JPS61111394A - 金属化合物の仕込物中への注入を用いる、固定床または移動床における重質炭化水素の接触水素化処理方法 - Google Patents

金属化合物の仕込物中への注入を用いる、固定床または移動床における重質炭化水素の接触水素化処理方法

Info

Publication number
JPS61111394A
JPS61111394A JP60238532A JP23853285A JPS61111394A JP S61111394 A JPS61111394 A JP S61111394A JP 60238532 A JP60238532 A JP 60238532A JP 23853285 A JP23853285 A JP 23853285A JP S61111394 A JPS61111394 A JP S61111394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
catalyst
metal compound
molybdenum
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60238532A
Other languages
English (en)
Inventor
ジヤン・クロード・プリユマイユ
ジヤン・フランソワ・ル・パージユ
ピエール・ジウリアーニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IFP Energies Nouvelles IFPEN
Original Assignee
IFP Energies Nouvelles IFPEN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IFP Energies Nouvelles IFPEN filed Critical IFP Energies Nouvelles IFPEN
Publication of JPS61111394A publication Critical patent/JPS61111394A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G49/00Treatment of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen-generating compounds, not provided for in a single one of groups C10G45/02, C10G45/32, C10G45/44, C10G45/58 or C10G47/00
    • C10G49/02Treatment of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen-generating compounds, not provided for in a single one of groups C10G45/02, C10G45/32, C10G45/44, C10G45/58 or C10G47/00 characterised by the catalyst used
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G49/00Treatment of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen-generating compounds, not provided for in a single one of groups C10G45/02, C10G45/32, C10G45/44, C10G45/58 or C10G47/00

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば硫黄、窒素や、例えばニッケル、バナ
ジウムおよび/または鉄のような金属を不純物として含
む、ヘテロ原子不純物を含有する重質炭化水素仕込物の
水素化処理方法に関する。仕込物として考えられるもの
としては、常圧蒸留残渣、減圧蒸留残渣、重質原油、脱
アスファルト油、ピッチおよび例えば接触クラッキング
方法に由来する芳香族留分によって稀釈されたアスファ
ルト類(軽質循環油)および石炭の水素化物が挙げられ
るが、このリストは何ら限定的なものではない。
従来技術 この方法は、アルミナ担体と、元素周期律表第VB、V
IBおよび■族の金属の少なくとも1つの触媒金属また
は触媒金属化合物の少なくとも1つとを含む不均質触媒
の少なくとも1つの固定床または移動床に重質炭化水素
仕込物を接触させて、これを水素によって処理すること
から成る(Handbook Of  che+1ls
try and Physics、第37版、1956
年、第392〜393頁)。前記アルミナ担体は、細孔
容積0.85〜2C13)l −’および比表面積80
〜2501112XQ−1を有する。そして前記方法は
、水素化処理反応を行なうのに十分な量で水素添加され
た処理炭化水素仕込物中に連続的または周期的に、元素
の周期律表第VIB、■Bおよび■族の金属から成る群
の金属の、ハロゲン化物、オキシハロゲン化物、酸化物
、多酸および多酸の塩類から成る群から選ばれた少なく
