JPS61123542A - 積層シ−ト - Google Patents
積層シ−トInfo
- Publication number
- JPS61123542A JPS61123542A JP24456484A JP24456484A JPS61123542A JP S61123542 A JPS61123542 A JP S61123542A JP 24456484 A JP24456484 A JP 24456484A JP 24456484 A JP24456484 A JP 24456484A JP S61123542 A JPS61123542 A JP S61123542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- vinyl acetate
- ethylene
- carbonate
- acetate copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はカーボネート系樹脂とエチレン−酢酸ビニルの
最終組成が８〜４０チとなるエチレン−酢酸ビニル共重
合体を主体とする樹脂或は樹脂組成物よりなる密着した
二層または多層の積層シートに関し、更に詳細には、こ
れらの樹脂間に媒体を用い、ずまたコロナ放電、酸化処
理等の表面処理を施すことなく、積層された積層シート
に関するものである。
最終組成が８〜４０チとなるエチレン−酢酸ビニル共重
合体を主体とする樹脂或は樹脂組成物よりなる密着した
二層または多層の積層シートに関し、更に詳細には、こ
れらの樹脂間に媒体を用い、ずまたコロナ放電、酸化処
理等の表面処理を施すことなく、積層された積層シート
に関するものである。
一般にいわゆる合成樹脂成形品特にフィルム、瓶状容器
等の成形品を積層させるための研究は古くより行なわれ
ている。その目的とするところは、各種の合成樹脂を積
層することによって、各々の樹脂が単層の場合における
夫々の長所を活用し、かつ夫々の短所を補なわんとする
にある。具体的には耐熱性、水蒸気やガス透過性、油や
化学薬品に対する抵抗性、耐衝撃性、機械的強度、腰の
強さ、ヒートシール性、経済性等の改良である。
等の成形品を積層させるための研究は古くより行なわれ
ている。その目的とするところは、各種の合成樹脂を積
層することによって、各々の樹脂が単層の場合における
夫々の長所を活用し、かつ夫々の短所を補なわんとする
にある。具体的には耐熱性、水蒸気やガス透過性、油や
化学薬品に対する抵抗性、耐衝撃性、機械的強度、腰の
強さ、ヒートシール性、経済性等の改良である。
エチレン−酢酸ビニル共Ｘ合体は？−）シール性、可撓
性、経済性に富む、代表的な樹脂である。
性、経済性に富む、代表的な樹脂である。
これはエチレン酢酸ビニル共重合体の特長でありこのよ
うな樹脂を用いて物品の包装を行うことは好ましいこと
である。しかし、エチレン酢酸ビニル共重合体は、香気
が逸散したりする欠点やレトルト処理等に耐える耐熱性
に劣る欠点をもりている。
うな樹脂を用いて物品の包装を行うことは好ましいこと
である。しかし、エチレン酢酸ビニル共重合体は、香気
が逸散したりする欠点やレトルト処理等に耐える耐熱性
に劣る欠点をもりている。
カーボネート系樹脂は汎用樹脂のなかでもっとも耐熱性
が高く、もつとも耐衝撃に優れた樹脂のひとつであり、
また保香性も非常に優れている。
が高く、もつとも耐衝撃に優れた樹脂のひとつであり、
また保香性も非常に優れている。
しかし水蒸気速断性に乏しく、高価である等の欠点を併
有する。従って、これら２種の樹脂の夫々の長所を活用
し夫々の短所を補うならば、ヒートシール性、保香性、
耐熱性に富んだ理想的な包材を得ることができる。
有する。従って、これら２種の樹脂の夫々の長所を活用
し夫々の短所を補うならば、ヒートシール性、保香性、
耐熱性に富んだ理想的な包材を得ることができる。
この二つの樹脂を積層状に得るために用いられる方法は
次の４種に大別される。
次の４種に大別される。
第一は既に成形された２種のフィルムを重ねて接着する
方法である。
方法である。
第二は既に成形された一方の樹脂成形品に対して、他の
一方の樹脂を溶液状またはエマルジョンの状態で付着さ
せ乾燥させて成形品上に皮膜を形成させる方法である。
一方の樹脂を溶液状またはエマルジョンの状態で付着さ
せ乾燥させて成形品上に皮膜を形成させる方法である。
第三はすでに成形されたフィルムに溶融状の樹脂を押出
し、ラミネートＴ１才珠〆あ３０第四は複合ダイス、複
合ノズルを用いて、溶融された状態で２種の樹脂を二層
