JPS6110642Y2 - - Google Patents

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JPS6110642Y2
JPS6110642Y2 JP13200779U JP13200779U JPS6110642Y2 JP S6110642 Y2 JPS6110642 Y2 JP S6110642Y2 JP 13200779 U JP13200779 U JP 13200779U JP 13200779 U JP13200779 U JP 13200779U JP S6110642 Y2 JPS6110642 Y2 JP S6110642Y2
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rotating body
housing
transformer
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、医療用照明灯の中心部に下向きに設
けられた操作杆の操作を施術者自身が行なうこと
ができ、かつこの操作杆の操作のみで照明灯支持
筐体の転傾や、その筐体内の複数個のランプの焦
点(光野)の深度調節を行なえるようにし、さら
に施術介助者によつても前記深度調節ができるよ
うにすると共に、扁平狭隘な照明灯支持体内でも
簡単な構成でトランスがバランス良く設置できる
ようにして照明灯支持筐体側で各ランプの照度も
調節できるようにすると同時に、壁面等にトラン
スを設置するための煩瑣な壁面加工工事を不要と
した医療用照明灯を提供しようとするもので、天
井もしくはスタンド等の被取付体に移動自在に取
りつけられた照明灯の筐体内に、複数個のランプ
が筐体の中心軸方向へ転傾自在に配設されたもの
において、筐体下面中心の開口部に、上下動が阻
止され、かつ回動自在に中央焦点調節シヤフトが
設けられ、このシヤフトの下側に、該シヤフトと
相互に回動が阻止される係止部、および前記開口
部に設けられた弾性材の弾性で開口部中心方向へ
突出せる係止爪が嵌入される環状溝部がそれぞれ
形成され、さらにその下側に、その扛上により前
記係止爪と前記環状溝との係合が解除される係止
爪解除片が昇降自在に設けられた操作ハンドルが
着脱自在に取りつけられ、筐体内の前記中央焦点
調節シヤフトには筒状回転体が固定され、この回
転体周縁と前記各ランプの転傾可動部とが、それ
らのランプの光軸が筐体の中心軸上の所定位置で
一致させられて駆動杆により連結され、前記筒状
回転体に設けられた該回転体回転用の歯車には、
筐体外側において焦点調節ツマミを有する側面焦
点調節シヤフトの内端に固定された歯車が咬み合
わされ、筒状回転体内には、筐体外面に照度調節
ツマミを有する電圧調節器付トランスが設置され
たことを特徴とするものである。
一般に、この種医療用照明灯としては、第1図
乃至第3図に示されるようなものがある。
すなわち、天井面1に回動および昇降自在な照
明灯の筐体吊設アーム2が設けられ、この吊設ア
ーム2の下端に筐体支持アーム3の基杆3aが転
傾自在に取りつけられ、かつその基杆3a部にお
いて該アーム3が垂直面方向へ回動自在に設けら
れる。
筐体支持アーム3には照明灯の筐体4が転傾自
在に取りつけられ、該筐体4内に、複数個のラン
プ5が同心円上に、かつ筐体4の中心軸に対して
放射方向へ転傾自在に配設され、筐体4内の中心
部に、箱型の降圧用トランス6が固定され、その
上側に回転板7が回動自在に設けられる。
この回転板7の周辺部と、各ランプ5の転傾可
動部8とが、各ランプ5の光軸が筐体4の中心軸
の所定位置で一致するように、ユニバーサルジヨ
イント9および枢軸10を介して駆動杆11によ
り連結される。
回転板7に設けられた歯車12には、外側端に
回動ツマミ13が設けられた焦点調節シヤフト1
4の内側端に固定された歯車15が咬み合わされ
ると共に、筐体4の下面中央に操作ハンドル16
が固定される。
そして、筐体4の高さや角度を調節するには、
操作ハンドル16を把持して筐体4を昇降あるい
は転傾させて調節し、その焦点深度の調節に際し
ては、回動ツマミ13を回動することによりこれ
を行なう。
しかしながら、これによるときは、筐体の前
後、左右、上下動は操作ハンドルで行ない、各ラ
ンプの焦点調節は回動ツマミで行なわねばなら
ず、施術部位への照明に2ケ所の操作が必要であ
ると共に、減菌された操作ハンドルや回動ツマミ
ではないため、患部の雑菌による2次感染を防止
する上からも、施術者自身がこれらにより照明の
調節を行なうことができず、介助者による調節が
