JPS6110518A - イソプレンの製造法 - Google Patents

イソプレンの製造法

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JPS6110518A
JPS6110518A JP59130419A JP13041984A JPS6110518A JP S6110518 A JPS6110518 A JP S6110518A JP 59130419 A JP59130419 A JP 59130419A JP 13041984 A JP13041984 A JP 13041984A JP S6110518 A JPS6110518 A JP S6110518A
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JP
Japan
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isoprene
methanol
distillation
butanol
source
Prior art date
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Pending
Application number
JP59130419A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiaki Tanaka
公章 田中
Kinichi Okumura
奥村 欽一
Ryoji Sato
良治 佐藤
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6110518A publication Critical patent/JPS6110518A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液相−投法によるインプレンの製造法に関し、
さらに詳しくは、イソブチレン源とホルムアルデヒド源
を酸性触媒の存在下に液相反応して高純度のイソプレン
を製造する方法に関する。
(従来の技術) 従来から、イソブチレン源とホルムアルデヒドを水及び
酸性触媒の存在下に液相反応し一段でイソプレンを合成
する方法は公知である(例えば特開昭48−14603
号 同5 B −6984号など)っこの方法は、一般
に、インブチレン源とオルムアルデヒドを液相反応して
イソプレンを合成する合成工程(1)、該工程の反応液
を油層と水層に分離する分離工程(2)及び該工程の油
層から蒸留によりイソプレン留分な取得する蒸留工程(
3)から促成されており、かかる簡素化されたプロセス
によって効率よくイソプレンを得ることができる、(発
明が解決しようとする問題点) しかし、本発明者らがこの方法の工業化をめざして検討
を進める過程で、取得した精製イソプレンの重合時に著
しい重合阻害を惹起しがちなことを見い出した。
そこで本発明者らはインブレン中に微量の重合阻害物質
が存在すると考え、その原因物質を究明したところ、意
外なことに原料として用いるホルムアルデヒド中に含ま
れる微量のメタノールが途中の工程で除去されずに最終
工程までイソプレンに随伴していることが判明した。
(問題点をm決するための手段) 本発明はかかる知見に基づいて完成されたものである。
かくして本発明によれば、イソブチレン源とホルムアル
デヒド源を酸性触媒の存在下に液相反応してインプレン
を合成する合成工程(1)、該工程の反応液を油層と水
層に分離する分離工程(2)及び該工程の油層から蒸留
によりイソプレン留分を取得する蒸留工程(3)から成
るインプレンの製造法において、蒸留工程(3)に続い
てイソプレン留分中に微量含まれるメタノールを除去す
るだめのメタノール除去工程(4)を設けることを特徴
とするインプレンの製造法が提供される。
まず合成工程(1)では、常法に従ってホルムアルデヒ
ド水溶液、バラホルムアルデヒドなどのホルムアルデヒ
ド源とインブチレン、ターシャリ−ブタノールなどのイ
ソブチレン源を導入し酸性触媒を用いて液相一段反応に
よりイソプレンを生成する。用いられる酸性触媒の具体
例としては、リン酸、硫酸、リン酸ナトリウム、ヘテロ
ポリ酸、クユウ酸、パラトルエンスルホン酸などがあげ
られろうまた反応温度は、通常、60〜230℃である
合成工程から導出する反応液は1次いで分離工程(2)
に送られ、ここで油層と水層に分離され、分離後の有様
層は次の蒸留工程(3)に送られる。また水層はターク
ヤリープタノールや触媒を含んでいるが、これらは一部
または全部を回収して反応器に戻してもよく、経済的に
安価であれば循環使用せずに系外に廃棄してもよい。油
水分離の方法は常法に従って適宜選択しうるが9通常は
デカンテーション法が採用される。
蒸留工程(3)では、油層中に含まれるイソブチレン、
イソプレン、ターシャリ−ブタノール及び高沸点物質を
この順序に従って蒸留により分離し。
回収インブチレンと回収ターシャリ−ブタノールは必要
に応じて全量を反応器に循環使用される。
