JPS61127065A - デ−タ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、データのアクセスを規制する暗証コードが予
め設定されたメモリチップ等の記憶手段とデータを制御
するマイクロプロセッサチップ等の制御手段とを備えた
、例えばＩＣカードのような媒体と、少なくとも外部か
らのデータを入力するキーボード等の入力手段と入力さ
れたデータを制御するＣＰＵ等の制御手段とを備え１＝
アクセス装置とからなるデータ処理装置に関する。

［発明の技術的背景コ 近年、銀行業務や各種サービス業務にお１）る情報処理
の能率を向上させる目的で］Ｃカードと呼ばれるデータ
カードが開発された。

このＩＣカードは、カード基材の内部にメモリ　　　′
チップおよびマイクロプロしッサチップを実装し、例え
ばキャッシュディスベン１すのような専用アクセス装置
に接続して多数のデータのれ出しおよび書込みができる
ように構成されている。

ところで、このＩＣカードには、不正１史用を防ぐだめ
の明証コードが予め設定されており、データの読出しお
よび書込みを行なう場合には、その指令データに先だっ
て入力される暗証コードをＩＣカードに設定されている
暗証コードと合致させなければならない。

［背景技術の問題点］ しかしながら、上述したようなデータ処理装置において
は、ＩＣカードと専用アクセス装置との間のデータの伝
送が比較的低速で行なわれるため、最初に暗証コードが
キーボードから入力されたとき、予め設定されている暗
証コードとの合致が確認されるまでの間、アクセス装置
が閉鎖状態となり、この間に入力されるデータのアクセ
ス要求等の指令データはすべて無効になるので、指令デ
ータの入力は暗証コードの合致が確認されてアクセス装
置が開放状態になってから行なわなければならない。そ
の結果、オペレータが不要な待機を強要されているとい
う問題があった。

［発明の目的コ 本発明は上述したような事情によりなされたもので、デ
ータのアクセスを規制する明証コードが予め設定された
記憶手段とこのデータを制御する制御手段とを備えた媒
体と、外部からのデータを入力する入力手段と入力され
たデータを制御する制御手段とを備えたアクセス装置と
からなるデータ処理装置において、暗証コードの合致が
確認される以前においても指令コードの入力が可能でオ
ペレータに不要な待機を強要しないデータ処理装置の提
供を目的としている。

［発明の概要１ づ−なりち本発明のデータ処理装置は、データのアクセ
スを規制する暗証コードが予め設定されている記憶手段
と前記データをｆ、１１　ＷＪする第１の制御手段とを
備えた媒体と、外部からのデータを入力する入力手段と
入力されたデータを制御する第２の制御手段とを備えた
アクセス装置とからなるデータ処理装置にＪ３いて、前
記第１の制御手段と前記第２の制御手段との間に暫定記
憶手段が設けられ、前記入力手段から前記第２の制御手
段に対して、前記データのアクセスを行なわせる指令デ
ータおよびｌｌａ証コードが共に入力されたとき、前記
指令データが前記暫定記憶手段に一旦保存される一方、
前記暗証コードが前記第１のａｉｌｌｌ１１手段に出力
されて前記記憶手段に設定されている暗証コードと照合
され、両暗証コードが合致していたとき、前記暫定記憶
手段に保存されている指令データが前記第１の制御手段
に出力されることを特徴としている。

［発明の実施例］ 以下本発明の実施例の詳細を図面に塁づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。

同図において点線ＡはＩＣカード側の構成を示し、点線
Ｂはアクセス装置側の構成を示している。

そして１は予め暗証コードが設定されているメモリ、２
は暗証コードの照合およびメモリ１に対するデータのア
クセスを行、なうマイクロプロセッサ、３は後述するバ
ッフ１．４は【Ｃカードのメモリ１から読出したデータ
を一旦保存づ゛るメモリ、５はＣＰｔＪ、６はキーボー
ド等の入力装置、さらに７はアクセス装置と接続されて
データの集中管理を行なう１」ＯＳ　Ｔを示している。

第２図はアクセス装置およびＩＣカードにおいて実行さ
れる動作を示す流れ図である。

同図に基づいて本実施例のデータ処理装置の動作を説明
する。なお同図における点線矢印は、アクセス装置とＩ
Ｃカードとの間でのデータの転送を表わしている。

本実施例のデータ処理装置においては、オペレータから
のＩＣカードに対するアクセスはすべてアクセス装置を
介して行なわれる。

また【Ｃカードに対し何らかの意味をもったデータを入
力する場合には、オペレータはアクセス装置にデータ入
力コマンドを与え、どの種のデータをＩＣカードに転送
したいかを指示しなければならない。

