JPS61118228A - 発泡テ−プおよびその製造方法 - Google Patents

発泡テ−プおよびその製造方法

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JPS61118228A
JPS61118228A JP24099984A JP24099984A JPS61118228A JP S61118228 A JPS61118228 A JP S61118228A JP 24099984 A JP24099984 A JP 24099984A JP 24099984 A JP24099984 A JP 24099984A JP S61118228 A JPS61118228 A JP S61118228A
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JP
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tape
foamed
width
stretching
sheet
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JP24099984A
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Susumu Arase
荒瀬 進
Takayuki Minamoto
源 隆行
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリオレフィン系発泡テープおよびその製造方
法に関する。さらに詳しくは結晶性ポリオレフィンを特
徴とする特定の組成物を溶融混練押出後、特定の条件で
延伸し、スリットするか、またはスリット後特定の条件
で延伸して得られる結束装飾用の発泡テープおよびその
製造方法に関する。
従来より発泡テープは手触り感、パール状光ロープに用
いられている。
従来このような発泡テープは、巾のせまいTダイから溶
融混練押出し、冷却し九のち、得られた未延伸発泡テー
プを熱水槽または熱風槽内で加熱延伸し、発泡延伸テー
プとしてそのまま巻取る1本取りの製造方法による生産
が行なわれている。従って従来の製品すなわち発泡テー
プは延伸による巾の減少に対して何の制限も加え1  
  られることなく製造されてきた。一般に、発泡未延
伸シートまたはテープをそのまま延伸すると、得られる
発泡延伸シートまたはテープの巾は延伸倍率を高くする
に従って減少し、その減少割合は、延伸前の発泡シート
またはテープの巾をWい延伸倍率を8R1延伸後の発泡
シートまたはテープの巾をW、とすると、%/W+ =
 ”%で表わされる。
従って延伸倍率を4倍とした場合には延伸発泡シートま
たはテープの巾W、は延伸前の巾W1の%となり、延伸
倍率を9倍にすると%となる。このように延伸による巾
の減少を制限しない場合には、得られる延伸発泡シート
またはテープはその延伸方向に分子配向が進み、縦裂け
しやすくなる。
この縦裂は現象は特にポリプロピレン、高密度ポリエチ
レンなどの結晶性ポリオレフィン系樹脂を原料とする場
合に著るしい。
従来の発泡テープでは、例えばバラの花の結束やタケノ
コ、キューリなどの突起を有するものを結束する場合、
そのトゲや突起により、該結束テープが縦裂けして結束
力が弱くなったり、作業能率が落ちるといった欠点があ
り、また発泡テープでリボンフラワーのような花の形を
作り、その形を保つため止め具を刺し込んだときに該発
泡テープが縦裂けして花の形がくずれるといった欠点が
あった。近年結束装飾用発泡テープの用途の多様化とと
もに縦裂けしにくい発泡テープが要求されてきている。
本発明者らは、これら発泡テープにかかわる上述の現状
に鑑み、縦裂けしにくい発泡テープおよびその製造方法
について鋭意研究した。その結果、延伸による巾方向の
収縮が制限されてなる発泡テープが縦裂は防止性に優れ
ていることを見い出し本発明を完成した。
以上の記述から明らかなように、本発明の目的は縦裂け
しにくい結束装飾用発泡テープおよびその製造方法を提
供することである。
の発泡テープにおいて、延伸前のテープの巾をW1延伸
