JPS6111126Y2 - - Google Patents

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JPS6111126Y2
JPS6111126Y2 JP16609879U JP16609879U JPS6111126Y2 JP S6111126 Y2 JPS6111126 Y2 JP S6111126Y2 JP 16609879 U JP16609879 U JP 16609879U JP 16609879 U JP16609879 U JP 16609879U JP S6111126 Y2 JPS6111126 Y2 JP S6111126Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一定の範囲内に供給される物体を任意
の割合で複数箇所に取り出すための可変分配機構
に関する。
従来一般にホツパー、ベルトコンベアー等の出
口から一定の範囲内に落下する粉状体、粒状体等
の物体を2カ所以上の場所に分配する場合、シユ
ートの下方が複数本に分岐した所謂分配シユート
が用いられている。しかしながら、上記分配シユ
ートは物体の落下位置に固定されているため、該
分配シユートの分岐部から取り出される物体の割
合は該分岐部の位置によつて決まる。従つて、該
分配シユートによる物体の分配割合を連続的に変
更することは不可能である。そのため、第1図に
示す如く分配シユート1の分岐部に切替用ダンパ
ー3を設けて、該分配シユート内を落下する物体
が分岐シユート2,2′に流れる割合を調節する
装置が堤案されている。しかしながら、上記ダン
パーを設けた分配シユートにおいて各分岐シユー
トに落下する物体の割合を調節する場合、該ダン
パー上に落下する物体によるダンパーの回転抵抗
が大きく、各分岐シユートに落下する物体の割合
の調節に多大のエネルギーを必要とする。また、
該ダンパーの回転によつてダンパーの傾斜角が変
わるため、例えば流動性の悪い湿潤粉体がダンパ
ー上に蓄積したり、各分岐シユートから取り出さ
れる物体の供給速度が変化し、物体の安定した供
給を行なうことが困難である。更に、該ダンパー
の回転角と各分岐シユートに落下する物体の割合
とは比例関係にないため、各分岐シユートに落下
する物体の割合の調節が複雑であるという欠点も
有する。
本考案は前記ダンパーを設けた分配シユートの
有する上述した欠点を解消した物体の分配装置を
提供することを目的とする。上記目的に対し、本
考案は、複数のシユートを特定な箇所で近接させ
てなる分配器が物体の供給部と相対的に位置を変
動し得る如く構成すると共に分配器を形成する複
数のシユートの取出位置を特定し、更に該取出位
置の下方にベルトコンベアを特定走行方向に設け
ることにより、該目的を達成したものである。
即ち、本考案は(イ)物体を供給する供給部、(ロ)取
出位置がそれぞれ異なり、受面を有する複数のシ
ユートを該シユートの受面が近接する如く設けて
なり、該分配部の投影面の大きさが供給部よりも
大きくなるように構成された分配器、及び(ハ)移動
可能な保持部よりなり、分配器は供給部より供給
される物体を受面で受けるように設けられ、保持
部は供給部又は分配器に結合され、該分配器の各
受面と供給部とが相対的に位置を変動し得る如く
構成され、且つ、分配器を形成する複数のシユー
トの取出位置が、分配器の各受面と供給部とが相
対的に位置を変動する該変動方向と直角方向上に
おいて異なる位置に存する可変分配器があり、更
に該可変分配器の複数のシユートの夫々の取出位
置の下方にベルトコンベアが、分配器の各受面と
供給部とが相対的に位置を変動する該変動方向と
ほぼ平行方向に走行するように設けられているこ
とを特徴とする可変分配機構である。
本考案の可変分配機構によつて分配可能な物体
は、液体、固体のいずれでも良いが、特に固体を
分配する場合に好ましい結果を得る。例えば該固
体としては、後述する供給部から供給可能な固体
であれば特に限定されない。例えば、塩化アンモ
ニウム、ソーダ灰、炭酸マグネシウム、セメン
ト、カーボンブラツク、小麦粉等の粉状体、大
豆、ペレツト状プラスチツクス、砂利等の粒状
体、袋状物などが一般的である。
以下、図面に従つて本考案を詳細に説明する。
第2図に本考案の可変分配機構の代表的な一態様
を示す。第2図において、可変分配機構は、供給
部4、分配器10、保持部11及びベルトコンベ
ア14,15よりなる。本考案において供給部4
は一定の範囲内に上記物体を供給可能な構造を有
していれば特に制限されない。例えば、物体が粉
状体、或いは粒状体である場合、シユート、ベル
トフイーダー、パンフイーダー、テーブルフイー
ダー、ロータリーフイーダー、振動フイーダー、
シエイキングフイーダー、ベルトコンベアー、ス
クリユーコンベアー等の供給装置が一般に使用さ
れる。
また、分配器10は取出位置がそれぞれ異な
り、受面を有する複数のシユート5及び6を該シ
ユートの受面7及び8が近接する如く設けて分配
器を形成し、該分配部の投影面9(図において斜
線で示される)の大きさが、供給部4よりも大き
くなるように構成される。上記分配器においてシ
ユートの取出位置が異なる如くシユートを設ける
態様は分配器を形成する複数のシユートの取出位
