JPS61103827A - 新規な免疫調節剤およびその調製方法 - Google Patents

新規な免疫調節剤およびその調製方法

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JPS61103827A
JPS61103827A JP60203244A JP20324485A JPS61103827A JP S61103827 A JPS61103827 A JP S61103827A JP 60203244 A JP60203244 A JP 60203244A JP 20324485 A JP20324485 A JP 20324485A JP S61103827 A JPS61103827 A JP S61103827A
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JP
Japan
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diethyldithiocarbamate
drug
preparation
purified
aqueous medium
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Pending
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JP60203244A
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English (en)
Inventor
ルネ マリー ルイ ギイ ブジナツク ド ラ バステイド
クロード ジヤン シヤルボニエ
ミルスア ミユツセ
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Institut Merieux SA
Original Assignee
Institut Merieux SA
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/325Carbamic acids; Thiocarbamic acids; Anhydrides or salts thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規な調節剤に関し、更に詳しくは、免疫刺
激剤および該薬剤の製造法に関する。
従来の技術 無機チオーノペ特にジエチルジチオカルバミン酸ナトリ
ウム(DTC)は、すでにフランス国特許第2.269
.960号に新規免疫刺激剤として記載されている。ジ
エラール ルノー(Gerard Renoux)によ
り促され、行なわれたいくつかの研究により、免疫調節
剤としてのDTCの重要性が確認されてきた。そしてい
くつかのDTCの薬理学上の特徴が研究され、かなり広
い治療上の適用範囲が示唆された。これついては参考文
献として、以下のものを挙げることができる。
−ジェラール ルノーはか:「ハツカネズミおよびヒト
におけるDTCの免疫薬理学」(「免疫調節剤および生
体応答緩和剤J、P、j13〜132)(1982)、
エルゼニアーバイオメジカルプレス、(GerardR
enoux at al、  Immunopharm
acology of DTCinmice  and
  men、    Immunomodulator
y  Drugs  andModifiers of
 the Biological Re5ponse、
 BlsenierBiomedicalPress、
 pp 113−132.1982)。
−ジェラール ルノー他:「ジエチルチオカルバミン酸
ナトリウム(イムチオール)と癌」、(「人癌腫学およ
び免疫学における生体応答緩和剤l、)−マス クライ
ン、スチーブン スベクター、バーマン フリートマン
および一アシドルセントリバニル組集、 P、 223
−239) (1983)、プレナムパブリッシングコ
ーポレーション、(Gerard Renoux et
 al、Sodium diethyldithioc
arbamate(Imuthiol) and Ca
ncer、 Biological Response
Modifiers  in  )Iuman  []
ncology  and  Immunology。
ad、 by Thomas Klein、 5tev