後のテープの巾をW、とするとき、0.6≦W2/Wt
(1の範囲に入るように延伸による巾方向の収縮が制限
された、厚さ0.04〜0−4 wi、の結束装飾用発
泡テープ。
(2)結晶性ポリオレフィン100重量部、有機分解型
発泡剤0.1〜2.0重量部および高級脂、肪酸金属塩
0.03〜i、 o重量部からなる組成物を該発泡剤の
分解温度以上の温度で溶融混トを得、ついで該発泡未延
伸シートを所定の巾にスリットし、得られたテープを原
料の結晶性ポリオレフィンの融点以下の温度で縦方向に
3倍以上に延伸して発泡テープにおいて、または該発泡
未延伸シートを原料の結晶性ポリオレフィンの融点以下
の温度で縦方向に3倍以上に延伸したのち所定の巾にス
リットして得られる発泡テープにおいて、延伸前のシー
トまたはテープの巾をW1延伸後のシートまたはテープ
の巾をW、としたとき、0.6≦wt/W、<iの範囲
に入るように、延伸による巾方向の収縮を制限して1軸
延伸することを特徴とする結束装飾用発泡テープの製造
方法。
本発明で用いられる結晶性ポリオレフィンとしてはポリ
プロピレン、高密度ポリエチレン、プロピレンとエチレ
ン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテ
ン−1、デセン−1の1以上とからなる結晶性共重合体
およびポリブテンなどを例示することができる。特にポ
リプロピレンまたは高密度ポリエチレンが好ましい。
縦裂は防止の効果を高めるために、該結晶性ポリオレフ
ィンにエチレンプロピレンゴム、ブチルゴムなどのゴム
質の物質をブレンドすることも好ましい。また得られる
発泡テープの柔軟性を増し、手触り感をさらに改良する
ために該結晶性ポリオレフィンに低密度ポリエチレン、
エチレン−酢ビ共重合体をブレンドして用いてもよい。
本発明に用いる有機分解型発泡剤としては、常温で固体
であり、用いる結晶性ポリオレフィンの融点より、高い
分解温度を有し、分解温度以上に加熱されると、窒素、
炭酸ガス、アンモニアガスなどのガスを発生しながら分
解する化合物であって、例えばアゾジカルボンアミド、
アゾジカルボンアミドの金属塩、ヒドラジジカルボンア
ミド、N、N’−シニトロベンタメチレンテトーyミン
、P−トルエンスルホニルヒドラジドなどがあげられる
。また該発泡剤の配合量は0.1〜2.0重量部であり
、0.1重量部未満では発泡性が劣り、2−0重量部を
超えると発泡の調整がしに〈〈なシ好ましくない。
特に、アゾジカルボンアミドを0.2〜0.8重量部配
合するのが好ましい。
本発明で用いる高級脂肪酸の金属塩としては、ステアリ
ン酸、12−ヒドロキシステアリン酸などの高級脂肪酸
と、ナトリウム、リチウムなどのアルカリ金属、カルシ
ウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金属などとの塩
をあげることができる。具体的には、ステアリン酸ナト
リウム% 12−ヒドロキシステアリン酸リチウム、ス
テアリン酸カルシウム、12−ヒドロキシステアリン酸
カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸
亜鉛などを例示することができる。
また、該高級脂肪酸の金属塩の配合量としては0.03
〜1.0重量部が適当であり、0.03重量部未満では
発泡が不均一となり、1.0重量部を超えると、成形加
工時の組成物の押出機への喰い込みが悪化し、また得ら
れた未延伸発泡シートまたはテープの延伸時に延伸ロー
ル表面に該高級脂肪酸の金属塩が析出、付着し加熱が妨
げられ延伸切れを起こす原因ともなり好ましくない。
また、本発明で用いる前記結晶性ポリオレフィン、有機
分解型発泡剤、高級脂肪酸の金属塩とからなる組成物に
は、通常ポリオレフィン樹脂に添加される各種添加剤例
えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、無機質充
填剤、顔料などを添加することもできる。
本発明で得られる発泡テープは、上述の組成物を用いて
発泡剤の分解温度以上で溶融混練押出して得た未延伸発
泡シートまたはテープを縦方向に3倍以上に延伸するこ
