JPS61112191A - 変調信号発生装置 - Google Patents

変調信号発生装置

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JPS61112191A
JPS61112191A JP59232298A JP23229884A JPS61112191A JP S61112191 A JPS61112191 A JP S61112191A JP 59232298 A JP59232298 A JP 59232298A JP 23229884 A JP23229884 A JP 23229884A JP S61112191 A JPS61112191 A JP S61112191A
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潤一 藤森
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子楽器あるいは楽音効果付与装置等にお
いて楽音信号に変調効果を付与するための変調信号を発
生する装置に関する。
〔従来の技術〕
電子楽器においては、ビブラート、トレモロ、アンサン
プル等の各種変調効果を付与するために、多数の変調波
形発生器が用いられている。例えば、特開昭52−11
2313号には、周波数変調、音色変調、振幅変調の各
変調効果毎に別々の変調波形発生器を設けることが示さ
れている。また、実公昭53−13382号には、複数
系列の変調波形発生器を別々に設け、各々で発生した変
調波形信号の位相を所定量ずらしたり、周波数あるいは
位相の異なる複数の変調波形信号を合成して特殊な変調
波形信号を得るようにすることが示されている。また、
実開昭57−88193号には、複数の楽音発生系列毎
に別々の変調波形発生器を設けることが示されている。
〔発明が解決しようとす、る問題点〕
しかし、従来のように複数の変調波形発生器を夫々別個
に設けるやり方では、各変調波形発生器を独立動作(周
波数や位相を夫々独自のものに設定する)させる一方で
、それらの同期動作も可能にしようとする場合、その制
御が複雑となり、その構成も非常に複雑となる。また、
多相波形(位相の異なる複数の波形)や複数の波形の合
成波形を得ようとする場合、そのための回路が固定化さ
れていたので、任意の態様で多相波形や合成波形を自由
に得ることは困難であった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、複数の変
調波形を独立に制御して発生したり同期制御して発生し
たりすることを容易に行えるようにすると共に、多相波
形や合成波形を簡単な構成によって自由に発生し得る°
ようにした変調信号発生装置を提供しようとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の変調信号発生装置は、所定の波形を記憶した
波形テーブルと、複数のチャンネルの時分割タイミング
を設定する時分割チャンネル設定手段と、各チャンネル
で発生すべき波形信号の周波数を設定する周波数設定手
段と、この周波数設定手段によって各チャンネルに対応
して設定された周波数に従って、前記時分割チャンネル
設定手段で設定された時分割タイミングで、前記波形テ
ーブルから各チャンネル毎の波形信号を夫々読み出す読
出し手段とを具備したものであり、更に、周波数を同期
させるべきチャンネルを設定する同期チャンネル設定手
段と、この同期チャンネル設定手段において或る第1の
チャンネルに同期させ出しが行われるよう前記読出し手
段を制御する同期制御手段とを具備したことを第1の特
徴とする。
この発明の第2の特徴は、波形信号を合成すべきチャン
ネルを設定する合成チャンネル設定手段と、前記波形テ
ーブルの後段に設けられ、各チャンネルの波形信号を遅
延する遅延手段と、少なくとも前記遅延手段の出力を利
用して前記合成チャンネル設定手段で設定されたチャン
ネル同士の波形信号を合成するための演算を行う演算手
段とを具備したことにある。
この発明の第3の特徴は、前記波形テーブルから読み出
すべき各チャンネルの波形信号の初期位相を各チャンネ
ル毎に設定する移相設定手段と、この移相設定手段で設