本発明にお〜・てはこの蒸留工程に引き続いてイソプレ
ンを精製するためのメタノール除去工程(4)が設けら
れる。このメタノール除去工程は、原料中のホルムアル
デヒド源に含有される微量のメタノールが前記工程(2
)及び(3)で除去できずにイソプレン留分中に混入し
てくるので、これを除去する為に設けられる工程である
。この工程を設置することKよって、ポリイソプレン興
造の際に主な重合阻害原因となるイソプレン中のメタノ
ールを完全に除去することができる。メタノールを除去
する方法は、水洗による方法が簡単であるが、メタノー
ルをよく除去しうる方法であればそれ以外の方法であっ
てもよい。水洗による方法で用いる装置は、種型、塔型
なといずれでもよいが、望ましくは充填型装置や多孔板
型装置を用い、水とイソプレン留分を向流接触させる方
法がよ〜・。水洗における操作条件は適宜選択しうるが
、望ましくは。
温度は室温、圧力は常圧、使用水量はイソプレン留分に
対し1 / 100〜3倍である。
以下1図面により本発明の詳細な説明するが。
本発明はこれに限定されるものではない。
先ス、管路1からターシャリ−ブタノールが。
管路2からホルムアルデヒド水溶液が合成工程15に送
られる。この合成工程には、管路14を経て触媒が仕込
まれる。また管路7を経て蒸留工程17から回収ターシ
ャリ−ブタノールが導入され、管路8を経て回収触媒水
が導入される。また管路9を経てターシャリ−ブタノー
ル抽出塔19からクーシャリ−ブタノール抽出後の回収
イソブチンが導入される。イソプレン合成工程15にお
ける反応液は管路3を経て分離工程16に導入され、こ
こで反応液は油層と水層に分離される。油層はインブテ
ン、イソプレン、ターシャリ−ブタノール。
高沸点物質などからなり、これらは蒸留工程17に送ら
れる。まず加圧蒸留塔であるイソブチン回収塔(図示せ
ず)に供給して塔頂からイソブチ/を回収し、インプレ
ン、ターンヤリ−ブタノール。
高沸点物質などから成る塔底液はイソプレン蒸留塔(図
示せず)に供給される。イソプレン蒸留塔では塔頂かも
イソプレンが留出し、との留分は次のメタノール除去工
程18へ送られる。イソプレン蒸留塔での塔底からはタ
ーシャリ−ブタノール、高沸点物質などが分離され、と
の塔底液はター7ヤリープタノール回収塔(図示せず)
に送られ。
ここで回収されるターシャリ−ブタノールはそのまま反
応器15に供給される。ターシャリ−ブタノール回収塔
の塔底は、一般に高沸点物質からなる故に管路13を経
て系外に除去される。メタノール除去工程18では、イ
ソプレン中に混入してくるメタノールを除去し高純度の
イソプレンが管路6から回収される。
一方1分離工程16で分離される水層は、管路11を経
て一部を水蒸発器20に導入し、含有するターンヤリ−
ブタノールと過剰の水を塔頂から溜出する。この溜出水
に含まれるターシャリ−ブタノールは管路21を経てタ
ーシャリ−ブタノール抽出塔19に送られ、ここで管路
12を経てターシャリ−ブタノール抽出塔19に導入さ
れる回収イソブチンにより向流式抽出操作で抽出し、抽
残液である水は管路lOを経て系外に抜き去る。
ターシャリ−ブタノールを抽出した抽出液は管路9を経
て合成工程15に循環される。水蒸発器20の塔底液2
2及び分離工1116からの水層の一部はいずれも有効
な触媒水であるから、これらはそれぞれ管路8を経て合
成工程15に戻される。
(発明の効果) か(して本発明によれば、従来のプロセスにメタノール
除去工程を加えることにより重合阻害のないきわめて高
純度のイソプレンを効率よく得ることができる。
次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
なお実施例中の部及び含有率はとくに断りのないかぎり
重量基準であり、数字は1時間当りの供給量を示す。
実施例1 管路1を経てターシャリ−ブタノ−ルミ200部(水含
有率13チ)が合成工程15に導入される。また合成工
程15には、管路2を経てホルマリン水7.800部(
ホルムアルデヒド含有率50チ。
メタノール含有率1.0%)、管路7を経て回収ターシ
ャリ−ブタノ−ルミ200部、管路8を経て回収触媒水
3QOOO部(リン酸含有率21.0チ、ターシャリ−
ブタノール含有率3.s % )が導入され。
またターシャリ−ブタノール抽出塔19から管路9を経
てターシャリ−ブタノールとイソブチレンの混合液3a
000部(インブチレン含有率97チ)が導入される。
反応は反応温度120℃、35気圧、滞留時間30分の
条件下に攪拌しながらまず低温で反応を行い、その後1
反応器度150℃。
30気圧、滞留時間20分で高温での反応を行った。
反応器から出る反応液は、管路3を経て分離工程16に
入り、油層と水層に分離される。分離された油層530
00部はイソプレンを7.080部含み。
これよりイソブチレン、イソプレン、ターシャリ−ブタ
ノールを蒸留工程17で順次分離し、イソブチレンは管
路12及びターシャリ−ブタノール抽出塔19を経て合
成工程15へ、ターシャリ−ブタノールは管路7を経て
合成工程15へ導入される。蒸留工程より得られたイソ
