JPS61106531A - ジヒドロキシベンゼン誘導体 - Google Patents
ジヒドロキシベンゼン誘導体Info
- Publication number
- JPS61106531A JPS61106531A JP22935084A JP22935084A JPS61106531A JP S61106531 A JPS61106531 A JP S61106531A JP 22935084 A JP22935084 A JP 22935084A JP 22935084 A JP22935084 A JP 22935084A JP S61106531 A JPS61106531 A JP S61106531A
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- JP
- Japan
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- group
- formula
- resorcinol
- lower alkyl
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は医療、殊に5R8−A (SIOW reac
ting 5ubs−tance of anaphy
laxis)抑制剤や、その中間体として有用な新規ジ
ヒドロキシベンゼン誘導体に関する。
ting 5ubs−tance of anaphy
laxis)抑制剤や、その中間体として有用な新規ジ
ヒドロキシベンゼン誘導体に関する。
〈発明の構成〉
本発明の化合物は2次の一般式(Ilで示される。
(式中の記号は以下の意味を示す。
RI:水素原子又は低級アルキル基
で示される基はレゾルシノール−2−イル基、レゾルシ
ノール−4−イル基、レゾルシ/−ルー5−イルL、又
はピロカテコール−3−イル基を意味し、 R1が低
級アルキル基であるときは2式−OR+で示される基は
フェニル基の2位又は4位に結合する)〈目的物の具体
的説明〉 上記一般式の用語をさらに説明すると以下の通りである
。
ノール−4−イル基、レゾルシ/−ルー5−イルL、又
はピロカテコール−3−イル基を意味し、 R1が低
級アルキル基であるときは2式−OR+で示される基は
フェニル基の2位又は4位に結合する)〈目的物の具体
的説明〉 上記一般式の用語をさらに説明すると以下の通りである
。
R1が意味する低級アルキル基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソブチル基。
チル基、プロピル基、イソブチル基。
ブチル基、イソブチル基、 5ee−ブチル基、
tert−ブチル基、ペンチル基等の炭素数が1乃至5
個の直鎖又は分岐状のアルキル基が挙げられる。
tert−ブチル基、ペンチル基等の炭素数が1乃至5
個の直鎖又は分岐状のアルキル基が挙げられる。
また、R2カ意味するヒドロキシアルキル基は。
水酸基が任意の位置で置換した炭素数が5乃至20個、
好ましくは7乃至15個の直鎖又は分岐状のアルキレン
基であり、直鎖状のアルキレン基の例としては、たとえ
ばペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレ
ン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレ
ン基。
好ましくは7乃至15個の直鎖又は分岐状のアルキレン
基であり、直鎖状のアルキレン基の例としては、たとえ
ばペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレ
ン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレ
ン基。
;、 ウンデカメチレフ基、ドデカメチレン基。
トリテカメチレン基、ペンタデカメチレン基。
ヘプタデカメチレン基、ノナデカメチレン基。
エイコサメチレン基等が挙げられる。
