JPS6111730B2 - - Google Patents
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- JPS6111730B2 JPS6111730B2 JP1741680A JP1741680A JPS6111730B2 JP S6111730 B2 JPS6111730 B2 JP S6111730B2 JP 1741680 A JP1741680 A JP 1741680A JP 1741680 A JP1741680 A JP 1741680A JP S6111730 B2 JPS6111730 B2 JP S6111730B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28C—PREPARING CLAY; PRODUCING MIXTURES CONTAINING CLAY OR CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28C5/00—Apparatus or methods for producing mixtures of cement with other substances, e.g. slurries, mortars, porous or fibrous compositions
- B28C5/40—Mixing specially adapted for preparing mixtures containing fibres
- B28C5/404—Pre-treatment of fibres
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鋼帯を針状に切断してたとえばコン
クリート補強用に使用する鋼繊維を製造するため
の針状鋼片の切断方法に関するものである。
クリート補強用に使用する鋼繊維を製造するため
の針状鋼片の切断方法に関するものである。
従来、たとえばコンクリート補強用鋼繊維のよ
うな針状鋼片aを鋼帯の切断により製造する方法
は、第1図に示すように、所要幅寸法にあらかじ
めスリツトしたスリツトコイルbを、固定刃cと
ドラムの周方向に多数の刃を有する回転刃dとで
なる切断機に送給して切断するか、あるいは、第
2図に示すように、スリツタeにて広幅鋼帯fを
スリツトし、このスリツトした単数条の狭幅鋼帯
f′を固定刃gと回転刃hとからなる切断機に送給
して切断する方法があつた。
うな針状鋼片aを鋼帯の切断により製造する方法
は、第1図に示すように、所要幅寸法にあらかじ
めスリツトしたスリツトコイルbを、固定刃cと
ドラムの周方向に多数の刃を有する回転刃dとで
なる切断機に送給して切断するか、あるいは、第
2図に示すように、スリツタeにて広幅鋼帯fを
スリツトし、このスリツトした単数条の狭幅鋼帯
f′を固定刃gと回転刃hとからなる切断機に送給
して切断する方法があつた。
第1図の方法では、広幅鋼帯をあらかじめスリ
ツタにてスリツトして所要幅寸法のスリツトコイ
ルbにしておく必要があるので、スリツタによる
スリツト工程と、切断機による切断工程との2工
程を要するとともに、スリツトコイルbの運搬、
取付けなど繁雑な仕事があつた。
ツタにてスリツトして所要幅寸法のスリツトコイ
ルbにしておく必要があるので、スリツタによる
スリツト工程と、切断機による切断工程との2工
程を要するとともに、スリツトコイルbの運搬、
取付けなど繁雑な仕事があつた。
第2図の方法では、第1図における支障は解消
できるが、切断機の鋼帯切断能率の向上をあまり
期待できないとともに、スリツタeのスリツト能
率も切断機の切断能力に規制され著しく低減して
いた。
できるが、切断機の鋼帯切断能率の向上をあまり
期待できないとともに、スリツタeのスリツト能
率も切断機の切断能力に規制され著しく低減して
いた。
しかしながら、それらの従来方法においては、
複数条の広幅鋼帯を重ね合わせた状態で同時送り
して切断する適当な技術が未開発であつたため
に、やむをえず単数条の鋼帯をスリツトしかつ針
状に切断していたのである。
複数条の広幅鋼帯を重ね合わせた状態で同時送り
して切断する適当な技術が未開発であつたため