とも1つの金属の少なくとも1つの化合物を、前記仕込
物が不均質触媒床を通過する前に添加することを特徴と
する。
炭化水素留分の精製は、重質分子をより軽質な分子に転
換して、硫黄、窒素および金属へテロ原子不純物を最大
限に除去することを目的とする。
硫黄および窒素のへテロ原子は、一般に各々硫化水素お
よびアンモニアの形態で除去される。
これらの化合物は触媒を失活させず、流出物中に再び見
出される。
これに対して仕込物の金属特にニッケルおよびバナジウ
ムは、触媒の表面に、一般に硫化物の形態で沈積し、従
って、重大かつ可逆し難い触媒の失活をひき起こし、こ
の触媒は次第に水素化脱硫および水素化脱窒反応を行な
うのに適さなくなる。
石油留分特に550’CLL1.下で留出する留分の水
素化処理方法は、当業者に良く知られている。
操作は一般に水素圧下、例えばアルミナ上のモリブデン
、タングステン、ニッケルおよびコバルトの酸化物およ
び硫化物のような触媒の存在下、一般に250℃〜45
0℃の温度において行なわれる。
実施された数多くの研究により、通常の水素化精製触媒
の多孔組織を適合させることによって、水素化脱金属活
性および重質分子の変換活性の水準を明らかに増しうる
ことがすぐに明らかになった。他方触媒のこの変性によ
って、触媒の寿命(使用される触媒が、新しい触媒の新
たな装入によって触媒を交換せざるをえなくな1゛2°
゛′”′+D′″g!Rr、1a)Ift!I) es
ty。
増しうる。例えば米国特許第4,395,329号、同
第4,225.421号、同第4.166.026号、
同第4.134.856号綬よび欧州特許出願公開第9
8.764号のような非常に多くの特許または特許出願
が、このような改良を特許請求している。欧州特許出願
公開第98.764号に記載された触媒であって、特殊
な多孔組織および栗のトゲトゲしたイガ山またはウニの
トゲ山のイメージに似た構造を有するものは、石油の重
質留分の脱金属反応において特に効果的であり、工業的
レベルで使用しつる。
しかしながら、このような触媒は、単独で使用されると
、一方では十分な水素化脱硫(HDS)活性および水素
化脱窒(HtlN)活性を有することができず、他方H
DS、HDN、水素化脱金属(HDH)および重質分子
の変換活性は、バナジウムおよびニッケルの沈積による
活性相の劣化によって、経時的に下がる。これらの触媒
の水素゛上積製活性の安定性がこのように不十分である
ので、最終製品としてまたは接触クランキング、水素化
クランキングまたは水蒸気クランキング装置の仕込物と
して使用しうる製品を得るためには、一般に、第2水素
化処理工程を用いざるをえなくなる。この第2工程の実
施には非常に費用がかかる。これは非常に大きな設備投
資を要するからである。
本発明の目的は、上記不都合を緩和すること、および特
に細孔容積0.85〜2cm” xg −1および比表
面積80〜25Qa+ 2xg −’のアルミナ上に担
持された触媒を、工業用水素化精製装置において、従来
技術の方法により得られた時間より長い処理時間の開用
いることができるようにすることであり、ある場合には
第2水素化処理工程の実施を避けつるようにすることで
ある。
問題点の解決手段 本発明による重質炭化水素の接触水素化処理方法は、ア
ルミナ担体と、元素周期律表第VB、VIBおよび■族
の金属の少なくとも1つの触媒金属または触媒金属化合
物の少なくとも1つを含む、不均質触媒の少なくとも1
つの固定床または移動床との接触下における、重質炭化
水素−仕込物の水素化処理方法であって、前記アルミナ
担体が細孔容積0.85x2cm3×g −+および比
表面積80〜25On+ 2xg −+ を有する方法
において、水素化処理反応を行なうのに十分な量で水素
添加された前記炭化水素仕込物中に、連続的または周期
的に、元素周期律表第VIB、■Bおよび■族の金属か
ら成る群の金属のハロゲン化物、オキシハロゲン化物、
酸化物、多酸および多酸の塩類から成る群から選ばれた
少なくとも1つの金属の少なくとも1つの化合物を、前
記仕込物の不均質触媒床の通過前に導入して操作を行な
うことを特徴とする方法である。
驚くべきことに、処理される炭化水素仕込物に、連続的
にまたは周期的に、元素周期律表第VTB、■Bおよび
■族の金属から選ばれた少なくとも1つの金属の少なく
とも1つの化合物、有利にはモリブデン、タングステン
、ニッケル、コバルトおよびクロムから成る群の少なく
とも1つの金属の少なくとも1つの化合物を、アルミナ
上に担持された触媒の固定床または移動床を用いて、重
質物質の従来の水素化処理条件下において添加すると、
特にこれらの触媒の寿命を大巾に増すことができること
が発見された。
本方法においてあらゆる金属化合物が使用しうるわけで
はない。より詳細に後述するように、本発明において用
いられる触媒については、ある種の化合物特に有四化合
物例えばナフテン酸モリブデンは、床頂部において、触
媒と接触して非常に急速に分解するらしく、スケール生
成を引き起こし、使用される触媒の性能を改善すること
はできない。
驚くべきことに、ハロゲン化物、オキシハロゲン化物、
酸化物、多酸例えばイソ多酸およびヘテロ多酸およびこ
れらの酸の塩類から成る群から選ばれた上記金属の化合
物によって、使用、    gt’1M!″″″″1゛
1°゛″′″fa(D#6″゛′改良が得られることが