余儀なくされ、施術者のもつとも好ましい照明を
得るのに手間を要するばかりでなく、照明が適切
でないときは、微細微妙で高度のテクニツクが必
要とされる手術、あるいは長時間に亘る手術など
の場合、施術者の目の疲労を惹き起こし、適確な
手術に支障をきたすと同時に、照明位置調節のた
めの第三者の労力を必要とする等の未解決の課題
があつた。
このように、筐体の位置変更や、各ランプの焦
点深度調節に2操作を要するのは、照明灯の筐体
は取扱上可及的に小型であることが要求され、し
たがつて該筐体内の空間が狭隘で、部品配置や機
構の簡素化上の関係から、2機構2操作にせざる
を得なかつたためである。
そして、2操作を必要とすることに伴ない、滅
菌された施術者の手で所々の操作をすることの弊
害上施術者自身が操作する機構を採らなかつたた
め、介助者による不本意な照明、もしくは介助者
による数回の位置修正や焦点深度の調節を余儀な
くされている。
このような従来の課題を解決するため、本考案
は、施術の介助者が焦点深度の調節をするための
機構はそのまま存置させながらも、照明灯支持筐
体の転傾用操作ハンドルを焦点深度調節機構とし
ての機能も具備させ、かつその操作ハンドルを着
脱自在とし、これを消毒可能として施術者自身で
筐体移動操作および焦点深度の調節ができるよう
にしたもので、以下図にもとづいでその実施例を
説明する。
図において従来例と同一符号は同一構成のもの
を示す。
天井面1に回動および昇降自在な照明灯の筐体
吊設アーム2が設けられ、この吊設アーム2の下
端に筐体支持アーム3の基杆3aが転傾自在に取
りつけられ、かつその基杆3a部において該アー
ム3が垂直面方向へ回動自在に設けられる。
筐体支持アーム3には、照明灯の筐体4が転傾
自在に取りつけられ、該筐体4内に複数個のラン
プ5が同心円上に、かつ筐体4の中心軸に対して
放射方向へ転傾自在に配設される。
筐体4の下面中心部には開口部17が設けら
れ、その筐体4内側には補強材18を介して軸承
19が、また筐体4外側には係止爪取付部材20
が、それぞれ挿入孔18a,19a,20aが穿
設されて配設され、上記3者がビス21により一
体に開口部17に固定される。
軸承19の挿入孔19aの段部19bには、中
間にフランジ22aが形成された中央焦点調節シ
ヤフト22の該フランジ22a下面が、ベアリン
グ23を介して載置される。
また、フランジ22aの上面には、非透磁性、
非導電性物質からなる有底円筒状の筒状回転体2
4の中心部が中央焦点調節シヤフト22を貫通さ
せてビス25により固定される。
中央焦点調節シヤフト22の下面は、第8図イ
に示されるように、後述の操作ハンドル26の上
面に形成された半径方向の突条26aが嵌入係止
される係止溝27が等角度に6本形成されてい
る。
筒状回転体24内の中央焦点調節シヤフト22
には、トランス支持台28の中心部に一体に形成
された筒状部28aが間隙を配して嵌合され、上
記シヤフト22がベアリング29を介して上記筒
状部28aの段部28bに回動自在に取りつけら
れている。
トランス支持台28には、その筒状部28aが
取り囲まれる環状の降圧トランス30が絶縁材3
1を介して載置され、その上側からトランス固定
板32が絶縁材33を介して被せられると共に、
固定板32より突出している筒状部28aの外周
には、固定用ナツト34がねじ込まれて固定板3
2と環状の降圧トランス30がトランス支持台2
8に固定される。
トランス支持台28の下面には等間隔に3本の
脚片35が固定されており、それらの下端は前述
の筒状回転体24を貫ぬいて軸承19上に固定さ
れる。
筒状回転体24の下面は、第7図に示されてい
るように、筒状回転体24の回動範囲に亘つて前
記脚片35の案内用切欠孔36が穿設され、かつ
その各切欠孔36の両端部が筒状回転体24の回
転の範囲を制限するストツパーの役目を果してい
る。
前述の係止爪取付部材20には、その外側4方
向から中心に向つて、係止爪37の先端部が挿入
孔20aから突出するように設置される。
すなわち、係止爪取付部材20の前後、左右方
向からその挿入孔20aに向けて穿設された係止
爪設置孔38内に、先端部下面がテーパー37a
に形成された係止爪37が、そのテーパー部分3
7aのみが挿入孔20aに突出するように、係止
爪設置孔38の小径部で制限されて挿入される。
この係止爪37の背後から、係止爪37の先端
のテーパー部分37aが常に挿入孔20a内に突
出しているように、スプリング39が挿入され、
このスプリング39は係止爪設置孔38にねじ込
まれた止めビス40で支えられる。