に、やむをえず単数条の鋼帯をスリツトしかつ針
状に切断していたのである。
本発明は上述した実情に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、複数条の広幅鋼帯を重
ね合わせた状態でスリツトし、このスリツトした
ものをその重ね合わせたままの状態で同時送りし
て針状に連続的に切断することにより、従来方法
の諸欠点を一挙に解決し、針状鋼帯の製造能率向
上を図るようにした針状状鋼片の切断方法を提供
しようとするものである。
その目的とするところは、複数条の広幅鋼帯を重
ね合わせた状態でスリツトし、このスリツトした
ものをその重ね合わせたままの状態で同時送りし
て針状に連続的に切断することにより、従来方法
の諸欠点を一挙に解決し、針状鋼帯の製造能率向
上を図るようにした針状状鋼片の切断方法を提供
しようとするものである。
以下、本発明を第3図以下に示す一実施例にも
とづいて説明する。
とづいて説明する。
本発明方法は、複数条の広幅鋼帯1a,1bを
重ね合わせた状態で幅方向に折曲し(この状態は
第5図に示されている)、この折曲した広幅鋼帯
1a,1bを重ね合わせたままの状態でスリツタ
2,2′にて所要幅にスリツトし(この状態は第
3図、第4図、第6図、第10図および第11図
に示されている)、 この所要幅にスリツトした狭幅鋼帯1a′………
1b′……を、重ね合わせたままの状態で切断機3
に送り込んで(この状態は第3図、第4図、第8
図および第9図に示されている)、当該切断機3
にて針状に連続的に切断する(この状態は第3図
および第4図に示されている)ことを特徴として
いる。
重ね合わせた状態で幅方向に折曲し(この状態は
第5図に示されている)、この折曲した広幅鋼帯
1a,1bを重ね合わせたままの状態でスリツタ
2,2′にて所要幅にスリツトし(この状態は第
3図、第4図、第6図、第10図および第11図
に示されている)、 この所要幅にスリツトした狭幅鋼帯1a′………
1b′……を、重ね合わせたままの状態で切断機3
に送り込んで(この状態は第3図、第4図、第8
図および第9図に示されている)、当該切断機3
にて針状に連続的に切断する(この状態は第3図
および第4図に示されている)ことを特徴として
いる。
第3図および第4図には、本発明方法を適用し
た針状鋼片の切断装置の概略全体構成が示されて
おり、これを説明すると、複数条たとえば2条の
広幅鋼帯1a,1bとしては、針状鋼片Aの長さ
の複数倍(たとえば図示例では5倍)の幅寸法と
所要の厚みを有するものが使用される。
た針状鋼片の切断装置の概略全体構成が示されて
おり、これを説明すると、複数条たとえば2条の
広幅鋼帯1a,1bとしては、針状鋼片Aの長さ
の複数倍(たとえば図示例では5倍)の幅寸法と
所要の厚みを有するものが使用される。
広幅鋼帯1aは、軸受部材4に支持させた軸5
上に繰出し可能に設置され、軸5は、回転自在な
状態とするかあるいは必要に応じ駆動回転される
ことにより、広幅鋼帯1aが送り出されるように
する。
上に繰出し可能に設置され、軸5は、回転自在な
状態とするかあるいは必要に応じ駆動回転される
ことにより、広幅鋼帯1aが送り出されるように
する。
また、同様に、広幅鋼帯1bは、軸受部材6に
支持させた軸7上に繰出し可能に設置され、軸7
は、回転自在な状態とするかあるいは必要に応じ
駆動回転させることにより、広幅鋼帯1bが送り
出されるようにする。
支持させた軸7上に繰出し可能に設置され、軸7
は、回転自在な状態とするかあるいは必要に応じ
駆動回転させることにより、広幅鋼帯1bが送り
出されるようにする。
そして、広幅鋼帯1aは水平ローラ8を介し、
また広幅鋼帯1bは水平ローラ9を介して、上下
に重ね合わされた状態で第1ピンチローラ10,
10′間に挾んで引き出される。なお、この重ね
合わされた広幅鋼帯1a,1bは、第1ピンチロ
ーラ10,10′の手前に設置された幅ガイドロ
ーラ11,11′のガイドによりあらかじめ幅合
わせされて第1ピンチローラ10,10′に送ら
れる。
また広幅鋼帯1bは水平ローラ9を介して、上下
に重ね合わされた状態で第1ピンチローラ10,
10′間に挾んで引き出される。なお、この重ね
合わされた広幅鋼帯1a,1bは、第1ピンチロ
