JPS61104420A - 磁気記録方法 - Google Patents

磁気記録方法

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JPS61104420A
JPS61104420A JP22334984A JP22334984A JPS61104420A JP S61104420 A JPS61104420 A JP S61104420A JP 22334984 A JP22334984 A JP 22334984A JP 22334984 A JP22334984 A JP 22334984A JP S61104420 A JPS61104420 A JP S61104420A
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潔 野口
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久恵 清水
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 技術分野 本発明は、磁気記録媒体、特にいわゆる斜め先行技術と
その問題点 ビデオ用、オーディオ用等の磁気記録媒体として、テー
プ化して巻回したときのコンパクト性から、長尺の基体
主に、連bA薄膜型の磁性層を有するものの開発が活発
に行われている。
このような金属薄膜型の媒体の磁性層としては、特性上
、基体法線に対し所定の傾斜角にてM着を行う、いわゆ
る斜め蒸着法によって形成1、たco、Co −N i
 糸環カラナルm IG 膜力好適である。
このような斜め蒸着法による強磁性金属S膜層は、基体
主面の法線に対して傾斜し、その長手方向径が強磁性金
属薄膜層厚さ方向全域に及ぶ、柱状結晶粒の四合体とし
て形成される。
そして、Go、Nf等は、柱状結晶粒中に存在し、また
、好ましい態様において導入される0は、柱状結晶粒の
表面に、#化物を形成して存在するものである。
しかし、このような強磁性金属薄膜層は、基体の長手方
向、すなわち媒体の走行方向に形状異方性をもつために
、媒体の走行方向の正逆のいかんにより、入出力特性に
大きな差を生じるという欠点がある。
そこで、木発明者らは、先に、このような入出力差のな
い媒体として、8体の長手方向と、基体中面の法線方向
とではられる平面上で、方向をかえながら保磁力を測定
したとき、(tic wax −Ha 5in) / 
Hc (0)≦0.9〔ここに、 Ha waxは保磁
力の最大値、 Hc sinは保磁力の最小値、I(c
(0)は基体の長手方向における保磁力を表わす、〕 なる関係を有することを特徴とする磁気記録媒体を提案
している。
これによって、媒体の走行方向の正逆によって、入出力
特性の差のない磁気記録媒体をうることかできた。
ところで このような媒体は、スペーシングロスによる
特性低下が大きいので、その表面をできるだけ平滑化す
る必要がある。
しかし、あまり表面を平坦にすると、摩擦が大きくなり
、ヘッドター、チ、走行面で支障が出る。
この場合、金属薄膜型の媒体では、ll11性層が0.
05〜O,S、C■と非常にうすいため、媒体の表面性
は基板の表面性に依存する。
このため、表面の摩擦を小さくするため、基板の表面処
理を行ったり、微粒子を配設する試みがなされているが
、これらでも、走行S擦。
耐久走行性、走行安定性等の物性や、電磁変換特性の点
で未だ不十分である。
すなわち、媒体の走行方向の正逆による入出力特性に差
を生じない磁気記jifi体であって、走行a!控が低
く、耐久走行性、走行安定性が高く、ヘッド付着、ヘヤ
ド目づまりを解消しうる磁気記録媒体は未だ実現されて
いない。
11  発明の目的 本発明の目的は、金属薄H型の磁気記録媒体と、それを
用いた磁気記録方法において、摩擦、#久走行性、走行
安定性等の物性を改良し、しかも物性面で支障のない範
