JPS61111302A - エ−テル化サイクロデキストリンの製造方法 - Google Patents

エ−テル化サイクロデキストリンの製造方法

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JPS61111302A
JPS61111302A JP23385484A JP23385484A JPS61111302A JP S61111302 A JPS61111302 A JP S61111302A JP 23385484 A JP23385484 A JP 23385484A JP 23385484 A JP23385484 A JP 23385484A JP S61111302 A JPS61111302 A JP S61111302A
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JP
Japan
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cyclodextrin
etherified
reaction
added
organic solvent
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JP23385484A
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English (en)
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Kenjiro Hattori
憲治郎 服部
Keiko Takahashi
高橋 圭子
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Japan Maize Products Co Ltd
Nihon Shokuhin Kako Co Ltd
Original Assignee
Japan Maize Products Co Ltd
Nihon Shokuhin Kako Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬、農薬、香粧品などの品質改良剤、安定
化剤、可溶化剤として有用であり、又化学工業用触媒と
しても重要なエーテル化すイクロデキス) IJンの新
規な製法に関する。
〔従来の技術〕
エーテル化サイクロデキストリンの調製法に関しては、
従来から多くの報告がなされている。たとえば1rvi
neらは水酸化す) IJウム水溶液中でサイクロデキ
ストリンをジメチル硫酸と反応させ、エーテル化率的4
0%の生成物を碍たことを報告しティる〔T、 Che
tn、Sac、、125.2190、(1924))、
しかし、コノ方法は、上に!、40%のエーテル化率が
反応を20回も繰り返して行った結果1尋られたもので
あると述べられていることからも明らかなように、効率
が極めて悪い。
また、Boger  らにより、ジメチルホルムアミド
中でヨウ化メチルを用いてサイクロデキストリンをメチ
ル化することも報告されている(にnlloid−2.
135.134 (1954))。さらに最近、5ze
jtli  ラは、ジメチルホルムアミド溶媒中水素化
す)IJウムを添加してヨウ化メチルを用い、0℃にて
完全メチル化β−サイクロデキストリンを89%の高収
率で合成している。またジメチルスルホキサイド−ジメ
チルホルムアミド混合溶媒中、水酸化バリウムおよび酸
化バリウムの混合物存在下、ジメチル硫酸を用いて60
%の収率でヘプタキス2.6−シメチルサイクロデキス
トリンの合成を行っている(Starch / St″
’1rke  32.165 (1980))。さらに
、この改良法としてジメチルスルホキサイド中に分散さ
せた不均一な水酸化す) IJウム存在下での合成法が
発表されている(liung、Pat、^pp1.83
8 / 83 ) 、そして、この様な従来の合成法に
ついての総説が、(:rorL  らによりまとめられ
報告されている(Tetrahedron、 39.1
417.1983)。
しかしながら、これら従来の方法は非水系で行う必要が
あるため、反応は固液の不均一系とならざるを寿ず、反
応に長時間を要する(たとえば5tarch / St
’cirkeの方法では約4日間反応さセテいる)ばか
りでなく、温度条件も厳しく管理する必要があった。ま
た、これらの反応に使用する薬剤はあらかじめ脱水する
必要があり、その操作は非常に繁雑であり、しかもこれ
らの薬剤は、高価な物が多く、経済的な面においても問
題があった。
さらに、これらの方法で製造されたエーテル化サイクロ
デキストリンを反応液から分離精製する方法は、非常に
繁雑な工程であり、工業的スケールにて該物質を生産す
る際の大きな障害となっていた。
(発明の目的) したがって、本発明の目的は、従来法で用いられていた
ジメチルスルホキサイドやジメチルホルムアミドなどの
精製を要する溶媒を必要とせず、また危険で取扱いにく
い水酸化バリウムや酸化バリウムを用いることなく、常