とによシ得られるが該延伸に際し、未延伸発泡シートま
たはテープの巾をWい延伸発泡シートまたはテープの巾
をW2とするとき、0.6≦wt/wt < 1の範囲
に入るように延伸による巾方向の収縮が制限されること
が必要である。Wy/W+ < o、sの場合には、得
られた発泡テープが縦裂けしやすく、また該発泡テープ
を用いて結束する際に該発泡テープがケバ立って作業効
率が悪くなったり、装飾性を損なったりするので好まし
くない。またW、/W。
≧1は、縦方向の1軸延伸のみでは達成できず横方向の
延伸が必要となり、つまり2軸延伸が必要となり設備費
が膨大なものになることおよび横方向への分子配向が進
むため、小さな傷でも横方向に傷が伝播し、得られた発
泡テープの強度が低下するので好ましくない。さらに0
.6≦w、/w1(1の範囲を満足するように延伸によ
る巾方向の収縮を制限されたテープでも発泡されていな
いテープでは、端部に小さな傷(ノツチ)がはいると、
巾方向に該ノツチが伝播し、引張強度が大巾に低下する
。しかるに本願発明になる発泡テープは、気泡がノツチ
の伝播をさえぎシ、引張強度の低下を防止することがで
きる。また未延伸発泡シートまたはテープの発泡倍率は
20%以上、得られる発泡テープの厚みは0.04〜0
.4mの範囲に入ることが必要である。該発泡率が20
チ未満では得られる発泡テープが柔軟性に欠け、パール
状光沢も悪ろくなり装飾性が低下する。ここでいう発泡
率は次の計算式より算出される。すなわち、発泡前のシ
ートまたはテープの真比重をρ。、発泡シートまたはテ
ープの見掛比重をρ、とすると、発泡率=(1−ρ1/
ρ。)X100で表わされる。
また、得られる発泡テープの厚みが0.041m未満で
は発泡が不均一になったり、発泡による気泡が粗大化し
たりして良好な発泡テープが得られない。さらに発泡テ
ープの厚みが0.4 mを超えるとテープが厚くなりす
ぎて取り扱いが不便になり、結束部がかさばりきれいな
結束ができなくなるので好ましくない。
本発明で得られる発泡テープの用途としては、パラ、タ
ケノコ、キューリなど表面にトゲや突起のある花、野菜
類の結束装飾用、その他の花、野菜類、果物、海草類な
どの柔軟物の結束装飾用、葉書、札束、文房具などの軽
量小物の結束装飾用、菓子箱などの結束装飾用、IC、
コンデンサーなど電子関連部品の結束装飾用、指輪、ネ
ックレスなどアクセサリ−ケースの結束装飾用、その他
各種装飾用のリボンなど各種の用途例えば次の方法があ
げられる。
すなわち、前述の結晶性ポリオレフィン100重量部に
対し、有機分解発泡剤を0.1〜2−0重量部好まじく
は0.2〜9.8重量部、高級脂肪酸゛の金属塩060
3〜1.0重量部好ましくは0.1〜o、s重量部をヘ
ンセルミキサー(商品名)などの撹拌混合機にて混合し
て組成物を得る。つい   □で該組成物を押出機に供
給し、発泡剤が実質的に分解しかつ得られる未延伸発泡
シートの発泡率を所望の発泡率にするため溶融混線温度
を調節して溶融混線押出する。
本発明でいう発泡剤の分解温度以上とは用いた発泡剤の
公称分解温度以上を意味するものでは、なく、発泡率が
20%以上の未延伸発泡シートが得られる溶融混練押出
温度を意味する。実際的には180〜250℃の溶融混
練押出温度の範囲が好ましい。
ついで溶融混線押出された未延伸発泡シートを60℃以
下の温度に急冷する。該急冷の方法は該未延伸発泡シー
トを60℃以下に保った水中に浸漬してもよく、また本
発明の場合、きわめて微細な発泡セルを有する溶融状態
のため、溶融未固化シートの冷却は一対の冷却ロールで
はさみつけ該未同化シートの両面を冷却するのが好まし
い。
かくして、厚み0.1fi以上望ましくは0.15〜1
.5鶴、発泡倍率20%以上望ましくは25〜60%の
未延伸発泡シートが得られる。ついで該発泡シートを原
料の結晶性ポリオレフィンの融点より低い温度で延伸す
る。該延伸に際して、延伸前の発泡シートの巾をW1延
伸後の発泡シートの巾をW2とすると、0.6≦W、/
W、 (1の範囲に入るように縦方向に3〜12倍、望
ましくは4〜10倍に延伸する。
このとき、第2図に示すような従来より行なわれている
