JPS61115662A - 金属−セラミツクス複合円筒およびその製造方法 - Google Patents
金属−セラミツクス複合円筒およびその製造方法Info
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- JPS61115662A JPS61115662A JP23812884A JP23812884A JPS61115662A JP S61115662 A JPS61115662 A JP S61115662A JP 23812884 A JP23812884 A JP 23812884A JP 23812884 A JP23812884 A JP 23812884A JP S61115662 A JPS61115662 A JP S61115662A
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- metal
- ceramic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
製鉄用マッドガンとかスラリーポンプ等のように固形粒
子が高圧で内部で摺動するシリンダーに用いられる耐摩
耗性、耐圧強度を向上させた内層セラミックと外層金属
の複合円筒に関する。
子が高圧で内部で摺動するシリンダーに用いられる耐摩
耗性、耐圧強度を向上させた内層セラミックと外層金属
の複合円筒に関する。
高炉用のマッドガンのシリンダーはアルミナやシリカ炭
化珪素などが含まれた耐火材料を200Kg//−以上
の圧力で押出すため、シリンダー内面は耐火材料(マッ
ド)の摺動によってはげしく摩耗を受ける。従来は通常
半年位で取替えていたもので、この寿命を延ばすことが
望まれていた。
化珪素などが含まれた耐火材料を200Kg//−以上
の圧力で押出すため、シリンダー内面は耐火材料(マッ
ド)の摺動によってはげしく摩耗を受ける。従来は通常
半年位で取替えていたもので、この寿命を延ばすことが
望まれていた。
一般に外筒が金属、内筒がセラミックスから成る複合円
筒において、内筒を構成しているセラミックスは、耐摩
耗性には強いが、シリンダー内圧によって発生する円周
方向の引張応力には弱い欠点を有する。よって該応力の
発生を抑制するために、シリンダの外周から高面圧を加
えて、あらかじめセラミックスの円周方向に圧縮のフー
プ(だが)応力を付与しなければならない。
筒において、内筒を構成しているセラミックスは、耐摩
耗性には強いが、シリンダー内圧によって発生する円周
方向の引張応力には弱い欠点を有する。よって該応力の
発生を抑制するために、シリンダの外周から高面圧を加
えて、あらかじめセラミックスの円周方向に圧縮のフー
プ(だが)応力を付与しなければならない。
このような圧縮応力を与える方法として次のことが知ら
れている。
れている。
■ セラミックスの外周に加熱した鋼材を焼ばめする方
法がある。(特開昭57−2445号)このとき焼ばめ
されるためにはセラミックスの内筒の外周と鋼製外筒の
内周を焼ばめ代(’/1000−3/’1000)に見
合った精度で切削加工されなければならない。
法がある。(特開昭57−2445号)このとき焼ばめ
されるためにはセラミックスの内筒の外周と鋼製外筒の
内周を焼ばめ代(’/1000−3/’1000)に見
合った精度で切削加工されなければならない。
ここでセラミックス内筒の外周加工の問題があり、直径
が大きくなると加工が困難になるばかりでなく硬さの面
でダイヤモンド砥石での精密研削加工が必要となり、加
工費も高くなる欠点があった。
が大きくなると加工が困難になるばかりでなく硬さの面
でダイヤモンド砥石での精密研削加工が必要となり、加
工費も高くなる欠点があった。
また直径に対して長さの長いものとか、セラミックスの
スポーリング性(砕は性)の大きいものとかでは焼ばめ
代を大きくとることが困難で、セラミックスに大きな圧
縮応力を与えることができない欠点があった。
スポーリング性(砕は性)の大きいものとかでは焼ばめ
代を大きくとることが困難で、セラミックスに大きな圧
縮応力を与えることができない欠点があった。
■ セラミックス内筒のまわりに金属溶湯を鋳包んだも
の(特公昭58−58311号)がある。このとき金属
を鋳包みその冷却による金属の収縮でセラミックスの内
