JPS61126264A - 畳表の加工修繕方法 - Google Patents

畳表の加工修繕方法

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JPS61126264A
JPS61126264A JP24749084A JP24749084A JPS61126264A JP S61126264 A JPS61126264 A JP S61126264A JP 24749084 A JP24749084 A JP 24749084A JP 24749084 A JP24749084 A JP 24749084A JP S61126264 A JPS61126264 A JP S61126264A
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JP
Japan
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tatami
cut
repairing
cyanoacrylate
adhesive
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良一 大塚
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Alpha Technical Research Co
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Alpha Giken KK
Alpha Technical Research Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は1畳表を加工または修繕する方法に関し、特に
その際、経緯の畳表組織のほつれを防止する方法に関す
るものである。
従来の技術 畳は、畳表、畳縁および畳床よりなる0畳表は、イまた
はシチトウイを緯とし、タイマ、チ1、マ、ポウマ等の
麻糸を経として織製することにより作製される。畳縁と
しては、綿、麻、絹などでできた布が用いられ、縁の下
地として半紙や新聞紙で裏打ちをした同色の色紙が使用
される。畳床は、わらを縦横に交互に重ねたものを圧搾
して麻糸で無数に刺すことにより作製される。
このうち畳表は、畳の表面に現われるため最も目立つも
のであるが、従来1畳表の織製時の端部のほつれ止め加
工、半畳にするための裁断とそのほつれII−、め加工
、斜め裁断とそのほつれ止め加工などの各種の加工、お
よび擦り傷、切り傷、突き傷、腐敗などを生じた部分の
修繕は、熟練した職人により、経糸である麻糸の結び自
処理、麻糸による裁断部近くの仮縫い、千枚通しによる
畳表の押さえ、裏返しなどの手段を施すことにより行わ
れていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、丘記従来の畳表の加工および修繕は、次
のような種々の問題点を含んでいた。
まず、畳表の織製にあたっては、1畳分の畳表を織製し
たと5.織製した畳表の端部から緯としてのイが次々と
ほつれてくるのを防止するため、端部から出ている麻糸
を結ぶ必要があったが、この麻糸の結び目処理は、自動
機であれば問題はないものの5手作業の場合は非常に手
間のかかるものであった。
特に1畳の畳表から半畳の畳表を作るときは、所定の寸
法に裁断後、端部の緯としてのイを数センチメートル除
去してから経糸としての麻糸を結ばなければならないた
め、イの除去作業および麻糸の結び自処理作業にはなは
だ手間がかかる上、1畳分の畳表から2枚の半畳の畳表
をとることができず、半端な部分が無駄になるという不
利があった。
また、畳表を斜めに裁断するときは、経糸である麻糸が
切断されてしまうだけでなく、上記半畳の畳表作製のと
きのようなイの除去ができないため、畳表の裁断面近く
を手作業により仮縫いしてほつれ止めをするか、あるい
は予め畳床に畳表を載せた後、裁断面に沿って麻糸で畳
床に畳表の裁断面近くを縫いつける必要があったが、こ
のような方法は多大の手間がかかる上、最終的に裁断面
を畳縁で覆って畳を作製しても、長使用中畳表の端部か
らほつれを生ずることがあった。そのほか 畳庖丁によ
る畳表の斜め裁断は、熟練しない  ″と円滑にはでき
ないという問題もあった。
さらに、畳に家具の移動その他の原因により擦り傷、切
り傷、突き傷などをつけたときの修繕は、一旦畳表を畳
床からはずしてその傷口にガムテープを貼り、ガムテー
プ貼付面を裏側にして再度畳に加工し直していたが、こ
のようにすることは非常に手間がかかる上、修繕費もか
さみ、ざらにはそのように修繕してもその損傷個所がし
だい  1に広がっていくという問題点があった。また
、切り傷などの場合は、切り口からガムテープをざしこ
んで畳表のjI面に貼りつける方法も採用されるが、粘
着性を有するガムテープを切り口からさしこむことは容
易ではなく、しかもそのようにしても同様に損傷個所が
しだいに広がっていくことを免かれなかった。
ざらにまた、タバコによる畳表の焼はコゲや、本もれ等
による畳表の腐敗は、畳表の裏返しまたは取換えを行わ
なければならず、有効な部分修繕手段が見当らなかった
本発明は、このような従来の問題点を解決することを目
的としたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、 「畳表を加工または修繕するにあたり、織製端部、裁断
端部、損傷個所周辺などのほつれを起しやすい部分に、
シアノアクリレート系瞬間接着剤を含浸、硬化させるこ
とを特徴とする畳表の加工修繕方法。        