通常の延伸方式では、4〜lO倍に延伸するとWt/W
tの値は暑1〜”;to ” ’/2〜”/a、x6す
なわち、0.32≦Wv/Wt≦0.5となり、本発明
のWt/W1値よりかなり小さくなり、得られる発泡テ
ープは縦裂けしやすいテープとなる。
本発明の巾方向の収縮を制限した延伸方法としては、第
1図に示すような低速側ロール5と高速llロール6の
ロール間隔をせまくした近接ロール延伸を例示すること
ができる。延伸による巾方向の収縮の増減のコントロー
ルは低速側ロール5と高速側ロール6のロール間の距離
Cを増減することによって行なわれる。すなわち、ロー
ル間距離Cが短いほど延伸による変形が厚さ方向へ集中
し巾方向の収縮が小さくなり、得られる発泡テープは縦
裂けしにくくなる。
また、所定巾の発泡テープを得るには、広巾の未延伸発
泡シートを延伸したのち得られた延伸シートをスリッタ
ーで所定巾にスリットして所定巾の発泡テープとしても
よく、また広巾の未延伸シートをスリットしたのち延伸
して所定巾の発泡テープとしてもよい。
該熱処理を行なうことにより、延伸による歪が除去され
、経時的な収縮がなくなるほか該発泡テープを巻き取っ
た時の巻きぐせかつきKくいなどの利点がある。
本発明になる発泡テープは、突起物などがささった場合
にも縦裂けしにくく、かつ該発泡テープになんらかの小
さな傷(ノツチ)がはいっても該ノツチが伝播し、発泡
テープの引張強度を低下させることもなく、優れた結束
装飾用発泡テープである。
以下実施例および比較例により本発明を具体的に説明す
る。なお実施例および比較例における物性値の測定は次
の方法で測定した。
(1)  メルト70−レート(MPR) JI8 K
 7210(2)発泡率:JI8に7211A法により
真比重および見掛比重を測定し次式によって算出した。
発泡率=(1−ρ1/ρ。)X100 ρ。:発泡前の真比重、ρ、二発泡後の見掛比重(3)
縦裂は性:チャック間100露に発泡テープを固定し、
5時の張力をかけた状態で、直径28tK%長さ65m
の鉄釘を瞬時に突き刺したとき、発泡テープが縦方向に
裂けた長さを測定する。この試験を10回くり返し縦方
向に裂けた長さの平均値を求め次の基準により判定した
◎:裂けた長さの平均値が10131以下Oo    
        −□           が 、 
。〜 20mm×:    l    が200以上 (4)引張強度および伸び: JIS Z 1527−
1976発泡セルの大きさ、均一性を目視観察して次の
基準で評価した。
○:発泡セルが微細で均一なもの Δ:若干発泡ムラがあり発泡セルが粗いもの×二発泡ム
ラが多く発泡セルが粗大でかつ不均一なもの 実施例1〜7、比較例1〜4 メルトフローレート(温度230℃における荷重2.1
6に9を加えた場合の10分間の溶融樹脂の吐出量)1
0の結晶性ポリプロピレン(チツンボリプロ85048
 )100重量部にアゾジカルボンアミド0.4重量部
、ステアリン酸カルシウム0.4重量部をヘンセルミキ
サー(商品名)に入れ、3分間撹拌混合し、口径65u
、巾250fiのTダイ付の押出機で溶融混線温度20
5℃で溶融混線押出し、ついで30℃に保った2本の冷
却ロールで圧着しつつ急冷し、巾方向の両端部(耳部)
を申告20yづつカットして巾180m一定で実施例1
では厚み0.12鶴の未延伸発泡シートを、実施例2で
は厚み0.30mの、実施例3では厚み1.21鴎の、
実施例4では厚み0.15inの、実施例5では0.2
6露の、実施例6では厚み0.49mの、実施例7では
厚み0.5 mの未延伸発泡シートのそれぞれを得た。
ついでこの未延伸発泡シートを120’CK保った加熱
ロールで予熱したのち、120’CK保った延伸ロール
で、低速側ロールと高速側ロールの間隔(延伸間距離と
いう。)を実施例1〜3では40鶴で、実施例4〜6で
は3Bで、実施例7では1111で5倍に延伸し、巾1
08〜162flの延伸発泡°シートのそれぞれを得た
得られた延伸発泡シートのそれぞれを中央部が巾16w
Kなるように3本にスリットし、両端部のテープを分離
して、中央部の巾161rILの発泡テープのそれぞれ
を得た。得られた発泡テープの厚みは実施例1では0.
