JPS61122293A - 白金錯体及び製造方法 - Google Patents

白金錯体及び製造方法

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JPS61122293A
JPS61122293A JP60258420A JP25842085A JPS61122293A JP S61122293 A JPS61122293 A JP S61122293A JP 60258420 A JP60258420 A JP 60258420A JP 25842085 A JP25842085 A JP 25842085A JP S61122293 A JPS61122293 A JP S61122293A
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    • C07F15/0006Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table compounds of the platinum group
    • C07F15/0086Platinum compounds
    • C07F15/0093Platinum compounds without a metal-carbon linkage
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    • C07F15/0086Platinum compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、1    本発明は白金−ホスフィン錯体を製造する
改良方法、及びある一定の白金−ホスフィン−ビニルシ
ロキサン錯体に関するものである。
本明細査で使用する用語、白金−ホスフィン錯体及び白
金−ホスフィン−ビニルシロキサン錯体は錯体の中の白
金原子が(外形的な酸化状態〃ぶゼロである錯体に関す
るものである。
白金−ホスフィン錯体は長年熟知されて(・る。
例えば、マラテスタ(Malatesta )、その他
はジャーナル オデ デ ケミカル ソサイエテイ(J
ournal of the Chemical 5o
ciety )、1957年、第1186ページに、白
金−ホスフィ/錯体の合成を発表している。
白金−ホスフィン錯体を製造する公知の方法の典型的な
例はホスフィン錯体化塩化第一白金の還元であり、該還
元はヒドラジン、アルコール性水酸化カリウム、及び過
剰の非錯体化ホスフィンの混合で行う。白金のトリアル
キルホスフィン錯体を製造するのに適切な、もう一つの
公知の方法はホスフィンによる白金上でのホウアリル配
位子の変位である。
別の公知の方法では出発物質として白金−ホスフィン−
オレフィン錯体を使用する。この方法の例はデ ジャー
ナル オプ オルガノメタリックケミストリー(the
 Journal of Organometalli
cChemi8tr7 )、1978年、第160号、
第477ページに記載のスイッチ(Pitch ) 、
その他の著述である。スイッチ、その他はビニルシラン
を白金−ホスフィン−オレフィン錯体と反応させためζ
ビニルシランは一般式が CH2=CH81(CHs)y(OC2Hsン3−7で
あり、yの値は0.1.2、又は6であった。
白金−ホスフィン錯体を製造する、これらの公知の各方
法では面倒な事が起こる恐れがあり、収率は低く、出発
物質は合成に骨が折れ、取り扱いが面倒であり、入手が
難しく、且つ反応は、少量の汚染物質の存在で副反応を
し勝ちである。例えは、少量の水は加水分解を起こし、
且つスイッチ等のエトキシ置換ビニルシランを縮合させ
ることかあり、従ってスイッチ等の錯体の有効性を減じ
るか、あるいは全く役に立たなくする。
白金−ホスフィン錯体を製造する新規で、しかも改良さ
れた方1法を提供するのが、本発明の目的である。更に
白金−ホスフィン−ビニルシロキサン錯体の製造方法を
提供するのも目的である。新規の白金−ホスフインーー
二ルシロキサン錯体を提供するのが、もう一つの目的で
ある。室温で高い安定性のある硬化性シリコーン組成物
を提供するのが、更にもう一つの目的である。
これらの目的その他を、本発明の方法及び錯体によって
達成する。本発明の方法は、ある種のホスフィン及び白
金−ビニルシロキサン錯体を、酸素の全くない環境で、
互いに接触させることを包含する。本発明の錯体はある