ーラ10,10′の手前に設置された幅ガイドロ
ーラ11,11′のガイドによりあらかじめ幅合
わせされて第1ピンチローラ10,10′に送ら
れる。
第1ピンチローラ10,10′の外周面は、微
細な凹凸を有する構造とし、場合によつては硬質
ゴムまたは硬質樹脂からなることもある。これら
第1ピンチローラ10,10′の軸間隔は、その
軸承間隔を変えることにより変更可能とし、この
軸間隔の調整により複数条の広幅鋼帯1a,1b
はスリツプすることなく重ね合わされて所要送り
速度で引き出され送られる。
細な凹凸を有する構造とし、場合によつては硬質
ゴムまたは硬質樹脂からなることもある。これら
第1ピンチローラ10,10′の軸間隔は、その
軸承間隔を変えることにより変更可能とし、この
軸間隔の調整により複数条の広幅鋼帯1a,1b
はスリツプすることなく重ね合わされて所要送り
速度で引き出され送られる。
第1ピンチローラ10,10′から送り出され
た広幅鋼帯1a,1bは、重ね合わせたままの状
態で、幅ガイドローラ12,12′、重ねローラ
13,13′および重ねガイド14,14′を経
て、所要送り速度で駆動されるスリツタ2,2′
に至り、スリツタ2,2′のスリツトナイフ2a
…,2a′…にて所要幅寸法となるよう複数の狭幅
鋼帯1a′…,1b′…にスリツトされる。
た広幅鋼帯1a,1bは、重ね合わせたままの状
態で、幅ガイドローラ12,12′、重ねローラ
13,13′および重ねガイド14,14′を経
て、所要送り速度で駆動されるスリツタ2,2′
に至り、スリツタ2,2′のスリツトナイフ2a
…,2a′…にて所要幅寸法となるよう複数の狭幅
鋼帯1a′…,1b′…にスリツトされる。
重ねローラ13,13′は、第5図にも示すよ
うに、重ね合わされた広幅鋼帯1a,1bの上下
面に転接されるべく水平配置され、その外径は、
広幅鋼帯1a,1bの幅方向に連続して変化さ
せ、上側重ねローラ13の中央径大部13aに下
側重ねローラ13′の中央径小部13a′を対応さ
せるとともに、下側重ねローラ13′の両側径大
部13b′,13b′に上側重ねローラ13の両側径
小部13b,13bを対応させるようにし、これ
ら上側および下側重ねローラ13,13′間を広
幅鋼帯1a,1bが通過するに際して、広幅鋼帯
1a,1bが重ね合わされたままの状態で幅方向
に波形に塑性折曲加工されるようにする。
うに、重ね合わされた広幅鋼帯1a,1bの上下
面に転接されるべく水平配置され、その外径は、
広幅鋼帯1a,1bの幅方向に連続して変化さ
せ、上側重ねローラ13の中央径大部13aに下
側重ねローラ13′の中央径小部13a′を対応さ
せるとともに、下側重ねローラ13′の両側径大
部13b′,13b′に上側重ねローラ13の両側径
小部13b,13bを対応させるようにし、これ
ら上側および下側重ねローラ13,13′間を広
幅鋼帯1a,1bが通過するに際して、広幅鋼帯
1a,1bが重ね合わされたままの状態で幅方向
に波形に塑性折曲加工されるようにする。
また、上側重ねローラ13には、複数の径大部
13a…を設ける場合もあり、この場合、その上
側重ねローラ13の径大部13a…に対応して、
下側重ねローラ13′には複数の径小部13a′…
が設けられる。
13a…を設ける場合もあり、この場合、その上
側重ねローラ13の径大部13a…に対応して、
下側重ねローラ13′には複数の径小部13a′…
が設けられる。
なお、上述のように折曲加工された広幅鋼帯1
a,1bの波間隔(凹凸間隔)は、スリツタ2,
2′のスリツトナイフ2a…,2a′…の間隔に対
応させる。
a,1bの波間隔(凹凸間隔)は、スリツタ2,
2′のスリツトナイフ2a…,2a′…の間隔に対
応させる。
また、前記重ねローラ13,13′の軸間隔
は、その軸承間隔を変えることにより変更可能と
し、この軸間隔の調整により複数条の広幅鋼帯1
a,1bはほぼ同一の波形形状に折曲されつつ所
要送り速度で送られる。
は、その軸承間隔を変えることにより変更可能と
し、この軸間隔の調整により複数条の広幅鋼帯1
a,1bはほぼ同一の波形形状に折曲されつつ所
要送り速度で送られる。
重ねローラ13,13′の前方にある重ねガイ
ド14,14′は、第6図にも示すように、重ね
