JPS61127249A

JPS61127249A - デ−タ転送方式

Info

Publication number: JPS61127249A
Application number: JP24892684A
Authority: JP
Inventors: Yuuhei Ishi; 石　侑平
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1984-11-26
Filing date: 1984-11-26
Publication date: 1986-06-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ループ状ネットワークのデータ転送方式に関
する。特に、ループ状に接続された複数のノードを備え
たネットワークにおいて、通信路とは独立に設けられた
データ転送制御回路によりデータ転送を行う方式に関す
・るものである。

〔従来の技術〕・ローカルエリアネットワークその他の限られた地域を対
象とするネットワークでは、構造および方式が比較的簡
単なスター型ネットワーク、ループ型ネットワーク、バ
ス型ネットワークおよびリング型ネットワーク等が用い
られる。いずれの形態のネットワークにおいても、各ノ
ード間でデータ転送を行う場合には、通信文の中に宛先
とデータを含め、宛先で指定されたノードが通信文を受
信するか、または各ノード共通に定められた共通宛先を
含む通信文の場合には全ノードがこれを受信する。

スター型ネットワークおよびループ型ネットワークにお
いては、通信文は一度ネットワーク制御回路に集められ
てから、各ノードに転送される。

一方、バス型ネットワークやリング型ネットワークでは
、特別なネットワーク制御回路を持たず各々のノードに
おいてデータ入出力を管理する。

従来の方式による代表的なデータ転送制御について概略
を説明する。バス型ネットワークでは、送信したいデー
タをバス上へデータを送信可能がどうかを調べるために
、一旦受信モードになって受信動作を行い、バス上に通
信文が走っているかチェックする。もし通信文が走って
いたら受信動作を続行し、通信文の送出源ノードが送出
を止めるのを待つ。送出信号がなくなったことを検出す
ると、自分の持つ送信データをバス上に送信する。

バスは各ノードに対してワイヤードオアの論理で結合さ
れる。したがって送信動作に移ったノードが二つ以上あ
ると、バス上の信号は衝突して正しい信号が伝送できな
くなる。このためバス上の信号が送信した信号と同一か
どうかを検出し、同一であれば送出したデータは通信文
として正しくバスに伝送されたものとする。このときそ
の送信ノードが送出したデータは宛先に確かに受信され
たと見做せる。また同一でなければ衝突があったとし、
送信をやりなおす手順を繰返す、受信モードになってい
るノードはバス上の通信文の中から、自分宛であり、か
つ正しいもののみを拾出す。さらに、このようなデータ
転送が行われる度に、データ列全体が正しく宛先に送ら
れたかどうかの確認（ＡＣＫ）は、別途定められた手順
により伝送されなければならない。

また、ループ型ネットワークではネットワークを構成す
るノードのうちの一つが、ネットワーク全体のデータ転
送制御を行う。このノードは、データ転送制御を行う指
令文をループ上に送出し、他のノードはこの指令文を一
度受信し、あらかじめ定められた手順に従って自分の持
つ送信データを送出する。

またリング型ネットワークでは、ある固定長のスロット
がループ上を巡回し、空いているスロットに各ノードが
独自に通信文を乗せることができる。受信モードになっ
ているノードは、ループ上を巡回している通信文の中か
ら、自分宛のものを出す。

〔参考文献〕

（１）　　　ロａｔａ　　Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ
ｓ　　／Ｄｅｃｅｍｂｅｒ　　１９８０　　＋Ｌｏｃａ
ｌ　ｎｅｔｗｏｒｋ’ｓ　ｃｏｎｓｅｎｓｕｓＨ旧ｇｈ
　５ｐｅｅｄ　％ｆ２）　　　　Ｄａｔｅ　　Ｃｏｍｍ
ｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ　　／Ｄｅｃｅｍｂｅｒ　　１９
８１　　。

