JPS6111450B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6111450B2 JPS6111450B2 JP20700581A JP20700581A JPS6111450B2 JP S6111450 B2 JPS6111450 B2 JP S6111450B2 JP 20700581 A JP20700581 A JP 20700581A JP 20700581 A JP20700581 A JP 20700581A JP S6111450 B2 JPS6111450 B2 JP S6111450B2
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- JP
- Japan
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- ferromagnetic
- plate
- magnetic pole
- permanent magnet
- pole surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims description 31
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/02—Permanent magnets [PM]
- H01F7/0231—Magnetic circuits with PM for power or force generation
- H01F7/0252—PM holding devices
- H01F7/0263—Closures, bags, bands, engagement devices with male and female parts
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Buckles (AREA)
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は永久磁石の吸着力を利用したバンド
のバツクル等に使用される係合具であつて、使用
永久磁石の磁気の漏洩を無くすことにより効果的
な吸着をなし、又雌雄の係合具相互を嵌め合い状
とすることによりバンドの引つ張り位置を雌雄の
係合具において同一線上に位置づけて吸着面に対
してテコ状の力がかゝらないように配慮された係
合具の提供を目的としている。
のバツクル等に使用される係合具であつて、使用
永久磁石の磁気の漏洩を無くすことにより効果的
な吸着をなし、又雌雄の係合具相互を嵌め合い状
とすることによりバンドの引つ張り位置を雌雄の
係合具において同一線上に位置づけて吸着面に対
してテコ状の力がかゝらないように配慮された係
合具の提供を目的としている。
(従来技術)
従前におけるこの種の永久磁石を使用したバツ
クル類は、永久磁石を雌雄をなすバツクル相互を
単に引きつけ合う手段としてのみ使用し、バツク
ルとしての繋着機能は他の機械的な手段を別途講
ずるようにしていた。
クル類は、永久磁石を雌雄をなすバツクル相互を
単に引きつけ合う手段としてのみ使用し、バツク
ルとしての繋着機能は他の機械的な手段を別途講
ずるようにしていた。
又、雌雄をなすバツクルのバンドの取付け位置
が、同一の線上に無く若干、いずれかの側に偏つ
て取付けられているのが一般的であつた (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のバツクルで
は、永久磁石のみによる吸着では不十分でつて、
バツクルの構造が複雑となり、結果的に嵩張つた
り重くなつたり、あるいは割高となつてしまう欠
点を有していた。又操作も複雑となることから永
久磁石を使用する意味があまりないものであつ
た。
が、同一の線上に無く若干、いずれかの側に偏つ
て取付けられているのが一般的であつた (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のバツクルで
は、永久磁石のみによる吸着では不十分でつて、
バツクルの構造が複雑となり、結果的に嵩張つた
り重くなつたり、あるいは割高となつてしまう欠
点を有していた。又操作も複雑となることから永
久磁石を使用する意味があまりないものであつ
た。
又、バツクルに対するバンドの取付けが同一の
線上に位置づけられることがないので、使用永久
磁石の吸着面には常にテコ状の力が働き、この永
久磁石の吸着面が簡単に引き剥がされる欠点を有
していた。即ち、永久磁石は、吸着面に真直ぐの
方向には強い吸着力を生ずる反面、この吸着面に
テコ状の力が働いた場合簡単に離れてしまう欠点
を有していた。
線上に位置づけられることがないので、使用永久
磁石の吸着面には常にテコ状の力が働き、この永
久磁石の吸着面が簡単に引き剥がされる欠点を有
していた。即ち、永久磁石は、吸着面に真直ぐの
方向には強い吸着力を生ずる反面、この吸着面に
テコ状の力が働いた場合簡単に離れてしまう欠点
を有していた。
(問題点を解決するための手段)
本発明に係る係合具はこのような従前例におけ
る不都合に鑑み、特に永久磁石の吸着力を有効に
引出す為に使用される磁気閉回路構成素材をバン
ド等の引つ張り力に対応するフツク構造とし、吸
着、抗張とを相互に有機的に作用せしめるように
したものである。
る不都合に鑑み、特に永久磁石の吸着力を有効に
