JPS61104190A - ポンプ装置 - Google Patents
ポンプ装置Info
- Publication number
- JPS61104190A JPS61104190A JP22551884A JP22551884A JPS61104190A JP S61104190 A JPS61104190 A JP S61104190A JP 22551884 A JP22551884 A JP 22551884A JP 22551884 A JP22551884 A JP 22551884A JP S61104190 A JPS61104190 A JP S61104190A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- impeller
- shaft
- fuel
- regeneration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、高圧小流量を要求されるところのポンプ装置
に関し、自動車の他、一般産業用に使用されるものであ
り、特に自動車用燃料ポンプに通用される。
に関し、自動車の他、一般産業用に使用されるものであ
り、特に自動車用燃料ポンプに通用される。
(従来の技術)
最近の自動車用燃料ポンプとして再生ポンプが注目され
ているが、従来の単段再生ポンプの特性は、高圧中流量
型で、吐出圧の変化に対し、流量の変化が太き(、車両
用高圧燃料ポンプのように、高圧小流量、かつ、吐出圧
の変化に対し比較的流量変化の少ない特性を要求される
場合には、適当とはいえない。すなわち、従来の単段再
生ポンプの構造において、車両用高圧燃料ポンプとして
必要な前記要求特性を満足するためには、外形を大きく
したり、インペラとポンプ室壁との間のサイドクリアラ
ンスを極めて小さくする必要があり、羽根溝を小さくす
る等の処置が必要となってくる。
ているが、従来の単段再生ポンプの特性は、高圧中流量
型で、吐出圧の変化に対し、流量の変化が太き(、車両
用高圧燃料ポンプのように、高圧小流量、かつ、吐出圧
の変化に対し比較的流量変化の少ない特性を要求される
場合には、適当とはいえない。すなわち、従来の単段再
生ポンプの構造において、車両用高圧燃料ポンプとして
必要な前記要求特性を満足するためには、外形を大きく
したり、インペラとポンプ室壁との間のサイドクリアラ
ンスを極めて小さくする必要があり、羽根溝を小さくす
る等の処置が必要となってくる。
(発明が解決しようとする問題点)
前記の処置は、いずれの場合においても、ポンプ効率が
悪くなるとか、製作コストが高くなるとか、モータへの
負荷が増加したり、インペラの側面がポンプカバーある
いはエンドフレームに接触しやすく騒音、耐久性、効率
等の面で、問題点があった。
悪くなるとか、製作コストが高くなるとか、モータへの
負荷が増加したり、インペラの側面がポンプカバーある
いはエンドフレームに接触しやすく騒音、耐久性、効率
等の面で、問題点があった。
(問題を解決するための手段)
本発明は、インペラの外周部に外羽根を形成して第1の
ポンプ部を構成し、インペラの中央部の両側面に円板状
の突出部を設け、この突出部の外周部に内羽根溝を形成
して第2のポンプ部を構成した。
ポンプ部を構成し、インペラの中央部の両側面に円板状
の突出部を設け、この突出部の外周部に内羽根溝を形成
して第2のポンプ部を構成した。
(作 用)
インペラ回転を始めると、燃料は第1のポンプ部へ吸い
込まれて1段目の昇圧がされ、その後燃料は第2のポン
プ部へ送られて2段目の昇圧が行なわれ、吐出口を通し
てモータ内部へ送られる。
込まれて1段目の昇圧がされ、その後燃料は第2のポン
プ部へ送られて2段目の昇圧が行なわれ、吐出口を通し
てモータ内部へ送られる。
また、インペラ側面に第2ポンプ部を有することにより
、インペラ側面とハウジングとの接触をなくずことが可
能となる。
、インペラ側面とハウジングとの接触をなくずことが可
能となる。
(実施例)
以下、本発明を図に示す実施例について説明する。第1