温、常圧下で短時間に高収率にてエーテル化サイクロデ
キストリンを安価に製造し得る方法を提供することにあ
る。
(発明の構成) 本発明者らは、出発物質のサイクロデキストリンが水溶
性であるのに対し、゛エーテル化サイクロデキストリン
が有機溶媒易溶性であることに着目し、サイクロデキス
トリンとアルキル化剤との反応を水−有機溶媒二相系に
て行わせて部分エーテル化サイクロデキストリンを辱、
次いでこれを相間移動触媒存在下にさらにアルキル化剤
と反応させることにより、短時間に効率良く、しかも経
済的有利にエーテル化サイクロデキストリンを製造し得
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、サイクロデキストリンとアルキル化剤とを反
応せしめてエーテル化サイクロデキストリンを製造する
方法において、 a) サイクロデキストリンとアルキル化剤とをアルカ
リ水溶液−有機溶媒の混合系溶媒中にて反応させること
によりサイクロデキストリンの部分エーテル化を行わし
める第1反応工程と、b) 該サイクロデキストリンの
部分エーテル化生成物をアルカリ水溶液−有機溶媒の混
合系溶媒中にて相間移動触媒の存在下に、さらにアルキ
ル化剤と反応させる第2反応工程 とを結合したことを特徴とするエーテル化サイクロデキ
ストリンの製造方法である。
本発明に於いて使用されるサイクロデキス) IJンと
は、澱粉にサイクロデキストリン生成酵素(Cyclo
maltodextrin glucanotrans
ferase)を作用させることにより得られる、6〜
12個のグルコース分子がα−1,4−グルコシド結合
で環状に結合した王冠状の非還元性デキストリンであり
、工業的には、グルコース6分子からなるα−サイクロ
デキストリン、7分子からなるβ−サイクロデキストリ
ン、8分子からなるT−サイクロデキス) IJンなど
が良く知られている。本発明においては、これらのいず
れのサイクロデキストリンをも使用することができる。
次に本発明に於いて使用される。アルキル化剤としては
一般に用いられているアルキル硫酸、例えばジメチル硫
酸、ジエチル硫酸、ジプロピル硫酸などが好ましく用い
られる。
本発明においては、まず、上記のサイクロデキス) I
Jンとアルキル化剤とをアルカリ水溶液−有機溶媒の混
合系溶媒中にて反応を行わせる。この第1反応工程に使
用されるアルカリ剤としては、一般に安価に入手可能な
アルカリ金属あるいはアルカリ土類金属の水酸化物ある
いはそれらの混合物が適当であり、アルカリ水溶液中の
濃度は10〜50重量%が適当である。次に、有機溶媒
としては、サイクロデキストリンが不溶で、エーテル化
サイクロデキストリンが可溶であり、かつ、水と相溶し
ないという条件に適合するものであれば、いずれも使用
することができる。例えばクロロホルム、塩化メチレン
、四塩化炭素、ジクロルエタンあるいはこれらの混合物
が挙げられる。この有機溶媒の使用Iは、サイクロデキ
ストリン1g当り5〜100mj!、望ましくは10〜
30mj!の範囲にあることが好ましい。全反応液中の
サイクロデキストリン濃度は8〜30 w、/ V%の
範囲が適当であり、アルキル化剤については、サイクロ
デキストリンに対して1〜35倍当量使用するのが適当
である。1倍当量より少ないと反応促進効果が不十分で
あり、また35倍当量より多くシても効果がさらに向上
することはないので経済的に不利である。
第1反応工程のエーテル化反応は、温度60℃以下、好
ましくは、30〜40℃で1〜12時間行うのが適当で
ある。未反応サイクロデキス) IJンがほぼ認められ
なくなったところで、反応混合物に濃アンモニア水など
の塩基性試薬を加えてアルキル化剤を分解失活させたの
ち、有機層を分液し、常法により濃縮乾燥することによ
り部分エーテル化サイクロデキストリン、すなわち、2
.6−位の水酸基の一邪がエーテル化されたサイクロデ
キストリンが碍られる。
2.6−位の水酸基を完全にエーテル化するため、本発
明は、以上の第1反応工程にて得られた部分エーテル化
サイクロデキストリンを再度、アルカリ水溶液−有機溶
媒の混合系溶媒中にて、相間移動触媒の存在下にアルキ
ル化剤と反応せしめることにより目的とする単一な成分
のエーテル化サイクロデキストリン、すなわち2.6−
位の水酸基が完全にエーテル化されたサイクロデキスト
リンをf8ることを特徴とするものである。この第2反
応工程で使用するアルカリ水溶液のアルカリ剤およびそ
の濃度、有機溶媒、サイクロデキス) IJン、アルキ
ル化剤の使用量及び反応条件は第1反応工程のばあいと
ほぼ同様でよいが、第2反応工程ではエーテル化反応を
より効率よく進めるため相間移動触媒を添加することが
必要である。また使用水量は攪拌に差支えない限り、で
きるだけ少なくすることが望ましい。この相間移動触媒
としては、アルキルアンモニウムハロゲン化物、例えば
、テトラブチルアンモニウムヨウ素化物、テトラブチル
アンモニウム臭素化物、テトラエチルアンモニウム臭素
化物、テトラメチルアンモニウム臭素化物、テトラメチ
ルアンモニウムヨウ素化物などが用いられ、添加量は全
反応液中0.1〜10%(W/V)、望ましくは、2.
