JPS61105412A - 多次元測定機 - Google Patents

多次元測定機

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JPS61105412A
JPS61105412A JP22753384A JP22753384A JPS61105412A JP S61105412 A JPS61105412 A JP S61105412A JP 22753384 A JP22753384 A JP 22753384A JP 22753384 A JP22753384 A JP 22753384A JP S61105412 A JPS61105412 A JP S61105412A
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    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、多次元測定機に係り、被測定物の寸法や形状
等を迅速にかつ高精度に測定する際に利用される多次元
測定機に関する。
[背景技術とその問題点1 一般に、形状が複雑な被測定物の寸法や形状等を高精度
に測定するには、多次元測定機が広く用いられている。
多次元測定機のうち、例えば三次元測定機には、人がプ
ローブまたはプローブの近傍を手でつかみ、プローブを
予め定められた測定手順に従って被測定物の測定面へ順
次当接させ、その当接時点のプローブの移動変位量から
被測定物の寸法や形状等を求める手動型と、例えばCN
C三次元測定機のように、・測定機本体にプローブをX
、Y。
Z軸の各軸方向へ移動させるためのスクリューやモータ
等の駆動装置を装備させ、これらの駆動装置を予めプロ
グラムされた手順に従って自動的に制御しながらプロー
ブを被測定物の測定面へ順次当接させる自動型と、が知
られている。
前者の型式は、構造が簡単であるため構造上測定精度に
影響を与える要素が少なく、高精度な測定値が得られる
利点がある反面1次のような欠点がある。即ち、 ■被測定物毎に測定箇所および手順を人が全て記憶しな
ければならないので、作業ミスが生じやすい、しかも、
これは被測定物毎に変る。
■それと同時に、データ処理装置との一連的作業を要す
るので、専門的かつ技術的知識が必要とされる結果、誰
でもが運転できるわけではない。
また、専門家は、測定態様から見れば測定機に占有され
、他の作業に活用できない、また、かかる人を集めるこ
とも難しい。
(ル大きな測定範囲を許容する大型の測定機にあっては
、被測定物の全ての測定点を測定するような場合、測定
者が測定機の周囲を動き回らなくてはならなかったり、
測定台の上に乗って操作しなければならないので、測定
能率が低下し、かつ安全性にも欠ける。
■操作時間が長くなる場合には1体温が手からプローブ
等へ伝達され、その結果プローブ等の熱膨張によって測
定精度の低下が生じる場合がある。
これに対し、後者の型式は、同一性のある被測定物を繰
返し測定するのに適している反面、プローブをx、y、
z軸の各軸方向へ自動的に移動させるためにスクリュー
やモータ等の駆動装置を測定機本体、特にプローブ軸を
支持するスライタ、更にはスライダを支持する梁に装着
しなければならないので、これらを支持する構造が大型
にならざるを得ない、すると、これら装置の重量増加に
伴い、基礎構造に歪や撓みが生じる結果、これにより測
定精度が低下する欠点がある。
以上述べた両型式の問題点は、三次元測定機のみならず
、ハイドゲージ等の二次元測定機でも同様である。
[発明の目的] 本発明の目的は、このような従来例の欠点を解消すべく
なされたもので、手動型および自動型の欠点を全て解消
し、予め定められた手順に従って被測定物の寸法や形状
等を迅速に勿つ高精度に測定する多次元測定機を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段および作用]そのため、
本発明では、移動機構を介して多次元方向へ移動可能な
タッチ信号プローブ等の検出子を、測定機本体とは別個
独立なロボット機構により行い、つまり自動化のための
駆動装置を別個独立にし、これにより上述した両型式の
問題を解決する一方、ロボット機構の作動に伴なって移
動される検出子の移動軌跡を測定機の変位検出器の出力
信号を利用して記憶させた後、この記憶された移動軌跡
データに基づいてロボット機構を作動させるようにした
ものである。
具体的には、載物台上の被測定物に関与させる検出子を
多次元方向へ移動させる移動機構、検出子の移動変位量
を検出するための変位検出器および変位検出器の出力信
号を所定処理して被測定物の寸法等を求めるデータ処理