Ｔｈｅ　ｍａｎｙ　ｆａｃｅｓ　　ｏｆ　１ｏｃａｌ　
ｎｅｔｗｏｒｋｉｎｇ　。

（３）パケット交換技術とその応用、電子通信学会、山
内正体、〔発明が解決しようとする問題点〕しかし、このような従来のデータ転送制御方式では、ご
くせまい範囲で、高速のデータ転送速度で使用される場
合には、各ノードにおける各種の処理時間、たとえば通
信文に含まれる宛先か自分宛かどうかの照合に要する時
間、衝突検出に要する時間および衝突検出後の処理に要
する時間などがデータ列の時間に比べて無視できなくな
り、効率の良いデータ転送ができない欠点があった。

本発明は上記の欠点を解決するもので、転送データに宛
先情報を含ませる処理および各ノードが宛先照合をする
処理等の送受信制御を行う必要がなく各ノードが受信し
たデータはすべてそのノードで処理すべきデータである
と定義でき、受信処理が迅速に行われ、毎回のデータ転
送がネットワークにとって最適に順序制御され、データ
転送の失敗がな（効率の良いデータ転送ができるデータ
転送方式を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、ループ状の通信路を介して接続された複数の
ノードを備え、この複数のノードには、データ転送要求
を示すデータ転送要求信号を送出する手段と、転送先を
示す転送データ種別情報信号を送出する手段とを含むネ
ットワークのデータ転送方式において、上記通信路とは
独立にデータ転送の制御を行うひとつのデータ転送制御
回路を設け、上記データ転送制御回路には、上記データ
転送要求信号を受信する第一の手段と、この第一の手段
の出力信号により所定のテーブルを基に優先順位を決定
し唯一のノードに送信権を与える第二の手段と、上記転
送データ種別情報信号を受信する第三の手段と、この第
三の手段と上記第二の手段との出力信号により上記所定
のテーブルを基に受信すべきノードを選択する第四の手
段とを含むことを特徴とする。

〔作用〕

本発明は、通信路とは独立に設けられたデータ転送制御
回路の第一の手段で二つ以上のノードからデータ転送要
求を受信した場合に、第二の手段で所定のテーブルを基
に優先順位を決定して、一つのノードに送信権を与え、
第二の手段で送信を与えたノードおよびこのノードから
第三の手段で受信した転送データ種別情報に応じて、所
定のテーブルを基に受信すべきノードを選択してネット
ワークを構成する。したがって、各ノードで送受信制御
を行う必要がなく、受信処理を迅速に行いかつ毎回の転
送が最適に順序制御することができる。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明一実施例データ転送装置のブロック構成
図である。第１図において、通信路ｌを介してＮ個（Ｎ
は１以上の整数）のノード１００Ｉ〜１００Ｎがループ
状に接続される。ここで本発明の特徴とするところは、
一点鎖線で囲むデータ転送制御部分である。すなわち。

ノード１００Ｉ〜１００Ｎはデータ転送制御回路２００
に通信路ｌとは独立に接続される。ノード１００が送信
す＾きデータを持ったときに、ノード１００からデータ
転送要求信号Ｓ、および自分が送信するデータのタイプ
を示す転送データ種別情報信号Ｓ２がデコーダ転送制御
回路２００に接続される。デコーダ転送制御回路２００
ではデータ転送要求信号Ｓ、および転送データ種別情報
信号Ｓ２から所定のテーブルに基づく優先順位に従って
、唯一の送信ノード１００が決められ、データ転送制御
回路２００からその唯一のノード１００に対してのみ「
１」　（送信モード指示）でその他のノード１００に対
してはｒ　ＯＪ−（受信モード指示）の８本の動作モー
ド指定信号Ｓ、が各ノード１００に接続される。

また「１」がノード１００を通信路βから切離し、「０
」がノード１００を通信路βに接続する通信路迂回指示
信号Ｓ４が所定のテーブルに基づいてデータ転送制御回
路２００から各ノード１００にそれぞれ接続される。さ
らに、ノード１００から「１」が動作可能を示し「０」
が動作不可能を示す動作可能状態信号Ｓ、がデータ転送
制御回路２００に接続される。送信ノードとその転送デ
ータ種別情報信号Ｓ２からあらかじめ定められたテーブ
ルに基づいてネットワークを構成するノード１００から
の動作可能状態信号Ｓ、がすべて「１」となると、デー
タ転送制御回路２００から動作モード切換タイミング信
号Ｓｂが各ノードに接続され、ネットワークが再構成さ
れる。受信ノードとして指定されたノードは受信モード
にセットされ、唯一の送信ノードとして指定されたノー
ドは送信ノードとしてセットされ、動作を始める。