筒に圧縮応力を付与するものである。セラミックスへの
熱衝撃を防止するため、セラミックスの表面にモルタル
などの耐火物の中間層を設けることが示されている。し
かし、外筒と内筒の中間に介在するモルタル層の強度が
弱いため、内筒の把握力が弱いこと、外筒の金属には鋳
鉄を用いているため筒内にかかる内圧が大きい場合の強
度が不足すること、その上内部のセラミックスは可縮性
をもった気孔率20係以上の多孔質の材質を用いている
ので鋳包みによる把握力を高めてセラミックス内筒に高
い圧縮応力を与えることができないで内圧力が100K
IF//aI1以上の使用に際して強度不足による割れ
を生じるのでその使用に耐えることができない等の欠点
があった。
の(特公昭58−58311号)がある。このとき金属
を鋳包みその冷却による金属の収縮でセラミックスの内
筒に圧縮応力を付与するものである。セラミックスへの
熱衝撃を防止するため、セラミックスの表面にモルタル
などの耐火物の中間層を設けることが示されている。し
かし、外筒と内筒の中間に介在するモルタル層の強度が
弱いため、内筒の把握力が弱いこと、外筒の金属には鋳
鉄を用いているため筒内にかかる内圧が大きい場合の強
度が不足すること、その上内部のセラミックスは可縮性
をもった気孔率20係以上の多孔質の材質を用いている
ので鋳包みによる把握力を高めてセラミックス内筒に高
い圧縮応力を与えることができないで内圧力が100K
IF//aI1以上の使用に際して強度不足による割れ
を生じるのでその使用に耐えることができない等の欠点
があった。
すなわち、従来の金属とセラミックスの複合円筒は、セ
ラミックスの耐熱性を利用した高温用円筒にのみ使われ
得るもので、本発明のようにマッドガンやスラリーポン
プのように100Kgf/c−以上の圧力用円筒には使
用できなかった。また組立時の溶接使用にも耐えなかっ
た。
ラミックスの耐熱性を利用した高温用円筒にのみ使われ
得るもので、本発明のようにマッドガンやスラリーポン
プのように100Kgf/c−以上の圧力用円筒には使
用できなかった。また組立時の溶接使用にも耐えなかっ
た。
それで、前記のような欠点のある焼ばめ方式によらない
で、セラミックスの外面から金属を鋳包んで、その収縮
力によってセラミックスの円周方向に圧縮応力を付与し
て強化を計るのみならず、金属潤色み時の熱衝撃を断熱
材の中間層によって緩和し、その内面の緻密質セラミッ
クスが破壊することがなく、しかも溶接使用に耐える必
要があった。
で、セラミックスの外面から金属を鋳包んで、その収縮
力によってセラミックスの円周方向に圧縮応力を付与し
て強化を計るのみならず、金属潤色み時の熱衝撃を断熱
材の中間層によって緩和し、その内面の緻密質セラミッ
クスが破壊することがなく、しかも溶接使用に耐える必
要があった。
本発明は管内部を通過する粉体等の内面摩耗にも耐え、
かつ100KF//<−以上の内圧力にも耐え得る内面
強度をもち、かつ溶接施工にも耐え得るが如き鋳包み複
合円筒を得ることを目的とした。
かつ100KF//<−以上の内圧力にも耐え得る内面
強度をもち、かつ溶接施工にも耐え得るが如き鋳包み複
合円筒を得ることを目的とした。
本発明は、緻密質セラミックスからなる内筒と、金属か
らなる鋳包み外筒と、前記内筒と外筒との間に介在する
断熱性と圧縮強度を有するモルタル層からなることを特
徴とする金属−セラミックス複合円筒をその要旨とする
。
らなる鋳包み外筒と、前記内筒と外筒との間に介在する
断熱性と圧縮強度を有するモルタル層からなることを特
徴とする金属−セラミックス複合円筒をその要旨とする
。
本発明者は、粉体の内面摩耗に耐えかつ高内圧力に打勝
つためにはポーラスなセラミックスは耐摩耗性、強度が
不足するのに対し、緻密質のアルミナセラミックスとか
窒化珪素質セラミックスが適正であることを実験によっ
て確認した。そしてこのような緻密質セラミックスを内
筒に使うことによって鋳包み後の外筒からの締付力によ
る収縮変形が少く、より大きな圧縮力をセラミックス内
筒に発生させ得ることを明らかにした。
つためにはポーラスなセラミックスは耐摩耗性、強度が
不足するのに対し、緻密質のアルミナセラミックスとか
窒化珪素質セラミックスが適正であることを実験によっ
て確認した。そしてこのような緻密質セラミックスを内