プレン留分7、130部(メタノール含有率0.7チ)
はそのままメタノール除去工程1Bへ導入される。メタ
ノール除去工程18では、水500部による洗浄とその
後のインプレyjl留により、純度H,99%、含有メ
タノールlppm以下というきわめて高純度のイソプレ
ン7、070部を得た。
合成工程15から得られた反応液のうち1分離工程16
で分離された触媒水からなる水層4へ000部(リン酸
触媒含有率17%、ターシャリ−ブタノール含有率5チ
)は1反応生成水及び原料に同伴して系内に入る原料水
を除去する為に、その一部である220oo部を水蒸発
器20に供給する。
水蒸発器20では3800部(ターシャリ−ブタノール
含有率11チ)の溜出液を分離し、溜出液は室温、圧力
6気圧で操作される多孔板式ターシャリ−ブタノール抽
出塔19に供給される。ターシャリ−ブタノール抽出塔
19では、管路12を経て得られる回収インプチレ/と
水蒸発器20の溜出液が向流接触することにより溜出液
中のターシヤリ−ブタノールがイソブチレンによって抽
出され、抽出液38,000部(ターシャリ−ブタノー
ル含有率97チ)は管路9を経て合成工程15に供給さ
れる。抽出残液である水は、管路10を経て系外に除去
される。   ゛ 分離工程16からの水層中、管路11を経て水蒸発器2
0に供給された残りの液2″!、000部(リン酸触媒
濃度17チ、ターシャリ−ブタノール含有率5チ)は、
水蒸発器20の缶出液12,000部(リン酸触媒含有
率3チ)と合流し、管路8を経て合成工程15に送られ
る。
比較例1 メタノール除去工程を設置せずに実験を行うこと以外、
実施例1と同様にして実験を行ったところ、蒸留工程か
ら直接得られたイソプレンは99.3係という純度であ
るにもかかわらず、含有メタノールは(’、3%と多く
、チーグラー型触媒による重合反応において重合阻害を
ひきおこし、ポリイソプレン製造用の原料としては使用
することができなかった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施態様を示すフローノートである。 15・・・合成工程+11.16  分離工程(2)、
17・・蒸留工程(31,IF+・メタノール除去工程
(4)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、イソブチレン源とホルムアルデヒド源を酸性触媒の
    存在下に液相反応してイソプレンを合成する合成工程(
    1)、該工程の反応液を油層と水層に分離する分離工程
    (2)及び該工程の油層留分から蒸留によりイソプレン
    留分を取得する蒸留工程(3)から成るイソプレンの製
    造法において、蒸留工程(3)に続いてイソプレン留分
    中に微量含まれるメタノールを除去するためのメタノー
    ル除去工程(4)を設けることを特徴とするイソプレン
    の製造法。
JP59130419A 1984-06-25 1984-06-25 イソプレンの製造法 Pending JPS6110518A (ja)

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JP59130419A JPS6110518A (ja) 1984-06-25 1984-06-25 イソプレンの製造法

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JPS6110518A true JPS6110518A (ja) 1986-01-18

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JP59130419A Pending JPS6110518A (ja) 1984-06-25 1984-06-25 イソプレンの製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013025122A1 (ru) * 2011-08-17 2013-02-21 Общество С Ограниченной Ответственностью "Научно- Производственное Объединение Еврохим" Установка жидкофазного синтеза изопрена из изобутилена и формальдегида

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013025122A1 (ru) * 2011-08-17 2013-02-21 Общество С Ограниченной Ответственностью "Научно- Производственное Объединение Еврохим" Установка жидкофазного синтеза изопрена из изобутилена и формальдегида

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