送信ノードとして指定されたノードは自分の持っていた
データを送信すると同時に自分のデータ転送要求信号Ｓ
Ｉを「１」から「０」にリセットする。また、転送デー
タ種別情報信号Ｓ２をリセットする。データ転送要求が
競合している場合には、上述の動作が引続き行われ、全
てのノード１００のデータ転送要求信号Ｓ１が「０」に
なるまでデータ転送が継続される。

このような構成のデータ転送装置の動作について説明す
る。第１図に示す信号について説明する。

動作モード指定信号Ｓ、ｌと、動作モード切換タイミン
グ信号Ｓ６は組となって働き、動作モード指定信号Ｓ、
がｒｌＪのときには、動作モード切換タイミング信号Ｓ
６がノード１００に与えられると、ノード１００は送信
モードとなり、自分の送出バッファにそのとき持ってる
データをすべて通信文として通信ｖＡ！に送出する。一
方、動作モード指定信号Ｓ３がｒＯＪのときには、動作
モード切換タイミング信号Ｓ、がノード１００に与えら
れると、ノード１００は受信モードになり、その後に、
そのノード１００の入力端に供給された信号を自分の受
信バッファに取込むと同時に、後方ノードへ転送する。

ノード１００が自分の送信バッファに送信すべきデータ
を持ったときには、データ転送制御回路２００に対して
、データ転送要求信号Ｓ１と転送データ種別情報信号Ｓ
２とを送出する。双方の信号とも、ノード１００のデー
タ転送要求が受付られるまで状態を保持する。

転送データ種別情報信号Ｓ２は、自分が送信しようとす
るデータのタイプを示す情報で、データ転送制御回路２
００はこの情報を見れば、あらかしめ保有しているテー
ブルにより、送信データの宛先を知ることができる。

動作可能状態信号Ｓ、は、ノード１００がデータの送信
または受信ができるか否かを示す信号で、「１」のとき
には動作可能、「０」のときには不可能であることを意
味する。

通信路迂回指示信号Ｓ４の働きについて第２図を用いて
説明する。第２図は本発明のデータ転送装置の各ノード
の通信路迂回制御を示すブロック構成図である。各々の
ノード１００において、３個のスイッチ回路１１１　、
１１２．１２３は互いに連動しており、ネットワークと
は独立に設けられたデータ転送制御回路２００から供給
される通信路迂回指示信号Ｓ４が「１」のときは、同時
にスイッチ回路１１１．１１２が共に「オフ」となり、
またスイッチ回路１１３が「オン」となつてこのノード
１００は通信路Ｅから完全に切り離される。また通信路
迂回指示信号Ｓ４が「０」のときは、同時にスイッチ回
路１１１　、１１２が共にＥオン」となり、またスイッ
チ回路１１３が「オフ」となってこのノード１００は通
信路２に接続される。第２図では、ノード番号１００１
．１００．は通信路ｌに接続された状態になっており、
ノードｉｏｏ□、１００１．１００８は通信路ｌから切
離された状態になっている。通信路迂回指示信号Ｓ４を
送出してデータ転送制御回路２００は自由にネットワー
クを構成することができる。