筒に使うことによって鋳包み後の外筒からの締付力によ
る収縮変形が少く、より大きな圧縮力をセラミックス内
筒に発生させ得ることを明らかにした。
また、鋳包みによってセラミックスに所定の圧縮応力を
与え得るように圧縮強度をもたせる必要があった。この
圧縮応力を発生させるためにはこの中間層としては溶湯
の注入によってガス発生がなくしかも焼結する性質を有
する/ヤモット質モルタルとかりん酸塩ボンド系の耐火
モルタルカ適正であることを見出した。
与え得るように圧縮強度をもたせる必要があった。この
圧縮応力を発生させるためにはこの中間層としては溶湯
の注入によってガス発生がなくしかも焼結する性質を有
する/ヤモット質モルタルとかりん酸塩ボンド系の耐火
モルタルカ適正であることを見出した。
また外筒としては、鋳放しのままで強度と靭性および疲
労強度のある材料であることすなわち弾性率20000
KIifkr&以上の金属(鉄鋼等)が内筒に圧縮応力
を発生させ得るものとして必要であった。
労強度のある材料であることすなわち弾性率20000
KIifkr&以上の金属(鉄鋼等)が内筒に圧縮応力
を発生させ得るものとして必要であった。
鋳包み複合円筒の製造方法としては、緻密質セラミック
スを内筒として、前記円筒の外周面に断熱性と高圧縮強
度を示すモルタルを施工し、乾燥後その周囲に金属溶湯
を鋳込み凝固させることを特徴とした。
スを内筒として、前記円筒の外周面に断熱性と高圧縮強
度を示すモルタルを施工し、乾燥後その周囲に金属溶湯
を鋳込み凝固させることを特徴とした。
このようなセラミック内筒を鋳包みするときこの内筒に
溶湯がその外面より接触することによる熱衝撃が緻密質
セラミックスよりなる内筒を破壊することを防止するた
め高圧縮強度を有するモルタル層が断熱性を有すること
がセラミックスの破壊を防止する機能をもつことを幾多
の試験、実験によって明らかにした。
溶湯がその外面より接触することによる熱衝撃が緻密質
セラミックスよりなる内筒を破壊することを防止するた
め高圧縮強度を有するモルタル層が断熱性を有すること
がセラミックスの破壊を防止する機能をもつことを幾多
の試験、実験によって明らかにした。
また、上記製造方法において、鋳込み金属の凝固後型抜
きされた円筒を熱処理する場合を本発明の実施態様とし
た。
きされた円筒を熱処理する場合を本発明の実施態様とし
た。
すなわち、断熱性と高圧縮強度を有するモルタルを施工
したあと金属溶湯を鋳込み凝固後に850°Cに加熱冷
却する熱処理が金属組織の均質化及びセラミックスの外
筒に対する密着効果を改善し、セラミックスの内面の強
度を改善することを明らかにした。この鋳込み後の熱処
理は、組織を均質にして、残留ひずみを一定化し、疲労
強度を上げ、又把握力の均等化につながり、圧縮応力の
偏りによるセラミックスの損傷を防止する効果がある。
したあと金属溶湯を鋳込み凝固後に850°Cに加熱冷
却する熱処理が金属組織の均質化及びセラミックスの外
筒に対する密着効果を改善し、セラミックスの内面の強
度を改善することを明らかにした。この鋳込み後の熱処
理は、組織を均質にして、残留ひずみを一定化し、疲労
強度を上げ、又把握力の均等化につながり、圧縮応力の
偏りによるセラミックスの損傷を防止する効果がある。
熱処理条件は鋼種により、はぼ決まる。
外筒の金属が鋳鋼のときは複合円筒になったときの熱処
理に耐えかつ溶接施工を可能にした。
理に耐えかつ溶接施工を可能にした。
以上の本発明の構成について次の実施例によって具体的
に説明する。
に説明する。
複合円筒の形状を第1図jと示す。内筒(1)の外側に
中間層(3)を介して外筒(2)が鋳包みする。
中間層(3)を介して外筒(2)が鋳包みする。
第2図に複合円筒の鋳込製作する鋳型の構造を示す。中
子(4)の外面にセラミックス製内筒(1)を嵌合せた
。
子(4)の外面にセラミックス製内筒(1)を嵌合せた
。
第1表にセラミックスの性状を示す。セラミックスの種
類ム1は比較品としての緻密でない多孔質アルミナであ
る。セラミックスの種類JFL2.3.4.5.6は本
発明品(数字に○印をかぶせた)であり、緻密質セラミ
ックスである。これらのセラミックスからなる内筒(1
)を装着し、さらに内筒の外面に断熱性中間層(3)を
取付けた。
類ム1は比較品としての緻密でない多孔質アルミナであ