に形成して押出す方法がある。
し、ラミネートＴ１才珠〆あ３０第四は複合ダイス、複
合ノズルを用いて、溶融された状態で２種の樹脂を二層
に形成して押出す方法がある。
この方法は、極めて効果的である。すなわち、異種の合
成樹脂を溶融状で直接して押出しフラット状のフィルム
を作成に、これを成形機により展張延伸してフィルムに
形成し、このフィルムを成形機にかけ、容器に成形する
ことは、積層体を得る方法として費用、時間の面で理想
的な方法である。
成樹脂を溶融状で直接して押出しフラット状のフィルム
を作成に、これを成形機により展張延伸してフィルムに
形成し、このフィルムを成形機にかけ、容器に成形する
ことは、積層体を得る方法として費用、時間の面で理想
的な方法である。
しかし従来、カーボネート系樹脂とエチレン酢酸ビニル
共重合体の接着は、このように相互を溶融状で積層せし
める方法によっても困難で、両層は成形されたのちに容
易に層間剥離を生じた。どの、ようにカーボネート系樹
脂とエチレン−酢酸ビニル共重合体との積層には実質的
には接着剤層の介在が必要であり、直接接着せしめる方
法はなかっ九〇 〔発明の目的〕 本発明者らは、カーボネート系樹脂とエチレン酢酸ビニ
ル共重合体の積層物が有する前記した多くの利点に鑑み
、その将来の市場性に着目し、この：篤四の方法による
両樹脂の直接接着に関し、鋭意研究した結果、カーボネ
ート系樹脂とエチレン酢酸ビニル共重合体を溶融状で直
接接着し、積層体において層間剥離を生ぜしめないため
には、エチレン酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含有量
がある範囲にあることが必要であることを解明した０ 〔発明の構成〕 すなわち本発明はカーボネート樹脂層囚の少くとも片側
に酢酸ビニルの最終組成が８〜４０％となるエチレン−
酢酸ビニル共重合体を主体とする樹脂或は樹脂組成物よ
りなる層（６）が接している層構成を含む積層シートで
ある。
共重合体の接着は、このように相互を溶融状で積層せし
める方法によっても困難で、両層は成形されたのちに容
易に層間剥離を生じた。どの、ようにカーボネート系樹
脂とエチレン−酢酸ビニル共重合体との積層には実質的
には接着剤層の介在が必要であり、直接接着せしめる方
法はなかっ九〇 〔発明の目的〕 本発明者らは、カーボネート系樹脂とエチレン酢酸ビニ
ル共重合体の積層物が有する前記した多くの利点に鑑み
、その将来の市場性に着目し、この：篤四の方法による
両樹脂の直接接着に関し、鋭意研究した結果、カーボネ
ート系樹脂とエチレン酢酸ビニル共重合体を溶融状で直
接接着し、積層体において層間剥離を生ぜしめないため
には、エチレン酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含有量
がある範囲にあることが必要であることを解明した０ 〔発明の構成〕 すなわち本発明はカーボネート樹脂層囚の少くとも片側
に酢酸ビニルの最終組成が８〜４０％となるエチレン−
酢酸ビニル共重合体を主体とする樹脂或は樹脂組成物よ
りなる層（６）が接している層構成を含む積層シートで
ある。
本発明でいうカーボネート系樹脂とはビスフェノールＡ
等の２価ノーイドロオキシ化合物を原料として作られた
ものを指す、また耐まもう性、スリップ性等を向上させ
る為に、ポリエチレン、テフロン樹脂等をブレンドする
ことも可能であるし、またオレフィン系樹脂をカーボネ
ート系樹脂の透明性を損なわない範囲でまぜ層間接着力
を向上させることもできる。
等の２価ノーイドロオキシ化合物を原料として作られた
ものを指す、また耐まもう性、スリップ性等を向上させ
る為に、ポリエチレン、テフロン樹脂等をブレンドする
ことも可能であるし、またオレフィン系樹脂をカーボネ
ート系樹脂の透明性を損なわない範囲でまぜ層間接着力
を向上させることもできる。
また本発明でいう酢酸ビニルの最終組成が８〜４０９６
となるエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする樹脂
或は樹脂組成物とはエチレン６０〜９２％と酢酸ビニル
を８〜４０慢含む共重合体、またはこれらの共重合体に
市販のポリエチレン、ポリプロピレン等を配合し、共重
合体中に含まれる酢酸ビニールの最終組成が８〜４０％
となる配合物、或は酢酸ビニルの最終組成が８〜４０％
のエチレン−酢酸ビニル共重合体を、不飽和カルボン酸
等で変性させた樹脂を指す。
となるエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とする樹脂