図は、本発明になるポンプ装置を車両用燃料ポンプに適
用した場合の第1実施例の構成を示す縦断面図、第2図
は第1図図示装置におけるインペラの平面図、第3図は
第1図図示のA−A線に沿う断面図、第4図は第3図図
示のB−B線 1に沿う部分断面図である。1
はインペラ(羽根車)で、概略円板状をなしており、ポ
ンプカバー2とエンドフレーム3により形成されるポン
プ室内において、その中心部が回転軸となるモータシャ
フト4に取付けられ、軸方向に滑動自在で、回転方向に
は規制されている。そして、インペラ1の形状は、外周
部には両側に複数の外羽根?11cが設けられており、
またインペラ1の中央部の両側面に円板状の突出部を設
け、その外周部には内羽根ita,1bが片羽根ずつ設
けられている。また、前記インペラ1の中心部付近には
、インペラ1の両側の空間27.28の圧力を等しく保
ち、燃料の吐出通路となる連通口1dが設けられている
。
図は、本発明になるポンプ装置を車両用燃料ポンプに適
用した場合の第1実施例の構成を示す縦断面図、第2図
は第1図図示装置におけるインペラの平面図、第3図は
第1図図示のA−A線に沿う断面図、第4図は第3図図
示のB−B線 1に沿う部分断面図である。1
はインペラ(羽根車)で、概略円板状をなしており、ポ
ンプカバー2とエンドフレーム3により形成されるポン
プ室内において、その中心部が回転軸となるモータシャ
フト4に取付けられ、軸方向に滑動自在で、回転方向に
は規制されている。そして、インペラ1の形状は、外周
部には両側に複数の外羽根?11cが設けられており、
またインペラ1の中央部の両側面に円板状の突出部を設
け、その外周部には内羽根ita,1bが片羽根ずつ設
けられている。また、前記インペラ1の中心部付近には
、インペラ1の両側の空間27.28の圧力を等しく保
ち、燃料の吐出通路となる連通口1dが設けられている
。
ポンプカバー2およびエンドフレーム3には、インペラ
1の外羽根溝1 cを包みこむようにして円弧状の溝が
設けられ、外法路5を形成している。
1の外羽根溝1 cを包みこむようにして円弧状の溝が
設けられ、外法路5を形成している。
外法路5の一端は吸入口6に開口し、外法路5の他端は
連通路22bに開口している。また、連通路22bは第
3図示のように向流路21bに接続されている。そして
、連通路22bと向流路21bとはエンドフレーム3の
インペラ1に対面する部分に形成されている。
連通路22bに開口している。また、連通路22bは第
3図示のように向流路21bに接続されている。そして
、連通路22bと向流路21bとはエンドフレーム3の
インペラ1に対面する部分に形成されている。
また、ポンプカバー2 ([11にも連通路22bと向
流路21bに対応する流路が形成されている。よって、
このポンプカバー2側の連通路を以下連通路22a(第
4図)とし、向流路を21a (第1図)とする。向流
路21a、21bはインペラ1に設けられた内羽根溝1
aと1bを包みこむようにした円弧状の溝の形をしてお
り、一端は連通路22’a、22bに、他端は吐出ボー
ト23a、23b(第1図参照)に開口している。また
外法路5において、吸入口6に開口(7ている部分と連
通路22bに開口している部分の間には、仕切部32(
第3図参照)が設けられている。
流路21bに対応する流路が形成されている。よって、
このポンプカバー2側の連通路を以下連通路22a(第
4図)とし、向流路を21a (第1図)とする。向流
路21a、21bはインペラ1に設けられた内羽根溝1
aと1bを包みこむようにした円弧状の溝の形をしてお
り、一端は連通路22’a、22bに、他端は吐出ボー
ト23a、23b(第1図参照)に開口している。また
外法路5において、吸入口6に開口(7ている部分と連
通路22bに開口している部分の間には、仕切部32(
第3図参照)が設けられている。
そして、仕切部32ではインペラ1と仕切部32間の間
隙が極めて少なくなるように寸法が定められている。こ
れによりインペラ1の外周部及び側面部共にポンプカバ