また分岐状のアルキレン基としては2代表的なものを挙
げれば2−ヘキシルエチレン基、2−ヘブチルエチレン
基、2−オクチルエチレン基、2−ノニルエチレン基、
3−エチルトリメチレン基、3−プロピルトリメチレン
基、3−インプロピルトリメチレン基、3−ブチルトリ
メチレン基、3−(1−メチルプロピル)トリメチレン
基、3−ペンチルトリメチレン基、3−イソペンチルト
リメチレン基、3−(1−メチルブチル)トリメチレン
基、3−へキシルトリメチレン基、3−(1−メチルペ
ンチル)トリメチレン基、3−ヘプチルトリメチレン基
。
げれば2−ヘキシルエチレン基、2−ヘブチルエチレン
基、2−オクチルエチレン基、2−ノニルエチレン基、
3−エチルトリメチレン基、3−プロピルトリメチレン
基、3−インプロピルトリメチレン基、3−ブチルトリ
メチレン基、3−(1−メチルプロピル)トリメチレン
基、3−ペンチルトリメチレン基、3−イソペンチルト
リメチレン基、3−(1−メチルブチル)トリメチレン
基、3−へキシルトリメチレン基、3−(1−メチルペ
ンチル)トリメチレン基、3−ヘプチルトリメチレン基
。
3−(1−メチルヘキシル)トリメチレン基。
3=(1−エチルペンチル)トリメチレン基。
3−オクチルトリメチレン基、3=(1−メチルヘフチ
ル)トリメチレン基、3−(1−エチ/、、、、ヤ、z
、))ヮ、f、7カ+ 3− /=、t、)、 +)
’。
ル)トリメチレン基、3−(1−エチ/、、、、ヤ、z
、))ヮ、f、7カ+ 3− /=、t、)、 +)
’。
メチレン基、3−デシルトリメチレン基、3−ドデシル
トリメチレン基、3−テトラデシルトリメチレン基、4
−ペンチルテトラメチレン基。
トリメチレン基、3−テトラデシルトリメチレン基、4
−ペンチルテトラメチレン基。
4−へキシルテトラメチレン基、4−へブチルテトラメ
チレン基、5−ブチルペンタメチレン基、S−ペンチル
ペンタメチレン基、5−へキノルペンタメチレン基、8
−メチルオクタメチレン基・等が挙げられる。
チレン基、5−ブチルペンタメチレン基、S−ペンチル
ペンタメチレン基、5−へキノルペンタメチレン基、8
−メチルオクタメチレン基・等が挙げられる。
上記一般式fI)で示される化合物には不斉炭素原子を
有する化合物が含まれている。このような化合物には不
斉炭素原子に基づく立体異性体が存在する。本発明化合
物は立体異性体の分離されたものおよびこれらの混合物
を包含する。
有する化合物が含まれている。このような化合物には不
斉炭素原子に基づく立体異性体が存在する。本発明化合
物は立体異性体の分離されたものおよびこれらの混合物
を包含する。
〈発明の背景〉
ヒトのアレルギー性喘息やその他のアトヒー性疾患、あ
るいは動物のアナフィラキシ−ショックにおいて1種々
の化学伝達物質が肺やその他の組織から遊離され、気管
支筋、肺血管などの平滑筋を収縮したり、皮膚血管の透
過性を光通するなどして生体に障害をひきおこすと考え
られている。このような化学伝達物質としてヒスタミン
およびSR8−Aがあげられる。ヒスタミンはモルモッ
トのアナフィラキシ−ショックにおいては重要な役割を
はたしているが、ヒトアレルギー性喘息においてはあま
り重要な化学伝達物質ではない(Eiser、 Pha
rmac、 Ther−+ 17+ 239−250(
1982))。
るいは動物のアナフィラキシ−ショックにおいて1種々
の化学伝達物質が肺やその他の組織から遊離され、気管
支筋、肺血管などの平滑筋を収縮したり、皮膚血管の透
過性を光通するなどして生体に障害をひきおこすと考え
られている。このような化学伝達物質としてヒスタミン
およびSR8−Aがあげられる。ヒスタミンはモルモッ
トのアナフィラキシ−ショックにおいては重要な役割を
はたしているが、ヒトアレルギー性喘息においてはあま
り重要な化学伝達物質ではない(Eiser、 Pha
rmac、 Ther−+ 17+ 239−250(
1982))。