或は樹脂組成物とはエチレン６０〜９２％と酢酸ビニル
を８〜４０慢含む共重合体、またはこれらの共重合体に
市販のポリエチレン、ポリプロピレン等を配合し、共重
合体中に含まれる酢酸ビニールの最終組成が８〜４０％
となる配合物、或は酢酸ビニルの最終組成が８〜４０％
のエチレン−酢酸ビニル共重合体を、不飽和カルボン酸
等で変性させた樹脂を指す。
本発明により押出成形されたカーボネート系樹脂を一層
とする積層体を成形機により流動体の圧入または真空に
よる吸引の方法を用いて中空成形品を作うたがこの積層
体は層間剥離を来たさなかった。
とする積層体を成形機により流動体の圧入または真空に
よる吸引の方法を用いて中空成形品を作うたがこの積層
体は層間剥離を来たさなかった。
一方、たとえ双方の樹脂が上記の本発明の組成に成るも
のでありても、別個に押出されたのち夫々に冷却成膜さ
れたものの積層は直接には困難で層間に接着媒体を介在
せしめなければならない。
のでありても、別個に押出されたのち夫々に冷却成膜さ
れたものの積層は直接には困難で層間に接着媒体を介在
せしめなければならない。
本発明によシ溶融状で積層され押出された成形物はカー
ボネート系樹脂によシ、耐熱性、耐衝撃性を有し、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体によりヒートシール性を有し
、強固な接着強ｖＬをもつ包装材であった。
ボネート系樹脂によシ、耐熱性、耐衝撃性を有し、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体によりヒートシール性を有し
、強固な接着強ｖＬをもつ包装材であった。
先ず、カーボネート系樹脂を一層とし、これに積層する
樹脂として酢酸ビニールの含量が３３％（実施例１）、
２５％（実施例２）、１０％（実施例３）、同じ＜５％
（比較例１）３％ （比較例２）、および酢酸ビニル含
有量が２５％からなるエチレン−酢酸ビニル共重合体２
０％と低密度ポリエチレン８０％の配合樹脂（比較例３
）、同じく前者４０％と後者６０ｑｂの配合樹脂（実施
例４）、さらに低密度ポリエチレンのみ（比較例４）の
計８種を選定し、上記カーボネート樹脂を押出機よシリ
ンダ一温度２４０℃〜２９０℃で、またこれに積層する
上記オレフィン系樹脂その他の配合樹脂を別の押出機よ
りシリンダ一温度１６０〜１８０℃で押出し、複合Ｔダ
イスを通しカーボネート樹脂５０μ、オレフィン系樹脂
３０μ計８０μのフィルムを成形した。接着剥離力を第
−表に示したとおシである。
樹脂として酢酸ビニールの含量が３３％（実施例１）、
２５％（実施例２）、１０％（実施例３）、同じ＜５％
（比較例１）３％ （比較例２）、および酢酸ビニル含
有量が２５％からなるエチレン−酢酸ビニル共重合体２
０％と低密度ポリエチレン８０％の配合樹脂（比較例３
）、同じく前者４０％と後者６０ｑｂの配合樹脂（実施
例４）、さらに低密度ポリエチレンのみ（比較例４）の
計８種を選定し、上記カーボネート樹脂を押出機よシリ
ンダ一温度２４０℃〜２９０℃で、またこれに積層する
上記オレフィン系樹脂その他の配合樹脂を別の押出機よ
りシリンダ一温度１６０〜１８０℃で押出し、複合Ｔダ
イスを通しカーボネート樹脂５０μ、オレフィン系樹脂
３０μ計８０μのフィルムを成形した。接着剥離力を第
−表に示したとおシである。
（注１）二層フィルムの中央部を巾１０％長さ１００％
に切取り、その一端を強制剥離し、剥離した一層を固定
させて他の一層を引張速度２００■／ｍ１ｎで引張った
時の負荷重量を測定した。なお表中、◎印は完全く接着
して強制剥離もできなかりたものｘ印は測定するまでも
なく剥離したものである。
に切取り、その一端を強制剥離し、剥離した一層を固定
させて他の一層を引張速度２００■／ｍ１ｎで引張った
時の負荷重量を測定した。なお表中、◎印は完全く接着
して強制剥離もできなかりたものｘ印は測定するまでも
なく剥離したものである。
本発明方法によるカーボネート樹脂とオレフィン系樹脂
を溶融積層して同時に押出して成る積層フィルムはいず
れも不可分の接着性を有するとともに、ヒートシール性
、耐熱性にも極めて優れていることが判明した。特に接
着強度はフィルムでは３００９が実用上支障のない接着
強度であるが、本発明方法によると十分この強度を満た
すことが判明した。
を溶融積層して同時に押出して成る積層フィルムはいず
れも不可分の接着性を有するとともに、ヒートシール性
、耐熱性にも極めて優れていることが判明した。特に接
着強度はフィルムでは３００９が実用上支障のない接着