定された各チャンネルの初期位相に従って前記読出し手
段における前記波形テーブル読出し用の位相アドレスを
シフトする位相シフト手段とを具備したことにある。
この発明の第4の特徴は、前記波形テーブルに複数の異
なる波形を記憶しておき、この波形テーブルから読み出
すべき波形を各チャンネル毎に選択する波形選択手段を
具備したことにある。
〔作用〕
各チャンネル毎に設定された周波数に従って各チャンネ
ル毎に時分割的に波形信号が波形テーブルから読み出さ
れる。こうして読み出された各チャンネル毎の波形信号
は変調信号として利用される。従って、簡単な構成によ
って複数の変調信号を夫々独立に発生することができる
第1の特徴によれば、或る第2のチャンネルのための波
形テーブルの読出しが、この第2のチャンネルに対応し
て設定された周波数に代えて他の或る第1のチャンネル
のための波形読出しに同期して行われるようになる。従
って、各チャンネル毎に独立の変調信号発生を可能にす
る一方で、任意のチャンネルの変調信号を同期して発生
するよう制御することも容易に行うことができるように
なる。
第2の特徴によれば、各チャンネルの波形信号は時分割
的に発生されるが、これを適宜遅延することにより、任
意のチャンネル同士の波形信号の加算(減算)または乗
算等による合成演算が可能となる。合成すべきチャンネ
ルの組合せは任意に設定することができるので、任意の
態様で合成した波形信号を変調信号として得ることがで
きる。
第3の特徴によれば、波形テーブル読出し用の位相アド
レスが設定された初期位相に応じて位相シフトされるの
で、各チャンネル毎に自由に設定した移相量で移相され
た変調信号を容易に得ることができる。
第4の特徴によれば、各チャンネル毎に変調信号の波形
を異ならせることができる。
〔実施例〕
第1図において、チャンネルカウンタ1は、複数のチャ
ンネルの時分割タイミングを設定する時分割チャンネル
設定手段に相当するもので、チャンネル数を仮に16と
すると、モジュロ16のカウンタから成り、マスタクロ
ックパルスφMをカウントしてOから15までのチャン
ネル番号データCHDを時分割的に順次発生する。第2
図は、マスタクロックパルスφMに応答してチャンネル
番号データCHDが変化する状態を示した図である。0
から15までの時分割化された16個のチャンネルにお
いて、16個の変調信号が独立に発生される。
波形テーブル2は1又は複数の異なる波形(例えば正弦
波や三角波など)を記憶したものであり、複数の波形を
記憶している場合は、後述するように、読み出すべき1
つの波形が波形選択テーブル6からの波形選択データW
SELに従って選択される。
波形テーブル2を読み出すための読出し手段は、ランダ
ムアクセスメモリ(以下RAMという)4と加算器5と
から或る。RAM4は、波形テーブル読出し用の位相ア
ドレスデータg−Fを記憶するためのアト゛レスをチャ
ンネル数分だけ備えており、書込みアドレス入力WAに
はチャンネルカウンタ1から出力されるチャンネル番号
データCHDが与えられ、読出しアドレス人力RAには
後述する同期チャンネルテーブル6の出力が与えられる
RAM4の読出し出力が加算器5に与えられ、この加算
器5の出力が位相シフト用の加算器7を介して波形テー
ブル2の位相アドレス入力ζこ与えられると共lc R
A M 4のデータ書込み入力に与えられる。加算器5
の他の入力には、計算単位時間当りの位相アドレスデー
タg−Fの増分値(変化値)である周波数データFが、
周波数データテーブル8からゲート9を介して与えられ
る。
周波数データテーブル8は、波形テーブル2から読み出
すべき波形信号の周波数を設定する周波数データFを各
チャンネル毎に記憶したものであり、各チャンネルの周
波数データFがチャンネル番号データCHDに従って時
分割的に読み出される。ゲート9は、後述するように、
同期制御のために設けられたもので、通常(同期制御を
行わない場合)は開かれており、テーブル8から読み出
された周波数データFを加算器5に供給し、RAM4と
加算器5によって構成された位相アキュムレータにおい
て周波数データFが繰返し加算(減算でもよい)される
ようにする。すなわち、波形テーブル2の通常の読出し
制御は、或るチャンネルのタイムスロットにおけるRA