囲でヘッド付着や目づまりを解消し、かつ電磁変換特性
の面でも何ら不都合が生じないようにし。
しかも、媒体の走行方向の正逆に対し、入出力差が少な
い磁気記録媒体および磁気記録方法を提供することにあ
る。
このような目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち第1の発明は、 可とう性基板上にCOを主成分とする強磁性金属薄膜層
を設けた磁気記録媒体において、磁気ヘッドのギヤー、
ブ長をa用層としたとき、媒体表面が112当り平均1
05/a2個以Hの突起を有し、しかも突起が30−3
00人の高さを有し、 さらに、基体の長手方向と、基体主面の法線とではられ
る平面上で、方向をかえながら保磁力を測定したとき、 (Ha mat −Ha win) / Hc(0)≦
0.9〔ここに、 Ha IIatは保磁力の最大値、
Hc sinは保磁力の最小値、 Hc(0)は基体の
長手方向におけるイス磁力を表わす、〕 なる関係を有することを特徴とする磁気記録媒体である
また、第2の発明は。
可とう性、!&′板上にCoを主成分とする強磁性金属
薄l1t2層を設けた磁気記録媒体を、磁気ヘッドを用
いて記録再生を行う磁気記録方法において、 磁気ヘッドのギャップ長をaamとしたとき、々ソ体表
面が1 am2当り平均105/a2偏以Fの突起を有
し、しかも突起が30〜300人の、昏さを有し。
さらに、基体の長手方向と、基体主面の法線方向とでは
られる平面上で、方向をかえながら保磁力を測定したと
き。
(Hc wax−Hc win) /Hc(1))≦0
.9〔ここに、 Llc■aXは保磁力の最大値、 H
c■inは保磁力の最小値、 Hc(0)は基体の長手
方向における保磁力を表わす6〕 なる関係を有することを#徴とする磁気記録方法である
■ 発明の具体的S成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明の磁気記録媒体は、基体上に強磁性金属薄膜層を
有する。
本発明における強磁性金属薄11’iJ層は、Co、C
o−NL 、Go−Cr、Co−Ti 。
Co−Mo 、Co−V、Co−W。
Co−Re、Co−Ru、Co−Mn。
Co−Fe、Fe等の公知の種々の組成であってよく 
その形成法も、蒸着、イオンブレーティング等が使用で
きる。
ただ2本発明の効果が最も大きいのは、C。
を主成分とし、これに必要に応じNi、Or。
Oのうちの1〜3Nが含有される組成の磁性層を有する
場合である。
、すなわち、Co単独からなってもよく、C。
とNiからなってもよい。
Co+Niである場合、Co/Niの@量比は、1.5
以上であることが好ましい。
さらに、CoまたはCo+Niに加え9oが含まれてい
てもよい、 0が含まれたときには、電磁変換特性の経
時変化や走行耐久性の点で、より、好ましい結果をうる
このような場合、O/Co(Niが含まれない場合)あ
る、いはO/(Go+Ni)の原子比は、0゛、5以下
、より好ましくは0.01〜0.5であることが好まし
い。
一方、強磁性金属fiIIl1層中には、Co、C。
+Ni、Co+OあるいはCo+Ni+Oに加え、Cr
が含有されると、より一層好ましい結太を得る。
これは、電磁変換特性が向上し、出力およびS/N比が
向ヒし、さらに膜強度が向上するからである。
このような場合、Cr/Co(Niが含まれない場合)
あるいはCr/(Co+Ni)の重量比は、0,1以下
、特に0.001〜0.1であることが好ましい。
そして、Cr/CoあるいはCr/(Co+Ni)のf
fi量比は、0.005〜0.05であると、より一層
好ましい結果を得る。
なお、このような強磁性金属S膜層中には、さらに他の
微量成分、特に遷移元素、例えば。
Fe、Mn、V、Zr、Nb、Ta、Ti 。
Z n 、 M o 、W 、Cy等が含まれていても
よい。
このような強磁性金属薄膜層は1通常、0゜05〜0.
