JPS61118468A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPS61118468A
JPS61118468A JP23908384A JP23908384A JPS61118468A JP S61118468 A JPS61118468 A JP S61118468A JP 23908384 A JP23908384 A JP 23908384A JP 23908384 A JP23908384 A JP 23908384A JP S61118468 A JPS61118468 A JP S61118468A
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JP
Japan
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resin
coating composition
alloy powder
copper alloy
parts
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Application number
JP23908384A
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English (en)
Inventor
Toshio Shinohara
篠原 稔雄
Hironari Tanabe
弘往 田辺
Shunsuke Nakayama
俊介 中山
Kunio Kishida
岸田 邦雄
Masaki Morikawa
正樹 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo KK
Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
Mitsubishi Metal Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、陸上構造物用塗料組成物1と関する。
さらに詳しくは、一般建築物の屋根、壁材、床等あるい
は養豚や養鶏場等の畜産飼育施設の内外面等に適用可能
な銅合金粉末を含有する塗料組成物に関する。
(従来の技術) 従来、一般の建築物の屋根材あるいは壁材として銅板が
使用されることがあった。このような銅板は非常に高価
であるとともに、下地に沿って切断したり折り曲げたり
する必要があり施工作業性に熟練を必要とするものであ
った。また色彩が大体一定しており、それ故色彩の変化
をつけられないという美感上の問題点があった。加えて
、緑青の発生及び大気の汚染による変・退色等、美観を
損なうことなどが問題となっていた。
又、銅の有する殺菌性を利用し畜産飼育施設(例えば養
豚、養鶏施設等)に右いて、銅板の使用が提供されてい
るようである。しかし、銅板自体の強度の問題、苛酷な
作業環境に於ける、腐食、損傷の問題、端的に云えば、
飼育動物の排泄物等による劣化、損傷の問題があった。
さらに銅自体は必ずしも安価ではなくそれ故経済性等の
問題点が指摘されている。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明等は、以上の如き実状に鑑み、前記各種問題点を
解消すべく鋭意検討の結果、本発明に到達したのである
なお、本発明者等は、先に特定の銅合金粉末の防汚特性
を利用する「水中」防汚塗料組成物を出願している。し
かして前記塗料組成物を、さらに陸上構造物に適用した
場合にも、従来技術に比して優れた結果が得られること
を知見し、本発明を完成したのである。
従゛って、本発明は、 (i)銅板の貼着等の使用法に比較して、施工作業性や
装飾性(着色の自由度穴)が著しく優れており、 (ii )安価であり、 (iii )長期にわたる耐食性や耐久性に優れてt、
)るという性能を有し、かつ (iv )日陰、多湿部における苔やカビの発生を防止
し得る塗料を形成する、 塗料組成物を提供することを目的とするものである。
即ち、本発明は、 (イ)展色剤(固形分)100重量部 (ロ)ニッケル及び/又はマンガンを3〜25重貴%含
有する銅合金粉末100〜750重量部及び (ハ)必要により着色顔料150重量部以下、の割合か
らなる陸上構造物用塗料組成物に係る。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明の塗料組成物に使用される展色剤とは、通常陸上
構造物(建築物)の内外面、床面等に使用されている塗
料組成物用の展色剤が全て支障な(使用可能である。例
えば、アクIJ)し樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂、
エポキシ樹脂、塩化ゴム樹脂、ポリエステル樹脂、シリ
コン樹脂、アルキド樹脂、ビニル樹脂、メラミン樹脂、