種の白金−ホスフィン−ビニルシロキサン錯体でアル。
本発明は白金錯体を製造する方法に関するものであり、
該方法は白金−ビニルシロキサン錯体を、R3P分子及
びR2P (CHz )mPR2分子から成る群から選
定するホスフィンと接触させることを包含し、式中、各
Rは脂肪族不飽和の全くない一価の炭化水素基から成る
群から選定し、且つmの値は1.2、又は6であり、該
接触は実質的に酸素の全くない環境で行う。
本発明は更に、一般式が TaPtQb である白金錯体に関するものであり、該一般式中、Tは
式がR3Pであるホスフィン、及び式がR2P (CH
2)mPR2であるホスフィンから成る詳から選定する
ホスフィンであり、各Rは脂肪族不飽和の全くない一価
の炭化水素基であり、且つmの値は1.2、又は6であ
り、 aの値は1又は2であり、 qはビニルシロキサンであり、且ツ bの値は1又は2である。
本発明の方法は、白金−ビニルシロキサン錯体をホスフ
ィンと接触させることを包含する。
白金−ビニルシロキサン錯体は周知である。白金−ビニ
ルシロキサン錯体はへキサクロロ白金酸を、一般単位式
が RB8i0(4−11)/z ゝ  テするビニルシロキサンと反応させて得られ、式
中、各Iは一価の炭化水素基であり、各nの値は1.2
、又は6であり、該ビニルシロキサンの中には式がCH
2−CH−であるR単位が少なくとも1単位はあり、且
つ該ビニルシロキサン中には5i08i結合が少なくと
も1つある。
白金−ビニルシロキサン化合物は1968年12月61
日にディビット・エヌ・ライリング(David N、
 Willing)に特許された米国特許第3.419
,593号明細書で発表されたが、この特許の明細書で
は更に適切な白金−ビニルシロキサン錯体の製造方法を
教示している。1976年11月27日にカールシュチ
ット(Karsteat )に特許された米国特許第3
,775,452号明細書でも適切な白金−ビニルシロ
キサン錯体の製造方法を開示している。
一般に、白金−ビニルシロキサン錯体は、ビニルシロキ
サンをヘキサクロロ白金酸のような適切な白金化合物と
接触させて製造する。ヘキサクロロ白金酸は周知であり
、且つ広く市販品を入手することができる。
ビニルシロキサンについての上記の一般的な単位式の中
のIは一価の炭化水素基である。すなわち、Kは、メチ
ル、エチル、プロピル又はエチルのようなアルキル基、
フェニル又はす7チルのよ5 ナアリール基、シクロヘ
キシル、シクロヘ−エチルなどのようなシクロアルキル
基、ビニル又はアリルのようなアルケニル基、あるいは
シクロヘキセニル、シクロヘプテニルなどのようなシク
ロアルケニル基であってよい。平均して、各ビニルシロ
キサンの少なくとも1個のRは♂ニル基でなければなら
ない。
ビニルシロキサンは構造が直鎖、分枝又は環式であって
もよい。適当なビニルシロキサンの例には下記を包含す
る。下記のビニルシロキサンの参考例及び不明la書の
中の用語■1はCH2=CH−基を示し、用語MeはC
H3−基を示す。
ViMe2810SiM82Vi 、ViMe2S10
(SiM13ViC))7SiM82Vi 。
ViM132SiO(SiMeす3SiMe3 、(M
61ViSiO)3、書 SiMe3 (MeViSiO)4、 最後の2式はシクロシロキサンであり、他は構造を示す
本発明の方法で使用するのに適切なホスフィンは、式が
R3Pのホスフィン及び式がR2P(CH2)mPR2
であり、mの値が1.2又は6であるホスフィンから選
定する。
上記の各式の中のRは、脂肪族不飽和の全くない一価の
炭化水素基である。すなわち、Rはメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第6プチ
ル、ヘキシル、ヘプチルなどのようなアルキル基であっ
てよい。Rは又シクロペンチル、シクロヘキシル、シク
ロヘプチルなどのようなシクロアルキル基であってもよ
い。Rハ又フェニル、ナフチルなどのようなアリール基
であってもよい。Rは又トリル、ヘキシリル、又はメシ
チルのようなアルカリール基であってもよい。Rは又β
−フェニルエチル、β−フェニルプロピルなどのような
アルアルキル基であってもよい。
上記のようなホスフィンは周知であり、且つ広く入手す
ることができる。その上、これらの合成は有機化学技術
で周知である。
本発明の方法にとって特に好ましいホスフィンU、R’
tフェニル、シクロヘキシル及びg三7”+ル基から成