まず、アクセス装置のＣＰＵ５にデータ入力コマンドが
与えられると（ステップａ＞、ＣＰＵ５はこのデータ入
力コマンドの内容を判…ｉし、これがｌ１ｉｌ証コード
の入力動作を指示していた場合には、オペレータに対し
暗証コードの入力要求を発しくステップｂ〉、オベレニ
タから暗証コードを受取り（ステップＣ）、それをＩＣ
カードのマイクロプロセッサ２へ転送する（ステップｄ
）。

なお、システムの電源がＯＮになった時点では、マイク
ロプロセッサ２は暗証コード以外のデータ転送を受は付
けない状態になっている。

続いてＣＰ’（Ｊ　５はＩＣカード側のマイクロプロセ
ラ１す２による暗証コードの照合を待たず、直ちに次の
データ入力コマンドを受取りに行く（スートツブａに戻
る）。

一方、データ入力コマンドが暗証コードの入力動作以外
を指示していた場合には、ＣＰＵ５はマイクロプロセッ
サ２において暗証コードの照合動作が行なわれているか
否かにかわりな（、オペ１ノータに対し取引処理に必要
なデータの入力要求を発しくステップｅ）、オペ１ノー
クから取引処理に必要なデータを受取り（ステップｆ）
、ざらにこのデータをマイクロプロセッサ２での処理に
必要な形に変換した上でバッファ３にＪ）込む（ステッ
プＱ）。

バッファ３の内容は、マイクロプロセッサ２１ｆｉ暗証
コードの照合動作を完了しくステップｈ）、取引に必要
なデータを受付けられる状態になっていたら（ステップ
ｌ）、所定散毎にマイクロプロセッサ２に転送される（
ステップｊ）が、これ以外の場合、例えば、暗証コード
が合致していなかった場合等には、そのままの状態で保
持され、ＣＰｔＪ５が次のデータ入力コマンドを受取り
に行く（ステップａに戻る）。

マイクロプロセッサ２は一つのデータを受は取ると、一
旦他のデータの入力を受付けない状態になり（ステップ
ｋ）、この状態を保ちつつ、データの処理を行なう（ス
テップ１〉。

上述したようにＩＣカードのマイクロプロセッサ２は０
１証コードの合致が確認されて初めて、取引データ転送
可の状態になり、その段階でバッフ？３から処理に必要
なデータを受取り、それに対応した動作を行なうように
されているが、バッファ３が５旧ｌられていることによ
り、アクセス装置のＣＰｔＪ５に対するデータの入力は
マイクロブ［ＩＵツザ２の動作に係わりなく行なうこと
ができろ。

従って、暗証コードと一般データとの入力順序の７！１
２副もなくなる。

［発明の効果］ 以−り説明したように本発明のデータ処理装置では、デ
ータのアクセスを行なわせる指令データＪ３よび暗証コ
ードが共に入力されたとき、指令データが暫定記憶手段
に一旦保存される一方、暗証コードが媒体の制御手段に
出力されて媒体の記憶手段に設定されている暗証コード
と照合され、両暗証コードが合致していたとき、暫定記
憶手段に保存されている指令データが媒体の制御手段に
出力されるので、媒体の制御手段が暗証コードの合致を
確認している間でも、オペレータを待機させることがな
く、データの処Ｆｌ！能率を大幅に向上さけることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図はその動ＩＹの状態を示す流れ図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）データのアクセスを規制する暗証コードが予め設
   定されている記憶手段と前記データを制御する第１の制
   御手段とを備えた媒体と、外部からのデータを入力する
   入力手段と入力されたデータを制御する第２の制御手段
   とを備えたアクセス装置とからなるデータ処理装置にお
   いて、前記第１の制御手段と前記第２の制御手段との間
   に暫定記憶手段が設けられ、前記入力手段から前記第２
   の制御手段に対して、前記データのアクセスを行なわせ
   る指令データおよび暗証コードが共に入力されたとき、
   前記指令データが前記暫定記憶手段に一旦保存される一
   方、前記暗証コードが前記第１の制御手段に出力されて
   前記記憶手段に設定されている暗証コードと照合され、
   両暗証コードが合致していたとき、前記暫定記憶手段に
   保存されている指令データが前記第１の制御手段に出力
   されることを特徴とするデータ処理装置。