ー2とフレーム3との間に微少な隙間が保たれている。
隙が極めて少なくなるように寸法が定められている。こ
れによりインペラ1の外周部及び側面部共にポンプカバ
ー2とフレーム3との間に微少な隙間が保たれている。
そして、外羽根溝IC1外流路5.及び仕切部32によ
り形成されているポンプ流路を以下、第1のポンプ部と
呼ぶことにする、この第1のポンプ部は前述の構成のと
おり、再生ポンプとして構成されている。また、内胴(
長溝1a,1bおよび内流路21a、21bにより形成
されているポンプ流路を以下、第2のポンプ部と呼ぶこ
とにする。
り形成されているポンプ流路を以下、第1のポンプ部と
呼ぶことにする、この第1のポンプ部は前述の構成のと
おり、再生ポンプとして構成されている。また、内胴(
長溝1a,1bおよび内流路21a、21bにより形成
されているポンプ流路を以下、第2のポンプ部と呼ぶこ
とにする。
また、内流路21a、21bにおいて、連通路22a、
22bに開口している部分と吐出ポート23a、23b
(第1図参照)に開口している部分との間には、仕切
部50 (第3図参照)が設けられている。そして、仕
切部50では、インペラ1と仕切部50間の隙間がなく
なるように寸法が定められている。これによりインペラ
1の内羽根i1a,1b部分の外周及び側面にポンプカ
バー2とフレーム3との間に微少な隙間が保たれている
。
22bに開口している部分と吐出ポート23a、23b
(第1図参照)に開口している部分との間には、仕切
部50 (第3図参照)が設けられている。そして、仕
切部50では、インペラ1と仕切部50間の隙間がなく
なるように寸法が定められている。これによりインペラ
1の内羽根i1a,1b部分の外周及び側面にポンプカ
バー2とフレーム3との間に微少な隙間が保たれている
。
また、吐出ポート23a、23bは第1図に示す如く空
間27.28に開口している。そして、この空間27,
28とモータ内室30とは、エンドフレーム3に圧入さ
れた軸受7の周囲に設けられた吐出口31を通して導通
している。一方、モータ部はケース10に固着された永
久磁石11とアーマチュア12、コンミテータ13によ
り形成され、モータシャフト4の両端は夫々エンドハウ
ジング15とリテーナ14に保持された軸受16及びエ
ンドフレーム3に圧入された軸受7により回転自在に支
持され、軸方向にはスペーサ17゜18により定位置に
固定されている。エンドハウジング15にはブラシホル
ダ19か固定され、このブラシホルダ19にブラシ20
が支持され、さらに吐出流路32゛及び吐出パイプ33
が設けられている。そして、ポンプカバー2、エンドフ
レーム3、及びエンドハウジング15をヨークを兼ねた
ケース10によって固定することにより全体が形成され
ている。このように構成された燃料ポンプは通常燃料タ
ンク内に設置される。
間27.28に開口している。そして、この空間27,
28とモータ内室30とは、エンドフレーム3に圧入さ
れた軸受7の周囲に設けられた吐出口31を通して導通
している。一方、モータ部はケース10に固着された永
久磁石11とアーマチュア12、コンミテータ13によ
り形成され、モータシャフト4の両端は夫々エンドハウ
ジング15とリテーナ14に保持された軸受16及びエ
ンドフレーム3に圧入された軸受7により回転自在に支
持され、軸方向にはスペーサ17゜18により定位置に
固定されている。エンドハウジング15にはブラシホル
ダ19か固定され、このブラシホルダ19にブラシ20
が支持され、さらに吐出流路32゛及び吐出パイプ33
が設けられている。そして、ポンプカバー2、エンドフ
レーム3、及びエンドハウジング15をヨークを兼ねた
ケース10によって固定することにより全体が形成され
ている。このように構成された燃料ポンプは通常燃料タ
ンク内に設置される。
次に、上記構成になる本発明ポンプ装置を通用した燃料
ポンプの作動について説明する。モータ部は・図示しな
い電源からブラシ20を通り″。
ポンプの作動について説明する。モータ部は・図示しな