5蒔厘、より好ましくは0,07〜0.3ルlのHさに
形成される。
このような強磁性金属薄膜層は1通常、基体主面の法線
に対して傾斜した柱状結晶粒の集合体からなることが好
ましい。
このような場合、柱状結晶粒は、基体の主面の法線に対
して、300以上の角度で傾斜していることが好ましい
また、各柱状結晶粒は、強磁性金属薄膜層の厚さ方向全
域に亘る長さをもち、その短径は50〜500人程度と
される。
そして、柱状結晶粒の基体側の部分の基体主面の法線に
対する傾斜角は、柱状結晶粒の基体と反対側の部分の基
体主面の法線に対する傾斜角よりも大きいことが好まし
い。
そして、CoおよびNi 、Cr等は、この結晶粒内に
存在し、Oは各柱状結晶粒の表面に主として存在するも
のである。
この場合、0は強磁性金属tilllI層表面に酸化物
の形で存在することが好ましい。
このような前提の下で、基体の長手方向と。
基体主面の法線方向とではられる平面上で、方向をかえ
ながら保磁力を測定したとき、 Hc腸aXとHc s
inとHc (0)とは、 (Hc mat −Hc 5in) / )Ic (0
)≦0.9でな(すればならない。
この値が0.9をこえると、媒体の走行方向をかえたと
き、2dB以上の大きな入出力差を生じてしまい、実用
に耐えない。
そして、この値が0.6以下となると、走行の正逆に対
する入出力差がきわめて小さくなる。
また、この値が0.6をこえると、耐食性が臨界的に低
下して、実用に耐元なくなる。
そして、この値が0.4以下となると、走行の正逆に対
する入出力差がきわめて小さくなり、また耐食性がきわ
めて高いものとなる。
このような強磁性金属薄l!層の表面には、必要に応じ
、種々のトップコート層を設層することができる。
また、強磁性金属8I膜を形成する基体は、長尺でかつ
非磁性のものでありさえすれば特に制限はなく、特に可
とう性の)μ体、特にポリエステル、ポリイミド等の樹
脂製のものであることが好ましい。
また、そのnさは、種々のものであってもよいが、特に
5〜20g■であることが好ましl/X。
この場合、基板の強磁性金属8I膜層形成面の裏面には
、公知の種々のバックコート層が形成されていてもよい
このように4Ir&される本発明の磁気記録媒体の表面
には、微細な突起が所定の密度で設けられる。
微細な突起は、30〜300人、より好ましくは50〜
250人の高さを有するものである。
すなわち、本発明の突起は、光学顕微鏡で観察でき、か
つ触針型表面粗さ計で測定できるものではなく、走査型
ないし透過型電子顕微鏡にて観察できる程度のものであ
る。
突起高さが300人をこえ、光学顕微鏡にて1816で
きるものとなると、電磁変換特性の劣化と、走行安定性
の低下をもたらす。
また、50人未満となると、物性の向上の実効がない。
そして、その密度はis■2あたり平均105/a2個
、より好ましくは2X10a/a2〜lX109/a2
個である。
この場合、aはBm単位にて、磁気ヘッドのギャップ長
を表わす。
そして、aは0.1〜0.5弘m、特に0゜1〜0.4
鉢mとされる。
なお、突起密度が105/a2個/mm2.より好まし
くは2X10[i/a2個/@g2未満となると、ノイ
ズが増大し、スチル特性が低下する等物性の低下をさた
し、実用に耐えない。
また、109./a2個/曹■2をこえると、物性上の
効果が少なくなってしまう。
このような突起を設けるには、通常、基板上に微粒子を
配設すればよい。
微粒子径は、30〜300人、特に50〜250人とす
ればよく、これにより微粒子径と対応した微細突起が形
成される。
用いる微粒子としては1通常コロイド粒子として知られ
ているものであって1例えばSiO2(コロイタルシリ
力)、A12o3(アルミナゾル)、M(0,TiO2
ZnO,Fe2O3,ジルコニア、CdO。
NiO,CaWO4、CaCO3。
BaCO3,CoCO3、BaTiO3。
Ti(チタンブラック)、Au、Ag、Cu。
Ni、Fe、各種ヒドロシルや、樹脂粒子等が使用可能
である。 この場合、特に%機物質を用いるのが好まし
い。