合わされかつ波形に折曲された状態の広幅鋼帯1
a,1bが通過する間隔15を有して上下に配置
され、その間隙15の大きさは、広幅鋼帯1a,
1bに前工程で付与されている波形形状を板厚方
向に圧縮しその結果広幅鋼帯1a,1bが幅方向
に拡げられるのに支障がない寸法とするのであ
る。つまり、広幅鋼帯1a,1bが重ねガイド1
4,14′を経ることで、広幅鋼帯1a,1b内
の幅方向に縮む応力が内蔵されるので、複数条の
広幅鋼帯1a,1bは、常に密接された状態にあ
つて重ね合わせ面の幅ずれが防止される。
ド14,14′は、第6図にも示すように、重ね
合わされかつ波形に折曲された状態の広幅鋼帯1
a,1bが通過する間隔15を有して上下に配置
され、その間隙15の大きさは、広幅鋼帯1a,
1bに前工程で付与されている波形形状を板厚方
向に圧縮しその結果広幅鋼帯1a,1bが幅方向
に拡げられるのに支障がない寸法とするのであ
る。つまり、広幅鋼帯1a,1bが重ねガイド1
4,14′を経ることで、広幅鋼帯1a,1b内
の幅方向に縮む応力が内蔵されるので、複数条の
広幅鋼帯1a,1bは、常に密接された状態にあ
つて重ね合わせ面の幅ずれが防止される。
なお、前記間隙15は、ボルト16およびナツ
ト17などにより開口寸法の調整が可能であり、
広幅鋼帯1a,1bの材質、板厚および折曲の度
合に応じてその間隙15が調整される。
ト17などにより開口寸法の調整が可能であり、
広幅鋼帯1a,1bの材質、板厚および折曲の度
合に応じてその間隙15が調整される。
重ねガイド14,14′を出た広幅鋼帯1a,
1bは、重ね合わせたままの状態でスリツタ2,
2′に送られて、スリツタ2,2′のスリツトナイ
フ2a…,2a′…にて所要幅の狭幅鋼帯1a′…,
1b′…にスリツトされるのであるが、それらスリ
ツトナイフ2a…,2a′…の直径は切断時に狭幅
鋼帯1a′…,1b′…に歪が内蔵されることを防ぐ
ため少なくとも板厚の100倍以上とする。スリツ
トナイフ2a…,2a′…間には、第10図および
第11図に示すように、狭幅鋼帯1a′…,1b′…
の所要幅に適した円筒状のスペーサ18…を設け
る。これらスペーサ18…は、スリツトされる狭
幅鋼帯1a′…,1b′…の所要幅に応じた幅寸法と
するとともに、その外周面は硬質ゴムまたは硬質
樹脂などから構成される。また、スペーサ18…
の外周面と、これに相対するスリツトナイフ2a
…,2a′…の外周面との間隔寸法は、大きくとも
複数条の広幅鋼帯1a,1bを重ね合わせた厚み
とする。
1bは、重ね合わせたままの状態でスリツタ2,
2′に送られて、スリツタ2,2′のスリツトナイ
フ2a…,2a′…にて所要幅の狭幅鋼帯1a′…,
1b′…にスリツトされるのであるが、それらスリ
ツトナイフ2a…,2a′…の直径は切断時に狭幅
鋼帯1a′…,1b′…に歪が内蔵されることを防ぐ
ため少なくとも板厚の100倍以上とする。スリツ
トナイフ2a…,2a′…間には、第10図および
第11図に示すように、狭幅鋼帯1a′…,1b′…
の所要幅に適した円筒状のスペーサ18…を設け
る。これらスペーサ18…は、スリツトされる狭
幅鋼帯1a′…,1b′…の所要幅に応じた幅寸法と
するとともに、その外周面は硬質ゴムまたは硬質
樹脂などから構成される。また、スペーサ18…
の外周面と、これに相対するスリツトナイフ2a
…,2a′…の外周面との間隔寸法は、大きくとも
複数条の広幅鋼帯1a,1bを重ね合わせた厚み
とする。
なお、スリツタ2,2′を経た広幅鋼帯1a,
1bの幅方向両側縁部1a″,1b″は、サイドト
リムされてスクラツプワインダ19にコイル状に
巻き取られる。
1bの幅方向両側縁部1a″,1b″は、サイドト
リムされてスクラツプワインダ19にコイル状に
巻き取られる。
前記スリツタ2,2′によりスリツトされた狭
幅鋼帯1a′…,1b′…は、重ね合わされたままの
状態で、第7図に示す平断面三角形状の第1ガイ
ドプレート20…、ガイドローラ21,21′,
22および第2ガイドプレート23…を経て第2
ピンチローラ24,24′…で引き出される。
幅鋼帯1a′…,1b′…は、重ね合わされたままの
状態で、第7図に示す平断面三角形状の第1ガイ
ドプレート20…、ガイドローラ21,21′,