装置を含む多次元測定機において、測定機本体と別個独
立して設けられかつ前記移動機構を介して前記検出子を
移動させるためのロボットa構と、このロボット機構の
作動に伴って移動される前記検出子の移動軌跡を前記変
位検出器の出力信号を利用して記憶する移動軌跡記憶装
置と、この移動軌跡記憶装置に記憶された移動軌跡デー
タに基づいて前記ロボット機構を運転するための運転指
令装置と、を備えたことを特徴としている。
[実施例] 第1図は三次元測定機を用いた本実施例の測定システム
の外観を示している。同図において、設置台lの上面に
は、三次元測定機本体2が設置されているとともに、こ
の三次元測定機本体2と別個独立に構成されかつロボッ
ト作動指令装置3からの作動指令に従って動作するロボ
ット機構4が設置されている。なお、三次元測定機本体
2によって測定された測定データは、データ処理装置5
へ送られ、そこで所定処理された後被測定物の寸法や形
状を表わす値として出力される。
前記三次元測定機本体2は、被測定物11を載2した載
物台12の両側にそれぞれ案内レール13を介して支柱
14が前記載物台12の前後方向(Y軸方向)へ、この
両支社14間に掛渡された水平ビーム15に沿ってスラ
イダ16が前記載物台12の左右方向(X軸方向)へ、
このスライダ16に下端に検出子としてのタッチ信号プ
ローブ17を有するプローブ軸18が前記載物台12の
上下方向(Z軸方向)へ、それぞれ移動自在に設けられ
ている。ここで、支柱14、スライダ16およびプロー
ブ軸18等からなる移動機構19は、例えばエアーベア
リング等により比較的軽い力でタッチ信号プローブ17
を三次元方向へ移動させることができるようになってい
る。これにより、タッチ信号プローブ17が移動される
と、タッチ信号プローブ17が被測定物11に当接した
とき、支柱14のY軸方向の位置、スライダ16のX軸
方向の位置およびプローブ軸18のZ軸方向の位置が、
前記データ処理装置5へ送られ、そこで所定処理された
後測定値としてデジタル表示される。
前記ロボット機構4は、第2図にも示す如く。
前記載置台1の上面に固定された基台20に垂直に立設
されたZ軸21と、このZ軸21にZ軸駆動モータ22
の駆動によりZ軸方向へ昇降自在に設けられた昇降ブロ
ック23と、この昇降ブロック23にY軸駆動モータ2
4の駆動によりY軸方向へ進退可能に設けられた互いに
平行な2木の進退杆25と、これら2木の進退杆25の
一端にZ軸と平行にかつ旋回駆動モータ26の駆動によ
り回転可能に設けられた回転軸27と、この回転軸27
に基端が固定された旋回アーム28と、この旋回アーム
28の先端と前記タッチ信号プローブ17近傍のプロー
ブ軸18とを互いに連結する連結アーム29とから構成
されている。11!結アーム29は、プローブ軸18側
の一端が止めねじ30によりプローブ軸18に固定され
ているとともに、旋回アーム28側の他端が連結軸31
とベアリング32とにより旋回アーム28に対して回転
可能に連結されている。これにより、ロボット機構4の
作動により移動機構19を介してタッチ信号プローブ1
7が三次元方向へ移動されるようになっている。
第3図は本測定システムの回路構成を示している。同図
において、41は前記スライダ16のX軸方向の移動変
位量つまりタッチ信号プローブ17のX軸方向の移動変
位量を検出するX軸変位検出器、42は支柱1°4のY
軸方向における移動変位量つまりタッチ信号プローブ1
7のY軸方向における移動変位量を検出するY軸変位検
出器、43はプローブ軸18のZ軸方向における移動変
位量つまりタッチ信号プローブ17のZ軸方向における
移動変位量を検出するZ軸変位検出器である。これら変
位検出器41,42.43で検出されたタッチ信号プロ
ーブ17のX、Y、Z軸方向における測定データは、前
記タッチ信号プローブ17の測定子17Aが被測定物1
1に当接し、そのタッチ信号プローブ17からのタッチ
信号がデータ処理装置5へ与えられたとき、データ処理
装置5内へ取込まれるようになっているとともに、移動
軌跡記憶時移動軌跡記憶装置52に取込まれタッチ信号
プローブ17の移動軌跡データとして記憶される。
データ処理装置5は、変位検出器41,42゜43から
与えられる測定データ、を記憶するためのメモリ、これ
らメモリに記憶された測定データを基に測定モードに応
じた演算を行うための演算処理プログラムを記憶するメ
モリのほかに、測定手順が設定された複数ステップから
なる測定手順プログラムを記憶する測定手順プログラム
メモリ44を備え、この測定手順プログラムメモリ44
に記憶された測定手順プログラムに従って、第4図中鎖
線より左側に示すフローチャートの処理を実行する。
即ち、測定手順プログラムメモリ44に記憶された測定
