JPS61118412A - シリルアリ−ルアセチレンの共重合体およびその製造方法 - Google Patents

シリルアリ−ルアセチレンの共重合体およびその製造方法

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JPS61118412A
JPS61118412A JP23865384A JP23865384A JPS61118412A JP S61118412 A JPS61118412 A JP S61118412A JP 23865384 A JP23865384 A JP 23865384A JP 23865384 A JP23865384 A JP 23865384A JP S61118412 A JPS61118412 A JP S61118412A
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carbon atoms
group
structural formula
copolymer
aryl group
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JP23865384A
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Yushi Arai
雄史 新井
Yosuke Koizumi
洋介 小泉
Hideo Ai
愛 英夫
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は良好な分離性と透過性、特和気体く対して優れ
た分離性と透過性を有し、物質混合物、特に気体混合物
の分離膜用材料として有用なシリルアリールアセチレン
化合物の共重合体およびその製造法に関するものである
〔従来の技術〕
混合気体分離膜用材料として、ポリジメチルシロキサン
、ポリジメチルシロキサン−ポリカーボネートブロック
共重合体(米国特許第3.りtO,aタロ号、米国特許
第j、J’ 7 lA? r を号〕、ボリジメfA/
 、o Qサン共重合体(特開昭jt−2410弘号)
、ポリ(4t−メチルペンテン−/)(特開昭j7−≠
203号)、アルキル基ないしフェニル基を置換基とす
るポリアルキン(特開昭j7−/20607号、特開昭
zr−/IJWOj号、特開昭jターlりro&号等)
、シリル基を置換基とするポリアルキン(J、Amr、
 Chew、 Soc、 。
10!t、P、7弘73(lりt3))等が知られてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の分離膜用材料は高い気体透過性と長期間の使用に
耐える性能安定性のλつの要求特性を同時KFi溝足し
ていなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記問題点を鋭意検討した結果、シリル基
とアリール基とで置換されたアセチレンの共重合体の発
明に至った。
すなわち、本発明におけるシリルアリールアセチレンの
共重合体とは、下記構造式(1)で表わされる構造の繰
返し単位と下記構造式(If)で表わされる構造の繰返
し単位および/または下記構造式(1)で表わされる構
造の繰返し単位よりなる重量平均分子量1,000−に
θ0Q00Qの線状共重合体で、構造式(りの繰返し単
位と、構造式(+1)および/または構造式(2)の繰
返し単位の重量比が1/99〜99/lである共重合体
である。
R2 (構造式中の& 、Rt 、Rsはそれぞれ炭素数/な
いし/θのアルキル基、炭素数4ないしコOのアリール
基、炭素数7ないし20のアリールアルキル基、炭素数
弘ないしλOのシクロアルキル基の中から選ばれた基で
ある。Aは炭素数6ないし20のアリール基である。) Y (式(1)のXおよびYはそれぞれ炭素数6ないし20
のアンリル基、炭素数7ないしλOのアリールアルキル
基、炭素数弘ないしIOのシクロアルキル基、炭素数7
ないしIOのアルキル基、炭素数lないしIOのアルキ
ル基または炭素数6ないし20のアリール基または炭素
数7ないし20のアリールアルキル基を置換基としても
つシリル基、水素、塩素、臭素の中から選ばれた基で多
る。ただし、x、yが同時にシリル基である場合と% 
X%Yが水素、塩素、臭素の中からのみ選ばれた場合を
除く。) −CH−CMイCTI鵞垢      (至)(式(至
)の水素のうち1つ以上が炭素数7ないしioのアルキ
ル基または炭素数lないし10のアルキル基または炭素
数6ないしコ0の了り一゛ル基または炭素数77&いし
コOのアリールアルキル基を置換基としてもつ7リル基