い電源からブラシ20を通り″。
ミテータ13に印加された電圧によりアーマチュア12
が回転することによって作動し、この回転によりインペ
ラ1を第2図図示の矢印方向に回転させ、燃料タンク内
の燃料は、インペラ1が回転することにより、吸入口6
から吸込まれ、インペラ1の外羽根溝1cと外流路5で
形成されている第1ポンプ部により昇圧(第1段目の昇
圧)されて、連通路22a、22bを通して内羽根溝1
a。
が回転することによって作動し、この回転によりインペ
ラ1を第2図図示の矢印方向に回転させ、燃料タンク内
の燃料は、インペラ1が回転することにより、吸入口6
から吸込まれ、インペラ1の外羽根溝1cと外流路5で
形成されている第1ポンプ部により昇圧(第1段目の昇
圧)されて、連通路22a、22bを通して内羽根溝1
a。
1bと内流路21a、21bにより形成されている第2
のポンプ部に送られて第2段目の昇圧が行なわれる。第
2ポンプ部により昇圧された燃料は、吐出ポート23a
、z3bからポンプ内室空間28.27へ吐出され、ポ
ンプ内室27に吐出された燃料は連通口1d及び吐出口
31を通してモータ室内30に吐出される。また、ポン
プ内室28に吐出された燃料は吐出口31を通してモー
タ内室30に吐出される。モータ内室30に吐き出さ・
れた燃料はアーマチュア12を冷却しながら、吐出
パイプ33により吐出される。
のポンプ部に送られて第2段目の昇圧が行なわれる。第
2ポンプ部により昇圧された燃料は、吐出ポート23a
、z3bからポンプ内室空間28.27へ吐出され、ポ
ンプ内室27に吐出された燃料は連通口1d及び吐出口
31を通してモータ室内30に吐出される。また、ポン
プ内室28に吐出された燃料は吐出口31を通してモー
タ内室30に吐出される。モータ内室30に吐き出さ・
れた燃料はアーマチュア12を冷却しながら、吐出
パイプ33により吐出される。
上記実施例に示すようなポンプを用いた場合は、第5図
(III)に示すような直列につながれた2段ポンプと
同等と考えることができる。性能的に見ると、第6図に
示されるように、第5図(1)に示される従来の単段ポ
ンプの特性曲線Xに対して、2段ポンプの特性曲線Yは
流iQが変らず、吐出圧Pだけ(△P ’I+ΔP2)
7621倍に上がっている。つまり吐出圧の変化の割合
△Q/△Pは、2段ポンプ゛にすることにより小さくな
る。また、この場合、2つのポンプの効率η1.η2が
同一であるならば、最終的なポンプ効率η° もほぼ前
記η1.η2に等しい、ただし羽根溝1a,1b。
(III)に示すような直列につながれた2段ポンプと
同等と考えることができる。性能的に見ると、第6図に
示されるように、第5図(1)に示される従来の単段ポ
ンプの特性曲線Xに対して、2段ポンプの特性曲線Yは
流iQが変らず、吐出圧Pだけ(△P ’I+ΔP2)
7621倍に上がっている。つまり吐出圧の変化の割合
△Q/△Pは、2段ポンプ゛にすることにより小さくな
る。また、この場合、2つのポンプの効率η1.η2が
同一であるならば、最終的なポンプ効率η° もほぼ前
記η1.η2に等しい、ただし羽根溝1a,1b。
ICの形、あるいは流路5,21a、21b・などによ
り△P+と△P2の大き、さの違い、また、ポンプ部の
効率η1.η2の大きさも当然変ってくることになる。
り△P+と△P2の大き、さの違い、また、ポンプ部の
効率η1.η2の大きさも当然変ってくることになる。
本発明の場合には、第7図の第2ポンプ部の部分断面図
において、矢印Zで示すような力が内羽根に生じるため
、インペラ1がポンプカバー2あるいはエンドフレーム
3に接触しに(くなっており、より大きな力が生じ、外
乱に対しても強(なっている。従って、本発明による2
段ポンプを用いることにより、高圧少流量で、吐出圧の
変化による吐出量の変化が少なく、しかも1枚のインペ
ラにより、2段ポンプを実現したため、製作コストも低
いポンプ装置を提供することができる。
において、矢印Zで示すような力が内羽根に生じるため
、インペラ1がポンプカバー2あるいはエンドフレーム