る群から選定するホスフィンである。
本発明の方法の実施に当たって用いる接触は、2種類の
反応体を単に混合することによるような、単に相互に露
出させることによって行う。混合は2つの反応体を単一
の容器に入れ、且つ渦巻きを起こさせるか又は振ること
によって、手で行うことができる。混合を機械によるか
き混ぜ、又は混合機で行うのが更に好ましい。
本発明の方法は、上記したように、実質的に酸素の全く
ない環境で、ホスフィンをビニルシロキサンと接触させ
ることを包含する。
本明細書では、実質的に酸素の全くない環境で0□、分
子状酸素が本発明の方法を行う環境のわずか百万分の2
0重量部又は30重量部を超えないことを意味する。酸
素濃度は百万分の20重重量部未満であるのが好ましい
必要ではないが、不活性ガスのブランケットの下で、か
き混ぜ機を取り付けである密閉容器で、本発明の方法を
行うのが最も便利である。一般に使用する不活性ガスの
例は窒素、ヘリウム及びアルザンを包含する。適切な溶
剤に溶解した2反応体で本発明の方法を行うのも、しは
しは好都合である。
本発明の方法で使用するのに適した溶剤は、2反応体を
溶解し、且つ2反応体のどちらとも、認められる程の反
応をしない溶剤である。多数の普通の工業用溶剤が適切
である。例えば、ヘキサ/、ヘプタン、オクタン、トル
エン、ベンゼン、キシレン、アセトン及びメチル一二チ
ルケトンハスべて適切である。溶剤を使用する場合に、
溶剤の選定は臨界的でない。
本発明の方法は室温で行うことができ、あるいは温度を
上げることができる。温度を上げる場合には、温度を制
限して、どの反応体の熱分解をも避けることが必要であ
る。溶剤を使用する場合には、溶剤蒸気用の凝縮器、及
び凝縮した溶剤蒸気を密閉容器に戻す装置を設備するの
が好ましい。
互いに接触させる反応体は、はぼ、すなわち±10チ、
化学量論的量で化合する。すなわち、フェニル基をph
で表わして、錯体pt(pph3)3を製造したい場合
には、白金−ビニルシロキサン錯体中に存在するPt 
1モル当たり、PPh3はぼ3モルt−添加する。tB
uで第三ブチル基を、且つ■1でビニル基を、又Meで
メチル基を表わして、錯体、Ptp(tBu)3(Me
2ViSi)20の製造を望む、場合には、白金−ビニ
ルシロキサン錯体の中に存在するpt1モル当たり、P
(tBu)3はぼ1モルを添加するが、式中、(M+3
2ViSi)20はビニルシロキサンである。
本発明の方法の反応はかなり迅速であり、且つ一般に1
時間未満で完結する。所望によっては、型どうりの簡単
な実験を使用して、最適反応条件、又は反応時間を求め
ることができる。
白金−ホスフィン−ビニルシロキサン錯体ヲ本発明の方
法で製造することが所望であれは、立体構造の比較的大
きい基、例えば、第三ブチル基又はシクロヘキシル基の
あるホスフィンを使用するべきである。逆に、白金−ホ
スフィン錯体が所望の場合には、立体構造の比較的小さ
い基、例えば、メチル又はエチルで置換したホスフィン
を使用するべきである。
本発明の組成物は一般式が TaPtQl) であり、式中、 Tは、式がR3Pであるホスフィン、及び式がR2P(
CH2)mPR2であるホスフィンから成る群から選定
するホスフィンであり、各Rは脂肪族不飽和の全くない
一価の炭化水素基であり、且つmの値は1.2又は6で
あり、 aの値は1又は2であり、 qはビニルシロキサンであり、且つ bの値は1又は2である。
上記の一般式の中の白金は錯化サイト (complexation 5ite ) 3又は4
のどちらかを占める。ホスフィンはR3P型の単座配位
子、又はR2P(CH2)mPR2型の二座配位子であ
り得、且つビニルシロキサンも又単座配位子又は多座配
位子であり得るので、aとbとの和の値は2.6、又は
4になり得る。
本発明の特に好ましい錯体は下記である、PtCP(C
sHs)s)s、 Pt((C+5Hs) 2PCH2CH2P(C6Ef
6) 2)2、Pt(C6H11)sP〔(CHz−C
H)(CHsJ2Si〕zO5及びPtC(CH3月P
〔(CH2−CHバCH3)2Si)20゜本発明の白
金錯体はハイドロシレーション反応用触媒として、不飽
和有機化合物又は重合体の水素化触媒として、オレフィ
ンの異性化用触媒として、アセチレン及び他のアルキン
のオリビラ−化用触媒として、並びに白金触媒を必要と
する他の多(の適用で、有用である。
本発明の方法で得られる本発明の白金錯体は、1)  