引出す為に使用される磁気閉回路構成素材をバン
ド等の引つ張り力に対応するフツク構造とし、吸
着、抗張とを相互に有機的に作用せしめるように
したものである。
即ち、一方の磁極面aより他方の磁極面bに向
けて孔1aを有する永久磁石1の磁極面aに添設
された強磁性板2と、磁極面bに着脱自在に吸着
される強磁性板3との両方又はいずれか一方より
突設した強磁性突起2a,3aが前記孔1aを介
して相互に、又は強磁性板2,3に着脱自在に吸
着される係合具において、前記強磁性板2が永久
磁石1より外側方に延設されて吸着板部2b及び
繋着板部2cとされ、前記強磁性板3は、前記永
久磁石1の磁極面b及び周側壁cとを覆うように
周縁に立上り壁3bを有する倒皿状のものであつ
て、該立上り壁3bの上部が前記強磁性板2の吸
着板部2bに着脱自在に吸着されると共に外側方
に水平に延設されて繋着板部3cとした係合具で
ある。
けて孔1aを有する永久磁石1の磁極面aに添設
された強磁性板2と、磁極面bに着脱自在に吸着
される強磁性板3との両方又はいずれか一方より
突設した強磁性突起2a,3aが前記孔1aを介
して相互に、又は強磁性板2,3に着脱自在に吸
着される係合具において、前記強磁性板2が永久
磁石1より外側方に延設されて吸着板部2b及び
繋着板部2cとされ、前記強磁性板3は、前記永
久磁石1の磁極面b及び周側壁cとを覆うように
周縁に立上り壁3bを有する倒皿状のものであつ
て、該立上り壁3bの上部が前記強磁性板2の吸
着板部2bに着脱自在に吸着されると共に外側方
に水平に延設されて繋着板部3cとした係合具で
ある。
(実施例)
第1図乃至第2図は本発明に係る典型的な係合
具の実施例であつて、1は一方の磁極面aより他
方磁極面bに向けて孔1aを開設されたフエライ
ト磁石、希土類磁石、棒鋼磁石あるいはプラスチ
ツク磁石等の永久磁石であり、該永久磁石1の一
方磁極面aに強磁性板2をケース4等をもつて止
着せしめるようになすと共に他方の磁極面bに強
磁性板3を磁着脱自在に吸着し、強磁性板2,3
の両方又はいずれか一方より突設した強磁性突起
2a,3aを他方の強磁性板2,3又は他方の突
起2a,3aの面に吸着せしめるようにしてい
る。
具の実施例であつて、1は一方の磁極面aより他
方磁極面bに向けて孔1aを開設されたフエライ
ト磁石、希土類磁石、棒鋼磁石あるいはプラスチ
ツク磁石等の永久磁石であり、該永久磁石1の一
方磁極面aに強磁性板2をケース4等をもつて止
着せしめるようになすと共に他方の磁極面bに強
磁性板3を磁着脱自在に吸着し、強磁性板2,3
の両方又はいずれか一方より突設した強磁性突起
2a,3aを他方の強磁性板2,3又は他方の突
起2a,3aの面に吸着せしめるようにしてい
る。
尚、ケース4は通例非磁性素材よりなるものと
し、閉塞端面に磁石孔1aに連通する孔を開設
し、且つ該開設孔端に縁鍔4aを設けて孔1a端
に係合せしめるようになすと共に開口縁に爪4b
を設け、これを添装した強磁性板2の面上に折り
曲げて該強磁性板2と永久磁石1との一体的な止
着をなすようにした。
し、閉塞端面に磁石孔1aに連通する孔を開設
し、且つ該開設孔端に縁鍔4aを設けて孔1a端
に係合せしめるようになすと共に開口縁に爪4b
を設け、これを添装した強磁性板2の面上に折り
曲げて該強磁性板2と永久磁石1との一体的な止
着をなすようにした。
かゝる強磁性板2は永久磁石1より外側方に延
設されるものとして吸着板部2bをケース4の側
方に突設し、その一端を更に側方に延設してバン
ド等の繋着孔2eの開設された繋着板部2cを構
成するようにした。
設されるものとして吸着板部2bをケース4の側
方に突設し、その一端を更に側方に延設してバン
ド等の繋着孔2eの開設された繋着板部2cを構
成するようにした。
次いで他方の強磁性板3は永久磁石1の周側面
より被嵌されて吸着板部2bに当接する倒皿状で
あつて、立上り壁3bを強磁性板3の周側に起立
せしめるようになすと共に該立上り壁3bを更に
側方に折曲げて当接縁鍔3dとし、該縁鍔3dの
一部を側方に延設してバンド等の繋着孔3eの開
設された繋着板部3cとしている。
より被嵌されて吸着板部2bに当接する倒皿状で
あつて、立上り壁3bを強磁性板3の周側に起立
せしめるようになすと共に該立上り壁3bを更に
側方に折曲げて当接縁鍔3dとし、該縁鍔3dの
一部を側方に延設してバンド等の繋着孔3eの開
設された繋着板部3cとしている。
尚、第4図における実施例は強磁性突起3aを
割愛し、強磁性突起2aをもつて磁気閉回路を構
成したことよりしてバンド等の引張り方向に向け
た外力付加に際して立上り壁3bが特に重要とさ
れている。
割愛し、強磁性突起2aをもつて磁気閉回路を構
成したことよりしてバンド等の引張り方向に向け
た外力付加に際して立上り壁3bが特に重要とさ
れている。
尚、第3図、第4図並びに第6図における実施
例は磁気テープ等の磁気的記録部分の破壊を防止
する目的において開放側である磁極面b上に磁気
シールド用の強磁性板5を添装したものであり、
又第5図並びに第6図における実施例はケース4
を省き永久磁石1が直接外面に露出する態様のも
のとして係合具の製作、組付け性を良好としたも
のであつて、プラスチツク磁石等により作られ
る。
例は磁気テープ等の磁気的記録部分の破壊を防止
する目的において開放側である磁極面b上に磁気
シールド用の強磁性板5を添装したものであり、
又第5図並びに第6図における実施例はケース4