発見された。ハロゲン化物の中で、有利にはそれらの化
学式の中に塩素、臭素または沃素を含む化合物、より詳
しくはそれらの化学式の中に塩素または沃素を含む化合
物を使用する。特に有利には、モリブデン化合物を甲種
でまたはニッケルおよび/またはコバルト化合物と組合
わせて用いるものとする。好ましくはモリブデンブルー
および/または燐モリブデン酸またはその塩類の1つを
用いるものとする。
処理される炭化水素仕込物中に注入する金属化合物は、
例えば、水素化処理条件下、炭化水素中に少なくとも1
重世%以下の溶解度を示す有機溶媒中溶液または懸濁液
の形態、水・有機溶媒混合物中溶液または乳濁液の形態
または水中に十分な溶解性を示すならば前記化合物の水
溶液の形態で導入される。
使用しうる有機溶媒として、炭化水素類、アルコール類
、エーテル類、ケトン類、エステル類、アミド類および
ニトリル類を挙げることができる。好ましくはアルコー
ル類特に6〜18個の炭素原子を有するアルコール類の
混合物または炭化水素類を使用する。
金属化合物を導入するために、水・有機溶媒混合物を用
いる場合、有利には有機溶媒を、水・有機溶媒混合物の
総重量に対して、50〜99重量%好ましくは70〜9
9重…%含む混合物を使用する。本発明の好ましい形態
としては、炭化水素類中液またはアルコール特に07〜
COのアルコール類の混合物中溶液または水・C7〜C
9のアルコール類の混合物中溶液の形態の金属化合物を
用いる。例えば、燐モリブデン酸またはその塩類を水溶
液の形態でおよび/または好ましくはフランス特許出願
公開第1.099.953号に記載されたものの中から
選ばれたモリブデンブルーを、C7〜C,アルコール類
の混合物中または水・C7〜C9アルコ一ル類混合物中
または炭化水素類中、例えば予備処理に由来する仕込物
の一部中の溶液の形態で用いるのが特に有利である。
本発明の枠内で使用する触媒は、細孔容積0゜85〜2
cm3×g −1および比表面積80〜2501+12
X(I+−’ のアルミナ担体を含む。
担体として使用しうるアルミナ類は、好ましくは弱また
は非酸性のアルミナ類の中から選ばれる。これは例えば
320℃、0.04メガパスカル(HPa)で、アルミ
ナ1gあたり10カロリー以下、より詳しくは7カロリ
ー以下のアンモニア吸収による中和熱を有するものであ
る。
所謂中性アルミナ類はまた、水素の存在下におけるクラ
ッキングおよびコーキング反応に対して不活性であるこ
とを特徴とするものであってもよい。中性麿は、例えば
下記操作条件下において、より軽質な分子に転換される
n−ヘプタンの量を測定することから成る、n−ヘプタ
ンのクラッキングテストにより測定されてもよい。
−トラバース型固定床を有する装置 −全圧: 1 HPa −H2/n−ヘプタン:4 一空間速度:炭化水素1.5ko/触媒kQ1時一温度
=470℃ 500℃ 変換率を液体生成物のガスクロマトグラフィによる分析
によって測定する。
このテストにおいて、担体は、そのクラッキング活性(
モル/時/担体l112)が、470℃の温度において
5X10−6以下であり、かつ500℃の温度において
15X10−6以下であるならば、中性であると言われ
る。
アルカリおよび/またはアルカリ土金属により処理され
るアルミナ類、例えばNa2O含吊が1000重量 D
l)Illまたはそれ以上であるアルミナが使用しうる
。同様に希土類金属および/またはアルカリ土金属およ
び/またはシリカにより熱安定化されたアルミナ類が、
一般に以下に定義する中性基準に合致する。
有利には、オートクレーブ処理されたアルミナ類もまた
使用しつる。オートクレーブ処理されたアルミナとは、
約り0℃〜約300℃の温度で約5分〜48時間、好ま
しくは1〜6時間、1     「オー、つい−ア処1
.8□より。、。え、よ水蒸気での処理を受けたアルミ
ナ類を示す。
好ましくは、オートクレーブの水性媒質は、アグロメレ
ートのアルミナの一部を溶解しつる少なくとも1つの酸
またはこのような酸と、アルミニウムイオン類と結合し
うる陰イオンを有する少なくとも1つの化合物との混合
物、例えば硝酸と酢酸または蟻酸との混合物を含む。オ
ートクレーブ処理技術は、例えばフランス特許出願公開
第2.496.631号に記載されている。
本発明の特に好ましい形態としては、欧州特許出願公開
第98.764号に記載されている方法に従って得られ
た、オートクレーブ処理されたアルミナを用いる。得ら
れたアルミナ担体は、複数の針状小板より成る。各アゲ
Oメレートの小板は、互いに対してかつアゲOメートの
中心に対して一般に放射状に向いている。前記構造は、
マクロ細孔およびメソ細孔(メソ細孔とは、ミクロ細孔
の大きさとマクロ細孔の大きさの間の大きさを有する細
孔のことを言う。従って、メソ細孔は、大ざっばには1
0〜100ナノメートルに位置する)を含み、はとんど
ミクロ細孔を含まない。
好ましい担体は、コインの形をしたメソ細孔を、優った
割合で含むものである。
上記アルミナ担体上に、あらゆる既知の方法により、元
素周期律表第V8族、第VIB族および第■族の金属の
少なくとも1つ、好ましくはモリブデン、タングステン
、鉄、コバルト、ニッケル、クロムおよびバナジウムか
ら成る群の金属の少なくとも1つの触媒金属または触媒
金属化合物の1つまたは複数を担持させる。好ましい組