3に接触しに(くなっており、より大きな力が生じ、外
乱に対しても強(なっている。従って、本発明による2
段ポンプを用いることにより、高圧少流量で、吐出圧の
変化による吐出量の変化が少なく、しかも1枚のインペ
ラにより、2段ポンプを実現したため、製作コストも低
いポンプ装置を提供することができる。
次に、第8図は本発明になるポンプ装置の第2実施例の
構成を示す縦断面図で、回転軸4内に連通穴4aが設け
られており、ボンフ内室27と吐出パイプ33が導通し
ており、吐出ボート23a、よりポンプ内室27内に吐
き出された燃料は連通穴4aを通って吐出パイプ33に
送られる。この燃料圧送系路に生じる流体損失は僅かな
ものであり、ボンフ内室27と28の圧力をほぼ等しく
保つことができる。上記以外の構成は、第1図図示の構
成と同じである。
構成を示す縦断面図で、回転軸4内に連通穴4aが設け
られており、ボンフ内室27と吐出パイプ33が導通し
ており、吐出ボート23a、よりポンプ内室27内に吐
き出された燃料は連通穴4aを通って吐出パイプ33に
送られる。この燃料圧送系路に生じる流体損失は僅かな
ものであり、ボンフ内室27と28の圧力をほぼ等しく
保つことができる。上記以外の構成は、第1図図示の構
成と同じである。
次に、第9.10,11.12図は本発明になるポンプ
装置の第3実施例の構成を示し、第9図は本発明ポンプ
装置を通用した燃料ポンプの第3実施例の全体構成を示
す縦断面図、第10図はインペラの平面図、第11図は
カップリングの斜視図、第12図はポンプカバー2に打
ち込まれたインペラシャフト部の一部断面図で、インペ
ラ1には軸受102が取付けられており、ポンプカバー
2に固定れたインペラシャフト100に滑動方向、回転
方向自在に取付けられている。インペラシャフト100
にはポンプ内室27と28を導通する連通穴100a、
100bが設けられている。インペラ1には連通口1d
が設けられ、その一部はモータ回転軸4に固定されたカ
ンプリング101の継手101aと緩く嵌合している。
装置の第3実施例の構成を示し、第9図は本発明ポンプ
装置を通用した燃料ポンプの第3実施例の全体構成を示
す縦断面図、第10図はインペラの平面図、第11図は
カップリングの斜視図、第12図はポンプカバー2に打
ち込まれたインペラシャフト部の一部断面図で、インペ
ラ1には軸受102が取付けられており、ポンプカバー
2に固定れたインペラシャフト100に滑動方向、回転
方向自在に取付けられている。インペラシャフト100
にはポンプ内室27と28を導通する連通穴100a、
100bが設けられている。インペラ1には連通口1d
が設けられ、その一部はモータ回転軸4に固定されたカ
ンプリング101の継手101aと緩く嵌合している。
。
上記以外の構成は、第1図に示す第1実施例の構成と同
じである。
じである。
上記第3実施例の作動について説明すると、インペラ1
は、アーマチュア12が回転を始めるとカップリング1
01、継手101aを回転し、ポンプ作用を行なう。吐
出ボート23aよりポンプ内室27へ圧送された燃料は
インペラシャフト′100の連通穴100a、100b
を通してポンプ内室28へ送られ、吐出ボート23bか
ら送られた燃料と合流し、吐出口31を通してモータ内
部d。
は、アーマチュア12が回転を始めるとカップリング1
01、継手101aを回転し、ポンプ作用を行なう。吐
出ボート23aよりポンプ内室27へ圧送された燃料は
インペラシャフト′100の連通穴100a、100b
を通してポンプ内室28へ送られ、吐出ボート23bか
ら送られた燃料と合流し、吐出口31を通してモータ内
部d。
30へ送られる。この場合、燃料がポンプ内室27から
28へ送られる糸路(連通穴1003.100b)にお
いて圧…はほとんどなく、ポンプ内室27と28の圧力
のバランスを保つことができる。
28へ送られる糸路(連通穴1003.100b)にお
いて圧…はほとんどなく、ポンプ内室27と28の圧力
のバランスを保つことができる。
また、前述した3つの実施例においては、ポンプの段数