en 5pecter、 HermanFriedma
n and AndorSzentlvanyl、 P
lenum PublishingCorporati
on、 pp 223−239.1983)。
−ジェラール ルノー=「投薬理学および免疫治療にお
ける最近の進歩」(「腫瘍免疫学における最近の進歩:
腫瘍抗原に対するオンコジーン」。
5月号、 13−15) (1984)1.  アナカ
ブリ(Gerard Remoux。
Recent Advances in Immuno
pharmacology andImmunothe
rapy、 Recent Advances in 
TumorImmunology:  Oncogen
es to Tumor Antigens。
Anacapri、May13−15.1984)。
これらの様々な研究は、感染症あるいは併発症、自己免
疫疾患、腫瘍さらにご般的に正常な免疫応答の劣化に関
するかもしくはそれを引き起こす、様々の状態における
DTCの重要性を立証してきた。
しかし、事実上、上記研究に適用されたジエチルジチオ
カルバミン酸塩は、純物質とはほど遠く、高い割合で種
々の不純物、特に赤味がかった毒性の汚染物質を含んで
いた。
そこで、市販のDTCを精製する試みがなされ、有機溶
媒を用いて精製された調製物を使用してさらに研究が行
なわれた。チャールズ フレデリック コーク(cha
rles Frederick [:orke)による
「Bセルに使用するTセルサブセットまたはTセルサブ
セットおよびリューマチ様関節炎における治療上のパラ
メーターへのジエチルジチオカルバミン酸塩の影響J 
(T Ca1l 5ubsets functioni
ng BCells  and  the  Infl
uence  of  diethyldithioc
albamateon T Ce1l 5ubsets
 and clinical parameters 
inRheumatoid Arthritis)  
[1983年9月、ロンドン大学リューマチ病学部セン
トバーソロミュー病院における学位論文草稿であり、掲
載あるいは出版されなかった。〕に記載されるように、
DTCを精製することにり、その毒性は大幅に減少する
ことがわかった。
しかしながら、この様に精製されたDTC調製物は、な
お高い割合で不純物を含んでいることがわかり、その毒
性は、薬剤に敏感な患者、特に子供および幼児の治療に
おいて無視できないと考えるのが妥当である。
より精製され凍結乾燥されたDTCを用いたハッカネズ
ミ、ドブネズミおよび犬における毒性の測定においても
、実験に用いられた動物における毒性の減少が示された
。これについてはジェラール ルノー、[ジエチルジチ
オカルバミン酸塩(DTC)の免疫薬理学および薬理学
」(Immunopharmacologie et 
pharmacologie duDiethuyld
ithiocarbamate(DTC)) 、(ジャ
ーナルオブ 77 ル? :l Clジー(J、Pha
rmacol、、 19g2゜13(Suppl、 I
)、 95−134]を参照のこと。
発明が解決しようとるす問題点 従って、本発明の目的は、有効な投与量におい    
  1て、子供および幼児を含むすべての患者に用いる
ことができる、新規なりTCを主成分とする薬剤を提供
することにある。
本発明の別の目的は、広い活性スペクトルを持ち、子供
および幼児における免疫不全に関連した疾患および特に
膵臓線維症、再発性呼吸感染症、若年性多発関節炎およ
び若年性喉頭乳頭腫症等の予防または治療に有効な薬剤
を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、後天性免疫不全症候群(A
IDS)およびそれに関連する症候群(ARC)の予防
または治療に有効な薬剤を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、成人の自己免疫疾患、特に
、多発性リューマチ様関節炎、全身紅斑性狼瘡および慢
性気管支炎、ベーチェット病、鳥網網膜症(bird 
5hot retinopathy)あるいは一般的に
老人の免疫不全症の予防もしくは治療の場合において、
格別活性のある薬剤を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、本発明による薬剤の調製の
ための、ジエチルジチオカルバミン酸塩、特にジエチル
ジチオカルバミン酸ナトリウのfi製製法法提供するこ
