JPS61110942A - 緑色発光陰極線管装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特にカラーテレビジョンおよび情報ディスプレ
イ投影用のタイプの明緑色光スポットを発生する新しい
陰極線管（ＣＲＴ　）装置に関するものである。

一般にカラーテレビジョンの投影に用いる緑色発光は、
テルビウム活性イツトリウムオキシサルファイドけいり
ん光体のような緑色発光テルビウム活性けいりん光体の
電子衝撃によって生成される。テルビウム活性けいりん
光体は、励起した電子衝撃によって５４４　ｎｍでの望
ましい高い基準量の発光を生成するが、４９０ｎｍ、５
８６ｎｍおよび６２　Ｑ　ｎｍでの厄介な相当量の発光
も生成する。５８６　ｎｍでの発光は、この発光が基準
発光に最も近いので極めて厄介であり、５４４　ｎｍの
発光、を焦点に合わせる際に像が不鮮明となるが、４９
０　ｎｍおよび６２０　ｎｍ発光の存在によってさらに
不鮮明となる。また、これら４９０　ｎｍおよび６２０
１１ｍ発光の存在は得られた像をゆがめる。

英国特許出願Ｕ、Ｋ　２０９．８；３９３Ａはテルビウ
ム活性イツトリウムオキシサルファイドけいりん光体お
よび４９０ｎｍ１５８６ｎｍおよび６２０　ｎｍロープ
での望ましくない照射を減らすためブリリアントブルー
およびメチルオレンジの混合物を含有する濾過組成物を
含有する緑色発、光陰極線管を使用する。この特許串願
の濾過溶液は実質的に望ましくない発光を減らすが、ま
た５　４４　ｎｍでの望ましい発光を極めて大幅に減ら
すので望ましくない。

本発明の基礎となる目的は、テルビウム活性けいりん光
体を用いブリリアントグリーン光スポットを発生し、４
９０ｎｍ、５８６ｎｍおよび６２０ｎｍでの望ましくな
い発光を有意に抑え、５４４ｎｍでの望ましい発光の抑
制を小さくするかまたは抑制しないための陰極線管（Ｃ
ＲＴ　）装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、テルビウム活性発光材料を用い４
９０ｍｍ、５８６ｎｍおよび６２０　ｎｍロープでの厄
介な発光を、５４４ｎｍでの望ましい照射を有意に減ら
すことなく、抑制する情報ディスプレイおよびテレビジ
ョン投影川明緑色光スポットを発生するための外部液体
冷却ＣＲＴ装置を提供することにある。

本発明によれば、電子によって励起される緑色光を発光
することができるテルビウム活性けいりん光体を用いる
明緑色光スポットを発生するための新しいＧＲＴ装置を
開発し、この装置は管エンベロプの７工−スプレート部
の外側および緑色発光路において、可溶性プラセオジム
塩、フルオレセインナトリウムおよびファストグリーン
（Ｂ’ａｓｔＧｒｅｅｎ　）　Ｆ　ＯＦの濃縮溶液を有
する透過光濾過装置を配置する。本発明のＣＲＴ装置か
ら発した光は４９０ｎｍ、５８６ｎｍおよび６フｏ　ｎ
ｍロープでの厄介な発光を殆ど含まず、５４４ｎｍでの
望ましい発光における減少が殆どない。

以下本発明実施例を図面に基づき説明する。

可溶性プラセオジム塩、フルオレセインナトリウムおよ
びファストグリーンＦＣＦを含有する若干の濃縮溶液を
用いることができる。しかし、この溶液は濾過溶液とし
てプラセオジム塩６〜１８重量％、フルオレセインナト
リウムｏ、ｏ　ｏ　ｓ〜０．０１２重量％および７アス
トグリーンＦ（３Ｆ０．００００５〜０．００１２重量
％を含有することが好ましい。最も有効な溶液はプラセ
オジム塩の濃度が６〜７重ｉ％、フルオレセインナトリ
ウムが０．０１０〜０．０１２重量％および７アストグ
リーンＦＧＦが０．００００５〜０．０００１重量％で
ある。