がすべて2段であったが、インペラ径を大きくすること
により、羽根溝を3段以上にすることも可能である。
がすべて2段であったが、インペラ径を大きくすること
により、羽根溝を3段以上にすることも可能である。
(本発明の効果)
本発明においては、インペラの外周側に配設された両羽
根再生ポンプのポンプ作用と内側に配設された片羽根再
生ポンプのポンプ作用が直列的に相加わって流体を圧送
するため、すなわち、第1と第2のポンプ部分が直列接
続されているため、例えば吐出圧が△Pだけ上昇したと
すると、その上昇分を前記2つのポンプで受けるため、
夫々のポンプに加わる負荷は小さくなる。従って、圧力
の上昇による流量の低下を1つのポンプによる場合より
小さくすることができる。また、夫々のポンプの昇圧が
1段ポンプの場合より低いために、サイドクリアランス
を大きくとることができ、製作が容易になるという効果
がある。また、インペラの外周端のみに羽根溝を設けた
従来ポンプに比べるとインペラの外径を小さくすること
ができるという効果もある。
根再生ポンプのポンプ作用と内側に配設された片羽根再
生ポンプのポンプ作用が直列的に相加わって流体を圧送
するため、すなわち、第1と第2のポンプ部分が直列接
続されているため、例えば吐出圧が△Pだけ上昇したと
すると、その上昇分を前記2つのポンプで受けるため、
夫々のポンプに加わる負荷は小さくなる。従って、圧力
の上昇による流量の低下を1つのポンプによる場合より
小さくすることができる。また、夫々のポンプの昇圧が
1段ポンプの場合より低いために、サイドクリアランス
を大きくとることができ、製作が容易になるという効果
がある。また、インペラの外周端のみに羽根溝を設けた
従来ポンプに比べるとインペラの外径を小さくすること
ができるという効果もある。
また、本発明においては、インペラの中央部に円板状の
突出部を形成し、この突出部の外周側に内羽根溝を設け
、この内羽根溝の周囲に内流路が形成されており、イン
ペラが回転すると内羽根溝部に第7図図示の矢印Zで示
す力が外方に向かって生じるため、インペラがポンプカ
バー2あるいはエンドフレーム3により接触しにくくな
り、より大きな力が生じ、外乱に対しても強くなってお
り、より効率が高いという効果が大である。
突出部を形成し、この突出部の外周側に内羽根溝を設け
、この内羽根溝の周囲に内流路が形成されており、イン
ペラが回転すると内羽根溝部に第7図図示の矢印Zで示
す力が外方に向かって生じるため、インペラがポンプカ
バー2あるいはエンドフレーム3により接触しにくくな
り、より大きな力が生じ、外乱に対しても強くなってお
り、より効率が高いという効果が大である。
なお、回転軸4内に貫通穴4aを設け、ポンプ内室27
と吐出パイプ33を直接導通することにより、燃料圧送
系路における圧損をなくし、ポンプ内室27と28の圧
力バランスをほぼ等しく保つことができるという効果が
ある。
と吐出パイプ33を直接導通することにより、燃料圧送
系路における圧損をなくし、ポンプ内室27と28の圧
力バランスをほぼ等しく保つことができるという効果が
ある。
また、インペラ1に軸受102を取付け、ポンプカバー
2に固定されたインペラシャフト100にインペラを取
付け、インペラシャフト100にばポンプ内室27と2
8を導通ずる連通穴100a、100bを設け、インペ
ラ1には連通口1dを設け、その一部をモータ回転軸4
に固定されたカップリング101の継手101aと緩<
嵌合させることにより、燃料がポンプ内室27から28
へ送られる糸路(連通路100a、100b)において
圧損はほとんどなく、ポンプ内室27と28の圧力のバ
ランスを保つことができるという効果がある。
2に固定されたインペラシャフト100にインペラを取
付け、インペラシャフト100にばポンプ内室27と2
8を導通ずる連通穴100a、100bを設け、インペ
ラ1には連通口1dを設け、その一部をモータ回転軸4
に固定されたカップリング101の継手101aと緩<
嵌合させることにより、燃料がポンプ内室27から28
