JPS61119372A - 鋳造装置における給湯方法 - Google Patents

鋳造装置における給湯方法

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JPS61119372A
JPS61119372A JP24056484A JP24056484A JPS61119372A JP S61119372 A JPS61119372 A JP S61119372A JP 24056484 A JP24056484 A JP 24056484A JP 24056484 A JP24056484 A JP 24056484A JP S61119372 A JPS61119372 A JP S61119372A
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JP
Japan
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ladle
angle
molten metal
speed
reversal
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JP24056484A
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English (en)
Inventor
Masashi Uchida
正志 内田
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はダイカストでシン等の射出成形装置における射
出用スリーブ及びその他の鋳造装置の給湯口に溶解炉や
保持炉等がらラドルを用いて溶湯を自動供給する方法に
関する。
[従来の技術] 従来ダイカストマシン、その他の鋳造装置の射出シリン
ダ等への給湯には第1図及び第2図に示す様な自動給湯
装置10が用いられている。
この給湯装置10はアルミニウム等の金属溶湯が蓄えら
れている保持炉25からラドル15により所定量の溶湯
を汲み出し、射出用スリーブ21等の給湯口22へ自動
的に注入するものである。
この保持炉25から所定量の溶湯を汲み出す方法は保持
炉25内の溶湯中からラドル15を引き上げる際、ラド
ル15を第3図Aに示す様に所定の角度αだけ傾かせて
引き上げることにより余分の溶湯をラドル15から溢れ
させ、該ラドル15にて汲み出される溶湯量を所定量と
し、然る後、ラドル15を第3図Bに示す様に水平とし
てラドル15を射出用スリーブ21等の給湯口22位置
迄移動させ、第3図Cに示す様にラドル15を反転させ
てラドル15の注ぎ口17から給湯口22に溶湯を移す
この溶湯を給湯口22に注ぐ為にラドル15を反転させ
る角度変化速度としては一定角度迄素早く回転させ、そ
の後は徐々に角度を変化させる如く溶湯を注ぐことによ
り、溶湯を保持炉25から汲み出してから給湯口22に
注ぐ迄の時間を短くし、溶湯の温度低下が生じることを
極力防止していた。
尚、この反転速度を早くする範囲の限界とされる一定角
度は一般に比較的多量の溶湯をラドル15にて汲み上げ
た場合においても一定角炭迄ラドル15を傾けたときに
溶湯が排出されない範囲をもって定めた角度とされてい
る8 [発明が解決しようとする問題点] 従来は前述の様にラドル15の反転時には一定角度迄の
初期に高速で反転させていた。しかし、この一定角度は
ラドル15にて溶湯を汲み出す通常の最大量をラドル1
5に入れた場合であってもラドル15内の溶湯が流れ出
さない角度として定められ。
ラドル15内に汲まれた多量の溶湯が高速反転により勢
い良く流れ出して給湯口22の外に飛び出さない様にし
ていた。
従って、一定角度迄比較的早くラドル15を傾けた後、
低速回転により徐々にラドル15の反転を進行させる故
、少量の溶湯をラドル15にて汲み上げる場合には、ラ
ドル15内の溶湯が少ない為にラドル15から溶湯が流
れ始めるには大きな角度が必要であ−って、溶湯が流れ
始める迄に多少の時間を要することになる。
更に、溶湯の汲み上げ量が少ない場合には、ラドル15
内の溶湯が冷え易く、給湯口22に注入された溶湯の温
度が所定の温度よりも低くなり、製品である鋳造品の品
質を低下させることがあった。
本発明は給湯口22への注湯完了を従来よりも一層早く
し、ラドル15により汲み上げられた溶湯の温度低下を
防止し、以て鋳造品の品質低下を防止し、更に注湯時間
を短くすることにより鋳造のサイクルを短縮し得る方法
であること以下の通り。
8〔問題を解決するための手段〕 本発明はラドル15の反転時に高速で反転する所定角β
を可変とし、この高速反転の限界角度である所定角βを
ラドル15にて保持炉25から引き上げる際の傾斜角α
に連動させるものである。
即ち、ラドル15を保持炉25から引さ上げる際。
ラドル15を所要の傾斜角αだけ傾け、以て該ラドル1
5にて汲み上げる溶湯量を所定量とし、該ラドル15を
反転させてラドル15の注ぎ口17から射出用・スリー
ブ21等の給湯口22に溶湯を注湯する鋳造装置lOの