M4の読出しアドレスとして当該チャンネルを指定し、
当該チャンネルに関する前回の位相アドレスデータ(t
−1)FをRAM4から読み出し、加算器5においてこ
れに周波数データFを加算して新たな位相アドレスデー
タtF’(但し?は計算単位時間毎に1,2゜3・・・
と順次変化する数であり、Fの累算回数を示す)を求め
、一方、RAM4の書込みアドレスとして当該チャンネ
ルを指定し、求めた位相アドレス人力タ?Fを当該チャ
ンネルのアドレスに記憶する。こうして、各チャンネル
毎に時分割で周波数データFが夫々独立にアキュムレー
トされ、設定された周波数に対応する変化率で逐次変化
する位相アドレスデータyFが各チャンネル毎に時分割
で得られる。周知のように、RAM4と加算器5から或
るアキエムレータは所定のモジュロ数を持ち、このモジ
−口数を1サイクルとして位相アドレスデータg−Fが
繰返し変化する。
同期チャンネルテーブル6は、各チャンネル毎にそのチ
ャンネルの波形信号が同期すべきチャンネルの番号デー
タ(同期チャンネルデータ5CHD)を記憶したもので
あり、カウンタ1から与えられるチャンネル番号データ
CHDに従って各チャンネル毎の同期チャンネルデータ
CHDが時分割的に読み出される。このテーブル6の設
定内容の一例を次表に示す。勿論、これに限らず任意の
態様で設定することが可能である。
第1表 自己のチャンネル番号データCHDと同じ値の同期チャ
ンネルデータ5CHDが記憶されているチャンネル(上
記表の0.5,6,7..8,9゜10 、12 、1
3 、14 、15 )は、同期読出し制、御を行わず
に前述の通常の読出し制御によって波形テーブル2の読
出しを行うべきことを意味する。データCHDと5CH
Dの値が異なるチャンネル(上記表の1.2,3,4.
11)は、同期読出し制御を行うべきことを意味する。
同期チャンネルテーブル6から読み出された同期チャン
ネルデータ5CHDは比較器10の一方入力に与えられ
ると共に、前述の通りRAM4の読出しアドレス人力R
Aに与えられる。比較器10の他方入力にはカウンタ1
からのチャンネル番号データCHDが与えられる。比較
器10は肉入力の値が一致したとき”1″の一致信号E
Qを生じ、これによりゲート9を開く。不一致のときは
一致信号EQは“0”であり、ゲート9は開かれない。
通常の読出し制御について、前記第1表のチャンネル6
を例にして説明すると、チャンネル6の時分割タイムス
ロットで同期チャンネルテーブル6から読み出される同
期チャンネルデータ5CHDの値はそのときのチャンネ
ル番号データCHDの値と同じ「6」であるため、比較
器10から一致信号EQが出力され、ゲート9が開かれ
、チャンネル6の周波数データFが加算器5に与えられ
る。このとき、RAM4の書込みアドレス入力WAと読
出しアドレス人力RAには同じチャンネル6を指定する
チャンネル番号データCHDと同期チャンネルデータ5
CHDが入力される。従って、前述のように、チャンネ
ル6の時分割タイムスロットにおいて、該チャンネル6
の周波数データFが繰返し加算され、該チャンネル6に
関して設定された周波数に対応する位相アドレスデータ
g、Fが発生される。
同期読出し制御について、前記第1表のチャンネル1を
例にして説明すると、チャンネル1の時分割タイムスロ
ットでテーブル6カ)ら読み出される同期チャンネルデ
ータS CHDの値「6」はそのときのチャンネル番号
データCHDの値「1」と異なっているため、一致信号
EQは出されず、ゲート9が閉じられ、周波数データF
は加算器5に与えられない。一方、RAM4の読出しア
ドレス人力RAにはチャンネル「6」を示すデータ5C
HDが与えられるので、チャンネル1の時分割タイミン
グであるにもかかわらず、RAM4からはチャンネル6
の位相アドレスデータfFが読み出され、これが加算器
5,7を経由してチャンネル1の位相アドレスデータと
して波形テーブル2に入力される。こうして、チャンネ
ル1の波数テーブル読出し用の位相アドレスデータiF
がチャンネル6の位相アドレスデータ?Fに強制的に同
期化され、両チャンネルの周波数は同一となる。
移相テーブル11は、各チャンネルの波形信号の初期位
相を設定する初期位相データθを各チャンネル毎に記憶