によプ置換されていてもよい。nはコないしrの整数で
ある。)構造式(II KおけるR1、−1Rsとして
は、例えばアルキル基としてはメチル基、エチル基、n
−プロピル基、i−プロピル基、ブチル基、シクロアル
キル基としてシクロヘキシル基、アリール基としてフェ
ニル基、トルイル基、オクチル基、アリールアルキル基
としてベンジル基等が挙げられる。
構造式(1)KおけるAとしてはフェニル基、ナフチル
基、トルイル基、アントリル基等が挙げられる。
構造式(1)におけるXおよびYとしては、フェニル基
、トルイル基、ナフチル基、ベンジル基ζメチル基、エ
チル基、n−ないし五−プロピル基、ブチル基、ヘキシ
ル基、オクチル基、シクロヘキシル基、トリメチルシリ
ル基、トリエチルシリル基、トリフェニルシリル基、水
素、塩素、臭素等が挙げられる。
構造式01における置換基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、
トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリフェニ
ルシリル基等が挙げられる。
本発明におけるシリルアリールアセチレンの共重合体を
製造するKは種々の方法を用いうるが、構造式(転)で
表わされる構造の化合物と構造式(1/)の化合物およ
び/lたは構造式(9)の化合物と、モリブデン、タン
グステン、ニオブ、タンタルの中から選ばれた少なくと
も1つの金属カルベン化合物を触媒として重合する方法
が工程の簡便さから好ましい。以下構造式(5)、(V
l、あるいは筒で表わされる構造の化合物をモノマーと
称す。
(構造式中の”l % R鵞、R3はそれぞれ炭素数l
ないしIOのアルキル基、炭素数6ないしコ0のアリー
ル基、炭素数7ないし20のアリールアルキル基、炭素
数グないしλOのシクロアルキル基の中から選ばれた基
である。Aは炭素数乙ないしコQのアリール基である。
) X−C4iEEC−Y        (イ)(式(ト
)のXおよびYはそれぞれ炭素数6ないし20のアリー
ル基、炭素数7ないしλOのアリールアルキル基、炭素
数μないしIOのシクロアルキル基、炭素数7ないしI
Oのアルキル基、炭素数/ないし10のアルキル基また
は炭素数乙ないしコOのアリール基または炭素数7ない
しコOのアリールアルキル基を置換基としてもつシリル
基、水素、塩素、臭素の中から選ばれた基である。ただ
し、X、Yが同時にシリル基である化合物と、X、Yが
水素、塩素、臭素の中のみから選ばれた化合物を除く。
) (式(6)の水素のうち7つ以上が炭素数7ないし10
のアルキル基または炭素数lないしIOのアルキル基ま
たは炭素数6ないし20のアリール基または炭素数7な
いし20のアリールアルキル基を置換基としてもつシリ
ル基によシ置換されていてもよい。nはコないしtの整
数である。)構造式(財)で表わされる化合物の好まし
い具体例トシては、トリメチルシリルフェニルアセチレ
ン、トリエチルシリルフェニルアセチレン、トリフェニ
ルシリルフェニルアセチレン、トリメチルシリルトルイ
ルアセチレン、トリメチルシリル−7−ナフチルアセチ
レン、トリメチルシリル−ターアントリ・ルアセチレン
等が挙げられる。
構造式(7)で表わされる化合物としては、フェニルア
セチレン、/−フェニルプロピン、/−ヘキシン、2−
ヘキシン、/−オクチン、コーオクチン、l−フェニル
ヘキシミーイノ、i−yロロフェニルアセチレン、/−
トリメチルシリル−/−プロピ1,/−トリフェニルシ
リル−7−プロピン等が、また構造式(4)で表わされ
る構造の化合物としては、シクロブテン、シクロペンテ
ン、シクロヘプテン、シクロオクテン、3−メチルシク
ロペンテン、3.l−ビストリメチルシリルシクロオク
テン、/−)リメチルシリルシクロプテン、3−へキシ
ルシクロペンテン等が挙ケラれる。
これらのモノマーを重合させるには、一般的にアセチレ
ン系化合物を重合させる触媒を使用すればよいが、本発
明の線状重合体を収率良く得るKはモリブデン、タング
ステン、ニオブ、タンタルの金属カルベン化合物を用い
るのが好ましい。
触媒作用の強い金属カルベ/化合物としては、例えば下
記構造式−の化合物が挙げられる。
さらに詳しくは、構造式(III)で表わされる化合物
、!: してti、メトキシフェニルカルペンペンタカ
ルボニルタングステン、ジフェニルカルベンペア1カル
ボニルタングステン、メトキシメチルカルベンペンタカ
ルボニルタングステン、メトキシ7エ二ルカルペンペン
タカルポニルモリブテン、シフェニルカルベンペンタヵ
ルポニルモリフテン等カ好ましい。