自動給湯方法において、高速反転の限界角度とする所定
角βを前記傾斜角αに関連させて。
所定量の溶湯をラドル15にて汲み上げる為、保持炉2
5等からラドル15を引き上げる際のラドル15の傾斜
角αが小さい場合は所定角βを小さくし、傾斜角αが大
きい場合には所定角βをも大きくし、ラドル15反転の
初期は所定角β迄高速にて、所定角βを越えた後は低速
にて反転を継続させて溶湯へ溶湯を注入させることを特
徴とする鋳造装置1Gにおける給湯方法である。
[作用] 本発明は前述の様にラドル15を引き上げる際の傾斜角
αが大きい場合にラドル15の高速反転の限界角度であ
る所定角βを大きくするものである故、傾斜角αが大き
いことによりラドル15内の溶湯量が少なく、従って、
ラドル15の注ぎ口17から溶湯が流れ出す為のラドル
15の反転角度が大きい場合には大きい所定角β迄高速
反転を行なうこととなり、ラドル15の反転開始から鋳
造装置10の給湯口22に注湯する迄の時間を短くし、
ラドル15にて汲み上げた溶湯の温度低下を防止し得る
ものであり、且つ、ラドル15にて汲み上げられる溶湯
量が多く、ラドル15の小さな反転角度で溶湯がラドル
15の注ぎ口17から流れ出す場合は、多量の溶湯を汲
む為にラドル15を保持炉25等から引き上げるときの
傾斜角αが小さく、従って高速反転の限界角度となる所
定角βが小さくされる故、高速反転中に溶湯がラドル1
5から勢い良く流れ出て給湯口22の外部に溢れる虞れ
を無くすことができる。
(実施例] 本発明に係る方法を実施する装置EIOの一例は第1図
及び第2図に示す様に射出成形装W110の射出用スリ
ーブ21の近くに保持炉25と共に設けられる自動給湯
装置tlGである。
該自動給湯装w10は固定フレーム11から延びる第1
アーム12及び第2アーム13を有し、第2アーム13
先端には水平方向を回転軸として回動自在なラドル15
が設けられており、第17−ム12、第2アーム13及
びラドル15の回転は適宜の油圧モータ14等により行
なわれるものである。
この自動給湯装置10による給湯は保持炉25に蓄えら
れた溶湯中にラドル15を挿入し、ラドル15を第3図
Aに示す様に水平から一定の傾斜角αだけ傾けて第1ア
ーム12及び第2アーム13により保持炉25から引き
上げる。
この保持炉25からラドル15を引き上げる際のラドル
15が水平となす傾斜角αは、金型のキャビティ(図示
せず)の容量に応じて必要な溶湯量がラドル15にて汲
み上げられる様に、あらかじめキャビティ容量に応じ、
ラドル15の形状及び大きさにより設定されるものであ
る。
この様に傾斜角αで保持炉25から引き上げられ、所定
量の溶湯を汲み上げたラドル15は、その後略水平に維
持されつつ、第1アームI2及び第2アーム13により
射出用スリーブ21に設けられた給湯口22位置に移さ
れ1反転して注ぎ口+7から給湯口22に溶湯を注ぐ。
このとき、ラドル15の反転は所定角β迄は比較的早く
回転し、水平からラドル15の傾きが所定角βに達した
後は比較的ゆっくりと回転することになる。
この所定角βは前記傾斜角αにてラドル15中に残る溶
湯が流れ出さない範囲の角度として定められるものであ
り、ラドル15の形状が定まれば所定角βは傾斜角αの
関数として定まるものである。
尚、ラドル15に適宜の液体を入れ、傾斜角αと所定角
βとの関連をあらかじめ実測により求めておき、#4斜
角αを決定すれば、コンピュータにより自動的に所定角
βも定まる様にしておくことが便利であるも、グラフ、
表等により傾斜角αから所定角βを求めて傾斜角αと共
に反転時の所定角βを定めて設定することもある。
この様にして給湯口22への注湯は所定角βまで素早く
反転させた後、低速で反転を継続してラドル15中の溶
湯を給湯口22へ注入する。このとき。
ラドル15から流れ出す溶湯は第4図に示す様にラドル
15の反転角度が小さい初期にはラドル15の注ぎ口1
7から比較的遠方へ勢い良く流れ出し、最後には注ぎ口
17の略真下に落ちることになる。
この様に一定位置でラドル15を反転させたとき、ラド
ル15の注ぎ口17から流出する溶湯の落下位置が変化
する故、給湯口22の長さを大きくする必要が有り、こ
の為ラドル15を給湯口22に対して斜めとし、又ラド
ル15と射出用スリーブ21等との干渉を避ける為、第
2図に示す様にラドル15の中心線19と射出用スリー
ブ21の中心線24とは所定の角度γで交わる様に配置
されている。
しかし、給湯口22の大きさは射出用スリーブ21の直
径等により制限され、一般に小ざい故、溶湯の落下位置
の変化を少なくする為に所定角βを越え、溶湯が流れ出
し始めるときの反転速度は低速として溶湯が勢い良く流
れ出し遠方に飛ぶことを防止しなければならない。
ところで、溶湯が流れ出した後は溶湯の落下位置は順次
注ぎ口17の真下に近づいてくる故、反転速度をラドル
15の反転角度が大きくなるにつれて早くしても、溶湯
の落下位置の変化は少ない。
従って反転に際して所定角βを越え、低速で反転をa統
するに際し、反転角度の増大に伴って反転速度を徐々に