へ送られる糸路(連通路100a、100b)において
圧損はほとんどなく、ポンプ内室27と28の圧力のバ
ランスを保つことができるという効果がある。
第1図は本発明になるポンプ装置を車両用燃料ポンプに
適用した場合の第1実施例の構成を示す縦断面図、第2
図は第1図図示装置におけるインペラの平面図、第3図
は第1図図示のA−A線に沿う断面図、第4図は第3図
図示のB−B線に治国は本発明第1実施例の特性図、第
7図は第1図図示の本発明第1実施例における第2のポ
ンプ部の部分断面図、第8図は本発明になるポンプ装置
の第2実施例の年4≠だ考坤牢み4構成を示す縦断面図
、第9図は本発明になる第3実施例を適用した燃料ポン
プの全体構成を示す縦断面図、第10図は第9図図示の
本発明第3実施例におけるインペラの平面図、第11図
は第9図図示の本発明第3実施例におけるカップリング
の斜視図、第12図は第9図図示の本発明第3実施例に
おけるインペラシャフトの断面図で、図中同一符号は同
−又は均等部分を示す。 ■・・・インペラ、2・・・ポンプカバー、3・・・エ
ンドプレーム、4・・・回転軸、1c・・・第1ポンプ
部の外羽根溝、la,1b・・・第2ポンプ部の内羽根
溝、5・・・外流路、6・・・吸入口、22a、22b
・・・連通路、21a、21b−内流路、23a、23
b・・・吐出ポート、32・・・仕切部、5o・・・仕
切部、27゜2日・・・ポンプ内室、1d・・・連通口
、31・・・吐出口1.12・・・モータのアーマチュ
ア、32”・・・吐出流路、33・・・吐出パイプ、4
a・・・シャフト4内の連通穴、 dloo・
・・インペラシャフト、100a、100b・・・連通
穴、101・・・カップリング、101a・・・カンプ
リングの継手、1d・・・連通口。
適用した場合の第1実施例の構成を示す縦断面図、第2
図は第1図図示装置におけるインペラの平面図、第3図
は第1図図示のA−A線に沿う断面図、第4図は第3図
図示のB−B線に治国は本発明第1実施例の特性図、第
7図は第1図図示の本発明第1実施例における第2のポ
ンプ部の部分断面図、第8図は本発明になるポンプ装置
の第2実施例の年4≠だ考坤牢み4構成を示す縦断面図
、第9図は本発明になる第3実施例を適用した燃料ポン
プの全体構成を示す縦断面図、第10図は第9図図示の
本発明第3実施例におけるインペラの平面図、第11図
は第9図図示の本発明第3実施例におけるカップリング
の斜視図、第12図は第9図図示の本発明第3実施例に
おけるインペラシャフトの断面図で、図中同一符号は同
−又は均等部分を示す。 ■・・・インペラ、2・・・ポンプカバー、3・・・エ
ンドプレーム、4・・・回転軸、1c・・・第1ポンプ
部の外羽根溝、la,1b・・・第2ポンプ部の内羽根
溝、5・・・外流路、6・・・吸入口、22a、22b
・・・連通路、21a、21b−内流路、23a、23
b・・・吐出ポート、32・・・仕切部、5o・・・仕
切部、27゜2日・・・ポンプ内室、1d・・・連通口
、31・・・吐出口1.12・・・モータのアーマチュ
ア、32”・・・吐出流路、33・・・吐出パイプ、4
a・・・シャフト4内の連通穴、 dloo・
・・インペラシャフト、100a、100b・・・連通
穴、101・・・カップリング、101a・・・カンプ
リングの継手、1d・・・連通口。
Claims (3)
- (1)ポンプ室内で回転するインペラ(1)を持つポン
プ装置であって、前記インペラ(1)は、円板状の形状
を有すると共に中心部が回転軸(4)に連結され、かつ
、前記インペラ(1)の外周部に設けられた外羽根溝(
1c)を有し、前記インペラ(1)の外周部とポンプ室
壁との間で再生ポンプを構成しており、この再生ポンプ
を第1のポンプ部とし、前記インペラ(1)の中央両側
面に前記回転軸(4)と同心の円板状の突出部を形成し
、この円板状の突出部の外周部に内羽根溝(1a,1b
)を設け、前記ポンプ室壁との間で片羽根式再生ポンプ
を構成しており、この再生ポンプを第2のポンプ部とし
、前記第1のポンプ部及び前記第2のポンプ部が直列に