一方、5R8−Aがヒトのアレルギー性喘息において最
も重4要な化学伝達物質であることを示唆する多(の証
拠がある( Brocklehurst、 J、 Ph
ysiol、+151、416−435(1960)
; Au5tenおよびOrange。
も重4要な化学伝達物質であることを示唆する多(の証
拠がある( Brocklehurst、 J、 Ph
ysiol、+151、416−435(1960)
; Au5tenおよびOrange。
Am、 Rev、 Re5p、 Dig、、 12+
423−436(1975) ; AdamsおよびL
jchtenatein+ J、 Immunol、
・122+ 555−562(1979))。
423−436(1975) ; AdamsおよびL
jchtenatein+ J、 Immunol、
・122+ 555−562(1979))。
アレルギー性反応の症状を予防ないし除去。
または軽減するための薬剤の開発はかがる化学伝達物質
の産生、放出を抑制することまたはそれらの効果に拮抗
することを目標として行われていた。ヒスタミンの放出
を抑制する薬剤としてはジンジウム クロモグリク−1
) (disodiumcromoglycate、
DSCG )が著名であり、ヒスタミンに拮抗する薬剤
としては、多数の抗ヒスタミン剤が市販されている。一
方、 5R8−Aは、ヒスタミンが速効性で持続時間
が短い化学伝達体であるのに対し、遅効性で持続時間が
長(・化学伝達体として知られていたが、最近Samu
elssonが構造決定したロイコトリエンC,,D4
およびR4の混合物であることが明らかにされた。SR
8−A即ちロイコトリエン(Leukotriens
)は多価不飽和脂肪酸(特にアラキドン酸)のりボキシ
ゲナーゼによる代謝物であり、前記アレルギー性反応に
おける化学伝達体としての作用以外に粘液分泌元通作用
、繊毛運動低下作用、冠血管収縮作用、心収縮力低下作
用等の作用があることが明らかにされている。このよう
な5R8−Aの産生。
の産生、放出を抑制することまたはそれらの効果に拮抗
することを目標として行われていた。ヒスタミンの放出
を抑制する薬剤としてはジンジウム クロモグリク−1
) (disodiumcromoglycate、
DSCG )が著名であり、ヒスタミンに拮抗する薬剤
としては、多数の抗ヒスタミン剤が市販されている。一
方、 5R8−Aは、ヒスタミンが速効性で持続時間
が短い化学伝達体であるのに対し、遅効性で持続時間が
長(・化学伝達体として知られていたが、最近Samu
elssonが構造決定したロイコトリエンC,,D4
およびR4の混合物であることが明らかにされた。SR
8−A即ちロイコトリエン(Leukotriens
)は多価不飽和脂肪酸(特にアラキドン酸)のりボキシ
ゲナーゼによる代謝物であり、前記アレルギー性反応に
おける化学伝達体としての作用以外に粘液分泌元通作用
、繊毛運動低下作用、冠血管収縮作用、心収縮力低下作
用等の作用があることが明らかにされている。このよう
な5R8−Aの産生。
放出を抑制する薬剤またはそれらの効果に拮抗する薬剤
は現在迄わずかの物質しか知られておらず、現在臨床的
には使用されていない。
は現在迄わずかの物質しか知られておらず、現在臨床的
には使用されていない。
〈発明の効果〉
1・1 本発明者等は5R8−Af7)産生・ 放
出を抑制する薬剤またはこれらの効果に拮抗する薬剤の
探索を進めて来た。その結果9本発明化合物fIlが5
R3−Aの産生、放出を極めて強力に抑制する薬剤及び
/又はこれらの効果に拮抗する抗SR8−A剤やその中
間体として有用であることを見出し2本発明を完成した
。
出を抑制する薬剤またはこれらの効果に拮抗する薬剤の
探索を進めて来た。その結果9本発明化合物fIlが5
R3−Aの産生、放出を極めて強力に抑制する薬剤及び
/又はこれらの効果に拮抗する抗SR8−A剤やその中
間体として有用であることを見出し2本発明を完成した
。
