向Bに衝撃が印加されたとすると、その衝撃加速度が小さい場合には、 上述の熱応力の吸収と同様に、外枠支持体12の円筒部13によりその加速度が 減衰されるが、衝撃加速度が大きい場合には、円形孔17と円筒部13との間隔 G1 が小さいため、図5に示すように円筒部13が取付け台16に接触し、その 衝突により2次衝撃が発生し、これがセンサ部11に伝達され、センサ部11が 破壊される可能性がある。
【0007】 衝突による2次衝撃は取付け台16への印加衝撃加速度に比べ、その方向が複 雑であり、また連続的に衝撃加速度が印加され、連続的に2次衝撃が発生して加 速度が重畳される場合には、2次衝撃加速度は印加衝撃加速度よりも大きなもの となる。 ところで、円形孔17と円筒部13との間隔G1 を広くすることにより、衝撃 加速度による円筒部13と取付け台16との衝突を回避することが考えられる。 しかし、この場合には加速度計10の取付け台16への取付け精度が悪くなり、 取付け台16の取付け面18を加工上完全な平面とすることは困難なため、測定 すべき加速度の方向に対し、センサ部11の軸心方向Aが、加速度計10の取付 け、取りはずしを繰返し行うたびに変動し、つまり加速度計10の取付け姿勢の 再現性が悪くなり、加速度の測定を正確に行うことができなくなる。
【0008】 この考案の目的はこのような従来の欠点に鑑み、環境温度の影響を受けず、か つ大きな衝撃を受けても加速度計が取付け台に衝突せず、つまり2次衝撃が発生 せず、さらに取付け、取りはずしを繰返し行う使用方法においても取付け姿勢の 再現性に優れた加速度計を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は、外周が円筒状のセンサ部を、これと同軸心の円筒状外枠支持体内 に支持し、その外枠支持体を円筒部とその外周に一体に取付けられたフランジと で構成し、取付け台の円形孔に円筒部が挿入され、フランジの一端面が取付け台 に対接されて取付け台に取付けられるようにし、フランジの位置に対し、軸心方 向においてなるべくずらして設けられた固定用リングを介して円筒部内周面とセ ンサ部外周面とを固定した加速度計において、円筒部の外周にフランジと接して 径が大とされた位置決め部を形成し、その位置決め部の軸方向の長さをその位置 決め部と固定用リングとの間隔より小としたものである。
【0010】
【作用】
上記のように構成されたこの考案では、従来の加速度計と同様に取付け台とフ ランジとの間に発生する熱応力は円筒部で吸収され、また円筒部の位置決め部以 外の径は位置決め部の径より小さくされているため衝撃による円筒部の取付け台 への接触が回避され、さらに位置決め部により従来の加速度計と同様に取付け台 に精度よく、即ち再現性よく取付けられる。
【0011】
【実施例】
次に、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。図1はこの考案による 加速度計20が取付け台16に取付けられている状態を示す図である。公知の構 成よりなるセンサ部21はその外周が円筒状であり、これと同軸心の円筒状外枠 支持体22の内部に支持されている。外枠支持体22は円筒部23とその一端に おいてその外周に一体に取付けられたフランジ24とにより構成されている。円 筒部23の、フランジ24が取付けられている一端は開口状態とされ、他端には 蓋が形成されている。
【0012】 加速度計20の取付け台16への取付けは、取付け台16に形成された円形孔 17に円筒部23が挿入され、フランジ24の一端面が取付け台16の取付け面 18に対接され、フランジ24の円周上に形成された複数の取付け穴にねじ25 を配し、ねじ止めすることにより行われる。 円筒部23の内周面とセンサ部21の外周面との間には所定の間隙が設けられ ており、両者は固定用リング26を介して固定されている。なお、固定用リング 26はフランジ24の位置に対し、軸心方向Aに離隔して設けられている。
【0013】 円筒部23の外周にはフランジ24と接して位置決め部27が形成されており 、その外径は円筒部23の外径より大とされている。位置決め部27の軸心方向 Aの長さL1 は、円形孔17に対して加速度計20を位置決め可能な範囲でなる べく短かくされている。また、加速度計20の取付け台16への取付け精度を良 くするため、位置決め部27の外周と円形孔17の内面との間隔G2 はなるべく 小さくされている。
【0014】 位置決め部27と固定用リング26との間における円筒部23の厚さTは、熱 応力によるフランジ24の径方向における変位が固定用リング26に伝達される のを防止できるように選定されている。そして、円筒部23の外周と円形孔17 の内面との間隔G3 は、予測される径方向Bの最大衝撃で、円筒部23が円形孔 17と接触しないように選定されている。
【0015】 この実施例によれば、温度変化の激しい環境において、取付け台16とフラン ジ24との間に発生する熱応力は、円筒部23で吸収されるためセンサ部21へ は伝達されず、また大きな衝撃が取付け台16に印加される環境においても図2 に示すように円筒部23が取付け台16に接触しないため2次衝撃が発生しない 。