第３図は本発明のデータ転送装置のデータ転送制御回路
のブロック構成図である。第３図を参照して、本発明の
データ転送制御回路の動作について説明する。各ノード
１００から供給されるデータ転送要求信号Ｓ、は、ラッ
チ回路２１１およびオアゲート２１２に接続されている
。オアゲート２１２の出力信号ＳＩＯはアンドゲート２
１３に導かれており、このアンドゲート２１３へはデー
タ転送要求信号Ｓｌの変化する最小間隔より十分せまい
周期を持つクロック信号ＣＬが導かれている。ネットワ
ークを構成するいずれかのノード１００からデータ転送
要求信号Ｓ、が「１」となりオアゲート２１２に与えら
れると、オアゲート２１２の出力信号Ｓ１゜は「１」と
なり、クロック信号ＣＬとアンドゲート２１３とで論理
積がとられ出力信号Ｓ、が得られる。この出力信号Ｓｌ
ｌは同時にディレィ回路２１５、ランチ回路２１１およ
び各ノード１００から供給される転送データ種別情報信
号Ｓ２が導かれているランチ回路２１４に導かれ、ネッ
トワークにおける各ノード１００からのデータ転送要求
信号Ｓ１がラッチ回路２１４にラッチされる。ラッチ回
路２１１にラッチされたネットワークの各々の各ノード
１００のデータ転送要求状態情報信号Ｓｌ□は、優先順
位決定回路２１６に与えられて、あらかじめ書込まれて
でいる優先順位に従い唯一の送信ノード番号情報信号Ｓ
Ｉ３を出力する。この送信ノード番号情報信号ＳＩ３は
データ種別情報セレクタ２１７に導かれ、対応するノー
ド１００からの転送データ種別情報信号Ｓ２が選択され
出力信号５１４が得られる。優先順位決定回路２１６に
より決定された送信ノード番号情報信号ＳＩ３と、対応
する転送デー・夕種別情報信号Ｓ１４は、各ノード１０
０向けの動作モード指定信号生成回路２１８、通信路迂
回指示信号生成回路２１９およびデコード回路２２０に
導かれる。動作モード指定信号生成回路２１８からは与
えられた送信ノード番号情報信号５１３と対応するデコ
ーダ種別情報セレクタ２１７の出力信号Ｓｅ４を基に、
このノード１００に対する唯一の動作モード指定信号Ｓ
３のみが「１」　（送信モード指示）となるようなＮ本
の動作モード指定信号Ｓ３が出力される。また通信路迂
回指示信号生成回路２１９では与えられた送信ノード番
号情報信号ＳＩ３と対応するデコーダ種別情報セレクタ
２１７の出力信号Ｓ１４とを基に、あらかじめ準備され
ているテーブルにより特定ノードによってネットワーク
が構成されるようにＮ本の通信路迂回指示信号Ｓ４を生
成し出力する。またデコード回路２２０は与えられたノ
ード番号情報信号ｓ１３と対応するデータ種別情報セレ
クタ２１７の出力信号３１４を基に、あらかじめ定めら
れているテーブルによりネットワークを構成するノード
を求め、該当するノードからの動作可能状態信号ｓ５が
すべて「１」となったことをデコードするとデコード回
路２２０の出力信号ｓ１が「１」となる。この出力信号
Ｓ１１＋はアンドゲート２２１の一方の人力に導かれる
。またディレィ回路２１５の出力信号ＳＩＳは、う・ノ
チ回路２１１．２１４のトリガ信号を遅延させたもので
あり、バースト状のクロックである。

この出力信号ＳＩＳがアンドゲート２２１の他の入力に
導かれ、データ転送要求信号Ｓｌにより、ノード１００
が行おうとしているデコーダ転送にかかわるノード１０
０からの動作可能状態信号Ｓ、がずべて「１」となった
ときに、論理積条件が成立し動作モード切換タイミング
信号発生回路２２２にアンドゲート２２１の出力信号Ｓ
ｌ？がトリガ信号として与えられる。動作モード切換タ
イミング信号発生回路２２２の出力信号は各ノードに共
通に動作モード切換タイミング信号Ｓｈとして配送され
る。上記のようにこの動作モード切換タイミング信号Ｓ
ｈにより、受信ノードとして指定されたノード１００は
受信モードにセットされ、唯一の送信ノードとして指定
されたノード１００は送信ノードとしてセットされ動作
を始める。送信ノードとして指定されたノード１００は
、自分の持っていたデータを送信すると同時に自分のデ
ータ転送要求信号Ｓ、を「１」から「０」ヘリセントす
る。さらに、転送データ種別情報信号Ｓ２をリセットす
る。もしデータ転送要求が競合していた場合には、ラッ
チ回路２１１．２１４の状態が変化し、それに対応して
唯一の送信ノード番号情報信号ＳＩ３および転送データ
種別情報信号Ｓ＋４が選択され、同様の動作が行われて
データ転送要求信号Ｓ１がすべてｒＯＪになるまでデー
タ転送が継続される。