とにある。
問題点を解決するための手段 本発明の趣旨は、純粋なジエチルジチオカルバミン酸塩
(DTC)調製物を含む新規な薬剤を提供することにあ
り、その特徴は、水性媒質中に溶解することにより精製
されることにある。
本発明による薬剤は、好ましくは水性媒質中への溶解に
よる精製が以下に述べるような方法に従って行なわれる
ことで特徴付けられる。
本発明による薬剤は、好ましくは口径投与あるいは静脈
注射によって投薬し得る。
口径投与の場合、その薬剤は好ましくは胃保護カプセル
の形で調剤される。驚くべきことに、従来公知のジエチ
ルジチオカルバミン酸ナトリウム調製物から調製された
カプセルの外観および色が変化し時間と共に分解するよ
うな、一般的保存温度においても、このカプセルは外観
および色において安定なままである。
静脈注射による投薬の場合、本発明による調製物は好ま
しくは凍結乾燥され、特別な溶媒に溶解し得るようにな
っている。
好ましい1回の径口投薬量は、成人に対して125mg
、子供に対して50mgである。凍結乾燥ビンに1度に
入れられる量は約125mgおよび500mgであるこ
とが好ましい。
投薬された器官への効果は、投薬量依存性ではない。し
かしながら、経口投薬治療に用いられる量は、・子供お
よび成人に対して1週間に体重IKgあたり約10++
+gの量が好ましく、静脈注射による投薬量は、1週間
に体重IKgあたり約5mgの量が好ましい。毎週の投
薬は1度で施すことが好ましい。
本発明による薬剤は、すべてのタイプの疾病における免
疫活性の回復もしくは外科治療による併発症におけ乙免
疫活性の回復、慢性もしくは再発性の疾患、特に抗抗生
物質性結核、ショック、外債性全身障害あるいはやけど
による敗血性併発症の治療;癌、リューマチ様関節炎お
よび全身紅斑性狼唐、AIDS、そして特に子供におけ
る膵11M線維症、再発性呼吸感染症、若年性多発関節
炎およびAIDSにおける免疫刺激に用いることが可能
である。
本発明のもう1つの目的は、この薬剤の調製方法を提供
することにあり、その方法は、市販のDTCを水性媒質
中に溶解し、好ましくは通常の濾過による精製後滅菌膜
を通して濾過することにより滅菌し、次いで40℃以下
の温度で凍結乾燥することにより、DTCを回収するこ
とを特徴とする。さらに水性相での取り扱いは、24時
間以内であることが好ましい。
DTCは、水性媒質中で加水分解され、自然に分解する
ものであり、この事実は、現在まで水を用いることを含
む方法により生成物を精製するという企てを思い止まら
せてきたが、本発明の方法によれば、非常に高純度のD
TCが得られることが見い出された。
不純物を有する市販のDTC調製物は、例えば    
115分間、攪拌しながら十分な量の水に溶解し、その
後、好ましくは、まず焼結ガラスでできた、孔径150
〜250ミクロンの薄膜を通すことにより不純物を取り
除き、さらに0,2ミクロンの滅菌用薄膜を通す。この
溶液は次に40℃以下の温度で凍結乾燥される。経口投
与を目的とする調製物は、その後再度水和され、さらに
、望ましい粒径とするために湿式造粒処理される。しか
る後、その薬剤は経口投与用に調剤され得る。
静脈注射による投与を目的とする調製物の場合は、治療
に用いられるバイアル内で直接凍結乾燥される。
実施例 その他の本発明の利点および特徴は、以下の実施例に基
づく説明により明らかになるであろう。
しかし本発明は、以下の実施例になんら制限されない。
実施例1−市販されているジエチルジチオカルバミン酸
塩調製物の精製 出発物質はタレフェノート社(cLεVENOT Co
mpany)〔ドイツ連邦共和国、ダルムシュタッ) 
(Oarmstadt) 〕製のジエチルジチオカルバ
ミン酸ナトリウムである。この調製物は、以下の物理的
特徴を有する二色  −白っぽく、黄色あるいはピンク
に変色しやすい 水和度 ;23〜25%。
13Kgの調製物を、容積50βの純粋で、かつ発熱性
物質を除いた水に導入する。容器および攪拌器の材料は
、金属性物質を含まない。溶解は、室温下約15分間で
終了する。
その後、この溶液を、孔径約200ミクロンの焼結ガラ
ス薄膜に通すことにより不純物を取り除く。
この操作は確実に周囲温度に維持し、30分で行う。
しかる後、不純物を除去した溶液は孔径0.2ミクロン
の滅菌薄膜を通して滅菌する。
この濾過は、約30〜60分を要する。
次に、濾液を最終温度が40℃を越えない温度で減圧下
に凍結乾燥する。この凍結乾燥操作は、約48時間かか
る。