        」をその要旨とするものであり、これ
によりと記のような従来の問題点を一挙に解決するに至
った。
本発明においては、上記のように、シアノアクリレート
系瞬間接着剤を畳表の織製端部、裁断端部、損傷個所端
部などのほつれを起しやすい部分に含浸処理する。
シアノアクリレート系瞬間接着剤は、緯としてのイおよ
び経とじての麻糸への浸透性にすぐれているため、畳表
の片面側だけから含浸を行っても直ちに反対側の面にま
で浸透し、短時間で硬化してイおよび麻糸を接着し、は
つれを効果的に防止する。従って、経糸である麻糸の結
び目処理や畳表の裁断部近くの仮縫いが不要となる。し
かも含浸、硬化個所は風合および外観が変化しないので
、実用上何ら問題を生じない。なお、含浸、硬化個所は
若干硬くなるが、畳の端部であることが多いので何ら支
障とならないばかりか、むしろ畳縁取付は作業および畳
を床板上へ緊密に敷く作業が容易になるので好ましい。
畳表の損傷個所の修繕のときも、はつれ防上が図られる
だけでなく、損傷個所周辺が強化されるので、有利であ
る。
上記のようにして用いるシアノアクリレート系瞬lVl
接着剤は、粘度が2000 cps/ 25°C以下の
比較的低粘度のものを用いることが望ましい。粘度が2
000 cps/ 25°Cを越える場合は、イや麻糸
への浸透性が劣る上、含浸、硬化後に畳表の表面にてか
てかとした光沢が見られるようになって、畳独特のおち
ついた風合が損なわれる。特に好ましい粘度範囲は30
0 cps/ 25℃以ドである。
次に実施例をあげて、本発明の方法をざらに詳細に説明
する。
実  施  例 第1図は、畳表の一例を示した平面図であって、(1)
は緯としてのイ、(2)は経としての麻糸である。散点
で示した個所(a)、(b)。
(c)、(d)、(e)は、シアノアクリレート系瞬間
接着剤を含浸、硬化させた個所である。
良111 第1図中、下端のA−A&Iに相当する部分は畳表の織
製端部であり1通常は麻糸(2)に結び目を形成してイ
(1)のほつれを防止するが、本発明においては、散点
(a)で示したように、端部側に沿って数センチメート
ル巾にシアノアクリレート系瞬間接着剤を含浸、硬化さ
せることにより、はつれ防止のための麻糸(2)の結び
自処理が不要となる。
練111L1指 第1図中、B−B線は畳表を緯方向に裁断した場合であ
る。通常であれば裁断個所のイ(1)を適当中はぐして
、麻糸(2)を結び目加工することが必要となるが、本
発明においては、散点(b)で示したように、裁断線B
−Bに沿って数センチメートル巾にシアノアクリレート
系瞬間接着剤を含浸、硬化させることにより、はつれ防
止のための麻糸(2)の結び自処理が不要となる。また
、従来のように1畳の畳表を織製するたびに端部の麻糸
の結び自処理を行わないで、連続的に長尺の畳表を織製
し、必要なときに必要な長さに裁断することが可能にな
る。なお、シアノアクリレート系瞬間接着剤の含浸は、
緯方向裁断の前また !は後のいずれに行ってもよい、
第2図は上記接着剤含浸を緯方向裁断の前に行うときの
部分平面図を示したものであり、この場合は散点(b)
、(b)で示したように、上記接着剤の含浸を、裁断し
ようとする線の両側に行うことが望ましい。
圧立五皿JJ 第1図中、C−C線は畳表を斜め方向に裁断した場合で
ある。経糸である麻糸(2)が切断されるので、通常で
あれば裁断線C−Cに沿って麻糸による仮縫いを行って
ほつれ止めを施すことが必要となるが、本発明において
は、散点(C)で示・ したように、裁断線C−Cに沿
って数センチメートルmにシアノアクリレート系瞬間接
着剤を含浸、硬化させることにより、はつれ止めのため
の仮縫い作業が省略できる。なお、シアノアクリレート
系瞬間接着剤の含浸は、斜め方向裁断の前または後のい
ずれに行ってもよい。第3図は上記接着剤含浸を斜め裁
断の前に行うときの部分平面図を示したものであり、こ
の場合は故点(C)、(C)で示したように、上記接着
剤の含浸を、裁断しようとする線の両側に行うことが望
ましい。
第1図中、CD)は擦り傷、突き傷の如き損傷個所であ
る。損傷個所が小さいときは、散点(d)で示したよう
に、損傷個所およびその周辺にかけてシアノアクリレー
ト系瞬間接着剤を含浸、硬化させれば、直ちに畳表の修
復が図られる。損傷個所が大きいときは、その損傷個所
の裏面から損傷個所の面積より大きい面積のガムテープ
を貼付すると共に、表面から(またはガムテープ貼付に
先立ち裏面から)損傷個所およびその周辺にかけてシア
ノアクリレート系瞬間接着剤を含浸、硬化させれば、畳
表の修復が図られる。
第1図中、(E)は損傷個所、焼はコゲ部分、腐敗個所
などをくり抜いた場合である。この場合は、散点(e)
で示したように、くり抜いた部分の周辺にシアノアクリ
レート系瞬間接着剤を含浸、硬化させると共に、くり抜
いた部分と同面積の畳表の小片(この小片の周辺もシア
ノアクリレート系瞬間接着剤を含浸、硬化させることが
好ましい。)をそこにはめ込み、かつ、裏面からガムテ
ープを貼付すれば、外観ではわからないほど完金な修復
ができる。
作   用 本発明においては、シアノアクリレート系瞬間接着剤を
含浸させることにより、該接着剤は直ちに畳表の片面か
ら内部および反対面にまで浸透してすみやかに硬化し、
イ同士およびイと麻糸とを接着してほつれを防止する。
発明の効果 本発明において、シアノアクリレート系瞬間接着剤は緯
としてのイおよび経としての麻糸への浸透性にすぐれて
いるため、畳表の片面側だけから含浸を行っても直ちに
内部および反対側の面にまで浸透し、短時間(通常は数
秒ないし数十秒)で硬化してイおよび麻糸を接着し、そ
の結果、含浸、硬化個所はもはやほつれを生じなくなる