本発明化合物(Ilは前述のとおり、5RS−Aの産生
、放出を極めて強力に抑制するのでSR3−Aに起因す
る種々のアレルギー性疾患(例えば気管支喘息、アレル
ギー性鼻炎、じん麻疹)や5R8−Aに起因°する虚血
性心疾患、炎症などの予防、治療に有用である。
、放出を極めて強力に抑制するのでSR3−Aに起因す
る種々のアレルギー性疾患(例えば気管支喘息、アレル
ギー性鼻炎、じん麻疹)や5R8−Aに起因°する虚血
性心疾患、炎症などの予防、治療に有用である。
本発明化合物(Ilは、そのままもしくは自体公知の薬
学的に許容されうる担体、賦形剤などと混合した医薬組
成物[例;錠剤、カプセル剤(ソフトカプセル、マイク
ロカプセルを含ム)。
学的に許容されうる担体、賦形剤などと混合した医薬組
成物[例;錠剤、カプセル剤(ソフトカプセル、マイク
ロカプセルを含ム)。
散剤、顆粒剤、丸剤、軟膏剤、シo 、7プ剤、注射剤
、吸入剤、坐剤]として経口的もしくは非経口的[例;
注射、塗布、吸入]に安全に投与することができる。投
与量は投与対象、投与ルート、症状などによっても異る
が9通常成人1日当り0.1〜500mg、好ましくは
1〜2ooIT1gであり、これを1日2〜3回に分け
て経口または非経口投与する。
、吸入剤、坐剤]として経口的もしくは非経口的[例;
注射、塗布、吸入]に安全に投与することができる。投
与量は投与対象、投与ルート、症状などによっても異る
が9通常成人1日当り0.1〜500mg、好ましくは
1〜2ooIT1gであり、これを1日2〜3回に分け
て経口または非経口投与する。
〈目的物の製造法の具体的説明〉
本発明化合物(Ilはたとえば次の反応式で示される方
法により製造される。
法により製造される。
(式中、R3は容易に脱離しうる水酸基の保護基又は低
級アルキル基を、R4及びR5は同−又は異って容易に
脱離しうる水酸基の保護基を。
級アルキル基を、R4及びR5は同−又は異って容易に
脱離しうる水酸基の保護基を。
Yはカルボニル基又はヒドロキシメチレン基を、AIは
炭素数が4乃至19個の直鎖又は分岐状のアルキレン基
又は炭素数が4乃至19個の直鎖又は分岐状のアルケニ
レン基を、A2は炭素数が5乃至20個煉鎖又は分岐状
のアルキレン基を、A3は炭素数が4乃至19個の直鎖
又は分岐状のアルキレン基を、A4は単結合又は炭素数
が1乃至8個の直鎖又は分岐状のアルキレン基を、R6
は炭素数が1乃至17個の直鎖又は分岐状のアルキル基
を、 R1及びR2,並る基の結合位置は前記と同じ
意味を表わす。
炭素数が4乃至19個の直鎖又は分岐状のアルキレン基
又は炭素数が4乃至19個の直鎖又は分岐状のアルケニ
レン基を、A2は炭素数が5乃至20個煉鎖又は分岐状
のアルキレン基を、A3は炭素数が4乃至19個の直鎖
又は分岐状のアルキレン基を、A4は単結合又は炭素数
が1乃至8個の直鎖又は分岐状のアルキレン基を、R6
は炭素数が1乃至17個の直鎖又は分岐状のアルキル基
を、 R1及びR2,並る基の結合位置は前記と同じ
意味を表わす。
但し、R3が容易に脱離しうる水酸基の保護基ルシノー
ルー2−イル基、レゾルシノール−4−イル基、レゾル
シノール−5−イル基又はピロカテコール−3−イル基
を意味し、R3が低級アルキル基であるときは式−OR
’ で示される基はフェニル基の2位又は4位に結合
する) 本製造法で使用される水酸基の保護基としては。
ルー2−イル基、レゾルシノール−4−イル基、レゾル
シノール−5−イル基又はピロカテコール−3−イル基
を意味し、R3が低級アルキル基であるときは式−OR
’ で示される基はフェニル基の2位又は4位に結合
する) 本製造法で使用される水酸基の保護基としては。
たとえばベンジル基、p−メトキンベンジル基。
ベンジルオキシカルボニル基、アセチル基、ヘンジイル
基、フランー2−イル基、ピラン−2−イル基のほかア
セタール系の保護基(たとえばメトキシメチル基、エト
キシメチル基、メトキシエトキシメチル基など)が好ま
、しい。