る。セラミックスの種類JFL2.3.4.5.6は本
発明品(数字に○印をかぶせた)であり、緻密質セラミ
ックスである。これらのセラミックスからなる内筒(1
)を装着し、さらに内筒の外面に断熱性中間層(3)を
取付けた。
第2表に示す通り、断熱性中間層の種類A1.2は比較
品として圧縮強度を有しない中間層である。断熱性中間
層の種類A3.4.5.6.7.8.9は本発明品(数
字に○印をかぶせた)であり圧縮強度を有している。
品として圧縮強度を有しない中間層である。断熱性中間
層の種類A3.4.5.6.7.8.9は本発明品(数
字に○印をかぶせた)であり圧縮強度を有している。
上記のセラミックス製内筒(1)と中間層(3)とで施
工した組立中子を所定の鋳型内に挿入し、鋳型を予熱せ
ずに湯口(5)より水平上注方式により1520〜15
60℃の鋳鋼(第3表に外筒用の金属成分を示す。材質
A1のJIS 5C46による)からなる溶鋼を注入
し外筒(2)とした。
工した組立中子を所定の鋳型内に挿入し、鋳型を予熱せ
ずに湯口(5)より水平上注方式により1520〜15
60℃の鋳鋼(第3表に外筒用の金属成分を示す。材質
A1のJIS 5C46による)からなる溶鋼を注入
し外筒(2)とした。
従来例として製作した焼ばめ複合円筒は次の通りであっ
た。
た。
内筒として使用したセラミックスは第1表の組成のセラ
ミックス種類ム2.4を使い、この内筒の外周をダイヤ
モンド砥石で研削加工しニッケルクロムモリブデン鋼(
第3表の材質A2のJISSNCM439)の金属外筒
2内面を焼ばめ代2・5/1ooo でセラミックス外
径を基準に切削加工した。ついで外筒を焼ばめの最高温
度であるセラミックスがスポーリング割れをおこさない
上限温度400℃にて加熱してセラミックス内筒に挿入
して製作した。
ミックス種類ム2.4を使い、この内筒の外周をダイヤ
モンド砥石で研削加工しニッケルクロムモリブデン鋼(
第3表の材質A2のJISSNCM439)の金属外筒
2内面を焼ばめ代2・5/1ooo でセラミックス外
径を基準に切削加工した。ついで外筒を焼ばめの最高温
度であるセラミックスがスポーリング割れをおこさない
上限温度400℃にて加熱してセラミックス内筒に挿入
して製作した。
すなわち焼ばめのときの接触圧力増加による外筒内径の
しめ代は2.5/1oooが限度であるが、鋳包みのと
きは内筒の肉厚が20mm以上とじ内筒と外筒の肉厚比
を1:3以上にすることによって接触圧力による把握力
を増加することができた。
しめ代は2.5/1oooが限度であるが、鋳包みのと
きは内筒の肉厚が20mm以上とじ内筒と外筒の肉厚比
を1:3以上にすることによって接触圧力による把握力
を増加することができた。
第4表のように焼ばめと鋳包みの場合の接触圧力による
把握力の比較が行なわれた。表では、焼ばめ複合円筒で
は内、外筒間の面圧を4511QF//cy/にしたと
きのセラミック内筒の内面の応力は圧縮応力−50,6
KIfAnti (計算値)、金属外筒の外面の応力は
引張応力20.7 Kff/mril (計算値)であ
った。これに対して鋳包み複合円筒ではセラミック内筒
の内面応力は圧縮応力−s 6 Qf/rat (実測
値)、金属外筒の引張芯カフ、09ルー(実測値)であ
った。そしてセラミックス内筒の内面に一56Qf/d
tの応力を生じるようなセラミックス内筒の外圧の計算
値は1059 Kpf/cylとなり、金属外筒の外面
に7.0 K11fAnaの応力を生じるような金属外
筒の内圧の計算値は585 KIifA−となった。
把握力の比較が行なわれた。表では、焼ばめ複合円筒で
は内、外筒間の面圧を4511QF//cy/にしたと
きのセラミック内筒の内面の応力は圧縮応力−50,6
KIfAnti (計算値)、金属外筒の外面の応力は
引張応力20.7 Kff/mril (計算値)であ
った。これに対して鋳包み複合円筒ではセラミック内筒
の内面応力は圧縮応力−s 6 Qf/rat (実測
値)、金属外筒の引張芯カフ、09ルー(実測値)であ
った。そしてセラミックス内筒の内面に一56Qf/d
tの応力を生じるようなセラミックス内筒の外圧の計算
値は1059 Kpf/cylとなり、金属外筒の外面
に7.0 K11fAnaの応力を生じるような金属外
筒の内圧の計算値は585 KIifA−となった。