したものであり、カウンタ1からのチャンネル番号デー
タCHDに従って各チャンネルの初期位相データθを時
分割的に読み出す。
この初期位相データθは加算器7に与えられ、加算器5
からの位相アドレスデータiFに加算される。加算器7
の出力iF+θは波形テーブル2の位相アドレス入力に
与えられる。こうして、波形テーブル2を読み出すため
の位相アドレスデータg−Fが各チャンネル毎の初期位
相データθに応じて各チャンネル毎に独立に位相シフト
され、各チャンネル毎に独立の移相制御が実現される。
波形選択テーブル3は、波形テーブル2において複数の
異なる波形を記憶した場合に設けられるものであって、
読み出すべき波形を選択するための波形選択データWS
ELを各チャンネル毎に記憶しており、これをチャンネ
ル番号データCHDに従って時分割的に読み出す。
波形テーブル2に記憶された波数が1種類の場合は、こ
の波形が各チャンネルの位相アドレスデークiF十〇(
θがOのときはg−F)に従って時分割的に読み出され
る。複数種類の波形が波形テーブル2に記憶されている
場合は、各チャンネル毎の波形選択データWSELによ
って波形が時分割的に選択され、選択された波形が当該
チャンネルに対応する位相アドレスデータ?F十〇(又
はg−F)に従って読み出される。
波形テーブル2から時分割的に読み出された各チャンネ
ルの波形信号は波形合成用の加算器12に入力される。
加算器12の出力は、この変調信号発生装置の出力信号
(つまり変調信号)として図示しない適宜の変調効果付
与回路に供給されると共にレジスタ13に入力される。
レジスタ13は、各チャンネルの波形信号を1チャンネ
ル分のタイムスロット長だけ遅延するためのものであり
、マスククロックパルスφMに従って各チャンネルのタ
イムスロットの終わりでそのチャンネルに関する波形信
号を取込み、取込んだ波形信号を次のチャンネルのタイ
ムスロットの聞出力する。このレジスタ13のクリア入
力には合成制御テーブル14の出力が与えられるように
なっており、このクリア入力信号が″1パのときはレジ
スタ13の内容をクリアせずに、前チャンネルの波形信
号がレジスタ13から加算器12に与えられるようにす
るが、“0”のときはレジスタ13の内容をクリアして
前チャンネルの波形信号が加算器12に与えられないよ
うにする。
合成制御テーブル14は、前チャンネルの波形信号と自
己のチャンネルの波形信号とを加算合成すべきか否かを
示す合成制御データMXDを各チャンネル毎に記憶して
おり、チャンネル番号デーータCHDに従って各チャン
ネルの合成制御データ゛MXDを時分割的に読み出す。
このデータMXDは、前チャンネルの波形信号と自己の
チャンネルの波形信号とを加算合成すべき場合”1”で
あり、そうでない場合″0”である。テーブル14の設
定内容の一例を示すと次表のようである。
第2表 上記表におけるチャンネル1,2.3を例にして、合成
制御について説明すると、チャンネル1のタイムスロッ
トでは、テーブル14から読み出される合成制御データ
MXDはn Ouてあり、その前のチャンネル0の波形
信号はレジスタ13てクリアされるので、チャンネル1
の波形信号は他のチャンネルの波形信号と混合されずに
そのまま加算器12から出力される。次のチャンネル2
のタイムスロットでは、合成制御データMXDは61″
であるため、その直前のチャンネル1の波形−プル2か
ら読み出された波形信号を加算した信号がチャンネル2
のタイムスロットで加算器12から出力され、これが最
終的にチャンネル2の変調信号として出力される。次の
チャンネル3のタイムスロットでは、合成制御データM
XDが′1”であるため、その直前のチャンネル2のタ
イムスロットで加算器12から出力された信号つまりチ
ャンネル1と2の加算合成波形信号がレジスタ16でク
リアされずにそのまま加算器12に与えられる。従って
、チャンネル1.2.3で波形テーブル2から読み出さ
れた3つの波形信号を加算した信号がチャンネル3のタ
イムスロットで加算器12から出力され、これが最終的
にチャンネル3の変調信号として出力される。
第1図の例では加算器12の出力をレジスタ13で遅延
するようにしているが、波形メモリ2の読み出し出力を
レジスタ16で遅延し、この遅延出力と波形メモ17.