22および第2ガイドプレート23…を経て第2
ピンチローラ24,24′…で引き出される。
なお、ガイドローラ21,21′とガイドロー
ラ22とは、スリツトされた狭幅鋼帯1a′…,1
b′…が充分撓むことのできるような間隔をおいて
配置され、第1ピンチローラ10,10′と第2
ピンチローラ24,24′…とにおける鋼帯の引
き出し速度に差が生じた場合、その撓み量から検
出して第1ピンチローラ10,10′の回転数を
調整して第2ピンチローラ24,24′…の送り
速度に追随できるようになつている。
ラ22とは、スリツトされた狭幅鋼帯1a′…,1
b′…が充分撓むことのできるような間隔をおいて
配置され、第1ピンチローラ10,10′と第2
ピンチローラ24,24′…とにおける鋼帯の引
き出し速度に差が生じた場合、その撓み量から検
出して第1ピンチローラ10,10′の回転数を
調整して第2ピンチローラ24,24′…の送り
速度に追随できるようになつている。
第2ガイドプレート23で幅合わせされた狭幅
鋼帯1a′…,1b′…は、重ね合わせたままの状態
で、それぞれ第2ピンチローラ24,24′…で
第8図に示すようにやや彎曲させて引き出され
る。
鋼帯1a′…,1b′…は、重ね合わせたままの状態
で、それぞれ第2ピンチローラ24,24′…で
第8図に示すようにやや彎曲させて引き出され
る。
すなわち、第8図において、上側の第2ピンチ
ローラ24は外周面24aが凹状のつづみ形と
し、その幅寸法は狂幅鋼帯1a′…,1b′…の幅と
同じにするとともに、下側の第2ピンチローラ2
4′は外周面24a′が凸状のソロバン玉形とし、
その幅寸法は狭幅鋼帯1a′…,1b′…の幅よりも
小さくしてある。なお、それら第2ピンチローラ
24,24′…の最大径部における外径はほぼ同
じ寸法とするとともに、上側の第2ピンチローラ
24の外周面24aにおける凹部の形状と下側の
第2ピンチローラ24′の外周面24a′における
凸部の形状は、重ね合わされたままの状態でスリ
ツトされた狭幅鋼帯1a′…と1b′…が共に彎曲さ
れて引き出される形状とする。
ローラ24は外周面24aが凹状のつづみ形と
し、その幅寸法は狂幅鋼帯1a′…,1b′…の幅と
同じにするとともに、下側の第2ピンチローラ2
4′は外周面24a′が凸状のソロバン玉形とし、
その幅寸法は狭幅鋼帯1a′…,1b′…の幅よりも
小さくしてある。なお、それら第2ピンチローラ
24,24′…の最大径部における外径はほぼ同
じ寸法とするとともに、上側の第2ピンチローラ
24の外周面24aにおける凹部の形状と下側の
第2ピンチローラ24′の外周面24a′における
凸部の形状は、重ね合わされたままの状態でスリ
ツトされた狭幅鋼帯1a′…と1b′…が共に彎曲さ
れて引き出される形状とする。
また、第2ピンチローラ24,24′…の取付
けは、それぞれが狭幅鋼帯1a′…,1b′…に対応
した位置において凹面24aと凸面24a′が相対
するようキーなどを介して軸25,25′に固定
される。これら軸25,25′の間隔は、狭幅鋼
帯1a′…,1b′…の重ねられた厚さに応じて軸承
間隔を変えることにより変更できるようにしてい
る。
けは、それぞれが狭幅鋼帯1a′…,1b′…に対応
した位置において凹面24aと凸面24a′が相対
するようキーなどを介して軸25,25′に固定
される。これら軸25,25′の間隔は、狭幅鋼
帯1a′…,1b′…の重ねられた厚さに応じて軸承
間隔を変えることにより変更できるようにしてい
る。
第2ピンチローラ24,24′…で引き出され
た狭幅鋼帯1a′…,1b′…は、重ねられたままの
状態で同時に送りされて、その前方にある第3ガ
イドプレート26…および第9図に示す門型ガイ
ド27を経て切断機3へ送り込まれる。
た狭幅鋼帯1a′…,1b′…は、重ねられたままの
状態で同時に送りされて、その前方にある第3ガ
イドプレート26…および第9図に示す門型ガイ
ド27を経て切断機3へ送り込まれる。
切断機3は、狭幅鋼帯1a…,1b′…の幅方向
全体にわたつて設置された固定刃28と、狭幅鋼
帯1a′…,1b′…のそれぞれに対応するドラム2
9aの周方向に間隔を有して多数の刃29bを有
する回転刃29…とからなり、刃29bは、回転
刃29…の軸30に対してその傾き(いわゆる刃