。従って、経糸である麻糸の結び自処理や畳表の裁断部
近くの仮縫い処理自体が不要となる。
また、含浸、硬化部分は畳庖丁で容易に裁断することが
できるようになる。
ざらに、従来のように1畳の畳表を織製するたびに端部
の麻糸の結び自処理をしないで、連続的に長尺の畳表を
織製し、必要なときに必要な長さに裁断することが可能
になる。
しかも含浸、硬化個所は風合および外観が変化しないの
で、実用上何ら問題を生じない。なお、含浸、硬化個所
は若干硬くなるが、畳の端部であることが多いので何ら
支障とならないばかりか、むしろ畳縁取付は作業および
畳を床板上へ緊密に敷く作業が容易になるので好ましい
。畳表の損傷個所の修繕のときも、はつれ防止が図られ
るだけでなく、損傷個所周辺が強化されるので、有利で
ある。
損傷個所、焼むナコゲ部分、腐敗した部分などは、その
部分をくり抜いてその周辺にシアノアクリレート系瞬間
接着剤を含浸、硬化させると共に、そのくり抜き個所に
畳表の小片をあて、かつ裏面からガムテープなどを貼付
して補強すれば、完全な修復が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は畳表の一例を示した平面図、第2図は接着剤含
浸を緯方向裁断の前に行うときの部分平面図、第3図は
接着剤含浸を斜め方向裁断の前に行うときの部分平面図
である。 (1)・・・イ、(2)・・・麻糸、(A−A線)・・
・織製端部、(B−B線)・・・緯方向裁断線、(C−
C線)・・・斜め方向裁断線、(D)・・・損傷個所、
(E)・・・くり抜き個所、(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)・・・シアノアクリレート系瞬間接着剤
を含浸、硬化させた個所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、畳表を加工または修繕するにあたり、織製端部、裁
    断端部、損傷個所周辺などのほつれを起しやすい部分に
    、シアノアクリレート系瞬間接着剤を含浸、硬化させる
    ことを特徴とする畳表の加工修繕方法。 2、シアノアクリレート系瞬間接着剤として、粘度20
    00cps/25℃以下のシアノアクリレート系瞬間接
    着剤を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 3、シアノアクリレート系瞬間接着剤として、粘度30
    0cps/25℃以下のシアノアクリレート系瞬間接着
    剤を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の方法。
JP24749084A 1984-11-23 1984-11-23 畳表の加工修繕方法 Granted JPS61126264A (ja)

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JP24749084A JPS61126264A (ja) 1984-11-23 1984-11-23 畳表の加工修繕方法

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JP24749084A JPS61126264A (ja) 1984-11-23 1984-11-23 畳表の加工修繕方法

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JPS61126264A true JPS61126264A (ja) 1986-06-13
JPH039980B2 JPH039980B2 (ja) 1991-02-12

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ID=17164239

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JP24749084A Granted JPS61126264A (ja) 1984-11-23 1984-11-23 畳表の加工修繕方法

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JP (1) JPS61126264A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002227388A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Kyokuto Sanki Co Ltd タイル状の畳
JP2002294989A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Kyokuto Sanki Co Ltd タイル状畳の製法
JP2005330764A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Shinzo Toyoda
WO2008016559A3 (en) * 2006-07-31 2008-04-10 Deere & Co Method of stabilizing belt edge yarns

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WO2008016559A3 (en) * 2006-07-31 2008-04-10 Deere & Co Method of stabilizing belt edge yarns

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