手順プログラムに従って、ステップ起動指令SECを前
記ロボット作動指令装置3へ与え、これによりロボット
作動指令装置3からの指令でロボット機構4が所定の動
作を行う中で変位検出器41,42.43からの測定デ
ータが予め設定された数だけ入力されると、これらの測
定データを基に演算処理を実行した後、次のステップ起
動指令SECをロボット作動指令装置3へ与える。これ
を測定手順プログラムメモリ44に記憶された測定手順
プログラムの全ステップについて行う。
一方、前記ロボット作動指令装置3は、前記Z軸駆動モ
ータ22.7輪駆動モータ24および旋回駆動モータ2
6を駆動させるモータ駆動装置51と、前記データ処理
装置5からステップ起動指令SECが与えられた際、前
記移動軌跡記憶装置52に記憶された移動軌跡データを
ロボット機構4の各モータ22,24.26の駆動量に
換算し、その換算後のデータに基づきモータ駆動装置5
1を介してZ軸駆動モータ22、Y軸駆動モータ、24
および旋回駆動モータ26を駆動させる運転指令装置5
3と1手動機作に基づきモータ駆動量251を介してZ
軸駆動モータ22,7輪駆動モータ24および旋回駆動
モータ26を駆動させるジ1イスチック50とを含む、
運転指令装置53には、前記Z軸駆動モータ22によっ
て昇降される昇降ブロック23のX軸方向の位置を検出
するZ軸位置検出器54からの位置データ、前記Y軸駆
動モータ24によって移動される進退杆25のY軸方向
における位置を検出するY軸位置検出器55の位置デー
タおよび旋回駆動モータ26によって旋回される旋回ア
ーム28の旋回角度を検出するθ角検出器55からの角
度データがそれぞれフィードバック信号として入力され
るようになっている。
次に、本実施例の測定方法を説明する0本システムによ
る測定では、まずロボット作動指令装置3のジョイステ
ィック50の操作によりロボット機構4を作動させ、三
次元測定機本体2のタッチ信号プローブ17を、データ
処理装置5の測定手順プログラムメモリ44に予め設定
された測定手順プログラムに従って移動させる。すると
、タッチ信号プローブ17が移動する各時点の位置デー
タ、つまりX軸変位検出器41で検出されたX軸方向に
おける位置データ、Y軸変位検出器42で検出されたY
軸方向における位置データおよびZ軸変位検出器43で
検出されたX軸方向における位置データが移動軌跡記憶
装置52へ順次記憶される。つまり、タッチ信号プロー
ブ17が測定手順プログラムに従って移動したときのタ
ッチ信号プローブ17の移動軌跡が移動軌跡記憶装置5
2に記憶される。これを、測定手順プログラムメモリ4
4に記憶された測定手順プログラムの全ステップについ
て行うと、移動軌跡記憶装置52には、測定手順プログ
ラムの各ステップに対応してタッチ信号プローブ17の
移動軌跡が順次記憶される。
このようにして、測定手順プログラムに対応するタッチ
信号プローブ17の移動軌跡を測定機の変位検出器41
,42.43からの出力信号を利用して移動軌跡記憶装
置52へ記憶させた後、測定を行う。
測定は、第4図に示すフローチャートの処理に従って行
われる。即ち、データ処理装置5が測定モードに設定さ
れると、データ処理装置5およびロボット作動指令装置
3では共に測定のための準備処理が行われた後、データ
処理装置5において、測定手順プログラムメモリ44に
記憶された測定手順プログラムの中から第1番目のステ
ップ、つまり第1番目の測定項目が指示され、この測定
項目に対応するステップ起動指令S E C+がロボッ
ト作動指令装置3の運転指令装置53へ与えられる。
ロボット作動指令装置3の運転指令装置53では、前記
データ処理装置5からのステップ起動指令S E C+
が与えられると、そのステップ起動指令SEC+に対応
する移動軌跡データを移動軌跡記憶装置52の中から読
出し、この移動軌跡データをロボット機構4の各モータ
22,24.26の駆動量に換算し、この換算後のデー
タに基づきモータ駆動量!t51を介してZ軸駆動モー
タ22、Y軸駆動モータ24および旋回駆動モータ26
を駆動させる。すると、ロボット機構4を介してタッチ
信号プローブ17が移動される。タッチ信号プローブ1
7の移動により、タッチ信号プローブ17が被測定物l
lに当接すると、タッチ信号プローブ17からタッチ信
号がデータ処理装aI5へ与えられる。このとき、X軸
変位検出器41によって検出されたX軸方向の位置デー
タ、Y軸変位検出器42によって検出されたY軸方向に
おける位置データおよびZ軸変位検出器43によって検
出されたZ軸方向における位置データがそれぞれデータ
処理装置5内へ取込まれる。
すると、データ処理装置5では、X軸変位検出器41.