このような微粒子は、各種溶媒を用いて塗布液とし、こ
れを基板上に塗布、乾燥してもよく、あるいは塗布液中
に各種水性エマルジョン等の樹脂分を添加したものを塗
布、乾燥してもよい。
なお、場合によっては、これら塗布液を基板Lに配設す
るのではなく、トップコート層として配設することもで
きる。
また、樹脂分を用いる場合、これら微粒子にもとづく微
細突起に重畳してゆるやかな突起を設けることもできる
が1通常はこのようにする必要はない。
なお、基板と強磁性金属薄膜層との間には。
必要に応じ、公知の各種下地層を介在させることもでき
る。
また、もし必要であるならば、強磁性金属薄膜層を複穀
に分割して、その間に非磁性金属薄19層を介在させて
もよい。
本発明において、磁性層の形成は電解蒸着、イオンブレ
ーティング、メッキ等を用いることもできるが、いわゆ
る斜め5着法によって形成されることが好ましい。
この場合、基体法線に対する。蒸着物質の入a#角の最
小値は、20′″以ととすることが好ましい。
入射角が20層未満となると、電磁変換特性が低下する
そして 通常は、蒸着に際しては蒸着用の円筒状のキャ
ンな用い、これに蒸着マスクを介在させて、基体主面の
法線に対し、90〜20@、より好ましくは90〜40
°の入射角となるように、成膜に際し入射角を漸次減少
させることが好ましい。
このような場合、ヒ記のような保磁力の角度依存性をも
たせるには、例えば、基体の送り方向と直角な方向、す
なわち基体の巾方向に、ハースないしルツボを複数個配
設して、その法発レートをかえることによる等の方法が
ある。
なお、これ以外の蒸着条件には特に制限はない。
すなわち、蒸−i!F雰囲気は、通常、アルゴン。
ヘリウム、身空等の不活性雰囲気とし、10’〜100
Pa程度の圧力とし、また、蒸着距離、基体搬送方向、
キャンやマスクの構造、配置等は公知の条件と同様にす
ればよい。
ただ、蒸着雰囲気中には酸素を含有させて。
電磁変換特性を向上し、耐食性等を向上させることが好
ましい。
また、蒸着中の任意の磁気に1種々の方法により、酸素
を強磁性金属fIjIlI層中に導入することができる
そして、強磁性金属薄膜層形成後にも、各種酸化処理を
行うことができる。
ざらに、強磁性金H蒲l!!暦形成後に、熱処理を行う
こともできる。
他方、用いる磁気ヘットは1種々のものが使用できる。
この場合、磁気ヘッドとしては、少なくともギャップ部
端面を金属磁性体で構成したものであることが好適であ
る。
この場合、コア全体を金属強磁性体か形成することもで
き、必要に応じ、ギャップ部端面を含むコアの一部を金
属強m性体から形成することもでさる。
第1図には、例えばフェライト等の強磁性体からなるコ
ア半休21.22のギャップ部端面に1〜5μm程度の
厚さの金属強磁性体31゜32炙スパツタリング等によ
り被着し、ガラス。
質等のギャップ4を介してコア半休21.22をつきあ
わせて磁気ヘッドlを構成した例が示される。
これによりきわめて良好となり、ヘッド付着やヘッド目
づまりも良好となる。
そして、その形状、構造等は公知のものであってもよい
ただ、ギャップ長aは、前記のとおり、通常、0.1〜
0.5終l、特に0.1〜0.4ル1.また、トラック
巾は1通常、10〜50終■、特に10〜20絡票とす
る。
用いる強磁性体としては、種々のものが可能であり、非
晶質磁性金属、センダスト、ハードパーマロイ、パーマ
ロイ等の薄膜、薄板等はいずれも使用可能である。
ただ、これらのうちで、ヘッド目づまりないし付着が特
に少なく、t、磁変換特性が良好なのは、Coを主成分
とする非晶質磁性合金である。
このような非晶質磁性合金としては、C070〜95a
t%で、ガラス化元素として、Zr。
Nb、Ta、Hf、fi土類元素、Si、B、。
P、C,Ai等、特にZrおよび/またはNbを5〜2
0at%含有するものが好適である。
あるいは、Co65〜85at%で、ガラス化元素とし
てSiおよび/またはBを15〜35at%含有するも
のも好適である。 この場合。
さらに1Oat%以下のFe、25at%以下のN +
