JPS6111729A - 電子カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は固体撮像素子を用いた電子カメラに関するもの
である。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来の固体撮像素子ＣＣＤを用いた電子カメラのシステ
ムを第４図に示す。

１はレンズ、２は光学的シャッター、３はＣＯＤ　。

４は信号処理回路、５はＣＯＤ駆動回路、６は記録回路
、７は磁気ヘッド駆動モーター、８は磁気ヘッド、９は
磁気シート、１０は磁気シート回転モーター、１１は絞
りである。

このシステムにおいて、ＣＣＤ３に入射する光量は、シ
ャッター速度と絞りによって設定され、シャッター２が
開いている期間に入射する光量は光電変換に゛よってＣ
ＣＤ蓄積部書＝信号電荷として蓄積され、Ｖヤツター２
が閉じた後、この信号電荷は垂直、及び水平転送され、
信号処理回路４に入り、その後記録回路６を経て回転す
る磁気シー、）　ＩＩ）上に記録される。

上記のように、ＣＯＤに入射する光量はシャッター速度
と絞りによって決定されるが、従来、シャッター速度と
絞りは独立に調節していたために撮影する被写体に対し
て適正な光量を設定するのは難かしく、過大な光量を入
射させるとプルーミング現象が生じ、また逆に光量が少
なすぎると８Ｎが悪くなり、良質な静止画を記録できな
いという問題が生ずる。

〔発明の目的〕

本発明は従来の問題点を改善し、確実に良質な静止画を
記録する電子カメラを実現することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明はＣＯＤからの出力信号の平均レベルを検出し、
これとシャッター速度に対応した適正光量値とを比較し
、適正光量値と平均レベルが一致するように絞りを自動
的に調節し、一致しない場合には撮影条件が不良である
ことを表示し、撮影条件を設定し直すことにより、撮影
条件不良状態を回避し、その状態で撮影を行なうように
したものであり、確実に良質な静止画を記録することが
出来る。

〔発明の効果〕

従来のＶステムでは、ＣＯＤの入射光量を絞りとシャッ
ター速度を独立に調節して設定していたが、本発明では
、撮影前にＣＯＤを連続駆動し、その出力の平均レベル
を検出し、その値とシャッター速度に対応する適正光量
値とを比較し、この２つが一致するように調節する。も
し、一致しない場合には撮影不良の警告を発する。

この時には、改めてシャッター速度を設定し直すこと（
：よって警告は解除され、最適な撮影状態が設定される
。また設定されると同時にＣＯＤの連続駆動は解除され
る。

この状態でシャッターボタンを押して撮影することによ
り、確実に良質な静止画を記録することが出来る。

〔発明の実施例〕

第１図にインターライン転送方式のＣＯＤを用いた本発
明の電子カメラの一実施例を示す。

尚インターライン転送方式のＣＣＤは第２図に示すよう
に受光セル銘、転送ゲート２９．垂直転送レジスタ（９
）、水平転送レジスタ３１からなる。

ＣＯＤを用いた電子カメラの場合、ＣＯＤの受光部に入
射する光量は光学的Ｖヤッターのシャッター速度と、絞
りによって決定され、シャッターが關いている間に蓄積
された信号電荷は、Ｖヤッターが閉じた後、垂直転送レ
ジスタ、水平転送レジスタを経て、１ライン毎に出力さ
れ、それを口軽する磁気媒体に記録する。

ここで従来の電子カメラでは、被写体を撮影する場合に
は、光量を絞りとシャッター速度を独立に調節して設定
し、撮影を行なっている。

しかし、この方法では、撮影する被写体における最適な
光量を設定するのは非常に困難であり、もし過大な光量
をＣＯＤに入射させれば、プルーミング現象が生じ、ま
た光量が少なすぎると８Ｎ比が悪くなり、良質な静止画
を記録することが出来ないという問題点が生ずる。

本発明では、電子カメラに用いるＣＣＤ　３の標準光量
に対する出力信号値をシャッター速度をパラメータとし
てメモリ冴に記憶しておく。

この電子カメラで被写体を撮影する場合に・は、まず撮
影前にＣＯＤ　３を晋通のビデオカメラモードで連続駆
動し、ＣＣＤ　３からの出力信号を平均レベル検出回路
２７を通すことにより、被写体の平均レベルを検知する
。

一方、シャッター速度を任意に設定すると、そのシャッ
ター速度に対応した標準光量に対する信号値がメモリ２
４から光量比較判定回路５に読み出され、ＣＯＤ出力信
号値と比較される。そして、この２つの値が異なる場合
には、自動絞り調節機構２２によって一致する方向へ絞
り１１は駆動され、一致した時点で、ＣＣＤ　３の連覇
駆動は解除され、絞り１１の設定は完了する。

しかし、被写体が明るすぎる場合や暗すぎる場合には絞
りあだけの調節では、メモリＵに記憶した標準光量に対
する信号値とＣＯＤ出力信号値とが、一致しない場合が
生ずる。この場合には、撮影不良表示装置２３によって
警告を発する。この時には、シャッター速度を調節して
、この警告が消えるように設定し直す。

このようにして、ＣＯＤに入射する光量を最適にする状
態にした後、シャッターボタンを押して被写体を撮影す
るごと１−より確実に良質な静止画を磁気シート９上に
記録することが出来る。

第３図にフレーム転送方式のｃｃｎの構成を示す。

３２は受光部、３３は蓄積部、３４は読み出しレジスタ
である。

この方式のＣＯＤを本発明のシステムに用いる。

この場合も、撮影前：：ビデオカメラモードでＣＣＤを
連続駆動することにより、ＣＯＤの出力信号の平均レベ
ルを検知し、これとシャッター速度に対応した適正光量
の信号値とを比較し、自動絞り調節機構によって絞りを
両者が一致するように駆動する。

もし、一致しない場合には撮影不良の警告を出し、シャ
ッター速度を変更することによって、最適な撮影状態に
設定した後、シャッターボタンを押して被写体を撮影す
ることにより、確実に良質な静止画を磁気シート上に記
録することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図はインター
ライン転送方式のＣＯＤの構成図、第３図はフレーム転
送方式のＣＯＤの構成図、第４図は従来の回転磁気記録
媒体を用いた記録装置を示す図である。 １：レンズ、　　　　　２：光学的シャッター３：ＣＯ
Ｄ、　　　　　　　４：信号処理回路５　：　ＣＣＤ駆
動回路、　　６：記録回路７：磁気ヘッド移動用モータ
ー。 ８：磁気ヘッド、　　　９：回転磁気媒体１０：回転モ
ーター、１１：絞り ２′７：平均レベル検出回路。 ２２：自動絞り調節機構、２３＝撮影不良表示装置２４
：適正光量値メモ９．２５：光量比較判定回路２８＝受
光セル、２９：転送ゲート ３０：垂直転送レジスタ、３１：水平転送レジスタ３２
：受光部、３３：蓄積部 ３４：読み出しレジスタ 代理人　弁理士　則　近　憲　佑（ほか１名）第２図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固体撮像素子を用いた電子カメラにおいて、自動的に絞
   りを調節する絞り駆動機構と、シヤツター速度に対応し
   た適正光量値を記憶したメモリとを備え、前記固体撮像
   素子を連続駆動して、その出力の平均レベルを検知し、
   この平均レベルと前記適正光量値とを比較して両者が一
   致するよう前記絞り駆動機構を制御するとともに、撮影
   条件が不良の場合にこれを表示する手段を備えたことを
   特徴とする電子カメラ。