JPS61114805A - 化粧単板の製造方法 - Google Patents

化粧単板の製造方法

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Publication number
JPS61114805A
JPS61114805A JP23716184A JP23716184A JPS61114805A JP S61114805 A JPS61114805 A JP S61114805A JP 23716184 A JP23716184 A JP 23716184A JP 23716184 A JP23716184 A JP 23716184A JP S61114805 A JPS61114805 A JP S61114805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
colored
polyethylene glycol
decorative veneer
decorative
Prior art date
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Pending
Application number
JP23716184A
Other languages
English (en)
Inventor
真治 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP23716184A priority Critical patent/JPS61114805A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、天然樹種の木目模様を人工的に表現する化
粧単板の製造方法に関するものである。
〔費景技術〕
従来の化粧単板の製造方法は、第3図に示すように、染
色し乾燥した一定厚みの素材単板10(ロータリーまた
はスライス単板)の複数枚を接着剤を介して積層し所定
の成形型1)で圧締接着して集成フリッチ12を作成し
、これをスライス刃13でスライスして板面に木目14
が表現された化粧単板15を得ていた。
ところで、天然木のブビンガは1つの木目間に各色を有
することで知られている。このようなブビンガに近似し
た化粧単板を作成するには、1枚の素材単板に多色の色
調変化を付与する必要があるが、一般の染色法である浸
漬染色法ではかかる色調変化を付与することはできない
このため、高含水率(70%以上)にした素材単板表面
に染色液を塗布し加熱養生する方法が提案された。とこ
ろが、素材単板表面に種々の色調を表現するために多種
の染料液を相互に混じり合わないように塗布しても、染
色液は素材単板の水平方向へ拡散し色が混じり合ってし
まうという問題があった。また、染色液の素材単板は含
水率が高いため成形に際して乾燥する必要があった。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、1つの木目間に多色を有する化粧単
板の製造方法を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の化粧単板の製造方法は、低含水率にした素材
単板の表面に、ポリエチレングリコール系化合物、水お
よび染料からなり相互に色の異なる複数の着色液を互い
に混じり合わないように塗布・染色して多色模様の着色
単板を得る工程と、前記着色単板の複数枚を接着剤を介
して積層し圧締接着して集成フリッチを得る工程と、前
記集成フリッチをスライスする工程とを含むものである
すなわち、この発明は、着色液にポリエチレングリコー
ル系化合物を含有させたので、素材単板に塗布した着色
液の水平方向への拡散が抑制され、着色液相互の混じり
合いを防止することができ、鮮明な多色模様を発現させ
ることができる。さらにポリエチレングリコール系化合
物を用いることにより、含浸する水分量が少なくなり、
単板を低含水率状態に維持することができるので、染色
後回乾燥することなく成形を行うことができる。
前記ポリエチレングリコール系化合物としてはポリエチ
レングリコール(以下、PEGという)。
ポリエチレングリコールメタクリレートく以下、PEG
MAという)があげられ、これらは適宜混合して用いる
が、単独で使用することもできる。
かかるPEG、PEGMAを含有する着色液におけるこ
れらのポリマーと水との割合はとくに限定されるもので
はないが、たとえば50:50であるか、あるいはそれ
よりもポリマー量の割合が多い範囲である。PEG、P
ECMAよりも水の割合が多いときは染色後の単板が高
含水率となり、乾燥工程が必要になる。
使用する素材単板はあらかじめ乾燥して含水率を10%
以下に調整する。そして、かかる素材単板の表裏前面に
ベース色の着色液を塗布等により均一に含浸させる。次
に、色の異なる複数の着色液を互いに混じり合わないよ
うに塗布・染色して多色模様の着色単板を作成する。第
1図は複数の着色液2,3.4を島状模様に塗布した着
色単板1を示している。着色液2.3.4の塗布部分以
外の部位5はベース色となっている。染色は、着色液2
,3.4の塗布後、単板をシート類で梱包・密閉してス
チーミング等で加熱養生して行う。
このようにベース色を全面に塗布したのち、色調の異な
る着色液2,3.4を塗布することにより、塗布むらに
よるいわゆる色抜けがなくなり、全体的に同系統の色調
となる。
染色後、第3図に示すようにして着色単板1の複数枚を
接着剤を介して積層し成形型1) (凹凸型)で圧締接
着して集成フリッチ12を作成し、これをスライスする
のである。第2図は得られた化粧単板6の平面図であり
、同図に示すように木目7間に多数の色8が発現し、天
然木のプビンガに近似した木目柄を得ることができる。
さらに、この発明の方法を用いれば、天然にはない特異
な多色柄をも簡単に表現することができる。
次に実施例をあげてこの発明の詳細な説明する。
実施例:脱色したアガチスの素材単板を乾燥して気乾状
態(含水率約7〜8%)にした。この素材単板の両面に
ベース色となる下記組成の着色液を均一に100 g/
イで塗布した。
PEG#4000/PEGMA350/水/A289=
 50/10/4010.6 次に下記組成の3色の着色液A、B、Cを第1図に示す
ように島状に塗布した(塗布量40g/rrr)。
ただし、A 289 、 PM Black、PM B
ordeauxはいずれも染料である。
着色液の塗布後、単板を40枚ずつポリエチレンシート
で梱包・密閉し、100℃の蒸気雰囲気下で4時間養生
して染色した。得られた着色単板の複数枚を接着剤を介
して積層し第3図に示すように成形型で圧締接着して集
成フリ・ノチを作成し、これをスライスして第2図に示
すようなブビンガに近似した多色パターンの化粧単板が
得られた。
〔発明の効果〕
この発明によれば、木目間に多色を有する化粧単板を得
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明における着色単板の平面図、第2図は
この着色単板を用いて得られた化粧単板の平面図、第3
図は通常の化粧単板の製造方法を示す工程説明図である
。 1・・・着色単板、2,3.4・・・着色液、6・・・
化粧単板 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)低含水率にした素材単板の表面に、ポリエチレン
    グリコール系化合物、水および染料からなり相互に色の
    異なる複数の着色液を互いに混じり合わないように塗布
    ・染色して多色模様の着色単板を得る工程と、前記着色
    単板の複数枚を接着剤を介して積層し圧締接着して集成
    フリッチを得る工程と、前記集成フリッチをスライスす
    る工程とを含む化粧単板の製造方法。
  2. (2)前記ポリエチレングリコール系化合物がポリエチ
    レングリコールまたはポリエチレングリコールメタリク
    レートである特許請求の範囲第(1)項記載の化粧単板
    の製造方法
JP23716184A 1984-11-09 1984-11-09 化粧単板の製造方法 Pending JPS61114805A (ja)

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JP23716184A JPS61114805A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 化粧単板の製造方法

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JP23716184A JPS61114805A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 化粧単板の製造方法

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JPS61114805A true JPS61114805A (ja) 1986-06-02

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ID=17011293

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JP23716184A Pending JPS61114805A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 化粧単板の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03126501A (ja) * 1989-09-29 1991-05-29 Alpi Spa 人工ベニヤの製造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03126501A (ja) * 1989-09-29 1991-05-29 Alpi Spa 人工ベニヤの製造

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