5〜5.0%(W/V)の範囲にあることが好ましい。
本発明によれば、以上の第1反応工程と第2反応工程と
を結合することにより、2.6−位の水酸基が完全にエ
ーテル化された、単一成分からなるエーテル化サイクロ
デキストリンを得ることができる。例えばβ−サイクロ
デキストリン(β−CD)のジメチル硫酸によるメチル
化においては、第1反応工程において、全水酸基の33
%以上67%未満の範囲でメチルエーテル化が進行し、
7〜13個の水酸基がメチルエーテル化された混合物が
得られ、つづく、第2反応工程において全水酸基の67
%すなわち14個の水酸基がメチルエーテル化されたエ
ーテル化サイクロデキストリン(ヘキサキス−2,6−
ジー0−メチル−β−サイクロデキストリン)が得られ
る。
エーテル化サイクロデキストリン生成の反応機構は、第
1反応工程のシクロデキストリンの部分エーテル化反応
と、第2反応工程のテトラブチルアンモニウムハロゲニ
ドのような相間移動触媒存在下におけるエーテル化反応
とでは様相を異にする。
ィ) 第1反応工程では、シクロデキストリンは、濃ア
ルカリ水層中に存在しており、強いアルカリ状態で水酸
基がアニオン化し、強い攪拌により、有機層のアルキル
化剤と界面で反応を起こしていると考えられる。反応に
より、ある程度エーテル化が進行すると、部分エーテル
化サイクロデキストリンは有機層に移り、未反応のアル
コール部分はもはや、アルカリ金属塩を形成しがたくな
り、さらにアルキル化剤も自己分解が生じ反応の進行は
停止してしまうと考えられる。
口) 第2反応工程では、通常の相間移動触媒の反応機
構と同様であり、有機層の部分エーテル化サイクロデキ
ストリンが相間移動触媒により、水層のアルカリ剤と反
応してアルコキサイドを形成し、これがアルキル化剤の
攻撃を受けるものと考えられる。こうした反応機構は種
々の文献の記載に照らし、妥当なものであると考えられ
る(A、Merz、 GoMarkl、 Angew、
Chem、。
1nternal、εd、12 845(1973)、
C,M、5Larks、、  J、八mer、 Che
m、 Soc、、旦ユ   195(1971))。
〔実施例〕 以下、本発明を実施例をもって、具体的1こ!党閥する
実施例1 10、0 gの水酸化す) +7ウムを15mj!の水
1こ溶解し、これに5gのβ−CDを加え、さら1こ7
5m1のクロロホルムを添加し、約30分間攪拌した。
反応系を30℃以下に保ち15Qmj!(約15当量)
のジメチル硫酸を約1時間を要して加えた。
2時間後、10gの水酸化す) IJウムを加え、さら
に1時間後5gの水酸化す) IJウムを加えた。
ジメチル硫酸滴下開始より6時間後、水冷下でゆっ(す
150mj2の濃アンモニア水を加えて、未反応のジメ
チル硫酸を分解させたのち、クロロホルム層を分離した
。クロロホルム層を、希塩酸溶液、水で洗浄し、芒硝乾
燥後、ロータIJ−エノくボレーターでクロロホルムを
留去した。収量(i、77g。
薄層クロマトグラフィー(TLC)の結果で(マRf値
0.29.0.44.0.60.0.73の4点が認め
られた。ついで以下の再処理を行った。上記生成物6.
7 gをクロロホルム75mj!に溶解せしめ、触媒と
して0.2gのテトラブチルアンモニウムヨウ素化物を
加えた。これに、40W/V%水酸化ナトリウム溶液I
Qmj!を加え約1時間攪拌した後、ジメチル硫酸75
m1を約1時間で滴下した。
約1時間後、10gの水酸化ナトリウムを加え、さらに
1時間後、反応を終了した。濃アンモニア水を加えて過
剰のジメチル硫酸を分解し、クロロホルム層を分液、前
述と同様の処理を行い、5.85gの生成物を碍た。T
LCの結果ではRf値0.74と0.61にスポットが
みられた。さらに上述の操作を繰りかえし、5.43 
gの生成物を得た。これはTLCによると、はぼ単一ス
ポットでありへブタキス−(2,6−ジー0−メチル)
−β−サイクロデキストリンのRr値と一致している。
このスポットを抽出し熱水により再結晶して1.5gの
生成1勿を1rJfることができた。
実施例2 4.4gの粒状水酸化す) IJウムを5mj?の水に
溶解した液に2.0gのα−サイクロデキストリンを溶
解しクロロホルム3 Qmj!を加えた。水冷下(25
℃)上記混合物を攪拌しながらジメチル硫酸を約30時
間かけて44m1滴下した。2時間後水酸化す) IJ
ウム4.4gを反応系に加えた。さらに2時間微水酸化
ナトリウム4.4gを加えて攪拌し、6時間後反応を終
了した。水冷下濃アンモニア水5 Qmj!を滴下して