上述のように、本実施例では、通信路とは独立にデータ
転送制御回路を設け、データ転送制御をすることにより
、各ノードで送受信制御を行う必要がなく、受信処理を
迅速に行いかつ毎回の転送が最適に順序制御することが
できる。また、通信路とは独立のデータ転送制御回路を
設けることは簡単にできる。

〔発明の効果〕以上説明したように、本発明は、複数のループ状に接続
されたノードにより構成されるネットワークにおいて、
ひとつのデータ転送制御回路を設け、この制御回路で各
ノードに独立に発生するデータ転送要求および転送デー
タ種別情報を受は付け、あらかじめ定められた優先順位
に従い、唯一の送信ノードを決定し、このノードの転送
データ種別情報を基に、関連するノードのみを選択して
ネットワークを再構成した後に、このノードにデータ転
送を許可することにより、通信文の中に宛先情報を含ま
せる必要がなくなり、各ノードが宛先照合に要する時間
、通信文が全ノードを通過する遅延時間、および衝突検
出などに要する時間を必要としない効率の良いデータ転
送を可能にする優れた効果がある。特に一つの装置内に
多数のプロセッサが設けられ、それらが各々ノードとし
てデータ転送を行うことにより、装置全体の機能を実現
するように構成されるネットワークにおいては伝送ルー
プとは独立の制御回路を簡単に設けることができ、非常
に大きな効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例データ転送装置のブロック構成
図。第２図は本発明のデータ転送装置の各ノードの通信路迂
回制御を示すブロック構成図。第３図は本発明のデータ転送装置のデータ転送制御回路
のブロック構成図。１００・・・ノード、１１１．１１２．１１３・・・ス
イッチ回路、２００・・・データ転送制御回路、２１１
．２１４・・・ランチ回路、２１２・・・オアゲート、
２１３．２２１・・・アンドゲート、２１５・・・ディ
レィ回路、２１６・・・優先順位決定回路、２１７・・
・データ種別情報セレクタ、２１８・・・動作モード指
定信号生成回路、２１９・・・通信路迂回指示信号生成
回路、２２０・・・デコード回路、２２２・・・動作モ
ード切換タイミング信号発生回路、ＣＬ・・・クロック
信号、！・・・通信路、Ｓ、・・・データ転送要求信号
、Ｓ２・・・転送データ種別情報信号、ｓ３・・・動作
モード指定信号、Ｓ４・・・通信路迂回指示信号、Ｓｓ
・・・動作可能状態信号、Ｓｈ・・・動作モード切換タ
イミング信号、Ｓ、。・・・オアゲー）　（２１２）の
出力信号、Ｓｌｌ・・・アンドゲート（２１３）の出力
信号、ＳＩ２・・・データ転送要求状態情報信号、Ｓ＋
３・・・送信ノード番号情報信号、ＳＩ４・・・データ
種別情報セレクタ（２１７）の出力信号、Ｓ＋５・・・
ディレィ回路（２１７）の出力信号、Ｓ１６・・・デコ
ード回路（２２０）の出力信号、Ｓ＋７・・・アンドゲ
ート（２２１）の出力信号。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ループ状の通信路を介して接続された複数のノー
ドを備え、この複数のノードには、データ転送要求を示すデータ転送要求信号を送出する手
段と、転送先を示す転送データ種別情報信号を送出する手段とを含むネットワークのデータ転送方式において、上記通
信路とは独立にデータ転送の制御を行うひとつのデータ
転送制御回路を設け、上記データ転送制御回路には、上記データ転送要求信号を受信する第一の手段と、この第一の手段の出力信号により所定のテーブルを基に
優先順位を決定し唯一のノードに送信権を与える第二の
手段と、上記転送データ種別情報信号を受信する第三の手段と、この第三の手段と上記第二の手段との出力信号により上
記所定のテーブルを基に受信すべきノードを選択する第
四の手段とを含むことを特徴とするデータ転送方式。