油性ワニス等の熱可塑性あるいは熱硬化性樹脂が挙げら
れ、これらは必要により一種もしくは二種以上の混合物
として使用される。
また、これらは水あるいは有機溶媒1乙溶解あるいは分
散して用いることができる。
尚、特に屋外での耐候性等を要求される場合(こは、ア
クリル樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹月旨、シリコン樹
脂等が好適に使用され、又特に耐食性が要求される場合
には、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等が好適に使用され
る。
次に、本発明の塗料組成物に使用される銅合金粉末は、
ニッケル及び/又はマンガンから選(ずれた金属の少な
くとも一種を3〜25重量%含有し、残りの組成は銅を
主成分とするものである。なお前記に於て銅合金粉末製
造時に使用する原料:こ通常由来する、不可避金属不純
物の混入してG)る組成物も、当然、本発明の技術的範
囲に含まれる。
本発明で言う前記銅合金粉末の形状は、例えば粒状、繊
維状もしくは扁平状等各種の形体をとりうる。
前記銅合金粉末において、ニッケル及びマンガンから選
ばれた少なくとも一種の金属の含有量が3重量%にみた
ない場合には、銅合金粉末が酸化する傾向が大きくなり
、従って長期耐食効果が期待出来なくなる。しかも、大
気曝露下においては銅イオンの溶出量が過剰となり、銅
合金の浪費をまねきその結果、塗膜の美観、耐久性の持
続性が低下するようになる。
逆に、ニッケル及び/又はマンガンの量が25重量%を
こえると、必然的に銅含有量が少なくなるため、塗膜の
耐食性、防カビ性、殺菌性が低下するため好ましくない
前述の如く本発明で用いる銅合金粉末は各種の形体をと
りうるが、塗膜の表面状態等を考慮して、平均粒子径l
Oμ以下の粒状、又は平均長さ10〜200μ、平均厚
さ2〜10μ程度の扁平状粒子、もしくは平均径2〜1
5μ、平均長さ10〜200μ程度の繊維状であること
が好ましい。
いずれにしても本発明における銅合金粉末は前記の如き
特定の組成にすることにより、銅イオンの溶出を適当に
コントロールし、耐久性及び耐食性等の効果をもたせる
ことが出来るのである。
本発明の塗料組成物においては、前記銅合金粉末は展色
剤固形分100重量部に対して100〜750重量部、
好ましくは200〜700重量部の割合で使用する。
前記範囲において、銅合金粉末の使用量が100重量部
にみたない場合には、目的とする耐久性や耐食性、ある
いは殺菌(防カビ)効果が得難くなる。逆に750重量
部をこえて使用すると、塗膜強度が低下し易く、ハガレ
等の欠陥を生起し易くなるのであまり好ましくない。
次に本発明の塗料組成物は比較的自由に着色出来るとい
う特長を有している。すなわち、通常、塗料用に使用さ
れている各種着色顔料を添加混合して、装飾性に優れた
塗料組成物を得ることが出来る。
したがって、本発明の第2の態様の塗料組成物は、次の
ような配合からなる。
(イ)展色剤(固形分)100重量部、(ロ)ニッケル
及び/又はマンガンを3〜25重量%含有する銅合金粉
末100〜750重量部、及び (ハ)着色顔料150重量部以下 前記(ハ)成分、すなわち着色顔料としては、酸化チタ
ン、カーボンブラック、酸化鉄、フタロシアニン系顔料
等通常塗料用に使用されている有機あるいは無機顔料の
一種もしくは二種以上の混合物が使用可能である。
前記範囲において、着色顔料が150重量をこえて使用
されると塗膜の強度が低下するため好ましくない。
なお、本発明の塗料組成物にふいては、前記以外の成分
として、さらiこ体質顔料、染料、硬化剤、硬化促進剤
、溶剤、その他各種添加剤(発泡防止剤、沈降防止剤、
レベリング剤)など、通常この種塗料に使用されている
各種成分を添加混合し得る。
本発明の塗料組成物は、展色剤、銅合金粉末および其の
他の成分を通常の塗料製造装置(ボールミル、ディスパ
ー等)にて一括もしくは分割混合分散することにより一
液型塗料として調製するごとができる。
また、塗料成分を二液型に分け、使用直前に混合分散し
て調製してもよい。
かくして調製された本発明の塗料組成物は、そのまま、
もしくは溶剤で粘度調整した後、通常のエアースプレー
塗装、エアレススプレー塗装、f%電塗装、ローラー塗
装、刷毛塗り、二頭ガン塗装などにより、被塗物上に約
30〜300μの乾燥膜厚で適用する。
尚、前記被塗物としては、鉄、アルミニウム等の金属;
コンクリート;合板;木材;ストレート板、石綿板、ケ
イ酸カルシウム板等の無機質建材;プラスチック;ガラ
ス等各種のものが挙げられる。
また、これらの被塗物には、防錆の目的のために防錆ブ
ライマーを塗布したり、吸い込み防止のために適当な下
地処理を施したりすることができる。この種の変形態様
は、本発明に当然台まれる。
本発明の塗料組成物は被塗物上に塗布した後、常温乾燥
もしくは80〜200℃、5〜30分程度に加熱乾燥し