のねじれ角)を0〜2゜とし、ドラム29aに強
固に取付けられている。
全体にわたつて設置された固定刃28と、狭幅鋼
帯1a′…,1b′…のそれぞれに対応するドラム2
9aの周方向に間隔を有して多数の刃29bを有
する回転刃29…とからなり、刃29bは、回転
刃29…の軸30に対してその傾き(いわゆる刃
のねじれ角)を0〜2゜とし、ドラム29aに強
固に取付けられている。
しかして、第2ピンチローラ24,24′にて
引き出されて切断機3に送り込まれた狭幅鋼帯1
a…,1b′…は、重ねられたままの状態で、固定
刃28と、狭幅鋼帯1a′…,1b′…の送りに対応
して回転する回転刃29…の刃29b…とによつ
て、針状に連続的に切断され、所要太さ、所要長
さの針状鋼片Aを製造することができる。
引き出されて切断機3に送り込まれた狭幅鋼帯1
a…,1b′…は、重ねられたままの状態で、固定
刃28と、狭幅鋼帯1a′…,1b′…の送りに対応
して回転する回転刃29…の刃29b…とによつ
て、針状に連続的に切断され、所要太さ、所要長
さの針状鋼片Aを製造することができる。
なお、上記実施例の切断機3に代えて、固定さ
れた下刃と上下動する上刃とからなる切断機いわ
ゆるシヤーを使用しても本発明を実施できるもの
であり、この場合、上刃の鋼帯幅方向に対する傾
き(いわゆるシヤー角)は0〜2゜とする。
れた下刃と上下動する上刃とからなる切断機いわ
ゆるシヤーを使用しても本発明を実施できるもの
であり、この場合、上刃の鋼帯幅方向に対する傾
き(いわゆるシヤー角)は0〜2゜とする。
また、上記実施例において、広幅鋼帯2a,2
bおよび狭幅鋼帯2a′…,2b′…は2枚重ねとし
たが、これは3枚以上の適宜枚数を重ね合わせて
も、本発明は実施できる。
bおよび狭幅鋼帯2a′…,2b′…は2枚重ねとし
たが、これは3枚以上の適宜枚数を重ね合わせて
も、本発明は実施できる。
本発明は以上説明したように、複数条の広幅鋼
帯を重ね合わせた状態で幅方向に折曲し、この折
曲した広幅鋼帯を重ね合わせたままの状態でスリ
ツタにて所要幅にスリツトし、この所要幅にスリ
ツトした狭幅鋼帯を、重ね合わせたままの状態で
切断機に送り込んで、当該切断機にて針状に連続
的に切断するようにしたから、複数条の広幅鋼帯
を重ね合わせた状態でスリツタにてスリツトし、
このスリツトしたものもその重ね合わせたままの
状態で同時送りして切断機にて針状に連続的に切
断することにより、従来方法の欠点であつた作業
の繁雑さ、切断能率の低減などの諸問題を一挙に
解決し、針状鋼片の製造能率向上を図ることがで
きる(本発明方法によれば、従来方法に比し少な
くとも2倍の製造能率向上を図り得る)。
帯を重ね合わせた状態で幅方向に折曲し、この折
曲した広幅鋼帯を重ね合わせたままの状態でスリ
ツタにて所要幅にスリツトし、この所要幅にスリ
ツトした狭幅鋼帯を、重ね合わせたままの状態で
切断機に送り込んで、当該切断機にて針状に連続
的に切断するようにしたから、複数条の広幅鋼帯
を重ね合わせた状態でスリツタにてスリツトし、
このスリツトしたものもその重ね合わせたままの
状態で同時送りして切断機にて針状に連続的に切
断することにより、従来方法の欠点であつた作業
の繁雑さ、切断能率の低減などの諸問題を一挙に
解決し、針状鋼片の製造能率向上を図ることがで
きる(本発明方法によれば、従来方法に比し少な
くとも2倍の製造能率向上を図り得る)。
第1図および第2図は従来方法のそれぞれ異な
る例を示す斜視図、第3図および第4図は本発明
方法を適用した針状鋼片の切断装置の概略全体構
成の一実施例を示し、第3図は側面図、第4図は
同平面図、第5図、第6図、第7図、第8図およ
び第9図は第3図の−線、−線、−
線、−線および−線にそれぞれ沿う断面
図、第10図はスリツトナイフ部分の拡大側面
図、第11図は同正断面図である。 1a,1b……複数条の広幅鋼帯、1a′,1
b′……狭幅鋼帯、2,2′……スリツタ、2a,
2a′……スリツトナイフ、3……切断機、A……
針状鋼片。
る例を示す斜視図、第3図および第4図は本発明
方法を適用した針状鋼片の切断装置の概略全体構
成の一実施例を示し、第3図は側面図、第4図は
同平面図、第5図、第6図、第7図、第8図およ