触媒作用の強い金属カルベン化合物触媒の他の例として
、五塩化モリブデンまたは大塩化タングステンに下記構
造式(III)で表わされる構造の一置換アセチレンを
作用させて得られる触媒が挙げられる。
R5−C3EC−H(2) (式中−は炭素数io以下のアルキル基、炭素数20以
下のアリール基またはアリールアルキル基、炭素数20
以下のシクロアル中ル基、炭素数IO以下のアルキル基
または炭素数20以下のアリール基またはアリールアル
キル基を置換基としてもつシリル基の中より選ばれ走差
である。)構造式(III)で表わされる化合物として
は、例えばフェニルアセチレン、l−ないし2−す7チ
ルアセチレン、l−ブチン、l−ペンチン、l−ヘキシ
ン、トリメチルシリルアセチレン等が好ましい。
構造式(至)で表わされる化合物を五塩化モリブデンあ
るいは六塩化タングステンに作用させるKは、これらの
金属塩化物1モル当りl〜10そル当量の、好ましくけ
2〜!モル当量の一置換アセチレン(構造式(至)を、
後記の重合用溶媒中で0−100℃、好ましくはxo 
Nto℃で0./時間〜λ時間反応すればよい。その後
の重合反応は、この触媒溶液を直接上ツマー溶液に添加
することで行なわれる。
モノマーに構造式−の化合物に該当するものが含まれる
場合には、モノマー溶液に五塩化モリブデンあるいは大
塩化タングステンを加えることによシメタルカルペン化
合物を自動的に発生させる簡単な方法を用いることがで
きる。
金属カルベン化合物触媒を得るのに、五塩化ニオブ、五
臭化ニオブ、五塩化タンタル、または五臭化タンタルに
下記構造式■で表わされる構造の二置換アセチレンを作
用させる方法も好適である。
R,−C544C−R,(転) (式中Rγ、Rsはそれぞれ炭素数IO以下のアルキル
基、炭素数2θ以下のアリール基またはアリールアルキ
ル基、炭素数10以下のシクロアルキル基、炭素数10
以下のアルキル基または炭素数2θ以下のアリール基ま
たはアリールアルキル基を置換基としてもつシリル基よ
り選ばれた基である。ただし、R7、R@が同時にシリ
ル基である化合物を除く。) 構造式■で表わされる化合物としては、例えば2−ヘキ
シン、コーオクチ1,−一デシ1,l−フェニル−/−
7’ロビン、/−フェニル−7−ヘキシン、l−トリメ
チルシリル−/−グロビン等が好ましい。これらの二置
換アセチレンを重合溶媒中で五塩化ニオブ、五臭化ニオ
ブ、五塩化タンタルあるいは五臭化タンタルと混合し、
0〜100℃、好ましくは1o−to℃でo、i時間〜
λ時間反応させて触媒溶液を調製する。五塩化ニオブ、
五臭化ニオブ、五塩化タンタルあるいは五臭化タンタル
の1モル当量に対し、二置換アセチレン化合物(構造式
(EK))を/N10モル当量、好ましくは−〜よモル
当量使用する。モノマーが構造式■の化合物に該当する
時はモノマー溶液に五塩化ニオブ、五臭化ニオブ、五塩
化タンタルあるいは五臭化タンタルを加えるととくより
メタルカルベン化合物を自動的に発生させる簡単な方法
を用いることがで有る。
五塩化モリブデンあるいは大塩化タングステンにその等
モル当量のテトラフェニル錫を作用させた混合物は、モ
ノマー溶液に添加するとそれぞれ黒あるいは青みがかっ
た黒から濃褐色の溶液に変わり、メタルカルベン化合物
が系内で発生し重合が進行する。この場合には五塩化モ
リブデンあるいは六塩化タングステンと等モル当量のテ
トラフェニル錫とを重合溶媒中でθ〜1oo℃、好まし
くはλ0−10℃で0.7時間〜2時間反応させた後、
モノマー溶液に添加する。
以上説明した触媒およびモノマーを用いて本発明のシリ
ルアリールアセチレンの重合を行なう時に用い得る溶媒
としては、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素、シ
クロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環式炭化水
素、四塩化炭素、クロロホルム等のハロケン化炭化水素
、ジエチルエーテル、ジオキサ7等のエーテル類が代表
例として挙げられる。反応温度は一般的KO−/20℃
、好ましくはコO−♂O℃が適当である。反応はすべて
窒素、アルゴン等の不活性雰囲気中で行なうことが好ま
しい。
本発明においてモノマー濃度は一般K O,/ mol
/l〜jOmol/lが選ばれる。好ましくは/ mo
l/13〜I 0no171である。触媒の量は、モリ
ブデン、タングステン、ニオブもしくはタンタルの金属
カルベン化合物/モノマーのモル比が/ / r O以
下が好ましく、特に/// 0−//1000が好まし
い。触媒の使用量はより多量にも、より少量にもしうる