基、フランー2−イル基、ピラン−2−イル基のほかア
セタール系の保護基(たとえばメトキシメチル基、エト
キシメチル基、メトキシエトキシメチル基など)が好ま
、しい。
また、A1が示す炭素数が4乃至19個リすルケニレン
基は、そのアルケニレン基を有する化合物(II)など
を還元し、その炭素−炭素不飽和結合を飽和化させるこ
とにより、R2が炭素数5乃至20個のヒドロキシアル
キル基である(あるいはA3が炭素数4乃至19個のア
ルキレン基である)化1、 金物に誘導することが
できる基である。
基は、そのアルケニレン基を有する化合物(II)など
を還元し、その炭素−炭素不飽和結合を飽和化させるこ
とにより、R2が炭素数5乃至20個のヒドロキシアル
キル基である(あるいはA3が炭素数4乃至19個のア
ルキレン基である)化1、 金物に誘導することが
できる基である。
また、炭素数が1乃至4個までの直鎖又は分岐状のアル
キレン基の具体例としてはメチレンレン基、■−メチル
トリメチレン基、2−メチルトリメチレン基、3−メチ
ルトリメチレン基。
キレン基の具体例としてはメチレンレン基、■−メチル
トリメチレン基、2−メチルトリメチレン基、3−メチ
ルトリメチレン基。
■−エチルエチレン基、2−エチルエチレン基などが挙
げられる。
げられる。
さらに、 R6の炭素数が1乃至17個の直鎖又は分
岐状のアルキル基としては上記低級アルキル基の具体例
に加えて、ヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−エ
チルペンチル基、ヘプチル基、1−メチルヘキシル基、
l−エチルペンチル基、オクチル基、■−メチルヘプチ
ル基、1−エチルヘキシル基、ノニル基、■−メチルオ
クチル基、1.3−ジメチルヘプチル基、1−エチルヘ
プチル基、デシル基、1−メチルノニル基、ドデシル基
、1−メチルウンデシル基、テトラデシル基、l−メチ
ルトリデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基等が
挙げられる。
岐状のアルキル基としては上記低級アルキル基の具体例
に加えて、ヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−エ
チルペンチル基、ヘプチル基、1−メチルヘキシル基、
l−エチルペンチル基、オクチル基、■−メチルヘプチ
ル基、1−エチルヘキシル基、ノニル基、■−メチルオ
クチル基、1.3−ジメチルヘプチル基、1−エチルヘ
プチル基、デシル基、1−メチルノニル基、ドデシル基
、1−メチルウンデシル基、テトラデシル基、l−メチ
ルトリデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基等が
挙げられる。
本発明化合物(Ilは印一般式(If)で示されるヒド
ロキシ保護ジ置換保護ヒドロキシアルキルケトン又はヒ
ドロキシ保護ジ置換フェニル保護ヒドロキシアルカノー
ルを還元するか、又は(11)一般式(IV)で示され
るヒドロキシ保護ジ置換フェニルアルケニルアルキルケ
トンを還元することにより製造することができる。
ロキシ保護ジ置換保護ヒドロキシアルキルケトン又はヒ
ドロキシ保護ジ置換フェニル保護ヒドロキシアルカノー
ルを還元するか、又は(11)一般式(IV)で示され
るヒドロキシ保護ジ置換フェニルアルケニルアルキルケ
トンを還元することにより製造することができる。
これらの還元には、(イ)水酸基の保護基の除去。
(ロ)Yが意味するカルボニル基又はヒドロキシメチレ
ン基のメチレン基への還元、及び(ハ)アルケニレン基
のアルキレン基への還元が含まれる。
ン基のメチレン基への還元、及び(ハ)アルケニレン基
のアルキレン基への還元が含まれる。
本発明化合物の製造法における水酸基の保護基の除去は
、保護基の種類によって異なる。保護基としてベンジル
基、p−メトキシベンジル基、ベンジルオキシカルボニ
ル基、アセタール系の保護基、アセチル基、ベンゾイル
