JPS61101782A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来例を第３□□□、第４図にて説明する。

１は冷蔵庫本体で内部を中仕切部２によって上下に区画
して冷凍室３と冷蔵室４を形成している。

そして、冷蔵庫本体１の背面にこれら両室を連通ずるダ
クト５を有し、送風機６によって冷却器７により冷却さ
れた冷気を冷凍室３及びダクト５を介して冷蔵室４へと
強制対流させている。

通常、このような冷気強制通風式の冷蔵庫における冷凍
室３の温度調節はサーモスタンド８が庫内の温度を感知
して運転−停止を行ない、冷蔵室４の温度調節はダクト
５出口部に備えたダンパーサーモスタット９が温度感知
してフラップ９−ａを開閉させることにより冷気対流量
を制御して行なう。

このような構成における冷蔵庫の場合、背面のダクトｓ
内は送風機６からの冷気及び冷却器子の影響によって運
転中は非常に冷却される。しかし運転停止時には冷蔵室
４内の暖気が、ダクト５内へと逆流上昇する、ここで特
に、冷蔵室４内の食品が水分を多く含んでいたり、扉１
０の開閉が頻繁であったり、又は扉１ｏに隙間が生じて
いた場合、この逆流暖気は非常に多湿となるため、ダク
トＳ内で結露する。そして、この結露水がある一定量以
上増えるとダクト出口部５−　ａより流出する０ しかしながら、ダクト出口部５−　ａには、風量調節す
るだめのフラップ９−　ａを備えたダンパーサーモスタ
ット９が保持具１１によりダクト出口部５−　ａの下方
に保持されているため、流出した結露水はダンパーサー
モスタット９の本体部へと流れ込むことになり、再冷却
運転時には、この結露水が凍結するため、ダンパーサー
モスタット９の動作不良による冷蔵室４内の過冷却や温
度調節不能を引き起こす危険性を含んでいた。

また、これに対処するためにデクｌ−５内に露受は部５
−ｂを設ける事も考えられているが、ダクト５内の通風
部に突出部を設けることになるため＋ｕ　１３減少から
冷却能力不足となる可能性もあり、ダクト６内の断面積
を大きくしたりする等の配慮が必要となっていた。しか
し、ダクト５の断面積をあまり大きくした場合には背面
の断熱材が薄くなることになり、消費電力量の増大や冷
蔵庫本体１の背面の露付き等の発生する可能性があり、
また、露受は部５−ｂＫ溜った水の排水や凍結防止用の
ヒータ等の設置の配慮も必要とし、コストアップ等の要
因となる欠点を有していた。

発明の目的 そこで本発明は、風量減少を引き起こすこともなく、ま
た、消費電力量の増大や大きなコストアップもなしに結
露水のダンパづ“−モスタノトへの流入を防止し、確実
な温度制御を行なうことを目的としている。

発明の構成 この目的を達成するために本発明は、ダク）の冷蔵室出
口開口部の幅を、ダンパーサーモスタット保持具の幅よ
り大きく形成するとともに、前記冷蔵室出口部下辺に堰
を設け、且つ前記堰の幅が前記ダンパーサーモスタンド
保持具の幅より大きな位置で前記堰の両端に切り欠きを
設けたことにより、ダンパーサーモスタットへの結露水
の流入を防止するものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を添付図面に従い説明する。尚、
図中の番号で従来例と一致するものについては従来例の
番号を使用する。

第１図、第２図において、１は冷蔵庫本体であり、内箱
１１と外箱１２と両箱間に充填された断熱材１３とその
開口部に設けた扉１ｏにより形成されている。そして、
本体１の内部は中仕切部２により冷凍室３．冷蔵室４に
区画され、背面にこれら両室に連通ずるダクト５を有し
ている。

また冷凍室３の奥部の内箱１２とコイルカバー１４間に
冷却器子、冷却器上部に送風機６をそれぞれ有している
。

ここで冷却運転時は、冷却器７からの冷気を送風機６に
よって対流させることで行なうが、冷凍室３はコイルカ
バ−１４上部に設けた吐出口１４−ａから冷気を吐出し
、コイルカバ−１４下部の吸込口１４−ｂにより吸入す
る。更に庫内の温度調節はサーモスタット８が庫内の温
度を感知して送風機６及び圧縮機（図示せず）を運転−
停止させることによって行なう。