が、多量に使用すると重合体の分子量が低くなる傾向が
あり、あまにに少量では重合の進行が極めて遅くなる。
。 重合反応の停止は、メタノール等の低級アルコール、ア
セトン等の低級ケトン類、水等によって行なう。
得られた共重合体は組成により白色から赤色まで様々に
着色する。モノマー(2)の組成比が大きくなると共重
合体の色は薄くなる傾向がある。また本発明の共重合体
は一般K /Sロゲン化炭化水素、芳香族炭化水素、脂
環式炭化水素、ケトン系炭化水素、エステル系炭化水素
等に可溶であり、低級アルコール、脂肪族炭化水素に不
溶である。
〔作 用〕
このようKして得られた共重合体は、かさ高いシリル基
を置換基としてもつことから本質的に気体透過性が高く
、また一方の置換基がアリール基であることから主鎖が
酸化、分解等の劣化反応に対して抵抗し、耐久性に富む
。また、共重合成分の選択により物性に有用な改変を加
えることができる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により詳しく説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。。
実施例1 乾燥窒素雰囲気下に六塩化タングステンをO11弘mo
l秤量し、トルエンl0111Jf:、溶解する。トリ
メチルシリルフェニルアセチレン #)mmol 、!
: 7工二ルアセチレン10m(2)l とをトルエン
IQ−に溶解したモノマー溶液に、上記六塩化タングス
テンのトルエン溶液をシリンジで移したところ、最初青
黒い溶液が速やかに褐色に変わった。70℃、窒素雰囲
気下に2弘時間保った後、室温に戻しアセトン2dを加
え、重合を停止した。7倍容のメタノールに重合反応液
を注ぎ、沈殿した共重合体を回収した。沈殿を真空乾燥
した後秤量にLり共重合体収率を求めると、約20−で
あった。共重合体を重クロロホルムに溶解し、グロト/
核磁気共鳴スペクトル(’HNMRと略称する)を測定
したところ、外部標準のテトラメチルシランに対し、約
6〜LjPの位置に芳香族性およびオレフィン性プロト
ンの共鳴シグナルが、約−〇、j〜1,J′−の位置に
ケイ素についたメチル基のプロトンの共鳴シグナルが観
測されたので、ピーク面積比から共重合体組成比がトリ
メチル7リルアセチレン:フエニルアセチレン=/:g
(重量比)と計算された。
また、ゲルパーミェーションクロマトグラフィ(以下G
PCと略称する)Kより、共重合体の重量平均分子量は
コxoooと求められた。乾燥した共重合体は赤色粉末
であシ、トルエン、クロロホルム、アセトン、ジオキサ
ンに可溶であった。
実施例λ トリメチルシリルフェニルアセチレン#7rnmolと
/−)リメチルシリルー7−グロビy /Qmmolと
を204のトルエンに溶解したモノマー溶液を窒素置換
し、o、mm ff101の五塩化ニオブを窒素雰囲気
下に秤量してモノマー溶液に添加した。7j℃でコ弘時
間反応させた後、室温に戻してJdのメタノールにより
重合反応を停止した。以下実施例/と同様に処理して共
重合体を回収し、秤量したところ、収率は弘0チであっ
た。’HNMRで約4〜r、z−の位置に芳香族性プロ
トンのシグナル、約1,J−〜3PK炭素についたメチ
ル基プロトンのシグナル、−0,2〜1,坤【ケイ素に
ついたメチル基プロトンのシグナルが確認された。芳香
族性プロトンと炭素についたメチル基プロトンのピーク
面積比から、共重合体中のトリメチルシリルフェニルア
セチレン部分と/−)リメチルシリルーl−プロピン部
分との重量比は約/:rと計算された。GPCKより重
量平均分子量を求めると、tシ000 であった。
乾燥した共重合体は白色の粉末であり、トルエフ、クロ
ロホルム、シクロヘキサンに可溶であった。
、実施例3 トリメチルシリルフェニルアセチレン#7mmolトト
リメチルシリルー/−ナフチルアセチレンIOm面1と
を20tttlのトルエンに溶解したモノブー溶液に/
−メチルナフタレンt−コー加えてさらに窒素置換した
後、窒素雰囲気下に秤量し九〇、弘m molのメトキ
シフェニルカルペンぺ/タカルポニルタングステンを添
加した。30℃で1弘時間反応させた後、ガスクロマト
グラフィ(以下GCと略称する)和よりモノマーの転化
率を調べたところ、トリメチルシリルフェニルアセチレ
ンは12%、トリメチルシリル−1−ナフチルアセチレ
ンはタチが共重合体に転化していた。反応液の温度を室
温に戻し、Jdのメタノールで重合反応を停止した後、
実施例/と同様に処理して約弘チの収率で共重合体を得
た。
GPCKより重量平均分子量を求めたところ、約3o、
Oooであった。