合わせは、モリブデン+コバルト、モリブデン−ニッケ
ル、タングステン−ニッケル、バナジウム−ニッケルで
ある。本発明において用いられる最終触媒の金属含mは
一般に最終触媒の重量に対して(酸化物として表示して
)、金属0.5〜40重量%である。本発明の好ましい
実施形態としては、上記金属の組合わせの1つを用いる
。その際金属含量は、好ましくは最終触媒の重量に対し
て(酸化物として表示して)、金属1〜30重量%であ
る。
欧州特許出願公開第98.764号に記載された触媒は
、それのオートクレーブ処理されたアルミナから成る担
体が上記構造を有しており、これらの触媒は担体の構造
と同一の構造を有し、例えば2モード型(マクロ細孔お
よびミクロ細孔)または1モード型(ミクロ細孔)触媒
に対して細孔の目詰まりにおいて改良された耐性を有す
るので、本発明の枠内で好ましいものである。これらの
触媒の担体は、ローへブタンのクラッキングテストに対
して不活性である。470℃において0.610−”モ
ル/時/1I12および500℃において8X10−’
モル/時/II2の比活性が得られた。
金属化合物特にモリブデン化合物の連続または周期的注
入は、仕込物の水素化精製反応を行なうのに十分な量の
水素を添加した後で行なわれる。金属化合物の導入は、
水素が添加された前記仕込物の不均質触媒床の通過前に
行なわれる。本発明の好ましい形態としては、金属化合
物は、予め少なくとも330℃の温度、有利には約33
0℃〜450℃、好ましくは予め約200〜約450℃
の温度にされた、水素添加された仕込物中に導入される
この金属化合物特にモリブデン化合物の連続的または周
期的注入によって、サイクルの期間の増加の他に、触媒
の脱金属活性を一定に維持し、水素化脱窒、水素化脱硫
および重質分子の変換活性を改善しつる。
何らかの理論に結びつけたいわけではないが、金属化合
物特にモリブデン化合物が触媒上で分解され、その際金
属原子(モリブデン)が触媒の表面に固定され、このよ
うにして活性相の連続または周期的再生により触媒の失
活を避けることができる。
金属化合物好ましくはモリブデン化合物の注入は、本発
明の有利な形態としては、周期的になされる。従って、
多量の化合物を、一定の期1      間、様々な間
隔で、多かれ少なかれ長時間にわたって、仕込物中に導
入する。例えば、100.200または300時間毎に
1〜30時間有利には200時間毎に10〜20時間、
この化合物を導入する。
仕込物に添加された金属化合物の量は、有利には仕込物
の総重量に対して、添加された金属濃度が、10〜15
00DDl好ましくは30〜600 ppIllである
ようなものである。
水素化処理反応の通常の条件は、温度が約250〜約5
00℃、好ましくは約350〜約450℃、圧力が約5
〜約30メガパスカル(HPa)好ましくは約8〜約2
0HPa、触媒1容あたり毎時の炭化水素仕込物流l 
(VVH)約0.1〜約10好ましくは約0.2〜約2
である。水素流量は、例えば仕込物11につき約50〜
5000/好ましくは約200〜約3000x1−1で
ある。
発明の効果 本発明によるΦ質炭化水素の接触水素化処理方法は以上
のとおり構成されているので、本明細書の冒頭で説明し
た従来技術の問題点を克服することができ、また特に細
孔容積0.85〜2cm3×g −’および比表面積8
0〜250信2 ×g −1のアルミナ上に担持された
触媒を、工業用水素化精製装置において、従来技術の場
合の触媒寿命より長い時間用いることができ、ある場合
には第2水素化処理工程の実施を避けることができる。
実  施 、例 下記実施例は本発明を例証するがその範囲を限定するも
のではない。これらの実施例において、欧州特許出願公
開筒98,764号に記載された方法に従って調製され
た2つの触媒AおよびBを用いる。
これら2つの触媒の特徴は、それらの構造、細孔分布お
よび組成については、欧州特許出願公開筒98,764
号に記載されているものである。
これらの触媒の担体はアルミナであり、これは欧州特許
出願公開筒98.764号の実施例1に記載された方法
に従って調製され、この実施例に記載されたあらゆる特
徴を有する。次に、この担体上に、欧州特許出願公開筒
98.764号の実施例1に記載された方法を用いて、
モリブデンおよびニッケルを担持させる。得られた触媒
AおよびBの最終触媒の重量に対して、酸化物の重量で
表示された金属含量は、下記のとおりである。
実施例1 試験1 固定床で作動する水素化処理パイロット装置内に、触媒
AI/を入れる。この触媒使用の操作条件は、下記のと
おりである。
一温度:400℃ −全圧:12HPa −VVH:  0. 5 −H2/仕込物比:1000/// −触媒の予備硫化は、H2+硫化水素(1]2S)3容
量%の気体混合物により、350℃において、0.IH
Pa下6時間行なわれる。
テストを行なうために使用される石油留分は、下記特徴
を有する5afaniya (サウジアラビア)常圧残
油である。
(20℃における)密度d  :  0.975100
℃における粘度: 208cSt(mm 2/s)コン
ラドソン炭素: 13.8重量% アスファルテン類(n−07):6.8重量%硫黄:4
.15% メ      ニッケル: 26ppmバナジウム: 
82pl)1 窒素: 2400pp− パイロット装置は、固定触媒床を有する接触水素化処理
