JPS6110967Y2 - - Google Patents

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JPS6110967Y2
JPS6110967Y2 JP4790579U JP4790579U JPS6110967Y2 JP S6110967 Y2 JPS6110967 Y2 JP S6110967Y2 JP 4790579 U JP4790579 U JP 4790579U JP 4790579 U JP4790579 U JP 4790579U JP S6110967 Y2 JPS6110967 Y2 JP S6110967Y2
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JP
Japan
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mold
photopath
arms
photoelectric conversion
conversion element
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JP4790579U
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JPS55148917U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は成形機の離型検出装置に関し、主とし
て射出成形機を対象としたものである。
通常の射出成形機においては、そのキヤビテイ
内に注入固化されたモールド体を可動側金型に付
着させ、その型開きストロークの限界位置で離型
せしめるようになされているが、使用樹脂材の種
別とか、抜き勾配の設定及びモールド体の形状如
何によつては必ずしもスムーズな離型がなされ
ず、最悪の場合にはモールド体の離間前に再度型
閉めされるという事態も起り得る。即ち斯る状態
を惹起すれば金型の損傷も当然考えられるし、成
形サイクルの停滞をもきたし、その復旧に伴う損
害は非常に大となる。
そこで、本出願人は先に上述の如き問題点を解
消し得る成形機の制御方法を出願している。これ
は要するにモールド体の離型完了か否かを光電変
換素子により検出し、その検出信号を制御回路に
供給して成形動作を制御すべくなされたものであ
るが、本考案の主眼とするところは、この種の制
御方法における具体的な離型検出手段に存する。
以下図面を参照しながら本考案を施した射出成
形機の例を説明しよう。
第1図はその一例についての要部を示す略線的
斜視図である。図において1は固定側プラテン、
2は可動側プラテンを示し、この可動側プラテン
2は周知の如くその四隅部に挿通されたガイドシ
ヤフト3を案内として矢印a方向へ所定のストロ
ーク(型閉め、型開き行程)だけ往復動されるの
であり、可動側プラテン2の背後には図示せざる
も油圧機構が設置され、この油圧機構を制御して
型閉め力とか、可動側プラテンの往復速度の調整
乃至は駆動開始及び停止等を行うようになつてい
る。
また、4は固定側取付板、5は固定金型、6は
可動側取付板、7はスペーサ、8は突き出し板、
9はリターンピン、10は可動側受け板、11は
可動金型を示しているが、これらの部材は従前の
場合と殆んど同様であるし、固定金型5と可動金
型11とが1サイクル毎に対接、離間される点も
何等異ることはない。
そして、固定金型5及び可動金型11にはパー
テイングラインを境界とするキヤビテイが形成さ
れ、このキヤビテイ内にスプルー部材を介して樹
脂材の加熱流動体を射出注入せしめるものであ
り、固定側プラテン11には樹脂材射出ノズルを
挿入するたための逃げ孔1′が設けられている。
図示の状態は型開きストロークにおける可動金
型11の限界位置を示し、その面には一例として
図示の如き形状のモールド体Mが付着されている
(複数個取りであれば複数、但し、例示の場合は
便宜的に1個とし、かつランナー固化材等を省略
して示す)。即ち通常の金型設計及び離型手段で
はこの状態でモールド体Mを破線矢印b方向に落
下せしめる如くなされ、そのためキヤビテイ背面
側にはイジエクターピンなどが設けられている。
しかし、先に述べたようにその離型が確実に行わ
れるという保証はなく、もしモールド体Mの離型
がなされず再び型閉めされた場合に生ずる支障に
ついては既に述べた通りである。
上記先願の方法は例えば図示の如き状態におい
て、可動金型11の面と平行しかつ近接する如き
フオトパス12(一点鎖線)を設定し、このフオ
トパス12の光量変化即ちフオトビームの遮断を
電気的に検出して、その電気信号により可動側プ
ラテン2の動作(実際には油圧機構)を制御すべ
くなされ、例示の場合は可動金型11の左側にフ
オトビーム発射用の光源体13を設けると共に、
これに対応する右側にはフオトトランジスタの如
き光電変換素子14を配設し、その間のフオトパ
ス12をしてモールド体Mの一部、図示の場合は
L字突起部mをよぎらせるようにし、主として光
電変換素子14よりの信号を制御回路20に供給
して上述の油圧機構を制御するのであり、モール
ド体Mが離型されない場合は可動側プラテン2を
停止させ、スムーズな離型動作を前提として連続
的な成形稼働を行わせるように構成されたもので
ある。
ところで、本考案の着想は金型面に対してフオ
トパス12の位置を自在に設定し得る如くなし、
モールド体の形状及び大小とか、あるいは複数個