基等が採用されているときはその除去には通常、パラジ
ウム−炭素を触媒とする接触還元または液体アンモニア
中金属ナトリウムによる(イ)の還元や酸加水分解ある
いはアルカリ加水分解などの還元によらない脱離方法が
採用される。ビラン−2−イル基、フラン−2−イル基
等が採用されていルトキは、ピリジニウムp−)ルエン
スルホナート(PPTS )で処理してもよい。
、保護基の種類によって異なる。保護基としてベンジル
基、p−メトキシベンジル基、ベンジルオキシカルボニ
ル基、アセタール系の保護基、アセチル基、ベンゾイル
基等が採用されているときはその除去には通常、パラジ
ウム−炭素を触媒とする接触還元または液体アンモニア
中金属ナトリウムによる(イ)の還元や酸加水分解ある
いはアルカリ加水分解などの還元によらない脱離方法が
採用される。ビラン−2−イル基、フラン−2−イル基
等が採用されていルトキは、ピリジニウムp−)ルエン
スルホナート(PPTS )で処理してもよい。
また、(ロ)のカルボニル基のメチレン基へノ変換は、
水素化アルミニウムリチウム(LiAlH4)r水酸化
ホウ素ナトリウム(Na BH,)等を用いる化学還元
によりカルボニル基を対応するヒドロキシメチレジ基に
した後、ヒドロキシメチレン基をパラジウム等を用い接
触還元するか、またはカルボニル基を直接パラジウム等
を触媒としてメチレン基へ還元することにより行われる
。
水素化アルミニウムリチウム(LiAlH4)r水酸化
ホウ素ナトリウム(Na BH,)等を用いる化学還元
によりカルボニル基を対応するヒドロキシメチレジ基に
した後、ヒドロキシメチレン基をパラジウム等を用い接
触還元するか、またはカルボニル基を直接パラジウム等
を触媒としてメチレン基へ還元することにより行われる
。
さらに、(/→のアルケニレン基のアルキレン基への変
換は、ラネーニッケル、白金黒、パラジウム−炭素等を
用いる接触還元を適用して行われる。
換は、ラネーニッケル、白金黒、パラジウム−炭素等を
用いる接触還元を適用して行われる。
これらの還元は、任意の順序であるいは同時に行うこと
ができる。また9条件を適宜選択することにより2部分
的な還元に止めることができる。
ができる。また9条件を適宜選択することにより2部分
的な還元に止めることができる。
つぎに2本発明の化合物およびその製造法をさらに説明
するため実施例を揚起するが2本発明はこの実施例に限
定されるものでない。
するため実施例を揚起するが2本発明はこの実施例に限
定されるものでない。
なお、以下の実施例で使用する原料化合物の製法を参考
例で説明する。
例で説明する。
実施例及び参考例中にお(・て次に示す省略記号を用い
る。
る。
Bn;ベンジル基 (CxCH2−)
参考例 1
2、3− ジベンジルオキシベンズアルデヒド2gをテ
トラヒドロフラン20 ml K溶解した溶液に 10
−ベンジルオキシデシルクロリド2.7gとマグネシウ
ム0.27gから常法により得た 10−ベンジルオキ
、1 7デシルマグネシウムクロリドのエーテル溶液”
’ (X”38 ml )ヶ。・〜5゜。1ケ。、ヨ
エ、えよ、あうに5°〜10’Cで30分間かきまぜた
。反応液和水素化リチウムアルミニウム0.1 gを加
え、室温で30分間かきまぜた抜水10mtを徐々に加
えた。反応液にトルエン30m1. 5%塩酸30mt
を加え、ふりまぜた後トルエン層を水洗、硫酸マグネシ
ウムで乾燥後溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付しトルエン−酢酸エチル(1
9:1)で溶出し 11−ベンジルオキシ−1−(2,
3−ジベンジルオキシフェニル)−1−ウンデカノール
2gを得た。油状物。
トラヒドロフラン20 ml K溶解した溶液に 10
−ベンジルオキシデシルクロリド2.7gとマグネシウ
ム0.27gから常法により得た 10−ベンジルオキ
、1 7デシルマグネシウムクロリドのエーテル溶液”