それ故、鋳包み複合円筒のとき、もし使用内圧5001
’f/〜以上の使用に耐える必要があるときには、セラ
ミックス内筒に50 KffAt!以上の圧縮残留応力
が必要となる。そしてセラミック内筒に50 K9f/
m!Iの圧縮残留応力値を発生させるためには内筒セラ
ミックスは内径165+mn外径179mm、外筒は鋳
*SCMn5A(第3表の材質憲3)で内径187a+
m外径230mmのときに得られるものと考えられた。
’f/〜以上の使用に耐える必要があるときには、セラ
ミックス内筒に50 KffAt!以上の圧縮残留応力
が必要となる。そしてセラミック内筒に50 K9f/
m!Iの圧縮残留応力値を発生させるためには内筒セラ
ミックスは内径165+mn外径179mm、外筒は鋳
*SCMn5A(第3表の材質憲3)で内径187a+
m外径230mmのときに得られるものと考えられた。
また、複合円筒のせん断接合力(接合圧力に比例する)
の測定結果を第3図に示す。セラミックス製内筒(1)
の外面に焼ばめと鋳込まれた外筒(2)の収縮作用に基
づくセラミックス内筒(1)の拘束力を測定した。、す
なわち垂直に立てた複合円筒の上端部においては内筒(
1)の端面に負荷し、逆に下端部においては外筒(2)
の端面に負荷して、セラミックスの部分を押抜いた。そ
の結果、セラミックス内筒上端面と外筒下端面との相対
変位をせん断変位v−(mm)として横軸にとり、セラ
ミックス内筒と外筒との単位接触面積当りの押抜き力を
せん断抵抗P(Kgルー)として縦軸にとり、鋳包みの
本発明品と焼ばめ品と比較して示した。鋳包みの本発明
品の方が焼ばめより高いせん断抵抗Pを得た。
の測定結果を第3図に示す。セラミックス製内筒(1)
の外面に焼ばめと鋳込まれた外筒(2)の収縮作用に基
づくセラミックス内筒(1)の拘束力を測定した。、す
なわち垂直に立てた複合円筒の上端部においては内筒(
1)の端面に負荷し、逆に下端部においては外筒(2)
の端面に負荷して、セラミックスの部分を押抜いた。そ
の結果、セラミックス内筒上端面と外筒下端面との相対
変位をせん断変位v−(mm)として横軸にとり、セラ
ミックス内筒と外筒との単位接触面積当りの押抜き力を
せん断抵抗P(Kgルー)として縦軸にとり、鋳包みの
本発明品と焼ばめ品と比較して示した。鋳包みの本発明
品の方が焼ばめより高いせん断抵抗Pを得た。
第5表に前記試験品の各々についての評価を示した。
従来例試験点1.2.3は緻密質セラミックス円筒につ
いての焼ばめ複合円筒の場合である。A1、x3は良い
○、◎評価であるが、焼ばめ工数に手がかかりすぎる欠
点があった。
いての焼ばめ複合円筒の場合である。A1、x3は良い
○、◎評価であるが、焼ばめ工数に手がかかりすぎる欠
点があった。
比較例ム4は緻密でない多孔質アルミナのセラミックで
あるので悪いX評価であり、A5,6.7は緻密質セラ
ミックスであるが中間層が欠除しているので各々悪い×
学会評価であった。
あるので悪いX評価であり、A5,6.7は緻密質セラ
ミックスであるが中間層が欠除しているので各々悪い×
学会評価であった。
比較例のム8は緻密質でない多孔質セラミックスであり
、中間層も圧縮強度のないカオウールペーパーのためX
評価であり、x9は緻密質セラミックスであったが中間
層がやはり圧縮強度のないカオウールペーパーのためX
評価であった。比較例ム10は中間層が断熱効果のない
金属線であるのでム11も中間層が圧縮強度のない断熱
ボード材であるので各々みなX評価であった。
、中間層も圧縮強度のないカオウールペーパーのためX
評価であり、x9は緻密質セラミックスであったが中間
層がやはり圧縮強度のないカオウールペーパーのためX
評価であった。比較例ム10は中間層が断熱効果のない
金属線であるのでム11も中間層が圧縮強度のない断熱
ボード材であるので各々みなX評価であった。
本発明品嵐12.14.15はみな緻密質セラミックス
であり中間層は断熱性と圧縮強度をもつモルタル(旧)
であり可へ評価であった。本発明品ム13.16.17
.18はみな緻密質セラミックスであり中間層は圧縮強
度をもちかつ断熱性の大きいモルタル(改り断熱モルタ
ルであるので良好◎、良○評価とのよい結果であった。
であり中間層は断熱性と圧縮強度をもつモルタル(旧)
であり可へ評価であった。本発明品ム13.16.17