上記操作により、10Kgの凍結乾燥品が得られる。
この凍結乾大そ品を再度水和し、イ兄式造粒して、粒径
約800ミクロンの顎粒を得る。
実施例2−調剤 その後、上記操作によって術られた物質を50mgおよ
び125mg人カプセルとして調剤する。
静脈注射に用いられる調製物は、治療に使用するために
用いるフラスコ内で直接上記凍結乾燥を行う。
溶解に用いる液状溶媒は、以下の物質を含有するニ リン酸二水素ナトリウム。
〜aHzP 04 ・2 H2O1,00gリン酸ニ酸
二リウム。
Na2HP 04 ・12H203,70g塩化ナトリ
ウム、   Na1l      8.00 gエチレ
ンジアミン四酢酸ナトリウム。
C+oH+<NJa208 ・  2 ト120   
  0.50  g調製物注射用水: 全体を1010
0Oとするのに必要な量 NaOH:PHを7に調整するのに十分な量実施例3−
膵臓線維症の治療 (6ケ月投与後の結果、投薬量10mg 7Kg 7週
)被投薬者No、 l、出生日(DB)1968年7月
17日冬期の頻繁なブドウ球菌による肺の二次感染。
これまでのところ、この病型は何の問題もなく進行して
きた。DTCの投薬は1983年、4月に開始された。
1983年から1984年にかけての冬期、二次感染は
起らなかった。1984年6月、ブドウ球菌による重感
染および一呼吸性発声困難が頻発し、これは、テオフィ
リン(Theophylline)によって治癒した。
1年間で被投薬者の体重は50Kgから53.800K
gに増加した。
被投薬者No、 2、出生日(DB)1983年8月3
1日兄第が、13歳で膵臓線維症により死亡している。
この対象は、P、アエルギノーサ(P、 aerugi
nosa)       ’による慢性二次感染により
主として肺を患っていた。DTCの投薬は1983年6
月に始められた。現在、肺機能の点では安定しているが
、痰に含まれるP、アエルギノーサの量は変化していな
い。被投薬者の体重は28.500にgから34Kgに
増加した。
被投薬者No、 3、出生日(DB)1971年7月1
5日病型は、冬期の肺二次感染に限られていた。
DTCの投薬は1983年9月に始められた。冬期に肺
の二次感染は見ろれなかった。1年間で、被投薬者の体
重は32.800Kgから37Kgに、身長は1.42
 mから1.=18mにそれぞれ増加した。
被投薬者No、 4、出生日(DB>1978年8月1
9日断続的な冬期の肺疾患。DTCの投薬は1983年
9月に始められた。冬期に肺の二次感染は見られなかっ
た。体重16 K g 。
被投薬者No、 5、出生日(DB)1978年2月2
5日現在、良性の病型となった鼻咽頭炎。身長はよく伸
びた。DTC投薬は1983年10月に始められた。
被投薬者No、 5、出生日<、 D B ) 196
0年1歳の時は、膵臓線維症と診断され、1978年ま
で良く持ちこたえた。その時以来、重度のブドウ球菌二
次感染を伴った肺機能不全の段階的悪化を示していた。
DTC投薬は、1983年12月に始められた。菌叢に
重大な変化はなかった。被投薬者の体重は47Kgから
50Kgに増加した。
被投薬者No、 7、出生日(DB)1973年10月
13日冬期肺感染および生体的硬変を伴わない肝肥大。
DTC投薬治療を始めて以来、重感染もしくは耳鼻咽喉
症(ORL (oto−rhino−1aryngea
l))の兆11芙は見られなかった。身長および体重は
きわめて増′加した。
被投薬者No、 3、出生日(DB)1970年9月2
4日非常に進行した慢性P、アエルギノーサ肺二次感染
の病型。すべての抗生物質において効果がなかった。D
TC投薬は1984年1月に始められた。
それ以来、病状は停滞した。体重28 K g 。
被投薬者No、 9、 病気は15年間以上も進行してきた。P、アエルギノー
サによる肺二次感染は、ペフロキサンン(Peflox
acin)によって治療された。DTC投薬は、198
3年12月に始められた。DTCによる治療開始以来突
然2種の疾病が発病し、セッサロジン(cefsulo
dine)  による潅注が必要であった。2種の疾病
の発病を除けば症状は安定した。しかし、DTCが有効
か否かを決定することは困難であった。
これらの実施例は、本発明による薬剤が、良好に併発症
を制御し、かなり身長および体重を増加させることを示
す。
実施例4−AIDSに関連する併発症(ARC)の治療 抑制されない試験的試みが十分に知らされた男性患者に
おいて行なわれた。1週間当りの投薬量っ      