’ (X”38 ml )ヶ。・〜5゜。1ケ。、ヨ
エ、えよ、あうに5°〜10’Cで30分間かきまぜた
。反応液和水素化リチウムアルミニウム0.1 gを加
え、室温で30分間かきまぜた抜水10mtを徐々に加
えた。反応液にトルエン30m1. 5%塩酸30mt
を加え、ふりまぜた後トルエン層を水洗、硫酸マグネシ
ウムで乾燥後溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付しトルエン−酢酸エチル(1
9:1)で溶出し 11−ベンジルオキシ−1−(2,
3−ジベンジルオキシフェニル)−1−ウンデカノール
2gを得た。油状物。
核磁気共鳴スペクトル(CDC13,TMS 、 pp
m)1.0−1.9 (18H,(CH2)o )t
3.3〜3.7(2)I。
m)1.0−1.9 (18H,(CH2)o )t
3.3〜3.7(2)I。
−CH,−) 、 4.4−4.6 (2H,−CH,
−) 、 4.7〜5.1(IH。
−) 、 4.7〜5.1(IH。
=CT(−)、 5.0〜5.2(4H,2X−CH,
−)、 6.8〜7.6(14H,芳香環のH)。
−)、 6.8〜7.6(14H,芳香環のH)。
参考例1と同様にして次表の参考例2〜4の化合物を得
た。
た。
参考例 5
(a) 油性水素化ナトリウム(60%) 200m
gと1.2−ジメトキシエタン25m1の混液にかきま
ぜながらジメチル(3−メチル−2−オキシ)ペプチル
ホスホネート1.53gとジメトキシエタン5 rnl
の混液を0〜5℃で滴下する。
gと1.2−ジメトキシエタン25m1の混液にかきま
ぜながらジメチル(3−メチル−2−オキシ)ペプチル
ホスホネート1.53gとジメトキシエタン5 rnl
の混液を0〜5℃で滴下する。
滴下後1時間室温でかきまぜた後反応液を5〜7°Cに
冷却し、2.3−ジベンジルオキシベンズアルデヒド1
.59 gとジメトキシエタン5 mlの混液を滴下す
る。
冷却し、2.3−ジベンジルオキシベンズアルデヒド1
.59 gとジメトキシエタン5 mlの混液を滴下す
る。
室温で4時間かきまぜた後反応液に水200 mlを加
え、n−ヘキサン−エチルエーテル(1:1)30 m
lで3回抽出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮して得られる油状物をシリカゲル(35g
)カラムクロマトグラフィーに付u、n−ヘキサン−エ
チルエーテル(10:1)で溶出し、油状の1−(2,
3−ジベンジルオキシフェニル)−4−メチル−1−オ
クテン−3−オン1.95 gを得る。
え、n−ヘキサン−エチルエーテル(1:1)30 m
lで3回抽出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮して得られる油状物をシリカゲル(35g
)カラムクロマトグラフィーに付u、n−ヘキサン−エ
チルエーテル(10:1)で溶出し、油状の1−(2,
3−ジベンジルオキシフェニル)−4−メチル−1−オ
クテン−3−オン1.95 gを得る。
核磁気共鳴スペクトル(CDCI3 、 TMS 、
ppm)6.7(LH,=CHC−)、 7.0〜7
.6(13H,ベンゼン環)H) 、 7.9(IH,
Q−cp)fbl 水素化リチウムアルミニウム0.
21gヲエチルエーテル40m1に加えた混液に氷冷下
1−(2,3−ジベンジルオキシフェニル)−4−メチ
ル−1−オクrンー3−オン1.15gトエチルエーテ
:1 ″”°”tcoaW’;i″0 ;t + i
l ’0″″′”Ftj f’s’l a ff’ i
6゜反応液に10%塩酸水20m1を加えた後エーテ
ル層を分取、水洗後減圧濃縮して油状の1−(2,3−
ジベンジルオキシフェニル)−4−メチル−3−オクタ
ツール1.15gを得る。
ppm)6.7(LH,=CHC−)、 7.0〜7
.6(13H,ベンゼン環)H) 、 7.9(IH,
Q−cp)fbl 水素化リチウムアルミニウム0.