CH2=CH−8i″″口単位及び冨−8iOH単位か
ら成る群から選定する単位が少なくとも1つあるシリコ
ーン重合体、 2)−″″SinSin単位とも1つあるシリコーン重
合体、及び 6)ホスフィンを白金−ビニルシロキサン錯体と接触さ
せて生成する白金錯体、 を包含する硬化性シリコーン組成物に対する硬化触媒と
して特に有効である。
上記の硬化性シリコーン組成物は適切な重合体と白金錯
体とを単に一緒に混合して製造する。簡単な混合はマイ
アース■(Myerg” )混合機、S字状刃混合機、
三本ロールミル、二本ロールミル−[F] /< −カー −/’?−* 7ス(Baker Pe
rkins )タイプ混合機、及び他の公知の混合機の
ような混合機で行う。
一般に、1重量部から99重量部までの成分(1に1重
量部から99重量部までの成分(2)、及び触媒的に有
効な量の白金錯体を使用する。本明細書では、触媒的に
有効な量は、35℃以上のような合理的な高温で、1時
間以下のような合理的な時間のうちに、硬化性組成物を
硬化させるのに十分な量を意味する。
本発明の白金錯体の触媒的に有効な量は白金金属百万分
の1重量部から白金金属0.1重量%まで変化する。
成分の(1)及び(2)の量は、一方では一″″SiH
の量、及びもう一方では冨″″5iCH−CH2又は=
−8iOHの量をほぼ等モル量使用するように選定する
のが更に好ましい。
上記のような硬化性組成物は紙はく離コーティングのよ
うな有用なコーテイング物質である。非晶質シリカのよ
うな強化光てん剤を硬化性組成物に添加する場合には、
硬化後に有効なエラストマーを得る。
本発明の方法で製造した白金錯体は、充てん及び非光て
んの両硬化性組成物用の有効な触媒である。
下記の実施例では、本発明の方法、及び本発明の生成物
の使用ヲ更に教示する。実施例中の部及び百分率は特に
指定しない限り、全て重量基準である。
特性表示方法 本発明の方法による生成物は下記の方法で特性を表わし
た。
収率:収率は実際に生成した生成物の重量を、完全な反
応及び生成物の採取で得られる生成物の重量で除して、
この結果に100%t−乗じて求めた。
元素分析:炭素及び水素の百分率は燃焼法で測定した。
分析しようとする錯体を酸素中で定量的に燃焼させ、生
成したCO2及びH2oox量を測定した。これらの重
量を使用して、錯体中に初めからあった炭素及び水素の
百分率を計算した。
本明細書で報告したリン、白金及びケイ素の分析は、こ
れらの元素を定量測定するための周知の方法である鳳子
吸光分光法で行った。
本明細書で報告した収率は、反応混合物中のリンの量を
基準にして計算し丸。
下記の実施例で硬化フィルムの評価には、下記の試験手
順を使用した。
よごれ□コーティングのよごれは、硬化コーティングを
指で軽くこすって評価した。完全に硬化したコーティン
グは、こすっても外観が変化しない。よごれ試験で外観
に変化が全くなけれは、次の実施例に「よごれなしく 
no smear ) Jと記録する。
ぬぐい落とし−コーティングのぬぐい落としは硬化コー
チインを指で強くこすって評価した。
なかったことを示す。「ぬぐい落としく ruboff
)Jなる結果ではコーティングがたやすく除去されたこ
とを示す。
移動一本明細書では移動は、第一に、標準の接着剤でコ
ーティングしたテープのストリップを、硬化コーティン
グに接着剤でコーティングした側面を、硬化コーティン
グにしつかり圧縮することによって接着し、第二に、テ
ープをはぎ取ることによって硬化コーティングからテー
プを取り除き、第三に、取り除いたテープを戻してそれ
自体に重ねて接着剤をコーティングした側をそれ自体に
接着させ、且つ第四に、重ね合わせたテープをはか“□
   すのに必要な力を、コーティングにまだ全く接着
させたことのない、新しく製造した、同様に二重にした
テープをはがすのに必要な力と比較することによって評
価した。必要とする力が実質的に同一であれば、コーテ
ィング又はそれの成分の移動は起こらなかった。この結
果t−r移動なしく n□migration ) J
と記録する。密着性の絶対的な低下はコーティング成分
の移動が起ったこと金示している。この結果を「移動(
migration ) jと記録する。
下記の用語は、簡潔のために、実施例では下記の意味と
する。
Me w CH3 Vi = −CH−CH2 ph麿0 tBu = −CCCE3)s 実施例1 (Me2ViSi)20に溶解した錯体、並びに(Me