反応器と直列で、仕込物を接触水素化処理反応にとって
望ましい湿度にしつる予備加熱炉から成る。
上記仕込物および水素を、予備加熱炉内に導入して、こ
の混合物の温度を400℃に上げるようにし、次に仕込
物+水素のこの混合物を、接触水素化処理反応器内に通
す。
試験2 試験1と同じ操作条件において、試験1で使用したもの
と同じ装置、同じ触媒を用いて、予備加熱炉から出た仕
込物・水素混合物中に、水2重量%を含む水・有機溶媒
混合物中のモリブデンブルー5.8重量%乳濁液の形態
のモリブデンブルーを連続的に添加して、もう1つの試
験を行なう。有機溶媒は07〜C9アルコ一ル混合物か
ら成る。仕込物中に導入されたこの水・有機乳濁液の量
は、仕込物の重量に対する金属重量で計算されたモリブ
デン含量が、100pp−であるようなものである。
これら2つの試験の間に、接触水素化処理反応器の出口
における流出物の硫黄、ニッケル、バナジウムおよびア
スファルテン類含最の分析を行なって、2つの系の各々
を用いての成績の経時的変化を比べることにする。
結果を下記表工に示す。
従ってHDS、HDMおよびHDA (アスクフルテン
類の水素化変換)活性は、仕込物にモリブデンブルーを
添加する時の方が常に優れていることがこの結果により
わかる。500時間後の失活は、モリブデンブルーを添
加する場合の方がはるかに小さく、このためより長いサ
イクル時間が得られることが明らかである。
実施例2 試験1:触媒Bl1を固定床で作動する水素化処理パイ
ロット装置に配置する。装置、操作条件および使用され
る試験の仕込物は、実施例1の試験1のものと同じであ
る。
試験2:同じ触媒B1/を、同じ操作条件において、同
じパイロット装置内に配置する。しかしながら仕込物中
に、予備加熱炉の出口において、接触水素化処理反応器
内へのその注入前に、水溶液形態の燐モリブデン酸を添
加する。
添加される酸の母は、仕込物中のモリブデン含量が50
p1)IIになるようなものである。
これら2つの試験の各々の間に得られた結果を表■に示
す。
表  ■ 1       従ってより活性のある触媒を用いてで
も、仕込物中にモリブデンを適量注入すると、触媒系の
活性を改善し、その間、より良い安定性を得ることがで
きるようである。
実施例3 試験1:触媒AI/を、実施例1と同じ固定床水素化処
理パイロット装置に仕込む。操作条件は下記のとおりで
ある。
一温度:410℃ 一全圧:14HPa −VV)−1:0.3 −H2/仕込物比: 1000/ / 1−予備硫化は
、H2+ H2S 3容量%の気体混合物によって、3
50℃、0,1MPaで6時間行・なわれる。
試験の仕込物は、軽質循環油(LCO)35重量%によ
って稀釈されたアスファルトである。
この仕込物の特徴は下記のとおりである。
一20℃における密度d   :  1.065o/c
m3一100℃における粘度: 1001000cSt
(/s)−コンラドソン炭素:27.5重量% −アスフフルテン(n −07) : 22.51fa
%−硫黄:  5.55重量% 一ニッケル: 70DI)11 一バナジウム:  2409E111 仕込物・水素混合物を、予備加熱炉内で410℃にし、
ついで接触水素化処理反応器内に導入する。
試験2:触媒Al/を、同じパイロット装置内に仕込み
、試験1と同じ操作条件に付す。試験1において用いた
のと同じ試験用仕込物の中に、予備加熱炉の出口におい
て、C7〜C9アルコ一ル混合物中の5.8重量%溶液
の形のモリブデンブルーを添加する。添加される溶液の
量は、仕込物中のモリブデン含量が150重量1)Dl
lになるようなものである。
試験3:この試験は、モリブデンブルーを、水10重量
%の水・C7〜C,アルコール混合物中三酸化モリブデ
ンに代えることを除いて、試験2と同じである。仕込物
中に、モリブデン150重I C91が得られるのに十
分な吊のこの組成物を導入する。
試験4:この試験は、フランス特許出願公開第1.09
9.953号に記載された方法に従って調製されたモリ
ブデンブルーを用いることを除いて、試験2と同じであ
る。仕込物中にモリブデン150重量ppmを得るのに
十分な量のこの化合物を導入する。これら4つの試験を
、下記表■に要約する。
これらの結果によると、仕込物中にモリブデンブルーま
たは三酸化モリブデンを添加すると、HDS、HDMお
よびHDAの活性を増すことができ、同様にその間、よ
り安定な触媒活性が得られることがわかる。
実施例4 試験1:触媒A1/を、実施例1に記載されたのと同じ
水素化処理パイロット装置内に配置する。操作条件は以
下のとおりである。
一温度=380℃ 一圧力:10HPa −VVH: 11/I/II H2/HC: 850/// 一触媒の硫化は、H2+ H2S 3容量%の気体混合
物により、350℃、大気圧下6時間行なわれた。
試験を行なうために用いた炭化水素仕込物は、1   
  ペンタン脱歴されたボスカン原油(オリノコ河ベル
ト地帯のベネズエラ原油)であり、これは下記特徴を有
する。
一20℃における密度:  0.989(+/Cl3−
100℃における粘度: 161cSt−コンラドソン
炭素=10゜3重量% −硫黄: 5.17重月% 一ニッケル: 47ppm −バナジウム:aooppm 仕込物・水素混合物を、予備加熱炉内で380℃にし、
ついで接触水素化処理反応器内に導入する。