操作ハンドル26の上面は、前述したようにそ
の半径方向に中央焦点調節シヤフト22の係止溝
27と係合する突条26aが設けられている。
操作ハンドル26の上端近くにはテーパー部分
26cが形成され、係止爪取付部材20の挿入孔
20aから操作ハンドル26が挿入された際、こ
のテーパー部分26cが係止爪37のテーパー部
分37aと衝合され、係止爪37が係止爪設置孔
38内に、そのスプリング39の弾性に抗して後
退される。
操作ハンドル26が完全に挿入され、その上面
の突条26aが中央焦点調節シヤフト22下面の
係止溝27に嵌入されたときの係止爪37が位置
する操作ハンドル26の外周には、係止爪37が
嵌入される環状溝41が形成される。
この環状溝41の下側には、下端周縁に円板状
操作羽根42aを有する筒状の係止爪解除片42
が昇降自在に設けられている。
第6図中、26bは操作ハンドル26のフラン
ジ、43と44はベアリング抜止め用のCリング
である。
筐体4の側壁には、前記降圧トランス30の端
子電圧をステツプダウンさせて各ランプ5の照度
を調節するための電圧調節器45とその調節ツマ
ミ46が取りつけられ、降圧トランス30の端子
47にコード48で接続される。
筒状回転体24の外側壁には、該回転体24の
回転方向へゼロール型の歯車の一方12が固定し
て設けられ、この歯車12には、筐体4が着さ
れた筐体支持アーム3の枢着軸と同心に焦点調節
ツマミ13を有する側面焦点調節シヤフト14の
内端に固定された歯車の他方15が咬み合わされ
る。
つぎに、この実施例による医療用照明灯の使用
例をその作動と共に説明する。
まづ、完全に滅菌、消毒された操作ハンドル2
6が、係止爪取付部材20の挿入孔20aから挿
入されると、操作ハンドル20のテーパー部で係
止爪37が係止爪設置孔38内にスプリング39
の弾性に抗して嵌入される。
さらに挿入すると、操作ハンドル26の上面が
中央焦点調節シヤフト22の下面と衝合される。
このとき、操作ハンドル26を回転させながら
挿入すると、その突条26が中央焦点調節シヤフ
ト22下面のいづれかの係止溝27と嵌合される
と同時に、操作ハンドル26の環状溝41内に前
記係止爪37が、スプリング39の弾性により突
出して操作ハンドル26が筐体4に着装される。
この状態で筐体4の移動と筐体4内の各ランプ
5の焦点深度が操作ハンドル26の操作のみで行
なわれる。
すなわち、施術者自身が操作ハンドル26を把
持し、これを上下、左右、前後に移動させれば、
筐体4は筐体吊設アーム2の回動性および昇降性
により所望位置へ移動される。
筐体4の位置決めが終つたら、その位置で操作
ハンドル26を前後、左右に駆動させれば、筐体
4が、筐体支持アーム3とその基杆3a部の転傾
性と回動性により、所望位置での所望角度が得ら
れる。
つぎに、筐体4内の各ランプ5の焦点が患部と
一致するように、操作ハンドル26を右または左
に回動させる。
操作ハンドル26を回動させると、中央焦点調
節シヤフト22と筒状回転体24が回動され、各
駆動杆11を介して各ランプ5が一体に筐体4の
中心軸に対してその放射方向へ転傾され、それら
の焦点の深度が変更される。
また、施術中、焦点深度の変更を欲する場合な
どは、施術補助者等に焦点調節ツマミ13を回動
させて調節する。
すなわち、焦点調節ツマミ13が回動される
と、側面焦点調節シヤフト14と歯車12,15
を介して、操作ハンドル26が回動されるときと
同様に、筒状回転体24が回動され、各駆動杆1
1を介して各ランプ5が一体に筐体4の中心軸に
対してその放射方向へ転傾され、それらの焦点の
深度が変更される。
もし、患部の照度が過多であつたり、不足して
いるときは、調節ツマミ46を回動させ、電圧調
節器45によりトランス30の端子電圧を増減切
換させて照度が調節される。
この照度調節については、調節ツマミ46が滅
菌消毒されたものでないため、施術者以外の者に
より行なわれる。
照明灯の使用が終り筐体4から操作ハンドル2
6を取りはずすには、そのフランジ26bと係止
爪解除片42の円板状操作羽根42aの間に指を
入れ、該羽根42aを上方へ押し上げれば、係止
爪37はスプリング39の弾性に抗して係止爪設
置孔38内に嵌入されるから、その状態で操作ハ
ンドル26を引き抜けばよい。
この実施例では、上記のように構成され、使用
されるものが示されているが、これれらは何ら考
案の要旨を限定するものではなく、もつとも好ま
しい例が記載されているに過ぎない。
たとえば、トランスは箱型でもリング型でも差
し仕えないが、リング型の方が高さが低いので、
筐体を薄くするのに役立つ。