冷蔵室４は送風機６からの冷気をダクト６、コントロー
ルパネル１５を介して冷蔵室４内へと吐出し仕切部２内
の風路２−　ｉｈより冷却器子へと循環させて行なう。

ここでコントロールパネル１６内にはダンパーサーモス
タット９が溝内に収容した保持具１６により保持されて
いる。そして、ダンパーサーモスタンド９の感熱筒９−
ｂが庫内の温度を感知し、ダクト出口部５−　ａからの
冷気量をフラップ９−　ａの開閉により制御して庫内の
温度調節を行なう。

また、ダクト出口部５−　ａの幅Ａはダンパーサーモス
タｙ）９の保持具１６の幅Ｂより十分太きく形成されて
おり、更にダクト出口部下辺には両端に切り欠き１７−
ａを備えだ堰１７が配設されている。ここで堰１７の幅
Ｃはダンパーサーモスタット９の保持具１６の幅Ｂより
太きい。

上記構成において、ダクト５内は運転時に送風機６が冷
気を送り込むため冷却され、更にダクト５＠部には冷却
器７が配設されているだめ、ダクトＳ内は非常に低温と
なる。この後、冷凍室３内が所定の温度以下となり送風
機６が停止する。このとき冷蔵室４内の暖気がコントロ
ールパネル１５を介してダクト６内へと逆流上昇するが
、ここで、冷蔵室４内に水分の多い食品が収納されてい
たり、扉１０の開閉が頻繁であった場合にはこの上昇暖
気は非常に多湿となるためダクト６内で結露する。

そして、この結露水があまり多量となった場合ダクト出
口部５−　ａから冷蔵室４へと流出するがダクト出口部
６−ａには下辺より堰１７が内箱１２により垂設されて
おり、更に堰１７の両端には切り欠き部１７−ａが設け
られているため、この結露水はダクト出口部５−　ａの
両端の切り欠き部１７−ａのみから流出する。

ここで、ダンパーサーモスタット９の保持具１６０幅Ｂ
は、堰１７の幅Ｃより小さく構成されてい１１　　　　
　　　るため、切り欠き部１７−ａより流出した結露水
はダンパーサーモスタット９の保持具１６内へ流入する
こともなく、冷蔵室４内へ排出されダンパーサーモスタ
ット９の本体には流入せず従って凍結も生じない。

発明の効果 以上の説明からも明らかなように本発明は、ダクトの冷
蔵室出口開口部の幅を、ダンパーサーモスタット保持具
の幅より大きく形成するとともに、前記冷蔵室出口部下
辺に堰を設け、且つＡｉｌ記堰の幅が前記ダンパーサー
モスタット保持具の幅より大きな位置で前記堰の両端に
切り欠きを設けたものであるから、流出した結露水はダ
ンパーサーモスタンド本体部へ流入することなく、ダン
パーサーモスタット保持具の両側から庫内へと排出され
るため、別途凍結防止用ヒータを付加することもなく、
また、ダクト断面積増大による消費電力量の増大や冷蔵
庫背面の発汗も引き起こすこともなくダンパーサーモス
タットの動作を保証し、確英な温度調節を行なえる効果
が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実捲例を示すコントロールパネルの
正面図、第２図は第１図の要部構造金儲えた冷蔵庫の断
面図、第３図は第１図のＤ−Ｄ断面図、第４図は従来例
のコントロールパネルの正面図、第５図は第３図の要部
構造を備えた冷蔵庫の断面図である。 ２・・・・・仕切部、３・・・・・・冷凍室、４・・・
・・・冷蔵室、５・・・・・・ダクト、６・・・・・・
送風機、９・・・・・・ダンパーサーモスタット、１７
・・・・・・堰、１了−ａ・・・・・・切り欠き部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷凍室と、冷蔵室と、これら両室を上下に区画形成する
   中仕切部と、前記両室を連通するダクトと、冷気を強制
   対流させるための送風機と、前記ダクトの出口部の下部
   に設けた冷蔵室への冷気量を制御するダンパーサーモス
   タットと、このダンパーサーモスタットの保持具とを備
   え、前記ダクトの冷蔵室出口開口部の幅を、前記ダンパ
   ーサーモスタット保持具の幅より大きく形成するととも
   に、前記冷蔵室出口部下辺に堰を設け、且つ前記堰の幅
   が前記ダンパーサーモスタット保持具の幅より大きな位
   置で前記堰の両端に切欠部を設けたことを特徴とする冷
   蔵庫。