試験2:触媒A1/を、試験1と同じ条件下に置く。使
用される試験用仕込物もまた、試験1のものと同じであ
る。しかしながら試験の間、200時間毎に、12時間
にわたって、仕込物に、予備加熱炉の出口において、水
溶液の形の燐モリブデン酸を、この12時間に導入する
仕込物中のモリブデン濃度が600重量DD−になるよ
うな量で添加する。
これら2つの試験の各々の間に得られた結果を表■にま
とめる。
表  ■ これらの結果によると、仕込物に規則的な間隔でモリブ
デン化合物を添加すると、触媒活性を増すことができ、
触媒系の作動の間この活性をより安定な状態に保ちうろ
ことがよくわかる。
実施例5(比較例) 試験1:触媒A1/を、固定床で作動する水素化処理・
パイロット装置内に配置する。装置、操作条件および使
用される試験用仕込物は、実施例4の試験1のものと同
じである。
試験2:同じ触媒A1/を、同じ操作条件下において同
じパイロット装置内に配置する。しかじ仕込物・水素混
合物中に、予備加熱炉の出口において、接触水素化処理
反応器内へのその注入前に、C7〜C,アルコール混合
物中6重量%溶液の形態のナフテン酸モリブデンを添加
する。添加される溶液の量は、仕込物中のモリブデン含
量が6001)I)lであるようなものである。
これら2つの試験の各々の間に得られた結果を以下の表
Vに示す。
表  V 他方試験2の間、400時間目から、仕込物の多量な損
失が見られた。
以上 特許出願人 アンステイテユ・7ランセ・デ、l・ベト
ロール

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミナ担体と、元素周期律表第VB、VIBおよ
    びVII族の金属の少なくとも1つの触媒金属または触媒
    金属化合物の少なくとも1つを含む、不均質触媒の少な
    くとも1つの固定床または移動床との接触下における、
    重質炭化水素仕込物の水素化処理方法であって、前記ア
    ルミナ担体が細孔容積0.85×2cm^3×g^−^
    1および比表面積80〜250m^2×g^−^1を有
    する方法において、水素化処理反応を行なうのに十分な
    量で水素添加された前記炭化水素仕込物中に、連続的ま
    たは周期的に、元素周期律表第VIB、VIIBおよびVIII
    族の金属から成る群の金属のハロゲン化物、オキシハロ
    ゲン化物、酸化物、多酸および多酸の塩類から成る群か
    ら選ばれた少なくとも1つの金属の少なくとも1つの化
    合物を、前記仕込物の不均質触媒床の通過前に導入して
    操作を行なうことを特徴とする方法。
  2. (2)金属化合物が、予め少なくとも330℃の温度に
    されている仕込物に混合される、特許請求の範囲第1項
    記載の方法。
  3. (3)アルミナ担体が、弱または非酸性のアルミナ類、
    熱安定化されたアルミナ類、n−ヘプタンのクラッキン
    グテストに対して不活性なオートクレーブ処理されたア
    ルミナ類の中から選ばれる、特許請求の範囲第1または
    2項記載の方法。
  4. (4)アルミナ担体が、複数の針状小板から成るオート
    クレーブ処理されたアルミナであり、各アグロメレート
    の小板が一般に互いに対してかつアグロメレートの中心
    に対して放射状に向いている、特許請求の範囲第3項記
    載の方法。
  5. (5)金属化合物が、有機溶媒70〜99重量%を含む
    、水・有機溶媒混合物中溶液または乳濁液の形態、有機
    溶媒中溶液または水中溶液の形態で仕込物中に導入され
    る、特許請求の範囲第1〜4項のうちいずれか1項記載
    の方法。
  6. (6)金属化合物が、水・有機溶媒混合物中溶液または
    乳濁液の形態で仕込物中に導入され、前記有機溶媒が6
    〜18個の炭素原子を有する少なくとも1つのアルコー
    ルを含有する、特許請求の範囲第5項記載の方法。
  7. (7)金属化合物が、仕込物に添加される金属含量が1
    0〜1500重量ppmであるような量で仕込物に導入
    される、特許請求の範囲第1〜6項のうちいずれか1項
    記載の方法。
  8. (8)仕込物中に導入される金属化合物が、モリブデン
    ブルー、燐モリブデン酸および燐モリブデン酸の塩類か
    ら成る群から選ばれるモリブデン化合物である、特許請
    求の範囲第1〜7項のうちいずれか1項記載の方法。
  9. (9)不均質触媒が、ニッケルとモリブデン、またはコ
    バルトとモリブデンまたはニッケルとタングステンの組
    合わせ1〜30重量%(酸化物で表示)を含む、特許請
    求の範囲第1〜8項のうちいずれか1項記載の方法。
  10. (10)金属化合物が仕込物中に周期的に導入される、
    特許請求の範囲第1〜9項のうちいずれか1項記載の方
    法。
  11. (11)処理される炭化水素仕込物が、常圧蒸留残渣、
    減圧蒸留残渣、重質原油、脱アスファルト油、ピッチお
    よび芳香族留分により稀釈されたアスファルト類および
    石炭の水素化物から成る群から選ばれ、水素化処理が、
    約250〜約500℃の温度、約5〜約30HPaの圧
    力、毎時空間速度(VVH)触媒1lにつき毎時約0.