 、 総計20at%以下のcr、Ti、Ru。
W 、 M o 、 T i 、 M n等の171以
上が含有されていてもよい。
これら非晶質磁性合金は、スパッタリングや高速急冷法
等を用いて、コア半体ないしギャップ部等として形成さ
れる。
このような磁気ヘッドを用いて、前記した媒体に対して
記録再生を行うには、いわゆるVH5方式、ベータ方式
、8厘■ビデオ方式、U規格方式等公知のビデオ録画シ
ステムに従えばよい。
■ 発明の具体的作用効果 本発明の磁気記録媒体は、ビデオ用、オーディオ用、計
算機用等の媒体として有用である。 本発明によれば、
媒体の走行方向の正逆による入出力差がきわめて少なく
なる。
さらに、走行摩擦がきわめて小さくなり、安定化する。
また、走行耐久性が格段と向上し、多数回走行後も走行
4擦の増大がなく、くりかえし録画、再生回数が格段と
向上し、スチル特性が格段と向上する。
そして、走行安定性も高く、高温多湿から低温低湿まで
、巾広い条件下できわめて高い安定性を示す。
さらに、スペーシングロスにもとづく再生出力もきわめ
て小さい。
また、ノイズもきわめて少ない。
そして、ヘッドの目づまりやヘッドの付着もきわめて少
ない。
このような効果は、金属強磁性体製ヘッドを用いるとき
、より高いものとなる。
また、このような効果は、最低記録波長1μ■未満の高
密度記録において、より一暦高いものとなる。
■ 発明の具体的実施例 以下に本発明の具体的実施例について詳細に説明する。
実施例1 実質的に微粒子を含まない平滑なポリエステルフィルム
(厚ざl 2 ha )上にコロイダルシリカを塗布し
、高さ150人、密度10741/+11112の微小
突起を有する基板をえた。
次に、Co、Co/Niの重量比が4/1である場合、
およびCo / N t / Crのfjt量比が65
/3015である合金を用い、上記基体上に、斜め五着
法により、0.15μmの強磁性金属薄l1g層を形成
した。
基体はキャンにて連続搬送し、蒸着物質の入射角を90
〜40@に逓減した。 また、蒸発源とキャンの距離は
200履寵とした。 そして1M着はP=5X10−”
Pa、およびこれにP=2X10−’Paの醜素を導入
した雰囲気で行った。
この場合、ハースの溶融面積を25c履2とし、基体中
央部と、これから基体巾方向に20■■はなれた2点に
1基づつ、3個のハースを配置した。
これら3個のハースからの蒸発レートのうち、基体端部
方向角ハースの薄発レートは同一とし、端部方向ハース
と中心ハースの蒸発レートとの比を下記表1のようにか
えて、蒸着を行った。。
このようにして作製されたサンプルの(Hcma菫−〇
a gin) / Hc(o)が表1に示される。
なお、各サンプルとも、磁性層は、磁性層の厚さ方向全
域に亘る長さをもち、基体法線に対し傾斜した柱状結晶
粒の集合体からなり、柱状結晶粒の基体側部分の基体法
線に対する傾斜角は、表面側部分のそれより大きいもの
であった。
また、各サンプルの酸素量は、雰囲気中に02を導入し
たもので、O/(CoまたはC。
+N1)x18〜20%、o2を導入しないもので、約
1%であった。
次に、各サンプルを1/2インチ巾に切断し、中小部か
らテープを作製した。
なお、用いた磁気ヘッドは、第1図に示されるものであ
り、ギャップ長0.25uL諺、トラック長20μ諺の
ものである。 この場合。
コア半休21.22はフェライト製、ギャップ端面は、
スパッタリングにより形成した3終鳳厚のcoo、8N
io、IZro、l (原子比)であり、ギャップ材は
ガラスとした。
なお、105/a2は1.6X106である。
次いで、各サンプルにつき、下記の測定を行った。
(1)入出力差 m版のVH5型ビデオデツキに搭載して。
両者行方向の4.5MHzにおける入出力を測定し、そ
の最大値の差をもとめた。
結果を表1に示す。
実施例2 実施例1のサンプルに対し、空気中で、85℃、1時間
の熱処理を行った。
表2に入出力差を示す。
また、各サンプルを60℃、相対湿度90%にて7日間
放置し、  lc■2あたりの一Δφm/φ(%)な測