.18はみな緻密質セラミックスであり中間層は圧縮強
度をもちかつ断熱性の大きいモルタル(改り断熱モルタ
ルであるので良好◎、良○評価とのよい結果であった。
内面耐摩耗性でしかも高内圧に耐えかつ鋳込製作の容易
な内筒セラミックス外筒金属の鋳包み複合管の生産に対
する効果はきわめて大きい。
な内筒セラミックス外筒金属の鋳包み複合管の生産に対
する効果はきわめて大きい。
第1図は複合円筒の形状を示す構成図、第2図は複合円
筒の鋳込製作鋳型の構成図、第3図は鋳包み複合円筒と
焼ばめ円筒とのせん断変位とせん断抵抗の関係を示す線
図である。 1:円筒、2:外筒、3:中間層、4:中子、5:湯口
筒の鋳込製作鋳型の構成図、第3図は鋳包み複合円筒と
焼ばめ円筒とのせん断変位とせん断抵抗の関係を示す線
図である。 1:円筒、2:外筒、3:中間層、4:中子、5:湯口
Claims (3)
- (1)緻密質セラミックスからなる内筒と、金属からな
る鋳包み外筒と、前記内筒と外筒との間に介在する断熱
性と圧縮強度を有するモルタル層とからなることを特徴
とする金属−セラミックス複合円筒。 - (2)緻密質セラミックスを内筒とし、前記内筒の外周
面に断熱性と高圧縮強度を示すモルタルを施工し、乾燥
後その周囲に金属溶湯を鋳込み凝固させることを特徴と
する金属−セラミックス複合円筒の製造方法。 - (3)鋳込み金属の凝固後型抜きされた円筒を熱処理す
ることを特徴とする特許請求範囲第2項記載の金属−セ
ラミックス複合円筒の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23812884A JPS61115662A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 金属−セラミツクス複合円筒およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23812884A JPS61115662A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 金属−セラミツクス複合円筒およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61115662A true JPS61115662A (ja) | 1986-06-03 |
Family
ID=17025595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23812884A Pending JPS61115662A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 金属−セラミツクス複合円筒およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61115662A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4849266A (en) * | 1987-11-03 | 1989-07-18 | Lanxide Technology Company, Lp | Compliant layer |
JPH03159947A (ja) * | 1989-11-02 | 1991-07-09 | Elkem Materials As | 複合構造体 |
EP1407842A2 (en) * | 2002-09-30 | 2004-04-14 | Dowa Mining Co., Ltd. | Mold and method for manufacturing metal-ceramic composite member |
JP2010058155A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Kurimoto Mec Ltd | セラミック複合部材 |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP23812884A patent/JPS61115662A/ja active Pending
Cited By (6)
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