4時間攪拌することにより残留するジメチル硫酸を完全
に分解した。クロロホルム層を分離したのち水層を少量
のクロロホルムで洗い洗液と一緒に濃縮乾固した。この
生成物のTLC分析によれば、展開溶媒としてクロロホ
ルム−メタノール9:l混合溶媒を用いてRr値0.5
4.0.39、がUfiXnされた。したがって2種の
メチル化成分が含まれていると考えられる。粗収量は2
.0gであった。
メチル化度を高くするたぬにこの生成物を再度3Qmf
のクロロホルムに溶解して4gの水酸化す) IJウム
を4m1lの水に溶解した水溶液と混合攪拌下、テトラ
ブチルアンモニウムヨウ素化物0、05 gを加えた。
水冷下10mI!のジメチル硫酸を加えた。2時間後さ
らにジメチル硫酸5mAと水酸化ナトリウム1gを加え
てそのまま終夜放置した。クロロホルム層を分液し、水
層の洗液と合わせてsM乾固した。粗収量は2.1gで
あった。
この生成物はTLC分析の結果的80%の主生成物(R
f= 0.47 )と約20%の副生成m (Rf=0
、40 )を含んでいた。この粗生成物をシリカゲルカ
ラム(直径5 cm X長さ50co+)にかけ、クロ
ロホルム−メタノール9:l混合溶媒を溶出液として展
開し、Rf値0.47の主成分を分離した。この主生成
物がヘキサキス−2,6−シメチルーα−CDであるこ
とはカラムクロマトグラフィーにより純粋な主生成物を
分g1i製ののち8準試料と比較することにより確認し
た。
実施例3 4.4gの水酸化す) IJウムを6mlの水に溶解し
た液に2gのγ−サイクロデキストリンを溶解しクロロ
ホルム30m1を加えた。これにジメチル硫酸44mj
!を加えて水冷下、30℃以下で攪拌した。1.5時間
後4.4gの水酸化す) IJウムを加えた。3時間後
には4.4gの水酸化す) IJウムと15rr+fの
クロロホルムを追加した。4.5時間後には4.4gの
水酸化す) 17ウムを追加した。6時間後には59m
lの濃アンモニア水溶液を加えてジメチル硫酸を分解し
た。クロロホルム層を分岐し、水層の洗液と一緒にして
溶媒を留去、乾固した。これに30ml!のクロロホル
ムを加えて溶解したのち、4gの水酸化す)IJウムを
溶解した4mlの水溶液を加え、ジメチル硫酸I Qm
fとテトラブチルアンモニウムヨウ素化物0.05 g
を加えて2時間攪拌後、ジメチル硫酸5mI!と水酸化
す) IJウム1gを加えて終夜攪拌した。クロロホル
ム層を水層の洗液と一緒にしてJ3縮し、粗生成物をi
等だ。この生成物のTLCはクロロホルム:メタノール
9:1の展開溶媒を用いて2成分が50:50の割合で
生成していることを確認した。
なお、上記実施例では第1反応工程終了後、有機溶媒を
留去しているが、これは第1反応工程における粗収l確
認のために行ったものであり、通常は有機溶媒を留去す
る必要はない。
比較例 実施例1において、第1反応工程終了後、反応混合物に
0.2gのテトラブチルアンモニウムヨウ素化物、14
gの水酸化ナトリウム、ジメチル硫酸75m1を加えて
実施例1の第2反応工程と同様の処理を行った。生成物
をTLC分析したところ単一スポットとはならなかった
〔発明の効果〕
本発明によれば、サイクロデキストリンを出発原料とし
て、水−有機溶媒二相混合溶媒系にふいて極めて穏やか
な反応条件により、簡便かつ迅速に、2.6−位の水酸
基が完全にエーテル化されたサイクロデキストリンを収
率よく製造かつ分離精製することができる。したがって
本発明の工業的価値は極めて大きい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 サイクロデキストリンとアルキル化剤とを反応せしめて
    エーテル化サイクロデキストリンを製造する方法におい
    て、 a)サイクロデキストリンとアルキル化剤とをアルカリ
    水溶液−有機溶媒の混合系溶媒中にて反応させることに
    よりサイクロデキストリンの部分エーテル化を行わしめ
    る第1反応工程と b)該サイクロデキストリンの部分エーテル化生成物を
    アルカリ水溶液−有機溶媒の混合系溶媒中にて相間移動
    触媒の存在下に、さらにアルキル化剤と反応させる第2
    反応工程 とを結合したことを特徴とするエーテル化サイクロデキ
    ストリンの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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