定した。
結果を表2に示す。
表1および表2に示される結果から、本発明における保
磁力分布のもたらす効果があきらかである。
実施例3 実施例1のCo/Ni合金を酸素雰囲気下で蒸着したサ
ンプルにおいて、基板上にコロイダルシリカを鎗布し、
下記表3に示される微小突起を設けた。
本発明のサンプルでは、光学顕微鏡による観察および触
針型表面粗さ計による測定で、コロイダルシリカ塗布の
効果は検出されなかったが、走査8g電子顕微鏡による
高倍率のlIK察では、磁性膜に突起がみられ、その大
小は、塗布したコロイダルシリカの大小に対応していた
磁性層表面の突起の高さおよび密度と特性の関係を表3
に示す。
なお、特性、jt短記録波長0.7haの信号を用いて
実験を行った。
また、用いた磁気ヘッドは、第1図に示されるものであ
り、ギャップ長0.251.)ラック長20μ−のもの
である。 この場合、コア半休21.22はフェライト
類、ギヤツブ端面は、スパッタリングにより形成した3
終腸厚(F)COo、8、Nip、1.Zr0.1 (
at%)であり、ギャップ材はガラスとした。
なお、l 05/a2はり、S xtoa (曹m2 
)−”である。
また、比較用の磁気ヘッドとして、フェライトヘッドを
用いた。
なお、特性の測定方法は以下のとおりである。
1、突起観察 SEM (走査型電子顕微鏡)およびTEM(透過型電
子IIl微鏡)を使用 2、スチル特性 5MHzで記録し、再生出力のスチル特性を測定する。
   10分以上をOKレベルとする。
3、出力 中心周波数5MHzで記録、再生した場合のS/N比(
相対値)をxt、  VH3のVTRを改造し、5MH
zまで測定できるようにする。
4、ノイズ 再生出力の測定において、4にHzでのノイズ(dB)
を測定する。
5、耐久走行テスト後の面状態 50パス走行後のテープ面の状態を光学顕微鏡で観察す
る。
0:変化なし Δ:磁性面損傷 X:61性層欠落 なお、これら各実施例の磁性層表面はオージェ分光分析
の結果、100〜200人の酸化物層で覆われているこ
とが判明した。
なお、サンプル勤、33は酸素を含まない雰囲気での蒸
着による酸素を含まない磁性層のものである。
なお、上記各実施例では、無機微粒子としてコロイダル
シリカを用いたが、他の物質例えばアルミナゾル、チタ
ンブラック、ジルコニアあるいは各種ヒトミゾル等を用
いても、同等の結果を得た。
また、 Co−Fe−11u−Cr−5i −B系非晶
質を用いて作成したヘッドを用いた場合も、同様の結果
が得られた。
なお、センダストを用いて作成したヘッドを用いた場合
は、)、記の場合に比べて効果が少なかった。
大発明によるテープとヘッドの組合わせは、他の組合わ
せに比曽して、物性面で優れており、各雰囲気における
j!I襖係数も安定して低く、耐久走行性の面でもはる
かに優れていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、大発明に用いる磁気ヘッドの1例を示す正面
図である。 l・・・・磁気ヘッド。 21.22・・・・コア半休。 31.32・・・・金属強磁性体。 4・・・・ギャップ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)可とう性基板上にCoを主成分とする強磁性金属
    薄膜層を設けた磁気記録媒体において、 磁気ヘッドのギャップ長をaμmとしたと き、媒体表面が1mm^2当り平均10^5/a^2個
    以上の突起を有し、しかも突起が30〜300Åの高さ
    を有し、 さらに、基体の長手方向と、基体主面の法線とではられ
    る平面上で、方向をかえながら保磁力を測定したとき、 (Hcmax−Hcmin)/Hc(0)≦0.9〔こ
    こに、Hcmaxは保磁力の最大値、Hcminは保磁
    力の最小値、Hc(0)は基体の長手方向における保磁
    力を表わす。〕 なる関係を有することを特徴とする磁気記録媒体。 (2)可とう性基板が高分子からなり、この基板上に、
    径が30〜300Åの大きさを有する微粒子を配設し、