2SiO)単位及びMe2Vi8i0s/z単位から成
る高級オリゴマーから成り、白金4.02%を含有する
白金−(Me、ViSi)20錯体混合物1.35.i
−ペンタン1゜1に溶解したpph30.3)から成る
溶液に添加するが、上記の成分は全部窒素ブランケット
中の密閉容器の中に入れである。黄色結晶が急速に沈殿
した。これらの黄色結晶を濾過し、ペンタンで洗浄した
。残留ペンタンは黄色結晶を数分間減圧にあてて除去し
た。計算収車は84.7 %であった。
炭素及び水素についての元素分析で構造は下記と一致し
た。
Pt(PPh3)3: 理論値   実測値 炭素チ  66.06   66.64水素%    
4.59    5.03実施例2 実施例1で使用した白金−ビニルシロキサン錯体混合物
1.359t−1)ルエン10m1に溶解したph、p
ca2ca2pph20.24 gから成る溶液に添加
した。該添加は窒素ブランケットの中で密閉容器中で行
った。上記の反応体を機械的に60分間混合し、その後
、減圧下でトルエンを除去した。残留物は黄色の固形体
であった。この黄色固形体をペンタンに溶解し、次に実
施例1の方法で単離した。
収率は72.4%であった。元素分析では、構造は下記
と一致した。
Pt (Ph2PCH2CH2PPh2 ) 2理論値
   実測値 炭素c1162.90    <51.29水素%  
  4.80    5.40実施例2に対する比較 実施例2で使用したのと同一の反応体を、反応環境から
酸素を排除する工程を省いて、アセトン中で一緒に反応
させた。
得られた生成物の溶融点は、化合物、 Ph2P(0)CH2CH2F(0)Ph2に対する発
表の数値276°Cから274”0′!でに比較して、
269℃から270℃までであった。
元素分析では、この構造と一致した。
理論値   実測値 炭素%  72.50   71.40水素チ   5
.60    5.76リ ン%     14.40
       14.40このように、実質的に酸素の
ない環境で本発明の方法を行うの怠ったために、白金錯
体ではなくて、ホスフィンの酸化物が生成することにな
ることが分かる。
実施例6 実施例1で使用した白金−ビニルシロキサy錯体温合物
40.9及びP(tBu)s 1−809を、−緒に窒
素ブランケットの下の密閉容器の中で、混合しながら6
5°Cに加熱した。この温度に5分間維持し、この時間
後に混合物を冷却させて室温にした。
白色の固形体が分離した、この固形体を濾過し、(Me
2ViSi)20で洗浄し、且つ残留物を減圧にさらし
て揮発性物質を除去した。生成物は収率79.4チで得
られ、且つ融点は145℃から147℃までであった。
生成物にX−線構造解析を施し、この解析で構造が Pt tBu3 P(M82ViSi)20であること
を証明し、 元素分析は上記の構造と一致した。
理論値   実測値 炭素%  41゜16   41.23水素%   7
,72    7.57リ ンタ6      5,3
2        5.49ケイ素%   9.61 
   9.50白金チ  33.45    33.2
2実施例4 実施例1に使用した白金−ビニルシロキサン錯体80#
t−窒素ブランケットの下で、POY35.OIと混合
しながら加熱した。温度t−85℃にした後、5分間保
持し、混合物を冷却させた。白色固形体が分離し、この
固形体を実施例60手順で処理した。生成物は収率63
.2 %で得られ、且つ融点は188℃から189℃ま
でであった。
元素分析では構造が下記と一致した。
pt(PCys(Me2v1sg、o)、理論値   
実測値 炭素%   47.20   48.20水素チ   
7.72    7.95リ  ン %       
    4.60              4.5
0ケイ素%  8,47    8.75実施例5 実m例4で生成シタ錯体0.25 gを0.71 %の
白金溶液を生じるのに十分なトルエンに溶解した。
下記の成分を混ぜ合わせて、硬化性シリコーン組成物を
作った、 (1)平均式がViMe2SiO(Me2SiO) 1
35SiMe2’Viである重合体67.9 、!i’
 、及びメチルビニルシクロシロキサン0.63,9゜ f21  (al  平均式が M83810(MeH8iO)35SiMe3である重
合体41.67部、及び +l)l  粘度が25℃で5センチストークスである
、 (M+328iO)/(M8H8iり共重合体、58.