2の読出し出力とを加算するようにしてもよい。また、
レジスタ13の代わりに、マスタクロックパルスφMに
よって遅延制御される遅延回路によって加算器12の出
力又は波形テーブル2の出力を遅延し、この遅延出力を
加算器12に与えるか否かの制御をゲート回路によって
合成制御データMXDに応じて行うようにしてもよい。
また、第1図の例では合成できるチャンネルは隣合うチ
ャンネルに限られているが、遅延手段(レジスタ13)
における遅延時間を2タイムスロット以上にしてもよく
、そうすれば別のチャンネルとの間でも合成を行うこと
ができる。更に、任意のチャンネル同士で波形合成を行
うことができるようにするために、レジスタ16(すな
わち遅延手段)の部分を第3図のように変更してもよい
第3図において、チャンネル数より1つ少ない15ステ
ージを持つシフトレジスタ15には加算器12(第1図
)の出力信号が入力され、マスタクロックパルスφMに
従って順次シフトされる。従って、々保有されている。
シフトレジスタ15の各ステージの出力はセレクタ16
に並列的に入力され、合成制御テーブル14から与えら
れる合成制御データMXD’に応じて選択される。選択
された信号は加算器12に与えられる。この場合、合成
制御テーブル14には、合成すべきチャンネルの波形信
号が保有されているシフトレジスタ15のステージ番号
を示すデータが合成制御データMXD’として各チャン
ネル毎に記憶されており、このデータMXD’が各チャ
ンネルの時分割タイミングに対応して読み出される。セ
レクタ16では、合成制御データMXD’によって指示
されたステージの出力を選択する。従って、各チャンネ
ルに対応する合成制御データMXD’の内容を任意に設
定することにより任意のチャンネルとの波形合成が可能
である。尚、シフトレジスタ15の入力信号は波形テー
ブル2の出力信号であってもよい。
尚、位相アドレスデータ発生のための構成は図示のよう
なRAM4を用いたものに限らず、その他のものを設計
上任意に用いることもできる。また、同期制御用の構成
も図示のような比較器10とゲート9を用いたものに限
らず、目的とする同期制御を達成し得るものであればど
のような構成を用いてもよい。例えば第4図に示すよう
に比較器10とゲート9を省略し、周波数データテーブ
ル8の出力Fを加算器5に直接入力し、加算器7にはR
AM4の読出し出力を与えるようにしてもよい。
また、位相シフト用の加算器7あるいは波形合成用の加
算器1,2は、加算に限らず減算その他の演算を行うよ
うになっていてもよい。特に、加算器12は乗算器であ
ってもよい。
各テーブル3,6.8,11.14は電子的な記憶回路
から或るものであってもよいし、あるいはスイッチ等の
データ設定手段から或るものであってもよい。電子的な
記憶回路から或る場合は、ROMのように記憶内容が固
定されるものを用いてもよいし、また、RAMのようi
こ書替え可能なものを用いてもよい。RAMを用いた場
合は、第1図中に破線で示したように、データ設定スイ
ッチ等を含むテーブル設定装置17を設け、これにより
各テーブル3,6,8,11.14の各チャンネル毎の
設定内容を変更し得るようにするとよい。
また、波形テーブル2はROM、あるいはRAM、ある
いは複数のROMとRAMの組合せ等、どのような構成
であってもよい。
尚、この発明の変調信号発生装置は図示したようなハー
ドワイヤード回路に限らず、マイクロコンピュータを用
いたソフトウェア処理によっても実施することが可能で
あり、そのような実施もこの発明の範囲に含まれる。
〔発明の効果〕
以上の通りこの発明によれば、簡単な構成によって複数
の変調信号を夫々独立に発生することができ、しかもそ
れらの同期制御を容易に行うことができる。また、合成
制御や多相制御も簡単な構成によって容易に行うことが
できる。例えばトレモロやシンフォニックのような変調
効果には、多相の変調信号を用いることが好ましく、し
かも2種類以上の正弦波を加算した変調信号を用いるこ
とが好ましいが、この発明によればそのような要求に容
易に応じることができる。また、各チャンネルの変調信
号の周波数、位相、波形、合成態様を夫々独立に自由に
制御することもできるので、変調効果付与装置の型式を
問わず、汎用性のある変調信号発生装置として広く利用
することができる。従って、例えば変調効果付与装置を
マイクロコンピュータ構成として信号処理方法を自由に