強度であるが、本発明方法によると十分この強度を満た
すことが判明した。
Claims (1)
- カーボネート樹脂層の少くとも片側に、酢酸ビニルの
最終組成が８〜４０％となるエチレン−酢酸ビニル共重
合体を主体とする樹脂或は樹脂組成物よりなる層が接し
ている層構成を含む積層シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24456484A JPS61123542A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 積層シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24456484A JPS61123542A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 積層シ−ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61123542A true JPS61123542A (ja) | 1986-06-11 |
Family
ID=17120590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24456484A Pending JPS61123542A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 積層シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61123542A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017155308A1 (ko) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 주식회사 엘지화학 | 폴리알킬렌 카보네이트를 포함하는 다층 필름 및 그의 제조 방법 |
| KR20170104948A (ko) * | 2016-03-08 | 2017-09-18 | 주식회사 엘지화학 | 폴리알킬렌 카보네이트를 포함하는 다층 필름 및 그의 제조 방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5824451A (ja) * | 1981-08-06 | 1983-02-14 | 住友ベークライト株式会社 | 包装体の製造方法 |
-
1984
- 1984-11-21 JP JP24456484A patent/JPS61123542A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5824451A (ja) * | 1981-08-06 | 1983-02-14 | 住友ベークライト株式会社 | 包装体の製造方法 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017155308A1 (ko) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 주식회사 엘지화학 | 폴리알킬렌 카보네이트를 포함하는 다층 필름 및 그의 제조 방법 |
| KR20170104948A (ko) * | 2016-03-08 | 2017-09-18 | 주식회사 엘지화학 | 폴리알킬렌 카보네이트를 포함하는 다층 필름 및 그의 제조 방법 |
| CN108290396A (zh) * | 2016-03-08 | 2018-07-17 | Lg化学株式会社 | 包含聚碳酸亚烷基酯的多层膜及其制造方法 |
| US20180297337A1 (en) * | 2016-03-08 | 2018-10-18 | Lg Chem, Ltd. | Multilayer film comprising polyalkylene carbonate and manufacturing method of the same |
| US11214044B2 (en) | 2016-03-08 | 2022-01-04 | Lg Chem, Ltd. | Multilayer film comprising polyalkylene carbonate and manufacturing method of the same |
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