33部、 から成る混合物3.22.9 。
(3)0,71%白金溶液1.29g。
この混合物の粘度を時間の関数として監視した。
更に、160℃で薄いフィルムを硬化させるのに必要な
時間を定期的に測定した。硬化のための基準は汚れのな
いこと、こすり落しをしないこと、及び移動をしないこ
とであった。第1表を参照されたい。
第1表 硬化安定性 0     304     70秒 7.5     308       −24    
 344     75秒154rル化      一 実施例5に対する比較 実施例5の手順を、本発明の錯体の代りに白金−ビニル
シロキサン錯体を用いて繰り返した。この混合物は60
分でrル化した。
次に、実施例5の手順を、本発明の錯体の代りに白金−
ビニルシロキサン錯体を用いて繰り返した。この度は抑
制剤、6,5−ジメチル−1−ヘキシン−6−オール2
.44部を含有させた。この比較の評価結果を第2表に
示す。
第2表 硬化安定性 0       368     60秒12    
   デル化     −このように、本発明の錯体は
一般に、高温で硬化できる性質を著しく損なうことなく
室温で、硬化性シリコーン組成物の有効寿命を非常に増
大することが分かる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)白金ビニルシロキサン錯体を、R_3P分子及び
    R_2P(CH_2)_mPR_2分子から成る群から
    選定するホスフィンと実質的に酸素の全くない環境で接
    触させ式中、各Rは脂肪族不飽和の全くない一価の炭化
    水素基から成る群から選定し、且つmの価は1、2又は
    3であることを特徴とする白金錯体を製造する方法。
  2. (2)一般式が T_aPtQ_b であり、一般式中、Tは式がR_3Pであるホスフィン
    、及び式がR_2P(CH_2)_mPR_2であるホ
    スフィンから成る群から選定するホスフィンであり、各
    Rは脂肪族不飽和の全くない一価の炭化水素基であり、
    且つmの値は1、2、又は3であり、 aの値は1又は2であり、 Qはビニルシロキサンであり、且つ bの値は1又は2である、 白金錯体。
  3. (3)Qは〔(CH_3)_2CH_2=CHSi〕_
    2Oであり、aの値は1であり、且つbの値は1である
    、第(2)項に記載の白金錯体。
  4. (4)各Rはフェニル基である、第(3)項に記載の白
    金錯体。
  5. (5)各Rはシクロヘキシル基である、第(3)項に記
    載の白金錯体。
  6. (6)式がPtP(C_6H_1_1)3〔(CH_3
    )_2CH_2=CHSi〕_2Oである、第(5)項
    に記載の白金錯体。
  7. (7)各Rは第三ブチル基である、第(3)項に記載の
    白金錯体。
  8. (8)式がPtP〔C(CH_3)_3〕_3〔(CH
    _3)_2CH_2−CHSi〕_2Oである、第(7
    )項に記載の白金錯体。
  9. (9)1)CH_2=CHSi^−=単位及びHOSi
    ^−=単位から成る群から選定する単位が少なくとも1
    単位あるシリコーン重合体、1重量部から99重量部ま
    で、 2)HSi^−=単位が少なくとも1単位あるシリコー
    ン重合体、1重量部から99重量部まで、及び3)一般
    式が T_aPtQ_b であり、一般式中で Tは、式がR_3Pであるホスフィン、及び式がR_2
    P(CH_2)_mPR_2であるホスフィンから成る
    群から選定し、各Rは脂肪族不飽の全くない一価の炭化
    水素基であり、且つmの値は1、2、又は3であり、 aの値は1又は2であり、 Qはビニルシロキサンであり、且つ bの値は1又は2である、 白金錯体の触媒有効量、 を包含することを特徴とする硬化性シリコーン組成物。
JP60258420A 1984-11-19 1985-11-18 白金錯体及び製造方法 Granted JPS61122293A (ja)

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