変更できるようにした場合でも、この変更に即座に適応
して該変調効果付与装置に必要な態様の変調信号を供給
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る変調信号発生装置の一実施例を
示す電気的ブロック図、第2図は同実施例における各チ
ャンネルの時分割タイムスロットの状態を示すタイミン
グチャート、第3図は同実施例における波形合成用の遅
延手段の変更例を示すブロック図、第4図は第1図にお
ける同期制御用回路部分の変更例を示すブロック図、で
ある。 1・・・チャンネルカウンタ、2・・・波形テーブノペ
3・波形選択テーブノペ 4,5・波形テーブル読出し
用の位相アドレスデータ発生のためのRAM及び加算器
、6−・・同期チャンネルテーブル、7・位相シフト用
の加算器、8 周波数データテーブル、9.10・・・
同期制御用のゲート及び比較器、11・・移相テーブル
、12.13・・波形合成用の加算器及び遅延手段とし
てのレジスタ、14 合成制御テーブノへ 15・・・
シフトレジスタ、16セレクタ、17・・テーブル設定
装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定の波形を記憶した波形テーブルと、複数のチャ
    ンネルの時分割タイミングを設定する時分割チャンネル
    設定手段と、 各チャンネルで発生すべき波形信号の周波数を設定する
    周波数設定手段と、 前記周波数設定手段によって各チャンネルに対応して設
    定された周波数に従って、前記時分割チャンネル設定手
    段で設定された時分割タイミングで、前記波形テーブル
    から各チャンネル毎の波形信号を夫々読み出す読出し手
    段と、 周波数を同期させるべきチャンネルを設定する同期チャ
    ンネル設定手段と、 前記同期チャンネル設定手段において或る第1のチャン
    ネルに同期させるべきことが設定された或る第2のチャ
    ンネルに関して、該第1のチャンネルの読出しに同期し
    た読出しが行われるよう前記読出し手段を制御する同期
    制御手段と、 を具えた変調信号発生装置。 2、前記同期チャンネル設定手段は、各チャンネル毎に
    そのチャンネルが同期すべきチャンネル名を記憶した同
    期チャンネルテーブルを含み、この同期チャンネルテー
    ブルは各チャンネルの時分割タイミングに従って読み出
    されるものであり、前記同期制御手段は、或るチャンネ
    ルの時分割タイミングで前記同期チャンネルテーブルか
    ら読み出したチャンネル名の読出しに同期した読出しが
    行われるよう前記読出し手段を制御するものである特許
    請求の範囲第1項記載の変調信号発生装置。 3、前記周波数設定手段は、各チャンネル毎に周波数デ
    ータを記憶した周波数データメモリを含み、この周波数
    データメモリは各チャンネルの時分割タイミングに従っ
    て読み出されるものであり、前記読出し手段は、前記周
    波数データを各チャンネル毎に独立に繰返し演算するた
    めの演算手段と、この演算結果を各チャンネル毎に一時
    記憶し、次回の演算のために読み出して前記演算手段に
    供給する記憶手段とを含み、前記演算手段または前記記
    憶手段からの前記演算結果をアドレス信号として前記波
    形テーブルを読み出すものであり、前記同期制御手段は
    、前記同期チャンネルテーブルから読み出したチャンネ
    ル名に関する演算結果を前記記憶手段から読み出すよう
    制御するものである特許請求の範囲第2項記載の変調信
    号発生装置。 4、所定の波形を記憶した波形テーブルと、複数のチャ
    ンネルの時分割タイミングを設定する時分割チャンネル
    設定手段と、 各チャンネルで発生すべき波形信号の周波数を設定する
    周波数設定手段と、 前記周波数設定手段によって各チャンネルに対応して設
    定された周波数に従って、前記時分割チャンネル設定手
    段で設定された時分割タイミングで、前記波形テーブル
    から各チャンネル毎の波形信号を夫々読み出す読出し手
    段と、 波形信号を合成すべきチャンネルを設定する合成チャン
    ネル設定手段と、 前記波形テーブルの後段に設けられ、各チャンネルの波
