JPS61101982A - 摺動接点装置 - Google Patents
摺動接点装置Info
- Publication number
- JPS61101982A JPS61101982A JP22236384A JP22236384A JPS61101982A JP S61101982 A JPS61101982 A JP S61101982A JP 22236384 A JP22236384 A JP 22236384A JP 22236384 A JP22236384 A JP 22236384A JP S61101982 A JPS61101982 A JP S61101982A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- slip ring
- sliding contact
- alloy material
- brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、摺動接点装置に係り、特にそれを構成するブ
ラシとコンミテータ又はスリップリングの材料に関する
。
ラシとコンミテータ又はスリップリングの材料に関する
。
(従来技術と問題点)
従来の摺動接点装置は、Au30〜50重量%,Ag2
0〜40重量%、P、d20〜40重量%の合金材料に
て構成したブラシと、Ag−Cu3〜12重量%−Cd
O,5〜10重量%の合金材料にて構成したコンミテー
タ又はスリップリングとを組合わせて成るものである。
0〜40重量%、P、d20〜40重量%の合金材料に
て構成したブラシと、Ag−Cu3〜12重量%−Cd
O,5〜10重量%の合金材料にて構成したコンミテー
タ又はスリップリングとを組合わせて成るものである。
ところで、この摺動接点装置ではブラシが、コンミテー
タ又はスリップリングとの摺動時に摩耗し易くノイズ発
生の原因となっていた。
タ又はスリップリングとの摺動時に摩耗し易くノイズ発
生の原因となっていた。
一方、コンミテータ又はスリップリングは、ブラシとの
摺動時、粘着性が高く耐摩耗性に劣るものであった。
摺動時、粘着性が高く耐摩耗性に劣るものであった。
(発明の目的)
本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたものであり
、ブラシの摩耗を抑え、コンミテータ又はスリップリン
グの耐摩耗性を向上させた摺動接点装置を提供せんとす
るものである。
、ブラシの摩耗を抑え、コンミテータ又はスリップリン
グの耐摩耗性を向上させた摺動接点装置を提供せんとす
るものである。
(発明の構成)
本発明の摺動接点装置は、Au30〜50重量%。
A g 20〜40重量%、Pd20〜40重量%の合
金材料にて構成したブラシと、Ag中にCuを3〜12
重量%とCdを0.5〜10重量%と、Nb、In、B
aの少なくとも1種を0.5〜io@1%添加して成る
合金材料にて構成したコンミテータ又はスリップリング
とを組合わせて成るものである。
金材料にて構成したブラシと、Ag中にCuを3〜12
重量%とCdを0.5〜10重量%と、Nb、In、B
aの少なくとも1種を0.5〜io@1%添加して成る
合金材料にて構成したコンミテータ又はスリップリング
とを組合わせて成るものである。
尚、コンミテータ又はスリップリングを構成する合金材
料に添加される元素の一部をo、oi〜0.5重量%の
範囲でFe族元素(Fe、Co、Ni)に置換しても良
いのである。
料に添加される元素の一部をo、oi〜0.5重量%の
範囲でFe族元素(Fe、Co、Ni)に置換しても良
いのである。
本発明の摺動接点装置に於いて、ブラシを従来のブラシ
ト同じA u 30〜50ffi、i %、 A g
20〜40重量%、Pd20〜40重量%の合金材料に
て構成した理由は、優れた耐食性を活かすためである。
ト同じA u 30〜50ffi、i %、 A g
20〜40重量%、Pd20〜40重量%の合金材料に
て構成した理由は、優れた耐食性を活かすためである。
コンミテータ又はスリップリングを、Ag中に3〜12
重量%のCu及び0.5〜10重量%のCdを添加する
以外にNb、In、Baの少なくとも1種を0.5〜1
0重量%添加して成る合金材料にて構成した理由は、ブ
ラシとの摺動時の粘着性を抑えて耐摩耗性を向上すべく
潤滑剤となる酸化物を適量発生させる為で、0.5重量
%未満では酸化物の発生量が少なくて潤滑剤としての効
果を発揮できず、10重量%を超えると酸化物の発生量
が多くなり、接触抵抗が高くなり、その上不安定となる
ものである。
重量%のCu及び0.5〜10重量%のCdを添加する
以外にNb、In、Baの少なくとも1種を0.5〜1
0重量%添加して成る合金材料にて構成した理由は、ブ
ラシとの摺動時の粘着性を抑えて耐摩耗性を向上すべく
潤滑剤となる酸化物を適量発生させる為で、0.5重量
%未満では酸化物の発生量が少なくて潤滑剤としての効
果を発揮できず、10重量%を超えると酸化物の発生量
が多くなり、接触抵抗が高くなり、その上不安定となる
ものである。
然して、コンミテータ又はスリップリングを構成する合
金材料に添加される元素の一部を、0.01〜0.5重
量%の範囲でFe族元素(Fe、Co。
金材料に添加される元素の一部を、0.01〜0.5重
量%の範囲でFe族元素(Fe、Co。
Ni)に置換した場合には、結晶粒を微細化できて更に
耐摩耗性を向上できるもので、0.01重量%未満では
結晶粒微細化の効果を現われず、0.5重量%を超える
と、潤滑剤として作用する酸化物の障害となるものであ
る。
耐摩耗性を向上できるもので、0.01重量%未満では
結晶粒微細化の効果を現われず、0.5重量%を超える
と、潤滑剤として作用する酸化物の障害となるものであ
る。
(実施例及び従来例)
Au40重量%−A g 30重量%−Pd30重量%
の合金材料より成る線径0.7n+のブラシ線材を各々
長さ8fiに切断し、2本並列させて一端を幅10n、
1長さ13fi、厚さ0.2mの合材に熔
接し、他端に2Rの円弧状の接触部を曲成してブラシを
作った。
の合金材料より成る線径0.7n+のブラシ線材を各々
長さ8fiに切断し、2本並列させて一端を幅10n、