第1rlJKこの重合体の加熱減量を窒素中および空気
中で、10℃/分で弘OO℃まで昇温しながら測定した
結果を示す。300 ’Cまで昇温して本重量減少は2
〜3チであった。
実施例す Q、≠mmo1  の五塩化モリブデンを窒素雰囲気下
に秤量し、窒素置換したトルエン 10wtK加え、3
0分間攪拌した後、t−ブチルアセチレン1,6m m
olを添加し、さらIKJO分間、30cK保ちながら
攪拌して触媒溶液を調製した。この触媒溶液t / O
mmolのトリメチルシリルフェニルアセチレンと10
mmolのコーヘキシンとを10−のトルエンに溶解し
た七ツマー溶液中に1シリンジで移して重合反応を開始
させた。弘0℃、λ弘時間反応後、反応液の温度を室温
に戻し、メタノールで重合停止後、実施例/と同様に処
理して収率約−〇%で共重合体の淡黄色粉末を得た。
’HNMRを測定したところ、6〜LよWpK芳香族性
プff)/ノシグナル、/ 〜JjpK、−(I)N/
Pのケイ素についたメチル基のプロトンのシグナルと部
分的に重なって、コーヘキシンに由来−t−ルプロトン
のシグナルが観測された。シグナルの蘭積比から共重合
体の組成比を見積もると、トリメチルシリルフェニルア
セチレンエコーヘキシ/(1量比)の値が//3〜//
弘であった。
GPCKより重量平均分子量を求めたところ、約7QO
OOであった。
実施例! 窒素置換した四塩化炭素iowK、窒素雰囲気で秤量し
た。、!mmolの六塩化タングステンとO,tIm 
mo lのテトラフェニル鏝を加え、30℃で20分間
攪拌して熟成した。トリメチルシリルフェニルアセチレ
://(7mmolとl−フェニル−7−グロビン/ 
Ommol bよびGC内部標準のα−メチルナフタレ
ンコーを四塩化炭素10dFC溶解したモノマー溶液に
前記の熟成した混合物を添加し、60℃で2弘時間反応
させた。GCでモノマーの転化率を調べたところ、トリ
メチルシリルフェニルアセチレンはtz%、t−−yエ
エルーl−プロピンは70チが共重合体く転化していた
反応をメタノールで停止後、実施例1と同様に処理して
約20−の収車で共重合体の淡黄色粉末を得た。
共重合体の憤NMn Kは、A−1JPに芳香族性プロ
トンのシグナル、/ 〜j ya K −OJ 〜1,
 jpのケイ素についたメチル基プロトンのシグナルに
部分的に重なって、炭素にりいたメチル基プロトンのシ
グナルが見られた。/〜3Fのシグナル面積と−0,5
〜1,!−のシグナル面積の比較から、共重合体中のト
リメチルシリルフェニルアセチレン部分と/−フェニル
−7−プロピン部分の重量比は、/:j〜/:6である
ことがわかった。
GPCKより共重合体の重量平均分子量を求めると、約
7000であった。
実施例6〜/7 実施例/−!と同様の方法で、モノマー、触媒等を変え
て共重合体を製造し走・。結果を実施例1〜!と併せ表
1K示す。
表/において、金属塩化物と一置換アセチレンとから作
る触媒を、例えばwctsへ)ヘミc−Hのように書く
。金属ハロゲン化物と二置換アセチレンとから作る触媒
も同様の記法で示す。実施例jの型の方法は、例えばW
Cl5/5n(CsHs)a OヨウK ilF <。
応用例/ 実施例3により得られた重合体/重量部をトルエン3重
量部に溶かした溶液を東洋濾紙株式会社製メンブレンフ
ィルターTM−、ZPの上にキャストして気体分離性測
定用試料を作成した。この試料の水素および窒素透過性
を測定し、メンズレンフィルターの透過性を補正して水
素透過係数/≠〜℃で3時間加熱処理した後、同様の測
定を行なったところ、水素透過係数および窒素透過係数
の値は加熱前と変化がなかった。
〔発明の効果〕 本発明の共重合体は、かさ高いシリル基を有するために
気体透過性、気体分離性に優れていた。
さらに1アリール基で置換されたことにより耐久性が生
じた。
【図面の簡単な説明】
第7図は実施例3で得られた共重合体の加熱減量曲線で
ある。 第1図 うijL

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、下記構造式( I )で表わされる構造の繰返し
    単位と下記構造式(II)で表わされる構造の繰返し単位
    および/または下記構造式(III)で表わされる構造の
    繰返し単位よりなる重量平均分子量1,000〜5,0
    00,000の線状共重合体で、構造式( I )の繰返
    し単位と、構造式(II)および/または構造式(III)
    の繰返し単位の重量比が1/99〜99/1である共重
    合体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (構造式中のR_1、R_2、R_3はそれぞれ炭素数