Y軸変位検出器42およびZ軸変位検出器43から与°
えられる測定データが所定数入力されると、それらの測
定データに基づき被測定物llの寸法等を演算し、その
演算結果を例えばプリンタ等により出力する。この演算
終了後に、JIl定手順プログラムメモリ44に記憶さ
れた測定手順プログラムの中から第2番目のステップ、
つまり第2番目の測定項目が指示され、これに基づくス
テップ起動指令S E C2がロボット作動指令装置3
の運転指令装置53へ与えられる。
ロボット作動指令装置3の運転指令装置53では、デー
タ処理装置5からのステップ起動指令5EC2が与えら
れると、そのステップ起動指令5EC2に対応する移動
軌跡データを移動軌跡記憶装置52の中から読出し、そ
の移動軌跡データをロボット機構4の各モータ22,2
4.26の駆動量に換算し、この換算後のデータに基づ
きモータ駆動装置51を介してZ軸駆動モータ22.Y
軸駆動モータ24および旋回駆動モータ26を駆動させ
る。
このようにして、測定手順プログラムの全ステップにつ
いて自動的に測定が行われる。
従って1本実施例によれば、タッチ信号プローブ17を
三次元測定機本体2とは別個独立なロボット機構4によ
って移動させるようにしたので、手動型のもつ欠点およ
び自動型のもつ欠点を共に解決することができる。つま
り、大型の測定機でも測定者が定位置で遠隔操作できる
ため、測定能率の向上と共に安全な測定が可能であり、
しかも測定者がプローブ等を直接つかむ必要がないこと
から、温度変化の影響が極めて少ない、また、三次元測
定機本体2にタッチ信号プローブ17を移動させるため
のスクリューやモータ等を装備させる必要がないことか
ら構造も簡素化でき。
その重量で歪や撓みが発生することがなく、その結果高
精度測定が可能である。
また、移動軌跡記憶装置52に記憶された移動軌跡デー
タに基づいてロボット機構4を作動させるようにしたの
で1手動型のように被測定物毎に測定箇所および手順を
人が記憶する必要がなく、ミス作業をなくすことができ
る。しかも、専門家にロボット機構4を模範運転させ、
そのときのターフチ信号プローブ17の移動軌跡を移動
軌跡記憶装置52へ一旦記憶させれば、後は自動運転す
ることができるので、専門家の負担を軽減することがで
き、飛躍的普及が期待できる。
また、タッチ信号プローブ17の移動軌跡を移動軌跡記
憶装置52へ記憶させるに当っては、測定機の変位検出
器41,42.43からの出力信号を利用して行なうよ
うにしたので、タッチ信号プローブ17の移動軌跡を忠
実に記憶させることができる。もっとも、測定時におけ
るロボット機構4の運転時には、ロボット機構4の各検
出器54.55.58からのフィードバック信号により
ロボット機構4の位置制御を行なうため、つまり移動軌
跡データの記憶用の検出器と位置制御用の検出器とが異
なるため1位置誤差が生じる問題が残るが、検出子とし
てタッチ信号プローブ17を用いる場合には、10〜5
■−程度の許容オーバストロークがあり、かつオーバラ
ンしても当接時点に発するタッチ信吟をもって測定デー
タを取込むので、構造的にも、また精度的にも問題はな
い。
このことは、ロボット機構4についても、タッチ信号プ
ローブ17の許容オーバーストローク(中10〜51L
)の精度で位置づけできれば十分であるから、高級ロボ
ット機構等を必要とすることがない、同時に、両者のマ
ツチングをさほど厳格にしなくてもよいという利益もあ
る。
、また、ロボット機構4を起動させるには、データ処理
装置5からステップ起動指令SECをロボット作動指令
装置3の運転指令装置53へ与えればよいので、つまり
データ処理装置5とロボット作動指令装置3とをステッ
プ起動指令SECを介して連結すればよいので、既設の
手動型三次元測定機に取入れる場合でも容易にかつ経済
的に構成することができる。
なお、上記実施例では、測定機の変位検出器41.42
.43からの出力信号を利用してタッチ信号プローブ1
7の移動軌跡を移動軌跡記憶装置52へ記憶させる一方
、測定時におけるロボット機構4の運転時には、ロボッ
ト機構4の各検出器54.55.56からのフィードバ
ック信号によりロボット機構4の位置制御を行なうよう
にしたが、例えば第5図のように構成すれば、軌跡記憶
時と位置制御時との間で位置誤差が生じることがない、
第5図は、測定機の変位検出器41.42.43からの
出力信号をロボット′作動指令装置3の運転指令装置5
3ヘフイ一ドバツク信号として与えるようにしたもので