また、トランスは筒状回転体内に設置するもの
であるから、回転体に固定して回転体と共に回転
させてもよいが、コードの断線を防ぐためには固
定させた方がよい。
さらに、中央焦点調節シヤフトは筒浄回転体下
面中心に固定されたものでも、筒状回転体を貫通
させてその上部まで延成させたものでも、いづれ
でもよいが、前記シヤフトの安定性からは、その
フランジ部分と上端部分とでシヤフトを支承した
方が好ましい。
本考案は上記構成よりなるものであるから、施
術者自身が筐体の移動や焦点深度の調節が行なえ
て、施術に際しての最適な照明が迅速かつ適確に
得られ、長時間の施術や高度のテクニツクを要す
る施術においても眼の疲労を可及的に軽減できて
適切な施術に役立ち、しかも照明灯の位置調節や
焦点調節のためだけの施術室内の介助者の省力化
がはかれると共に、1本の操作ハンドルの操作の
みで筐体の移動と筐体内の各ランプの焦点深度の
調節が行えて、操作上至便である。
また、トランスが筐体内中心部の筒状回転体に
設置されているため、筐体全体のバランスがと
れ、筐体の移動が自然に行なわれるばかりでな
く、壁面等に設置されるもののように、煩瑣な壁
面加工工事が不必要であると共に、筐体側でラン
プの照度調節ができて照度を変更したい場合、他
人にわざわざ壁面まで行かせ、他人に指示を与え
ながら調節させる必要がなく、被照射面を見なが
ら筐体側で施術補助者に照度を調節させることが
できて適切な照度調節が手軽に行なえる。
さらに、操作ハンドルは単に筐体下面中心部の
開口部に挿入し、少し許り回転させるだけで筐体
に着装でき、また、係止爪解除片を上昇させるだ
けで取りはづしができ、脱着操作が簡単である。
加えて、操作ハンドルにより各ランプの焦点深
度が変更できるばかりでなく、焦点調節ツマミを
施術者以外の者に回動させて焦点深度の変更を行
なわせることができるから、施術者が施術中に焦
点深度の変更を欲するときに便利であると共に、
操作ハンドルに施術者以外の者が手を触れずに焦
点深度の変更ができて操作ハンドルの滅菌状態を
維持し得られ、施術中の衛生管理上好適である。
なお、中央焦点調節シヤフトがフランジ付シヤ
フトであり、フランジの下面が筐体の開口部に固
定された軸承にベアリングを介して載置され、フ
ランジの上面が筒状回転体に固定されたものにお
いては、操作ハンドルが取りつけられて中央焦点
シヤフトが回動される場合、シヤフトの安定と円
滑な回動が得られて微妙な焦点深度の調節が行え
る。
また、トランスが脚片付きの支持部材を有して
おり、その支持部材の脚片が軸承に固定され、筒
状回転体に、該回転体が回動する範囲に亘つて回
転体と脚片との衝合が防がれるための切欠孔もし
くは空間が形成されたものにおいては、トランス
が固定されて移動しないため、トランスと各ラン
プとの継線が、筒状回転体の回転により移動せ
ず、長期使用に際しても移動による断線事故は発
生しないと共に、切欠孔もしくは空間が形成され
ていることにより筒状回転体が回転させられて
も、トランス支持部材の脚片が何ら回転の支障と
なることはない。
また、切欠孔もしくは空間の長さが、筒状回転
体の回転範囲を制限する範囲の長さであるものに
おいては、筒状回転体の過剰回転や各ランプの不
必要な転傾が防止されて、各回転、転傾部の過負
荷をなくし、長期に亘つて当初の精度が維持され
る。
また、電圧調節器付トランスが環状トランスで
あるものにおいては、箱型トランスに比べて高さ
を低くすることができ、それだけ筐体の厚みを薄
くできて筐体の小型化に役立つ。
さらに、中央焦点調節シヤフトの上端が、筒状
回転体内上側まで延びており、その上端部が、ト
ランス支持部材中心部に設けられている筒状部の
内面とベアリングを介して接続されたものにおい
ては、中央焦点調節シヤフトがより一層安定して
設置され、円滑な回転が得られると共に、シヤフ
トの負荷が分散されて、それだけ故障が少なく、
確実な回転が長期に亘り維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は公知の医療用照明灯で、第
1図は全体図、第2図は筐体の上蓋が取り外され
た平面図、第3図は要部の側面図である。第1図
および第4図乃至第8図は本考案に係る医療用照
明灯の実施例で、第1図は全体図、第4図は筐体
の上蓋が取り外された平面図、第5図は要部の側
面図、第6図は操作ハンドル着脱機構の詳細図、
第7図は筒状回転体の底面図、第8図イは中央焦
点調節シヤフトの下端面図、ロは操作ハンドルの
上端面図である。 1……天井面、4……筐体、5……ランプ、8
……転傾可動部、11……駆動杆、12……歯