置が、分配器の各受面と供給部とが相対的に位置
を変動する該変動方向と直角方向上において異な
る位置に存するように設けられればよい。なお、
このことは複数のシユートの取出位置が、分配器
の各受面と供給部とが相対的に位置を変動する該
変動方向と直角方向の同一直線上に位置すること
を要求しているものではない。例えば、第2図に
示す如く、分配器の分配部を境にそれぞれのシユ
ートの取出位置を相反する位置に設けることが好
適である。また、第5図に示す如く、分配器がそ
れぞれのシユートを併接して構成される場合は、
シユートの長さを変えることにより取出位置を本
考案で意味する異なつた位置に設けることができ
る。このように分配器を形成する複数のシユート
の取出位置が、分配器の各受面と供給部とが相対
的に位置を変動する該変動方向と直角方向上にお
いて異なる位置に存するように設けることにより
複数のシユートの夫々の取出位置の下方にベルト
コンベアを分配器の各受面と供給部とが相対的に
位置を変動する該変動方向とほぼ平行方向に走行
するように設けることができ、その結果、安定し
た分配即ちベルトコンベアに供給される物体の位
置は、分配量の調節によつてベルトコンベアの幅
方向に変化することがなく、ベルトコンベア上の
積荷物の位置的な片寄りを生ぜず、ベルトコンベ
アの安定な運転を行なうために必要な安定した分
配が可能となる。また、本考案において、シユー
トの受面が近接する如く設けるとは、物体が受面
と受面との間に供給された時、供給された物体が
該間から落下しない程度の距離に受面と受面とを
近ずけて設けることをいう。複数のシユートの受
面が近接する如く設ける態様としては例えば第2
図に示す如く、受面7及び8を対向させた状態で
並接させる態様、及び第5図に示す如く受面7及
び8を単に並接させる態様が一般的である。上記
の如く複数のシユートの受面を近接する如く設け
ることによつて分配部が形成される。該分配部の
投影面9の大きさは、分配器と供給部とが相対的
に位置を変動させた時、供給部から供給された物
体の全部を分配部で受けるために供給部よりも大
きいことが必要である。一般には、分配部の投影
面の受面7及び8の合計の長さlが供給部4の長
さl′より長くすればよい。この場合、該受面7及
び8の合計の長さlに占めるそれぞれの受面の長
さを、供給部の長さl′以上とすることにより、供
給部から供給される物体が、各受面に供給される
割合を0〜100%に変化させることができ好まし
い。前記分配部の巾Lは供給部4の巾L′と同じ
か、それ以上にすればよい。
更に、保持部11は連続移動可能な如く構成す
ることが、供給部から供給される物体の分配割合
を任意に変えることができ好ましい。該保持部の
移動は、第2図において前記分配器の分配部の投
影面の受面の合計の長さlから、供給部の長さ
l′を引いた長さの範囲で行なうことができれば充
分である。該保持部の移動は駆動装置16を用い
て行なうとよい。該駆動装置は、公知の住復移動
可能な装置が特に制限なく使用できる。例えば油
圧シリンダー、エアーシリンダー、ダイヤフラム
モーター等の装置、及びギヤ、カム、スクリユー
等を利用して回転運動を往復運動に変換する機構
を有する装置が好適に使用できる。
本考案において、前記分配器10は供給部4よ
り供給される物体を受面7及び/又は8で受ける
ように設けられる。また、該分配器10又は供給
部4は前記保持部11に結合され、分配器の各受
面7、及び8と供給部とが相対的に位置を変動し
得る如く構成される。上記の如く、保持部は分配
器、供給部のどちらに結合してもよいが、供給部
が前記各種フイーダー、コンベアー等で構成され
てる場合、これらを動かすのに多大のエネルギー
を必要とすることがある。このような場合、保持
部は分配器に結合することが好ましい。
第2図は更に本考案における可変分配器によつ
て分配された物体をベルトコンベアーに積載する
態様を示す。ベルトコンベアー14及び15は分
配器10の各シユート取出位置の下方に、分配器
の各受面と供給部とが相対的に位置を変動する該
変動方向とほぼ平行方向に走行するように設ける
ことが必要である。このようにすることにより、
前記したようにベルトコンベアの安定な運転を行
なうために必要な安定した分配が可能となる。ま
た、分配器からベルトコンベアーに落下する物体
が飛散するのを防止するため、該分配器とベルト
コンベアーとの間にスカート12及び13を設け
ることも好ましい態様である。
第2図の可変分配器において、供給部4或いは
分配器10を保持部に結合して矢印の方向に移動
することによつて、供給部からシユート5及び6
にそれぞれ供給される物体の割合を任意に変える
ことができる。
前記第2図には分配器のシユートが板状である
態様を示したが、該シユートの形状は特に限定さ
れず、例えば第3図に示す如く、筒状のシユート
5及び6で分配器を構成することもできる。
また、本考案において、保持部を分配器に結合
する場合、第4図に示す如く分配器を構成するシ
ユート5の一部5′を固定する態様も可能であ
る。この場合、供給部4は該固定されたシユート
の一部5′の受面に物体を供給できるように設け
られる。上記の如く構成された可変分配器は分配
器の一方のシユートから一定量以上の物体を取出
す必要がある場合に好適である。即ち、分配器が