ある。このようにすると、位置誤差だけでなく、ロボッ
ト機構4の検出器54,55.56が不要になる利点が
ある。
また、移動軌跡記憶装置52に記憶された移動軌跡デー
タを運転指令装置53においてロボット機構4の各モー
タ22.24.26の駆動量に換算するようにしたが、
移動軌跡記憶装置52へ記憶させる際に換算して記憶す
るようにしてもよい。
また、三次元測定機本体2側の移動機構19は上記実施
例の構造に限らず、タッチ信号プローブ17を比較的軽
い力で三次元方向へ移動させることができるものであれ
ばよい、同様に、ロボット機構4についても、移動機構
19の三次元的移動を行なえるものであればよい。
また、上記実施例では、ロボット機構4の先端のハンド
をプローブ軸18のタッチ信号プローブ17の近傍に係
合させたが、タッチ信号プローブ17或いはプローブ軸
18の任意の位置でもよい0例えば、プローブ軸18の
上端に係合させるようにすれば、ロボット機構4の各ア
ームが被測定物11にぶつかることがないので、有効測
定範囲を縮小させることがない、しかも、このようにす
ると、測定機の何方にロボット機構4を配置でき、るの
で、載物台12の前後方向の空間を確保できる。
また、ロボット機構4は三次元測定機本体2と全く別体
に構成したが、タッチ信号プローブ17の可動部に重量
の負担をかけなければ、例えば載物台12等に取付は或
いは併用するようにしてもよい、このようにすると、装
置全体がコンパクトに構成できる利点がある。
また、ロボット機構4の各駆動源としては、上記実施例
で述べたモータに限らず、例えば油圧。
空気圧等の他の動力源でもよい。
更に検出子としては、上記実施例で述べたタッチ信号プ
ローブ17に限らず1例えば光学式の非接触型検出器で
もよい。
なお1本発明は、上記実施例で説明した三次元測定機に
限らhるものではなく、二次元測定機等にも適用できる
ものである。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、手動型および自動型のも
つ欠点を全て解決でき、しかも迅速かつ高精度な測定が
可能な多次元測定機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は全体の斜視図、第2図はロボット機構の要部を示
す側面図、第3図は回路構成を示すブロック図、i4図
はデータ処理装置とロボット作動指令装置との処理動作
を示すフローチャートである。第5図は本発明の他の実
施例を示すブロック図である。 2・・・三次元測定機本体、4・・・ロボット機構、5
・・・データ処理装置、11・・・被測定物、12・・
・載1物台、17・・・検出子としてのタッチ信号プロ
ーブ、19・・・移動機構、41・・・X軸変位検出器
、42・・・Y軸変位検出器、43・・・Z軸変位検出
器、52・・・移動軌跡記憶装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)載物台上の被測定物に関与させる検出子を多次元
    方向へ移動させる移動機構、検出子の移動変位量を検出
    するための変位検出器および変位検出器の出力信号を所
    定処理して被測定物の寸法等を求めるデータ処理装置を
    含む多次元測定機において、 測定機本体と別個独立して設けられかつ前記移動機構を
    介して前記検出子を移動させるためのロボット機構と、 このロボット機構の作動に伴って移動される前記検出子
    の移動軌跡を前記変位検出器の出力信号を利用して記憶
    する移動軌跡記憶装置と、 この移動軌跡記憶装置に記憶された移動軌跡データに基
    づいて前記ロボット機構を運転するための運転指令装置
    と、 を備えたことを特徴とする多次元測定機。
JP59227533A 1984-10-29 1984-10-29 多次元測定機 Expired - Lifetime JPH068732B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51139354A (en) * 1975-04-30 1976-12-01 Hitachi Ltd Industrial robot
JPS586406A (ja) * 1981-07-06 1983-01-14 Hitachi Ltd ロボツトに依る検査方式

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