04mm5実施例2では0.10 m、s実施例3では
0.39m、実施例4では0.04 xst、実施例5
では0.07間、実施例6では0.1311に、実施例
7では0.11mであった。
また比較例1〜4として、実施例1〜7と同様の組成物
を実施例1〜7と同様にして巾180朋一定で、比較例
1では厚み0.09m、比較例2では厚み0.2381
1 s比較例3では厚み1.00順、比較例4では厚み
0.0913@の未延伸発泡シートのそれぞれを得た。
ついでこの未延伸発泡シートを120℃に保った加熱ロ
ールで予熱したのち% 120℃に保った延伸ロールで
、延伸間距離を比較例1〜3ではsoomで、比較例4
では40mで5倍に延伸し、延伸発泡シートのそれぞれ
を得た。
得られた延伸発泡シートを中央部が巾16mxになるよ
うに3本にスリットし、両端部のテープを分離して、中
央部の巾16mの発泡テープのそれぞれを得た。得られ
た発泡テープの厚みは比較例1では0.04m、比較例
2では0.10 yats:]    比較例3では0
・39・寞・比較例4では0・03mであった。
実施例1〜7および比較例1〜4で得られた発泡テープ
を用いて引張強度、発泡率、発泡状態および縦裂けにつ
いて評価した。その結果をまとめて第1表に示した。
実施例8〜12%比較例5〜6 実施例1〜7と同様のポリプロピレンに第2表に示す添
加剤を配合し、実施例1〜7と同様にして巾180mの
未延伸発泡シートのそれぞれを得た。得られたそれぞれ
の未延伸発泡シートをロール温度120℃、延伸間距離
3Bで5倍に延伸し、巾135mLの延伸発泡シートの
それぞれを得た。
これらの延伸発泡シートを実施例1〜7と同様にスリッ
トし巾16顛の発泡テープを得た。
また比較例5〜6として実施例1〜7と同様のポリプロ
ピレンに第2表に示す添加剤を配合し、実施例8〜12
と同様にして巾16mの発泡テープを得た。
実施例13 メルト70−インデックス(温度190℃における荷重
2.16kgを加えた場合の10分間の溶融樹脂の吐出
量)7.5の高密度ポリエチレン(チツソポリエチM6
80)100重量部にアゾジカルボンアミド0.4重量
部、ステアリン酸カルシウム0.4重量部を実施例1〜
7と同様にして巾16襲の発泡テープを得た。
実施例8〜13および比較例5〜6で得られた発泡テー
プを用いて引張強度、発泡率、発泡状態、縦裂けについ
て評価した。
これらの結果をまとめて第2表に示した。
第1表かられかるように、実施例1〜7は、0.6≦W
2/Wt<1を滴足し、かつ発泡テープの厚さが0.0
4〜0.41m、発泡率2部チ以上を満足するものであ
るがvvt/w、 (0,6すなわちw、 7w、 =
 0.45で延伸した比較例1〜3で得られた発泡テー
プにくらべて実施例1〜7で得られた発泡テープは縦裂
は性が大巾に優れていることが判明した。
また比較例4は鶴/ % =0.6で本発明の範囲に入
る延伸をしたものであるが発泡テープの厚さが0.03
mと本発明の範囲をはずれるものであるため、得られた
発泡テープの発泡状態および縦裂は性が著るしく劣るも
のKなっている。特に比較例1〜3では、得られた発泡
テープが単に裂けるだけでなく数本の繊維状に割裂して
、その繊維状の1部が破断する現象がみられた。
これKくらべて実施例1〜7で得られた発泡テープは発
泡状態および縦裂は性が大巾に優れたものであることが
わかる。
また第2表の実施例8〜12および比較例5〜6は結晶
性ポリオレフィンに添加するステアリン酸カルシウムお
よびアゾジカルボンアミドの添加量の影響について調べ
たものであるが、ステアリン酸カルシウムを全熱添加し
ない比較例5およびアゾジカルボンアミドの添加量が0
.05重量部と本発明の範囲をはずれる比較例6では得
られる発泡テープの発泡状態および縦裂は性が実施例8
〜12で得られる発泡テープにくらべて大巾に劣ること
が判明した。
t7’h実施例13は結晶性ポリオレフィンとして高密
度ポリエチレンを使用する以外は実施例8〜12と同様
にして製造した発泡テープであるが得られた発泡テープ
はポリプロピレンを使用したものと同様に良好な発泡状
態および縦裂は性を有するものであった。
以上記述したように1本発明になる発泡テープは発泡状
態、縦裂は性いずれも優れ、また光沢むらもなく装飾性
にも優れたものであることが確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の延伸方式を示したもので、1〜5は低