、目的とする用途に供する。
かくして、本発明の塗料組成物から得られた塗膜は、装
飾性は勿論のこと、耐久性、耐食性に優れ、さらに苔、
カビの発生を防ぐことも可能である、という優れた効果
を発揮する。
以下、本発明の詳細を実施例及び比較例にて説明する。
「部」又は「%」又は「%」は「重1部」又は「重量%
」である。
実施例1 本発明の塗料組成物を以下の配合により作成した。
配合(1〕 (主剤) エポキシ樹脂          6部キジロール  
         10メチルイソブチルケトン   
  9 銅合金粉末          65 (硬化剤) ポリアミド樹脂         4部キジロール  
         4 イソブタノール         2 前記エポキシ樹脂としては、シェル化学■製商品名エピ
コート#’1001(エポキシ当量450〜520〕を
、ポリアミド樹脂としては、富士化成■商品名トーマイ
ド#210[アミン価95±5〕を、また鋼合金粉末と
しては、銅85%、ニッケル15%、マンガンO%のも
のを使用した。
主剤の製造においては、全成分を混合し、ディスパー攪
拌混合した。
使用に際し、主剤と硬化剤とを混合した。
被塗物たる養豚施設の支柱及び柵等の鋼材部分は、まず
サンドブラストし、次に通常のエポキシプライマーを5
0μで2回エアスプレー塗装し、さらに室温で1日乾燥
させた。ついで前記配合〔1〕の本発明の塗料組成物を
2回エアスプレー塗装(乾燥膜厚100μ)し、室温で
一週間乾燥後、使用に供した。
2年間以外の使用状況を観察した結゛果、各種損傷、就
中排泄物による劣化損傷、苔、かびの発生等は全く認め
られなかった。
実施例2 本発明の塗料組成物を以下の配合により作成した。
配合(2) (主剤) エポキシ樹脂        6部 酸化チタン         5 酸  化  鉄              2キジロ
ール        10 メチルイソブチルケトン  lO 銅合金粉末        60 (硬化剤) ポリアミド樹脂       4部 キジロール         4 イソブタノール       2 前記エポキシ樹脂としては、シェル化学■商品名エピコ
ート#1001  (エポキシ当量450〜520〕を
、ポリアミド樹脂としては、富士化成■商品名トーマイ
ド#210(アミン価95±5〕を、また銅合金粉末と
しては、銅90%、ニッケル0%、マンガン10%のも
のを使用した。
主剤の製造においては、銅合金粉末を除いた成分をまず
混合し、ポー/ ) ミルで一昼夜練合した後、これに
所定量の銅合金を加えディスパー攪拌して主剤組成物を
得た。
使用時に主剤と硬化剤とを混合した。
被塗物として養豚施設の支柱及び柵等の鋼材部分を選び
、まずそれらの部分を、サンドブラストした後、通常の
エポキシブライマーを50μで2回エアスプレー塗装し
、さらに室温で1日乾燥させた。ついで前記配合(2)
の本発明の塗料組成物を2回エアスプレー塗装(乾燥膜
厚100μ)し、室温で一週間乾燥させた後、使用に供
した。
2年間以上の使用状況を観察した結果、各種損傷、就中
排泄物による劣化損傷、苔、カビの発生等は全くみとめ
られなかった。
実施例3 本発明の塗料組成物を下記配合により作成した。
配合(3) (主剤) ポリエステル樹脂        14.1部(バイエ
ル社製商品名デスモフェン1100)ポリエステル樹脂
        14.1(バイエル社1m 商品名デ
スモフェン800)キジロール           
 6酢酸エチル            6酢酸ブチル
            6セロソルブアセテート  
     4.8銅合金粉末           6
5(硬化剤) インシアネート樹脂       39前記インシアネ
ート樹脂としては、三°菱化成工業■製多価インシアネ
ート商品名マイテフクGP101/C不揮発分75%〕
を、また銅合金粉末としては銅90%、ニッケル5%、
マンガン5%のものを使用した。
主剤の製造においては、銅合金粉末を除いた成分を混合
し、ポットミルで一昼夜練合した後、これに所定量の銅
合金粉末を加えデイスノく一攪拌して、主剤組成物を得
た。
使用時に主剤と硬化剤とを混合した。
被塗物として、養豚施設のコンクリート床に、通常のエ
ポキシプライマーを50%キキシレン希釈し、エアスプ
レーで目止塗装し、1日室温乾燥後、同一のエポキシプ
ライマーを50μで2回エアスプレー塗装し、室温で1
日乾燥させた。ついで前記配合(3)の本発明の塗料組
成物を2回エアスプレー塗装(乾燥膜厚100μ)し、
室温−週間乾燥使用に供した。
2年間以上の使用状況を観察した結果、損傷、排泄物に
よる劣化損傷、苔、かびの発生は全く認められなかった
実施例4 本発明の塗料組成物を下記の配合により作成した。
配合(4) 塩化ゴム            25部塩素化パラフ
ィン 40%     10沈降防止剤       
     1キジロール           64銅