    1〜約10lおよび水素流量仕込物1lにつき約50〜
    約5000lで行なわれる、特許請求の範囲第1〜10
    項のうちいずれか1項記載の方法。
JP60238532A 1984-10-24 1985-10-24 金属化合物の仕込物中への注入を用いる、固定床または移動床における重質炭化水素の接触水素化処理方法 Pending JPS61111394A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8416255 1984-10-24
FR8416255A FR2572088B1 (fr) 1984-10-24 1984-10-24 Procede d'hydrotraitement catalytique d'hydrocarbures lourds, en lit fixe ou mobile, avec injection d'un compose de metal dans la charge

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61111394A true JPS61111394A (ja) 1986-05-29

Family

ID=9308953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60238532A Pending JPS61111394A (ja) 1984-10-24 1985-10-24 金属化合物の仕込物中への注入を用いる、固定床または移動床における重質炭化水素の接触水素化処理方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4655905A (ja)
EP (1) EP0181253B1 (ja)
JP (1) JPS61111394A (ja)
AT (1) ATE36555T1 (ja)
CA (1) CA1243975A (ja)
DE (1) DE3564447D1 (ja)
FR (1) FR2572088B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03167292A (ja) * 1989-11-27 1991-07-19 Kawasaki Steel Corp 水添脱硫触媒の再生利用方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4724069A (en) * 1986-08-15 1988-02-09 Phillips Petroleum Company Hydrofining process for hydrocarbon containing feed streams
US4828683A (en) * 1987-02-06 1989-05-09 Phillips Petroleum Company Hydrofining employing a support material for fixed beds
FR2644362B2 (fr) * 1988-07-01 1991-08-30 Eurecat Europ Retrait Catalys Procede de presulfuration et de controle de l'activite de catalyseur de traitement d'hydrocarbures
FR2633528B1 (fr) * 1988-07-01 1991-05-31 Europ Retraitement Catalyse Procede de presulfuration et de controle de l'activite de catalyseur de traitement d'hydrocarbures
GB8926555D0 (en) * 1989-11-24 1990-01-17 Shell Int Research Process for upgrading a sulphur-containing feedstock
US5336654A (en) * 1990-12-24 1994-08-09 Exxon Research And Engineering Company Method for the preparation of supported hydrogenation and hydrotreating catalysts
US5198100A (en) * 1990-12-24 1993-03-30 Exxon Research And Engineering Company Hydrotreating using novel hydrotreating catalyst
US5338717A (en) * 1990-12-24 1994-08-16 Exxon Research And Engineering Company Method for the preparation of supported hydrogenation and hydrotreating catalysts
US5897768A (en) * 1997-02-28 1999-04-27 Exxon Research And Engineering Co. Desulfurization process for removal of refractory organosulfur heterocycles from petroleum streams
CA2727654C (en) * 2002-02-06 2014-08-05 Jx Nippon Oil & Energy Corporation Method for preparing hydrogenation purification catalyst
MX2011009116A (es) 2011-08-31 2013-02-28 Mexicano Inst Petrol Proceso de hidroconversion-destilacion de aceites crudos pesados y/o extra-pesados.