速側ロール、6〜11は高速側ロールである。またg2
図は従来の延伸方式の1例を示したもので、1は低速側
ピノチロール、2は加熱延伸槽、3は高速側ピンチロー
ルを示す。 以上 特許出願人   チッソ株式会社 代理人弁理士    佐々井  端太部門  上   
   野  中  克  彦手  続  補  正  
書 昭和60年1り/?日 特許庁長官 志 賀   学 殿 昭和59年特許願第240999号 2、発明の名称 発泡テープおよびその製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区中之島三丁目6番32号(〒530)
(207)チ、ソ株式会社 代表者野木貞雄 46代理人 東京都新宿区新宿2丁目8番1号(〒160)5、補正
命令の日付 6、補正の対象 「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (1)本願明細書第3頁8行目「解職」を「解繊」に補
正する。 (2)本願明細書第6頁11行目「延伸して」を「延伸
した」に補正する。 (3)本願明細書第16頁9行目1−skgJを「1時
」に補正する。 以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発泡率20%以上60%以下の結晶性ポリオレフ
    ィンの発泡テープにおいて、延伸前のテープの巾をW_
    1延伸後のテープの巾をW_2とするとき0.6≦W_
    2/W_1<1の範囲に入るように延伸による巾方向の
    収縮が制限された、厚さ0.04〜0.4mmの結束装
    飾用発泡テープ。
  2. (2)結晶性ポリオレフィンがポリプロピレン、高密度
    ポリエチレンもしくはプロピレンとエチレン、ブテン−
    1、ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセ
    ン−1の群から選ばれた1以上とからなる結晶性共重合
    体またはポリブテンである特許請求の範囲第(1)項に
    記載の結束装飾用発泡テープ。
  3. (3)結晶性ポリオレフィン100重量部、有機分解発
    泡剤0.1〜2.0重量部および高級脂肪酸金属塩0.
    03〜1.0重量部からなる組成物を該発泡剤の分解温
    度以上の温度で溶融混練押出後、60℃以下に急冷して
    、厚さ0.1mm以上、発泡率20%以上60%以下の
    発泡未延伸シートを得、ついで該発泡未延伸シートを所
    定の巾にスリットし、得られたテープを原料の結晶性ポ
    リオレフィンの融点以下の温度で縦方向に3倍以上に延
    伸して得られる発泡テープにおいて、または該発泡未延
    伸シートを原料の結晶性ポリオレフィンの融点以下の温
    度で縦方向に3倍以上に延伸したのち所定の巾にスリッ
    トして得られる発泡テープにおいて、延伸前のシートま
    たはテープの巾をW_1、延伸後のシートまたはテープ
    の巾をW_2としたとき、0.6≦W_2/W_1<1
    の範囲に入るように、延伸による巾方向の収縮を制限し
    て1軸延伸することを特徴とする結束装飾用発泡テープ
    の製造方法。
JP24099984A 1984-11-15 1984-11-15 発泡テ−プおよびその製造方法 Pending JPS61118228A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009504435A (ja) * 2005-08-11 2009-02-05 エーゲプラスト ヴェルナー シュトルマン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト 配向させたポリマーストリップの製造方法

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JP2009504435A (ja) * 2005-08-11 2009-02-05 エーゲプラスト ヴェルナー シュトルマン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト 配向させたポリマーストリップの製造方法

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