増加させれば注湯開始から注湯完了迄の時間を短縮しつ
つ、小さな給湯口22に溶湯を注入することが可能とな
る。
又1反転開始位置を給湯口22の手前とし、溶湯の流出
初期の飛距離を考慮すれば、所定角βを越えた後の低速
反転時における反転速度を多少早く設定することができ
、反転の継続に従ってラドル15を前進させて注ぎ口1
7から落下する溶湯をM後迄給湯口22に注ぐことを可
能とする場合もある。
[発明の効果] 本発明は前述の様に鋳造装2110の給湯口22に溶湯
を注入するに際し、ラドル15の反転を所定角βまでは
高速にて反転させ、所定角βを越えた後は低速で反転さ
せる方法であり、該所定角βをラドル15にて溶湯を汲
み上げる際の傾斜角αに関連づけ、所定角βを傾斜角α
の関数としたものである。
この傾斜角αで汲み上げられた溶湯がラドル15の注ぎ
口17から流れ出さない範囲の所定角βはラドル15の
形状のみによる一定の関数として定まる故、鋳造製品の
大きさ等に応じて汲み上げる溶湯の所定量を決定する傾
斜角αを設定すれば目ずと所定角βも設定され、常にラ
ドル15から溶湯が流れ出す寸前の所定角β迄うドル1
5を高速で反転させることができ、注湯に際しての時間
の無駄を省くことができる。
従って、ラドル15にて溶湯を汲み上げた後、給湯口2
2へ注湯を完了する為の時間を短縮し、ラドル15にて
汲み上げられた溶湯の温度低下を防止して鋳造製品の品
質を高め得るものであり、特に、汲み上げられた溶湯の
量が少なく、該溶湯の温度低下が早く生じるときには高
速反転の限界となる所定角βが大きく、従ってラドル1
5の反転に際して高速反転区間が長く、素早く注湯を完
了し得る故、その効果は一屑大きくなる。
又、該所定角βを越えた反転角度にてラドル15の溶湯
が注ぎ口17から流れ出すこととなる故、所定角β迄高
遼反転し、その後低速反転とし、該低速反転において、
再度徐々に反転速度を早くすることにより溶湯の流れ出
し始めを確実に低速として溶湯がラドル15から勢い良
く流出することを確実に防止し、且つ、溶湯の注入を素
早く行なうことができる。
そして、溶湯の注入を短時間に行ない得る本発明は汲み
上げた溶湯の温度低下を防止するのみでなく鋳造サイク
ルを早くして生産性を高め得る等積々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
ig1図及び第2図は本発明を実施する自動給湯装置の
側面図及び平面図にして、第3図はラドルの傾きと汲み
上げられた溶湯の量を示す図、第4図はラドルから溶湯
が流れ出す状態を示す図である。 1〇−自動給湯装置、11=固定フレーム、!2=第1
アーム、  13=第2アーム、14=油圧モータ、1
5=ラドル、  17=注ぎ口、   19=ラドル中
心線、  21=射出用スリーブ、22=給湯口、  
24=射出用スリーブ中心線、25=保持炉。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ラドルを保持炉から引き上げる際、ラドルを所要
    の傾斜角αだけ傾け、以てラドルにて汲み上げる溶湯量
    を所定とし、該ラドルを反転させてラドルの注ぎ口から
    射出用スリーブ等の給湯口に溶湯を注湯する鋳造装置の
    自動給湯方法において、高速反転の限界角とする所定角
    βを前記傾斜角αに関連させて、所要量の溶湯をラドル
    にて汲み上げる為、保持炉等からラドルを引き上げる際
    のラドルの傾斜角αが小さい場合には所定角βを小さく
    し、傾斜角αが大きい場合には所定角βをも大きくし、
    ラドル反転の初期は所定角β迄高速にて、所定角βを越
    えた後は低速にて反転を継続させて給湯口へ溶湯を注入
    させることを特徴とする鋳造装置における給湯方法。
  2. (2)所定角βを越えた後の低速反転において、反転速
    度を順次早くしていくことを特徴とする第1項記載の給
    湯方法。
  3. (3)所定角βを越えた後の低速反転は、反転の継続に
    伴って順次ラドルを前進させつつ反転を行うことを特徴
    とする第1項記載の給湯方法。
JP24056484A 1984-11-16 1984-11-16 鋳造装置における給湯方法 Pending JPS61119372A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008033270A (ja) * 2006-07-04 2008-02-14 Matsushita Electric Works Ltd 発光装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5442664A (en) * 1977-09-09 1979-04-04 Hitachi Ltd Construction of breaking portion in gas breaker

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