    1ないし10のアルキル基、炭素数6ないし20のアリ
    ール基、炭素数7ないし20のアリールアルキル基、炭
    素数4ないし20のシクロアルキル基の中から選ばれた
    基である。Aは炭素数6ないし20のアリール基である
    。) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式(II)のXおよびYはそれぞれ炭素数6ないし20
    のアリール基、炭素数7ないし20のアリールアルキル
    基、炭素数4ないし10のシクロアルキル基、炭素数1
    ないし10のアルキル基、炭素数1ないし10のアルキ
    ル基または炭素数6ないし20のアリール基または炭素
    数7ないし20のアリールアルキル基を置換基としても
    つシリル基、水素、塩素、臭素の中から選ばれた基であ
    る。ただし、X、Yが同時にシリル基である場合と、X
    、Yが水素、塩素、臭素の中からのみ選ばれた場合を除
    く。) −CH=CH−(CH_2)−_n (III)(式(II
    I)の水素のうち1つ以上が炭素数1ないし10のアル
    キル基または炭素数1ないし10のアルキル基または炭
    素数6ないし20のアリール基または炭素数7ないし2
    0のアリールアルキル基を置換基としてもつシリル基に
    より置換されていてもよい。nは2ないし8の整数であ
    る。)(2)、構造式( I )で表わされる構造の繰返
    し単位と構造式( I )で表わされる構造の繰返し単位
    および/または構造式(III)で表わされる構造の繰返
    し単位よりなる重量平均分子量1,000〜5,000
    ,000の線状共重合体で、構造式( I )の繰返し単
    位と構造式(II)の繰返し単位および/または構造式(
    III)の繰返し単位の重量比が1/99〜99/1であ
    る共重合体の製造に際し、モリブデン、タングステン、
    ニオブ、タンタルの中から選ばれた少なくとも1つの金
    属カルペン化合物を触媒として、下記構造式(IV)の化
    合物と下記構造式(V)の化合物および/または下記構
    造式(VI)の化合物とから共重合する、共重合体の製造
    法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (構造式中のR_1、R_2、R_3はそれぞれ炭素数
    1ないし10のアルキル基、炭素数6ないし20のアリ
    ール基、炭素数7ないし20のアリールアルキル基、炭
    素数4ないし20のシクロアルキル基の中から選ばれた
    基である。Aは炭素数6ないし20のアリール基である
    。) X−C≡C−Y(V) (式MのXおよびYはそれぞれ炭素数6ないし20のア
    リール基、炭素数7ないし20のアリールアルキル基、
    炭素数4ないし10のシクロアルキル基、炭素数1ない
    し10のアルキル基、炭素数1ないし10のアルキル基
    または炭素数6ないし20のアリール基または炭素数7
    ないし20のアリールアルキル基を置換基としてもつシ
    リル基、水素、塩素、臭素の中から選ばれた基である。 ただし、X、Yが同時にシリル基である化合物と、X、
    Yが水素、塩素、臭素の中のみから選ばれた化合物を除
    く。) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式(VI)の水素のうち1つ以上が炭素数1ないし10
    のアルキル基または炭素数1ないし10のアルキル基ま
    たは炭素数6ないし20のアリール基または炭素数7な
    いし20のアリールアルキル基を置換基としてもつシリ
    ル基により置換されていてもよい。nは2ないし8の整
    数である。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008127437A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Canon Inc 芳香族置換アセチレン共重合体
US7892702B2 (en) * 2002-12-23 2011-02-22 Forcetec Co., Ltd. Sensitizer dyes for photoacid generating systems

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