    その上に強磁性金属薄膜層を設けてなる特許請求の範囲
    第1項に記載の磁気記録媒体。 (3)強磁性金属薄膜層が、Co、あるいはCoとNi
    、CrおよびOの1〜3種を主成分とする特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載の磁気記録媒体。 (4)強磁性金属薄膜層が、Niを含み、 Co/Niの重量比が1.5以上である特許請求の範囲
    第1項ないし第3項のいずれかに記載の磁気記録媒体。 (5)強磁性金属薄膜層が、Crを含み、 Cr/(CoまたはCo+Ni)の重層比が0.001
    〜0.1である特許請求の範囲第1項ないし第4項のい
    ずれかに記載の磁気記録媒体。 (6)強磁性金属薄膜層が、Oを含み、O/(Coまた
    はCo+Ni)の原子比が0.45以下である特許請求
    の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の磁気記録
    媒体。 (7)O/(CoまたはCo+Ni)の原子比が0.0
    1〜0.5である特許請求の範囲第6項に記載の磁気記
    録媒体。 (8)強磁性金属薄膜が、表面に強磁性金属の酸化物の
    層を有する特許請求の範囲第1項ないし第7項に記載の
    磁気記録媒体。 (9)強磁性金属薄膜の厚さが0.05〜 0.5μmである特許請求の範囲第1項ないし第8項の
    いずれかに記載の磁気記録媒体。 (10)強磁性金属薄膜層が、基体主面の法線に対して
    傾斜した柱状結晶粒の集合体からなる特許請求の範囲第
    1項ないし第9項に記載の磁気記録媒体。 (11)柱状結晶粒の基体側の部分の基体主面の法線に
    対する傾斜角が、柱状結晶粒の基体と反対側の部分の基
    体主面の法線に対する傾斜角よりも大きい特許請求の範
    囲第1項ないし第10項のいずれかに記載の磁気記録媒
    体。 (12)(Hcmax−Hcmin)/Hc(0)≦0
    .6である特許請求の範囲第1項ないし第11項のいず
    れかに記載の磁気記録媒体。 (13)aが0.1〜0.5μmである特許請求の範囲
    第1項ないし第12項のいずれかに記載の磁気記録媒体
    。 (14)可とう性基板上にCoを主成分とする強磁性金
    属薄膜層を設けた磁気記録媒体を、磁気ヘッドを用いて
    記録再生を行う磁気記録方法において、 磁気ヘッドのギャップ長をaμmとしたと き、媒体表面が1mm^2当り平均10^5/a^2個
    以上の突起を有し、しかも突起が30〜300Åの高さ
    を有し、 さらに、基体の長手方向と、基体主面の法線方向とでは
    られる平面上で、方向をかえながら保磁力を測定したと
    き、 (Hcmax−Hcmin)/Hc(0)≦0.9〔こ
    こに、Hcmaxは保磁力の最大値、Hcminは保磁
    力の最小値、Hc(0)は基体の長手方向における保磁
    力を表わす。〕 なる関係を有することを特徴とする磁気記録方法。 (15)磁気ヘッドの少なくともギャップ部端面が金属
    強磁性体で構成されている特許請求の範囲第14項に記
    載の磁気記録方法。 (16)金属強磁性体がCoを主成分とする非晶質磁性
    合金である特許請求の範囲第14項または第15項に記
    載の磁気記録方法。 (17)aが0.1〜0.5μmである特許請求の範囲
    第14項ないし第16項のいずれかに記載の磁気記録方
    法。
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JPS6446220A (en) * 1987-08-12 1989-02-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic recording medium

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