使用する溶媒は水とアルコール、例えばエチレングリコ
ール、１．２″″プロピレングリフール、１．３−プロ
ピレングリコール、グリセロール、エタノール、プロパ
ノール、イソプロパノール、ベンジルアルコールおよび
メタノールおよびこれらの混合物である。

８０重量％までの溶媒は、操作中の管に対し優れた冷却
剤として作用すると同時に貯蔵中に冷凍に対し大きく抵
抗するアルコールから成る。最も好ましい溶媒は約５０
重量％のエチレングリコールおよび５０重量％の水から
成る。

好ましくは、溶液を管のフェースプレートの外側表面に
運び、フェースプレートの外側表面にシールしたガラス
プレートまたは他の透明部材によって適所に保持する。

このような位置において溶液は光源過装置として役立つ
だけでなく管の冷却剤としても役立つ。

しかし、冷却剤の効果を望まない場合、溶液を直接フェ
ースプレートの外側表面に運ばず、フェースプレートの
外側表面の外お上ひけいりん光体から発する発光路にお
いて移動できるように配置した密封透明容器に入れる。

好ましくは、容器の屈折指数はフェースプレートのそれ
と合わせる。

任意の水溶性プラセオジム塩を用いることができ、その
例としては、プラセオジムアセテート、臭化プラセオジ
ム、塩化プラセオジム、ヨウ化プラセ・オジムおよびプ
ラセオジムナイトレートがある。プラセオジムナイトレ
ートが好ましい。

電子によって励起された緑色発光を生成できる任意のテ
ルビウム活性けいりん光体を本発明のＣＲＴ装置に用い
ることができ、例としては、「陰極線管スクリーンの光
学特性Ｊ　（１９８０年１２月、エレクトロニック・イ
ンダストリーズ・アソシエーション、ワシントンＤ、Ｃ
，）に記載すれているテルビウム活性イツトリウムオキ
シサルファイド（４５頁）、テルビウム活性ランタンオ
キシサルファイド（４４頁）、およびテルビウム活性イ
ツトリウムアルミニウムガーネット（５３頁）があり、
米国特許第３，６０６，３２４号に記載されたようなテ
ルビウム活性ストロンチウムオルトフォスフェートがあ
る。

けいりん光体物質はフェースプレートの内側表面に被覆
した発光スクリーンとして陰極線管に存在することがで
きるが、活性な表面のみで単結晶の形であることもでき
る。

本発明を第１図を参照して、さらに詳しく　ＣＲＴ装置
の好適例を説明する。４■のフルオレセインナトリウム
、１．４　ｇｆ７）　Ｐｒ（Ｎｏ、）、および０．０２
ＷＭｌノ７アストグリーンＦＯＧを２５−の５０％水５
０％エチレングリコール溶媒に溶かした溶液を調製する
。得られた光濾過溶液の厚さ５ｓ＋ａの層１を、陰極線
管フのガラスフェースプレート５の外側表面８に被着す
る。この陰極線管７にはエンペロブ９　ヲ与、ｔ　、７
二−スプレート５の内側表面１５に付着したテルビウム
活性イツトリウムオキシサルファイド（４５頁）を形成
した緑色けい光発光スクリーン１８の表面に衝突する電
子ビームを発するように設けた電子銃１１を有する。溶
液層１を透明カバープレート１フとシール１９によって
７エースプレート５の外側表面８の適所に保持する。

発光スクリーン電子の励起時にこのＣＲＴ装置の光のア
ウトプットは波長４８０〜６２５ｎｍｃ７）モノクロメ
ータを用いて走査する。記録結果を第２図のグラフに示
す。このグラフにおいて波長ｎｍを横座標にプロットし
、任意単位の測定強度を縦組ｓＧ＋ニブロットする。

同様の方法で、プラセオジム塩、フルオレセイ・ンナト
リウムおよび７アストグリーンＦＯＧを光濾過溶液から
省略した以外は同じＣＲＴ装置によって生成した光アウ
トプットを、同じ波長範囲で走査する。記録結果を第３
図のグラフに示す。