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2988501A (en) * 1958-08-18 1961-06-13 Union Oil Co Hydrorefining of crude oils
US3169919A (en) * 1962-07-02 1965-02-16 Universal Oil Prod Co Hydrorefining of petroleum crude oil and catalyst therefor
US3161585A (en) * 1962-07-02 1964-12-15 Universal Oil Prod Co Hydrorefining crude oils with colloidally dispersed catalyst
US3249530A (en) * 1963-08-19 1966-05-03 Universal Oil Prod Co Hydrorefining of petroleum crude oil
US3252894A (en) * 1963-10-14 1966-05-24 Universal Oil Prod Co Crude oil hydrorefining process
US3231488A (en) * 1963-10-28 1966-01-25 Universal Oil Prod Co Process for hydrorefining heavy hydrocarbon charge stocks and catalyst therefor
US3317421A (en) * 1964-09-25 1967-05-02 Universal Oil Prod Co Hydrorefining of petroleum crude oil
US3331769A (en) * 1965-03-22 1967-07-18 Universal Oil Prod Co Hydrorefining petroleum crude oil
FR91785E (fr) * 1966-01-27 1968-08-09 Shell Int Research Procédé d'hydrocraquage d'huiles d'hydrocarbures
NL6601027A (ja) * 1966-01-27 1967-07-28
US3553106A (en) * 1968-06-28 1971-01-05 Gulf Research Development Co Catalytic removal of vanadium and nickel from oils
US3622499A (en) * 1970-01-22 1971-11-23 Universal Oil Prod Co Catalytic slurry process for black oil conversion with hydrogen and ammonia
US4148717A (en) * 1977-08-19 1979-04-10 Union Oil Company Of California Demetallization of petroleum feedstocks with zinc chloride and titanium tetrachloride catalysts
US4191635A (en) * 1977-12-21 1980-03-04 Standard Oil Company (Indiana) Process for the cracking of heavy hydrocarbon streams
US4255253A (en) * 1979-01-03 1981-03-10 The Standard Oil Company Hydrogen processing of hydrocarbon feeds using coated catalysts
US4306965A (en) * 1979-03-19 1981-12-22 Standard Oil Company (Indiana) Hydrotreating process
EP0028667B1 (en) * 1979-11-13 1986-05-28 Exxon Research And Engineering Company High surface area catalysts, their preparation, and hydrocarbon processes using them
FR2473056A1 (fr) * 1980-01-04 1981-07-10 Inst Francais Du Petrole Procede d'hydrotraitement d'hydrocarbures lourds en presence d'un catalyseur au molybdene
US4549957A (en) * 1981-06-17 1985-10-29 Amoco Corporation Hydrotreating catalyst and process
FR2528721B1 (fr) * 1982-06-17 1986-02-28 Pro Catalyse Ste Fse Prod Cata Catalyseur supporte presentant une resistance accrue aux poisons et son utilisation en particulier pour l'hydrotraitement de fractions petrolieres contenant des metaux
US4450068A (en) * 1982-12-20 1984-05-22 Phillips Petroleum Company Demetallization of hydrocarbon containing feed streams
US4430207A (en) * 1983-05-17 1984-02-07 Phillips Petroleum Company Demetallization of hydrocarbon containing feed streams

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03167292A (ja) * 1989-11-27 1991-07-19 Kawasaki Steel Corp 水添脱硫触媒の再生利用方法

Also Published As

Publication number Publication date
ATE36555T1 (de) 1988-09-15
EP0181253B1 (fr) 1988-08-17
FR2572088B1 (fr) 1987-07-24
CA1243975A (fr) 1988-11-01
FR2572088A1 (fr) 1986-04-25
US4655905A (en) 1987-04-07
DE3564447D1 (en) 1988-09-22
EP0181253A1 (fr) 1986-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4306964A (en) Multi-stage process for demetalation and desulfurization of petroleum oils
US4016067A (en) Process for demetalation and desulfurization of petroleum oils
JP3439790B2 (ja) 水素化転換法
US6303842B1 (en) Method of producing olefins from petroleum residua
US4447314A (en) Demetalation, desulfurization, and decarbonization of petroleum oils by hydrotreatment in a dual bed system prior to cracking
KR102542845B1 (ko) 고 수소화탈질소 선택도 수소처리 촉매
US4729826A (en) Temperature controlled catalytic demetallization of hydrocarbons
JPH0249783B2 (ja)
JPS62199687A (ja) 細孔の大きい触媒を用いる水素化法
JP6092234B2 (ja) 低コストで高活性の水素化処理触媒
US4340466A (en) Process for hydrotreating heavy oils containing metals
US3876530A (en) Multiple stage hydrodesulfurization with greater sulfur and metal removal in initial stage
US10610854B2 (en) Self-activating hydroprocessing catalyst having enhanced activity and self-activation characteristics and its use for treating resid feedstocks
EP0349223B1 (en) Hydroprocessing catalytic composition and the preparation and use thereof
EP0759964B1 (en) Stacked bed catalyst system for deep hydrosulfurization
JPS61111394A (ja) 金属化合物の仕込物中への注入を用いる、固定床または移動床における重質炭化水素の接触水素化処理方法
WO2002032570A2 (en) Hydrodemetallation catalyst and method for making same
JP2023501181A (ja) 芳香族リッチ留分油を加工するための方法およびシステム
US6406615B1 (en) Hydrotreating process for residual oil
KR100362299B1 (ko) 접촉분해 가솔린의 탈황방법
US4062757A (en) Residue thermal cracking process in a packed bed reactor
US4969990A (en) Hydroprocessing with a catalyst having a narrow pore size distribution
JP2002239385A (ja) 炭化水素油用水素化処理触媒の製造方法及び炭化水素油の水素化処理方法
JPS60219295A (ja) 重質炭化水素油の水素化処理方法
US4298458A (en) Low pressure hydrotreating of residual fractions