び第9図は第3図の−線、−線、−
線、−線および−線にそれぞれ沿う断面
図、第10図はスリツトナイフ部分の拡大側面
図、第11図は同正断面図である。 1a,1b……複数条の広幅鋼帯、1a′,1
b′……狭幅鋼帯、2,2′……スリツタ、2a,
2a′……スリツトナイフ、3……切断機、A……
針状鋼片。
Claims (1)
- 1 複数条の広幅鋼帯を重ね合わせた状態で幅方
向に折曲し、この折曲した広幅鋼帯を重ね合わせ
たままの状態でスリツタにて所要幅にスリツト
し、この所要幅にスリツトした狭幅鋼帯を重ね合
わせたままの状態で切断機に送り込んで、当該切
断機にて針状に連続的に切断することを特徴とす
る針状鋼片の切断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1741680A JPS56114615A (en) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | Cutting method of needle-shaped steel piece |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1741680A JPS56114615A (en) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | Cutting method of needle-shaped steel piece |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56114615A JPS56114615A (en) | 1981-09-09 |
JPS6111730B2 true JPS6111730B2 (ja) | 1986-04-04 |
Family
ID=11943393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1741680A Granted JPS56114615A (en) | 1980-02-15 | 1980-02-15 | Cutting method of needle-shaped steel piece |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56114615A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5450777A (en) * | 1991-12-03 | 1995-09-19 | Nordson Corporation | Method and apparatus for processing chopped fibers from continuous tows |
KR20020037914A (ko) * | 2000-11-16 | 2002-05-23 | 유정훤 | 글리터 파우더용 필름의 세절장치 |
SE0800296L (sv) * | 2008-02-11 | 2009-08-12 | Stig Hasselqvist | Sätt att introducera fibrer i färsk betong |
CN102416499B (zh) * | 2011-10-14 | 2014-12-10 | 佛山市南海力丰机床有限公司 | 一种可稳固锁紧的双刀座纵剪机 |
CN106077798A (zh) * | 2016-08-05 | 2016-11-09 | 王晓磊 | 具有修边功能的板材同步分切装置 |
CN112222521B (zh) * | 2020-12-17 | 2021-03-26 | 天津冶金集团天材科技发展有限公司 | 一种精密不锈钢冷轧薄带的纵剪分条工艺 |
-
1980
- 1980-02-15 JP JP1741680A patent/JPS56114615A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56114615A (en) | 1981-09-09 |
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