取り金型など、いずれの場合でもその離型検出を
可能ならしめんとするにあり、本実施例において
は可動側プラテン2の両側からアリ断面形状を有
するスケールアーム15を対称的に可動金型11
の位置まで延長し、双方のスケールアームの遊端
部には、垂直方向へ例えば長方形支持板16を対
向状態として夫々固着すると共に、これらの支持
板16に予め形成されている各案内溝16′を利
用して、光源体13のホルダー17と光電変換素
子14のホルダー18とをいずれも調整し得る如
く配設し、結局、可動金型11の面に対するフオ
トパス12の上下位置及び離間々隔を選定するよ
うになされている。
即ち、これはスケールアーム15の突出寸法及
び各ホルダー17,18の高さ位置ゆ事前に調整
してモールド体Mの検出を正確に行うための手段
であり、可動側プラテン2の両側面にはスケール
アーム15の保持体19を取付け、この保持体の
有する指標19′とスケールアームに刻まれた目
盛15′とを対応せしめて、金型面とフオトパス
との間隔を読み取るのである。
第2図は複数個取り金型に対するフオトパス設
定の説明に供する略線図で、この例は図示の如く
4個取りとされ、従つて可動金型11の面にも
M1,M2,M3及びM4なるモールド体が付着し、こ
れらは型開きの都度ランナー固化材Rと共に離型
される。しかし斯る複数個取りの場合においても
常時完全に離型するとは限らず、万一いずれかの
モールド体が残存すれば上述と同様な不都合を生
ずる。故にの例ではモールド体M1,M2,とM3
M4とを夫夫共通によぎるフオトパス12a及び
12bを設定し、すべてのモールド体の離型完了
か否かを検出するようになされている。
即ち、第1図に示しかつ説明した1対の支持板
16の上下対応位置に、光源体13a及び光電変
換素子14aと光源体13b及び光電変換素子1
4bとを夫々取付けて、各組の間のフオトビーム
が共に遮断されない状態のもとで成形サイクルを
継続せしめる如くなされたものである。なお、1
1′は固定金型5の四隅に植立された位置決めピ
ンに対する係合孔を示す。
かくして本考案によれば、金型面に対するフオ
トパスの位置を自在に選定し得るものであり、モ
ールド体の形状及び大小乃至は複数個取り金型な
どの如何に拘わらず、その成形サイクルの都度離
型完了か否かを確実に検出でき、従つて冒頭に述
べた如き問題点の改善に著しく役立ち、比較的簡
単な構成と相俟つてその実用上に優れた効果をも
たらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施した成形機の一例につきそ
の要部を示す略線的斜視図、第2図は複数個取り
金型におけるフオトパスの説明に供する略線的正
面図である。 図中、1は固定側プラテン、2は可動側プラテ
ン、5は固定金型、11は可動金型、12,12
a,12bはフオトパス、13,13a,13b
は光源体、14,14a,14bは光電変換素
子、15はスケールアーム、16は支持板、1
6′は案内溝、17,18はホルダー、M,M1
M2,M3,M4はモールド体を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金型面に沿うフオトパスを設定して、該金型に
    付着されたモールド体の離型を上記フオトパス上
    の光電変換素子により検出するようになされた成
    形機において、上記金型を保持するプラテンの両
    側面に金型方向へ突出するアームを配設して、該
    両側アームの突出寸法を加減し得る如くなすと共
    に、それらの遊端には略垂直な支持部材を夫々一
    体的に設け、双方の支持部材の一方には少なくと
    も1個の光源を、該光源に対応して他方には光電
    変換素子をいずれも調整自在に配してなり、上記
    金型面に対しフオトパスの位置を選定するように
    したことを特徴とする成形機の離型検出装置。
JP4790579U 1979-04-11 1979-04-11 Expired JPS6110967Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4790579U JPS6110967Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4790579U JPS6110967Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55148917U JPS55148917U (ja) 1980-10-27
JPS6110967Y2 true JPS6110967Y2 (ja) 1986-04-08

Family

ID=28930625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4790579U Expired JPS6110967Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11

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JP (1) JPS6110967Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55148917U (ja) 1980-10-27

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