合金粉末           60前記銅合金粉末と
しては、銅75%、ニッケル10%、マンガン15%の
ものを用いた。前記配合の全成分を混合し、ディスパー
攪拌練合した。
スレート外壁に通常の塩化ゴム系ブライマーを30μで
2回エアースプレー塗装し、常温で1日乾燥させた。つ
いで前記配合の本発明の塗料組成物を、2回エアスプレ
ー塗装(乾燥膜厚70μ)し、3日間乾燥後使用に供し
た。
2年間以上の使用状況を観察した結果、塗膜の劣化損傷
、日陰多湿部における苔、かびの発生は全く認められな
かった。
実施例5 本発明の塗料組成物を下記配合により作成した。
配合(5) 塩化ゴム             25廓塩素化パラ
フィン40%      10酸化チタン      
       8沈降防止剤            
 1キジロール            64銅合金粉
末           100銅合金粉末は銅95%
、ニッケル0%、マンガン5%の割合のものを用いた。
その調製は、まず銅合金粉末を除いた成分を混合し、ポ
ットミルで一昼夜練合して、次いでこれに所定量の銅合
金粉末を加え、ディスパー攪拌により上記組成物を得た
スレート外壁に通常の塩化ゴム系ブライマーを30μで
2回エアスプレー塗装し、常温で1日乾燥させた。つい
で前記配合の本発明の塗装組成物を2回エアスプレー塗
装(乾燥膜厚60μ)し、3日間乾燥後、使用に供した
2年間以上の使用状況を観察した結果、塗膜の劣化損傷
、日陰多湿部における苔、かびの発生は全く認められな
かった。
実施例6 本発明の塗料組成物を下記配合により作成した。
配合(6) 大豆油変性中油型アルキド樹脂(固形分)5B 酸化チタン             15炭酸カルシ
ウム           10金属ドライヤー   
          5沈降防止剤         
     l皮張り防止剤             
1ミネラルスピリツト          15銅合金
粉末             75前記銅合金粉末と
しては、銅9o%、ニッケル10%、マンガン0%のも
のを使用した。その調製は、まず銅合金粉末を除いた成
分を混合し、ポットミルで一昼夜練合した後、これに所
定量の銅合金粉末を加え、ディスパー攪拌により上記組
成物とした。
養鶏施設のスレート外壁に、通常のアルキド樹脂プライ
マーを30μで2回エアスプレー塗装し、大気温で1日
乾燥させた。ついで前記配合(6)の本発明の塗料組成
物を2回エアスプレー塗装(乾燥膜厚60μ)し、3日
間乾燥後使用に供した。
この塗膜につき2年間以上の使用状況を観察した結果、
損傷、排泄物による劣化損傷、日陰多湿部における苔、
かびの発生は全く認められなかった。
実施例7 本発明の塗料組成物を下記配合に従って作成した。
配合(7) 塩化ビニル樹脂(固型分)      15部ジブチル
フタレート          5キジロール    
        60銅合金粉末          
  30前記配合に於て塩化ビニル樹脂は、BASF社
製商品名ラロフうックスMP45[:塩化ビニル−イソ
ブチルエーテル共重合体樹脂〕を、銅合金粉末は銅85
%、ニッケル0%、マンガン15%のものを使用した。
その調製法としては、まず全成分を混合し、ディスパー
攪拌混合し、所望の組成物を得た。
被塗物として、養豚施設のスレート内壁、コンクリート
床に通常のエポキシプライマーを50μで2回エアスプ
レー塗装し、1日室温乾燥させた。
ついで前記配合の本発明の塗料組成物を2回エアスプレ
ー塗装(乾燥膜厚60μ)し、3日間乾燥後使用した。
この塗膜につき、゛2年間以上の使用状況を観察した。
しかしながらその損傷、排泄物による劣化損傷、苔、か
びの発生は全く見られなかった。
実施例8 本発明の塗料組成物を下記配合に従って作成した。
配合(8) アクリルエマルション樹脂     20部酸化チタン
            15水          
               30増粘剤     
         0.5分散剤          
    0.3消泡剤              0
.5銅合金粉末            15前記配合
に於て、アクリルエマルション樹脂は、日本カーバイト
工業(株)製商品名二カゾールPL−667(樹脂固形
分65%)を、銅合金粉末1を銅85%、ニッケル10
%、マンガン5%のものを用いた。
上記配合の調製は、まず銅合金粉末を除いた成分を混合
し、ポットミルで一昼夜練合した後、これに所定量の銅
合金粉末を加え、さらにディスパー攪拌練合した。
被塗物としてコンクiJ −ト内壁を選び、それに通常
のアクリルエマルション系プライマーを30μで2回ロ
ーラー塗装し、−日乾燥させた。ついで前記配合の本発
明の塗料組成物を2回ローラー塗装(乾燥膜厚70μ)
し、3日間乾燥後使用に供した。
この塗膜につき、2年間以上の使用状況を観察した。そ