21gヲエチルエーテル40m1に加えた混液に氷冷下
1−(2,3−ジベンジルオキシフェニル)−4−メチ
ル−1−オクrンー3−オン1.15gトエチルエーテ
:1 ″”°”tcoaW’;i″0 ;t + i
l ’0″″′”Ftj f’s’l a ff’ i
6゜反応液に10%塩酸水20m1を加えた後エーテ
ル層を分取、水洗後減圧濃縮して油状の1−(2,3−
ジベンジルオキシフェニル)−4−メチル−3−オクタ
ツール1.15gを得る。
核磁気共鳴スペクトル(CDCI、、 TMS、 pp
m)2.7(2H,o−cH2CH2)、 3.35
(IH,:)CH・OH)。
m)2.7(2H,o−cH2CH2)、 3.35
(IH,:)CH・OH)。
5.0〜5.2(4H,Q−Cjl−x 2) 、
67〜7.5 (13H。
67〜7.5 (13H。
ベンゼン環のH)
実施例 1
11−ベンジルオキシ−1−(2,3−ジベンジルオキ
シフェニル)−1−ウンデカノール0.8g’4[酸2
0m7に溶解し 10%パラジウム炭素0.2gを触媒
として水素の吸収が止むまで常温、常圧で接触還元した
。触媒をP別しr液に氷冷下水40mtを徐々 8に
加え、30分間放置した。析出した結晶をP取。
シフェニル)−1−ウンデカノール0.8g’4[酸2
0m7に溶解し 10%パラジウム炭素0.2gを触媒
として水素の吸収が止むまで常温、常圧で接触還元した
。触媒をP別しr液に氷冷下水40mtを徐々 8に
加え、30分間放置した。析出した結晶をP取。
乾燥後トルエンから再結晶して 1l−(3,4−ジヒ
ドロキ7フエニルー1−ウンデカノール0.3 gヲ4
た。融点90〜93°c0 元素分析値(Cl7H2803として)C(%)H(%
) 理論値 72.82 10.06 実験値 72.71 10.13 実施例 2〜4 実施例1と同様に処理して実施例2〜4の化合物を得た
。
ドロキ7フエニルー1−ウンデカノール0.3 gヲ4
た。融点90〜93°c0 元素分析値(Cl7H2803として)C(%)H(%
) 理論値 72.82 10.06 実験値 72.71 10.13 実施例 2〜4 実施例1と同様に処理して実施例2〜4の化合物を得た
。
実施例 5
1 (2,3−ジベンジルオキシフェニル)−4−メ
チル−3−オクタツール1.1gを酢酸15m4とメタ
ノール5 rnlの混液に溶解し、 10%パラジウ
ム炭素を触媒として水素の吸収が止むまで接触還元する
。触媒をP別、P液を減圧濃縮して得られる残留物をシ
リカゲル(27g使用)カラムクロマトグラフィーに付
し、トルエン−酢酸エチル(10:1)で溶出し、油状
の1−(2,3−ジヒドロキシフェニル)−4−メチル
−3−オクタツール280■を得る。
チル−3−オクタツール1.1gを酢酸15m4とメタ
ノール5 rnlの混液に溶解し、 10%パラジウ
ム炭素を触媒として水素の吸収が止むまで接触還元する
。触媒をP別、P液を減圧濃縮して得られる残留物をシ
リカゲル(27g使用)カラムクロマトグラフィーに付
し、トルエン−酢酸エチル(10:1)で溶出し、油状
の1−(2,3−ジヒドロキシフェニル)−4−メチル
−3−オクタツール280■を得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中の記号は以下の意味を示す。 R^1:水素原子又は低級アルキル基 R^2:ヒドロキシアルキル基。 但し、R^1が水素原子であるときは、式▲数式、化学
式、表等があります▼で示される基は、レゾルシノール
−2−イル基、レゾルシノール−4−イル基、レゾルシ
ノール−5−イル基、又はピロカテコール−3−イル基
を意味し、R^1が低級アルキル基であるときは、式−
OR^1で示される基はフェニル基の2位又は4位に結
合する) で示されるジヒドロキシベンゼン誘導体
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22935084A JPS61106531A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | ジヒドロキシベンゼン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22935084A JPS61106531A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | ジヒドロキシベンゼン誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61106531A true JPS61106531A (ja) | 1986-05-24 |
Family
ID=16890785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22935084A Pending JPS61106531A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | ジヒドロキシベンゼン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61106531A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5191108A (en) * | 1987-10-01 | 1993-03-02 | Hoffmann-La Roche Inc. | Catechol carboxylic acids |
JP2020117458A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 国立大学法人宇都宮大学 | レゾルシノール誘導体およびこれを含むチロシナーゼ活性阻害剤 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP22935084A patent/JPS61106531A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5191108A (en) * | 1987-10-01 | 1993-03-02 | Hoffmann-La Roche Inc. | Catechol carboxylic acids |
JP2020117458A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 国立大学法人宇都宮大学 | レゾルシノール誘導体およびこれを含むチロシナーゼ活性阻害剤 |
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