第２図および第８図のグラフに示した結果を調べたとこ
ろ、プラセオジム塩、７／Ｌ／オレセインナトリウムお
よび７アストグリーンＦＯＧを含む濾過溶液の使用は、
４９０ｎｍ１５８６ｎｍおよび６２　Ｑ　ｎｍロープで
の望ましくないラインを大幅に減少し、本質的に変らな
い望ましい主ラインを残すことになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のＣｔＲＴ装置の断面図、第２図は４８
０〜６２５　ｎｍの範囲で本発明のＣＲＴ装置から発し
た発光分光エネルギー分布を示すグラ７、 第３図は本発明の光源過装置のない同じＣＲＴ装置から
発した発光分光エネルギー分布を示すグラフである。 １・・・溶液層　　　　　　８・・・外側表面・５・・
・フェースプレート　７・・・陰極線管９・・・エンベ
ロプ　　　　１１・・・を子銃１３・・・スクリーン　
　　　１５・・・内側表面１７・・・カバープレート１
９・・・シール特許出願人　　エヌ・ぺ−・フィリップ
ス・フルーイランペンファプリケン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、真空エンベロプ、このエンベロプ内に位置し電子ビ
   ームを発生する装置、前記エンベロプ内に位置し前記電
   子ビーム路に位置し電子によつて励起され発光すること
   ができるテルビウム活性けいりん光体を有するスクリー
   ン、および緑色発光路に位置する前記エンベロプの透明
   フェースプレート形成部を有し、さらに 前記フェースプレートの外側表面の外側で 前記緑色発光路において、少くとも前記緑色発光路にお
   いて前記緑色発光に透過する容器において、可溶性プラ
   セオジム塩、フルオレセインナトリウムおよびファスト
   グリーン ＦＣＦの濃縮溶液を有する光ビーム濾過装置を有するこ
   とを特徴とする明緑色光スポットを発生する陰極線管装
   置。 ２、溶液の溶媒が水、エチレングリコール、１，２−プ
   ロピレングリコール、１，３−プロピレングリコール、
   グリセロール、メタノール、エタノール、プロパノール
   、イソプロパノールおよびベンジルアルコールおよびこ
   れらの混合物から成る群から選ばれた水およびアルコー
   ルである特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３、プラセオジム塩が、プラセオジムアセテート、臭化
   プラセオジム、塩化プラセオジム、ヨウ化プラセオジム
   およびプラセオジムナイトレートから成る群から選ばれ
   る特許請求の範囲第２項記載の装置。 ４、溶液が６〜１３重量％のプラセオジム塩、０．００
   ８〜０．０１２重量％のフルオレセインナトリウムおよ
   び０．００００５〜０．０００１重量％のファストグリ
   ーンＦＣＦを含む特許請求の範囲第３項記載の装置。 ５、溶液が６〜７重量％のプラセオジム塩、０．０１０
   〜０．０１２重量％のフルオレセインナトリウムおよび
   ０．００００５〜０．０００１重量％のファストグリー
   ンＦＣＦを含む特許請求の範囲第４項記載の装置。 ６、溶液が水と８０重量％までのエチレングリコールの
   混合物である特許請求の範囲第２項記載の装置。 ７、溶液が水と８０重量％までのエチレングリコールの
   混合物である特許請求の範囲第３項記載の装置。 ８、溶液が水と８０重量％までのエチレングリコールの
   混合物である特許請求の範囲第４項記載の装置。 ９、プラセオジム塩がプラセオジムナイトレートである
   特許請求の範囲第７項記載の装置。 １０、プラセオジム塩がプラセオジムナイトレートであ
   る特許請求の範囲第８項記載の装置。 １１、溶液が６重量％のプラセオジムナイトレート、０
   ．０１０重量％のフルオレセインナトリウムおよび０．
   ０００５重量％のファストグリーンＦＣＦを水および５
   ０％エチレングリコール溶液に溶かして含む特許請求の
   範囲第１０項記載の装置。 １２、光濾過装置をフェースプレートの外側表面に密封
   する特許請求の範囲第１，２，９および１１のいずれか
   １項記載の装置。