【0016】 さらに、円筒部23の外周に位置決め部27を設けたことにより、加速度計2 0を精度よく取付け台16に取付けることができる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の加速度計によれば環境温度や衝撃の影響を受 けることなく、加速度を正確に測定することができる。また、加速度計の取付け 姿勢の再現性が優れているため、加速度計の取付け台への取付け、取りはずしを 繰り返し行う使用方法においても、測定すべき加速度の方向に対し、加速度計の 軸心方向が変動せず、加速度の測定を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による加速度計の一実施例が取付け台
に取付けられている状態を示す縦断面略図。
【図2】この考案による加速度計の一実施例に衝撃加速
度が印加された状態を説明する図。
【図3】従来の加速度計が取付け台に取付けられている
状態を示す縦断面略図。
【図4】従来の加速度計の熱応力の吸収効果を説明する
図。
【図5】従来の加速度計に衝撃加速度が印加された状態
を説明する図。
【符合の説明】
16 取付け台 17 円形孔 20 加速度計 21 センサ部 22 外枠支持体 23 円筒部 24 フランジ 26 固定用リング 27 位置決め部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周が円筒状のセンサ部が、これと同軸
    心の円筒状外枠支持体内に支持され、その外枠支持体は
    円筒部とその外周に一体に取付けられたフランジとより
    なり、取付け台の円形孔に上記円筒部が挿入され、上記
    フランジの一端面が上記取付け台に対接されてその取付
    け台に取付けられるようになされ、上記フランジの位置
    に対し、軸心方向においてなるべくずらして設けられた
    固定用リングを介して上記円筒部内周面と上記センサ部
    外周面とが固定された加速度計において、上記円筒部の
    外周に上記フランジと接して径が大とされた位置決め部
    が形成され、その位置決め部の軸心方向の長さはその位
    置決め部と上記固定用リングとの間隔より小とされてい
    ることを特徴とする加速度計。
JP1991025018U 1991-04-15 1991-04-15 加速度計 Expired - Lifetime JPH088453Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991025018U JPH088453Y2 (ja) 1991-04-15 1991-04-15 加速度計
US07/863,969 US5265471A (en) 1991-04-15 1992-04-06 Sensor supporting structure for an accelerometer
DE69201586T DE69201586T2 (de) 1991-04-15 1992-04-10 Messaufnehmerhalterung für Beschleunigungsmesser.
EP92106258A EP0509416B1 (en) 1991-04-15 1992-04-10 Sensor supporting structure for an accelerometer

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JPH04120374U true JPH04120374U (ja) 1992-10-28
JPH088453Y2 JPH088453Y2 (ja) 1996-03-06

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ID=12154173

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EP (1) EP0509416B1 (ja)
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Also Published As

Publication number Publication date
EP0509416A1 (en) 1992-10-21
DE69201586D1 (de) 1995-04-13
US5265471A (en) 1993-11-30
EP0509416B1 (en) 1995-03-08
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DE69201586T2 (de) 1995-08-24

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