の結果、塗膜の劣化損傷、苔、かびの発生は全く認めら
れなかった。
実施例9 本発明の塗料組成物を下記配合に従って作成した。
配合9 (主剤) フッ素樹脂            50部酸化チタン
            15沈降防止剤      
      1.5キシレン            
 35銅合金粉末            4゜(硬化
剤) インシアネート樹脂         7部前記配合に
於てフッ素樹脂は、旭硝子(株)製部品名ルミフロンL
F200(不揮発分60%、OH価=52)を、インシ
アネート樹脂は住友バイエル(株)製部品名デスモデュ
ールN75(NGO含有量16.5%)を、銅合金粉末
は銅85%、ニッケル5%、マンガン10%のものを用
いた。
主剤の調製は、銅合金粉末を除いた成分をまず混合し、
次にポットミルで一昼夜練合した後、これに所定量の銅
合金粉末を加え、さらにディスパー攪拌して前記配合の
主剤組成物を得た。
使用時に主剤と硬化剤とを混合使用した。
被塗物たる亜鉛鉄板屋根は、通常の亜鉛メッキ用エポキ
シプライマーを50μローラー塗装し、−日乾燥後、通
常のエポキシ中塗塗料40μローラー塗装し、−日乾燥
させたものを用いた。ついで、前記配合の塗料組成物を
2回ローラー塗装(乾燥膜厚70μ)し、常温乾燥−週
間後、使用に供した。
2年間以上使用状況を観察した結果、損傷、太陽光によ
る劣化、ならびに苔、かびの発生は全く認められず、耐
候性や装飾性の極めて優れたものであった。
実施例10 本発明の塗料組成物を下記配合に従って作成した。
配合10 (主剤) フッ素樹脂            50部キシレン 
            30銅合金粉末      
      50(硬化剤) インシアネート            7部前記配合
に於て、フッ素樹脂は旭硝子(株)商品名ルミフロンL
F20Qを、インシアネート樹脂は住友バイエル(株)
製商品名デスモデニールN75を、銅合金粉末は銅80
%、二?ケル10%、マンガン10%のものを用いた。
主剤の調製は、まず全成分をすべて一度に混合し、ディ
スパー攪拌練合した。
使用時に主剤と硬化剤とを混合使用した。
養豚施設のコンクリ−・ト床に、まず通常のエポキシプ
ライマーを50μ2回エアスプレー塗装し、−日室温乾
燥し、ついで前記配合の本発明の塗料組成物を2回エア
スプレー塗装(乾燥膜厚70μ)し、室温−週間乾燥後
、通常の使用に供した。
かかる用法に於て、2年間以上の使用状況を観察した結
果、損傷、排泄物による劣化損傷、苔、かびの発生は全
く認められなかった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)展色剤(固形分)100重量部と、(ロ)
    ニッケル及び/又はマンガンを3〜25重量%含有する
    銅合金粉末100〜750重量部 との割合からなる陸上構造物用塗料組成物。
  2. (2)展色剤は、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フッ素
    樹脂、エポキシ樹脂、塩化ゴム樹脂、ポリエステル樹脂
    、ビニル樹脂、アルキド樹脂、メラミン樹脂、油性ワニ
    ス、から選ばれた少なくとも1種である、特許請求の範
    囲第(1)項記載の塗料組成物。
  3. (3)(イ)展色剤(固形分)100重量部、(ロ)ニ
    ッケル及び/又はマンガンを3〜25重量%含有する銅
    合金粉末100〜750重量部、及び (ハ)着色顔料150重量部以下 とからなる陸上構造物用塗料組成物。
  4. (4)展色剤は、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フッ素
    樹脂、エポキシ樹脂、塩化ゴム樹脂、ポリエステル樹脂
    、ビニル樹脂、アルキド樹脂、メラミン樹脂、油性ワニ
    スから選ばれた少なくとも1種である、特許請求の範囲
    第(3)項記載の塗料組成物。
JP23908384A 1984-11-13 1984-11-13 塗料組成物 Pending JPS61118468A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178538A (ja) * 2014-03-18 2015-10-08 田中貴金属工業株式会社 金属基材に対するスプレー塗装用の金属含有組成物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54129033A (en) * 1978-03-15 1979-10-06 Kennecott Copper Corp Coating material having nature of preventing dirt and sliminess

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