車、13……焦点調節ツマミ、14……側面焦点
調節シヤフト、15……歯車、17……開口部、
22……中央焦点調節シヤフト、24……筒状回
転体、26……操作ハンドル、26a……突条、
26c……テーパー部分、27……係止溝、30
……降圧トランス、37……係止爪、39……ス
プリング、41……環状溝、42……係止爪解除
片、45……電圧調節器、46……調節ツマミ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天井もしくはスタンド等の被取付体に移動自
    在に取りつけられた照明灯の筐体内に、複数個
    のランプが筐体の中心軸方向へ転傾自在に配設
    されたものにおいて、筐体下面中心の開口部
    に、上下動が阻止され、かつ回動自在に中央焦
    点調節シヤフトが設けられ、このシヤフトの下
    側に、該シヤフトと相互に回動が阻止される係
    止部、および前記開口部に設けられた弾性材の
    弾性で開口部中心方向へ突出せる係止爪が嵌入
    される環状溝部がそれぞれ形成され、さらにそ
    の下側に、その扛上により前記係止爪と前記環
    状溝との係合が解除される係止爪解除片が昇降
    自在に設けられた操作ハンドルが着脱自在に取
    りつけられ、筐体内の前記中央焦点調節シヤフ
    トには筒状回転体が固定され、この回転体周縁
    と前記各ランプの転傾可動部とが、それらのラ
    ンプの光軸が筐体の中心軸上の所定位置で一致
    させられて駆動杆により連結され、前記筒状回
    転体に設けられた該回転体回転用の歯車には、
    筐体外側において焦点調節ツマミを有する側面
    焦点調節シヤフトの内端に固定された歯車が咬
    み合わされ、筒状回転体内には、筐体外面に照
    度調節ツマミを有する電圧調節器付トランスが
    設置されたことを特徴とする医療用照明灯。 (2) 中央焦点調節シヤフトがフランジ付シヤフト
    であり、フランジの下面が筐体の開口部に固定
    された軸承にベアリングを介して載置され、フ
    ランジの上面が筒状回転体に固定された実用新
    案登録請求の範囲(1)記載の医療用照明灯。 (3) トランスが脚片付きの支持部材を有してお
    り、その支持部材の脚片が筐体の開口部に設け
    られた軸承に固定され、筒状回転体に、該回転
    体が回動される範囲に亘つて回転体と脚片との
    衝合が防がれるための切欠孔もしくは空間が形
    成された実用新案登録請求の範囲(1)または(2)の
    いづれか記載の医療用照明灯。 (4) 切欠孔もしくは空間の長さが、筒状回転体の
    回転範囲を制限する範囲の長さである実用新案
    登録請求の範囲(3)記載の医療用照明灯。 (5) 電圧調節器付トランスが環状トランスである
    実用新案登録請求の範囲(1)乃至(4)いづれか記載
    の医療用照明灯。 (6) 中央焦点調節シヤフトの上端が、筒状回転体
    内上側まで延びており、その上端部が、トラン
    ス支持部材中心部に設けられている筒状部の内
    面とベアリングを介して接続された実用新案登
    録請求の範囲(3)乃至(5)いづれか記載の医療用照
    明灯。
JP13200779U 1979-06-11 1979-09-26 Expired JPS6110642Y2 (ja)

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JP13200779U JPS6110642Y2 (ja) 1979-09-26 1979-09-26
CA347,536A CA1124219A (en) 1979-06-11 1980-03-12 Lighting fixture for use in medical operations and therapeutic treatment
US06/134,580 US4316237A (en) 1979-06-11 1980-03-27 Lighting fixture for use in medical operations and therapeutic treatment

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JPS5650413U JPS5650413U (ja) 1981-05-06
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