    形信号を遅延する遅延手段と、 少なくとも前記遅延手段の出力を利用して前記合成チャ
    ンネル設定手段で設定されたチャンネル同士の波形信号
    を合成するための演算を行う演算手段と、 を具えた変調信号発生装置。 5、前記合成チャンネル設定手段は、合成すべきか否か
    を示すデータを各チャンネル毎に記憶した合成制御テー
    ブルを含み、この合成制御テーブルは各チャンネルの時
    分割タイミングに従って読み出されるものであり、前記
    遅延手段は、前記演算手段の出力を所定の時分割タイム
    スロット数だけ遅延するものであり、前記演算手段は、
    前記合成制御テーブルから読み出されたデータが合成す
    べきことを示すデータであるとき前記波形テーブルから
    読み出された波形信号と前記遅延手段の出力を合成する
    ものである特許請求の範囲第4項記載の変調信号発生装
    置。 6、前記合成チャンネル設定手段は、各チャンネル毎に
    そのチャンネルと合成すべきチャンネルを特定するデー
    タを記憶した合成制御テーブルを含み、この合成制御テ
    ーブルは各チャンネルの時分割タイミングに従って読み
    出されるものであり、前記遅延手段は、複数のステージ
    を持つシフトレジスタと、このシフトレジスタの各ステ
    ージの出力を選択する選択回路とを含み、前記合成制御
    テーブルから読み出されたデータに応じて前記選択回路
    の選択を制御し、選択された出力を前記演算手段に与え
    るようにした特許請求の範囲第4項記載の変調信号発生
    装置。 7、所定の波形を記憶した波形テーブルと、複数のチャ
    ンネルの時分割タイミングを設定する時分割チャンネル
    設定手段と、 各チャンネルで発生すべき波形信号の周波数を設定する
    周波数設定手段と、 前記周波数設定手段によって各チャンネルに対応して設
    定された周波数に従って、前記時分割チャンネル設定手
    段で設定された時分割タイミングで、前記波形テーブル
    から各チャンネル毎の波形信号を夫々読み出す読出し手
    段と、 前記波形テーブルから読み出すべき各チャンネルの波形
    信号の初期位相を各チャンネル毎に設定する移相設定手
    段と、 前記移相設定手段で設定された各チャンネルの初期位相
    に従って前記読出し手段における前記波形テーブル読出
    し用の位相アドレスをシフトする位相シフト手段と、 を具えた変調信号発生装置。 8、前記移相設定手段は、各チャンネル毎の初期位相デ
    ータを記憶した移相テーブルを含み、この移相テーブル
    は各チャンネルの時分割タイミングに従って読み出され
    るものである特許請求の範囲第7項記載の変調信号発生
    装置。 9、複数の異なる波形を記憶した波形テーブルと、複数
    のチャンネルの時分割タイミングを設定する時分割チャ
    ンネル設定手段と、 各チャンネルで発生すべき波形信号の周波数を設定する
    周波数設定手段と、 前記周波数設定手段によって各チャンネルに対応して設
    定された周波数に従って、前記時分割チャンネル設定手
    段で設定された時分割タイミングで、前記波形テーブル
    から各チャンネル毎の波形信号を夫々読み出す読出し手
    段と、 前記波形テーブルから読み出すべき波形を各チャンネル
    毎に選択する波形選択手段と、 を具えた変調信号発生装置。 10、前記波形選択手段は、選択すべき波形を示すデー
    タを各チャンネル毎に記憶し、各チャンネルの時分割タ
    イミングに従ってこのデータを読み出す波形選択テーブ
    ルを含み、このデータに従って前記波形テーブルから読
    み出すべき波形を選択するものである特許請求の範囲第
    9項記載の変調信号発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8324991B2 (en) 2007-12-12 2012-12-04 Nec Corporation Electrolytic corrosion prevention structure and waveguide connection structure

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