連なっていることを特徴とするポンプ装置。 - (2)前記回転軸(4)内に貫通孔(4a)を設け、ポ
ンプ内室(27)と吐出パイプ(22)を直接導通する
ようにしてことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載のポンプ装置。 - (3)前記インペラ(1)に軸受(102)を取付け、
ポンプカバー(2)に固定されたインペラシャフト(1
00)に前記インペラ(1)を取付け、前記インペラシ
ャフト(100)には前記ポンプ内室(27)とポンプ
内室(28)を導通する連通穴(100a,100b)
を設け、その一部を前記モータ回転軸(4)に固定され
たカップリング(101)の継手(101a)と緩く嵌
合させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
のポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22551884A JPS61104190A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22551884A JPS61104190A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | ポンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61104190A true JPS61104190A (ja) | 1986-05-22 |
Family
ID=16830563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22551884A Pending JPS61104190A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | ポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61104190A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5372475A (en) * | 1990-08-10 | 1994-12-13 | Nippondenso Co., Ltd. | Fuel pump |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738693A (en) * | 1980-04-15 | 1982-03-03 | Shiyubainfuruta Furiidoritsuhi | Horizontal channel type pump |
JPS58222997A (ja) * | 1982-06-21 | 1983-12-24 | Nippon Denso Co Ltd | ポンプ装置 |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP22551884A patent/JPS61104190A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738693A (en) * | 1980-04-15 | 1982-03-03 | Shiyubainfuruta Furiidoritsuhi | Horizontal channel type pump |
JPS58222997A (ja) * | 1982-06-21 | 1983-12-24 | Nippon Denso Co Ltd | ポンプ装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5372475A (en) * | 1990-08-10 | 1994-12-13 | Nippondenso Co., Ltd. | Fuel pump |
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