図のb方向に移動しても、シユート5及び5′に
よつて取出される物体の量は、固定されたシユー
ト5′に供給され得る物体の量より少なくなるこ
とはない。また、上記態様によれば、シユートの
一部が固定されているため、保持部11に結合さ
れる分配器の重量か減り、保持部の負荷を少なく
することができる。
本考案の可変分配機構は供給部と分配器とが相
対的に位置を変動させることによつて、供給部か
ら供給される物体の分配割合を変えることができ
るため、分配器を構成するシユートの傾斜角角が
変化せず、例えば流動性が悪い湿潤粉体でも最適
な傾斜角を設定することにより、常に安定して取
り出すことができる。また、分配器或いは供給部
の移動距離と分配割合は比例関係にあるため、分
配割合の調節が非常に容易で、しかも、シユート
の取出位置とベルトコンベアを特定位置に配して
いるために安定した分配が可能である。従つて、
保持部の移動を自動の駆動装置を用いて行なう場
合には、例えば分配後の物体の量を険出し、該検
出値と予め設定した値との修正値を信号に変換
し、上記自動の駆動装置による保持部の移動巾を
自動制御して物体の分配量を調節することも容易
にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は切替用ダンパーを設けた分配シユート
の概略図である。第2図〜第5図は本考案の可変
分配機構の全部或は一部の態様を示す概略図であ
る。 また、1は分配シユート、2,2′は分岐シユ
ート、3は切替用ダンパー、4は供給部、5,
5′,6はシユート、9は分配部の投影面、7,
8は受面、10は分配器、11は保持部、12,
13はスカート、14,15はベルトコンベア
ー、16は駆動機構をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (イ)物体を供給する供給部、(ロ)取出位置がそれぞ
    れ異なり、受面を有する複数のシユートを該シユ
    ートの受面が近接する如く設けて分配部を形成
    し、該分配部の投影面の大きさが供給部よりも大
    きくなるように構成された分配器、及び(ハ)移動可
    能な保持部よりなり、分配器は供給部より供給さ
    れる物体を受面で受けるように設けられ、保持部
    は供給部又は分配器に結合され、且つ該分配器の
    各受面と供給部とが相対的に位置を変動し得る如
    く構成され、且つ、分配器を形成する複数のシユ
    ートの取出位置が、分配器の各受面と供給部とが
    相対的に位置を変動する該変動方向と直角方向上
    において異なる位置に存する可変分配器があり、
    更に該可変分配器の複数のシユートの夫々の取出
    位置の下方にベルトコンベアが、分配器の各受面
    と供給部とが相対的に位置を変動する該変動方向
    とほぼ平行方向に走行するように設けられている
    ことを特徴とする可変分配機構。
JP16609879U 1979-12-03 1979-12-03 Expired JPS6111126Y2 (ja)

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JP16609879U JPS6111126Y2 (ja) 1979-12-03 1979-12-03

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JP16609879U JPS6111126Y2 (ja) 1979-12-03 1979-12-03

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JPS5684509U JPS5684509U (ja) 1981-07-07
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JP16609879U Expired JPS6111126Y2 (ja) 1979-12-03 1979-12-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050376A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Osaka Saiseki Kogyosho Co Ltd 電動ダンパー装置

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JP2018070316A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 花王株式会社 粉粒体の散布方法
JP6958204B2 (ja) * 2017-10-04 2021-11-02 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 プラスチックペレット拡散装置及び拡散方法

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JPS5684509U (ja) 1981-07-07

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