け5〜lomg / Kgであり、治療は3〜6ケ月間
行なった。結果を以下に示す。
ARC患者におけるT、”PBL(末梢血リンパ球)A
RC患者にふけるT、+P B L AR’C患者におけるE−ロゼツト ARC患者におけるDCH(遅延型細胞過敏症)DCH
指数 免疫学上のパラメータの調査およびすべての患者によっ
て指摘された治療上の改善に示される様に、これらの結
果は、本発明による薬剤の有益な効果を表わしている。
さらに本発明による薬剤は、免疫不全(Tリンパ球不全
を含む)の治療に有用であると?&信する。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)精製されたジエチルジチオカルバミン酸塩調整物
    を含む薬剤であって、該ジエチルジチオカルバミン塩酸
    塩は、水性媒質中に溶解することにより精製されたもの
    であることを特徴とする上記薬剤。
  2. (2)上記ジエチルジチオカルバミン酸塩がジエチルジ
    チオカルバミン酸ナトリウムであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の薬剤。
  3. (3)胃保護カプセルの形状に調剤されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項記載の薬剤。
  4. (4)上記カプセルは、125mgもしくは50mgの
    薬剤を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の薬剤。
  5. (5)ビン内で凍結乾燥されることにより調剤されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の薬剤。
  6. (6)以下の疾患もしくは症候群:膵臓線維症、再発性
    呼吸疾患、若年性多発関節炎、若年性喉頭乳頭腫症、リ
    ューマチ様関節炎、全身紅斑性狼瘡、慢性もしくは再発
    性疾患、敗血性併発症、慢性気管支炎、鳥網網膜症およ
    びTリンパ球不全を含む一般的免疫不全の予防または治
    療および免疫刺激に用いられることを特徴とする特許請
    求の範囲第1〜5項のいずれか1項に記載の薬剤。
  7. (7)エイズ関連併発症を含む、エイズの予防または治
    療に用いられることを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    5項のいずれか1項に記載の薬剤。
  8. (8)精製されたジエチルジチオカルバミン酸塩を含む
    薬剤を調製する方法であって、該ジエチルジチオカルバ
    ミン酸塩を水性媒質に溶解することにより精製すること
    を特徴とする上記方法。
  9. (9)市販のジエチルジチオカルバミン酸塩調整物を、
    以下の工程: (a)市販のジエチルジチオカルバミン酸塩を水性媒質
    に溶解する、 (b)得られる溶液を、滅菌用薄膜により濾過する、 (c)ジエチルジチオカルバミン酸塩を回収するにより
    処理することを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の
    方法。
  10. (10)前記滅菌濾過に先だって、不純物を取り除く為
    の濾過を行うことを特徴とする特許請求の範囲第9項記
    載の方法。
  11. (11)市販のジエチルジチオカルバミン酸塩調整物十
    分な量の水に、攪拌を行いながら溶解し、150〜25
    0ミクロンの孔径を有する薄膜により不純物を取り除く
    為の濾過を行い、次に0.2ミクロンの孔径を有する薄
    膜により、滅菌濾過を行い、しかる後に、40℃以下の
    温度下で凍結乾燥することを特徴とする特許請求の範囲
    第10項記載の方法。
  12. (12)上記水性媒質が水であることを特徴とする特許
    請求の範囲第8〜11項のいずれか1項に記載の方法。
JP60203244A 1984-10-26 1985-09-13 新規な免疫調節剤およびその調製方法 Pending JPS61103827A (ja)

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FR8416393 1984-10-26

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