を省き永久磁石1が直接外面に露出する態様のも
のとして係合具の製作、組付け性を良好としたも
のであつて、プラスチツク磁石等により作られ
る。
尚、永久磁石1の強磁性板2に対する取付け手
法は、かゝるケース4によるものゝ他接着、螺子
着、鋲着その他の適宜の手法が、又強磁性板2,
3に対する強磁性突起2a,3aの付設において
も同様にカシメヅケ、ロウヅケ、スポツト等の熔
接、あるいは螺子着、鋲着、釘着等により固着さ
れる。
法は、かゝるケース4によるものゝ他接着、螺子
着、鋲着その他の適宜の手法が、又強磁性板2,
3に対する強磁性突起2a,3aの付設において
も同様にカシメヅケ、ロウヅケ、スポツト等の熔
接、あるいは螺子着、鋲着、釘着等により固着さ
れる。
(効果)
本発明に係る係合具は前記のように構成され、
磁極面a及びbに強磁性板2及び3を配し、夫々
の磁極の磁力線を集めるようになすと共に突起2
a,3aにこの磁束を誘導し、磁気閉回路を構成
したので強力な吸着を得られるものであり、更に
強磁性板3の立上り壁3bにより永久磁石1の周
側壁cを覆うようにしたので磁力線の漏れが効果
的に防止されて突起2a,3aを通る磁束数は最
大となつて吸着力が強力となる利点がある。
磁極面a及びbに強磁性板2及び3を配し、夫々
の磁極の磁力線を集めるようになすと共に突起2
a,3aにこの磁束を誘導し、磁気閉回路を構成
したので強力な吸着を得られるものであり、更に
強磁性板3の立上り壁3bにより永久磁石1の周
側壁cを覆うようにしたので磁力線の漏れが効果
的に防止されて突起2a,3aを通る磁束数は最
大となつて吸着力が強力となる利点がある。
又、突起2a,3aと立上り壁3bとによつて
吸着面の横ズレを防止するので横方向に作用する
力が突起と立上り壁との双方に分散されるので突
起が曲るなどのことがない。更に、強磁性板3と
一体の立上り壁3bを延設し、強磁性板2を延設
して繋着板部としているので繋着部に強度があ
り、脱落等のおそれがない。
吸着面の横ズレを防止するので横方向に作用する
力が突起と立上り壁との双方に分散されるので突
起が曲るなどのことがない。更に、強磁性板3と
一体の立上り壁3bを延設し、強磁性板2を延設
して繋着板部としているので繋着部に強度があ
り、脱落等のおそれがない。
第1図は本発明係合具の斜視図、第2図〜第6
図は他の各種実施例を示す断面図である。 尚、図中1…永久磁石、2,3…強磁性板、4
…ケース、5…強磁性板、a,b…磁極面。
図は他の各種実施例を示す断面図である。 尚、図中1…永久磁石、2,3…強磁性板、4
…ケース、5…強磁性板、a,b…磁極面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一方の磁極面aより他方の磁極面bに向けて
孔1aを有する永久磁石1の磁極面aに添設され
た強磁性板2と、磁極面bに着脱自在に吸着され
る強磁性板3との両方又はいずれか一方より突設
した強磁性突起2a,3aが前記孔1aを介して
相互に、又は強磁性板2,3に着脱自在に吸着さ
れる係合具において、 前記強磁性板2が永久磁石1より外側方に延設
されて吸着板部2b及び繋着板部2cとされ、 前記強磁性板3は、前記永久磁石1の磁極面b
及び周側壁cとを覆うように周縁に立上り壁3b
を有する倒皿状のものであつて、該立上り壁3b
の上部が前記強磁性板2の吸着板部2bに着脱自
在に吸着されると共に外側方に水平に延設されて
繋着板部3cとされていることを特徴とする係合
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20700581A JPS58108719A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 係合具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20700581A JPS58108719A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 係合具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58108719A JPS58108719A (ja) | 1983-06-28 |
JPS6111450B2 true JPS6111450B2 (ja) | 1986-04-03 |
Family
ID=16532611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20700581A Granted JPS58108719A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 係合具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58108719A (ja) |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP20700581A patent/JPS58108719A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58108719A (ja) | 1983-06-28 |
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