1長さ13fi、厚さ0.2mの合材に熔
接し、他端に2Rの円弧状の接触部を曲成してブラシを
作った。
一方下記の表の左欄に示す成分組成の実施例及び従来例
の合金材料により成る厚さ0.5fiの板材を打抜いて
直径50+nのスリップリングを作った。然してこれら
ブラシ及びスリップリングを夫々組合せて摺動接点装置
を作り、夫々ブラシをスリップリングに接触させ、スリ
ップリングを正逆回転させて下記の試験条件にて摺動試
験を行い、ブラシ及びスリップリングの摩耗量と接触抵
抗を測定した処、下記の表の右欄に示すような結果を得
た。
の合金材料により成る厚さ0.5fiの板材を打抜いて
直径50+nのスリップリングを作った。然してこれら
ブラシ及びスリップリングを夫々組合せて摺動接点装置
を作り、夫々ブラシをスリップリングに接触させ、スリ
ップリングを正逆回転させて下記の試験条件にて摺動試
験を行い、ブラシ及びスリップリングの摩耗量と接触抵
抗を測定した処、下記の表の右欄に示すような結果を得
た。
試験条件
電 流: 0.6A
電 圧:12V
負 荷:抵抗負荷
回転速度 :11000rp
周速度:120〜130m /m i n接触カニ 1
00g 摺動時間 ニア時間 (以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1〜4の摺動接点装置
のブラシとスリップリングは、夫々従来例1.2の摺動
接点装置のブラシとスリップリングに比し摩耗量が少な
く、接触抵抗は同等に低く安定していることが判る。こ
れはひとえに実施例1〜4の摺動接点装置のスリップリ
ングを構成している合金材料が摺動時にNb、In、B
aさらにはNi等の酸化物が発生し、この酸化物が潤滑
剤となり、耐摩耗性が向上し、また酸化物が軟らかいた
め、摺動作用により容易に除去され、スリップリングの
接触面は常に清浄となって接触抵抗が低く安定するから
に他ならない。特に実施例4の摺動接点装置のスリップ
リングが他の摺動接点装置のスリップリングに比べ摩耗
量がさらに少ないのは、スリップリングを構成している
材料にFe族元素が添加されて、その結晶粒が微細に分
散していて、耐摩耗性が向上しているからに他ならない
。
00g 摺動時間 ニア時間 (以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1〜4の摺動接点装置
のブラシとスリップリングは、夫々従来例1.2の摺動
接点装置のブラシとスリップリングに比し摩耗量が少な
く、接触抵抗は同等に低く安定していることが判る。こ
れはひとえに実施例1〜4の摺動接点装置のスリップリ
ングを構成している合金材料が摺動時にNb、In、B
aさらにはNi等の酸化物が発生し、この酸化物が潤滑
剤となり、耐摩耗性が向上し、また酸化物が軟らかいた
め、摺動作用により容易に除去され、スリップリングの
接触面は常に清浄となって接触抵抗が低く安定するから
に他ならない。特に実施例4の摺動接点装置のスリップ
リングが他の摺動接点装置のスリップリングに比べ摩耗
量がさらに少ないのは、スリップリングを構成している
材料にFe族元素が添加されて、その結晶粒が微細に分
散していて、耐摩耗性が向上しているからに他ならない
。
(発明の効果)
以上詳記した通り本発明の摺動接点装置は、従来の摺動
接点装置に比ベブラシとコンミテータ又はスリップリン
グの摩耗量が少なく、ノイズの発生が殆んどなく、また
接触抵抗についても同等に低く安定しているので、従来
の摺動接点装置にとって代わることのできる画期的なも
のと云える。
接点装置に比ベブラシとコンミテータ又はスリップリン
グの摩耗量が少なく、ノイズの発生が殆んどなく、また
接触抵抗についても同等に低く安定しているので、従来
の摺動接点装置にとって代わることのできる画期的なも
のと云える。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1) Au30〜50重量%,Ag20〜40重量%,
Pd20〜40重量%の合金材料にて構成したブラシと
、Ag中にCuを3〜12重量%と、Cdを0.5〜1
0重量%と、Nb,In,Baの少なくとも一種を0.
5〜10重量%添加して成る合金材料にて構成したコン
ミテータ又はスリップリングとを組合わせて成る摺動接
点装置。 2) コンミテータ又はスリップリングを構成する合金
材料に添加される元素の一部が0.01〜0.5重量%
の範囲でFe族元素に置換されていることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の摺動接点装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22236384A JPS61101982A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 摺動接点装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22236384A JPS61101982A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 摺動接点装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61101982A true JPS61101982A (ja) | 1986-05-20 |
Family
ID=16781168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22236384A Pending JPS61101982A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 摺動接点装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61101982A (ja) |
-
1984
- 1984-10-23 JP JP22236384A patent/JPS61101982A/ja active Pending
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